まいど、俺や。41歳無職、滋賀大卒。
慰謝料で暮らしながら、夜な夜な昭和の名曲流して酒飲むオッサンや。
最近はな、スマホでなんでも聴ける時代やけど――
あの昭和の歌声には、今でも心が震える。
酒と昭和の歌は、相性100点や
冷蔵庫から缶チューハイ取り出して、YouTubeで「昭和 名曲 メドレー」って検索。
それだけで夜が始まる。
最初は軽く飲むつもりが、**中島みゆきの「地上の星」**とか流れてきた瞬間、
「俺もまだ飛べるんちゃうか」って気持ちになって、グラス進むわけや。
松山千春で語りたくなる夜
酒が進むと、だいたい口も回りだす。
「松山千春って、声の温度が違うよな」とか、
「この人の“長い夜”、タイトル通りほんまに長い夜やねん」って独り言。
誰も聞いてへんけど、語らずにはいられへん。
おかんはリビングで「また昭和歌謡タイム始まったわ…」って笑っとる。
親父(防大卒の元鬼軍曹)は、「百恵ちゃんは国防レベルや」って意味分からんこと言いながら一緒に飲んどる。
昭和の曲って、人間くさいんよ
今の曲もええけど、昭和の歌は“人が歌ってる”って感じがする。
AIでもエフェクトでもない、生の声の揺れ。
恋も別れも希望も、全部ホンマの温度で唄っとる。
たとえば、テレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」。
あれ聴いてたら、ただの失恋ソングやのに、
「生きるって、こういうことか」って思わされる瞬間ある。
一人で飲んでるのに、寂しくない夜
無職で実家暮らし、夜中に一人で酒飲んでても、
昭和の曲流れてるだけで不思議と寂しない。
むしろ“誰かの人生と飲んでる気分”になる。
歌の中に人のぬくもりがあるんや。
酔いが回るほど、心が温もる
二杯、三杯と飲み進めるうちに、
画面の中で流れる古い映像が、だんだん自分の記憶と混ざっていく。
知らんはずの時代やのに、懐かしい。
俺が子どもの頃に見た親父とおかんの笑顔まで浮かんできて、
「昭和の匂いって、血の中に残っとるんやな」って思う。
まとめ
昭和の歌を聴きながら飲む酒は、
酔うための酒やなくて、“生きることを思い出すための酒”や。
無職でも、金なくても、
昭和のメロディーと一杯の焼酎があれば、それだけで人生はちょっと豊かになる。
レコードの
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