PR
フリーページ
カレンダー
コメント新着
New!
dokidoki1234さん
New!
いもようかん♪さんキーワードサーチ
4年生の時からずっと担任してくれているK先生(女性)が
引き続き担任になって、すごく心強かった。
K先生は、本当に自閉症のプロフェッショナルって感じで、
私より一つ年下で、なんと同じ高校を卒業していた。
娘さんがかえでと同じ歳で、うちの娘と同じピアノ教室に通っていて、
なんだかすごく親近感があった。
同じ母親同士でも、こうして信頼のおける教師という職について、
フルに頑張っている女性もいるのだ。
すごいなぁ~~、と同姓として憧れる一人だった。
かえでは相変わらず私と二人きりでは車に乗ってくれなかった
誰か一緒に乗る人がいればOKで、出かけるにも二人がかりで大変だったけど、
父(かえでのおじいちゃん)が送迎をしてくれて、本当に助かった。
私も用事がない限り、仕事にも頑張って行った。
パート勤務なので、9時から15時まで働いて、買い物して帰って、
かえでが帰宅する17時頃までに、家事をテキパキと済ませて、
かえでに付き合えるようにした。
その頃の私は、母を亡くした悲しみを味わう暇もないほど、とにかく忙しかった。
気持ちの中では、今まで支えになってくれていた母が突然いなくなり、
テーブルの足を一本もぎ取られたような感じで、
その足りなくなった一本を、自分自身の余力で何とか埋めようとしていた。
そうやって、気持ちを張り詰めていっぱいにして、バランスを取っていた。
でも毎晩のように、洗い物をしている時や、ふとした時に、
知らんまに涙がハラハラと流れていた。
あまりにもめまぐるしい毎日で、母が死んだことの実感が全くないような感じがしていたけど、
涙だけは、止まることなく流れ出てきた。
こんなに泣いたら、水分が不足して脱水症状になるんじゃないかと思うくらい、
涙はどんどん出てきた
お陰様で、体重が何キロか減った
どうせならもっと痩せてやるぞ~!なんて思って、ダイエットの真似事をしたら、
見る見るうちに5キロ減ってしまった。
嬉しいような怖いような・・・
会社のお局様が、私が痩せたことに嫉妬?して、
「どうやって痩せたの?」
としつこく聞いてきた。
うるさかったので 「恋をすると痩せますよ」
と言ってやったら、
「そっか~~」
と、なぜか嬉しそうだった。まさか実行する気~???
でも、痩せると胸がなくなっちゃうから、無理なダイエットは禁物ですよ~~
大好きなパンやお菓子作りは、忙しくてあまり出来なかったけど、
会社の若い女の子の誕生日にチーズケーキを焼いていってあげたり、
休みの日に、パンをたくさん作って余ったら持っていったりしていた。
家で大変なことはたくさんあったけど、仕事して紛らわして、また家で頑張るって感じで、
悲しみを上回るくらい、充実した毎日だった。
下の娘の小学校の役員もあった。
私は広報部の平部員だったけど、気の合うメンバーばかりで、とても楽しく活動できた。
夜の会合のときは、かえではショートステイでお泊まりを頼んで出掛けた。
休日も何かと用事が多く、母が居た頃は、母にかえでを任せて用事を済ませていたけど、
それができなくなってしまったので、どうしても以前よりショートステイやレスパイトの
利用が増えて、金額もぐんと上がってしまった
でも、かえでは休日にショートステイで出掛ける方が、家にいるより楽しそうだった。
お互いのためになるショートステイで、本当に安心して任せられる第2の家庭という感じだった。
かえでの小学校生活も卒業に近づいてきた3月。
勤めていた会社の業績があまり良くなくて、パートの私は仕事がなくなってきてしまった
切られるなら、一番立場の弱いパート社員からだろうと思った。
たぶん辞めなくちゃいけないだろうな、と思っているところに 「解雇」
の話が来た
わかってはいたけど、やっぱりショックだった(ToT)
でも、かえでも中学部になるし、上の娘も中3になるので受験生だし、
下の娘が何だかちょっと荒れ模様だったし、私も今度はしっかり育児に集中しようと思い、
解雇を受け入れ、3月末の工期の終了に伴い(土木建築業の会社だったんですぅ^_^;)
書類を完璧に仕上げて、公共工事の最終検査を終えて、会社を辞めることになった。
社員の皆さんが 「辞めるなんて勿体無い」
と言ってくれて嬉しかった。
お局様は 「惜しい人をなくすわね」
なんて言ってたけど、
彼女なりの愛情表現?だと受け止めてよろしかったかしら(勝手に殺すなよ~)
ちょうどその頃、学童保育所のスタッフで、
かえでをとても可愛がってくれてたEさんが辞めてしまうことを聞いた
また、養護学校の自閉症のプロフェッショナルK先生も異動で転任することがわかった
せっかく良い調子で来ていたのに、ここへきて仕事も先生も、
私の周りのお気に入りの全てが無くなっていくようで、ものすごく落ち込んでしまった。
約一年間、おじいちゃんが送迎をやってくれて、ずいぶん助かったけど、
仕事を辞めて専業主婦に戻ったら、かえでの送迎くらいは出来るようにしたい。
それもできない専業主婦なんて、ホントに情けないしね・・・
かえでは、私と一緒に車に乗ってくれるだろうか?
とにかく何とかして、出来るようにしなくては・・・

会社を辞めるって決まって
ちょっと落ち込んでいた頃・・・
養護学校のPTAで行った
日帰りバス旅行の時の
かえでと私
K先生が撮ってくれました
このあと、後ろに見える観覧車に、
3回も乗りました(T_T)
ステイホームでも気分が上がる♪ 2021年04月04日 コメント(2)
これがお正月なのだ! 2021年01月04日 コメント(4)