PR
Keyword Search
New!
kaitenetさん
New!
征野三朗さん
slowlysheepさんComments
Freepage List
Category
Calendar
先週は株価はそんなに上がりそうもないけれど配当利回りが5%に近い資産リッチの低PERかつ低PBRの電響社をご紹介しました。9月21日の終値410円で計算した予想PERは7.2倍程度、PBR0.26倍。自己資本比率72%程度。時価総額52億円程度の銘柄でした。
『生涯パートナー銘柄の研究』で研究銘柄として取り上げるにはちょっと指標的な割安感が少ないように感じるという印象を持っていました。株価が買った途端に直ぐ上がるような期待値が低いけれど、ガッチリ配当などのインカム・ゲインを稼ぐのを好む私のようにサラリーマンを卒業し、安定したお給料などの収入を持たない、定年後の投資家のような安定収入を確保したい投資家向けだと考えてのご紹介したものです。
では『生涯パートナー銘柄の研究』ではどのような銘柄を最近ご紹介しているかを本日は話題として取り上げたいと思います。持っている資産などの割安さ、リーマンショックのような経済的なショックが起こっても、しっかりと安定収入を稼げる副業などを持っている企業。日本で大きなトップクラスのシェアを持つ事業を行っている企業。このような企業を選びたいと考えています。
電響社の仕事は多くの競合企業があるので、残念ながら私には配当利回りの高さと財務内容の良さを除き、電響社の強さを際立たせるようなセールスポイントを探すことが出来ませんでした。もちろんこれだけでも投資対象になり、私は電響社を準主力銘柄としてポートフォリオに加えることに決めました。私には配当収入がとても大事だからです。しかし研究銘柄にする対象企業は、配当利回りよりも事業の競争力や、経済環境悪化時でも利益を出せる高い収益力など強いビジネス・モデルを持っている点を重視するようにしています。
事業の分析などはご自分で確認していただくことにして、9月14日の研究銘柄とした銘柄を、今回はご紹介しておこうと思います。
銘柄名は東北特殊鋼です。大同特殊鋼の持分法適用会社で、本業は製造業ですが、仙台の工場跡地にショッピングモールを建設し、不動産賃貸収入という安定収入を稼いでいます。
リーマンショック後にも本業の業績は落ちたために一時的に、営業利益の内訳では副業のほうの利益が60%と高くなりました。この安定した賃貸不動産事業の売上高21.6億円、営業利益9.1億円がしっかりと業績を下支えしています。過去の一株利益の状況を見ると、収益力の高さが分かります。
有価証券報告書に開示された不動産賃貸事業の収益( 売上高は前連結会計年度比38百万円減の2,164百万円、営業利益913百万円。)
2000年3月期103.5円→74.04円→70.03円→105.79円→143.84円→143.84円→171.13円→211.70円→236.98円→192.40円→(2010年3月期)119.38円→(2011年3月期会社予想)172.65円
財務内容も抜群で、2010年3月期から有価証券報告書などで開示されるようになった賃貸不動産の時価と簿価の差額が大きいです。2010年3月期の有価証券報告書に開示された賃貸不動産の時価は216.9億円です。簿価は68.1億円。含み益は148.8億円です。配当権利落ち後の本日(9月28日)の株価865円で計算した時価総額はたった65億円程度しかありません。
バランス・シートの内訳を見れば割安度が分かります。具体的なバランス・シートの中身は以下のような内容です。賃貸不動産の時価は反映させました。
土地22.5億円+建物等68.5億円+設備等11.8億円+賃貸不動産の含み益148.8億円+その他の資産6.5億円=280.6億円
予想PER5.0倍、PBRは0.49倍です。自己資本比率は65.1%です。収益力の高さと、本業の回復による増益率の高さが魅力的だと考えて研究銘柄とすることにしました。配当利回りは電響社のほうがずっと高いです。
こんな銘柄ばかり見つかると楽ですが、また以下のような銘柄を見つけることができました。今後の研究銘柄にしようかと調査中です。
株価が707円で、2011年3月期の予想一株利益が189.01円です。一株純資産は1940.85円です。指標的には東北特殊鋼よりも、割安かもしれません。しかし安定した副業は持っていない企業です^^;