蒼い森に於いて

蒼い森に於いて

をんな




未熟で無知で快楽主義

誰かを無性に妬ましく思う

頭を占めるのは、あの人の気持ちを取り戻すことばかり

一人の夜が いつまで続くのかが怖い

感情豊かなあまり 情緒不安定

あの人の顔を見れば 平穏ではいられない

嫌なシーンばかり 明確に描いてしまう

ああ こんなにも苦しいのなら

あの人の前から 消えてみせようか

何にも知らない方が 幸せだろうか

愚かな生き物  をんな


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