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(…その3から続く)今日の昼食は、昨日の夕刻 お店の入口を見に来たホテル内のブッフェレストラン「ファンタジースプリングス・レストラン」でとることが決まっています。今回のバケーションパッケージでは二日目のいずれかの食事をこちらのレストラン指定にすることが可能になっていて、私達はそのうちの昼食を選択したというわけです。(ほんとうは一日目の夕食のプライオリティーシーティングを取りたかったのですが、宿泊特典枠でも一般枠でも残念ながら予約をとることができませんでしたので、バケーションパッケージ専用枠を利用しました。)指定されていた時間ほぼぴったりに店頭に行って名前を告げると、 お席をご用意しますのでしばらくお待ちください とのこと。なので私達は、ホテルの三階部分まで届こうかという美しい装飾を見上げながら、しばらくお店の前の広ーいスペースで待つことに。昨日の夕方にここへ来た時と違い、きょうこの時間は周囲の大きな窓からたっぷりと入る自然光が白い床や壁に映えて よりいっそう格調高く感じられます。こちらのホテルでは宿泊棟のことをそれぞれ「グランドシャトー」「ファンタジーシャトー」と呼びますけれど、床も壁も天井も全体的に「白」基調で統一され 植物のモチーフがふんだんにあしらわれている館内は まさにヨーロッパのお城のような佇まいです。数分後、キャストさんがいらっしゃって店内の説明をしながらダイニングエリアへと案内してくださいました。このレストラン、ダイニングエリアはきっちりと仕切られたいくつかの小部屋に分かれており(オチェーアノやシャーウッドガーデンレストランのように「エリアに分かれている」という感じではなく壁や通路ではっきり区切られています)、それぞれ「スノーホワイト」「オーロラ」などプリンセスの名前がついているとのこと。私達はその中の「ラプンツェル」の部屋に案内していただきました。壁にはラプンツェルの物語の場面が描かれた額絵が飾られていましたよ。お部屋の隅には子供用の可愛らしい椅子が置かれていましたが、よく見ると椅子の背は…チョウがあしらわれたデザインになっていました。こんなところにも蝶々が! と少し感激してしまいましたよ。ブッフェ台に並ぶお料理は 前菜もメインも種類はそんなに多くない感じでした。目をひくのはシュリンププラッターでしょうか、エビ食べ放題です。ソースは2種類用意されていました。デザートもそんなに種類は多くないけれど、小さなコーンにクリームを詰めたものなど可愛らしい見た目の物が多かったです。全体的に、お子さんでも美味しく召し上がれそうなお料理が多いかな といった印象でした。(お子様向けのコーナーもちゃんとあって充実しているように見えました。)キャストさんがカットしてくださっているローストビーフもソースはやや甘めでお子様向け寄り。お料理内容的にはシャーウッドガーデンレストランよりやや大衆的だけれど、トイストーリーホテルのロッツォ・ガーデンカフェほどカジュアルではない といった感じでしょうかね~私達は舞浜で普段そんなに頻繁にブッフェレストランに行くわけではないのでよくわかりませんけれど、一番よく足を運ぶオチェーアノのブッフェと比較してみると、大きく違うのは コーヒー紅茶がセルフサービスでお食事料金に含まれているところ、着席時間の制限がないところ、(ランチタイムだけかもしれませんが)ボトルワインの価格が5000円と6000円の設定でそれぞれ何種類か用意されている明朗会計システムなところ、ワインのカラフェ販売があるところ、などでしょうか。あと、「ファンタスティックセレブレーション・タイム」というゲストの特別な日を祝う時間があり、お祝いに該当するご本人以外にもレストランにいる人全員に小さなカットケーキがふるまわれる というサービスがあったのがちょっと「びっくり」なことでした。また、もうひとつ驚いたのは店内に設けてあるお手洗い。ドアを開けたらこんな↑だったので、思わずテーブルまでカメラを取りに戻ってしまいましたよ~(お行儀悪いんですけど、たまたま誰もいなかったので撮影させていただきました。)こんな場所にまで花が咲いているなんて、やっぱりこのホテルの真の姿は「植物」なんじゃないの??魔法が解けたら草木に戻っちゃうんじゃないのーー?? …… なんてね。(ちなみに男性用の方の洗面台も同じだったそうです。夫談。)お食事を終えてお店を出たのは14:00を少し過ぎた頃。私達はそれからファンタジースプリングス再入園を目指して美しいホテルエントランスを通り抜け、車寄せ脇から「ファンタジースプリングス・エントランス」へと向かいました。あずまやの下の保安検査場を通過してグランドシャトーの下のトンネルのようになっている部分にあるエントランスにさしかかったのは14:30少し前くらい。朝はこの場所もゲストでいっぱいでしたけれど この時間は殆ど人の姿はなくて静かだったので、トンネル内両側の壁に飾られているアトラクションのポスター風看板などものんびりカメラに収めることができました。ファンタジースプリングスに再入園してからは、夫が「『アラビアンコーストの方からエントリーウェイを歩いてファンタジースプリングスに入る』ってどんな感じなのか体験してみたい!」とかという謎の主張を強くするので、暑い中をとぼとぼ歩いてアラビアンコーストに出る手前まで行きました。洞窟部分を通り過ぎると、長いエントリーウェイはまあ 混んでること混んでること。ファンタジースプリングスエリアに入場できる時間を待っていらっしゃるのでしょうか、両側の岩にもたれかかるようにして地面に座り込み スマートフォンを凝視し続けている若い方々のグループなどが多くて、なんと言ったらいいのでしょうか 一瞬「未開の荒野」に出てしまったような気分になりました。なので、エリア内入場制限をしていることを告げるボードを撮影してすぐ引き返すことに。(背景は加工してあります 大混雑で人いっぱいだったので)―― そうかー こっち側から入ってくるとこんな感じなのかーホテル側から見ているとファンタジースプリングスはただ「深く静かな森の中」のように感じますけれど、エントリーウェイ側からだと「岩山の狭間を抜けた先にある水の湧く不思議な場所」。なるほど、「ファンタジースプリングス」という呼び名は、こちら側から歩いてたどり着いた時に初めて実感できるものなんですねえ。(洞窟のところで両手を広げて空を飛んでいるピーターパン、傍にはちゃんとティンカーベルもいるのですね~)「ファンタジースプリングスホテル宿泊証明書」(ここにいらしたキャストさんによれば、この地点を通過するためにはこの証明書を提示するのが一番早いとのことでした)を洞窟の中のチェックポイントで提示して 外の世界よりもまだ多少は平和なファンタジースプリングスに舞い戻ったのは14:50頃でした。パークが閉園するまであと約6時間。ファンタジースプリングス内でのこの後の予定は 夕食をモバイルオーダーしてある「スナグリーダックリング」でとることのみ ですが、今回バケーションパッケージ利用でパークを訪れていた私達には ディズニーシー内で指定されていた「ショー鑑賞」と「アトラクション体験」の予定が残っていました。ショー鑑賞の方は「16:20」からのビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~、アトラクションは「17:00~18:00」指定でソアリン・ファンタスティックフライト。いずれもパーク内メディテレーニアンハーバー水域の向こう側、どちらかといえばディズニーシーのメインのパークエントランスに近い場所にある施設での予定です。実は早朝 天気予報サイトをチェックして、昨日とうって変わってきょうの舞浜は曇りがちではあるものの晴天でおそらく午後の最高気温は30度以上になるだろう との情報を得ていた私達は、「もう 午後ビッグバンドビートに行く際には、一旦ファンタジースプリングスから退園したあとリゾートライン経由でディズニーシーステーションまで行って メインのパークエントランスから再入園してブロードウェイに向かう という経路にしようよ…」と、朝のうちに決めてしまっていました。なので、そろそろこの辺でその経路をとろう と 退園するためにファンタジースプリングス・エントランス方面へ向かいましたけれど、このエリア内のアトラクションにまだ一回ずつしか行っていなかったので(「ファンタジースプリングス・マジック」を持っているというのに!) さすがにちょっともったいないような気がして途中で何かひとつアトラクションへ寄り道することにしました。で、本日二回目の「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」へ。朝一に乗った時は興奮気味でわけもわからず… だったけれど、今回はいわば「復習」ですからね~落ち着いて冷静に、可愛い小さなアトラクションを楽しめることと思います。背中の羽をパタパタさせて見せてくださったキャストさんに案内され、ノンストップで乗り場に着いたのは14:53頃。すぐ乗れるかと思いきや、急なシステム調整で7~8分待ってからの乗車となりました。さきほどは上の空でよく見て(聞いて)いなかった コースに出る直前のティンカーベルからのお願いも今回はしっかり把握。 そしてまずはヒマワリ咲く夏の世界へ出発~青空の下 巡る景色も楽しい1分ちょっとの時間でしたが、ずーっと陽に当たっていたので正直ちょっと暑かったです。その後、予定通りファンタジースプリングス・エントランスから出てベイサイドステーションへ。駅でスーベニアメダル作成などしてからリゾートラインに乗って(昨日、二日間有効のフリー切符を購入してありました)ディズニーシーステーションに到着、こちらの駅でもスーベニアメダルを作ってから改札を出て、ディズニーシーのパークエントランスへと向かいました。そして15:40、ゲート周りのキャストさんの制服が変わっていることに少し驚きましたけれど(6月6日から変更になったそうです)、いつもと同じような感じでディズニーシーに入園。きたー! ディズニーシー!…いえいえ。とっくに昨日からディズニーシーの一部であるホテルに宿泊してるんですけれど、やっぱりこの景色を見ないとディズニーシーにやって来た気がしないわあ~私達はすっかり通常モードで、ショップを冷かしながらミラコスタ通りを抜け 坂を上ってアメリカンウォーターフロントへ向かい「スチームボートミッキーズ」で6月のスーベニアメダルを作り、ブロードウェイミュージックシアター前へと行きました。16:20の公演に向けてシアターは既に開場していたので、入口で鑑賞券を提示して入場。指定されていたのは中央Bブロック8列目のステージが綺麗にみえる座席でしたので、幕が上がってからは何も考えずただただ楽しくショーを鑑賞。涼しくて快適な場所で40~50分間ゆったりと過ごせたのも私にとっては大変ありがたく、バケーションパッケージ様々だなあ と思いました。ショーが終了して外に出て、コロンブス像のところまでブロードウェイを上り 時刻は16:50。「ソアリン」には17:00~18:00の間の好きなタイミングで行けばいいことになっているので、ショップを覗いてスーベニアメダルを作ったりしながらメディテレーニアンハーバーを歩き、17:00ちょっと前にザンビーニブラザーズ・リストランテに到着。フリードリンク券を利用してスペシャルドリンクをいただき、裏のテラスへ行って水分補給をしました。誰もいない。今日のディズニーシー(の「ファンタジースプリングス」以外の場所)、ひょっとして空いてる?その後、17:15頃にテラスを離れ、目の前の「ソアリン・ファンタスティックフライト」へ。プライオリティ・アクセス・エントランスから直接建物内へ入り、ほぼ待たずに前室へ通され、17:30くらいにはドリームフライヤーに乗って空へと飛び立ちました。今日は私、少し疲れていたのか、不思議なことに 空を旅する途中で軽くですが「怖いなあ」という気持ちが頭を過ぎりました。ソアリンは大好きなアトラクションのはずなのに。ファンタジースプリングスの「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」などもそうですが、やっぱり年齢が上がってくるとこういった新しい技術を使ったアトラクションには少しずつ身体がついていけなくなるのかもしれないなあ なんて弱気になっちゃいましたよ。空飛ぶ乗物からおりて地上に戻って。さて、これでバケーションパッケージに含まれていた予定は完全消化、あと残りの時間は全てファンタジースプリングスで過ごせばよいことになりました。時刻はこの時17:45。ファンタジースプリングス方面まで戻る際に利用できるかも… と期待していた「ディズニー・トランジットスチーマーライン」はこの時間 ハーバーショーの準備のため既に運航休止時間帯に入っており、私達は遠い道のりを歩いて戻らなくてはならなくなりましたが、日没も近づいて暑さもだいぶおさまってきていたので暑いのが大の苦手の私でもなんとかなりそうでした。せっかくメディテレーニアンハーバーまで来たのだから と 火山の麓で何パターンも記念写真を撮ってから、私達が奥地のさらに先の「この世の果て」、ファンタジースプリングスを目指して歩き始めたのは17:55。途中、マーメイドラグーンやアラビアンコーストを通過するので、もしも待ち時間が短いようなら私の好きな小さなアトラクションに行ってもいいかな― なんて気楽に考えていたのですが、18:05くらいに前を通りかかった「ジャスミンのフライングカーペット」の待ち時間はこんな感じ。久しぶりに見る15分以上の待ち時間表示。と いうことで あっさり諦めて、私達はエントリーウェイへ向かいました。フライングカーペットの脇から 長~い通路をファンタジースプリングス方面へとさらに歩いて数分。洞窟の中のチェックポイントで再びエリア最強の通行証=「ファンタジースプリングスホテル宿泊証明書」を提示して、私達は夕暮れ迫るファンタジースプリングスへと三たび(いや四たびでしょうか)入場しました。18:08頃のことでした。(その5 に つづく・・・)※チェックポイントとなる洞窟の手前にはこんな案内看板が置かれていました◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 29, 2024
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(…その1から続く)ファンタジースプリングスホテルのエントランスを出た私達は、ホテルの目の前にあるベイサイドステーションへ行き一日フリー乗車券を購入して やってきたリゾートライナーに乗り込みました。グランパラディ・ラウンジの予約時刻までは二時間ほどあったので、どこかの駅で乗り降りしていてもリゾート内を二周くらいはできるんじゃないか と思っていましたけれど、ディズニーシーステーションで降りてホームのデッキからディズニーシープラザを眺めたり… ホテルミラコスタのロビーに立ち寄ってハロウィーンのスーベニアメダルを作ったり… ミッキランジェロ・ギフトで ずーっと「購入しなきゃ!」と思っていた物を購入したり…リゾートゲートウェイステーションで降りて「ボンヴォヤージュ」までお買い物しに行ったり… などしていたらみるみるうちに時間が経って、リゾート内を一周して車窓からベイサイドステーションが見えてきた時には時刻は14:30になっていました。(車窓から)いや、もう一周くらいならできるんじゃないの? とも思いましたが、そうするとギリギリのタイミングでお店に飛び込むことになりそうだったので おとなしく下車し、ホテルエントランスに向かうことにしました。車寄せの脇でドアサービスキャストさんに宿泊者確認をしていただいてホテル館内に入ると、まもなくチェックイン開始時間になるというのに意外にゲストが少なく静かな様子。――そういえば昨日も15:00ちょっと過ぎた頃のレセプション前はそんなに混んでいなかったなあ。朝から夜までパークを存分に楽しむために皆さんオンラインチェックインやプリチェックインを利用していらっしゃるのかしらねえ。 そして、ファンタジーシャトーラウンジやローズコートなどで少し時間を過ごした後、予約時間が近づいてきたので階段を下りてグランパラディ・ラウンジ店頭へ。「ご案内担当」として私達の前に現れたのは、なんと昨日と同じキャストさんでした。(!)さらに。案内してくださった席も、昨日と全く同じ窓辺のテーブル。ミッキーさんの横顔チラリ のあの席です。なんか、デジャヴ?せっかくなので夫と私、昨日とは座る位置を交換して着席させていただきました。(昨日と同じ、美しいメニュー)キャストさんの方も昨日の会話を覚えてくださっていて、「本日はデザートセットをご注文ですね。何か追加でお持ちしましょうか?」とのことでしたが、今日はこの時間(15:00頃)で既にシーズナルケーキセットのモンブランやケーキセットの洋梨のタルトが完売もしくは間もなく完売といった状況でした。(このお店のデザート類は人気あるのですねえ。)なので素直に追加無しで、予約した「デザートセット」のみを持ってきていただくことにしました。お茶の方は、試飲でいただいた「ライト&レイト・セイロン」も飲みやすくて良かったのですが、やっぱり昨日の「ダージリン・スプリングタイム」に。(私は紅茶は詳しくないのでよくわかりませんが、淡い色なのにしっかり香って渋みもちゃんとあるお茶で印象的だったんですよね~)コーヒー好きの夫も 今日は紅茶にする と言って、悩んだ末に私と同じのを注文していました。で、デザートがやってくるまでしばしお店の中を眺めて 待つ。(昨日と同じ。)昨日したのと同じように天井を仰いでミッキーが隠れている場所を確認していると、まずは紅茶がやってきて 続いてアフタヌーンティーのようなスタンドにのった前菜のお皿がやってきました。うわー見たことのない変わった形のスタンドだけど、なんかこの曲線が素敵です。ちょっとお店の窓に形が似てませんか~?目の前のこの窓。ほら、ここの上のところのデザインが窓と同じじゃない?こんな形のスタンドがこの世の中に存在するのねえ~そんなふうに感心しながら写真を撮っていたら、 …実はホテルがオープンするにあたりラウンジの窓の形に合わせて新たに作った特注品だと聞いています とキャストさんが教えてくださいましたよ。二人分の前菜のお皿をテーブルの上に並べて。内容は…お皿の左の下がスモークサーモンのリエットをシューに詰め 上からすりおろしたチーズをたっぷりかけたもので、このお皿の中でこれだけが唯一塩味のあるいわゆる前菜。左上のグラスに入っているのが洋梨のヴェリーヌ(グラス入りテリーヌの意)。右上がシュプリームロールで、メープルシロップを自分で注入して食べます。右下はミッキーも大好きなレモンタルト(ミッキーの好物だと記憶していますが違うかな?)。こちらの前菜のお皿を食べ終わったらメインデザートのパフェがやってくるのかな?と思っていたら、わりとすぐにそちらも登場。シャインマスカットとナガノパープルをふんだんに使った葡萄のパフェです。セットなので小さめサイズかと思いきや、フルサイズの食べごたえありそうなのがやってきました。中の層になっている部分はシードルやミントのパンナコッタやソルベを使っていて、ごく薄い板状のチョコレートや薄焼きのクッキーできちんと仕切られているので、時間が経っても層があまり崩れません。でもキャストさんは、 あえて縦にスプーンを入れてその層を崩しながら上から下までを一緒にお召し上がりくださるのがおすすめです とおっしゃっていました。(デザートセットが堂々完成。)パフェの上の部分には飴細工や繊細に細工したチョコ。ファンタジースプリングスホテルらしく蝶々もとまっています。食べてしまうのがもったいなーい。でも溶けちゃうから食べないとね~ と、前菜のお皿をいただくのは途中でストップ、私達は先にこのパフェの方をいただくことにしました。見た目は大きなパフェですが、食べ始めてみるとフルーツの割合が高い上に通常はクリームや焼き菓子を使うようなところが全てソルベやパンナコッタに置き換わっているので意外に軽く、ふたりとも黙ーって数分で食べ終えてしまいました。使われている素材をひとつひとつ食べてみても美味しい、合わせて食べても美味しい、全てが美味しいこの季節限定のパフェでしたよ。そのあと前菜の方にまた戻って。夫も私も偶然、最後にお皿に残ったのがこちらの洋梨のヴェリーヌだったのですが、なんかこのグラスデザートとお皿の色合いや雰囲気がとっても合っていたので思わず撮影。これだけでも素敵なデザートの一品になりますよねーこちらのお店、内装も造りも出てくるお料理もデザートも、何をどこからどう切りとっても絵になってしまいます。宿泊の予約が取れた皆さんの間で このお店の人気が非常に高い理由が解ったような気がしました。滞在中に二回も予約が取れて 二回とも予定通りに来ることができて、私はとびきり運が良かったんだなあとあらためて思いました。今はまだ、宿泊者にのみ門戸が開かれているホテルの真ん中にあるラウンジ。入店が困難というよりも前に まずこのホテルの宿泊予約自体が未だ簡単には取れないのですからね。私は、申し訳ないのですが当初このラウンジのことは公式情報以外よく識らず、予約が取れてしまってから「どうしよう!行くことになっちゃった!」と慌てて 数日間情報を集めてまわったクチですが、SNSなどを巡っていて気付いたのは、グランパラディ・ラウンジに行くことそのものがファンタジースプリングスホテル宿泊の第一の目的になっているような方が 若い方々(私よりも若い方々)の中には意外に多いこと。簡単には行けない場所になんとかして行きたい。なかなか予約することができないメニューを予約して素敵な空間で時間を過ごしたい。外側にいた時は全く気にもしなかったけれど、内側を覗いてみて初めて知る「グランパラディ・ラウンジ」に憧れる皆さんの深い愛。というかそれはもう愛を通り越して どんな趣味の世界にも必ずある執着のようでもありました。思えばこの数年は東京ディズニーリゾートも世間と違わず前例のない大波を被り続けて ゲスト対応の方法ががらっと変化し、以前とは違って「ふらっと気軽に入る」ことができなくなった施設や場所が増えました。ボンヴォヤージュだってパーク内のショップだって期間によってはある種の入場予約が必要なのが当たり前になりましたし、本来ならば誰だって出入りできるはずのディズニーホテルも 二年半前にオープンしたトイストーリーホテルと今年オープンのこのファンタジースプリングスホテルは原則として「宿泊以外のゲストは敷地内に入れない」という対応をいまだにとっています。パーク内の新エリア「ファンタジースプリングス」だって、今はまだ一定の入場制限をし続けています。入ることができない と言われれば言われるほど、きっと人はその場所にひきつけられて心奪われ 余計に入りたくなり 執着したくなるものなのでしょう。そして、入れないならしょうがない と ものわかりの良いゲストになろうと努めている私だって、気づいてみれば 手間をかけて時間をかけて手配して こうして半年も経たない間に二度もファンタジースプリングスのホテルとパークを訪れているのですからね~私だって、35年以上もの長いあいだ緩やかに東京ディズニーリゾートにとらわれ続けている どこにでもいるゲストのひとりなのかもしれません。きのう初めてお邪魔した時と同じように今日もまたちょっぴり長居をして、グランパラディ・ラウンジを出たのは16:10頃でした。お店を出てホテルエントランスのある3階にあがってみると、秋の太陽は昨日よりも一時間分だけ多く傾いて あたりを夕方の色に染め始めていました。ベルデスクに行って 預けた荷物を正面玄関まで回しておいてくださるようお願いして、私達はふたり揃って長い廊下を歩き エレベーターに乗って屋外駐車場につながるホテルの1階へと向かいました。このホテルは1階エレベーターホールに「ランドリールーム(宿泊者限定で有料で洗濯機や乾燥機を使用できるコーナー)」があるときいていたので 後学のためにそのお部屋を少しだけ見学したあと駐車場へ出てとめた車に向かって歩き出すと、目の前のカーブしている軌道の上をファンタジースプリングス・ライナーがスピードを落として滑っていきました。今回は、あの特別なリゾートライナーに乗るチャンス 無かったなあ…駐車場を出て坂を上ってホテル正面玄関に車を着けると、私達の少ない荷物は既に車寄せの隅に届いていました。積み込んでいただいて、お伽話の中の従者のようなカラフルな夢色の制服に身を包んだドアサービスキャストさん達に ありがとうございました と いっぱい手を振って。17:00になるほんの少し前、私達の車はファンタジースプリングスホテルを離れました。「東京ディズニーシーの新エリアで 前回来た時にやり残したこと できなかったことをしたい」という 昨日の朝ここへ来た時私が抱いていた願いは、二度目のファンタジースプリングスホテル宿泊と「ファンタジースプリングス・マジック」という特別なパスポートのおかげでほぼ叶いました。満足できました。これで(前回と今回の二回の訪問を合わせて)私は自分の中で一通り新エリアと新ホテル(のうちのファンタジーシャトー)のことを整理できたと思うので、しばらくの間は胸の中がざわざわせずに済みそうです。坂を下りて出たリゾート内の道路からは きょうはこの地らしい街路樹の真ん中に夕日に映えるプロメテウス火山の姿がちょこんと見えました。こんな美しい景色が眺められる夕方のうちに 舞浜をあとにするのも悪くないな。(前回来た時は閉園までパークで過ごしてから帰宅したのであたりは真っ暗でしたし渋滞にも巻き込まれましたものねえ。)何年か前までは私達もよくやった、夜明け前に駐車場入口に到着して閉園までいて渋滞に巻き込まれながら帰る「日帰りパーク」。東京ディズニーリゾート開業から40年以上もの時が流れてパークの様相は変化し、私達も歳をとり、今ではもうそんな遊び方は考えられないし できなくなりました。このぶんでは この地とも完全にお別れしなければならない時もそんなに遠くないかもしれないけれど。それまでは 新しいことやまだまだ未体験なことも億劫がらずに取り入れつつ、自分たちに一番ぴったりな舞浜との付き合い方を模索しつつ。過ごしていきたいと思っています。(おわり)後日注:「ファンタジースプリングス・マジック」パスポートは2025年3月末をもって販売を終了するとのことです** グランパラディ・ラウンジ の デザートセット **・アペタイザー シューに詰めたスモークサーモンリエット コンテラペ レモンタルト 洋梨ヴェリーヌ シュプリームロール・メインデザート シャインマスカットパフェ シードルとミントのパンナ・コッタ ブロンドチョコレートクランブル・お好きな紅茶 または コーヒー 1種類 ・・・・・・・2024年9月16日~11月7日(5000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
October 14, 2024
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(…前日から続く)一年ぶりに自分たちの意思で東京ディズニーランドへ しかも「ハッピーエントリー」を利用して入園しようという朝。パーク至近のホテルの一室で、私が目を覚ましたのは4:30過ぎ頃でした。――エントリー開始1時間前の7:15くらいに専用ゲートに行けばいいだろうから、まあ余裕を持って6:00前に起きればじゅうぶんかな~前夜そう思って目覚まし時計もアラームもセットしたというのに、またしても予定時刻のずいぶん前に起きてしまいました。…あと一時間くらいはベッドにいられるよねえ。時計を確認してそう思いましたが「再び目を閉じる前にちょっとだけ」とベッドを抜け出して パークの入口を見下ろせる窓辺に寄り、レースのカーテンを細ーーく開けてみると。パーク入園前に誰もが必ず通る保安検査場(東京ディズニーランドステーション駅舎下)の左右両側 少し離れたところには、既に検査開始を待つゲストの姿が。ざっと数えたところ、舞浜駅側とパーク駐車場あわせて30名前後が待機していらっしゃるように見えました。もちろん傍らにはその列を整理し見守る警備担当キャストさんの姿もあり、 早朝から本当にご苦労様です と私は手を合わせるような気持ちになって、再びベッドに戻りました。再び目を覚ましたのはそれから約一時間後の5:40過ぎ。さきほど一時間前にしたのと同じように窓から見下ろしてみると、保安検査を待つゲストの数はもう ひとり…ふたり…と数えるのが困難なくらいに膨れ上がっていました。真下にはパークの敷地とホテルの敷地の境界にあるゲートが見えましたが、その金属製の扉はまだ閉まったまま。公式ホームページにある通り ディズニーホテルは夜0時から朝6時までは入館制限をしていて滞在中のゲスト以外は入館することができないので、このゲートは6:00までは閉まっているのかもしれませんね。正面の窓のカーテンを開けると、今朝のリゾート上空には雲がかかっている様子です。これくらいの薄曇りが続くなら暑さと日差しに弱い私だってパレードルート沿いで2時間くらい待てるんじゃないのー?(ディズニー・プレミアアクセス購入できなくても。)まあ パレードの開始まで8時間以上ありますから、今後のお天気がどう変化していくかはわからないけどね~早朝の景色を眺めてあれこれ考えていたら思いがけずしっかり目が覚めてしまったので、私はベッドに戻ることはせずに出かける支度を始めることにしました。6:00になると、窓の外 東京ディズニーランドのパークエントランス一帯には音楽が流れ始めました。ホテルとパークの間の門も開けられて、保安検査場の待機列にいらっしゃった皆さんもホテル館内の施設を自由に利用できるようになったようでした。そして、今朝もご機嫌よく目覚めて朝風呂を済ませた夫がバスルームから戻り、私の支度もそろそろ終わろうか という6:40過ぎ頃。――そういえばハッピーエントリーのゲストってもう並んでるんだろうか? と思って窓の外を覗いてみると。あれれ~??待っている人あんまりいないみたい。そのまましばらく眺めていると、ハッピーエントリーの専用エントランス目指してやってきたと思われるゲストの皆さんは、門のそばに立っていらっしゃるキャストさんに話しかけたと思うと なぜかすぐに左右の一般の保安検査列の方へと進んでいってしまうのです。どういうこと??と思って窓を開けて耳を澄ましていると、それから10分ほどが経った頃でしょうか、……ハッピーエントリー専用エントランスの保安検査の開始は、左右の一般の保安検査場オープンの10分後になりまーす…というキャストさん地声のアナウンスが うっすらですが繰り返し聞こえてくるようになりました。――ああ、それでディズニーホテルゲストの皆さんは門のところのキャストさんに話しかけた後、一般の保安検査列の最後尾目指して早足に行ってしまわれるのね~でもね、私達はエントランス全体を見渡せる場所にいたからわかったのですが、この時間(7:00前くらい)の一般の保安検査待ち列は、パーク駐車場側も舞浜駅側も既に最後尾がどこにあってどうなっているのか もうわからないくらい長くなっていました。上から見ていた限りでは、ハッピーエントリー専用ゲートまでやってきてキャストさんのアナウンスを聞いていったん左方向や右方向へ進んではみたものの あまりの列の長さに驚いたのか慌てて戻ってくる方がこの時間にはだんだん増えてきたようにも見えました。そうしているうちに 7:00を過ぎる頃にはハッピーエントリーの専用エントランス前にもはっきりとした保安検査待ちの列ができ始め、7:05になると左右の(一般ゲストの)保安検査も始まったようだったので、私達も部屋を出て並びに行くことにしました。まもなく7:10になろうか という頃でした。(さてさて、ここから少しの間は「ディズニーランドに行った日だけ日記」になりますので、記述は簡単に いつもよりも歩みを速めて行きますね~)7:14。エレベーターをおりてディズニーマーカンタイルの脇を通り、ホテル前の中庭「ミッキー&フレンズ・スクエアへ」。7:15。ディズニーランドステーションの駅舎下、中央に設置されている「ハッピーエントリー」専用エントランスの保安検査待ち列に並びました。(最後尾はホテルのゲート脇、駅舎に向かって右手側のスロープにありました。)私達の前にはおそらく200名近くがいらっしゃったと思います。(部屋を出る前に数えたら既に100名以上がいらっしゃるようだったので 推定値です。)並んだのとほぼ同時にこちらの保安検査場でも検査がスタート。7:32。保安検査を通過。ロープで区切られたハッピーエントリーゲスト専用のエリアへ入りました。(通行証はここで回収になりました。)きょうもバースデーシールを貼っていたので、検査中もエリアに入る時も歩いている時も 気づいたキャストさんから「ハッピーバースデー!」「素敵なお誕生日を!」などとお祝いの嵐でした。7:33。パークを真正面に見るあたりの入園ゲート前には既にたくさんの方がいらっしゃり列が特に長いように見えたので、脇の方へ回って比較的列が短そうなゲートを選んでならびました。7:55。入園ゲートにキャストさん達が登場。このころになると、夫はディズニーリゾートアプリを立ち上げてDPA購入のシミュレーションをしていたようでした。間もなくミッキー達キャラクターもゲートの向こうのパーク内に姿を現し、端からゆっくりぐるーっと回って入園開始を待つゲストにご挨拶を始めました。8:15。ミッキー花壇の前で時計を見ていた私服姿のキャストさんが挙げた手を大きく回して合図し、ハッピーエントリー開始。8:16。私達もスマートフォンに表示させたパスポートをゲートにかざして入園しました。ミッキー花壇~ワールドバザールをゆっくり歩きつつ、夫がDPA購入の手続きを開始。8:18。ワールドバザール中ほどの交差点あたりまで進んだところで「あれ?もう買えちゃったみたい」と夫。幸運にも通信状況がよくてエラーにもならず、支払い手段も登録済なので順調に決済完了まで進んだようです。座席案内のメッセージが表示されたとのことで、脇へ逸れて立ち止まって画面を確認すると「Aー1ー○○(席番号)」と表示されていました。「これってAエリアの1列目ってことかなあ??」よくわからなかったので、あとでパレードルートに行ってみよう と話しました。8:20。「ベイマックスのハッピーライド」へ。昨年この時期にアーリーエントリー(ディズニーホテル宿泊ゲストは有料で一般ゲストよりも30分以上早く入園できるという制度)を利用した際に一度だけ体験して、夫が大変気に入ったアトラクションです。乗っている時間は1~2分なのにパーク正式開園後は待ち時間がすぐに数十分以上になってしまうので、それ以後は乗るチャンスがありませんでした。8:30。順番がやってきて乗車。(こちらでも非常に元気なハッピーバースデーコールをいただきました。)三巡目か四巡目くらいの案内だったと思います。ほんとうになんていうことはないアトラクションなのですけれど、おりた後じんわりと 楽しかった~ という思いが湧いてきます。不思議なアトラクションです。8:33。ハッピーライドを終え もう一つくらいアトラクションに行けそうでしたが、待ち時間や運営状況によっては朝食に間に合わなくなるのでやめてシンデレラ城を正面に見るプラザへ。ディズニー・プレミアアクセスで割り当てられた鑑賞席の位置を確認しに行きました。8:36。鑑賞場所確認。パレードルート沿い外側のAエリア1列目の、シンデレラ城真正面をやや外れたあたりでした。明け方は曇りでしたが この時間には晴れ間が増えてきて日差しも強くなりそうだったので、DPA購入できて良かったかも とちょっと思いました。(↑この写真は鑑賞席の前をうろうろしていた時に撮ったもの。鑑賞席とシンデレラ城の角度はだいたいこんな感じでした。)8:40。ワールドバザール、「グランドエンポ―リアム」へ。一般開園時刻から10分で店内は既に大混雑。ディズニーシーのエンポーリオは開園直後でもこんなに混雑していないのに、やっぱりランドの入園者数は多いんだなあ と痛感しました。カチューシャやドリームガーランドなど身に着けるものを購入していらっしゃる方が多い印象でした。その後、「ペニーアーケード」でスーベニアメダルを作成しました。8:50。ゲートで手の甲にスタンプを押していただいて一時退園。8:55。ディズニーランドホテルの敷地内まで戻りました。宿泊しているお部屋の窓の写真も忘れずに撮影。9:00。朝食のためドリーマーズラウンジへ。何とか間に合ったね~パレードのDPAを購入できてしまったので、あとは午前中いっぱいのんびり過ごせます。こちらのお店の朝食ブッフェはバリエーションは多くないですが、テーブル数が控えめなのでゲストも少なく静かで、落ち着いて食事することができます。どちらかといえば洋食寄りのメニューが多く、生野菜やブロッコリーなどサラダ類、ラタトゥイユ、ソーセージやベーコン、スクランブルエッグ、ポテトミートグラタン、ハッシュドポテト、スープやパン各種、ヨーグルトにフルーツソース、各種フルーツやジュースなど。和食は、焼き鮭、漬物、昆布の佃煮、きんぴら、焼きおにぎり、鶏雑炊など。グラス入りデザートも二種ほどありました。食事を終えて部屋に戻ったのは10:20くらい。それからは5つの窓から見える景色を楽しみつつ、この部屋を去る準備をしました。今日は朝から40周年ライナーも走っているようで、淡い色合いのリゾートライナーがこちらへ向かってくる様子も眺め放題。向かって右の窓からは、お隣のベイサイドステーションまで走って行くところもずーっと見ていられます。今までよく見ることができていなかった40周年ライナーですが、昨日から今日にかけて部屋に居ながらにして近くで何度も見ることができたので、もうじゅうぶん満足できたように思います。室内を整えたところで恒例の宿泊の記念撮影もしました。このお部屋は絵になる場所が多いので、どこで撮ろうか どんな感じで撮ろうか とずいぶん悩みましたよ~記念撮影を終えた後はごく普通にお茶を飲んだり景色を眺めたりして、いつものチェックアウト間際と同様に 残り少なくなったこの部屋で過ごす時間を楽しみながら過ごしました。窓の外を眺めていると時間が経つにつれて東京ディズニーリゾートのお天気はどんどん良くなり、朝方曇っていたのが嘘のように思われました。スマートフォンで気象情報をチェックすると、きょうこのあとは気温が30度近くまで上昇するかもしれないとのこと。これは… きょうは熱中症にも気をつけて、ゆったりのんびり 無理せずにマイペースで行かないとね~やがて チェックアウトの時間が近づいてきたので、サービスホットラインに電話をして荷物を部屋に置いて出発することを告げ テレビ画面でエクスプレスチェックアウトの手続きをすると、忘れないようにミネラルウォーターのボトルをバッグに入れて私達は部屋を出ました。11:50過ぎのことでした。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 21, 2023
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(…その1から続く)客室の入口から奥に向かって伸びる蔓は きれいな紫桃色の花を咲かせながら壁にまで這い上がって、花びらを風に散らしているように見えました。カーペットにもベッドスローにも「これでもか」というくらいに草木の蔓や花々のモチーフがあしらわれていて 館内廊下と同じ深い森は部屋の中まで続いているのだなあ と思わせてくれます。窓辺に近くなればなるほど全体の色調が淡く明るくなっているのは「ここは陽の光が当たる場所」、つまりは森の中でも太陽に近い高い場所であるという演出なのかなあ… とも思いました。森の中の大きな樹木の中にできたお部屋みたい。 室内の調度などをひと通り眺めてひとつひとつを写真に残そうと撮影を始めたちょうどそのころ、私達のお部屋には荷物を届けにベルサービスキャストさんがやってきました。時計を見ると時刻は15:50過ぎ。下のベルデスクでお願いしてからまだ10分ほどしか経っていません。――おお! ずいぶんと早かったですねえ~と言うと、キャストさんは「ありがとうございます!」と姿勢を正して元気よくおっしゃり 明るい笑顔を残して去って行かれましたよ。で、荷物を確認し終わって、あらためて。私は室内の様子を記録に残すことを始めました。まずはこれ、可愛らしいクローゼットの扉。「塔の上のラプンツェル」の映画の中に登場するクローゼットみたいです。(よく見るとラプンツェルらしき姿も描かれていました。)その隣のドレッサーコーナーの鏡の枠のデザインも、なんだかラプンツェルの長~い金髪みたい。ベッドのヘッドボードも、長い髪を結ったみたいなデザインだし。ということは。…… えーーっ? この部屋ってラプンツェルの部屋だったのーー??ファンタジーシャトー ってラプンツェルの世界をイメージしたホテルだったのー???(何を今ごろ言ってるんだ と思いでしょうけれど。)きっと皆さん既にしっかりご存じのことなのでしょうね… 事前情報に殆ど触れていなかった私はこんな基本的なこともよく識らず、ここへ来て初めて気づいたのでした。…確かにねえ。どこまでも伸びて絡まる草木に たくさんの紫桃色の花々。深緑色のソファーベッド。(このお部屋は定員が大人4人なので、このソファーはベッドになる仕様だと思います。)液晶テレビのボードもチェストの取っ手も壁の鏡も 曲線を多用した不思議なデザイン。今までのディズニーホテルの標準的な客室よりも室内は若干広く感じられ、造りはシンプルですぐにそれとわかるキャラクター要素は少ないけれど 隅から隅まで森カラーのグリーンとラプンツェルカラーの紫桃色と、そして長い髪や植物の蔓を思わせる「曲線」があふれています。ファンタジーシャトーはいわば「塔の上のラプンツェル」大好きな皆さんにとっては聖地のようなホテルになるのでしょうね。この分では 予約の取りにくい状況はまだしばらく続くのかもしれません。今回宿泊することができて、私はほんとうに幸運だなあと思いました。そして、持ち帰り可能なラプンツェルカラーのエコバッグが置かれていた窓辺のティーテーブル。この小さなテーブルまで「お花」の形をしているんですよ?色もほんのりピンクで、若葉色の椅子の真ん中から花が咲いているみたい。あきれちゃうくらいの徹底ぶりです。と、ここまで部屋の中を眺めつくし、私はようやく窓のカーテンを開けてみる気になって窓辺に立ちました。普段ホテルミラコスタやディズニーランドホテルに宿泊するときは部屋に入って真っ先に窓から見える景色をチェックする私ですが、今日はあいにくの雨で視界も悪そう。しかも予約していたのはパーク内ファンタジースプリングスとは反対側のホテルエントランスに面した客室。カーテンを開けたところで、せいぜい見えるのはお向かいのオフィシャルホテル群でしょうからね~だからまあ 今日は外の景色なんか気にする必要はないのだけれど。…そう思いながら遮光カーテンを勢いよくサーーっと開けると。はあ?なんで?なんでここから火山が見えてるの?グランドシャトーの客室棟とファンタジーシャトーの丸屋根の間にできた隙間にぴったりはまるようにして、わたしの最愛の人 ディズニーシーの「プロメテウス火山」と ファンタジースプリングス、ネバーランドのスリルム山が見えていたのです。それにね。視線を右に移すと 建物の間から海までが見えています。―― えええーーっ! なんだこれー!!! びっくりしすぎて思わず私は大きな声で叫んでしまいましたよ~~――ほんとうに。ファンタジースプリングスとは反対側を向いてるはずの部屋なのに窓からこんな景色が見えるなんて、全然知らなかったですし予想もしていませんでした。こんなこともあるんですねえ~おっと。びっくりし過ぎてお部屋の記録写真を撮る手が止まってしまった。続けて記録していきますね。テレビの下の引き出しには宿泊定員分のパジャマ。写真ではよく見えませんけれど、襟元に蝶の刺繡が入っています。(蝶のモチーフはベッドのヘッドボートにも、館内のパブリックスペースにも見られました。)グラスやコーヒーカップ、無料のコーヒーやお茶などは冷蔵庫の上の引き出しに入っていました。(コーヒーは簡易ドリップ式のものでした。5月に宿泊したホテルミラコスタでもコーヒーはインスタントからドリップ式に変更になっていましたが、同じものだと思います。)この仕様になっているおかげで冷蔵庫上のスペースがすっきりとしていて、隣のドレッサーの前のスペースも含めて広く有効に使うことができます。続いてバスルームへ。洗面所の鏡には草花の装飾。洗面台はミラコスタなどよりも広めな印象でした。(測ってないので気のせいかもしれないけれど。)アメニティ類はラプンツェルカラー。歯ブラシやアメニティキットはミラコスタなどとは違って トイストーリーホテルと同じような簡易な袋入り仕様です。浴室です。こちらの壁にも花咲く蔓植物。ひとしきり室内の写真を撮り終え 荷物を解いて落ち着くと、時刻は16:30頃になっていました。窓の外を見ると、いったん弱まった雨は再び強くなっていて いっこうに止む気配はありません。当初の計画では、ホテルにチェックインした後はもう一度ディズニーランドに戻って夕食をとったりパレードを眺めたりして過ごすつもりでしたけれど、こんなお天気では外に出るのもちょっと億劫。それにお部屋の窓からの景色が思いのほか素晴らしかったので(私にとっては ね!)、なるべくこのお部屋に長くいたいなあ という気持ちに私はなってしまっていました。なので、今夜はもうこのままホテル内で過ごそう と私達は決めて、夕食の調達をしつつしばらくホテル内のあちこちを見て歩くことにしました。というわけで、16:40ころ部屋を出てホテル内探検に出発。廊下に出て、まず最初に目についた近くの窓から外の景色を眺めてみました。廊下の突き当りにある小さな窓、ホテル前の道路に面している窓です。左からシェラトン、オークラ、トイストーリーホテル、ヒルトン…のホテル群とその前を行くリゾートライナー。これはこれで楽しい景色かも。続いて 客室前の廊下。この廊下をエレベーターホールの方に歩いて行くと館内中央の吹き抜けに出ます。楕円形の吹き抜けを中心にして複数方向に客室棟が翼のように伸びている構造は、ディズニーランドホテルと少し似ていますね。ディズニーランドホテルの客室数が700室ちょっと、ファンタジーシャトーの客室数は公式サイトによれば419室とのことですから、ディズニーランドホテルをちょっと小さくしたホテル といった感じでしょうかね~この吹き抜けを囲む廊下には小窓が二か所あって、ホテルエントランス側の窓からの景色はこんな感じ。わたしが客室に入る前に予想していた部屋の窓からの眺望イメージはまさにこれです。「ホテルエントランスサイド」カテゴリーの部屋からの眺望は全室こんな感じだと思っていました。もう一か所の窓から見えたのはこんな景色。真下はローズコートかな?ということは、こちらは「ローズコートサイド」のパークビューカテゴリーの景色ですね。運が良ければディズニーシーのパークもいくらか見えそうです。さらに廊下を歩くと、壁には鏡があったり、お花がいっぱい咲いていたり…カーペットのデザインもエリアによって微妙に違っていて面白かったです。壁の「森の絵」も あらためてカメラに収めました。「バンビ」「眠れる森の美女」「白雪姫」「プリンセスと魔法のキス」絵はこの4種類のようでしたが、やはり全てが森の中の場面でした。その後はエレベーターに乗って3階に下りました。こちらのホテルでは3階が正面玄関やレセプションのあるロビーフロアになります。エレベーターホールの隣、レセプションのある「ファンタジーシャトー・ラウンジ」方向の空間、ちょうど吹き抜けの一番下にあたっている明るいスペースには、大きなクジャクと藤の樹木のアートが。こちらのホテルは余裕のある「余白部分」が多い造りになっているので、こんなことができるのですね~広い廊下を歩いてファンタジーシャトーラウンジまで出て、次は明日の昼に食事をとる予定になっている「ファンタジースプリングス・レストラン」を確認しに行きました。2階の「グランパラディ・ラウンジ」を眺めながらその脇の大階段を下りていくと、1階に「ファンタジースプリングス・レストラン」の入口があります。わー… すごーい。この場所は吹き抜けの一番下なので天井の高さに圧倒されます。入り口前には謎の広ーい空間があって、壁際のあちこちにはソファーが。ウェイティングエリアなんだろうか。私達がキョロキョロしながらあちこちにカメラを向けていたら、レストラン前にいらしたキャストさんが、「こちらのホテルには、特に使用目的の定められていない 余分な…と申しますか、館内に余裕を生み出すためのスペースが多く設けられているんですよ」と教えてくださいました。やっぱりそうよね。ホテルの客室数が少ない割にはパブリックスペースはどこも広々としていて、なんだか余裕がありますよね。レストラン前から大階段を見上げると、2階グランパラディ・ラウンジの前あたりにも踊り場のような謎の空間があるようで。階段を上っていってみると。ディズニーランドにあるパートナー像のように ミッキーとウォルト・ディズニーが手をつないでいる様子が中央に描かれた絵が飾られていました。そのまま大階段をのぼって3階のホテルエントランスあたりへ出ると、グランドシャトー入口付近にも謎スペース。こういった場所も無駄に(失礼!)美しいんですよね。エントランスももちろん 床も壁も美しい。そして レセプション前を通過し(17:20くらいでしたけれど、私達がチェックインした15:30前頃よりも混雑していたようでした)朝方少しだけ出てみた「ローズコート」へ再度行ってみました。が、雨が激しいのでお庭の方に出るのは短時間に留め、左手の屋根付きテラスへ。このテラス、いいわあ~ お城の中の回廊みたい。この時ちょうど、ドレスを着た小さなプリンセスがとことこ歩いていらっしゃいましたが、この場所の雰囲気にとってもよく似合っていて非常に可愛らしかったですよ~右を見やるとそびえるのはグランドシャトーの建物。なんか「全室テラスまたはバルコニー付き」っていうのが 外観からも見て取れます。いつか宿泊したいものです。(同じことばかり言っている。)正面やや左、森の向こうに見えているのはアナとエルサの住む王国「アレンデール」のお城でしょうか。この感じだと、ここからはパークの花火もあがればいくらか見えるんじゃないでしょうかね~(わかりませんけど。)それからは、さきほどチェックしたコンビニエンスショップ「ジョイフルスプリングス」へ行って夕食になりそうなものを調達しました。お邪魔したのは17:30過ぎ頃でしたけれど、ちょうどキャストさんが棚にたくさんのお弁当を並べていらっしゃるところでしたよ。こちらのショップ、宿泊時に役に立ちそうなものは殆ど揃いますけれど、残念ながらパークのお土産品は一切置いていないので その点だけは覚えておかなければなりません。(こちらのホテルの館内にはパークのお土産を扱うショップは今のところ設置されていないようです。)私達が購入したのはワインのハーフボトルとお弁当、サラダやお惣菜類など。これで、お部屋でゆっくり楽しい夕食がとれそうです。その後、1階のメダリオンメーカーコーナーに行ってファンタジースプリングスホテル「グランドオープニング」デザインのメダルを作成し、エレベーターで7階の部屋に戻り着いた頃には 時刻は18:00過ぎになっていました。きょう1日を振り返り 明日の予定をざっとおさらいして窓辺の小さなテーブルで夕食を始める頃には、窓から望む景色は夕景となりました。パーク内にも灯りが点り、様相がだんだん変化していきます。19:00ころ。こちらは完全にあたりが暗くなった19:30過ぎ。手前のスリルム山の存在感が際立ち プロメテウス火山の存在感は少々薄れた感じです。予定では19:30からディズニーシーのメディテレーニアンハーバーで「ビリーヴ!」が開催されるはずですが、何も気配が無いので公式アプリを確認すると「中止」のお知らせが出ていました。雨ひどすぎますものねえ。無理もないです。こんな調子ではきっと20:30の花火も中止よねえ。…と思って再度アプリを確認したところ、そちらにはまだ何も記載がない模様。開始予定時刻の数分前になって再び見てみても、中止のお知らせは出ていません。いやあ、やらないでしょうよ。まあ やったとしてもこの部屋からは見えないんじゃない?そんなふうに夫と話しながらパークの地図を開いて花火の打ち上げ場所とホテルの位置関係を調べていたら――8:30を過ぎて数十秒、向かいの建物の上にまあるい花火が顔を出しました。もちろん音楽は聞こえませんし全体が見えるわけではありませんけれど、雨の中 部屋に居ながらにして花火が観られるなんて。大好きなプロメテウス火山の姿が窓から見えるだけでも飛び上がるほど嬉しかったのに、半分くらいの確率で中止になるというパークの花火がたまたま今夜はちゃーんとあがり こうしてこの場所から眺められるなんて、私はなんて幸運なのだろう と思わざるをえませんでしたよーいったい何なんだか誰なんだかよくわからないけれど 東京ディズニーリゾートにいらっしゃる大きな「何か」さん、きょうはほんとうにありがとう。大雨でとんでもなく濡れちゃったけれど、私にとってはそんなこと忘れちゃうくらいの素晴らしい一日だったよ~ファンタジースプリングスホテルの正面玄関車寄せには パークの閉園時刻が過ぎたあとも夜遅くまで到着する車があったようでした。今日は週末金曜日。お仕事や学業を終えた後、明日の朝一番のファンタジースプリングス体験を目指して今日のうちにホテルに入ろうと考え、雨の中夜道を走っていらした方々もきっと多いのでしょうね。私達も明日の朝はいよいよ、東京ディズニーシーに新しく誕生した「ファンタジースプリングス」に初めて入ります。「初めて」。この年齢まで東京ディズニーリゾートに通い続けて、まだまだ「初めて」のことを体験させていただけるなんてね~なんだか笑っちゃいますけれど、とにかく今夜は明日に備えてよく眠らなくては。何せ夫婦共々 いいトシ なんですから。ではでは このあたりで。おやすみなさい またあした。(翌日に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 28, 2024
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関東甲信越地方が梅雨入りして一週間。金曜日の朝9時を20分ほど過ぎる頃、雨降る首都高速道路を走り抜け 私達の車は舞浜に到着しました。6月6日にグランドオープンした東京ディズニーシーの新エリア「ファンタジースプリングス」とともに舞浜の地に誕生した「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」に 今夜は宿泊することになっています。リゾート外周道路に入って東京ディズニーランド駐車場入口の脇を抜け、ヒルトン東京ベイの手前を左に曲がると、正面奥に見えてきたのは東京ディズニーシーのプロメテウス火山。朝から降り続く雨のせいで お馴染みの素晴らしい景色も今日はちょっと煙っていました。しばらく行くと、左手に東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルの入口が見えてきました。この時間、ホテル正面玄関へと向かう坂の登り口には業務車両も含めて数台の車の列があり、私達は列の最後尾についてしばらく待つこととなりました。ファンタジースプリングスホテルは現在 入館者を宿泊者のみに限定しているので、守衛所のキャストさんはこの雨の中一台一台車を止めて確認をしてから敷地内へ通していらっしゃるようでしたよ。数分後、順番が巡ってきて守衛所前まで進むと、レインコート姿のキャストさんは車の窓を覗き込み、「宿泊代表者様のお名前を伺えますか?」とお尋ねになりました。お答えするとキャストさんはいったん守衛所の中に戻って行かれましたが、まもなく私達の名前が記入された荷物のタグを手に戻っていらして、 こちらをホテルエントランスでご提示ください と 渡してくださいました。そして車の向かうべき先を教えてくださり、本降りの雨の中にもかかわらずニッコリ手を振って見送ってくださいましたよ。ご案内の通り坂をのぼっていくと、カーブの終点の車寄せでは元気のよいドアサービスキャストさんが数名 待ち受けてくださっていました。(ディズニーランドホテルのドア周りキャストさん達の醸し出す雰囲気に近いかな~ と感じました。)夫が荷物を預けている間に車を降りて、見上げた車寄せの天井のなんと美しいこと!ヒマワリのようなお花に見立てた照明がたくさん、悪天候で薄暗くなっているホテルエントランスを照らしてくれていました。雨の中でも変わらず溌溂とした笑顔のキャストさん達とこんな素敵な輝く花々に出迎えていただいて、私達の初めてのファンタジースプリングスホテル滞在は幕を開けたのでした。さて。こちらのホテル駐車場について予備知識が殆どなかった夫はキャストさんから「駐車場にはまったく屋根がない」旨の説明をうけて驚愕し、傘を一本お借りしてふたたび車を運転して坂を下っていきました。夫より先にひとりでホテル館内に足を踏み入れた私は、ロビーがどこなのかすらよくわからずキョロキョロ…(今回は夫だけでなく私の方もホテルについても新エリアについても公式情報をちらっと見ただけでほぼ予備知識なしで来てしまっていたので。)とりあえず とエントランス正面にある「FS」マークも美しい手すりに身体を寄せてみると、下方には夢の中でしか見たことのないような不思議な形の大きな窓に囲まれたテーブルエリア。ああ、これが かの「グランパラディ・ラウンジ」なのですね~(こちらのラウンジも現在は宿泊者限定、さらにプライオリティーシーティングが必要とのことですので、今回は眺めるだけで終わりそうです。)そして向かって右側に広がるひと気のないだだっ広い空間の先の白い扉は。――おお! 噂のラグジュアリー棟「グランドシャトー」の入口ね!(いつか是非あの扉の向こうに行ってみたいものだなあ…)――では、私達が今日泊まるのはファンタジーシャトーだから… 手続きとかするのは反対側のこっちかな?…と左手を見ると、そこにはレセプションらしきカウンターとロビーらしきソファーのエリアが。自然光が入ってたいへん明るく開放的な ホテルミラコスタともディズニーランドホテルともまったく違った雰囲気のパブリックスペース。こちらがファンタジーシャトーのレセプションエリアでした。ソファーの置かれているエリアの隅には、他のホテルと同様 ディズニーアニメーションを流し続ける大きなモニターも設置されていましたよ。(このエリアをファンタジーシャトー・ラウンジと呼ぶらしいです。)このあたりのソファーで夫を待っていればいいかな?と思った私は空いていたソファーに腰をおろしてみましたが、初めて来た場所なのでなんだか落ち着かず。すぐに立ち上がってうろうろしていると、屋外に出られそうな自動扉が目に入ってきました。「ローズコート」 って書いてある。近づいて外に出てみると、右手には屋根付きの広ーいテラス。テラスの眼下に広がるこの森は、東京ディズニーシーのパーク内「ファンタジースプリングス」ですね~うわあ… 本当に「森」。ファンタジースプリングスって正真正銘 森の中なんだーいつのまにかこの場所にこんな大きな森とホテルが出現しちゃったのねぇ~ すごいなあ。そんなふうに感心して景色を眺めていると 夫が駐車場から戻ってきたので、テラスの左手側にあるホテルの中庭「ローズコート」へ。ファンタジーシャトーの建物に囲まれたローズコートは本当にささやかな可愛らしい庭園で、その名の通り小さな素朴なバラの花々が咲き乱れていました。お庭の中央には美女と野獣の石像もあって水辺もあり、雨にもかかわらず大勢のゲストの皆さんが傘をさして記念写真を撮影していらっしゃいましたよ。ところで私達、今回の舞浜滞在の主目的は「ディズニーシーに新しく誕生したファンタジースプリングスの様子をみにいく」こと。皆さんご存じの通り 今現在ファンタジースプリングスに入場して各施設を楽しむためには越えなければならない多くのハードルがあるため、今回はちょっと横着してそれらを丸ごとクリアできる「ファンタジースプリングス入場保証付きバケーションパッケージ(一泊二日)」を利用することにしました。(このパッケージ内容に落ち着くまでの経緯もいろいろあって書き始めると長ーくなっちゃうので割愛しますけれど。)で、初日の今日は私達 ディズニーランドで過ごすことを指定されているのでそろそろホテルを出てディズニーランドへ向かわねばなりません。(せっかくファンタジースプリングスホテルに宿泊するのですからね~ なるべくホテルで長い時間を過ごすため、ランドでの予定は迅速にこなさなければ!)というわけで、雨が徐々に強くなっていく中 ホテルでお借りした傘を携え、私達はベイサイドステーションからリゾートラインに乗って東京ディズニーランドへと向かったのでした。…それでは。ここからしばらくは いつもディズニーランドで過ごす時と同様にやや速度をあげて参りましょう。10:00。東京ディズニーランドステーションで下車。(ベイサイドステーションで乗車の際は夫も私も二日券を購入しました。)10:15。保安検査を経てディズニーランド入園。今のランドはドナルドが主役なのね~10:25。ほんとうはアトラクション券を利用してビッグサンダーマウンテンに行きたかったけれど、雨が激しいのでニューファンタジーランド方面へ。朝食をちゃんととっていなかったので、まだ一度も行ったことのない「ラ・タベルヌ・ド・ガストン」へ行ってみました。注文カウンターまで7~8分、雨のせいか満席だったので着席できるまでさらに10分ほどかかりました。11:00。ファンタジーランド・フォレストシアターへ。ガストンの店にいる間にいろいろとショーの抽選をしたら11:20の「ミッキーのマジカルミュージックワールド」の席を得られたのでやってきました。実はこのショー、バケーションパッケージの鑑賞券も持っているので今日は二回観られることになります。座席はCブロック12列目。バケーションパッケージの席とは全然違う場所なので、ちょっと嬉しかったです。11:20。「ミッキーのマジカルミュージックワールド」開演。以前観た時はいわゆる「感染症対策バージョン」だったので、初めてフルバージョンを観ることができました。現在のディズニーランドで体験できるエンターテイメントの中で、私はこれが一番好きだなあ と思いましたよ。11:46。ショーが終わって外へ出ると雨「ザーザー降り」。11:50。バケーションパッケージのアトラクション券を利用して「プーさんのハニーハント」へ。酷い雨にもかかわらず屋外まで待ち列が伸びていたようだったので、すぐ乗れちゃってちょっと申し訳ない気持ちになりました。12:10。フリードリンク券を利用して「トルバドール・タバン」へ。ここって昔ソフトクリーム屋さんだったよねえ と言いながらドナルドのスペシャルドリンクを。