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私は株価というのは企業の『本質的な価値』に投資家の需給という光がさしてできた『影』だと考えています。
影は光が強くさす(=需要が供給より大きくなる)と大きくなります。ですから株価はその企業に投資しようという投資家の資金の総和(=需要)と、その株を売りたいという投資家の資金の総和(=供給)より大きくなる、すなわち光が強い状態になれば、あたりまえのことですが影(=株価)は大きくなります。
短期投資とくにデイトレードや数日間の短期投資のスタイルは業績上方修正により影がドカンと大きくなる瞬間を狙う投資が主体になり、影を狩る狩人のような投資なので、センスもいるし、経験の積み重ねが必要です。
もう少し長めの 1
から2か月くらいの短期投資も需給で株価が大きくなる(=影が大きくなる)ことを主眼に大きくなった影を狩りとる投資です。やはりセンスと経験が大事です。
私のやっている中長期の時間軸の投資は、すでにその企業が過去の利益の蓄積で誰の目にも見える形でバランス・シートなどに蓄積された、現実社会で価値があると認められている、現・預金や投資有価証券(=ただし株は乱高下しますが・・)、土地(=特に含み益が大きい賃貸不動産や自社使用の土地⇒いざとなれば売ることもできるし、金融機関の担保に提供して借入を行うことも可能です)を重視している投資です。誰でも有価証券報告書をよく見れば分かることなのでセンスはあまりいりません。
誰の目にも見えている資産は企業の価値の一部にすぎませんが、その一部の資産より影(=株価)が小さくなった時に投資するスタイルです。つまり実体として、存在する価値を確認した投資です。
株価は光(=需要)を隠す雲(=たとえばトランプ大統領の過激な発言などの不安)がでると光が遮られて、影が小さくなります。影を狩る狩人は影が小さいので狩りを休みます。
企業の実体を確認して投資するスタイルは、真夜中に停電が起こり東京スカイツリーや東京湾アクアライン、レインボーブリッジなどが肉眼で見えなくても、実際には存在しているように、『企業の本質的価値』は確かに存在しているとういうスタンスで投資しています。
雲(=不安)が分厚く、長く居座れば、光(=投資家の需要)が射してこないので影(=株価)は大きくなりません。ただ雲(=不安)の裏には臆病ながら買い気が山のように大きな需要(=太陽)が存在している限り、雲(=トランプ大統領の発言から起きる経済戦争の不安など)が投資家の前から薄くなり、光がさすようになれば、影(=株価)は大きく戻ります。
企業がすでに持っている価値(=私は主に資産価値が見えやすいので重視しています。でも収益を生み出すバランス・シートでは見えない特許や、すでに売れまくっている特許や製造ノウハウに守られたシェアの高い商品群も企業の価値の大きな一部です。)は、暗闇で見えなくなった東京スカイツリーや東京湾アクアライン、レインボーブリッジが朝になり光がもどると、肉眼で見えてくるように、雲(=不安)が消えて光が射せば見えると考えて、ガチでホールドをするスタイルです。
センスではなく、度胸があれば誰にでもできる投資です。度胸もやはり経験で培われるので、経験は必要だとは思います。センスは影を狩る狩人よりは必要ではありません。
株価が下げても資産株の資産は確実にあるので持ち続ける度胸があれば大丈夫です。ただ兎に角、出来るだけ安く買うことと、リバウンドを確認出来てからかうことが成績を良くします。
買う時を待つ我慢も度胸以上に大事だと思っています (o^ ― ^o) ニコ