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御無沙汰しております。liquidfire管理人です。 もう覚えてる方がいらっしゃるかどうかも怪しいですが。 諸般の事情により、ネットの海に埋没していたこのブログを再び引き上げました。 今後は過去記事の整理を粛々と進める感じになります。 このブログがネットの海に沈んでより今日に至るまで、人間関係も環境も何もかもが変わりました。 ただ、後悔はありません。今はそれなりに幸せに生きています。 過去記事の整理が済んだらこのブログをどうするか…追々決めたいと思います。 一先ず御報告まで。
2020.07.17
(Ailurarctos)事実上、このブログで公表する最後の古代生物イラストになります。最後の古代生物イラストはワタクシにとってある意味象徴的な「パンダ(ジャイアントパンダ)」の仲間を紹介しましょう。この絶滅した古代の動物は、知られている限り最古のパンダです。パンダは熊の仲間ですが、熊としては極めて原始的な種類で、寧ろ「熊の仲間と共通の祖先を持つ進化の傍系」とでも言うべき存在です。この初期のパンダは身体も小さく(現生のパンダが体重150キログラムにも及ぶ巨漢であるのに対し、その半分以下だったと推測される)、雑食の傾向が強かったと見られていますが、やがて進化の過程で竹ばかりを食べる習性に傾き、現在のパンダへと繋がっていったと思われます(大型の類人猿など生態的地位に措いて競合する相手が増えた事も無関係ではないと思われる)。
2008.05.28
長らくご愛顧を頂きました当ブログですが、今月末で全ての更新を停止する運びとなりました。閉鎖はせずログは当面このままにして置く予定です。思えば楽天ブログに腰を据えて5年強、色々な事がありました。最後の半年は私的事情に拠り殆ど独り善がりの運営となりましたが、それでも多くの方に閲覧して頂き、心より感謝しております。尚、この件について何かお話がある方は、メールフォームよりメッセージをお願い致します。また、悪質なスパムメッセージ急増の為、掲示板と日記コメント機能を停止していますので、予めご了承ください。
2008.05.25
(Glaucodon)絶滅した古代の肉食動物。腹部にある「育児嚢」(いくじのう)で子育てする哺乳類、即ち「有袋類」の一種で、現在はタスマニアに僅かに棲息するタスマニアデヴィル(フクロクズリ)の祖形動物だと言われています。原産地はオーストラリア。
2008.05.21
(Ictitherium)絶滅した古代の肉食動物。知られている限り、最も古いハイエナの仲間だと言われています。ハイエナはイヌに似た外見をしていますが、寧ろ遺伝学的にはジャコウネコやマングースに近い仲間です。このイクティテリウムは、ジャコウネコから分岐してハイエナに進化する過渡期にある生き物だと推測されています。
2008.05.20
(Pteranodon)恐竜時代に空の生態系の主力を占めていた「翼竜」(よくりゅう)の一種です。恐竜映画のみならず、怪獣映画やRPGのモンスターのモデルにもなっている生き物なので、ご存知の方も多いでしょう。身体の割に巨大な翼を持ち、上昇気流を捕らえてグライダーの如く空を飛びました。頭のトサカは種によって形状が異なり、個体識別やディスプレイに役立ったと推測されています。海の表層に居る魚やイカを捕食していました。
2008.05.19
(Stephanorhinus)絶滅した古代のサイ。ヨーロッパで栄え、後にアジアに進出したサイの仲間で、現在スマトラ島に少数が生き残っているスマトラサイに近縁だと言われています。アジア系のサイ(通常は1本しかツノが無いか、2本ツノがあっても一方が極めて痕跡的)ですが、ステファノリヌスは鼻先に2本の発達したツノがあります。木の葉を食べる動物でした。「メルク」は発見者の友人の名に因むモノだと言われています。
2008.05.18
(Pseudaelirus)絶滅した古代の肉食動物。現存するネコ類の系統に位置する動物としては最古の種です。複数の種類があり、最大の種ではピューマ位のサイズでした。初期のシューダエルルスは四肢の構造から樹上生活の傾向が強かったと見られ、時代が下り、草原が拡大するにつれて地上生活に適応したタイプが進化しました。原産地は北アメリカ。*************************学名の日本語表記は英語圏での読みとラテン語読みを併記しています。「Ps~」で始まるラテン語表記には、しばしば“p”を発音しない単語が存在しますが、この動物の学名に用いられている単語“Pseud”(「偽者」を意味する言葉)もそのひとつで、英語読みだと「シュード」と発音する事に拠ります(同様の発音をする単語に、恐竜時代の飛翔爬虫類プテラノドンがあります。英語圏での読み方は“テラノドン”、因みにつづりはPteranodon)。
2008.05.18
(Anancus)絶滅した古代のゾウ。ユーラシアの森林地帯に広く棲息していた古代ゾウです。3メートルにも達する、湾曲の少ない長大な牙(これが“カーブしない”と言う意味の学名の由来)と、木の葉を食べる事に適応した凹凸の激しい歯を持っていました。大きさは現代のアジアゾウ位ありますが、四肢はアジアゾウに比べるとやや短めで、ずんぐりとした体型をしています。
2008.05.17
(Nesodon)絶滅した古代の植物食動物。原産地は南アメリカ。先に紹介したトキソドンに近縁で、トキソドンの直系の祖形動物と考えられています。クマほどの大きさの頑丈な身体と、それに相反するような貧弱な四肢、体に比べて大きな頭が特徴です。大きな頭には頑丈な顎と、硬い草を咀嚼する為の発達した歯がありました。
2008.05.16
(Gobiatherium)絶滅した古代の植物食動物。先の日記で紹介したウインタテリウムの近縁種です。頭骨にはウインタテリウムに見られる牙状の犬歯と骨質のツノは無く、高さの割りに長くて鼻先が非常に膨らんでいます。この膨らんだ鼻の骨は、サイのツノのようにケラチン質で出来た化石に残らないツノを支える土台だった可能性があります。水辺の柔らかい植物が主食でした。原産地はモンゴル。
2008.05.15
ブルーバック(Blue Buck)は嘗て南アフリカのサヴァンナに棲息していたウシ科の哺乳類です。美しい青灰色の毛並みと大きく発達したツノを持つ優美な動物で、その毛皮の色から「青いシカ」を意味する名前がつけられました(Buckはアフリカーンス、即ちオランダ系アフリカ人の言葉でシカ類全般を指す言葉)。元々棲息域は然程広くなく、それほど数の多い動物ではありませんでしたが、美しい毛皮や立派なツノを持つ動物の常と言うものなのでしょうか。過剰な狩猟圧に晒されてたちまち数が減り、元々の棲息地域は片っ端から開発されて住処をも失い、1799~1800年に殺された個体を最後に生きた姿が見られなくなりました。一部の研究者によると、1800年代以降、アフリカ各地に大規模な国立自然保護区が創設されるようになった切っ掛けのひとつは、このブルーバックの絶滅だったとも言います。
2008.05.14
(Kubanochoerus)絶滅した古代の雑食動物。現生のイノシシの仲間です。最大の特徴は額に骨で出来た太いツノがあった事。このツノはメスを巡るオス同士の闘いの折、頭突きの武器として用いられたと推測されています。イノシシとしては極めて大きな種類で、最大のモノでは頭骨の長さが70センチ近くもありました。習性は現存するイノシシと大差なかっただろうと思われます。
2008.05.13
Giant Moa(Dinornis maximus)絶滅した古代の鳥類。現生のダチョウに近い仲間ですが、もっと大きな体を持っており、身長3.6メートル、推定体重は250キログラムに達します。嘗て絶海の孤島だったニュージーランドにて、様々に分化して栄えた地上性鳥類、所謂「モア」の中でも最も大きな種類でした。絶滅したのは地質学的にはつい最近の事、7~800年前まで生存していたと言われています。絶滅の原因はニュージーランドに人類(マオリ族、及びそれ以前の先住民族)が移住し、狩りの獲物としてすっかり捕り尽してしまった為です。植物食のおとなしい鳥類だったと言われています。モアの仲間にはこの種の他に20数種類もの仲間がおり、ヒトの背丈ほどの中型種や、シチメンチョウ位の大きさの小型種も居ました。