パラソルの下でテーブルは無事でしたが、イスが盛大に濡れていたので立ったままいただきました。12:25。とにかく「豪雨」でどうしようもなかったので、屋内の居場所を確保するためスタンバイパスを取得して「ホーンテッドマンション」へ。12:45。大雨なのに、食べる場所もないというのに、なぜか夫が「キャプテンフックス・ギャレー」でベーコンとパイナップルのピザ購入。「ディズニーランドに来たら絶対これ食べなきゃいけないんだ!」とのこと。(晴れてれば私も食べていたところだと思いますが、食欲がそがれるほどの大雨だったので私は遠慮しました。)雨宿りできる場所を求め、プラザ方面へ。12:50。パレードルート沿いの特大パラソルの下のベンチ(少々濡れていた)を確保。夫、大雨の中 屋外でピザとコーラを完食。雨 ザーザー。排水作業にあたるキャストさん以外 ほとんど誰も歩いていません。13:00。アトラクション券利用で「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」へ。(↓消してあるのは傘をさした6人目のリトルグリーンメンです)ビッグサンダーマウンテン大好きな私ですが、さすがにこの豪雨の中ずぶ濡れになってまで乗る勇気はなかったので 最後のアトラクション券はバズで使うことにしました。(こちらは今年の10月末で営業終了するとのことなので、これが最後の機会かも とも考えました。)楽しかったです。行って良かった。13:25。「モンスターズ・インク・カンパニーストア」へ。バケーションパッケージのグッズを引き換えました。ミニショルダーバッグもいただきました。13:40。14:10の「ミッキーのマジカルミュージックワールド」鑑賞のためファンタジーランド・フォレストシアター入場。今回はバケーションパッケージに含まれるショー鑑賞券利用です。座席はBブロック前方の通路沿いから二席。14:10。開演。非常に良い席で大満足でした。以前にも書いたかと思いますが、このショーはかつてショーベースで上演されていたショー「ワンマンズドリーム」に対する 時を経た「応えのショー」のように私には感じられるのです。今後もディズニーランドに来る機会があれば、鑑賞できるようにがんばってみたいなと思いました。14:45。「スターツアーズ」へ。これも夫が「ディズニーランドに来たら絶対スターツアーズに行かないと気が済まない!」と言い出したため。まあいいでしょう 帰り道だし とお付き合いしました。15:00。ワールドバザールを通過。最後の最後にエントランスの期間限定ドナルド花壇で写真を撮りました。15:08。東京ディズニーランド退園。そして目の前のディズニーランドステーションからリゾートラインに乗り、15:15過ぎ頃にベイサイドステーションに戻ってきました。(なのでこの日記もここからは普段のペースに戻ります。)この駅のすぐ前の敷地で建設が始まってから数年間、ずーっと構内の改札前から見守り眺め続けたファンタジースプリングスホテル。きょうは眺めるだけではなく、初めて駅からホテルへ続く通路を歩いてその館内へと向かいます。なんだか感慨深いなあ…駅を出ると正面右手側には「ファンタジースプリングス・エントランス」の保安検査場が見えました。私達は滞在二日目に バケーションパッケージに含まれている「ファンタジースプリングス・マジック」というパスポートでディズニーシーに入園するよう指定されているので、明日の朝はこのエントランスを通ることになります。建設中は、この場所からホテルエントランスまでは歩くとずいぶん遠そうだなあ と思って眺めていましたけれど、実は正面玄関の車寄せ脇に直接つながるエレベーターも設置されているし、実際歩いてみたらすぐでしたので安心しましたよ~そのホテルエントランス行きエレベーターの手前にはこの時間はキャストさんが立っていらして、宿泊者の確認をしていらっしゃいました。私達はチェックイン手続き前だったので「宿泊証明書」を持っていなかったのですが、名前を告げるとすぐに照会してくださって確認が取れ、通していただくことができました。そして エレベーターに乗り ホテル正面玄関から入館し、いよいよチェックインのため 朝確認したファンタジーシャトー・ラウンジのレセプション前へ。このとき15:25くらいでしたけれど、手続きを待って並んでいらっしゃる方はわずか三組ほどで、すぐに順番がやってきそうでした。朝はよく見なかったけれど、この場所も見上げると天井がとってもきれい。草花の蔓のような曲線と、その先に配置されている小さな蓮の花のような照明。ひとつひとつどれをとってもみな可愛らしいです。レセプションカウンターの後ろの壁も花や草木のアートでいっぱいで、ほんと「このホテルってひょっとしたら、地面から植物が萌えだすのと同じように この地からめばえた小さな植物の『芽』がホテルに育っちゃった って感じなのかなー??」なーんて、私はチェックインの順番を待つ間 あれこれと妄想を繰り広げてしまいましたよーやがて順番がやってくると、キャストさんはファンタジースプリングスホテル独特のご挨拶で私達を迎えてくださいました。こちらのホテルでもチェックインの手続きは紙の書類ではなくタブレットを使用していて 非常に簡便でした。キャストさんが多くの時間を費やして説明してくださったのは主に、ファンタジースプリングス&ホテル特有の事情に伴う注意事項の案内でした。(ホテルとファンタジースプリングスをつなぐエントランスや、シーのパーク本体とファンタジースプリングスをつなぐエントリーウェイは21:00に閉じてしまうので、それまでにはホテル側に戻ってきていないと締め出されてしまい、再度シーのメインエントランスまで行ってリゾートラインに乗ってホテルまで戻ることになる… という案内内容は衝撃的でしたよ!)手続きの最後に明日使用するためのハッピーエントリー通行証と宿泊証明書を受け取って、次は 朝方預けた荷物を受け取るためにベルデスクに向かいました。が、15:40頃のベルデスクは荷物を受け取りたいゲストの他、パスポートを購入するゲストも多くいらっしゃり(ファンタジースプリングス内のアトラクションを何度でも自由に利用できる「ファンタジースプリングス・マジック」はこの場所で販売しています)荷物の引き取りまでには時間がかかりそうだったので、「後ほどでいいので部屋まで届けてください」とお願いして(20~30分後のお届けになります とのことでした) 私達は先に部屋に向かうことにしました。客室フロア行きのエレベーターホールに向かう廊下に入るとすぐ、右手には朝6時から夜は24時まで営業するというコンビニエンスショップ「ジョイフルスプリングス」がありました。(ちょっと覗いたところお弁当やおにぎり、お惣菜やサラダ、アルコールなども置いてあるようだったので「今日の夕食はこのお店で調達すればいいかな?」と思いました。)ショップを過ぎると、広い廊下の両側には大きな窓がたくさん。樹木を思わせるようなデザインの窓枠が印象的です。さらに歩いてやっと着いたエレベーターホールは、壁にも床にも小さな花が咲き 天井の照明には蔦がからまっています。やっぱりこのホテルは、地面から顔を出した植物の小さな芽に誰かが魔法をかけて ホテルにしちゃったんじゃなかろうか…カボチャに魔法をかけて馬車にしちゃったみたいに。そんな妄想に囚われながら7階に上がってエレベーターを降り 本日宿泊する客室のあるフロアに出ると、廊下のカーペットは樹々が繁る薄暗い深い森の中のようなデザイン。ところどころ配されている薄明るいグリーンは木洩れ日でしょうか。花を咲かせながら先へ先へと伸びていく植物の蔓と蝶の形の案内ボードに導かれるようにして進んで行くと、廊下の壁のあちこちにはディズニーアニメーションに登場する森の中の場面の額が飾られていました。森に次ぐ森…そうして 森の奥にある本日のお部屋の前にたどり着き、ドアを開けてみると。エレベーターを降りてからここまで私達を導いてくれていた草木の蔓は部屋の中にまで伸び、花を咲かせていました。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 28, 2024
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(…その4から続く)ファンタジースプリングス・エントランスからパークに再入園したのは16:40になる少し前でした。そもそも今回ふたたびファンタジースプリングス(ホテル&パーク)を訪れようと思い立ったそのきっかけは「前回の訪問で体験できなかったことをしたい」ということだったので、これから閉園時間までの残り4時間ちょっとは 前回じゅうぶんにできなかったことをするために費やしたいと思います。というわけで、まずは前回は行くことができなかった迷子たち(ロストキッズ)のレストラン「ルックアウト・クックアウト」へ行ってビールでも飲もう と早速モバイルオーダーを入れることにしました。(モバイルオーダー必須なので。)でも ちょっと待って!その前にピーターパンのネバーランドアドベンチャーに行っておいた方がいいんじゃない?ネバーランドアドベンチャーには今日はまだ一回しか乗ってないし、食後に乗っても大丈夫 ということは午前中の体験でわかったけど、さすがに飲酒はね……と 大人なので乗車前の飲酒は自粛することにし、受け取り時間をアトラクション体験後の17:10過ぎに設定してルックアウト・クックアウトのモバイルオーダーを完了してから ピーターパンのネバーランドアドベンチャー入口へと向かいました。プライオリティアクセス・エントランスを入ったのは16:43くらいでしたが、スタンバイパス所有の方々との合流ポイントを過ぎてからは今回もやはりそれなりに時間がかかり 前室を経て冒険に出発したのは16:55くらいでした。少々強引なピーターパンに引っ張られ、ウェンディに嫉妬してご機嫌ななめなティンカーベルもなんとか気を取り直してみんなに魔法の粉をかけてくれて。さあ ネバーランドへ行くぞー!…と思ったその時、どういうわけだか私達の乗った小さな船は唐突に停止してしまいました。そして、暗闇だったアトラクション内には煌々と照明が点灯。・・・・・どういうこと?数分後キャストさんのアナウンスが入り、アトラクションがシステムトラブルのため運休になったのでこのまま退出になる ということと、今回の体験中止の代替措置として「マルチエクスペリエンス・パス」が付与される ということが告げられました。なんと。私達、ファンタジースプリングス内のアトラクションで乗車中に「システムトラブルで停止」の憂き目に遭ったのはこれが初めてです。(どのアトラクションも頻繁にシステム調整になってよく停まる という噂だけは聞いていましたけれど。)「前回体験できなかったことをしたい」という願望が、こんなおかしな形でまずひとつ実現してしまうことになりました。私達が閉じ込められていた船から解放されるまでにはそれから20分ほどがかかり(ルックアウト・クックアウトのモバイルオーダー受け取り時間は待機している間に変更しました)、一人ずつ船から降ろしていただいた後はキャストさんの誘導でアトラクションの退出口まで歩いて向かいました。最後にひとりひとりスマートフォンのパスポートに「マルチエクスペリエンス・パス(本日中なら他の殆どのアトラクションでも待たずに乗れるパス)」の記録を付けていただいて 私達はアトラクション建物から出ました。(17:18頃。)一般的にはあまり嬉しくないことかもしれませんけれど、全てが初めてのことだったので まあ「おもしろい体験をした」と思うことにしましたよ~その後、モバイルオーダー受け取り時刻を変更してあった「ルックアウト・クックアウト」へ。こちらのお店は、ピーターパンのネバーランドアドベンチャーのすぐそばにあります。前回来た時は立ち寄る時間が無くて建物前で写真を撮っただけなので、お店の中に足を踏み入れるのはこれが初めてです。入ってみると内部はユカタンベースキャンプのような半屋外の造りになっていて、レストランというよりはちょっとした休憩所といった佇まい。ロストキッズたちが海岸や森で拾い集めてきた材料で建てた隠れ家だそうですから、あちこち少しずつ曲がっていてなんか建付けが危なっかしい感じがするのもまあ仕方がないでしょう。壁の棚も棚板がちょっとちぐはぐ、傾いています。(これで棚といえるのかどうか は不明です。)(壁にはネバーランドの地図が。)メニューの方は お食事というよりは子供たちの好きな「おやつ」が中心のようでしたので、私達は「ロストキッズスナックボックス」を二種類(バターカレーチキンとレモンティーチキン)を注文しました。それに、生ビールとピクシーダストソーダを。スナックボックスの中身はチキンとポップオーバー以外は純粋な「スナック菓子」の詰め合わせでした。(えびせんとかバナナチップスとか。スポンサーがスナック菓子のメーカーさんなのですね~)大人にとってはビールの良いおつまみです。ピクシーダストソーダの方は、混ぜて楽しく飲んでも美味しかったそう(夫談)。(上にのってる星の味が気になったので、 何でできてるの? と夫に聞いたら「何言ってるの?ピクシーダストに決まってるじゃん!」とのことでした。以上。)野性の子供部屋のようなルックアウト・クックアウトを出ると、時刻はまもなく18:00。暗くなってきたし、ラプンツェルのランタンフェスティバルへでも行こうか。きっと雰囲気いいんじゃない?そう思ってラプンツェルの森へ行くと、「ただいまプライオリティアクセス・エントランスは乗り場まで35分以上の待ち時間をいただいております」とのこと。なるほど、さきほど私達も巻き込まれたシステムダウンの際に発券付与された「マルチエクスペリエンス・パス」を所持したゲストの皆さんが 一時的に集中しているのですね~こんな調子じゃファンタジースプリングス内はしばらくの間どこへ行っても同じような混雑だろうな と考えた私達は、「マルチエクスペリエンス・パス」を使うためにいったんここを離れて外の世界に行くことにしました。洞窟を通り抜けエントリーウェイを歩いてファンタジースプリングスの外へ出て。…で、何に乗る?スマートフォンのアプリを開いて付与された赤いパスの注意書きをよく読むと「ソアリン」だって「トイストーリーマニア」だって使える と書いてありましたけれど、お昼ごろそちら方面まで行って帰ってきた私達にはもう一回プロメテウス火山の向こう側まで往復する元気はありません。―― だったら、そうだ! フライングカーペットに行こうよ!すぐそこだもの!!アラビアンコーストの最もファンタジースプリングス寄りの場所にある「ジャスミンのフライングカーペット」は、私の大好きな 体験所要時間1分ちょっとの小さなアトラクションです。しかも、さきほど前を通りかかった時の待ち時間は「35分(!)」でした。どんな混雑日でも待ち時間はだいたい20~30分以内に収まることが殆どだというのに…―― これはもう、フライングカーペットに行くしかないでしょ!何十分待ちになっていたって、マルチエクスペリエンスがあればすぐ乗れるんだから!そこからすぐにたどり着いたフライングカーペットの乗り場、この時間 待ち時間はなんと「40分」と表示されていました。入口にいらしたキャストさんにマルチエクスペリエンス・パスを使いたい旨を告げると、「ええぇーーーっ! ウチなんかで使っちゃっていいんですかぁー???!!!」今日のパークはものすごーく混雑しているんですよーでもこのパスがあるなら もっと他の…ソアリンとかー トイストーリーとかー すぐ隣のレイジングスピリッツとかー なんだってすぐ乗れるんですよー本当にフライングカーペットで使っちゃって後悔しませんかーー?…と まあ、キャストさんはびっくりしてのけぞりながらもいろいろおっしゃってくださったのですが。私達の決心が固いことがわかると、脇にある秘密の入口から乗り場担当のキャストさんのもとへと案内してくださいました。そしていきなりすぐ次の回の先頭に誘導してくださり、私達はふたりで貸切となったちょっと特殊な形の魔法のじゅうたんに乗って あっという間に夜空へと飛び上がりました。人気アトラクションの待ち時間が軒並み100分を越えているディズニーシーの夜。「待ち時間ゼロ」で体験したジャスミンのフライングカーペットからは きらきら輝くパークの照明に浮かび上がるプロメテウス火山もよく見えて、たいへんに心地よかったです。楽しかったー…ありがとうございました。人生初の「マルチエクスペリエンス・パス(デジタル版)」を利用し終えた後はファンタジースプリングス内へ戻ってアトラクション巡りを再開することにし、ラプンツェルのランタンフェスティバルへ。(18:25。ここからはエリア内を反時計回りで回ることにしました。)この時間にはプライオリティアクセス・エントランスの混雑はほぼ解消していて、乗り場までは10分もかかりませんでした。ボートハウスに至るまでのランタンの灯りがアトラクションの中のランタンフェスティバルの景色まで繋がっているように感じられ、とても素敵でしたよ。続けて アナとエルサのフローズンジャーニーへ。(18:45。)19:00ちょっと前にアトラクションから出ると、アレンデール王国の夜景がとても美しかったのでしばらくお散歩。ロイヤルバンケットの建物も 夜になって照明が点くといっそうアレンデール城らしくなるような気がします。城前の広場から見えるアレンデールの城下町。アレンデールのお城と町をつなぐ二つの橋のうち、アトラクション建物に近い方の橋を渡って町へ。夜になって灯りが点った街並みは、昼間よりも生活感が出て本当に人々が暮らしているかのようです。町の方から水路を挟んで城門の中のアレンデール城を眺めてみました。もうひとつの橋の袂からはお城を真正面に見ることができます。(こちらの橋の袂からの景色が皆さんお好きなようですが、この場所 実はお手洗い棟の真ん前なので、早朝以外は常に混雑していて 写真を撮るのはなかなか大変です。)今日はまだ何も買い物をしていないことに気付いたので、このあたりでファンタジースプリングス・ギフトへ立ち寄り。6月に来た時は午後になると入店制限をしていて行列が絶えなかったこのお店も、きょうこの時間は待ち時間なく入店できました。(19:15頃。)レジも混んでいませんでしたよ。買い物後はフェアリーティンカーベルのビジーバギーへ。(19:25。待ち時間殆どなし。)暗くなってからこのアトラクションに来たのは初めて。夜は印象が違いますね。待ち列や乗り場のお花は全て照明だったのですね~暗くなってから来てみてよかったです。19:40くらい。ピーターパンのネバーランドアドベンチャー前に行ってみると、運営を再開していたのでプライオリティアクセス・エントランスへ。マルチエクスペリエンス利用の方などもいらっしゃって少し混みあっていましたけれど、10分かからずに乗り場まで行くことができ、今度は無事に最後まで冒険を完遂することができました。これで「夜のファンタジースプリングス 反時計回りに一周」の旅は終了。時刻は20:00過ぎになっていました。引き続き二周目 行けるところまで行ってみるか と思って歩き出しましたけれど、ラプンツェルのランタンフェスティバルへ行くと「一時運営中止」中とのこと。(巻き込まれたゲストには本日以降も使用できるマルチエクスペリエンスが発券されていたようでした。)なので、もうこのへんでアトラクションは終了でいいかなー と、お夜食テイクアウトのためにモバイルオーダーを入れてスナグリーダックリングへ。(20:20。)こちらのお店も6月に来た時の混雑ぶりと比べたら店内の様子がずいぶん落ち着いていたので、のんびりとあちこちの写真を撮って回りました。20:35頃からは、花火の鑑賞場所を探してアレンデールの町へ。どこにいればよく見えるのか 果たして今夜は花火があがってくれるのか あまり自信がありませんでしたが、とりあえず水路の前に場所を確保して待つこと十数分。(今日は花火の開催時刻が遅いのです。)無事、目の前のアレンデール城越しに 花火はあがってくれました。(20:50。「ナイトハイ・ハロウィーン」開催。)久しぶりにパーク内で眺めたハロウィーンの花火。短かったけれど、素直に「きれいだなあ」と思いました。音楽も楽しかったです。21:00。時を知らせるアレンデールの鐘の音がゴーンゴーンと響き渡る中、閉園アナウンスに背中を押されるようにしてホテル前の魔法使いの弟子ミッキーの噴水のあたりまで戻りました。そして21:03。最後に記念撮影をして ファンタジースプリングス・エントランスを通って退園しました。 ああ。長い一日でした。ふたたびの東京ディズニーシーの新エリア、ファンタジースプリングス。じゅうぶん楽しませていただきました。ホテル館内に戻ってからは、ローズコートへの扉を出てパークを眺められるテラスへ。時刻は21:10くらい。パーク内はさきほどまで私達がいた時と同じように見えましたけれど、路面を歩く一般ゲストはもうほんのわずか。サーチライトを手に森の中を点検して回るキャストさんの制服姿ばかりが目につきました。エレベーターで客室階に上がったのは21:20頃でした。前回来た時はパークが閉園した直後の時間帯は3階のエレベーターホールが大変混みあっていて、1階の駐車場へ下りるだけでも相当な時間がかかりそうでしたが、今日はエレベーターホールにはキャストさんが複数待機していて 上の階へ向かうゲストと下の階に向かうゲストを二列に分けて案内してくださっていたので、ゲスト同士無駄に譲り合うことも待つこともなくスムーズに乗り込むことができて大変良かったです。ホテルのグランドオープンから三か月以上が経過し、運営の仕方も日に日に改善されていっているのだなあ と思いました。部屋に戻り着いてほっとして、窓辺に立って眺めた景色。閉園時刻から30分ほどが経った、ローズコートサイド パークビューの景色です。照明も音楽も、まだパーク開園中と変わらぬまま。ネバーランドのスリルム山もプロメテウス火山の火口にも炎が見え、その向こうのSSコロンビア号の煙突を照らし出す灯りも、まだ点いたままでした。明日は入園する予定はないけれどレストランに朝食の予約を入れてあるし、そんなに壮大に寝坊するわけにもいかないなあ と思い始めた22:30頃。閉園後もずーっと流れ続けていたパーク内音楽がぱたっと止まりました。遠くのパーク内を目を凝らしてみると、SSコロンビア号の煙突の照明もいつの間にか消えています。SSコロンビア号も寝ちゃったかー私もそろそろ寝るかなあ…それから翌日のことなどいろいろ仕度をして バスルームへ行って戻ってくると、夫はとうに眠ってしまっていました。窓の外に目を遣ると、まだ点灯している目につく照明はパークのスリルム山と ローズコートの青い光だけになりました。ホテルの建物を照らし出している照明やローズコートの木々を照らしている照明も、気のせいか少し暗くなったようにも感じられます。時刻は23:20。ホテルミラコスタに宿泊している時は、夜の間にパーク内で起こる何かの気配を感じたくてカーテンも窓も開けたまま眠ることが多い私ですが、初めて夜を過ごすこのお部屋から見えるパークは遠く森の中。これから夜明けまでの間に森の中で起こることは この地に棲むという精霊たちだけが立ち会える内緒のできごとなのかもしれません。だから今夜は シフォンのカーテンだけ ふんわりひいて休もうと思います。まだまだ未体験のことが待っている 新しい明日がやってくるまで。おやすみなさい。(翌日につづく)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
