レジャーサービス研究所(東京&上海)

レジャーサービス研究所(東京&上海)

PR

Profile

レジャ研所長

レジャ研所長

Calendar

Archives

2025/11
2025/10
2025/09
2025/08
2025/07

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

たかが楽天~「あっ… bmjapanさん
春にして君を離れ ぽち.さん
失敗?成功?教師辞… 教師辞めて上海【のむてつ】さん
■Lifenaviの幸せの法… lifenaviさん
Dr.さんだの売れる発… さんださんださん

Comments

背番号のないエース0829 @ デパート 「沖縄りうぼう・SNOOPY」に、上記の内容…
マイコ3703 @ キーワード検索でたどり着きました☆ ブログを見ていると、時間が経つのも忘れ…
山本1998 @ Re:観光産業の緊急課題は外国人の給与改革!(07/18) アフィリで稼いだ楽天キャッシュはどうし…
2004/04/23
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
今日は指導に当たっているスタッフの皆さんから
「カラオケに行こう!」と誘われ、ちょっとだけ顔を出した。

カラオケボックスはあの「ビック・○コー」である。

このカラオケも上海に限らず世界中に広まり<レジャー>の仲間入り
を果たした世紀の大発明である。
もちろん日本発!

しかも「カラオケ」という単語までそのまま輸出してる。

これで世界中で数億人、数十億人の人たちが楽しんでいるのだから、
大変なものである。



これほど国境を越えて受け入れられたものってあるのかな?と。

ノリは日本と全く同じで、
なんと日本語の曲も数百曲用意されている。

歌いだすと、なんだかんだいってもアジアは唄でつながっているな、
と感じる瞬間である。

お互いに知っている唄が結構あって、
中国語と日本語で唄ったりでおもしろかった。

「所長も唄って!」ときたので、
ここはひとつ泣く子も黙る起きて破りの十八番、
<ラブストーリーは突然に>を熱唱する…つもりだった。
(東京ラブストーリーの主題歌)


スタッフの皆さんも最初は手拍子だったけど、
途中で「ヘタだ!」と正直な反応…。

歯に衣着せぬ素敵な仲間たちだった(笑)。

その後、上海家庭料理の店に。

この家庭料理…というのがポイントで、


ここでも特に通訳さんが同席しているわけではないので、
ちょっとしかできない中国語と英語のチャンポン会話。
しかし、これがなんとも笑えて楽しい。

常に笑いが起きる。

結局話していることと言えば、
「スタッフの中で一番好きな女の子は誰?」
「ええー言うのぉ~!」

「所長は僕の好きな人は誰だと思うの?」
「うーん、○○君?」
「ギャー違う違う!」

…などなど、他愛もないことばかりだ。

それと写真が大好き。

皆、本当の彼氏彼女の写真を見せてくれる。
それは手帳に張ってある<プリクラ>とケータイの<壁紙>だから、
これまた日本の文化の影響力は大変なものだなと。

それと<着メロ>も。
彼氏からかかってくる時のメロディが違う。

すっかり定着している。

これらはもうすっかりアジアン文化になっているのだろう。

現地での日系企業進出と活躍うんぬん…の特集記事をよく目にする。
そこには「成功の要因は○○と○○」と、ビジネス用語の中だけで
書かれているものが多い。

そういう視点だけに固定してしまえば確かにそうかなと思うが、
その背景には日本の若い人たちの文化の輸出という膨大な下地があってのこと
である、という視点が抜けている。

その下地が日系企業の仕事のしやすさとなり、
商品への親しみやすさに影響を与えているのである。

もし、これらがなかったら…そうとう大変だろうな、と思う。

90年代の江沢民氏主導の反日教育の徹底も、
ジャパニーズポップスの流入は止める事ができなかった。

日中関係に限らず、世界各国の関わりの中で
こうした文化の部分クローズアップされることはまだまだ少ない。

国家予算の中で最も予算が少ない分野、
または対象外の分野が最も成果をあげているのだから、
お金の使い方の道は大変に深い。

現実の世界では結局のところ、
経済学者でも説明できないような展開がいくつもある。
(後で整理することはできる)

ビジネス書にも、中国で進出のノウハウがたくさんあるが、
単独で成功したものなどはないはず。

最近、人気のある日本流のラーメン屋さんだって、
企業努力だけではとても成功できなかった。
ドラマやマンガ、アニメや雑誌の下地があってこそ、である。
(食べるシーンを散々見て育ったから)

日本の自動車への憧れにしても、
ドラマやマンガの力が大きいことがよくわかった。

これを広告代理店がリサーチすると、そういう結果が抜けてしまう。
CMや広告の手柄になってしまうから恐ろしい。

これからの予算の使い方として、
「CM&広告半分、マンガ&ドラマに半分」になってもおかしくないのに…。

ここから先の話として、
さらに積極的にアジア進出をするには、
こうしたソフト産業とのジョイントが不可欠である。

かつての<四畳半ビジネス>が、今や世界の先頭に踊り出た。
(別に6畳でも8畳でもいいが…)

難しい論点はさておき、結果として、
好きな事をやっていた人々の仕事や作品が世界に受け入れられて、
そのお陰で大企業や日本を助けているのだから、
個人や仲間の力って凄い!

逆に無理してやったものは…!?
苦戦しますね(笑)。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2004/04/25 03:02:21 PM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: