全国の名物研究所

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2006.03.18
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 立派なうどですが、別にうどの大木のような旦那を揶揄したわけではありませんから

 毎年、これが届くと「あ~、春だなぁ!」って思いますね。
 白うどは武蔵野あたりの特産品で、室といわれる地下のトンネルみたいなところで作られんですよね~。大変手間がかかっています。
 てんぷらやきんぴらにすると美味しいですよ。お試しください。

 さて、埼玉の続きです。

 埼玉県の味覚は同じ関東でもちょっと違うらしいんです。野瀬泰申著の『全日本食の方言地図』(日経新聞社刊)なんか読むと、統計的に埼玉だけが他の都県とは好みが違うことがあるようです。

 これは、埼玉県は首都圏でも特にいろいろな地方の出身者が多く住むために違うんではないか? みたいな意見があったりしますが、それは千葉県も神奈川県も東京都だって似たりよったりです。そんなに違いはないはずです。

 では、なぜゆえに?



 埼玉県の名物に、草加せんべい、五家宝(円筒形のおこしのような菓子)、それにうどんがあります。
 せんべいと五家宝は米、うどんは小麦。どっちも土地が肥沃でないと採れません。

 関東地方はうどんよりそばというイメージが強いでしょう。それはなぜかというともともと小麦が採れる豊かな土地が少なく、その代わりにやせた土地でも栽培できるそばが主流になったためだとお思います。

 ところが埼玉だけは関東では珍しいうどん文化圏なんです。加須市のうどんは有名ですが、加須に限らず埼玉はどこでもうどんが根付いています。祭りなどの晴れの食膳にも、祝い事や法事など親戚縁者が集まるときもうどんが登場します。何でもかんでもうどん。とにかくうどんが幅を利かせているのが埼玉県なのです。

 このうどん文化、小麦文化、そして肥沃な土地が、関東では突出した味覚のベースにあるんではないかって私は思います。前回、埼玉を首都圏の畑と称しましたが、本来は穀倉地帯だったんです。

 そして、関東の真っ黒いうどんのつゆは有名ですが、埼玉の一般家庭では鳥や豚でだしをとった醤油ベースの温かいつけ汁にほうれん草のおひたしと冷たいうどんをつけて食べるんです。夏はゴマと砂糖をすり鉢ですって確か醤油とシソ(ミョウガも?)を加えた冷や汁で冷や麦やうどんを食べます。
 私の母親は埼玉県の出身なので子どもの頃からうどんといえばこの食べ方が主流でした。だから、これが世の中どこでも同じだと思っていました。

 ところがそれはどうやら埼玉独特の食べ方だったみたいですね。埼玉出身のうちのカミさんも同じだったようですが(笑)。でも、埼玉ではそれが常識なんですよ。

 埼玉がどうしてそのような味付けでうどんを食べるかまではわかりませんが、どうもそのせいか、関東風の濃いつゆのうどんよりも関西風の味付けを好む埼玉県人が身の回りには多いような気がします。

 東京で「うわ~、なんだこのうどんのつゆは!」って思っている関西人の方、一度埼玉の一般家庭のうどんを食べてみてはいかがでしょうか?(お店に出ていないかも)

【そのほかの埼玉名物】



 今日は夕方から、岐阜県白川郷へ行ってきます。仕事(取材)なんですぅ。しかも日帰りです!
 明日は石川県の白峰で仕事です。あ~あ、休みなしだぁ。





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最終更新日  2006.03.18 14:43:28
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