October 13, 2024
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(…その1から続く)ディズニーシーのパークが一般開園時刻を迎え、ハッピーエントリー開始の時とは桁違いの数のゲストがピアッツアトポリーノに流入してくるのを見届けてから、私達は部屋を出て スペチアーレルーム&スイート宿泊特典の朝食会場となっているベッラヴィスタ・ラウンジに向かいました。エレベーターを経てものの数分もかからぬうちに店頭に到着して名前を告げると、すぐにテーブルまで案内していただくことができました。さて。ベッラヴィスタラウンジの朝食ブッフェは昨年6月からガラッと内容が変わったということで、席に着くと今朝はキャストさんから大変ていねいな説明がありました。以前の朝食ブッフェとの一番の違いは、メニューが「自分で作るサラダ中心」になったということ。店内中央にそのサラダカウンターがあり、ベースとなる様々な野菜やきのこ類の他、トッピングになるような海藻や魚介類やチキンやコールドミート、チーズやカポナータやオリーブ、フルーツなどが用意されていました。ドレッシング数種類の他に良質なオリーブオイルや塩や香辛料なども置かれていて、いかにも「イタリアの朝食」といった感じです。もちろん、以前よりは種類は減ったものの 前菜のようなものや卵料理、ブイヤベースのような具だくさんのスープなどもパンやヨーグルトやジュース類と一緒にバーカウンターの方に並べられていました。デザートの用意もありましたよ。そしてそして、朝食ブッフェとは別に料金を支払うことにはなりますが、スパークリングワインや赤白のワインも注文できるようになりました。(朝から! ですよ!)好きなように盛り付けた私のお皿。朝食というよりはランチの前菜の魚介マリネサラダみたいになりました。なので当然 スパークリングワイン(フランチャコルタ)もお願いしてみましたよ~(!)実は、ベッラヴィスタ・ラウンジで朝食をとる際 いつも「このお店のこの朝食内容なら絶対スパークリングワインが合うのになあ…」と心の中で密かに思っていたので、長年の夢が叶って個人的にはとっても嬉しかったです。ゲストも少なくゆったりとしたベッラヴィスタ・ラウンジでの朝食を終え、部屋に戻ったのは10:30頃でした。それから私達はバルコニーに出て、ホテルミラコスタ宿泊時恒例の「部屋での記念撮影」をしました。見上げれば どこまでも青い空。お天気が良すぎてついつい笑っちゃうほどです。気温もこの時期としては高いんじゃないかな? 今日の舞浜は完全に「初夏」の気候のように感じられました。(ガラス窓にプロメテウス火山と青空が映っていましたよ!)バルコニーで、室内の窓辺で、と時間をかけて何パターンもの写真撮影をした後は、カーテンも窓も開け放したまま そよぐ風や室内に流れ込んでくるパークの音楽を楽しみながら部屋の中を片付けつつ荷物を整えました。そうして最後にもう一度 バルコニー越しのパークを眺めながらコーヒーをいただいて、私達は部屋を出ました。 11:50頃のことでした。荷物を部屋に置いたまま出発する手配はしたもののチェックアウトの手続きはまだしていなかったので、私達はそれから5階のサローネ・デッラミーコへ。(現在はホテルミラコスタでも レセプションやサローネに立ち寄らなくても部屋で出発前にクレジットカード精算することが可能になっているのですが、「いや、わざわざ画面通してやらなくてもサローネすぐそこなんだから行って精算すればいいじゃん! サローネ行きたいし!急いでないし!」と夫が言うもので。ごもっともと言えば ごもっとも なのですけどね。)間もなく12:00になろうかというサローネ・デッラミーコ内は、チェックアウト手続きするゲストよりもむしろ休憩しがてらプリチェックインに訪れたゲストの方が目立つような状況で 大変静かで落ち着いて過ごすことができましたよ。その後の私達はいったんディズニーシー&ホテルミラコスタを離れ、お買い物と用事を済ませるためにイクスピアリへと向かいました。再びホテルミラコスタに戻ってきたのは13:40くらい。ホテルエントランスへと続く見慣れたこの坂も、お天気の良いきょうの青空の下では光の加減も影の出方もいつも私達が通りかかる朝の時間帯とは違っていて何か新鮮でした。ホテルに入館した後は、お昼ごはんのためにシルクロードガーデンへ行きました。お昼ごはん って言っても、さきほど10:30まで朝ご飯食べていたのであんまり空腹にはなっていないのだけれど。(私はスパークリングワインまでいただいちゃったしね!)でも、最近めっきり席が確保しづらくなってしまったシルクロードガーデンなので、行けることになったら行っておかないと後悔しそうですからね~公式サイトによれば現在シルクロードガーデンで提供しているランチメニューは「コース」っていうよりなんだか飲茶っぽいみたいだし、それならコースより軽いだろうし、そんなにお腹空いてなくてもきっと美味しくいただけるよ!…と思っていた私達。入店後メニューを眺めて、その「飲茶っぽい」と思っていたスペシャルメニュー、「“ダッフィー&フレンズのカム・ファインド・スプリング!”カントニーズランチ」というのを注文したのですが。これがまあ、ボリュームがあるうえにいつものコースとちょっと勝手が違い、もー大変~ でした。注文を済ませると可愛らしいトレイがセットされ、そのあとすぐに人数分の前菜盛りプレートがドドーンとテーブルにやってきました。この細長い前菜のお皿、内容としては…小さな丸いお皿のが焼売、花椒ソース。四角いお皿が自家製叉焼、紫キャベツの甘酢漬けとシナモン風味のお豆。足のついたグラスの中身はイタヤ貝とお豆腐、紹興酒のジュレ添え。背の低い透明の器の中は季節野菜(スナップエンドウ、長芋、筍など)を青さ海苔ソースで和えたもの、上にとびっこをトッピング。「どうぞお召し上がりください。このあとお料理もお持ちします。」とキャストさんがおっしゃるので まずは前菜からね~ と食べ始めようとしたところ、2~3分後くらいには温かいお料理までテーブルにやってきてしまいました。せいろに入った花巻も。シルクロードガーデン定番のお料理が三種。「海老のチリソース」「大山鶏の蒸し物、ナンプラー葱ソース」「真鯛と帆立貝柱と季節野菜(本日は黄パプリカ、エリンギ、紅大根など)の炒め」。「こちらでお料理は全てです」とキャストさん。できあがったテーブルの まあ豪華で賑やかなこと。これで二人分。あとから出てきた温かいお料理は一皿一皿(一人前)が少量に見えますけれど、以前のランチコースで提供されていたお料理一人前よりも量は多いんじゃないかと思います。さらに、花巻は「おかわり自由」だというのですからね~かなりのボリュームだということがおわかりいただけるでしょうか。いやあ。そんなに空腹でなかったせいもありますし私達がもう若くないせいもあると思うのですが、正直なところ テーブルいっぱいに並べられたお料理を見ただけで視覚的に「おなかいっぱい」になってしまって、ちょっと戸惑ってしまいました。あとですね、こんな調子ですから中高年の私達は食べ進むのに時間がかかってしまい 前菜を食べ終えて温かいお料理に手を付ける頃にはすっかり冷めてしまっていて、せっかくのシルクロードガーデンのできたてのお料理を一番良い状態で楽しむことができず、少し残念に思いました。いつものようなコースだったら時間をおいて一皿ずつ 出来たてのものを少しずつテーブルまで持ってきていただけるので、量が多くても空腹でなくても合間におしゃべりなどしているうちに結構食べられるのですけれどね~今回のメニューもせめて「前菜」と「お料理」の提供の間を10分程度あけて提供してくださったら、温かいお料理の良さをもう少し味わえたかな と思います。(でも、全てのお皿をテーブルに並べて「じゃじゃ~~ん!」と披露するのが今回のメニューのコンセプトかもしれないので、注文してしまったゲスト側としては何も言えないのですけれど。)まあ、ひとつひとつ持ってこられるコース料理よりもこんな感じで一気に全部持ってきてくれた方がいい という方もきっといらっしゃるでしょうし、人の好みはいろいろですからね。今はきっと試行錯誤の時、メニューだけでなくシルクロードガーデンというお店の在り方そのものもいろいろ試している時期で、今後きっと何かしらの変化があるのかもしれませんね。と。まるで全部食べ終わっちゃったみたいに締めちゃいましたけど、このランチにはちゃんとデザートもあったのです。可愛らしいデザートプレート。左の丸いのはイースターの卵に見立てたマンゴーとジャスミン茶のソルベ。右のはオレンジムースに八角風味のジュレ、フレッシュフルーツ。ソースは蜂蜜レモンソースとのこと。春を見つけにやってきた(エッグハントかな?)ダッフィーとお友達もお砂糖菓子になって登場です。「カム・ファインド・スプリング」というランチメニューのタイトルを一身に背負っているかのようなデザートでした。とにかく想像以上におなか一杯になって、お店を出たのは15:20過ぎ頃でした。シルクロードガーデン入店からここまで一時間半も経っていません。以前のようにシルクロードガーデンのランチタイムがコース主体だったら、とてもとてもこんな短時間ではお食事を終えてお店を出ることはなかったでしょうから、今回のような提供方法は「ゲストの回転を良くする」という目的もあるのでしょうね~ きっと。ホテル開業から今年で丸23年。携わる人が入れ替わればお店だってホテルだって変わっていく。―― 時間の流れは止まらない 止められない。ここ舞浜ではホテルミラコスタ自身すらも時空を旅する大きな船だってことを 忘れちゃあいけないのよねー… ロビーに出て、ミッキーの乗る帆船と天井画を仰いで、そんなことをあらためて私は実感してしまったのでした。ベルデスクに行って荷物を用意していただき、車に積み込むお手伝いをしていただいて、私達がホテルミラコスタの正面玄関から旅立ったのはまだ16:00になる前のことでした。大型連休中の しかもチェックインタイムに重なる時間。ロビーからエントランスにかけて今日この時間のミラコスタはなんだか慌ただしい様子で、いつもの去り際のような感傷的な気分に浸る間もなく、私達は珍しくあっさりと舞浜の丘の上のホテルをあとにしました。私達の結婚記念日に絡めての舞浜滞在は今年は二泊三日、それも二泊とも今まで宿泊したことのないタイプのお部屋となりました。(「未体験」のことってまだまだ際限なくあるものです。)いつもならキャンセル期限直前になって「ゴールデンウィーク中で宿泊料金も割高だし、前泊はやっぱりもったいないかな~」と悩んだりするところですが、今回はほぼ迷うことなくそれも決行。レストランも 宿泊者特典枠も利用してS.S.コロンビア・ダイニングルームとマゼランズの両方、内容が新しくなったベッラヴィスタラウンジの朝食に加えてシルクロードガーデンまで、「かなり豪勢になっちゃうけど行けたらいいな」と思って多めに予約していたお店には結局全部いくことができました。それもこれも、今までだったら「予約できているけど全部は贅沢すぎるからひとつにしよう。残りはまた次の機会でいいよね?」と考えたであろうことも、最近はうっすら「次はもう無いかもしれないから いま機会を得られたんだったらいま行っておこう」と考えるようになってきたからです。10年前、20年前には思いも及ばなかったことだけれど、年齢を重ねるとこういう心境の変化が起こるものなんですねえ。そして年齢を重ねても 健康不安を抱えるようになっても、もう少しの間はマイペースで舞浜を訪ねたい。年に数回くらいはパークも楽しみたいし、起ころうとしている新しい変化も見てみたいと思ってしまうのです。ありがたいことに ここ最近の舞浜には、だんだん無理ができなくなってきた私達のような年代の者でもなんとか楽しめるように助けてくれるプランやシステムが続々と登場してきています。そんなものの恩恵も受けながら近いうちにまたこの舞浜の地に戻ってこよう 必ず。控えめながらも貪欲な私は、また今日もそんなことをひとりこっそり考えながら 家に帰ったのでした。(おしまい)** シルクロードガーデン の “ダッフィー&フレンズの カム・ファインド・スプリング!” カントニーズランチ **・前菜・中国蒸しパン・海老のチリソース・真鯛と帆立貝の炒め・大山鶏のスチーム 葱とナンプラーソース・八角香るオレンジムース マンゴージャスミンティーソルベ ・・・・・・・・・2024年4月1日~6月30日(7000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 5, 2024
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(・・その1から続く)今日はディズニーシーに入園する予定がなかったので、一般ゲストが立ち入れる範囲内でホテルミラコスタのクリスマスの雰囲気を楽しんだあとは、私達はイクスピアリへ行くことにしました。例年通り上品なクリスマスガーランドが添えられた長い美しい廊下を抜けて宴会場側のエントランスを経て駐車場の車に戻ったのは16:40くらい。車を出して、アンバサダーホテルの前に広がるイクスピアリ屋外駐車場に入庫できたのは17:00になる少し前でした。(今日この時間はイクスピアリ駐車場は結構混んでいて、屋内駐車場は満車になっていたようでした。)夕暮れのアンバサダーホテルの正面玄関のあたりは(毎年のことですが)ブルー基調のクリスマスイルミネーションが点灯していて、こちらもまたとても綺麗でしたよ。アンバサダーホテルのロビーからレストランエリアを抜け、プロジェクションマッピングショー「クリスマス・キャロル・クロック」の行われる中庭(クロックタワープラザ)に出ると、こちらのイルミネーションも既に点灯済み。昼間見た時には花壇は赤と緑のクリスマスカラーで飾られていたのですが、日が落ちるとここもブルーに輝くのですね~。雰囲気が昼夜でまったく違います。さて、この時 時刻は17:10くらい。今日のショーは18:00、19:00、20:00、2100と四回予定されているとのことで 私達はその一回目を観るつもりでやってきたのですが、この時点で同じ目的でこの場所に留まっているのは ぱっと見て10組前後かな~・・といったところでした。その後、17:30になるとようやく係の方が花壇周辺に現れて、ショーの簡単な説明と、立ち入りできない(ショーの鑑賞ができない)エリアがあることを説明なさいました。(アンバサダーホテル側からイクスピアリ側の建物に向かって投影するので、丸い花壇とイクスピアリの建物の間には入ってはいけないとのことでした。)私はアンバサダーホテルの建物に近い側の花壇のへりに腰掛けて待っていたのですが、ショーが始まる10分ほど前になってふと顔をあげて振り返ると、あたりにはいつのまにかたくさんの人が集まっていて驚いてしまいましたよ~。そして18:00。「クリスマス・キャロル・クロック」が始まると、クロックタワーの屋根や壁には ポツ ポツ と小さな窓が現われ、あかりが灯りました。クリスマスの物語が次から次へと映し出されていき、タワーはどんどん姿を変えていきます。最後はクリスマスを祝うメッセージが映し出され、クロックタワーは元の姿に戻りました。ショーの長さは約7分、あっという間ですが、予想していたよりも見ごたえがありました。(あんまり期待せずに見たせいかもしれません。)パークで行われている大掛かりなショーとは全然違うものですが、クリスマスの時期にお買い物や食事をしに舞浜に出かけてきて その途中で中庭に出たらこんなショーを観られちゃったー・・ なんて、とっても素敵じゃありませんか?その後 私達は、イクスピアリの中をちょっと見てから駐車場の車に戻り、舞浜入口から首都高速道路にのって帰りました。ディズニーランドやディズニーシーに入園しなくても、ホテルレストランやイクスピアリのイベントや、あちこちの美しいイルミネーションや・・。クリスマスの舞浜には楽しいことがいっぱいあるもんだなあ・・と、あらためて思った一日でした。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 30, 2014
