レジャーサービス研究所(東京&上海)

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2004/04/20
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カテゴリ: カテゴリ未分類
この11年間、コンサルでお邪魔していた企業、団体には、
たいてい1人は<出島>みたいな人がいた。

ようするに、外部との交流を積極的に図ろうとする人のこと。

どちらかと言えば、「黒字で困っている…」という所のお手伝いは少ない。
(最近、ある超優良企業のお手伝いをさせて頂くようになったが…)

ほとんどが、「このままではヤバイ!」の傾向にある所である。

けれど、そうした企業や施設は外部から見ると「半鎖国状態」にある、
ことが多い。

なんでもかんでも内製化してコスト削減に走るが、


コストは削減できても、
人を楽しませる技術はどんなに社内を見渡してもあるものではない。
あっても長持ちしない。

「いや自分たちで何とか頑張ります」の掛け声はいいが、
ダメだった時にどのように責任を取るのか?をセットで手を挙げなかれば
ならない。
(政治もそうですね)

経験値からいって、
年間で50万人くらいまでの集客ならなんとかなるかもしれないが、
それ以上になると、お客さんの嗜好を理解した人がいる事自体まれである。

江戸時代のように、実は世界でも最も裕福状態なら話は別だが、


どんどん遅れてしまう。

すでに一周遅れになっているのに気がつかない場合もあるから怖い。

そんな鎖国的風土の中でも、気がつくいている人はいて、
一人出島を作って、必死に外部からの情報を取り入れているのである。

僕の知り合いでは、


<出島運営部長>という肩書きを進呈したくなるような活動である。
こういう人たちがいざ本当にまずい展開になった時に、
「7人のサムライ」をサッと集めてなんとかしてくれる…かもしれない。

日本も出島がなかったら…
どこかの国の植民地になっていたかもしれない。

色んな業者さんが出入りしている企業は活気がある。
最新でユニークな情報が飛び交うからである。

それで意見をぶつけ合ったり事例を教えてもらったり…
そういうのを楽しめるようになればよい。

理想は社内に<サロン>のような溜り場があったら素敵だ。

Iモードの生みの親である松永真理さんは、
ドコモに移るとすぐにこのサロンを作った。

言い換えればIモードはこのサロンが生み出したようなものである。

会議だけに呼びつけておいて、
終了したら「それでは後日の連絡をお待ちしております」
では、楽しいソフトは生まれない。

会議が終わったらタップリ雑談して、
意見をぶつけたり拾ったり…そういう社風があれば
未来は明るい。

「そう言えばこんなのもあるよ…」と
お金では買えないような情報やアイデアが拾えるかもしれない。
サロンを作るのにかかる費用はすぐに回収できるから
心配しなくて良い。

ただし、サロンだけ作ってもダメで、
ちゃんと気さくに「雑談できる」社員が必要なのは言うまでもない。
「忙しいから、私はこれで…」と機会を活かせないようでは
ソフト産業では辛いものがある。

また「議事録は私が…」もいらない。

人気のある施設の特徴を大雑把に言えば、
通っている業者さんも従業員さんもファンになってしまう、ことだ。

これが最大のバロメーターである。

よく従業員や出入り業者を利用して宣伝活動をしてもらおう…
という展開を図るが、うまくいかない。

好きでもない施設を真剣に宣伝する人はいない。

ファンにしてしまえば勝手に宣伝してくれるし、
勝手に遊びに来てくれる。

もちろんお金を払ってお客として来てくれるのだから
こんなにありがたい事はない。
しかも友人知人を連れて…。

…ということで、
最大の宣伝は<雰囲気>や<社風>ということになる。

オフィスにも人が集まるような会社は
やはり人を集める施設運営がうまい。








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Last updated  2004/04/20 06:23:43 PM
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