趣味の漢詩と日本文学

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September 13, 2009
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【本文】廿三日、日てりて曇りぬ。此のわたり、海賊のおそりありといへば神佛を祈る。
【訳】正月二十三日、日が照って、のちに曇った。この近辺では、海賊襲来の危険があると言うので、神仏に無事を祈った。

【本文】廿四日、昨日のおなじ所なり。
【訳】正月二十四日、きのうと同じ場所である。

【本文】廿五日、楫取らの北風あしといへば、船いださず。海賊追ひくといふ事絶えずきこゆ。
【訳】正月二十五日、船頭たちが、北風が具合わるいというので、船を出さない。海賊が追いかけてくるという話しがたえず耳に入る。





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Last updated  September 13, 2009 04:59:11 PM
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