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(…その1から続く)さて、部屋のドアを開けてみて、まず驚いたのは入口周辺の「広さ」でした。数歩足を踏み入れてよく見回すと、室内はリビングとベッドルームが分けられている特殊な形。バスルームまで行ってみると そこは洗い場のない一体型でとっても広く、バスルーム以外の場所に独立したトイレがもう一か所...…結論から言ってしまうと、今回のアンバサダーホテルで私達に割り当てられたのはどうやら、車いすを利用しているゲストの方々などが室内の設備を使いやすいように工夫されている特殊なタイプのお部屋(アクセシブル・ルーム)だったようです。(「ようです」と書くのは、私自身がチェックインの手続きの際その場にいなかったので 直接ホテルのキャストさんから説明を受けていないからです。夫は説明を受けたかもしれませんけれど。)もともと私達が予約していたのは、おそらくこのホテルでは最も需要があるだろうと思われる 大人3人(プラス添い寝の子供2人)までが同じ料金で宿泊できるシンプルなツインルームでした。が、そういったごくごく普通のツインルームに比べたら、こちらの広い特殊なお部屋はきっと予約が入らないままの日も多いのではないでしょうか。今日のような夏休みの週末は当日になってからの「突然の空室問い合わせ」も多いでしょうから、そういった際に案内しやすい標準的な仕様の客室は できればいくつかは空けておきたい とホテル側が考えても不思議はありません。と 以上はあくまで私の妄想で 実際はどんな事情があったのかはわかりませんけれど。今回案内していただいたこのお部屋、「とにかく広い」ことに加えてもうひとつ 私にとっては大変嬉しいポイントがあったので記録しておきたいと思います。それは、この窓の向こう。カーテンを開けてみると、外に出ることができる小さなベランダがあって。ベランダに出て見下ろすと そこはリゾート感満載のパームガーデン・プール。そして正面に視線を移すと、なんと 遠くにディズニーシーのプロメテウス火山が頭を覗かせていたのです。アンバサダーホテルに宿泊していながらプロメテウス火山をこんなにもよく眺めることができる というのは予想もしていなかったことです。他の方はどうお感じになるかは別として 少なくとも私にとっては信じられないくらい素晴らしいできごとでした。レースのカーテンを開けてこの景色が見えた時、実は「もう今日このあとはディズニーシーでの予定をキャンセルしてずーっとこの部屋にいてもいいかな...外は暑いし...」と ちょっと思ってしまったくらいです。(でも、当選した「ビッグバンドビート」や待ち無しで乗れることが確約されている「ソアリン」を棒に振るのはさすがにもったいない とすぐに思い直しましたけれどねー!)で、素晴らしい景色を満足いくまで眺めてカメラに収めた後は、とにかく暑くてどうしようもなく消耗していた私はバスルームの広~いシャワーブースで汗を流してすっきりし、ディズニーシーに再入園する準備を整えました。夫の方は、私がバスルームにこもっている間に「今夜は閉園ギリギリまでシーにいてパーク内のどこかで夜景を眺めながらのんびり夕食でも… って思ってたけど、この部屋なら居ながらにして火山も眺められるから この部屋で夕食をとろう!」とかということを思いついてしまったらしく、再入園に向けて支度する私の傍らで アンバサダーホテル宿泊ゲスト限定のテイクアウトメニュー(ホテル内「エンパイアグリル」より)を モバイルで注文していましたよ~(夫によれば、このモバイルオーダーのことはチェックインの際に案内されたそうですが、実際の注文手続きはけっこう手間がかかったそうです。この「テイクアウト」について 公式サイトでの案内は こちら から。)そうして予定を少々変更し、体制を立て直し、私達が再び猛暑のディズニーシーに向かうべく部屋を出たのは16:15頃のことでした。(その3 に つづく・・・)※以下、今回のお部屋の様子などを少し記録に残しておきます↓室内は大きなリビングボードによってベッドルームとリビングエリアのふたつに仕切られています。テレビはこのリビングボードの中に収納されています。リビングの大きなソファー。大人3名宿泊時はこれがベッドになるのかもしれません。こちらはベッドルーム。ベッドタイプはツインです。ベッドルーム側にもテレビが収納されていました。冷蔵庫はこのテレビの下の扉の中でした。ベッドルームには バスルームへ続く扉(引き戸)がありました。バスルーム入口の幅はやや広めで、段差もありません。中に入ると、ダブルボウルの洗面台は低めになっていて、車いすのまま使用できるように配慮されています。洗面台の下やトイレの右側にしっかりした手すりが設置されていました。小さいですが、浴槽から見える位置にテレビも設置されていました。浴槽は洗面台を挟んでトイレと反対側にあります。アンバサダーホテルの多くの部屋とは違う仕様で、洗い場はありません。洗い場がない代わりに、とっても広いシャワーブースがありました。その他、こちらは部屋に入って右手に設置されていた大きな鏡など。こちらは部屋の奥側(窓側)から入口ドア方面を見たところ。普通の部屋よりもかなり通路が広いことがわかると思います。この通路写真の向かって右側(入口の鏡の向かい側)には、独立したトイレと 広いクローゼットが配置されていました。クローゼットはもう一か所、ベッドルーム側(バスルーム入口の隣)にもありました。《おまけ》クローゼットの中に備え付けのペーパーバッグはデザインが新しくなっていました。最近、ミラコスタもランドホテルもペーパーバッグは共通のこのデザインに変更になったとのことですが、これ 私は嫌いではありません。上品で実用的な上にディズニーホテルらしさもちゃんと感じさせてくれる いいデザインだと思いました。《さらにおまけ》こちらは6階のエレベーターホール近くの廊下の様子です。中央は吹き抜けになっています。下を見下ろすとこんな感じで、ホテル4階の廊下部分が見えます。ここは このホテル内で私の好きな場所のひとつです。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
July 30, 2022
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秋の三連休の真ん中の日、東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルに一泊してきました。6月の下旬にファンタジースプリングスホテル宿泊をともなってディズニーシーパークの新エリア「ファンタジースプリングス」を訪れた際はバケーションパッケージ利用だったので少々慌ただしく、また 殆ど下調べなしで未知の世界にいきなり飛び込んだので気持ちもなんだかふわふわと落ち着かず 驚いたり感心したりしているうちに二日間が過ぎてしまった感じで、「新ホテルも新エリアもまだまだ見足りない!」と 正直後ろ髪ひかれる思いで帰りました。が 今回はホテル客室と館内レストランに予約を入れてあるのみ、さらに勝手もある程度わかっているので、前回よりはゆったり構えてあちこちを見て回ることができそうです。さて、毎度のことながら道路の混雑も考えて早めに家を出て、既に始まっていた首都高速道路の葛西出口渋滞を回避するため浦安出口経由で舞浜に到着したのは6:40頃。超混雑が予想される日だということをすっかり忘れて 何も考えず素直に左回りでリゾート外周道路に入ってしまったためディズニーシー駐車場オープン待ち行列にしばし巻き込まれることとなり、ランド駐車場横からヒルトン東京ベイ前交差点までの500メートルほどを15分以上もかけて通過して、ファンタジースプリングスホテルの下にようやくたどり着いたのは7時を少し過ぎたあたりでした。6月に来た時と違って今日はお天気は上々、坂下のゲートで宿泊の確認をしてくださったキャストさんの笑顔も晴れやか、坂を上って車をつけたホテルエントランスのドアサービスキャストさん達の応対も爽やかで、素晴らしい一日の始まりを予感させてくれました。夫が駐車場へ車を置きに行っている間に ファンタジーシャトーラウンジのソファーエリアでベルサービスキャストさんに荷物を託し終えた私は、ロビーフロアの三階から見下ろすことのできる「グランパラディ・ラウンジ」の様子をまずは拝見。こちらのお店の営業開始は12:00ですが この時間(7:10くらい)は特別なお客様(グランドシャトー宿泊の方?)だけが利用を許されているようで、いくつかのテーブルには寛ぐゲストの姿がありました。実は今回のホテル滞在中 私達もこちらのお店に伺う予定になっているので興味津々で、大きな窓からたっぷり入る朝陽に照らされたいへん美しい様相を見せている店内を じっくりと眺め渡してしまいましたよ~その後ベルデスクに赴き、本日入園分の「ファンタジースプリングス・マジック」を購入しました。(7:15頃、チケット購入は待ち無しでした。)チェックイン日の翌日以降なら一般よりも15分早く入園できるという「ハッピーエントリー」は私達は今日は利用することができませんが、この特別なパスポート「ファンタジースプリングス・マジック」があればゆっくり入園でもじゅうぶん楽しめるということが前回の経験でよくわかったので、今朝はこちらを利用してファンタジースプリングス・エントランスから一般入園したいと思います。パスポート購入を済ませて「宿泊証明書」も受け取り キャストさんからいろいろと注意事項を伺っていると夫が駐車場から戻ってきたので合流し、「人の少ない今のうちに」と館内で少し記念撮影などしてから 私達はホテルの正面玄関を出て長い階段を下り 宿泊者専用のパーク入口「ファンタジースプリングス・エントランス」へと向かいました。階段の下にはこの時間ふたつのロープ列が作られていて、それぞれの列入口に案内看板が立っていました。それによると、奥側が「ハッピーエントリー」入場列、手前は通常の開園時刻に入場する列 とのことでしたので、私達は手前の列に並びました。(「本日チェックインの方」と提示されています)私達がこの列の最後尾についたのは7:30少し前でしたが、順番としては前からざっと数えて10組目前後(40~50人目?)くらいのようでした。本日のハッピーエントリーは8:15、一般開園時刻は8:30とのことですから、おおむね開園一時間前でこれくらいのゲスト数だなんて やはりファンタジースプリングス・エントランスは舞浜のどのパークエントランスよりものんびりしていて平和だなあ と思いましたよ。それでも 7:45くらいになるとハッピーエントリーの列も一般の列も目に見えて並ぶ人が増えてきて、7:55には待ち列一帯に「立ち上がるように」と指示があり、同時に「本日の一般開園時刻は5分繰り上がって8:25になる(ハッピーエントリーも5分繰り上がって8:10になる)」とのアナウンスがありました。保安検査が始まるのも他のパークエントランスに比べるとずいぶんとのんびりしていてびっくりしましたけれど、並んでいる人の数が少ないのでとてもスムーズで、ハッピーエントリー対象ゲストは8:00過ぎには殆どが検査を終えて入園ゲート前の屋根下に移動でき、8:10には順調にハッピーエントリーが開始されていたようでした。私達一般入園組の保安検査にいたっては 始まったのはなんと開園時刻の3分前で、のんびりしているにもほどがある といった感じだったのですが(ジリジリして待っていらした方も多いのではないかと思います)、前方に並んでいた私達は8:24頃には検査を通過できました。そして屋根の下を歩いてゲートに向かう途中で開園時刻の8:25を迎え そのまま立ち止まる間もなくパスポートをかざしてパークに入園することができ、ファンタジースプリングス・ホテル宿泊者の優位性(三連休の中日だというのに朝の入園がこんなにラクだなんて!)をまたもや実感することとなりましたよ~…こんな感じでファンタジースプリングスに3ケ月半ぶりに入園を果たした私達。前回初めて来たときは入園直後は右手側の「ピーターパンのネバーランド」方面へと進みましたが、今回は入園したら左手側の「フローズンキングダム」方面へまず行こう!と決めていました。が、その前にちょっと。私にはファンタジースプリングスを再訪したらぜひ確かめたいことがあったので、まずそちらのポイントをチェックしに向かいました。その場所というのは、こちら↓。ホテル内でいうところの「グランパラディ・ラウンジ」の大きな中央の窓の真下、パーク内では魔法使いの弟子ミッキーの噴水の後ろ側に当たる場所 がどうなっていたかをぜひ確かめたかったのですが…この噴水の脇にはこんな↓鍵がかかった扉があって後ろに回り込めないようになっているので 確かめに行くことはできませんでした。扉の中にはきちんと整備された小径があって、どこかへ続いている気配だけは感じられるのですけれどね~岩や植栽で上手に目隠しがされていて この先の様子は全く見えないようになっていました。パーク内のこんななんでもない場所に私が興味を持ったのは、先日「ファンタジースプリングス・ニューチャプター・ビギンズ展」でホテル計画時の模型を見たからです。その模型では、ちょうどこの場所 グランパラディラウンジ直下の一階部分に小さな扉が存在していて、その扉を通ってホテルとパークを直接行き来できる造りになっているようにも見えたのです。(参考までに、その時に見た模型の写真は こちら の日記の最後の方にあります)もしもその扉をここに作る案が構想通りに実現していたら、ファンタジースプリングスホテルからパークへの出入りは今よりもうんと便利になったはず。(「ホテル&パーク・ゲートウェイ」を通ってパークと行き来できるホテルミラコスタのようにね!)――ホテル内側からはその扉の存在は確認できないけれどパーク側はいったいどうなっているのだろう??私が抱いたそんな小さな疑問は どうやらこの調子では当分は解決できなさそうです。が、新しいエリアも含めて東京ディズニーシーには同じように「ここはどうなっているのだろう?」「もっとよく観察したい」と思ってしまう場所がたくさんあるのは皆さんご承知のことでしょう(?)。東京ディズニーシーのファンの中には、パークイベントを楽しむよりもアトラクションを楽しむよりも ただただパーク内を歩いて楽しむのが一番好き という、一風変わった志向の方々が意外に多く存在するのも なんだか頷けるような気がしますよね。今回一番見たかった場所のチェックを終えた後は、いよいよエルサとアナの住むアレンデール王国「フローズンキングダム」へ。舞浜のパークでは今はハロウィーンイベントの真っ最中で 一年のうちで今だけは大人でも大手を振って仮装ができる時期に当たっているので、アレンデールの方向を目指すゲストの中には様々な世代の「エルサ」や「アナ」がいらっしゃって いつもは静かなはずの森の中もたいへん華やかでしたよ~森を抜けて城下町が右手に見えてくると、橋を渡ったその先に現れたのは「アレンデール城」。おお。公式ウェブサイトなどでよく見るアレンデールの景色はこちらの城下町側から眺めた時のものなのね~前回はファンタジースプリングス・エリアの中央にある四つ角側の城門からアレンデールに入ったので、この景色は殆ど印象にありません。早朝の人が少ないうちにこの象徴的な景色を心おきなく眺められるのもファンタジースプリングスホテル宿泊者の特権よね~ と、私達はあれこれと写真を撮ってから 大人気のアトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」へ向かいました。こちらのアトラクション、早朝の時間帯はまだ一般の「スタンバイパス」利用のゲストがいらっしゃらないため、スタンバイパスのルートは「アトラクション建物内を見て回ってから乗りたい人」のための列として運用されています。前回来た時に建物の中はよーく拝見したのですが、やっぱり「すいているなら中を見てから乗りたいよねえ」。ということで、私達は今回もスタンバイパス・エントランスの方へ。列最後尾についたのは8:30で、キャストさんのいらっしゃるチェックポイントでファンタジースプリングス・マジックを提示してリストバンドを装着していただいたのが8:35。それからアナとエルサの住むお城の中を歩き……今日は20分かけて乗り場まで辿り着きました。私達は記念撮影したりオラフの出現ポイントで立ち止まったりしていたので結構時間がかかりましたけれど、眺めて簡単に写真を撮りながら通り過ぎるだけなら10分弱で乗り場まで行けたんじゃないかなーと思います。ボートに乗り込んで、月夜の水路に出たのは8:56頃。6月に初めて体験した時 ドラマティックな展開に大きく心動かされると同時に、「あれれー?ちょっとこれはひょっとして何らかの不具合じゃないのかな…?」と素人ながらちょっぴり心配になった物理的な問題点は数か月を経てことごとく解消されていて、今回は実に快適な物語の旅をすることができましたよ~やはり 映画の再現度が非常に高いアトラクションだと思います。しばらくは人気の高い状態(スタンバイパスを取得するのが困難な状態)が続きそうですね。舟を下りた後はいったん建物の外まで出て所用を済ませ、もう一回乗りに行くことに。今度は「プライオリティアクセス・エントランス」(すぐ乗れる方)に行きました。開園直後のゲスト集中も落ち着いていたのでこの時間(9:10くらい)のプライオリティアクセス・エントランスはほぼ待ち無し。入ってすぐに水路を跨ぐ階段にさしかかり、船に乗り込むまでにかかった時間は3~4分で済みました。本日二回目の「アナとエルサのフローズンジャーニー」から出ると、時刻は9:20過ぎ。このあとはレストラン「アレンデール・ロイヤルバンケット」で朝食兼昼食をとろうと思って朝の入園直後にモバイルオーダーを入れてあったのですが、まだ受け取り時間には少し早かったのでお隣(というかお向かい?)の「ピーターパンのネバーランド」へ行き、前回よく見ることができなかったドクロ岩や海賊船「ジョリーロジャー号」を探検することにして、私達はフローズンキングダムを離れました。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
October 13, 2024
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(…その3から続く)16:10。部屋を出てホテル内を少々探検した後、1階にあるショップ「ルッキンググラス・ギフト」へ。夕食の予約(ホテル内レストラン)を数日前にキャンセルしてしまっていたので、こちらのお店で夕食になり得るものを調達しました。ディズニーランドホテルにはこのお店があるので、レストランの予約が取れなくてもルームサービスが混んでいてもなんとかなります。助かりますね~16:40。購入したものを置くため いったん部屋に戻りました。16:45。「マーセリンサロン」へ。お茶をいただきながら今日この後どうするかなどふたりで考えました。この時間は混雑もなく、空いているテーブルの方が多かったです。途中でキャストさんが紙のメニューを持ってテーブルにいらしたので「?」と思っていると、 17:00になるのでカクテルタイムスタートです とのこと。(マーセリンサロンは現在ウェブ上のメニューと実際の提供内容が違っているので、QRコード読み取り式ではなく紙に印刷されたメニューを用意しているみたいです。)ふたりともアルコールをお願いしました。17:50。マーセリンサロンを出て部屋に戻りました。部屋の窓から外を眺めると、リゾートラインの駅にもディズニーランドのパーク内にも明かりが灯り始めていてとても綺麗でした。18:45。ディズニーランドに再入園するため部屋を出ました。(窓からの景色がきれいだったのでこのまま部屋にいても良いかな~ と思ったのですけれど、もしも花火があがるならパーク内で観たいとも思ったので。)18:55。東京ディズニーランドに再入園。19:00。ワールドバザールからトゥモローランドあたりをお散歩。雨が降り出しそうな気配だったので、エレクトリカルパレードは場所取りなどせず雰囲気だけ眺めることにしました。(場所取りしてしまうと雨が降ってきた時に気軽に移動できない という大人ならではの考えで。)19:05。なぜか「スターツアーズ」へ。前を通りかかったら5分待ちだったので突発的に行くことに。(実は夫はけっこうコレが好きらしい。)まったく立ち止まらないまま乗り場まで行ってしまいました。えー!なんで夢と魔法にあふれた今日の最後にスターツアーズ乗らなきゃいけないの~?? と思いましたけれど、初めてレイア姫に会えたので(しかもレイア姫から「お願い!助けて!」と懇願されたので)結果的には満足です。本当にこれって乗るたびにストーリーのパターンが違ってくるんですね~19:30。スターツアーズを出てワールドバザールの「リフレッシュメントコーナー」へ行ってコーラなど購入。外のテーブルにつき、エレクトリカルパレードの雰囲気だけでも楽しもうか と思っていたところ、雨が降り出してきました。19:45。雨が本降りに。ワールドバザールの屋根下に避難し、ミッキーがシンデレラ城の正面を通過していくところまでエレクトリカルパレードを眺めて ホテルに戻ることにしました。20:00。部屋に戻りました。20:30の「花火」がもしもあがったら きっとこの部屋からも見えるよー 音楽は聞こえないけどー…ということで窓から様子を見ていましたが、雨はますます激しくなる一方。風も出てきたのでほぼ諦めつつアプリで実施状況を確認していましたが更新されず。20:30。パーク内からうっすら「花火中止」のアナウンスが聞こえてきたのでマーセリンサロンに行くことにしました。20:35。本日三度目となる「マーセリンサロン」へ。こんなお天気なので混雑しているかと思いきや、私達の他にはゲストが一組?二組? というような感じでした。空いていたので、私は年甲斐もなくサロン内をうろうろ…気になっていたカウンターの上の写真を見に行きました。これは、ウォルト・ディズニーの幼少期?家族と一緒に撮った写真でしょうか。このサロンの名前の由来にもなっている ミズーリ州のマーセリンで過ごしていた頃の写真なんでしょうか。(キャストさんにうかがえばよかったかなー?)こちらの下の写真は、既に私達の良く知るウォルト・ディズニー氏ですね。壮年期 といったところ。21:15。マーセリンサロンのテーブルがほぼ埋まり 混雑してきたようだったので、部屋に戻ることにしました。21:30。部屋のテーブルでさきほど購入してきたものなどを広げ 簡単に夕食。窓の外を眺めてみると、閉園時刻から30分が経ってもまだ パークエントランス周辺やディズニーランドステーションのホームにはたくさんの人影が見えました。こちらは左から二番目の窓から望む夜景。意外と綺麗です。22:20。パーク閉園から一時間以上が経ちました。窓のカーテンを開けてみると、ゲストの姿が消えてからも煌々と輝いていたワールドバザールや入園ゲートあたりの明かりが いつのまにか消えているのに気づきました。シンデレラ城やプロメテウス火山や 遠くに見えるタワーオブテラーの照明はまだ点いていましたが、ディズニーランドのパーク内の建物は既に灯りを落としたものもあるように見えました。22:30。パークが閉園した後もずーっと聞こえていた ディズニーランドのエントランス周辺で流れている音楽が止まったようでした。23:10。眠る前にもう一度 とレースのカーテンを開けてみると、シンデレラ城やプロメテウス火山など 最後まで灯っていたパーク内の大きな建造物の照明がすべて消えていました。残るは まだ運行を続けているリゾートラインの駅舎の灯りのみ。東京ディズニーリゾートの長い長い一日も終わる時が近づいてきたようです。13年と7か月ぶり、私達がディズニーランドのパークにどっぷりつかって過ごした一日もこれで無事終了です。来る前に やってみたい と思っていたことは、おかげさまで殆どすべてできました。ディズニーシーにいる時とはちょっと時間の流れ方が違うような、短いような長いような なんだか不思議な一日でした。何に感謝していいのやらよくわからないけれど、とにかくありがとう! おやすみなさい!(明日につづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 21, 2022
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(…その2から続く)リストランテ・ディ・カナレットの中庭から眺める運河の風景がすっかり夜景へと変わるころ、私達は席を立つことにしました。店内を通り抜けて 入口近くのカウンターで会計を済ませてお店を出て、目の前の階段を上ると。そこはクリスマスシーズンのニューヨーク、光り輝くブロードウェイ。私達が食事していた一時間半ほどの間に、ディズニーシーには美しい夜が訪れていたのでした。時刻は17:20。きょうの私達は来る前から夜のハーバーショー「ビリーヴ!」を鑑賞するつもりはなく、ショー開催中には夜景を訪ねてパーク内を歩こうと決めていたので、これから花火開催までの三時間ほどはメディテレーニアンハーバーからは離れて過ごそうと思います。なにしろ今回ディズニーシーに来た一番の目的は「今年のクリスマスデコレーションはどんな感じなのか」をこの目で確かめることなのですからね!昼間の景色はもうじゅうぶん楽しませていただきましたから、次は夜の風景を見たいです。しかし 午前中につい出来心で「18:15~19:15」指定のタートルトークの40周年プライオリティパスを取得してしまっていたので、その時間まではあまり遠く離れたところまで行くわけにも行かないな と考え、とりあえずはニューヨーク周辺の夜景を眺めに行くことにしました。で、まず向かった先はウォーターフロントパーク。ウォーターストリート側の入口に立つクリスマスツリーの前では記念撮影していらっしゃる方々も多かったです。公園内に並ぶ可愛らしいツリーにも灯りがついて 昼間とはちょっと違った雰囲気。そして、ホレイショスクウェアの大きなクリスマスツリー。何分かごとに訪れる 消灯→徐々に点灯 の時には「40」のマークが際立ちます。時刻がまだ18時前で「ビリーヴ!」までは時間の余裕があったからなのか クリスマスツリーの周りは思い思いに写真を撮影しようとするゲストが大変多く、近寄るのもなかなか困難だったので、私達はちょっと離れてハドソンリバーブリッジの方からツリーを眺めてみることにしました。昨年も一昨年も同じような場所で同じような写真を撮ったと記憶していますが、やはりここに大きなツリーがあるクリスマスはいいですねえ...(何度も同じことを言って申し訳ないですけれど。)少し遠くから眺める「クリスマスツリーのあるアメリカンウォーターフロント風景」があまりに素敵だったので、私達は振り返り振り返りしながらホレイショスクウェアからどんどん離れていき 最後はハドソンリバーブリッジを渡り切るあたりまで行ってしまいました。う~んやっぱりいいですねえ。もうここまで来たらケープコッドまで行っちゃってもいいのだけれど...坂道の上からちらっと様子を見やると ケープコッドの漁村はまだまだ人が多くて混雑していそう、それにそろそろプライオリティパスの指定時刻が近づいてきそう ということで、私達はここでいったんSSコロンビア号の前まで引き返して「タートルトーク」に向かうことにしました。指定時間ちょうど(18:15)にアトラクション前に行ってみると この時間のスタンバイは45分とのことでしたが、プライオリティパス専用エントランスでスマートフォン画面を提示するとすぐに屋内待ち列まで入ることができ、数分後には前室に案内していただけました。そしてその後10分弱でウミガメのクラッシュとご対面。(ここまでほんとうに早かったです。)ゲストとのやりとりは相変らずで、楽しいひとときを過ごさせていただきました。タートルトークから出ると 時刻は18:45。「ビリーヴ!」開始まであと30分となったこの時点でようやく ホレイショスクウェアあたりのゲストはほんの少し減ってきたように思われました。SSコロンビア号に上がって見下ろしてみると…ツリーの周りにはまだそれなりの人だかりがありましたが、さきほどまでの雑踏のような大混雑に比べたら「まし」なような気がしました。豪華客船のデッキからクリスマスのパークを眺めた後は 地上に下りてもう一度大きなクリスマスツリーを眺め 写真を撮り、19時過ぎころ私達はホレイショスクウェアを離れました。レストラン櫻の前を通ってウォーターストリートをマクダックスプラザまで上り…ビリーヴ!開始直前でごった返すメディテレーニアンハーバーをかすめてヴェネツィア回りでミラコスタ通りへ出て、ゲストが少なくなった通りの入口周辺で美しいクリスマスツリーやデコレーションをカメラに収めました。今年のミラコスタ通り周辺はイルミネーションがそんなに多くないので、昼間の明るいうちの方がクリスマスらしい風景を堪能できるかもしれないなあ と思いましたよ。(ミラコスタ通りだけでなく全体的に以前と比べると電飾の類は控えめで、夜よりも昼間のデコレーションの方が見どころが多いように感じました。)その後は、「ビリーヴ!」が始まってゲストの皆さんがハーバー水上で起こるできごとを一心に見つめていらっしゃる中、ポンテヴェッキオを渡ってケープコッドへ向かいました。漁村へ続く階段を下りていくと、ハドソンリバーを挟んだ対岸には四年ぶりに見る景色。大きなクリスマスツリーのある水辺の夜景です。これが見たくて 私はきょうここへ来たのですよね~昼間はあんなに賑わっていたケープコッド一帯も、さすがにこの時間はゲストが少なく落ち着いた様子でした。昼間も見たケープコッドクックオフ前に並ぶ7つの小さなツリー。夜になるとこんなふうに灯りが点るのですね~可愛らしいツリーの前には若いファミリーやグループの皆さんがかわるがわる訪れて写真撮影をしていらっしゃったようでしたよーハーバーで「ビリーヴ!」が終了して5分ほど経つと ケープコッド一帯には急速に人波が戻ってきて、あっという間にあたりは昼間と同じ賑やかな漁村に戻っていきました。夜景を眺めて好きなように写真撮影して回るのももう難しくなってきたかな と感じたので、私達は20:30からの花火「スカイ・フル・オブ・カラーズ」を鑑賞するためにメディテレーニアンハーバーへ戻ることにしました。いつもなら水域をぐるーっと回ってお気に入りの花火鑑賞場所であるザンビーニブラザーズ・リストランテ前まで行くところですが、今日は歩き回って疲れてしまっていたので ハーバーに突き出た出島リドアイルへ降りて段差に腰掛け、私達は花火を待つことにしました。 が、鑑賞場所に落ち着いたちょうどその時(20:00頃)、パーク内には本日の花火の中止を知らせるアナウンスが流れました。…ならば 今日はもう帰ろう。朝、リゾート内の道路も駐車場もあんなに混雑していたんだもの。閉園時刻までパークにいたら 帰りもまた大混雑に巻き込まれるに違いない。長年のパーク通いで得た教訓に素直に沿って、私達はこのタイミングでディズニーシーをあとにすることにしました。まっすぐゲートを出てR7駐車場まで歩き、三階に停めた車に戻り着いて車を発進させたのは20:20過ぎころでした。パーク閉園時刻まで30分以上を残し 帰宅渋滞が始まるにはまだ早いだろう と思っていましたけれど、今日は日曜日。私達と同じように 花火中止を知った段階で明日に備えてパークを切り上げた方が多かったのでしょうか、駐車場から出てきた車が集中していたようで R7から運動公園前交差点までは予想していた以上に時間がかかりましたが、それを過ぎてしまえば首都高舞浜入口まではいたって順調でした。クリスマスシーズン とはいうものの、小さなハーバーグリーティングや四年ぶりに戻って来たホレイショスクウェアのクリスマスツリーやデコレーションの他には ショーのクリスマスバージョンもスペシャルなアトモスフィアエンターテイメントも何もない今年のディズニーシー クリスマス。それでも、この時期にしか聴くことのできないパーク音楽やこの時期独特のパークの空気、そんなものに触れたくて 浸りたくて、私はきっとまたパークに足を運ぶことになるでしょう。その時まで、クリスマスのディズニーシーとは しばしのお別れ。首都高速道路から見える煌めく東京ディズニーリゾートに ばいばいまたね と手を振って、私は家に帰ったのでした。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 19, 2023
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オチェーアノでお昼をいただいてきました。お邪魔するのは約二か月ぶりになります。ホテルミラコスタに車で到着したのは13:10くらい。駐車場から館内に入ってロビー階段の踊り場へ行き、まずはプロメテウス火山さんにご挨拶。先月末にファンタジースプリングスホテル泊でディズニーシーにやって来た時にはメディテレーニアンハーバーにあまりいられなくて、火山を近くで眺めることもちょっとしかできなかったものねえ。なーんて言っていたら プライオリティシーティングをお願いしてあった時間がやってきてしまったので 少々慌ててオチェーアノ店頭に出向くと、待つ間もなく案内していただけたのは 今日は「パール」のエリアのこんな席。あらー プロメテウス火山さんじゃないですかーさきほど階段の方からもご挨拶させていただきましたけれど またお会いできてとってもうれしいです。…ということで、本日のお昼はこの場所でこれから二時間ほど オチェーアノのランチブッフェを楽しむこととなりました。さて ところで。ホテルミラコスタの各レストランでは、7月1日から8月31日まで「ザ・フレーバー・オブ・ミラコスタ」というテーマでダイニングイベントを開催中だそうです。 ミラコスタの香り? 風味? なんじゃそりゃ。このテーマを知ってからずっとそんなふうに思っていたのですが、席まで案内してくださったキャストさんによれば「ホテルミラコスタらしいお料理、ホテルミラコスタならではのお料理 を今回は取り揃えてカウンターにご用意しています」ということらしいです。なるほど~パークイベントに関連させなければ! キャラクターを表現しなければ! という縛りもなく、今回はミラコスタの オチェーアノの持つ力を自由自在に発揮できる ということですね?これは期待できるかも。さらに続けてキャストさんがおっしゃるには、「今回はスペシャルドリンクもザ・フレーバー・オブ・ミラコスタということで、ここオチェーアノではお店そのものを表現し、『ケルプ(の部屋)』をイメージしたディル、『パール(の部屋)』をイメージしたアラザン、『シェル(の部屋)』をイメージしたチョコをトッピングしております」。?? なんだそれは?一瞬 目が点になりながらも興味を持ったらしい夫は、すかさずその「スペシャルドリンク」なるものを注文していましたよー(私はいつものようにロータリブリュットをお願いしました。)で、さっそくカウンターへ前菜を見に行くと、本来オチェーアノが得意としている地中海周辺のお料理を思わせるメニューのオンパレードでした。例えば…「菜園風タコのカルパッチョ 醤油ヴィネグレット」「冷製チキンのプレッセ グリビッシュソース」「シュリンプのエスカベッシュ」「ローストビーフ バルサミコソース」「バジル風味のライスサラダとプルドポーク」「スモークサーモンとパプリカソース」 などなど など。魚介にオリーブオイル、レモンやハーブやお酢をたっぷり使った オチェーアノらしい前菜ばかりです。夏野菜がふんだんに使われていていずれも見た目もきれい。食欲が刺激されそうでしたよ~メインのコーナーにも サーモンに白身魚、ラム、ブイヤベースなど、いつものお料理が並んでいました。(もちろんローストビーフのカッティングサービスもいつも通りちゃんとありましたよ!)そしてデザートのコーナーには、オチェーアノの夏ブッフェといえばこれ、メロンショートケーキ。(これが夏のオチェーアノ名物だと思っているのは私だけですか?)ティラミスも今回はホテル館内の床などでお馴染みの羅針盤のデザインです。極めつけはこちらのチョコレートケーキ。これ、通年でブッフェカウンターに置いてほしいですよね~~ ミラコスタファンの皆さん。それから、開業のころからこちらのお店に通っていらっしゃる方々に嬉しいお知らせ。キャストさんが盛り付けてくださるジェラートが復活していました。カウンターの中ではなくカウンター前でサービスしていらしたので ひょっとしたら今回の期間だけなのかもしれませんけれど、いつもデザートにたどり着く頃にはおなかいっぱいで固形のケーキは一つか二つくらいしか食べられない私でもこれなら食べられます。ずーっと …ジェラートかアイスかかき氷か、そういうの復活してくれないかなあ… と思い続けていたので 私は大変嬉しかったですよ~カウンターの上のデコレーションは、今回はミラコスタの美しいロゴマークの他、ガリオン船など。ホテルミラコスタ専用の衣装姿のキャラクター達もいました。こちらは、席に戻ったところでテーブルにやってきた 夫が注文した“ザ・フレーバー・オブ・ミラコスタ”スペシャルドリンク。トッピングしたディルが実に海藻(ケルプ)っぽい。パールに見立てた銀色のアラザンは中に沈んでしまったのですが、ちゃーんといただけたそうです。(夫談。かなり甘めのドリンクだったみたいです。)私はあまり大量には食べられないので、食べたいものを優先しながら少しずつお皿に取って前菜→メインと進み、途中でアイスティーも追加注文して一時間も経たないうちにデザートにたどり着きました。(夫はまだメインをお楽しみ中でした。)どうしてもこれだけはいただきたかったのですよね~今期はランチタイムはハーバーグリーティングのためにテラスを開放する時間帯も無いので、たいへんゆったりと穏やかにお食事することができましたよ。楽しかったです。食事を終えてお店を出たのは15:30くらいだったでしょうか。三連休の中日、宿泊ゲストのチェックイン手続きも始まってごった返していてもおかしくない時間帯でしたが、ロビーは不思議に落ち着いていて 静けさに満ちていました。尋常でなく暑い夏が首都圏にやってきても、ここだけはいつも涼やか。ずーっとロビーの片隅にいたい気持ちを振り切って 私はホテルミラコスタを出て、まだまだ強い陽射しの中を駐車場へと戻り 帰りに向かいました。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
July 14, 2024
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(…その2から続く)メディテレーニアンハーバーで本日二回めの「Tip-Topイースター」が終わろうとする頃、カフェポルトフィーノのピアッツァトポリーノ側にあるフォトロケーションではカメラマンさんによるフォトサービスが再開されたので 私達は早速並んで記念撮影をしていただきました。このフォトロケーションはちょうど宿泊していたお部屋から見下ろせるあたりにあって 昨夜も今朝も窓から眺めながら「あの場所で写真撮ってもらいたいなー」とずっと思っていたので、記念日当日に撮影することができてとてもうれしかったです。(アニバーサリー用の撮影台紙を付けていただきました。)その後は、座席券を確保できているビッグバンドビート本日最終公演への入場時間までの約6時間を ディズニーシーのパークをぐるっと大回りして探検することにしました。というのも、ここ三年ほどの私達は数か月に一度くらいの頻度でしかパークにお邪魔していないので、「頻繁に来なくなってから変わったところもいろいろあるんじゃないか~?」と思いついたからです。(なので「たんけん」というよりも「てんけん(点検)」といった方が良いかもしれませんねー)とりあえずパークの奥地まで行ってそこから順番にいろいろ見ながらハーバーに戻ってくる という行程を考えた私達は、まずはロストリバーデルタ行きのスチーマーラインに乗ろうと思って乗り場まで行ってみたのですが…なんとそこにいらしたキャストさんによれば「本日はこのあと夜のショーが終了する20:30頃までこの乗り場から船は出ません」とのこと。(15:00前頃。)仕方ないなあ 歩くか~と、私達はザンビーニブラザーズ・リストランテ前の階段を上るところからディズニーシー探検の旅をスタートさせました。いつのまにやら「麻辣ポップコーン」なるものを販売し始めたらしい階段の上の遺跡のところのワゴン前を「大昔はここではカプチーノ味のポップコーンを売ってたよねー」などと言いながら通り過ぎ、プロメテウス火山の中へ入って「ノーチラスギフト」に立ち寄って4月のスーベニアメダルを作成。長い列ができている「リフレッシュメント・ステーション」をチラ見しつつ(ここでも夫は「え゛ ポテトチュロスって何? 餃子ドッグはどこへ行ったの??」と浦島太郎のようなことを言っていました)、私達はミステリアスアイランドからアラビアンコーストへと歩を進めました。(餃子ドッグの方は、かつては「ぎょうざ」そのものを扱っていた「ノーチラスギャレー」の方で販売しているようです。)さすがに超大型連休中とあって 到着した先のアラビアンコーストも大混雑。「ちょっと“シンドバッド”でも行って休憩~」なんてお気楽な夫は言っていたのですが、この時間(15:15くらい)の「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」はなんと「25分待ち」表示。スタンバイ待ち列が建物を大きくはみ出してトイレの方まで伸びていたので(おそらく25分待ちじゃ済まないと思います)、アトラクション利用は諦めて近くの「サルタンズ・オアシス」へ行ってソフトクリームを食べることにしました。(まあ、混雑日にアラビアンコーストまで来ると 私達はだいたいいつもこうなります。)しっかり休憩した後は、ロストリバーデルタ目指して再スタート。「ジャスミンのフライングカーペット」と「レイジング・スピリッツ」の間、エリアが切り替わるあたりの水辺からはプロメテウス火山が望めます。アラビアの水辺の向こうにマーメイドラグーンのキングトリトンズ・キャッスル、その背後にプロメテウス火山。よくよく目を凝らすとその向こうには、メディテレーニアンハーバーの丘の上に建設中の あの「ソアリン」周辺の建造物までのぞいています。プロメテウス火山はパーク内の様々な場所から眺めることができますが、定番ともいえるその景色もディズニーシーの成長に伴ってどんどん変化していくのだろうなー と思いましたよ。さて、ロストリバーデルタ一帯はこの時間 アトラクションには長い待ち時間が発生し、ロストリバークックハウス(スパイシースモークチキンレッグ販売)やエクスペディション・イート(ユカタンソーセージドッグ販売)などのワゴンにも結構な列ができていたようですが、レストランはどこを覗いても入店制限なども無く穏やかな様子でした。かつてはよく来ていたカウンターサービスレストラン、ユカタン・ベースキャンプグリルとミゲルズ・エルドラド・キャンティーナにも足を踏み入れてメニューを眺めたりしましたが、どちらのお店もここ数年でガラッとメニューが変わったので、夫は少し寂しそうでした。ミゲルズでは、気になっていた「トルティーヤを焼く機械」がまだ店内に残されているのを確認しましたが、ピカピカに磨かれて全く使われている気配がないのが本当に残念でした。ロストリバーデルタでは屋外でビールでも飲んで過ごしたいところでしたが、夫は数時間後には車の運転が控えているので「私だけ飲む」というのも気の毒で、やめておきました。近いうちにまたディズニーシーに来る予定があるので、その時には必ず奥地でビールを飲もう と約束しましたよ。その後はポートディスカバリーをかすめ、ケープコッドへ。灯台のある高台では外国の方と思われるお嬢さんたちがダッフィーファミリーのぬいぐるみたちと一緒にポーズを何パターンも変えて記念撮影をしていらっしゃって、「彼らの人気も国境を越えちゃってるんだなー」と痛感しました。そして、ケープコッドクックオフの建物に沿って川沿いの道を行き ポンテヴェッキオへと階段を上ると、時刻は16:20。あたりには「春」の曲が流れて、もう間もなく「Tip-Topイースター」が始まろうか というタイミングでした。