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ケイは高校3年生ネネは大学2年生更新が滞っているのは二人が成長したから。私のそばでわちゃわちゃと事件を起こすことがないからです。ネネは小さいころよりも少し私に似てきた気がします。集団の中心人物になりたがらなくなってきました。気の合う仲間と小さい集団を作るほうが良いようです。サークルや、その趣味を外部の団体で楽しんでいます。ケイは今でも「自分に興味があることを(相手に興味がないかもしれなくても)嬉々として話す」とか「大事な用事にかぎって知らせるのを忘れる」とか「朝起きられなくて難儀する」とか、色々ありますが学校内外に自分の居場所もあるようで、大学も特技を活かした道に進みたいそうです。ふとこのブログを思い出し、二人が小さいころからの記事を読みました。ケイ、こんなに毎日泣いていたっけ。ネネ、こんなにケイのことを気にしてくれていたっけ(まあ、いまでも仲良しですが)そして30代前半の若い私、子育て頑張っていたんだな。でかけてくるー。帰りは日付変わる直前くらいかなあと出かけるネネを呼び止めてぎゅー。ちょっとー、私ハタチなんだけど?とネネ。ケイをぎゅーするのは…やめとこうかな。一応。
2019.05.26
中3にして、塾通いをしていなかったケイ。あまりにも勉強に向かわないので、相談したら「個別ならできるかも」とのことで、昨日と今日はそれぞれ個別指導塾のお試しをはしごしています。塾に行ったことがないわけじゃないんです。小学生の夏休みに、「行くところがない」(←家でひとりでいさせるのもちょっと)という不純な理由で数日通わせたくらい。昨日は生徒二人に先生一人という塾。もう一人いたの?と聞いたら「うん、○○だった」あら。「で、後ろのとこ(別のブース?)に、□□がいた」どっちも同じ中3の男子だったそうで。さて今日はどうかしら。
2016.10.19
今日、ケイと腕相撲をした。すごくたくさん食べるけど、いつの間にか身長も私を超えたけど、細っこくて体重はまだ私より軽いケイ。(ちなみに私も標準よりやや軽め)結果はケイの勝ち。運動苦手なはずなのに、いつのまにか私より足も速くなって、力も強くなってた。もう中3だもんね。こうやってどんどん逆転していくね。と、しみじみしていたら、ケイがちょっと泣いていた。どうしたの?なんで泣いてるの?と自分より大きなケイをぎゅーっとしてたら、なんだか私も泣けてきた。なんで泣いたのか、本当の理由はケイにしかわからない。でも大丈夫、ママはまだ元気だよ。大丈夫、ママが弱くなって死んじゃうのはまだまだずーっと先だよ。なんとなく、そんな風に声をかけていた。
2016.06.02
仕事を始めてからというもの、全く授業参観にも行事にもいけなくなってしまった。 今日は年度最後の懇談会で、授業参観はなかったのだけど行ってきました。 そしたら、体育館で「6年生を送る会」の練習をしていて、見ることができました。 歌とリコーダー。 音楽の得意なケイは集団の中心にいて、しかも歌ではパートソロを任される一団 の中に。 3年生の子供たちの綺麗な歌声の中にケイもいて、目立ってなかったことが驚き で、それがとてもうれしくて。 まあ「咳出るから」とマスクして行ったまま、歌ってる時もマスクしてるのはケ イらしいけど。 教室に戻って、掲示物をみたら、ケイのもみんなのと一緒にあった。 国語で学習した「くらしの中の絵文字」で、自分のオリジナルマークを書くとい うもの。 ケイのは、DSの絵に斜めの線がひいてある「ゲーム禁止」 …説明文。 「ここでゲームをしてはいけません」 ふむふむ。なるほど。ゲームをしてはいけないのね。 「理由:難しい言葉を低学年や幼稚園の子の前で使うとわからないから」 …はい? ごめん、その理由よくわからない。 でも、DSの絵は上手。さすが毎日やってるだけのことはある。 そのほかにも習字とか、いろいろ掲示してあって、ケイのは上手ではないけれ ど、他の子と似たり寄ったりだった。 すごいなあ、溶け込んでるよ。
2011.02.28
ケイが、友だちの誕生会に呼ばれて行っています。 まさかの誕生会招待。 なにがまさかって、 ・ケイが学校と学童以外で友だちと遊ぶ ・誕生会などの私的イベントのメンバーに入れてもらってる っていうのがびっくり。 誕生会は初めてですが、遊びについては時々こういう機会があって成長してるん だなー…と感じます。 自分から誘うことはさすがにないけれど、友だちが誘ってくれれば「じゃ、遊ぼ うか」と思うようになってきたみたい。 幼稚園の時はまわりが約束してようがお構いなしで家に向かって一目散。 「なんで幼稚園で遊んでいるのに帰ってからも遊ばなきゃいけないんだ」って 言ってましたからね。 まあ、とにかく昨日「明日、○○くんのお誕生会」って言われて、びっくりしたん ですよ。 何時に行くの?持ち物は? 「わかんない」 わかんないってナニ。 学校でちゃんと聞いてきなさいよ。 で、電話したケイが言うことには 「持ち物は、遊びたいもの。時間は1時。待ち合わせは学校の門のとこ。あ、あ とお誕生日プレゼントはもってきちゃダメだって」 もってきちゃ「ダメ」って言われたの? 「うん。もってきちゃダメって」 なるほど。 粋なことを言うお母さんです。「持ってこなくても良い」「要らない」っていう 曖昧な断り方だと、ついつい裏を読みたくなるものね。 じゃあ、みんなで食べられるお菓子を持って行けばいいか。 そのとき食べなくても、むこうのお宅にお渡ししてきなさいね。 ということで、昨日息子と買い物に行ってお菓子を選ばせました。 で、5時解散予定のケイはまだ遊んでるはず。 楽しんでるかなー。楽しんでるといいなあ。
2011.01.31
それは、ピタゴラスイッチを作ること(笑)夏休みの自由研究として段ボール箱におさまる「ケイスイッチ」を作ってからというもの、ずーっとはまっている。ピタゴラ装置DVDを繰り返して見ては、積み木や木ぎれや物差しやビー玉やレゴブロックを総動員して、ああなってこうなって最後はこうなる、みたいなのを作っている。もともと頭はいいので(ごめん親ばか?)そういうことを考えるのは得意らしい。で、ひとつ成功するごとに「ケイスイッチ~♪」と締めのメロディを歌ってご満悦。私のデジカメを持ち出して動画撮影。「これ、最後にDVDにまとめるの」ほう。「それで、みんなが見られるように、学童にプレゼントするの」…いや、それはやめとけ?迷惑(以下自粛)えーと。みんなに見て欲しいなら、youtubeにでも置いといた方がまだましだよね。見る側が「見ないこと」を選べるからね。というわけで、ケイスイッチ。どこかで見かけたら応援してやってください。(あ、でも「ケイ」って名前じゃないからわからないかも…ごめんなさい)
2010.10.10
義父母の結婚記念日が近いので、夫と義妹が相談して、デジタルフォトフレーム を贈ることになったらしい。 孫写真を満載にして贈るから、選んでおいて~といわれたので、パソコンに保存 してあった子供たちの写真を久々に引っ張り出すことに。 ネネの写真は前半はまだ普通のフィルムが多いので、1歳くらいまでの写真が少 ないのが残念。あっても画素数が小さくて粗かったり。アルバムにはたくさん 貼ってあるんだけど、スキャナーで取り込むのもちょっとタイヘンなので…。 一番多いのが、ネネとケイのツーショット。 専業子育て主婦だったから、2人が仲良く遊んでる時=手が空いてるとき、だっ たんだろうな。 公園から帰ってきて、お昼を食べさせてたのに気づいたら2人とも寝てる…とい う写真が何枚かあって笑った。 少し大きくなると、ネネが育児サークル(預けちゃう系)や幼稚園に行っている 間、ケイだけを遊ばせながら撮っている写真がちらほら。 1人いないから、気持ちに余裕があるらしい。 家族4人で出かけた写真もたくさんあるけど、そういうイベント系だと圧倒的に 私が写ってないとか(子ども達をパパに抱っこしてもらってるから、私がカメラ を持っていたらしい)、まあいろいろ傾向があって面白かった。 ところで、写真をみてて1歳ごろからのケイがタイヤを回してたことを思い出した。 ベビーカーやミニカー、自転車に三輪車…をひっくり返して、本体には目もくれ ずタイヤだけを回している写真。ああそうだったそうだった。 あとは、砂や水を投げては軌跡を確認していたり。 ああそうだったそうだった。 夢中になってやっているので、どこかにいなくなってしまう心配もなくて、おか げできれいに写真に納まっております。ああそうだったそうだった。
2010.01.20
いつの間にか2年生も後半になったケイです(笑) 更新が滞りすぎ。 補助がつかないまま、小学校はそこそこうまくやっているようですが、それでも 時々彼ならではの問題が起こるようです。 例えば今日のこと。 今日の休み時間は「みんなで外で遊ぶ日」だったんだそうです。 なんでもクラスにレク係のような子がいて、決まった日に決まったことを「みん なで」するのだとか。基本全員参加。 今日の内容はドッヂボールと決まっていたのですが、ボールが見つからなかった ので、何となく流れで鬼ごっこをすることになった…らしいのです。 そこでケイはちょっとわからなくなりました。 この「鬼ごっこ」は、「みんなで遊ぶ日」として基本全員参加なのか?だから、 ルールは「みんなで遊ぶ日」の係の子に聞かなくてはならないのか?それとも、 関係なく普通に遊ぶだけなのか? だからケイは係の女の子にそう尋ねました。 答えは 「は?なにいってんの?」 だったそうです。 仕方なく別の子にもききましたが、答えは似たようなもので、とうとうケイは求 める答えが得られないまま、鬼ごっこに参加しそびれてしまいました。 --- 何故「だそうです」「らしいのです」ばっかりかというと、当然ながら私は現場 を見ていたわけではなくて、ケイの連絡帳の日記のような文章と、彼の話を追求 して導き出された内容だからです。彼の話はどうにも要領を得ないので、もしか したら事実と違っているところもあるかも知れませんが、まあそれはどの子にも あることだと思うので、おおまかにこんなもんかと。 ケイのことをよく知るオトナがいれば、多分以下のような説明をしてやったで しょう。 「ボールが見つからなかったから、今日はドッヂボールはしません。かわりに鬼 ごっこをします。今、鬼ごっこって決まったばかりだから、係の人もルールも関 係なく、普通の鬼ごっこです。やってもやらなくても良いよ。ケイくんはどうす る?」 ここまで説明されれば、ケイも理解できます。参加するかどうかも、すっきり自 分で決められるでしょう(インドア派なので多分不参加だけど)。 でも、これから「さあ、鬼ごっこするぞ!」と気が急いている友だちが、そんな 説明をご親切にしてくれるわけがない…。 というか「普通の」子であれば、ボールが見つからないあたりから全体の会話の 流れにうまく乗り、さらっと「じゃ、鬼ごっこししようか」という方に行くで しょう。 ちょっとぼーっとして聞いていない子でも「鬼ごっこするってよ」と誰かに言わ れれば「え?え?そうなの?」とか言いながらいつの間にか連れて行かれて、そ の結果楽しく参加して休み時間を終えるでしょう。 そこでひっかかっちゃうのが「ケイ」なんですよね…。 成績は良いしそれ以外にもいくつか特技があったりするのでクラスに居場所はあ るようですが、やっぱりそういうところは昔からかわっていないようです。 いや、そこでムキーと泣き出さずに「謎だ…」とか思いつつも一日無事に終えて しまえるようになったのは、ものすごーい成長だと思うのですけど。 そうやって「なんでだろう?」「納得いかないなあ…」と考え込んでるのに、み んなに流されちゃってることだらけなんだろうな、ケイの学校生活は。
2010.01.14

いいお天気に恵まれて、この休みに入ってから初めて早起きして 初日の出を見てきました。 海に面した公園までいくと、同じこと考える人がいっぱいいて けっこうな人だかり。 でも、今年最初のお日様はとてもキレイでした。 みなさん、今年もよろしくお願いします。
2009.01.01
娘のクラスで流行っていること。 「エキスをまわす」 ある友だちに触れられたら、5秒以内に次の子にまわさないと、固まるんだそうだ。 …された子はどう思うの? アナタがされたらどう感じるの? そんな話をしました。 「…そうだよねー。いじめといっしょだよね」 いえ、いっしょ、ではなくてそれはもう立派な「いじめ」です。 だけど、 「みんなに、それはいじめだからやめようって言いなさい」 というような「指示」は出していません。 逆にいじめられるから、というわけではなくて、親の指示で行動 してもあまり意味がない上、妙なプレッシャーをかけてしまって絶対に うまくいかないから。 ただ、「次にまわってきたら、どうするつもりなの?」と聞いてみました。 「うーん…とりあえず、私のところでとめる」 …そうか。まあ、とりあえずはそれでいいと思う。 日和見みたいでちょっと汚いかもしれないけど、いきなりオオゴトにするの はまだちょっと違う気もするし。 このこと自体は、つながらなくなれば面白みがなくなって、飽きるはず。 その子がいじめられてしまう問題については、また別のことだけど。 何十年たってもこういうのってあるんだな、という悲しい気持ちと、 ついに娘もそういう問題が周囲に起こるほど成長したんだな、という覚悟と、 さて、この件を来週の個人面談で先生に相談する?というリアルな問題と、 対象になってる子のお母さんはこのこと知ってるのかな、という心配と。 そして、まるで遊びのような「軽い」イメージの行為だからこそ、誰にでも 起こりうるんだよな…っていう恐怖と。 ほんとに、何十年たってもあるんだな、こういうの。
2008.11.27
久しぶりに書いてます。近況報告。6月からパートに出て、ネネとケイは学童に行き始めました。ちょっと心配でしたが、もともと友だちと遊ぶことが大好きなネネは嬉々として通っています。ケイのことも、先生方に良くお願いしています。ケイは放っておけば放課後は家にこもっているので、学童で先生や時々は友だちともかかわって遊ぶことが、とてもいい刺激になるようです。よく泣いてもいるようですが。なにより、砂場でもいいので「外で」遊んでくれることが嬉しい。2人ともすっかり言葉使いが悪くなったのは思わぬ弊害でしたが(笑)そこはきっちりしつけし直さないと。うんうん。申し訳ないのですがコメントもトラックバックも禁止にさせていただいています。自分が放置気味なのが悪いのですが、腹の立つコメントが多くて。以前ここを見に来て下さってた数名の大切な友人(友人、だと勝手に私は思っています)には本当に申し訳ないと思っています。こちらから、時々見に行かせていただくので勘弁して下さい。それではまたー(もうちょっと書くようにしよう…)
2008.09.30
下校時、マンションの下からケイの声が聞こえていた。「まって~~~~~、ま~~~って~~~~~~~!」下を見たら、半泣きで歩いているケイと、はるか先を走っているお友だちが二人。…ということが数日続いていて、そして今日。「ただいま」と帰ってきたケイの声が、いつもよりも明るかった。「いつも、おんなじマンションで帰ってたんだけど」とケイ。「もうだいじょうぶだから、一緒に帰るのやめようって言ったんだ」「待ち合わせも、しなくていいって言ったんだ」…そうなんだ。「だいじょうぶ」「帰るのやめよう」「待ち合わせしなくていい」だれがどの台詞を言ったのか、ケイの話だとちょっと分かりづらかったけど。でも、ホッとした顔で帰ってきたところを見ると、ケイも納得の上でのことだったんだろうな。いいよいいよ、学校近いんだし、ね。
2008.04.24
もそもそ起きてきて、だるい~と言ってそのままお休み。 まあ、アポのある仕事がない日だったらしいのでいいん ですが。 もうじきケイが帰ってきます。「パパ、なんでいんの?」 とか言いそうだなあ。 ケイ、昨日は帰ってくるなり、エレベーターで知らない おばちゃんと乗り合わせたこと、ドアの開けるボタンを 押してあげて「おりこうさんね」と言われたことを 自分から話してくれた。 考えてみたら、一人で外出することなんてなかったから 何もかもが新鮮なんだろうな。
2008.04.16
1年生の帰宅時間は12時。 ネネ達3年生は、火曜日だけ6時間授業。帰宅は4時。 ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと ネネを待っていたケイ。 だがしかし、帰ってきたねーちゃんは「約束した~」 とさっさと公園へ。1時間弱しかないのに~。 「ぎょうはや゛ぐぞぐじないっでいっだのに゛~!!」 と涙を振り飛ばして大泣きのケイ。 まーしょうがないんだけどね~。 お友だちと約束できるようになればいいんだろうけど、 幼稚園での様子を見てるとそれも難しいかも。 なにせ2年間で、降園後に個人的にだれかと遊んだのっ てたった2回くらいだし。 ケイの場合「遊びたいけど声がかけられない」とかじゃ なくて、そもそも友だちと遊ぶことに積極的じゃない から、親のサポートも難しい。 もうちょっとしたら給食も始まるしね。そしたら帰宅後 の時間も短くなるね。
2008.04.15
先週入学式を迎えて、それからずーっと興奮気味だったケイ。 学校でも多分緊張して、楽しくて、ずっと気を張っていたんだな。 夕べから熱を出して、今日もお休み。 ケイと一緒に通うのを毎朝楽しみにしていたネネ、ちょっと しぼんだ感じで連絡帳を預かって登校していった。 母は幼稚園の役員仕事がまだ残っているので、ちょっと園へ。 ケイも行く~とあわててテレビを消すケイ。 いやいや、外出できるんだったら学校に行かなきゃだめだから。 明日は行けるかなあ。
2008.04.14
今日はオットの誕生日なんですが、本人は朝から 趣味のお出かけで、すでにいません。帰宅は明日。 だからゆうべ、プレゼントを渡しました…。 この年になるとおめでとう!って感じでもないの かも知れませんが、プレゼント渡したりもらったり っていうのもけっこう好きです。 今日はパパの誕生日なんだよ、って言ったら ケイはあわてて紙にパパの趣味のものの絵を 一所懸命書いて渡しに走って行きました。 (出かける前で良かった…) ネネはお小遣いからなにやらお買いもの。 帰って来てから渡すんだそうです。
2008.04.12
昨日はネネのクラスの懇談会。自己紹介して、役員決め。 過去2年間、ケイの幼稚園で役員をしてきたので、そろそろ ネネの番かと思い、手を挙げた。 一年間よろしくお願いしまーす。 今日はこれからケイのクラスの懇談会。 そんなわけでこっちでは役員できませんので、あしからず。 それより自己紹介がドキドキだ。 ケイのこと、詳しく話すべきか否か…。 今日のところは、学校を楽しみにしていたこと、ちょっと 突発的な出来事に弱いこと、自分の思いにとらわれている と人の話がなかなか聞けないこと、行動がゆっくりな こと…くらいを軽く話そうかと思っています。 きっとみんな、自分が話す事をシュミレーションしてて あんまり人の話を聞いてないと思うし。
2008.04.11
8時にネネとケイが出て行って、9時くらいまでは掃除や洗濯を して過ごしました。 そのあと銀行に行って、給食費の口座引き落としの手続きなど して、10時、開店と同時にスーパーに入り、買い物。 今帰宅してきました。 そばに子どもたちがいない状態で動けるのは、幼稚園時代 からできていたはずなのに、なぜかこうぽっかりと穴があいて いるような。 やっぱりちょっとさみしいです。
2008.04.10
昨日はケイの入学式でした。 我が家の地域はありえない大嵐で、桜なんて見る余裕もなく 避難さながらに学校へ。 式は滞りなく行われましたが、ケイはだいぶ疲れたようでした。 補助教員と思われる先生は、付いていませんでした。 (式でごたごたしていて判らなかっただけかも知れませんが) でも、クラスに幼稚園で同じ組だった子が何人もいてびっくりです。 クラスのメンバーで配慮していただいたのかな、とも思えて 少し安心しました。 ケイの感想。 「先生が美人でかわいくて良かった!」 …そうですか。 これからもがんばれ新一年生。 それと、一緒に登校よろしくね、ネネ。
2008.04.09
毎日のことで忘れてるけど、ケイはいろいろと大変だったな、なんて。 ここの日記も全然読み返していなかったけど、このあいだじっくり読んだらおっ とりのんびり、でもやっぱり大変だったな、って思う。 もうあと半年で卒園。 心配でたまらなかった園生活も、ケイ本人はのんびり楽しくやっている。 人生の荒波はまだまだこれからだもんね。 私も心配し過ぎちゃいけないよね。
2007.10.24
ケイが学校にあがるにあたり、どのような形で就学するのが良いのかを話し合う 委員会。 先日そこに出向いて、ケイのことをいろいろ話してきました。 今日はその結果発表というか、中間報告を聞きに行ってきました。 結論から言うと、こちらの希望がだいたい通った感じです。 幼稚園の先生も、発達検査をしてくれた先生も、話し合いに同席した医師も専門 家も「普通学級に在籍しつつ、補助教員がフォローするのが望ましい」という意 見にまとまり、校長先生に進言してくれるとのことです。 とりあえずはひと安心。 あとは、3月に校長先生にお話をしに伺わなくては。 ネネが通っている小学校だから、よくお顔は存じ上げてるんですが。
2007.10.23
ケイが、幼稚園で習った歌を歌っている。一緒に左手でキーボードを弾いてい る。和音、合っている。結構長いイマドキの曲なんだけど。 キーボードについている液晶の画面をちらちら見ている。何を見てるかと思え ば、そこに表示されているのは、自分が弾いて出している音に反応して出る、和 音のコード。 何で見てるの?「ケイが出してる音が、合ってるかどうかみてるの」 なんで、ここでこのコードってわかるの?「幼稚園で聞いてきたから」 要するに、幼稚園でみんなで歌っているときに先生が弾いてくれた伴奏を聞きわ けて、ここはC、ここはFだな…と覚えている様子。 そして、家に帰ってきて、歌いながらその和音を再現させて、液晶画面で確認。 耳が良いこと、絶対音感があるらしいことには気づいていましたが。 恐るべし、超つきつめる性格。
2007.10.18
とりあえず再びゴーサインがでました。 昨日描いた5点を送付。たぶん後で直しが入ると思いますが。 たったこれだけのことで気分が沈む自分のダメさにちょっと困ってますが。 一度下がったテンション(っていう言い方をするのは日本独特らしいですね、テ ンションは上下するものではないらしいです)をもとに戻さねば。
2007.10.17
孫請けっていうそうで。 知り合いの印刷会社が請けているイラストの、下請け仕事を依頼されました。 社内でもできそうな内容なんだけど、いかんせん忙しすぎるから、手伝って!っ てことで。 フリーのイラストレーター扱い。なんか気分いい(ってただの素人なのに…) 指示書が送られてきて、仕事を始めたところで電話。 「すみません、ちょっとストップしといてください!」 なんだなんだ、どーした。 数時間たってもストップが解除にならないので、問い合わせてみたら、大元の会 社からストップがかかっているので、作業そのものができないでいるとのこと。 なんだかわからないので、こっちにも説明できないらしい。 「やっぱりやらなくなった、ってことにならないように祈ってる状態」などと言 われてしまった。なんだとー。 息子同様、予定の変化とかドタキャンが苦手な私としっての狼藉か!(知るわけ ないじゃん…) 楽しく描いてたのにー。続きやらせてー。けっこう上手に描けてるんだよー(自 画自賛)。 下請けのその会社に文句言っても始まらないので、上記の不満は元締めの会社あ てでございます。 どうなる@1500円×16点!
2007.10.16
じじ、ばばのところで「山車」をひいて、オヤツをもらったケイ。「なにもらったの~?」と尋ねたら「んっと、プリッツ!」ほどなくして「違った!」「名称、プレッツェル!」ああ、まあ、そうね、正式にはね。
2007.10.07
ケイの「就学指導委員会」に出席してきました。 教育委員会、医師などからなる委員会に「報告者」として列席して、 息子のことを話し、「息子の進学先について、どの学校がいいか (普通校、特別支援校、特別支援級など)決める場」です。 指定された場所に行くと、机が並べられた部屋にずらっと先生たち が座っていて、「さ、どうぞ」と言われて…ケイのことを話しました。 どんな子か、どんなところで困っているか、どんな進路を希望するか。 ちゃんとメモを用意して行ったのに、終わってみると話したかったこと の半分も話せなかったような気がして、今少し落ち込んでいます。 普通級で、クラス付きの補助をつけてほしい、というのが私達両親の 希望なのですが。 話し終わった時に先生が「つかなくてもなんとかなりそうですか?」 と聞かれてびっくりしました。 なんとかなりそうだったらこんなところに来てないんですけど。 ネネのお友だちでやっぱりそんな感じの子がいて(今2年生)、ケイ よりもっと大変そうだったけど、補助はついてないよ、なんてきいて たので。 やっぱり厳しそうだなと思っています…。 ああ、なんかほんと落ち込む…。こういうときって、ケイの現状が 「補助必要なし」って判定されるのであって、私の説明がまずかった だけではないであろうことはわかっているんですが。 でも、実際補助がつかなかったらきっとまた自分を責めそうです。 今夜はちょっと後ろ向きな気分。
2007.10.05
幼稚園の生活発表会。 ケイはかなりドキドキしていたようで、緊張するとでる チックっぽい「ぎゅ!」の瞬きも倍増。 でも、ちゃんとできてたよ。 まさか自分がウルウルするとは…。 「ママ、かんどーした?」って聞かれてしまった…。
2007.02.14
療育仲間だった子が一人、幼稚園を退園してしまうらしい。一緒の幼稚園で頑張ろうねって言ってたんだけど、クラスも違うしなかなかとけ込めなくて、ママがかなり辛かったと最近になって話してくれた。私もクラスでは居場所がなくてなかなか辛いときもある。でも、彼女のそれは我慢出来る限界を超えていたらしく。クラスの雰囲気とか、いろんな小さな事件が積み重なって、退園を決意したとのこと。幼稚園で、お友だちとママに会えなくなるのはかなり辛い。ケイもお友だちも帰宅部なので、なかなか話す機会が持てなかったけど、行きに帰りに見かけるだけで、仲間に会えたような気がしていたから。だけど、園で辛そうにしているママを見る方がもっと辛い。慣れたところで退園になってしまうお友だちは可哀想だけど、ママに余裕があって、ニコニコしててくれたほうが多分ずっと良いことなのだと思う。なのにこのもやもやはなんだろう?考えてて気付いた。こんなに近くにいたのに、自分とケイのことで手一杯で、気付いてあげられなかった。否、気付いてたのに、思いやる余裕がなかった。…障害児には、普通の幼稚園や普通の学校は、まだまだ厳しい場所なのかなあ…。
2007.02.13
ケイのクラスのお友だちに「ケイ君はぁ、幼稚園が終わった後に、 だれかとお約束したことって、あるの?」 と聞かれました。 …ないね。うんうん。 また、別のお母さんに「ケイ君は、いったいいくつ習い事をして いるの?」と聞かれました。 (療育抜かせば)一個ですよ? 「えっ?だって、いつも幼稚園の後急いで帰っちゃうから」 …いえ、うちのケイは帰宅部なんです…。 公園に行こう、と誘ってもなかなかのってこないケイ。 少ない社交エネルギーを、幼稚園の5時間で使い果たすらしく。 私はそれでも良いと思ってるんだけど、ね。 そっか、でも「ケイがすぐ帰っちゃう」ことにはみんな気付いて くれてたんだ。 それはそれでちょっと嬉しい。おかしいかな?
2007.01.24
ネネの耳鼻科で4時間待ち。今回は新兵器のDSを持って行ったので さほど退屈しないで済んだ模様。遊んでるのはネネがほとんどで ケイは横から覗いてるだけ。やっぱりまだゲームよりもお絵描きの ほうが楽しいらしい。 もうお昼を過ぎていたので、マクドナルドでごはん。 ショッピングセンターに楽しげな遊び場が仮設されていて、そこ にはまって1時間半。汗びっしょりになって帰宅。 母はずーっと待ってた。疲れました…。 ところでその遊び場で、ケイの幼稚園のお友だちに会いました。 女の子ばかり三人。 ネネがお姉さん役になって戯れることしばし。 ケイも一緒に遊べてるのに驚きました。 つかず離れず、絡んだり単独でふらついたり、という感じですが。 こんなちょっとした場面を見るだけで、小学校は普通級で補助なし でも大丈夫かも、なんてそんなことを考えてしまう。 たまには普通に「楽しそうねえ」とニコニコ見ていたいものです。
2007.01.05
風もないのに、家の前の原っぱで凧揚げ。 わずかなそよ風を受けて走るも、敗北続き。 でもまあ、それなりに楽しめたようです。 ケイは風向きってものを考えようとしないので、そりゃもう 意味の無い努力です。 その度にせーの!と凧を放り上げてやるネネが重労働。
2007.01.04
今日は私が出かけていたので、夫が二人を見てくれていた。 東京タワーに行ったらしい。 半年ほど前に、夫が息子だけ連れて行ったのだけど、それが 非常に楽しそうだったらしく、娘がずっと行きたがっていた。 ガラスの床に乗った!ちょっと怖かったけど大丈夫だったよ! と娘、大喜び。 ママも行きたい?今度行きたくなったらママも行こ、と息子。 そうだねえ、行ってみたいかなあ、と言ったら「じゃあ、明日!」 いやそれはちょっと。 でも、お誘いありがとう。
2007.01.03
恥ずかしながら、最近になってこの言葉を知った。 「文字や記号、数字などに高い(高すぎる)興味を示し、 一般的な年齢よりも早い段階でどんどん覚えてしまう。 教えないのに覚えるので周囲は驚くが、実際は丸覚え で意味理解まではしっかり伴っていないことが多い」 これ、ケイだなあ。 自閉症の子に多い症状らしい。 知らなかったもんだから、自閉症に現れる特徴の一つ として認識してた。 その認識が間違いではないにしても、この症状「だけ」 の名称があったのか。 ううん、勉強不足。 でも実際にケイがそうかどうかは、専門家の意見を きいてみないとわかんないんだろうけどね。 でももう驚異的だった乳幼児期は過ぎちゃったから、 母親の私の主訴によるところが大きい訳で。 結局はっきりしたことはわかんなかったりするんだ ろうな、きっと。 ケイは最近地図が好きです。 日本地図、世界地図、どっちも好き。ちょっと前は 国旗が好きでした。 私は社会科の地理が苦手だったので、そんなところは 純粋にすごいなーと思ってしまうわけですが。
2007.01.02
ケイはまだお箸が使えないので、幼稚園のお弁当にも、いわゆるしつけ箸を持たせている。園の方針によると、これはダメらしい。「ボクもやってみようかな」というときのために、普通のお箸を持たせてくださいとのことだった。食べにくかったらスプーンとフォークも持たせていいとのこと。そうか…。練習したことはある。機嫌がいいときにちょっともたせてみただけだけど。ちゃんとしなきゃいけないことはわかっているけど、「他の子ができているからボクもやる!」というような、プライドをくすぐって行く方法はケイにはあまり有効でない気がするので、どうだろう?食事時間じゃないときにお箸の練習をしようとしても「今はお箸をもつ時間ではない」と言うし、食事時間にすれば空腹に負けて手っ取り早くスプーンに行ってしまう。むずかしいなあ…。「このお箸じゃなくて、こないだ買ったポケモンのお箸と、あとスプーン入れとくね」と言ったら、ケイは渋い顔。なんとか承知させて、今日になった。で。お迎えに行ったら、先生が苦笑いしてちょいちょいと私を呼んだ。どきどきしながら行ったら「お母さん、ケイ君がスプーンがないって泣いちゃって」作ったお弁当を見たらスプーンを使うようなメニューではなかったのでお箸と「フォーク」を入れたんだけど。ごめん、「スプーン」って言ったんだからスプーンじゃなきゃダメだったね。ママが間違えました。帰る道々「お箸と、フォークと、あとスプーンもいれといて、ねっ!」と念押しされてしまった。あ~ごめんごめん。
2006.05.02
なんだかまたしても久しぶりの日記になってしまった!もう一つ持っているブログがあって、そっちにはもうちょっと書き込んでいたんだけど…。そこは紹介制のところなので、知人つながりでワタシの実像が知られている。もちろん、全然知らない人と交流を持つことも出来るけど、多くは近所で日記を見せ合っている、そんな感じ。それはそれで楽しいんだけど、やっぱりケイのいろんなことや本当の悩みはなかなか書けなかったりする。で、凹んだところでちょっと戻って来てみたりして。ケイは幼稚園に通い始めた。しばらくは毎朝昇降口で泣いていたけれど、ここ数日泣かずに「バイバイ」と靴を履き替えてあがっていくようになった。帰りも機嫌良く出てくるようになった。段々流れがわかり、居場所を見つけられるようになって来たんだろうと思う。実際ノリのいい彼は、全体活動は楽しく出来ているらしい。お遊戯でこんなのやったとか、おうた歌ったとか、そういうことを断片的に話してくれる。でも、自由遊びの時間にはずっと一人遊びをしているらしい。年少なんてそんなもんだし、それはそれでいいのだけど、それこそが彼が没頭できるマイワールドなので、そこで思い通りにいかないとかなりの確率で相手への攻撃をするようだ。砂にお絵描きしていたら、だれかが上を通った。座ろうと思っていた場所が、もうあいていなかった。没頭して遊んでいる至近距離を、誰かが通った。…というようなことでムギャー!と金切り声をあげて相手に手をあげる…らしい。口より先に手が出るのは、これまた年少では普通のお子さんでもよくあることだとは思うけど…。先生がよく見てくださっていて、未然にふせがれている事件に至ってはもっとあるらしい。もともとはぼーっとしていて叩かれるばかりだった穏やかな子が、いつのまにか「叩く子」になってしまったのも悲しい。外に目が向いた証拠、ということなんだろうか…。また、良くも悪くも言葉通り!の大真面目くんなので、「きしゃぽっぽ~これは線路だよ~みんなは電車~線の上に並んでね~」との先生の言葉を真摯にうけとめ、線からはずれていたお友だちを「成敗」したり。子どもと親の顔と名前が一致していない状態で謝ってまわるのって…ツライ。疲れているのだと思うけど、帰りにだっこをせがむ。徒歩通園なので、まわりじゅうお帰りの園児ばかり。年長も年少も、抱っこしてる子なんていない。ケイだけ。歩くって約束したでしょ、と手を引いて歩かせる。またムギャーと泣く。金切り声に、他のクラスの子たちが心配そうに「どうしたの?」ときいてくれた。その横を、同じクラスの名札をつけた子が「…もうっ」とつぶやいて通り過ぎた。そうか、何度もこうやって泣いてるのを、保育時間中に見てるんだね。もうじき連休…。一年生になったばかりのネネも疲れて余裕がないので、家でも荒れるケイにぶちきれて喧嘩ばかりしている。幼稚園には行かないから直接のストレスの原因はないけれど、一日家にいる生活で子ども二人の関係はいかに?そして、連休明けの幼稚園生活はいかに?次回に続く(多分)。
2006.04.27
ふと気がつくと3ヶ月も間があいておりました…。近況報告など。ネネはおかげさまで幼稚園を卒園しました。コドモ部屋、作りました。でもケイと共同なので、ただのおもちゃ部屋になっています。幼稚園は…。園長先生はいらっしゃるけれど、主任の先生はどうも異動になるらしく、二年間のネネ送迎時になんとなくケイを見てもらっていた先生が減るのは残念な限りです。ネネの担任だった先生も異動らしい。ちょっぴり寂しいです。ケイは今日、療育を「卒業」しました。春からは月2回程度、幼稚園が終わったあとに「外来利用」として通います。そしてそして、外来利用で会えると信じていた、信頼していた療育先の先生も市内の公立保育園に異動が決まり、ママスケ激しく落ち込んでいます。その他にも、4年間通った「親子体操」もケイの入園を機にやめることになり、いろいろ寂しい春です。コドモたちは親の寂しさをよそに、うきうきしています。あ、ケイはそうでもないかな?平常心(わかってない)かも。ケイのマイブーム、また少し変わって、今は「タイヤのホイール」です。はいつくばって人んちのタイヤを見ています。これからまた、少しずつ日々のこと等書いていくつもりです。
2006.03.24
ケイ入園予定の幼稚園で、二次面接がありました。普通は面接は一回だけなんですが、発達に遅れがあると認められている子や、その他事情がある子は、補助の先生を付ける必要があるかどうか判断するために、園の先生と、自治体の教育課の職員さんがいっしょに面接します。面接はホールでした。入るなり「なんで、なんにもやってないの?」とケイ。そうか、ケイがホールに入るときはお姉ちゃんの発表会の時とか、未就園児のために解放されてがやがやしてる時とかだもんね。ケイ一人だけのために、遊び道具と机が出され、面接開始です。私は園長先生と、自治体職員さんと面接。一度目の面接でも話したようなこと…知的な遅れはないが、自閉症としての特徴は確かに持っているので、それなりの対応をして欲しいこと。具体的には、かかわりを丁寧に持てるよう、補助の職員をクラスにつけて欲しい、ということをお話ししました。ケイはというと、初対面の人相手にリラックス。粘土を貸してもらって、いろいろ作って遊んでいました。ひらがな、カタカナ、アルファベットや各種記号の知識を披露し、あれこれ会話し、最後は素直に手まで洗いに行って、ケイの中での「最も調子の良い状態」を見せまくり…。これが、どのように捉えられたかはわかりません。4月になってみないと人事がわからないので、あとはもう運を天に任せるのみ?です。結果はどうあれ、ケイにとって、いい園生活だったらいいなあ。あ、そうそう。12月6日の日記で「湿布からバンドエイドに降格」された「もと」ツキユビですが、本日付けで「バンドエイドから紙テープ(ガーゼをとめる、医療用の紙テープ)に降格」しました。次は何日後に、どのレベルで納得するのかしら。
2005.12.20