2008.05.12
(Nothrotherium)絶滅した古代の植物食動物。太古の南アメリカに数多く棲息していた、地上性のオオナマケモノの一種です。オオナマケモノの仲間は海岸線の後退で北米と南米が陸続きになった時、その陸橋を渡って本来の棲息地・南米から北米に進出しましたが、ノスロテリウムはそうした「南からの移住者」のひとつとされています。骨だけでなく、毛皮の残存物や排泄物の化石(半化石と呼んでも良い位の良好な保存状態だった)も見つかっており、オオナマケモノ類の生態復元・研究の一助となっています。
2008.05.11
「百獣随想」に『サンコウチョウ』を追加しました。
2008.05.10
(Scelidotherium)絶滅した古代の植物食動物。太古の南アメリカに数多く棲息していた、地上性のオオナマケモノの一種です。大きさはウシくらいで、オオナマケモノ類としては珍しく比較的軽量級の体つきでした。顔がウマのように長いのも特徴です。
2008.05.10
(Patriofelis)絶滅した古代の肉食動物。哺乳類繁栄の黎明期に措いて比較的最初に大型化した肉食動物で、小型のクマ位の大きさがありました。ネコ科の動物に似ていますが類縁が異なり、現在では子孫が生き残っていない動物です。
2008.05.09
「百獣随想」に『ジャコウジカ』を追加しました。
2008.05.08
(Thomashuxleya)絶滅した古代の植物食動物。原産地は南アメリカ。独自の生態系を保持していた太古の南米大陸に措いて、イノシシの生態的地位にあったと思われる原始的な動物です。豪奢な雰囲気の学名は、ダーウィニズム(進化論者チャールズ・ダーウィンの提唱する進化論の俗称)最大の理解者であり、「ダーウィンの番犬」の異名を取ったイギリスの科学者トマス・ハクスリーへの献名です。
2008.05.07
(Mesonychus)絶滅した古代の肉食動物。見かけはイヌの仲間に似ていますが、原始的な有蹄類から独自に進化した、現在では子孫が生き残っていない系統です。四肢の指には現在の肉食動物のようなカギツメではなく、蹄がついていました。頭骨と歯の特徴から、嘗てはクジラの祖形動物だと考えられた事もありました(現在ではメソニクス類からクジラが進化したのではなく、メソニクス類とクジラは同じ祖形的有蹄類から別々に進化したのだと言う考えが一般的)。
2008.05.06
(Psittacotherium)絶滅した古代の植物食動物。先の日記で紹介したスティリノドンの近縁種で、太いツメや分厚い下顎、目立つ乱杭歯…などスティリノドンと共通する特徴を備え持ち、恐らく生態も似たようなモノだったと思われます。この絵は、外敵に対し威嚇の姿勢を取る様子を表現して見ました。
2008.05.05
(Tillotherium)絶滅した古代の植物食動物。今は子孫が現存していない系統の動物で、クマほどもある大きな身体と長い尾、齧歯類のそれのように一生涯伸び続ける門歯を持っていました。木の根や地下茎を食べる動物だったと推測されています。日本の熊本県でもごく最近、この動物に近い仲間の化石が発見され、熊本県の古い名前に因んでヒゴテリウム(Higotherium)と命名されました。
2008.05.04
(Merychippus)絶滅した古代のウマ。進化黎明期のウマ類は森林に棲み、木の葉を食べる動物でしたが、このメリキップスは草原に進出し、イネ科の禾本性植物を常食にするようになった最初のウマだと考えられています。四肢の指の数は3本でしたが、既に真ん中の1本(人間で言うところの中指に当る)が大きくなっていました。体躯も大きくなり、現在のポニーくらいになりました。因みに、学名に「反芻する」と在りますが、ウマの類は所謂反芻は行いません。ウマは一般に極めて発達した歯と盲腸を持ち、よく噛んで食べた草を盲腸に蓄えて醗酵させ、消化吸収します。メリキップスも程度に差はあれ、同じ方法を取っていた事でしょう。
2008.05.03
(Ptilodus)絶滅した古代の植物食動物。恐竜が絶滅して間もない頃に、今のリスの生態的地位にあった動物です。モノに巻きつける事が出来る長い尾と、モノを掴む事に適応した短く力強い四肢、そして鑿のように発達した歯を持っていました。恐らく樹上性の緩慢な動物で、硬い木の実を食べる事に適応していたものと思われます。
2008.05.02
Scimitor-toothed Cat(Homotherium)絶滅した古代の肉食動物。所謂「剣歯虎」の一種で、先に紹介したディノフェリスと同じく、薄く、エッジの鋭い刃のような牙を持っていました。英語圏での通称はこの牙をシミター(曲剣)になぞらえた命名です。全体的に重々しい作りの体つきで、頭の骨は高さに対しての長さが他のネコ類よりも長めに為っており、後脚は不完全な爪先立ちを呈し、その為下半身がやや傾斜していました。生前の姿はネコ類と言うよりもハイエナに近い感じだったようです。化石による証拠から、当時多かった古代ゾウをほぼ日常的に獲物にしていたらしき事が推測されています。
2008.05.01
相互リンク仲間のくろすけ様の日記でのひと言に触発され、久し振りに描きました。
2008.04.30
(Dinofelis)絶滅した古代の肉食動物。所謂「剣歯虎」の一種です。このディノフェリスは他の剣歯虎よりも薄くエッジの鋭い牙を持つのが特徴です。英語圏での呼び名はこの牙に因むモノで、スコットランド古語で短剣を意味する語“Dirk”(因みに英語だとDagger)になぞらえた命名です。大きさは現生のヒョウ位でしたがかなり獰猛な生き物だったらしく、当時のヒト(この大型ネコが生きていた時代、ヒトは所謂“猿人”の段階だった)を頻繁に襲って捕食していたらしき物的証拠が幾つか見つかっています。
2008.04.29
(Adinotherium)絶滅した古代の植物食動物。原産地は南アメリカ。先に紹介したトキソドンの近縁種です。体はトキソドンよりも小さく(トキソドンがカバくらいもある巨体の持ち主だったのに対し、アディノテリウムはヒツジよりやや大きめ位)、体つきはやや華奢で、動きはより素早かったと見られます。最大の特徴は額に短く先の鈍いツノ状の突出部があった事です(用途は不明)。水辺の柔らかい植物を食べて生きていました。
2008.04.28
(Stegodon)絶滅した古代のゾウ。巨大な体躯を持つ旧いゾウの分類群で、多数の種が知られている事から、少なくとも一時期はかなり栄えた種類だと考えられています。現在のゾウは伸びる方向に対して内側に牙がカーブしますが、ステゴドンの牙は一般に外側に向かってカーブします。種に拠ってはこの牙が太く、間隔が狭まっているモノがあり、極端な種では2本の牙が1本に見えるほど密着して、鼻を通す余地が無いほどになっていました。歯の構造から、木の葉を主に食べる動物だったと考えられています。
2008.04.27
(Anatochoerus)絶滅した古代の植物食動物。原産地は南アメリカ。現存するカピバラの近縁種ですが、より大きな体を持っていました。現生種のカピバラは丸みを帯びた厚い鼻面を持っていますが、アナトコエルスの鼻面は全体的にやや平たい形状になっていました(“アヒルブタ”を意味する学名は、この平たい鼻面の部分がアヒルの嘴を連想させる事に由来)。現生種と同じく水辺を生活の場とし、草を食べて生きていました。
2008.04.26
(Teleoceras)絶滅した古代の植物食動物。サイの仲間ですが、四肢が短く胴が長めで、カバそっくりな姿をしています。その体型から水辺に棲息し、一日の大半を水の中で過ごす動物だったと考えられています。陸の上の捕食者を心配する気遣いが無い為か、鼻面にあるツノはかなり短くなっていました。
2008.04.25
