2008.02.20
XML
カテゴリ: 邦画

時をかける少女

素晴らしいの一言。
『あらしのよるに』、『ゲド戦記』、『ブレイブ・ストーリー』などの営業的強敵を抑えて第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞(アニメ作品賞はこの回に初めて設置される。)を獲得したのは当然だろう。

何しろ宿敵らは営業的に強敵であっても作品の出来栄えで判断すれば結論は容易に出てくる。



見る機会がなかったわけではない。放送があってもその時見たいと思わなかったのだ。
人にその気にさせられるかどうかというのが表現・作品においては第一関門である。
そういう意味でこの『時をかける少女』だけが観たいと思った作品だった。

この『時をかける少女』は昨年の夏にCXで放送されたらしいが、その時は放送されたことすら知らなかった。
が、今回はCSで観ることができ、かねてからの評判が真実であったことを確認できた。

この作品の成功の要因は、原作を現代にリメイクしたのではなく、続編として綴られたことが大きい。

ラベンダーをさりげなく飾るなどして、あくまでメタファーとして当時の観客層に伝える演出は心憎いまでである。

おそらく映画館で観た人にとってすれば、いまさらこんなエントリー書いて褒めているブログは遅れていると思われるだろう。
でもいいのだ。ここでDVDさえ買ってくれれば。w





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008.02.20 22:26:19
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: