2008.02.11
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カテゴリ: 洋画
以前このブログでバタフライ・エフェクトという映画の 感想 を書いた。

もう一度おさらいすると、ジャンルでいえばタイムトラベラーもので、自分の人生をやり直すためだけにその能力を使うのではなく、次第に自分も含めた身辺の人の幸福までもを視野に入れるがゆえに妥協点が見付からず、苦悩する様が新しかった。

これをいうとネタバレになってしまうのかもしれないが、結局主人公は自分を省いた身辺の人の幸福を優先して考えるようになり、ラストではその切ない結末に何とも言えない気持ちを味あわされた。

ちなみにこの映画にはデレクターズカット版と劇場版があり、劇場版は切なく、デレクターズカット版は衝撃的だった。


しかしそれ以上に切なく味わい深いタイムトラベラーものがあった。


エイドリアン・ブロディ/ジャケット

主演は戦場のピアニストでオスカーを獲得したエイドリアン・ブロティ。
もうそれだけで感傷的な演技が保証されたようなものだろう。
ヒロインはパイレーツ・オブ・カリビアンのキーラ・ナイトレイ。


あらすじは面倒なので こっち を見て欲しい。

この映画の素晴らしいところは、主人公が人に宛てた手紙に集約されているといっていい。
主人公の残した言葉は人生へのテーマであり、普遍的にいつの時代でも誰にでも当て嵌まる格言である。
しかしその言葉はおそらく、主人公の立場だからこそ説得力を持って人に伝えられるのかもしれない。

この映画のラストシーンは、その切なさも覚える感動も、確実にバタフライ・エフェクトを凌いでいる。
僕は、涙を流さずにはいられなかった。





PS
どうやらバタフライ・エフェクト2が出ているようだ。


バタフライ・エフェクト2 デラックス版


バタフライ・エフェクト





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最終更新日  2008.02.12 01:29:44
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