ケイが、昨日から「ヨーチエンのごあいさつのセンセイ、ハイイロイ点々のとこにいるでしょ」と言っていた。「ヨーチエンのごあいさつのセンセイ」というのは、ネネの幼稚園で、毎朝門のところに立っていてくださる先生のこと。ケイも毎朝「おはようございます!」と挨拶するので、多分そう。…でも、ハイイロイ点々って?「ハイイロイ」っていうのは、「灰色の」という意味だろう。ケイは、「赤い、青い、黄色い」と同様に他の色も「緑色い」「ピンク色い」と言うことがある。でも、点々はわかんないなあ。なにそれ?どんなの?と何度聞いても「ハイイロい点々、だよお」。まあ、色々言い換えたりして伝えようとするのはケイの苦手分野なので、実際に朝、幼稚園の前で聞いてみることに。で、今朝。「ごあいさつのセンセイ」のところまできたところで、ケイに改めて「ハイイロい点々」ってなに?と聞いてみようとして…。もしかして、これかな?先生が立っている門の柱は、うちっぱなしのコンクリート。そこに、直径二センチほどの丸い孔が六つ。むきだしのコンクリートに良くついている、痕みたいな孔です。「灰色の点々って、これ?」「ん、そうそう」あいさつしながら、後ろのコンクリートまで見てたんだ…。午後。ネネのお友だちと、パネルシアターを見に行った。ブラックライトに浮かび上がる蛍光色の絵を夢中になってみてたけれど、貼られた絵の中で、「窓」がちょっと曲がっているのに気づいたケイ。曲がってる!直す!ケイ、直したかった!と騒ぐケイ。お話の途中だから、待っててね、あとでね…となだめてたのに、お話が終わったらささっと片付けられてしまい、号泣のケイ。落ち着いたあとの帰り道、お話おもしろかったねえと言ったら「窓、曲がってた」…そうですか…。
2005.12.19
ケイが突き指をしました。原因は…ワタシ。その日の朝、彼は半ズボンをはいて外をかけまわっていて、こけました。膝を思いっきり擦りむいて、バンドエイドでは覆いきれず、ガーゼを両膝にあてて手当終了。膝をつくと痛かったらしい。親子体操の時間に「ハイハイ」するとき、両手と脚の裏をつく「高這い」状態になっていました。ワタシが「まてまて~♪」と追いかけたら、ウキャ~と逃げて、前のめりになり、その後、急に泣き出したのでした。効き手である左手の薬指、曲げると痛がる。多分突き指だね、ごめんね~~、と湿布をしてやりました。--------------…と言う話は、2週間ほどまえの事です。その日からケイは片時も湿布をはがそうとせず、手も洗いたがらず、お風呂でも手を挙げてガード。ぬれたり汚れたりしたらようやく説得に応じ、湿布お取り替え。治ってるんじゃないの~?と聞いても、半泣きで「シップ貼るの!」と主張。でも、シップ貼った指でお絵描きもするし、ボールも投げるんだよね…。しかも会う人ごとに「ここ、ツキユビ。ハイハイしてて、まてまて~ってなって、ぐきって、やっちゃったの」と言いつける…。今日、通っている療育の看護士さんと相談して、「取り替えるタイミングで治ってる!と大喜びして、そのままおだてて外してしまう」作戦を画策しました。看「うわあ、ケイ君、治ってるう~~~~」ケ「治ってない!痛いの!シップ貼るの!」…だめか。でも、看護士さんの説得で、なんとか湿布からバンドエイドに降格することに決まりました。貼っておけば、とりあえず満足みたいです。次は、このバンドエイドへのこだわりがいつまで続くかですが…。
2005.12.06
ケイの入園面接に行ってきました。ネネの送迎や、各種の行事ですっかり園に慣れているケイは、お絵描きをしつつ順番を待ちました。ケイの順番の札は32。「30番の方、どうぞ~」「ケイは、32ばん!」まだまだ余裕とクレヨンを持ち直したそのとき、先生が来て「じゃあ、32番の方、先にどうぞ~」31番の人の書類が間に合わなかったらしく、とばしたようで…。「ケイ、32番だったのにいいいい」なきべそのケイ。しばらく泣いた後「まだお絵描きだったの」と言うので(ちゃんと言えた!)、一人で待合室までクレヨンをもらいに行かせ、続きを描きながら面接と相成りました。面接はとどこおりなく終了。発達にばらつきがあること、思いやペースを乱されることが苦手なこと、文字の読み書きやおしゃべりなどの能力の高さから「できそう」に思えても、実は難しいことがたくさんあること、一日の予定が大きく異なるときには事前に話し、それでも落ち着かないときには予定表などで確認させて欲しいこと、トラブルのときには他の園児との間に入ってフォローして欲しいこと、そしてできれば補助の先生を要請したいことなど、考えていたことはだいたい話すことができました。ケイも、お絵描きですっかり満足したのか、名前も言えたし、色の名前もおりがみも普通にできました。どんな遊びが好きなの?というような、抽象的な質問はちょっと…でしたが、そのへんはまあ…いいですね。楽しく(?)面接を終了してさあ帰ろうという時、玄関の時計に気づいたケイ。「なんで10がないの?」今は10時半。「10」の文字盤がひっくり返って、可愛い動物のイラストが出ています。「10時だから、10を可愛くしてあるんだね。11時になったら、クルッ!って10時が戻ってくるんだよ、きっと」「…ケイ、10のクルッ!っていうの、みた~~い」…30分も待つの、イヤです。ネネも待ってるしさ。「また今度、幼稚園に来たときにね」「いやだあああああ」あー、また泣いてるし。ある意味とても「いつもどおり」のケイの面接でした…。
2005.12.02
昨日、義従弟の結婚式に出席しました。人前結婚式で、屋外だったので堅苦しい雰囲気もなく、ケイも騒がず無事に式は終了。バージンロードに親戚や友人が並び、ライスシャワーの準備。お米を手渡され、そろそろ新郎新婦が通ろうというときに…。ケイ、お米をざー。ばらばらばら。早いって…。まだ、二人とも来てないって…。仕方ないので私の分を握らせてやり、「お嫁さんとお婿さんが来たら、えいっ!てかけてあげるんだよ」。いよいよ、新郎新婦が通ります。…ってケイ、どこいくの!バージンロードに仁王立ち。やってきた新郎新婦に真正面から米を投げつけるケイ。祝福するんだよ。迎え撃ってどうする。まあ、一番手前に並んでたから「見本」が見られなかったからね…。そして披露宴。乾杯前のスピーチ中、お腹の空いたケイが「いただく?…まだ、いただかない?」(『いただきます』はまだかという意味だと思います…。笑いをこらえるのが大変でした…。)宴の終盤「ちびっこたちから新郎新婦に花束贈呈」っていうのがありまして、ネネには事前に言ってあったんですが、ケイは当日の調子次第で…と思っていたので話していませんでした。(予定をつげておく→調子悪くてできないまま終わる→帰ってから、やるんだったー!と騒ぐ、というパターンが考えられたので)そうしたら、二人をトイレに連れて行って戻って来たタイミングで「花束ですから!」と連れて行かれてしまい、ケイは何もわからぬままみんなの注目を浴びることに。新郎新婦とちびっこたちを中心にした輪の中で、ケイの表情が段々こわばって行くのがわかりました…。あーあ。式も披露宴もとてもいい雰囲気で終わり、ネネもケイもご機嫌で騒がずぐずらず楽しんでいたようでしたが、ケイは時々思い出したように「びっくりしたの」と言っていました。
2005.11.28
