日記

2003.01.16
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私の住んでいる所は、雪は滅多に降らず、降ったとしても積もることはまずない。

積もるような雪が降るのは10年に1度くらいである。

そんな温暖な地方に住んでいるため、寒さにはめっぽう弱い。

朝起きて、温度計が5℃なんて示していると、

布団に戻りたくなってしまう。

豪雪地方の方には、こんなこと書くと怒られてしまうかもしれないが、

中途半端に寒いため、暖房設備が行き届かず、

家の中は、もしかしたら、暖房設備の行き届いた豪雪地帯のほうが暖かいかもしれない

・・・などと考えてしまう。

さて、そんな寒さに弱い私に、娘は、朝起きてそうそうに

「おんも(外へ)行く、おんも、行く!!」

とせがむ。

今日は、朝から飛びっきり寒いのに、それでも娘には関係ないらしい。

「おちがえ、おちがえ(お着替え)。」

と、自分の洋服ダンスを指差し、着替えて外へ行くといって聞かないのだ。

「外でたら、ママ凍え死ぬよ・・・きっと。」

なんて、私の愚痴は娘に届かず、私は、朝もはよから、

公園に、半ば娘に引っ張られるように連れ出された。

やっぱり、外の寒さは厳しい。寒いと言うより、痛いほどだ。

娘は、

「あちゅいねぇ、あちゅいねぇ。」

と、私に話し掛けてくる。

娘は、言葉の最初を「あ」と発音してしまうため、

例えば、みかん→あかん、ごはん→あがん となってしまう。

そのため、さむい→あちゅいとなってしまい、

暑いも寒いも同じ発音になってしまうのだ。

そうとは、分かっていても、この寒い中、

「あちゅいね、あちゅいね。」

と連発させると、娘が、ものすごく耐寒能力に優れている人のようで、

「あなたは、エスキモー人ですか?」

と、我が娘ながら突っ込みたくなってしまう。

しかし、公園につくと、ブランコや鉄棒に触るたびに、

「痛い、痛い」

と、手をさして娘は泣いていた。

そりゃ、そうでしょう。この寒さの中、鉄の棒を触ったら、

寒くて冷たくて、手は痛くなるでしょうよ。

さすがに娘も諦めて、公園には5分もいることなく、

家に帰ることができ、寒がりの私は、ほっとしたのだった。

娘は、やっぱり、エスキモー人ではなかったのね・・・・と。





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最終更新日  2003.01.17 07:39:24


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