うちの「ちょっと気になる子」

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2010.01.14
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いつの間にか2年生も後半になったケイです(笑)


補助がつかないまま、小学校はそこそこうまくやっているようですが、それでも
時々彼ならではの問題が起こるようです。


例えば今日のこと。

今日の休み時間は「みんなで外で遊ぶ日」だったんだそうです。
なんでもクラスにレク係のような子がいて、決まった日に決まったことを「みん
なで」するのだとか。基本全員参加。

今日の内容はドッヂボールと決まっていたのですが、ボールが見つからなかった


そこでケイはちょっとわからなくなりました。

この「鬼ごっこ」は、「みんなで遊ぶ日」として基本全員参加なのか?だから、
ルールは「みんなで遊ぶ日」の係の子に聞かなくてはならないのか?それとも、
関係なく普通に遊ぶだけなのか?

だからケイは係の女の子にそう尋ねました。

答えは
「は?なにいってんの?」
だったそうです。

仕方なく別の子にもききましたが、答えは似たようなもので、とうとうケイは求
める答えが得られないまま、鬼ごっこに参加しそびれてしまいました。

---


を見ていたわけではなくて、ケイの連絡帳の日記のような文章と、彼の話を追求
して導き出された内容だからです。彼の話はどうにも要領を得ないので、もしか
したら事実と違っているところもあるかも知れませんが、まあそれはどの子にも
あることだと思うので、おおまかにこんなもんかと。

ケイのことをよく知るオトナがいれば、多分以下のような説明をしてやったで

「ボールが見つからなかったから、今日はドッヂボールはしません。かわりに鬼
ごっこをします。今、鬼ごっこって決まったばかりだから、係の人もルールも関
係なく、普通の鬼ごっこです。やってもやらなくても良いよ。ケイくんはどうす
る?」

ここまで説明されれば、ケイも理解できます。参加するかどうかも、すっきり自
分で決められるでしょう(インドア派なので多分不参加だけど)。

でも、これから「さあ、鬼ごっこするぞ!」と気が急いている友だちが、そんな
説明をご親切にしてくれるわけがない…。
というか「普通の」子であれば、ボールが見つからないあたりから全体の会話の
流れにうまく乗り、さらっと「じゃ、鬼ごっこししようか」という方に行くで
しょう。
ちょっとぼーっとして聞いていない子でも「鬼ごっこするってよ」と誰かに言わ
れれば「え?え?そうなの?」とか言いながらいつの間にか連れて行かれて、そ
の結果楽しく参加して休み時間を終えるでしょう。

そこでひっかかっちゃうのが「ケイ」なんですよね…。

成績は良いしそれ以外にもいくつか特技があったりするのでクラスに居場所はあ
るようですが、やっぱりそういうところは昔からかわっていないようです。
いや、そこでムキーと泣き出さずに「謎だ…」とか思いつつも一日無事に終えて
しまえるようになったのは、ものすごーい成長だと思うのですけど。

そうやって「なんでだろう?」「納得いかないなあ…」と考え込んでるのに、み
んなに流されちゃってることだらけなんだろうな、ケイの学校生活は。












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最終更新日  2010.01.14 22:22:23


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