今回は私の話。近所の地域作業所が出している広報誌のカットと、そこの喫茶店のメニューと一緒に飾るイラストを描くことになってしまいました…。なんでそんなことになったかというと、ことは二ヶ月前にさかのぼります。ケイと二人でぶらぶら近所のフリマをのぞいていたら、作業所が出しているお店に「ボランティア募集」のポスターがかかっていました。なにげなく、どんな種類のボランティアを探しているのかきいてみると、喫茶店の店番や、いろんな事務処理や、広報誌のイラストを描く人を募集しているとのこと。教科書やノートの隅っこに先生の似顔絵を描いたりすることが好きだったし、今でも育児マンガを描いたりしてるので(ここでは公開してないけど)、広報誌のカットくらいなら協力できるかと思って、名乗り出てきました。以前もちょこっと書いたけど、ネネが生まれる前には養護学校に勤めていた私。手が離れたら、またその関連の仕事がしたいなと思っていたので…。なんらかの形でその世界に近いところに身を置きたいという気持ちもあって。先日、作業所の方から連絡をいただいて、他のボランティアの方も一緒に話をしたいので、来て欲しいとのこと。で、行ってみたら…。広報誌の他、喫茶店のカウンターの壁に飾る絵を描いて欲しいとのこと。え!!!!!!そんなおっきい絵は、描けませんが…。でも…。断れなかった…。(断れよ)幸い、ホームページ作成他、レイアウトのセンスがある方が他にいらっしゃるようなので、相談しながらとにかくやってみようかと。でもちょっと描いてみたい(責任とれるのかー)。しばらくは、コドモタチが寝た後に、スケッチブックを前に唸る日々がつづきそうです…。
2005.11.25
ケイは最近泣き虫だ。赤ちゃんの頃は、あんまり泣かなかった。おもちゃをとられても、お友だちの手が当たっても、転んでも、注射しても、あんまり泣かなかった。表情一つ変えずに淡々としていたので、つよいね!えらいね!って言われてた。ちょっと大きくなると、痛いめにあったり、イヤなことがあると「泣くか?」と周りが思うタイミングで、にっこり笑ってピースしてやり過ごしてしまうことが多かった。貼り付いたような作り笑顔なので、面白くてこっちはつい笑ってしまうのだけど。そしてもっと大きくなった最近は、しょっちゅう泣いている。「あぶない」と言われて泣き、「そっちじゃないよ」と言われて泣き、「今はダメ、あとでね」と言われて泣き、じゃんけんに負けて泣き、押された!と押し返したあとに泣き…療育の先生によると、感じたことを表に出せるようになった、成長の証とのこと。そういえば、ごくごく最近になって「○○がいやだった?それとも××がいやだった?」とちょっとガイドしてやると、「なぜ」泣いているのか、イヤだったのかを自分で話せるようになって来た。確かに成長している…かな?できることも本当にいっぱいあるけど、こういうところはやっぱりちょっとゆっくりしてるね。赤ちゃん時代からのやり直しをしてるみたい。また少し成長したら、泣かずに気持ちを話せるようになるのかな。
2005.11.24
今日は、ネネが入学する予定の小学校で、就学前健康診断があった。子どもたちは健康診断&簡単な知能検査。親たちは入学までの準備や、入学式についての説明を受けた。学用品の準備などはそんなにあせらなくてもいいみたい。多分、近くなると近所の店でここの小学校規格のものが売り出されるだろう。「ご入学のご準備は、もうお済みですか?」とかいって。ケイは、床に座ってお絵描き。他の「下の子」たちがきゃーきゃー走り回っていても、何描いてんの?と見に来ても知らん顔。集中して描いている。おかげで全然邪魔にならず、先生の説明を聞くことができた。こういうところが「良い子ね~」と言われる所以かな。でも、一つ年下の子が「ボクもお絵描き~」と言って、その子のママが「一緒に良いかな?」と近くにお絵描きセットを広げたら、さっと立って私のところに来てしまった。実は、活発で元気ボーズのその子に、ケイは何度もたたかれたり、脅されたりして泣かされている。良く知らない子に対して「攻撃」するらしいので、慣れてくると仲良く遊べるんだろうけど、ケイはそんなのわからない。まあ、無理に近づけることもないのでそのままだっこしてやってたら、寝てしまった。ネネはというと「お勉強した!かんたんだった~!」とぴょんぴょん跳びながら帰ってきた。お勉強って言うのは、学校の机に向かったことを言ってるんだろう。「はじっこの絵と、おんなじの探したの」って言ってるから、知能検査のことだね、多分。ケイの新入園と、ネネの新入学か~…。心配なような、楽しみなような、寂しいような。
2005.11.15
およそひと月ぶりで、保育園に遊びに行った。前回はあっさり入室したのに、今日は顔を引きつらせて私から離れない。仕方ないので隅っこに座って様子を見ていた。今日は「造形」をやっていて、ケイもそこに混ぜてもらった。色画用紙に、いろんな形に切った白い紙をぺたぺたと貼って行く。いくつか貼ったらマジックでお絵描き。楽しそうだ。ケイももの作りは好きなので、紙と糊とペンを借りて、早速取りかかる。指を突っ込んで、のりをつけ…いや~な顔…(←手が汚れるのが苦手…)。近くにいた女の子が、「これでおてて拭くんだよ」とおしぼりを貸してくれた。それをしっかり確保して、一回ずつ手を拭きつつ…なんとか貼れた。○や△や雲みたいなのや、いろんな形があったのに、ケイが選んだのは長方形三つ。それを一つは水平に、後の二つは十字に貼って「ひく、と、たす!!!」意気揚々とペンで「ひく」「たす」「かいた人 ○○ケイ」「KEI」と書き込み、ご満悦。やっぱり文字や記号が好きなのね~(^^;)でも、先生が「他の色も使ったら?ほら、こんなふうに…」「こっちにもかいてみたら?」といろいろ声をかけてくださったのを素直に聞いてる。白地に黒い文字だけだったのが、虹色の「ひく」になった。お片付けして、お外遊びにもちょっと参加して満足したのか「もう帰る」。「また来てね」「俺と友だちになろーぜ」なんて私の方が嬉しくなっちゃうお見送りを受けて、帰ってきた。就労もしてないし、入園の可能性も無いのに「良かったらいつでもどうぞ」と言ってもらえるのが本当にありがたい。人数も20人くらいで良い感じだし、喧嘩したり泣いたりすねたりお世話したり、いろんな子がいるけどぜんぶ「アリ」だよって受け入れてるあったかい雰囲気がうらやましい。ケイが入園する幼稚園も、そんなだといいんだけどな。ところで…今日もニコニコでしたね~と先生に見送られたケイ、玄関を出たとたんに号泣しました。施錠されていた正門からどうしてもでたかったらしい。日中の訪問者は、横の小さな門から出入りするんだよ~。っていうか「そんなことで号泣してる」ところこそ、保育園の先生にも見せてよ~。
2005.11.14
今日、第二希望候補の幼稚園を見に行った。わかりにくい…。市立幼稚園なので、一応通うべき幼稚園は一番近くの園ということになっている。でも、人数の関係とかであぶれる可能性もあって、そのために「第一希望」「第二希望」を記入して、市役所に提出しなくてはならない。近所の幼稚園はものすごく人数が多いので、ケイには合わない…と思って、無認可の保育園とか、私立の幼稚園とか、さんざん探してほんとに悩んだけど、結局その園を第一希望にすることに決めた。ネネも通っているので様子が分かっているし、ケイもしょっちゅう行くので場所になじんでいるし。近いから様子を見にも行けるし、なにより毎日の徒歩通園には雨も降るし風も吹く。だっこだっこの甘えん坊のケイを毎日コンスタントに歩かせるのはけっこう大変だ。新一年生になるネネのためにも、私が疲れすぎてはいけないから。で、次は第二希望の園の選出だ。おんなじくらいの距離に、二つの園がある。徒歩だと子どもの足でだいたい30~40分くらい。遠いけど、自転車ならまあ通える。一つはこの間見に行った。良い園だったけど、交通量の多い通りに面した門、門を入ってすぐ昇降口、昇降口のすぐ前が年少の保育室というのが気になった。落ち着かないし、脱走でもしたらすぐ道路…。ちょっと怖い。ケイはびびりんぼなので多分脱走はしないけど、訪問者がすぐ見える環境はちょっとどうかな?と思った。それから、クラス数は少ないけれど一クラスあたりの人数が多かった。これも、落ち着かないかな?と思った理由。今日見に行った園は、一昔前の新興住宅地で、子どもの人数が少ないのか園全体の人数も少なかった。一クラスあたりの人数が、ネネの幼稚園より10人少ない。保育室内で子どもがキャーキャー騒いでていても、うるさくなかった。それに、園児が少ないので空き教室があって、遊ぶための部屋が別に設定できるだけの空間があった。これは魅力的。逃げ場があるってことだもんね。というわけで、ここを第二希望に設定。仮に第一希望にあぶれても、通うのはきついけど、通う園に魅力があれば頑張れそう。
