41歳ニートと俺とおかんと親父の話

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2025.10.27
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テーマ: 早起き(389)
カテゴリ: 日常

まいど、普段は夜型や。アニメ観ながら酒飲んで、気づいたら午前3時。

朝日なんて、ここ数年まともに拝んだことなかった。

せやけど今朝――

たまたま早起きしてもうた。

目覚めたら6時。外が静かで空がほんのりピンク。

その瞬間、思た。

「早起きって、もしかして……ええんちゃう?」




朝の空気、うますぎてビビった

まず窓開けたら空気がちゃう。

冷たくて澄んでて、昨日の酒の残りまで浄化される感じ。

鳥の声聞こえるし、遠くで新聞配達のバイク音が響く。

世界が“リセット”されとる気がした。

これが世に言う“三文の徳”ってやつか?

正直、もっと高い価値あると思うで。



コーヒーの味も変わる

いつものインスタントコーヒーやのに、

朝に飲むと全然ちゃう。

香りが立って、口の中に“新しい一日”が広がる感じ。

普段なら「また今日も何もせんまま終わるんやろな…」って思う朝も、

今日だけは「なんかできる気がする!」って錯覚した。

(※実際は何もしてない)



おかんの「珍しいな」攻撃

台所行ったらおかんがびっくりしてた。

「どないしたん?具合悪いん?」

……違うねん。たまたま目ぇ覚めただけや。

でもおかん、嬉しそうに味噌汁よそってくれた。

その湯気の匂いがまた最高。

朝飯って、胃より心に染みるんやな。



早起きすると、一日が長い

午前9時の段階で「まだ午前中か!」ってなる。

得した気分やけど、逆に時間の使い方に困る。

無職が時間増えるの、ちょっと危険や。

ヒマが増えるだけの可能性もある。

けど、気持ちの余裕は確かに出る。

焦らん。静かに考えられる。

朝って、人生の“助走時間”やな。



親父の一言で現実に戻る

リビングで新聞読んでた親父(防大卒の元鬼軍曹)が、

「早起きしたら偉くなった気せんか? でも現実は変わらんぞ」ってボソッと。

……はい、正論パンチいただきました。

けどまぁ、気持ちよかったからええわ。





まとめ

早起きしても、金が増えるわけでも、人生が劇的に変わるわけでもない。

でも、“心の空気”は確実に入れ替わる。

それだけでも、無職の俺には十分な徳や。





俳句で締め

朝の風

無職の胸に

春ひとつ

​​





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最終更新日  2025.10.29 17:33:09
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