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2003.01.30
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カテゴリ: カテゴリ未分類
RE:ちょっと感動した話しを書きます


みんな絶望的な思い出ギヨメの帰還、救助の進展を見守っている。
そして時が経つにつれ、絶望感がおそってくる。
そのとき、なんとギヨメが自力で生還し、友人たちの前に戻ってきた。

 「実になんとも言えない美しい邂逅だった。ぼくらはみんな泣いていた。そしてぼくらはきみをぼくらの腕の中で圧(お)しつぶした、生きているきみを、蘇生したきみを、きみ自身の奇跡の創造者たるきみを。そのときだ、きみが口をきいたのは、それがきみの聞きとれる最初の言葉だった、それは賞賛すべき人間としての矜持の言葉だった<ぼくは断言する、ぼくがしたことは、どんな動物もなしえなかったはずだ>と。」
(『人間の土地』サン=テグジュペリ著 堀口大學訳 新潮文庫)

「どんな動物もなしなしなかった」
人間でなければ「意味」へ向かうことはない、ということです。「意味」が人の生きる力を発動させる。



扶桑社刊 を昨日買ってつい読んでしまったのですが、この本ほど期待どうりの内容、というか読み始める前に想像したとおりの話しが展開されていた本は珍しい。日本の企業の実態に対する落胆が更に増大してしまった衝撃の本でした。感動はなく、疲労感が残る内容でした。想像どおり、日本の社会はお先真っ暗・・・。

ワクワク系をめざす私としては一言いわなければ、と思ってしまいました。40代50代のおじさんたちは確かに腐っているのも多い。自分が働いている間、会社が持ってくれればいい、確かにこんな気持ちがぼくにもある。これ隠し様もない事実。だから若者に見透かされていることもわかる。

若者自体がしらけている。というかなぜその仕事をしなければならないか、という意味がわかっていない。説明されていない。実は説明できる上司がいないというのが本当の問題かもしれない。

意味のない行為を続けていると、人は自分にとっての「意味」を失うそうです。それは強い「不快」に結びつき、精神健康度が低下していく。それが絶望的な「能力のないやつ、やるきのないやつ」を生み出している。

特にエリート面をして、高給をとっていた企業が悲惨な状況になっている。そんな牢獄に前途のある若者を縛り付ける損失はバブル後の10年に失った富よりもよほど大きいものになるかもしれない。

『例え名前の通った大企業でも、今のところはまだ人並み以上の給料を与えられていても、社員は疲れきっている。はっきり言ってしまえば、こうした不採算企業には延命策だど施さず、ささとつぶすべきではないだろうか。そうすれば20代、30代の、これからさらにスキルを積める可能性のある人は自然とどこかへ流れていく。何もマクロ経済のことを考えて「つぶすべきだ」と言っているのではない。おそらく彼らにとってもそのほうが幸せなのではないかと思うからだ。』という村上龍さんの言葉。

自分がもう先のない中年でなかったら、うんその通りだと、拍手したかもしれない。でもじゃあ中年はどうするの。厳しいよね、意味のない仕事のために、無能になっちゃったんだから。でもそれは自業自得かもしれない。

人間は生きる意味、働く意味を見つければ、そしてミッションを見つけ出せば再生することができる。ワクワクして働くと大変身できる。能力のある、魅力のある中年になれる。そう思って前向きに生きるしかないと強く感じさせられたインパクトのある本でした。
2003/01/30 23:29:33

ちょっと感動した話しを書きます
 もえる集団、組織を作る勉強の中で知った話しです。小阪先生の本で学びました。


人にとって「意味」というものは不可欠なもの。「生きる意味」に向かう人間の力。地獄のような環境で「明日は自分たちがガス室行きか」とおびえる毎日の中で、どういう人が生き長らえたか。

それは「生きる意味」を失わなかった人だそうです。ある囚人が自殺を決意したときフランクルはこう問い掛けた。「人生のほうはまだあなたに対する期待を決して捨てていないはずです。貴方を必要とする何か、あなたを必要としている誰かが必ずいるはずです。そしてその誰かはあなたに発見されるのを待っているのです」
二人は自殺を思いとどまった。ひとりは外国で待っている愛する子供に気づき、ひとり(科学者)はあるテーマの著作シリーズを完成させていない事に気がついた。そして生きる力を得た。「人間は意味を求める存在」そして「意味があるということが、人間の生きる力を発動させる」。

「星の王子さま」の著者、サン・テグジュペリの著作、「人間の土地」の中にあるお話し。彼の親友アンリ・ギヨメが冬の雪山に遭難。雪山遭難救助のプロをして「絶対に生きては帰れない」という状況の中で、ギヨメは自力で生還。

ギヨメは遭難中もう自分は何度も死んでいいと思った。しかし自分が生きるために歩きつづけていることを信じて待っている君たちのために、死ぬことはできなかった、と語っているそうです。自分はきつい。手足は凍傷でやられるし、もう死んだほうがマシ。「もういい、ここで死のう」と思ったときに妻や自分の帰りを信じて待っている君たちの顔が浮かんだ、君たちのために僕は死ねなかった。という実話です。「意味」が人の生きる力を発動させるということです。



2003/01/30 6:31:07





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Last updated  2003.01.30 23:29:33


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