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maroninsky @ Re[1]:感想『風の歌を聴け』(12/22) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
Dance in the Sky @ Re:感想『風の歌を聴け』(12/22) 羊をめぐるの方はTarshaさんも以前読んで…
maroninsky @ Re:決して取り乱さないヒトでぇ~す!(07/05) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
maroninsky @ Re:堂々巡りになっちゃうけど(07/05) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
maroninsky @ まあ コメントありがとうございます。 大切…

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カテゴリ: 書評、感想
 短編。太宰作品の中では中期に属する作品。Kobomさんのお勧め。教科書にも載っているらしい。

 内容はある年老いた婦人が若くして亡くなった妹の病床での出来事を邂逅するというもの。


 短編だけあって読者の想像に任せる部分が大きい。
 妹の手紙は寂しさを紛らわすための狂言ではなく本物だろうが、最後の口笛は神の悪戯か、父が吹いたのか、はたまたただの通行人の偶然か、ここの所は定かでない。その点に余韻を残す。
 初め、一読した時、どう感想を書こうか迷った。
 短いながら一瞬で物語の世界に引き込む力はさすがだと感じたが、引き込まれた瞬間、終わってしまうのでなんだか空中に放り投げられた感じがしてぎこちなさを感じた。
 読後、しばらく考えてみた。
 文章的には太宰の中期系芸術作品に属する。しかし少しの暗さも引き摺っている。
 短いながら展開の変化が激しい。妹に来た手紙を読む場面ではそれが狂言であることに気づかず読むから完全に虚を突かれる。よくできている。


 また、何年かして読み返すと味が違ったものになるのかな、そんなことを感じた作品だった。





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Last updated  2006/07/09 07:39:40 PM
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