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2006年08月02日
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カテゴリ: 心の病気


かえでは中2、下の娘は小6年に進級した。

子供が三人いて、それぞれ違う学校に通っていたら、用事もかなり多くて、
新年度には、いつも母はパニック状態・・・

学校からのお便りとか、めちゃくちゃたくさんあって、何がなんだかわからなくなってしまう。


しかもこの年は、PTA関係の役員が3つ重なってしまった

かえでが通う養護学校の分校の PTA会長 。これはもう順番だから仕方ない。
でも、人数が少ない分校と言っても、会長職はかなりプレッシャーだった。


それから下の娘の 子供会 の役員。
これも娘が6年生なので、避けては通れない仕事だった。

そんでもって、6年生の 学年委員 ・・・この年から広報発行も兼ねることになっている。
これはくじ引きで当たってしまった

養護学校のPTA会長や子供会の役員があるので、
勘弁してほしいという直訴も虚しく却下され、
あみだくじの最後を引いたら、まったく福もなく、めでたく大当たり

ほかのくじ運はめちゃくちゃ悪い。
悪すぎるくらいなのに、なんでこういうくじ運はいいんだろう。
くじ運が悪いから、当たっちゃうんだよねクスン・・・


これで、大きな役を3つも引き受けることになってしまった。
この年度は、いつもよりかなり大変な始まりになった。


私は、これまでもいろんな役員をやってきたけど、
引き受けたからにはしっかりやろうと思って、自分なりに完璧にできるように頑張ってきた。

だから、ほかの人から見れば
「メイプルさんに任せておけば大丈夫だよね~」
という感覚だったかもしれない。


みんなの期待を裏切らないように、とにかくしっかりやらなくては、という思いがあった。
自分の事を犠牲にしても、みんなに迷惑を掛けないようにしたかった。
手を抜いてはいけない。
そんなふうにして、これまでに私は自分の中にヘンなプライドを作ってきてしまった。



かえでは、相変わらず大変な毎日だった。
『ギュッ』 も続いていたし、
寝るときも添い寝をして、眠るまで一緒にいなくてはいけなかったし、
こっちが眠っちゃうといきなり叩いてくる。
私の顔色をよく見ている事も変わらなくて、
不機嫌そうな顔をしたり、きつい口調になるとすぐに向かってくる。


美人教師H先生 は、持ち上がりでそのまま担任。
隣のクラスの頼りになる先生は、小学部に異動になってしまったので、
もう頼ることはできなかった。


4~5月は、子供も新しい環境に慣れるまでにかなり神経を使っている。


上の娘の高校生活についても、親として初めてのことも多く、
毎朝のお弁当から始まって、歯の矯正とか、めがねからコンタクトにしたりとか、
野球の応援練習(けっこう厳しい)とか、勉強のこととか、いろんなことが心配だった。

本人も口には出さなかったけど、大変な様子は手に取るようにわかった。


そのため、下の娘は野放し状態だったm(__)m
元気に頑張ってくれていることは救いだった。
でも多感な時期だけに、新年度はやっぱりナーバスになっているようだった。


夫は、その1~2年前から仕事が忙しくなって、
土日の休みのうち、どちらかは休日出勤で、
育児に関しては、これまで同様に期待はできなかったし、してもいなかった。
休日出勤して、私が働けない分、稼いでもらったほうがいいかも?って感じもあった



5月上旬、養護学校のPTA総会が終わり、新年度の慌しさが一段落した。

この頃から、私はまた涙がポロポロと出てきてしまう症状が始まった。
何でもないのに泣けてくるのは、母が亡くなったあと、しばらく続いていたけど、
もう大丈夫だと思っていただけに、どうしてだろう?と思っていた。


かえでに添い寝しながら 「私たちにはもう未来はないんだろうな・・・」 と考えたり、
自分の思い通りにならない出来事も多くて、イライラしたり、かなり悲観的になったり、
悪い方へ悪い方へと自ら思いを動かしていた。

どうしていいものかわからず、私がしっかりしなくては、もっと頑張らなくては、
とさらに気持ちを追い込んでいった。

イライラするのは 更年期 が近づいているからだよ、と友達にも言われて、
そうだよなぁ、もうそういう歳なんだろうなぁ、とあまり納得したくない理由を、
無理やり噛み砕いて飲み込もうとしていた。


H先生は 「お母さん大丈夫ですか?」 と心配してくれて、
あまり大変なら、かえでをショートステイか短期入所で預かってもらってはどうか?
と提案してくれた。

かえでを施設に入所させることは、上の娘の受験の時にも少し考えたけど、
それを乗り越えたんだから、もう必要ないと思っていたし、
不必要に子供を預けるなんて出来るわけがなかった。

かえでが、こんなに不安で毎日手繋ぎを求めてくるような状態なのに、
私から引き離したら、どんなことになるだろう?
大変だけど、これは私の仕事だし、かえでの母親としてやらなくちゃならないこと。

そして、私みたいな完璧な人間に、この先生はなんてことを言うんだろう・・・
そんなふうにも思った。


でも、自分でも気がつかないところで、私の精神状態はどんどん悪くなっていた・・・










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最終更新日  2006年08月02日 08時09分04秒
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