2005.11.07
ケイは、外の世界にお友だちがいない。外の世界っていうのは、療育じゃない、近所の公園という意味。でも、療育でもとくに仲良しの子はいないみたい。とにかくマイペースなので、お友だちとつるんでなにかするってことがない。似たような軽度発達障害の子でも、お友だち大好きで、一緒に遊んだり悪さしたり、誰かが泣くとなぐさめたり一緒に調子を崩して泣いたり…しているのをみると、ちょっとうらやましくなる。何より、お友だちがやってるから!と何かに意欲が出てきたりするのを見ていると、いいなあって。ケイも、その時一緒にいる子と、ちょこっとかかわることはできる。名前も顔も覚えていて、家で話に出ることもある。でも、それはそれで、大事なのは自分の世界、みたい。ネネは幼稚園から帰るとき、たいてい誰かと約束している。このところ天気がいいので、公園で遊ぶことが多い。まだ小さいので、夕方まで一緒につきあっている。だけど、ネネは親なんてオヤツのときにしか思い出さずに遊び回っているのに、ケイは一人でぐる~っと走ったり自転車をこいだり、自分の影をみながらポーズをとったり、ひとしきり一人遊びをすると私にべったり。そして、お家帰りたくなっちゃった~とごねる。ネネはまだ遊ぶ!と主張し、ケイはもう帰る~と半泣き。自閉症のこどもに、早くお友だちができることたくさんお友だちができることを期待してはいけません。と、何かで読んだ。わかっている。ケイにとっては、安心して関われる友だちが少しいればいい。あとは、わかってくれる友だちが、何となく回りにいてくれればいい。わかってるんだけど…。
2005.11.04
ケイは、文字好きです。ひらがな、カタカナ、名前や曜日などよく目にする漢字、アルファベット、それに最近はローマ字表記も覚えてしまいました。で、実家に遊びに行った時、ローマ字がわかるのに気づいた私の父が、おもしろがってケイにパソコンをいじらせました。父が話し、ケイが文字を打ち込む「桃太郎」「むかしむかし、あるところに…」調子良く進んでいるなあと思っていたら、ほどなくしてぎゃーと泣き声が聞こえ、べそをかきかきケイが飛び出してきました。「鬼が島の『が』の漢字を教えろって怒ってるんだよ~」と父。どうも、「が」の漢字が無い(ひらがなまたは「ヶ」とか「ヵ」ですよね)のがどうしても納得いかなかった様子。そう言われてもな~。日本語って難しいですねえ。
2005.11.01
先日受けた発達検査の結果を、先生に教えてもらいました。詳しい数値はふせさせてもらいますが、IQはけっこう高めでした。でもそれぞれの項目はやっぱりでこぼこで、ものすご~く幼い面と、逆にできている面とがはっきり別れた結果になりました。得意なのは、数、形、目で見てわかる課題。不得意なのは、物の機能、属性、関係性。それから言語での説明をしなくてはならない項目。う~ん、わかりやすい…。一番笑った&ケイの特性が良く出ていたのは、ケイが自分で「説明」したとき。先生が「ケイ君、コップってなあに?どんなもの?」ときいたら、ケイったら指で空にコップの輪郭を描いたのです。真剣に。先生が笑いをこらえながら「ケイ君、先生わかんないから、お話ししてね。お口で、先生に教えてくれる?」と言うと…。ケイ「よ~く、みててね~」と[お口でお話しして]また、空に輪郭を描いたのでした…。律儀な性格でございましょ?ずらっと並んだ絵の中から、「かぶるものは?」「はくものは?」という質問にあった物を選ぶのは、今年になってだいぶできてきました。でも、そういう手がかり無しに、言葉だけに頼ると難しいみたい。実生活で困るのは、探し物をしているとき。「ママ~…こういう(指でなにやら形を描いている)の、どこ?」ってわかんないよ!名前がでてこなくて困ることも多いみたい(知ってるものでも)だけど、その場合「お絵描きするもの」など機能や属性が言えると助かります。そうじゃなければ「ケイ、お絵描きしたいんだけど…」という希望が言えてもこっちはいろいろ推測できますね。先生には、クイズ遊びなんかどうでしょうと言われました。絵を見せて「これなあに」「りんご!」だけじゃなくて、例えばリンゴの絵を隠して「赤くて~、まるくて~、甘くって~、ちょっとすっぱくて~。な~んだ」とか。自分の気持ちや希望を上手に話せるのを目標に、がんばります。ただし、適当に…。
2005.10.28
ネネを迎えに行った幼稚園の帰り道、ケイがまた他の階を見に行きたい~と言った。でも、ネネは数人のお友だちと先に走って行ってしまっている。みんなで公園で遊ぶ約束をしているようだったので、他のママに頼むにしても、とにかく追いついてネネと話し、その上で他のママにもお話ししなくては。「先に公園に行って、おねえちゃんに『待っててね』って言ったら、(他の階を)見に行こうね」って小走りになりながら言ったんだけど、ケイにはちゃんと届いてなかったみたい。すねてやる!とばかり、公園の壁に向かって行き(多分、壁に向かって立ちつくし、怒りをアピールするつもりだった)…手前でつまづいて転んだ。ざらざらの壁であごを強打、下唇とあごを切ってしまった。血の混じったよだれをだらだら流しながらぎゃーぎゃー泣くケイを抱っこして、ネネを他のママに頼み、帰宅。幸いたいしたことなかったので、手当てして気晴らしに(?)約束した、他の階を見に行った。そのあとネネたちとも合流して、ようやく一緒に遊び始める。って言っても、ケイがけらけら笑ったり、ポーズとったりしてふざけるのを、おねえちゃま方がへんなのーと笑ったり…。あとは、ケイが入れてーと走るとみんなで逃げたり…。逆に追っかけてきて反応を楽しんだり…。なんか、ちょっと違うような…。追いかけても逃げられるばかりだし、追いかけてくるのはみんなで一斉にだし、ケイもさすがにイヤになったらしい。私の膝でべそをかきはじめた。おねえちゃま方もまだまだ幼児、そのへんの心の機微はわからないらしい。「もう遊ばないの~?なんで寝てるの~?」強いて言えば君たちのせいなんですが…。まあ、ちょっと難しいかな。そのあとはブロックでいろいろ作り始めた。物を介すると、ケイも対等に遊べる。ちゃんと一緒にという訳にはいかないけど、それぞれ好きなものを作っている輪に加わると、自然にケイも何やら作っている。こっちのほうが断然楽しそう。お友だちと一緒に過ごすときは、いきなり放り込まないで、遊び方も工夫してやった方がいいみたい。
2005.10.27
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