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maroninsky @ Re[1]:感想『風の歌を聴け』(12/22) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
Dance in the Sky @ Re:感想『風の歌を聴け』(12/22) 羊をめぐるの方はTarshaさんも以前読んで…
maroninsky @ Re:決して取り乱さないヒトでぇ~す!(07/05) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
maroninsky @ Re:堂々巡りになっちゃうけど(07/05) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
maroninsky @ まあ コメントありがとうございます。 大切…

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カテゴリ: 書評、感想
 スタインベック著『エデンの東』を読んだ。

 長編。一言で言うならばトラスク家とハミルトン家の人々の3代を描いた物語。
 主人公は誰ともいえない。皆が主人公のようなところもあるが。全編を通じて出ているのはアダム・トラスクのみということになるだろうか?しかし、アダムが常に物語の主軸にいるわけではない。
 いうなればトラスク家側の主人公がアダム、ハミルトン家側の主人公がサミュエルということになるだろう。
 時代としては南北戦争から第一次世界大戦までのお話。

 ジェームス・ディーン主演の『エデンの東』は良くできた映画だということを感じた。この物語のエッセンスをよく抜き取っている。特にアダムにプレゼントを拒否されるシーンは良くできている。

 この作品を読んで連想したのが陳忠実著『白鹿原』(中国)。一族の族史的な部分があり歴史の見方が大変に面白い小説だった。日本で似たものをあげるならば『夜明け前』ということになるだろうか。しかしこの作品、読み難いし、違う。またトルストイの『戦争と平和』ほどの深い人物描写までは行っていない気がする。

 アメリカ人が自身を描くとこのような感じになるのかと感じた。アメリカ人の中でも○○系アメリカ人として生きる。二つの国民性に依拠して生きる。

 読みやすい小説だと感じた。訳が良かったのだろう。またストーリーもだらだらと進むわけでなく、きちんと山は作ってあるのでたるまず読めた。

 内容があって読みやすく楽しめる本というのはめったに存在しない。バランスの良い本だったように思う。

 ただこの作品、というか年を食ったせいなのか、どの人物にも感情移入ができなかった。唯一なんとなく分かる気がしたのが、トム・ハミルトンの気持ちだった。

以上。








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Last updated  2007/06/24 07:31:20 PM
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