(Pachycephalosaurus)絶滅した古代の恐竜。日本語では「石頭竜」(“いしあたまりゅう”)、英語圏では「ボーンヘッド」(骨の頭)とも呼ばれる植物食恐竜(雑食性との説もあり)です。その名の通り、骨の厚さが実に30センチもある(因みに頭の骨の全長は50~60センチ程度)分厚い頭骨を持っていました。この石頭の用途については未だに決定的な学説は出ていませんが、装飾にしては物々しい適応から一般には捕食者に対する武器だったと考えられています。*************************最近古代哺乳類に関しては聊かネタ切れ気味なる為、普段はあまり描かない恐竜の絵を数点描いている次第です。こんな時ほど日本の古代生物に関する資料不足を嘆きたくなる事は御座いません(微苦笑)さぁて、明日は何を描いてアップしようかな…。
2008.04.24
今、巷で流行っているボーカロイドのお嬢さんを描いてみました。衣装が凝ってるのでなかなか難しかったです。ネギトンファーはちょっとした思いつき(微苦笑)
2008.04.23
(Ankylosaurus)絶滅した古代の恐竜。所謂「鎧竜」(“がいりゅう”若しくは“よろいりゅう”と読む)と呼ばれる植物食の恐竜です。皮膚の角質が骨の様に硬くなって形成された「皮骨板」と言う天然の鎧で身を包み、尾の先端には硬いハンマー状の骨を持っています。執拗に彼を獲物と付け狙った肉食恐竜は、尾のハンマーで嫌と言うほど叩きのめされた事でしょう。
2008.04.23
実家に電話する度に話が望まぬ方向に脱線し「嗚呼、あんな事喋るんじゃなかった」とアタマを抱える自分がいる…。あ、喧嘩とかそう言うのじゃないス。
2008.04.22
明日は久々の火曜日休みなので、本八幡の図書館にでも行こうかと思ってます。近隣の、自転車で行ける範囲内の図書館には、もう自分が読むジャンルで未読の本が無くなりました。何処もかしこも規模はでかいのにジャンルが偏りすぎ。本八幡の図書館は市川市最大の図書館らしいので、ひょっとしたら未読の本がまだ眠ってるかも?無ければ無いで、たまの遠出だから気晴らしぐらいにはなるでしょう、きっと。*************************ワタクシが間借りしているマンション、近々TVがアンテナ受信からケーブル回線になるらしい。万歳!*************************ここで提供されているBBSに書き込むと百発百中で弾かれる。何故だ。
2008.04.21
閲覧する方々の反応は兎も角、こう言うイラストは描いてて楽しいです(ヲイ)
2008.04.20
金曜夜辺りから腰に痛みがあり、今も鈍い痛みが残っています。歩くには然程不自由の無い程度の痛みですが、背凭れの無い椅子に長時間座っていると背中が痛くなります。元々、以前の職場での無理が祟り、あまり腰は良くないのですが、此処数日精神的に疲弊する事が多く、恐らくその影響で普段より腰に疲れが蓄積してしまったんじゃなかろうか、と。早く良くなるといいんだけど。
2008.04.20
(Plesictis)絶滅した古代の肉食動物。知られている限り、最も旧いイタチの仲間だと考えられています。また、この動物からアライグマ類が進化した可能性も一部では示唆されています(その為、この動物を最古のアライグマ類とする資料もある)。外見や暮らし振りは、現生のイタチと然程違いは無かっただろうと推測されています。
2008.04.19
(Hesperornis)絶滅した古代の海鳥。恐竜や翼竜、クビナガ竜等が生きていた所謂「恐竜時代」の海に棲息していた(より正確に言うなら「白亜紀」)飛べない海鳥です。ペンギンに似ていますが全く類縁は異なります。最大の特徴は翼がすっかり退化している事と、嘴に歯が生えている事。この事から、原始的な鳥類が飛行生活を得ぬまま海に進出した動物群、と言う見方もあります。遊泳に極端に適したアザラシのような体つきをしており、その代償として(?)陸上ではいざるようにしか移動出来ませんでした。魚やイカを食べていたと思われます。
2008.04.18
古代生物ネタが尽きてきた…。実を申しますと、ウチのブログで公開している古代生物イラストには選定に一定の条件がありまして。ひとつは「恐竜以外の、割とマイナーな古代の哺乳類・鳥類・爬虫類を主に描く事」。もうひとつは学名(属名)の意味が判明している事なんですね。絵にカーソルを当てて頂くと判ると思うのですが、サムネイルで学名の意味が表示されるように設定してます。なんで、学名の意味が判らない(若しくは此方で翻訳できない)古代生物はネタに出来ない、と言うジレンマ(苦笑)斯様な面倒臭い条件を最初から自らに課さねば、そりゃもう描き放題なんですけどね。でも、恐竜の学名の意味は解説している資料がいっぱいあるのに、哺乳類や鳥類のそれではうんと少ないのですよね…。そうした風潮に対するささやかな抵抗の意もあるんですよ。本気でローマ語&ギリシア語の辞典が欲しいです(微苦笑)
2008.04.18
(Megalania)絶滅した古代のオオトカゲ。原産地はオーストラリア。全長7メートル、推定体重2トンにも達する巨大なオオトカゲで、現存するコモドオオトカゲの近縁種です。カンガルーなどの大型の獣を襲って捕食する、先史時代のオーストラリア最強の生物のひとつでした。地質時代的には割と近年に絶滅したと考えられています(第二次世界大戦当時にもこの爬虫類の目撃談があった程)、その絶滅の原因は未だに謎のままです。尚、蛇足乍ら追記しますと…。この動物は所謂「恐竜」ではありません。念の為。
2008.04.17
(Miopetaurista)絶滅した古代の植物食動物。現生のムササビに近縁の滑空する齧歯類です。
2008.04.16
今年の春は雨が多いね…。 夏は冷夏じゃろか。
2008.04.15
(Pristichampsus)絶滅した古代のワニ。現生のワニは水陸両棲の捕食者ですが、このプリスティチャンプススは走るのに適したすらりとした四肢、走行の際にスパイクとして機能する蹄状のツメ、そして捕らえた獲物を素早く引き裂くステーキナイフのような牙を持っており(歯の化石が恐竜のそれと間違われ、恐竜の生き残りが哺乳類進化の黎明期に残存していたと大騒ぎになった事もある)、積極的に獲物を追い掛け回す陸上の捕食者だったと考えられています。
2008.04.15
…あ、いや、ワタクシが誰かの才能に嫉妬している訳じゃ無くて。 最近ネット行脚していると『いや、それはどう解釈しても才能に対する嫉妬だろう』と言う感じの輩に出くわす。 嫉妬自体は本能的なモノ故に敢えて存在そのものを全否定するつもりは無いが、露呈の仕方に問題があると言うか、何と言うか。 そのエネルギーを、例えば自ら持つ何かを向上させるのにシフトさせれば、それは自ずと自身の新たな才能に繋がるとワタクシは常日頃思っているのだが、はて、如何だろうか。 昔から『全ての才能は憤りを糧とする』と言うではないか…そんな格言、あったよね?
2008.04.14
(Limnofregata)絶滅した古代の海鳥。現生のグンカンドリに近い仲間の肉食性の鳥です。しばしば、プレスビオルニスと同じ場所で化石が発掘される事から、プレスビオルニスの繁殖期には彼等のタマゴや雛を狙っていたモノと思われます。他に魚、死肉など何でも食べた事でしょう。後にカモメ類が進化すると生態的地位を巡って激しく競合し、結果、絶滅してしまいました。
2008.04.14
(Potamotherium)絶滅した古代の肉食動物。現存するカワウソの化石種です。四肢や耳骨の構造はこの動物が現存するカワウソよりも遥かに水中生活に適応していた事を伺わせ、頭骨の形状はこの動物がアザラシ類の祖形動物である可能性を示唆しています。現生のカワウソと同じく、主に魚を食べていました。
2008.04.13
(Elomeryx)絶滅した古代の植物食動物。イノシシ類にごく近縁とされる原始的な親水性の動物で、この動物か若しくはこれに極めて近い動物から、現代のカバが進化したと考えられています。長い吻部と平たく発達した牙を持ち、水中の植物を掬うようにして採食していたと推定されています。また四肢の構造から、今のカバよりも陸にいる時間が長かったと思われます。
2008.04.13
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