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隠れた自家発電銘柄として、自家発電機を設置するとき、必ず工事を請け負うであろう電気工事業者の株を買って、痛い目に遭っているわけですが、もう一つ従来から3年以上も持ち続けたり、ランクアップ優待新設に目柄眩んで買い戻し、痛い目に当ているリース業も自家発電関連銘柄であることに気がつきました。
自家発電機を取り扱うメーカーは、それなりにありますが、大手のリース業は発電機メーカーよりは業績がよく、高配当で大手のメガバンク系が多いので資金調達不安は、いまのところありません。
日本中に電力不足が伝播し、自家発電により電力会社の節電要請をカバーする企業が増えてきています。太陽光発電を設置するより、安定的な電気が得られます。
そして、多くの企業がリースを利用してくると想像しています。芙蓉総合リースなどのIRに聞いたのですが、阪神大震災の時には、震災による不良債権の発生は微々たるものだったと聞きました。
今期のリース業の業績予想も大きく減益になる予想をしているリース会社は多くなく、芙蓉総合リースのように前期に比べ増益予想の企業もあります。
http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr1/tdnetg3/20110512/6u0bo5/140120110425000661.pdf
流石にリース会社各社の株価も下げ渋りだしているように感じます。ただ業績より日経平均に連動して動くことが多いので、買い増すつもりはいまのところありませんが、すでに投資しているものを売る必要も無いと思います^^;
やはり東電ショックが大きくて原発のような大きすぎるリスクを負った事業を展開していると、想像できなかったダメージを受けて株価が10分の一以下になるようなことを体験した投資家が多いと思います。
いくらストック型ビジネスモデルの企業で、業績が安定していて、配当もそれなりに良いと思っても、集中投資をするのは危険極まりないということが、今回も身に染みて感じた投資家が多いと思います。
イギリスのBPもメキシコ湾での採掘事故で多額の損失を蒙りました。東電のように解体する瀬戸際までは追い込まれていませんが、いくら大企業でも集中投資は危険です。
ポンポン花火のようにテーマ性のある小型株の打ち上げ花火は続いて、そのような打ち上げ花火を事前に掴んでピークで利喰しないと儲からないような状況も続いていますが、太陽光発電銘柄で低PERかつ低PBR銘柄の東証第一部の企業でも、むしろ下げている銘柄もあるので、大口が買ってくる小型のテーマ株探しに動いて苦労して、カスを掴んでしまうよりも、少し長い目で見て着実に業績が上がっていると思われる資産リッチのバリュー株で、前期比増益予想なのに株価が下げ続け高配当になっている財閥系総合商社やメーカーなどの銘柄の調査もしっかり行なって、ポートフォリオに迎え入れていきたいと思います^^;