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maroninsky @ Re[1]:感想『風の歌を聴け』(12/22) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
Dance in the Sky @ Re:感想『風の歌を聴け』(12/22) 羊をめぐるの方はTarshaさんも以前読んで…
maroninsky @ Re:決して取り乱さないヒトでぇ~す!(07/05) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
maroninsky @ Re:堂々巡りになっちゃうけど(07/05) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
maroninsky @ まあ コメントありがとうございます。 大切…

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カテゴリ: 映画評
 最愛の人を殺された人間の心情を描いた作品。浅野忠信主演。毎日映画コンクールで氏が主演男優賞をとった作品。浅野氏はミステリアスな所が好きで、出てる映画も面白いものが多いので気になって観てみた。(以下、ネタバレなど一切考慮に入れず書いてます)

 物語の舞台は東京の下町。
 父が死んだことで写真館を継いだ元戦場カメラマン・民郎(浅野忠信)は幼馴染、マリ(池脇千鶴)の友人・亜弥子(エリカ)と出会いお互いに引かれ結婚することになる。
 幸せな日常を着々と積み重ねてゆくが、ある日突然、少年によって亜弥子が殺される。少年は更生のため軽い罪で出所となる。
 亜弥子を突然殺されて以来、怒りと失意に沈むが、表面上の生活では周囲の励ましもあって徐々に元の生活状態に戻る。しかし内面では常に少年に対する憎悪の念を抱き続け復讐すべきだという感情が消えない。それに漬け込むかのようにジャーナリストが煽り立てる。
 知らされた場所へと出かけ何度も逡巡する。最後に実行に移すが復讐の鬼となりきれず、手を止めてしまい未遂に終わる。皆の待つ場所に戻ろうとするが明るい場所との隔たりを感じ、どちらにも馴染めないという形で劇終。


 メインのところだけあらすじにしてみました。他にもここには書き切れない様々な要素を含んでいる。
 メインテーマは理不尽に最愛の人を奪われた人間の心と感じた。複雑なものを映画でうまく描いているし、浅野氏もよく演じてると思う。台詞はそんなに多くないんだけど、最後の形相といい表情の動きで心情が感じられた。やっぱ、すごいな。
 あと個人的に。亜弥子役の人誰だか知らなかったんだけど、なんだか日本人離れした南方系の濃いはっきりとした顔立ちの女優さんだった。似てはいないんだけどなんだか自分の想い人を連想してしまって仕方なかった。最近よくあること。が、プロフィールを見て納得と驚きがあった。

 最後の灰色の結末には納得。復讐を遂げるでもなく、まして忘れては生きられない。どちらも選択できず、生き続けなければいけない。これが人間のリアルではないかと思う。
 一つ難癖をつけるとすれば、サブテーマというかメイン以外がなんだか中途な感じがする。まあ、映画は全てを描かないところがいいのかな。

 色々と考えさせられるよい映画だった。





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Last updated  2006/05/03 07:50:54 PM
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