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さて、私の家(日本)は、某成田エキスプレス停車駅から徒歩2分のところにある。一次帰国時には大変便利で助かっている。
今回、久しぶりに利用して驚いたのが、車内放送が、日・英・中・韓の4ヶ国語対応になっていたことだ。実際、経済成長著しい中国や韓国から多くの観光客等が日本を訪れているようであり、それ自体は大変いいことだと思う。
観光立国という言葉が頻繁に聞かれるようにもなったが、経済的な意味だけでなく、多くの国の人たちが日本を訪れてくれて、日本に好感を持ってくれれば大変嬉しいことだ。
それはそれとして、前から思っているのだが、日本の交通機関は、無駄な(不要不急の)車内放送が多すぎる。傘を忘れるなとか席を譲れとかどこで乗り換えろとか携帯電話の使用を控えろとか・・・。
おそらく殆どの日本人の方は慣れてしまって違和感を感じないかも知れないが、日本語が分からない外国人からすれば、不安になることこの上ないのである。
ちなみに、ロンドンの地下鉄に乗っていて車内放送が流れるのは、次の停車駅を知らせる以外では、トラブル等があったときに限定されている。トラブル等は本当に頻繁に発生するのだが、次の駅で降ろされたり、いつの間にか行き先が変わっていたりするので、放送を聞き逃すと大変なことになる。かくなる私も読書に没頭していたりして聞き逃したときに、隣の乗客に「今何て言ったの」と聞いた経験は、1度や2度ではない。
だから、そういうのが常識だと思っている外国人からすると、日本の電車やバスの日本語による車内放送は、不安でしょうがないのだ。おそらく、成田エキスプレスは、4ヶ国語で流す必要(価値)のある放送内容だけに絞るという検討をしたんだと思うが、この際、全ての公共交通機関は、同じような基準で見直しをしてみてはどうかと思う(ついでに言うと、子供の手を引けというエスカレーターの放送なども不要だ)。
まさか、放送がなかったので傘を忘れたとか子供がエスカレーターで躓いたじゃないかと文句を言う人はいまいと思うし、これも所謂、ガラパゴス現象の一つではないかと思うのである。
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