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渡島総合振興局地域政策課ラスカルです。
先日、函館市内で 「縄文音楽フォーラム」
が開催されましたので、
その模様をリポートします。
ご存じの方も多いと思いますが、北海道と北東北にまたがる18の縄文遺跡は、
世界的に見ても普遍的な価値を持っていることから
「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」
として、
世界遺産登録を目指しています。
また、渡島総合振興局では、
地域の財産である縄文の価値を未来に継承していくため、
縄文が持つ価値・魅力の発信の向上を図るなど、
縄文を生かした地域づくり
を
推進しており、
函館西高校の有志で作る「ウエストヒルズプロジェクト」が企画した
今回の「縄文音楽フォーラム」について後援しています。
函館山のふもとにある函館市公民館が会場です。
オープニングでは、西校書道部による躍動感あふれる書が披露されました。
第1部のフォーラムでは、函館市在住の声楽家徳永ふさ子さんから、
縄文時代の楽器である 「石笛」
の音色や、
当時に使われていたと考えられる音階が披露され、
これが現代の音楽にも通じていることなどが紹介されました。
第2部の「縄文音楽コンサート」では、手作りの 縄文太鼓
や 土笛
など
を使用し、
ジャズピアニストの寺下誠さんや西高吹奏楽局員らも参加して、
縄文楽器とジャズが見事に融合
しました。
単なる楽器としてだけではなく、
祭器の一種(祭の時に神を呼ぶ時吹く)として使用されていたという説もあり、
澄んだ神秘的な音が印象的でした。
またこのイベントは、
高校生など若い世代へ縄文文化の認知が進むとともに、
ジャズを通じて、これまで縄文に興味のなかった
地域住民への普及啓発も行われた、
大変有意義なフォーラムだったと思いました。
※渡島総合振興局ホームページでは、
「渡島の縄文」
として、
渡島総合振興局や地域の取り組み等を紹介しています。
体験イベント
や イベントラリー
など様々な行事も行っていますので、
是非ご覧ください。
http://www.oshima.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kks/jomon.htm
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