「Tip-Topイースター」は今回の滞在中何度も観たし 今からでは満足に観られる場所もないだろうからショー中の今のうち(ショップが空いているうち)に買い物でもしておこう と思って私達は橋の上をホテルミラコスタ方向へと下っていたのですが、リドアイルの手前まで来たときに水際の手すり沿いの場所の2列目にちょうど二人分くらいの隙間を見つけてしまったので そこからショーを眺めていくことにしました。ショーが始まって10分ほど経つと、どういうわけだか私の前の 手すり沿いの最前列にいらした方が荷物を全部抱えて場所を離れてしまわれたので、それ以降はずいぶんと良い条件で観ることができてしまいました。リドアイルはピアッツァトポリーノに比べると「うさピヨ率」が低いですね。ショーに出演するうさピヨの割合はこれくらいがちょうどいいかもなー なんて思いました。ショーが終わると、夫が「昨日今日とこのショー何度もみていたらなんか慣れてきた!面白くなってきた! オレもうさピヨのグッズ買って帰ろうかな~」とか言い出したので(たぶん冗談だと思いますが…)、笑ってしまいましたよ。(めぼしいグッズは殆ど品切れ状態とのことでしたのでどちらにせよ購入は不可能だったのですけどね!)そういえば、私達がショーを眺めていたポンテヴェッキオの上からは、ハーバー水域を挟んだ対岸の丘に出現した「ソアリン:ファンタスティック・フライト」関連の建物を望むことができました。こうやって見ると、新築だというのに本当に周囲の景色に溶け込んでいて違和感が無く、まるで2001年のグランドオープン時からそこにあったかのような自然な感じです。素晴らしいです。それからビッグバンドビート最終回までは、撮影していただいた写真の購入に行った他はアメリカンウォーターフロント一帯で時間を過ごしました。TODAYに挟まっていた「うさピヨとなかよし」という小さなパンフレットの中に「クイズ」と「シール集め」を発見した夫が「どうしてもやりたい!!」というので…再度 ウォーターフロントパーク(うさピヨ・イースターパーク)へも足を運びました。うさピヨと仲良くなった後は、まだビッグバンドビートの入場時刻まで時間があるようだったので「ビッグシティ・ヴィークル」にも乗りました。(18:00過ぎ頃。私達の前に待っていらしたのは3組ほどで 三台目のヴィークルに乗れました。)やがて、座席券を得ていたビッグバンドビートの開場時刻が近づいてきたので、私達はブロードウェイミュージックシアター前へ向かいました。入口でパスポートをチェックしていただき、席に着くとこんな光景が目の前に。(ショー中でなければ写真を撮ってもよくなったとのことなので、記念に撮影させていただきました。真ん中のブロックの一桁台の列でした。)しかも、ショーが始まっても私達の前列が4~5席分空いたままだったので、申し訳ないくらいステージがよく観えてしまってなんだかとても幸運でした。ビッグバンドビート終了後は、10分待ちだったエレクトリックレールウェイに乗ってポートディスカバリーへ。(19:45頃。)今日は最後にパーク内で夕食をとってから帰宅の予定だったのでレールウェイ往復が時間調整にちょうどいいかと思ったのですが、到着したポートディスカバリー駅の方ではアメリカンウォーターフロント駅行きの便には「40分」以上の待ち時間が発生していました。なので復路は「歩き」になりました。ホライズンベイレストランと森の間の坂を抜けてポンテヴェッキオが見えてきたあたりで、ハーバーの水域では「ファンタズミック!」が始まったようで、目の前の上空をサーチライトが駆け回りました。私達は時折明るくなる夜空を見ながらメディテレーニアンハーバーに出て、ガリオン船の横に下りていく階段の中ほどで「ファンタズミック!」を真裏から 最後まで眺めました。―― 以前頻繁にディズニーシーのパークに来ていた頃も、ハーバーショーが始まってしまってからこの場所へ来て ここからショーを「なんとなく」眺めたことがあったなぁ…どんなに混んでいる時でも不思議と自分たちなりに楽しめる、ディズニーシーって私達にとってはそんな場所だったんだよなー… と、光のフロートが形作るゲストの皆さんのシルエットを目にして 私は何やらふーっと懐かしく思いましたよ。ファンタズミック!が終了すると同時に パーク内には「花火中止」のアナウンスが流れました。昨日も今日も花火は中止。そういえばここ最近、たまーにパークに来てもいつも「花火は中止」な気がします。いつになったら新しくなった花火を観ることができるのかしら??…と思いつつも、私達はそのまま 夕食のPSを入れてあった「レストラン櫻」へ。お店の中のソファで少し待ち、テーブルに案内していただいてからは早々と注文を「ステーキ重」に決めて、キャストさんにお願いしました。(ここ数年でこちらのお店も随分とメニューのバリエーションが少なくなったので、何を食べるか決めるのも簡単になったように感じます。)宿泊をともなってディズニーシーにやってくると、「レストラン櫻」は最近ではいつも「帰る前の夕食の場所」になってしまいますが、またいつか昼間にゆっくり来てアルコールでもいただきたいなあと思います。その際は、レストラン専用になってしまった「テラスの席」を希望してみようかしらん… なーんて、いろいろ考えてしまいましたよ~夕食を終えてお店の外へ出ると、時刻は21:20。あとはもう、大切な記念日である「きょう」のうちに 安全に家に帰り着くことだけが私達に残された果たすべき最後のことです。「ホテル&パーク・ゲートウェイ」からホテルミラコスタ館内に戻った私達は、2階のエレベーターホールの辺り、ベッラヴィスタラウンジの入り口横に「カードキー返却ボックス」を見つけ、キーを投入してから ベルデスクへと行きました。(キーの返却場所は1階のホテル&パーク・ゲートウェイの手前にもありますし、レセプションで直接キャストさんに手渡しても良いそうです。)ベルデスクで名前を告げると、キャストさんはいつもと同様に「お車でご出発ですね。お荷物は正面玄関にご用意してお待ちしますので、ドアサービスのキャストにお声をおかけくさだい。」と おっしゃいました。荷物を置いたまま部屋を発つ というこのチェックアウト方法も、始まったばかりのころはややイレギュラーな対応という感じがあったのですが、今となってはごくごく普通のことになり、何の不安もありません。21:30を過ぎて静まりかえったホテルエントランスあたりから廊下を抜けて駐車場へ向かい、車に乗り込んで再びホテル正面玄関へと戻ると、そこではドアサービスのキャストさんが朝と変わらぬような爽やかな笑顔で待っていてくださいました。私達の荷物も今夜は大変簡潔だったので 引き取りも積み込みもスムーズで、いつまでも手を振ってくださるキャストさんの姿をミラーの端に見ながら、私達の車は舞浜の丘を下ってリゾート内の道路に入りました。舞浜の地の一般道こそ混雑していましたが、首都高速道路の交通量は心配したほど多くなく、一時間のちには家に着いて寛げそうだな と 私は思いました。疲れていない? 眠くない? と問うと、大丈夫だ と夫も自信たっぷりに言います。前代未聞の超大型連休の三日目の夜。明後日には新しい時代が始まると世間が言う そんな慌しい中で、今年も私達の特別な二日間は毎年のそれと同じように終わろうとしています。長い年月を経てゆっくりと変化していく、そしてその変化を早朝も深夜も休みなく守り保っていく、今年開業から36年を迎えた東京ディズニーリゾートの営みがそうであるように。それよりもちょっと少ない年数の記念日を迎えることのできた私達も毎日を暮らしていかなければなりません。時代がその名前をどんなふうに変えようと、私達の日常はいつも「きょう」一日の積み重ねです。―― そのためにはまず、安全運転で我が家に帰り着かなければ。きょうのこの日を あしたという日に無事につなげていかなければね~そんなふうに繰り返し笑いながら、やや疲れた身体を励まし騙しつつ、見慣れた背の高い都心のビルの間を走り抜け 私達は家に向かったのでした。(おわり)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
April 29, 2019
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夫と二人、シルクロードガーデンの昼食時間帯に出かけてきました。現在ホテルミラコスタのシルクロードガーデンでは期間限定でダッフィー関連のティータイムが開催されているのでランチコースの提供時間がとても短くなっていて 週末の席を確保するのは難しく、――今期のメニューは食べに伺えないなあ… と諦めていたところ、運よく夫が平日休みをとれることになったので これ幸いとそれに合わせてPSを入れたというわけです。そんなこんなで急遽車で舞浜に到着したのは11:00過ぎ。せっかくなので とリゾート内の道路をぐるっと回ってのんびりとした景色を眺めてから ホテルミラコスタに向かいました。11:15くらいにホテル駐車場に入ると、さすが平日、屋根付き平面部分にもたくさんの空きがあり 建物下の場所にすんなり車をとめることができました。入館し、シルクロードガーデン店内に案内していただけたのは11:40くらいだったでしょうか。本日のお席はこちらです とキャストさんに言われてテーブルに目を遣ると、そこには驚きの光景がひろがっていました。テーブルクロスがない!開業以来このお店にずーっとあった あの真っ白なテーブルクロスがなかったのです。キャストさんによれば、二週間ほど前に全テーブルを新しいものに入れ替え その際にセッティングのスタイルも変更したとのこと。何年か前にアンバサダーホテルのエンパイアグリルでテーブルクロスが廃止になり、二年くらい前にはオチェーアノのコースでもテーブルクロスが無くなり、こちらのお店もいずれそうなるのだろうなあ と思っていましたけれど、ついにその時が来たのですねえ。(ちなみに 以前のシルクロードガーデン店内やテーブルの様子は こちら とか こちら などにあります)まあ、長い感染症対策熟考期間があってレストラン内の環境やサービス方法もいろいろ見直しをなさったことでしょうし、ゲスト入れ替えの度にクロスを交換することも人員配置が厳しい現在では難しくなってきたのだろうなあ というのは容易に想像できますからね。これからは私も気分を入れ替え この新しいピッカピカのテーブルでお料理を楽しみたいと思います。(…とはいえ、照明を落とした店内に映えるあの白いテーブルクロスが無くなったのは少し寂しいし、ホテルミラコスタのびしっとした制服姿のキャストさんが鮮やかな手さばきでクロスを交換する光景をもう見られないのは残念ではありますが。)さて、それでは本日のお食事、簡単に記録しておこうと思います。お願いしたのは、「東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”グランドフィナーレ ランチコース」です。それに加えていつものように夫は白いご飯、私はシャンパーニュ(本日は二コラフィアット)のグラスもお願いしました。最初に前菜盛り合わせのお皿。左側グラスの中身は菜の花と干し豆腐の和え物、トッピングされている赤いのはクコの実。柚子風味とのことでしたが「風味」というよりもしっかり柚子の味がする和え物でした。(「風味というよりしっかり柚子味」ってちょっと前にパーク内のレストラン櫻でも経験したような気がします。)真ん中の鴨は醤油煮でとても肉々しかったです。周囲に散らしてある小さなガーランドは大根の甘酢漬けだそう。右側はイカのフリッターにスパイシーガーリックソースを合わせたもので、芽キャベツやミニトマトを添えてパクチーがトッピングされていました。スープは干しエビの出汁にナンプラーで味付けしたもの。海老ふたつにレタス、あさつき、しょうがなどが入っていました。美味しかったです。固定のメイン料理はやまゆりポークの綺麗なお皿。唐揚げにしたやまゆりポークにはグランマニエとオレンジのソースがたっぷりとかかっていてとっても柔らかでした。(私はただいま歯科治療中なので 場合によってはナイフとフォークをお借りしようか と考えていたのですが、必要なかったです。)添えられた野菜はタマネギとパプリカ、それにベビーリーフのサラダ。右上のまあるいのは揚げ花巻です。選べる二品目のメインは「鶏肉とカシューナッツの炒め サンチュとともに」というのにしましたが。その文言通りのものがやってきて笑っちゃいました。(でも美味しかったですよ~)鶏肉とカシューナッツの他、ネギ、シイタケ、百合根なども一緒に炒め合わせてあり、サンチュで包むことも考慮してかやや濃いめの味付けにしてあるように感じましたよ。ご飯か麺かは今日は麺の方にしました。「イカと干し貝柱のあんかけ焼きそば」。具材はアオリイカの他、もやし、白菜、小松菜、しめじなど。後半はお酢と辛子を足していただきました。デザートは夫は杏仁豆腐、今月はサツマイモです。揚げ芋付きでした。私はプレートの方に。グラスの中身は柑橘の入ったマンゴープリンにたっぷりのオレンジソース、上には金柑。右側、グリーンの丸いのは抹茶味のマーラーカオ(蒸しパン)、フレッシュフルーツ。そして一番目を引くのは「40周年ももう終わりなのね」と名残惜しさも漂うようなチョコステンシルのロゴマーク。私達が食事を終えたのは時刻が13:30を迎えるころ、ちょうどダッフィーのティータイムが始まる頃でした。店内には続々と大切なお友達を連れたゲストの皆さんがキャストさんに案内されてやってきて、10分も経つと私達の周囲のテーブルはすっかり普段のシルクロードガーデンとは少し違った雰囲気になりました。ここまで何度も繰り返されているところをみるとダッフィーのティータイムはきっと好評でしょうから今後もしばらくは断続的に続くと予想されますが、中国料理レストランの昼食時間帯にこんな光景が繰り広げられようとは 22年前にこのイタリアンクラシック基調のホテルがオープンしたころにはきっと誰も想像していなかったんじゃないでしょうか。テーブルから白いクロスが無くなるなんてことも、きっと当時は誰も想像してはいなかったでしょうけれど。いつの時代も ゲストの求めるものを敏感に感じ取って一歩先へと姿を変えて進んでいく、それがテーマパークの傍らにあるホテルの生き抜く術なんだろうな。お店を出て 駐車場から出て舞浜を離れたのは14:30過ぎころでした。冬の太陽は既にやや傾いて西陽のような表情を見せ始めていました。おなかもいっぱいになったし こんな穏やかなお天気じゃウトウトしてしまいそう…そんなふうにちょっと思ったので、夫が居眠りしてしまわないうちに と 私達は平日の首都高速道路を急いで走り抜け 家に帰ったのでした。* 東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”グランドフィナーレ ランチコース *・鴨肉の中華風醤油煮 イカのスパイシーガーリックソース 菜の花と干し豆腐の柚子ソース和え・海老と春雨のスープ 干し海老風味・やまゆりポークの唐揚げ オレンジ醤油ソース・鶏肉とカシューナッツの炒め サンチュとともに または 真鱈と雪菜の煮込み または イセエビと季節野菜の炒め シュリンプトースト添え(別途1800円加算)・牛挽き肉と野菜のカリー炒飯 または イカと干し貝柱のあんかけ焼きそば・マンゴーと柑橘のプリン 抹茶のマーラーカオ または 今月の特製杏仁豆腐(別途600円加算) ・・・・・・2024年1月9日~3月31日(5700)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 16, 2024
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4月の終わりごろにある結婚記念日を祝うために 今年もオチェーアノのコースに出かけてきました。とはいえ、きょうはまだ月も半ばの14日。「一足早く」というにはちょっと早すぎるようにも思えますが、如何せん最近はホテルミラコスタのテーブルサービスのお店は席の確保をするのもなかなか思い通りに行きませんからね~ いろいろ繰り合わせてこのタイミングになったというわけです。ふたりして電車に乗って舞浜に着いたのは16:00ごろ。イクスピアリのエントリープラザに掲げられた ディズニーシー新エリア「ファンタジースプリングス」の6月6日オープンを告知する垂れ幕を仰ぎ見ながらリゾートゲートウェイステーションを目指し、リゾートラインに乗ってホテルミラコスタへと向かいました。まだ春休みの名残なのかけっこう混雑するリゾートライナーをディズニーシーステーションで降りたのは16:30くらい。降車側ホームのデッキから眺めるパーク内ディズニーシープラザも日曜の夕方にしては意外に賑やかな様子で 少し驚きました。目を凝らしてみると、ミラコスタ通り入口には 6月30日まで開催されるというイベント「ドリーミング・オブ・ファンタジースプリングス」のデコレーションが施されていました。そういえば…前回ピクニックエリアにお花見に来た時、ファンタジースプリングスのフォトロケーションがシーステーションのノース側に設置されていることを夫に教えてあげるのを忘れちゃったなー ということを思い出し、ここでちょっと夫を引っ張ってフォトロケーションを見に。その後、二週間前には大島桜の花々が美しかったピクニックエリアへと行ってみました。花も終わってすっかり青い葉っぱばかりになったか と思いきや。よーく見ると ところどころにまだ咲いている花が隠れていて可愛らしかったですよ~大島桜は花の咲き始めからほどなくして若緑色の葉も出てくるので、葉桜を楽しめる期間が長いのかもしれませんね。ホテルミラコスタに入館すると 当然ですが40周年のタペストリーはもうどこにもなくなっていて、ゆったりと時空を旅するようなロビーは端正な様子に戻っていました。17:00を過ぎ、お約束の時間も近づいてきたので私達はふたりそろってオチェーアノの店頭へ。少しだけウェイティングエリアで待たせていただいて、奥のコースの部屋に通していただきました。案内していただいた席からは、幸運なことに本日もプロメテウス火山が(ちょこっとだけ だけど)見えていました。キャストさんが手渡してくださったメニューを眺める間もなくプレシャスセレブレーションセット用の写真撮影タイムに突入し、写真撮影終了後 ようやく本日のお食事内容が決定。きょうは最後にお祝いのケーキが控えているのはわかっているのでお料理は少しだけ皿数の少ない「“ダッフィー&フレンズのカム・ファインド・スプリング!”ディナーコース」の方にすることにし、夫用にはシャンパン「二コラフィアット」のグラスを、私用には一杯目が夫と同じの二コラフィアットだというグラスワインセット(通称ミラコスタカルテット)をお願いして、お祝いを始めました。メモ:本日のグラスワインセット シャンパーニュ 「二コラフィアット・レゼルヴ・エクスクルーシヴ・ブリュット」 白 「ファミーユ・ヒューゲル・リースリング・クラシック」 白 「ラ・ラストラ・ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニーニャ」 赤 「カ・オロロジオ・カラオーネ」以下、お料理の記録をしておきますね。お祝いの日にオチェーアノのコースにお邪魔するといつも あまりに嬉しくて楽しくて浮かれてしまい、せっかくキャストさんに教えていただいたことも覚えていなくて 曖昧になってしまうのですけれど。――さて、最初にテーブルにやって来たのは冷たい前菜。オマール海老でこしらえたオモニエール(巾着袋の意)がフルーツトマトのガスパチョに浸っている美しいお皿です。贅沢にオマール海老を使った巾着の中身は甘えびやバジル、キュウリなど。上にはビーツやイエロービーツの細切りが散らしてあって彩りもきれいです。左上部には紫のエディブルフラワーとオリーブとマイクロバジルがヴィンコットソースとともに添えられていてなんだかちょっと藤の花のように見えて 春の到来を感じさせます。いや~ 一品目から美味しいねえ~ と、思わずため息が出ちゃいました。次が温かい前菜。鴨肉のコンフィとパルメザンチーズの焼きリゾット。鴨のコンフィの上にはマイクロアマランサスなど何種類ものハーブの新芽がのせてあり、これも「春」の表現のひとつでしょうか。鴨の下にはリゾット、周りのフォームはコンソメや鴨の出汁やシナモンなどのソース(エピスジンジャーソース?)で作られているとのこと。手前にライン状にしたコリアンダーパウダーが添えてあるので、それもあってかややエスニックな印象でした。お魚料理は、帆立貝柱とイサキのポワレにたっぷり春野菜のサラダ。春の野のようなサラダが盛り付けられたお皿に「わあ~きれい~…」と感動していると、キャストさんが「仕上げがありますので少々お待ちを」と。(前回の冬のメニューの時もテーブルで柚子をすりおろしてくださいましたよね?)今回はテーブルでそれぞれのお皿にレモンをすりおろしてくださって、メイン一つ目のお魚のお皿が完成しました。ポワレした帆立貝柱とイサキの下には豆苗のようなスプラウト野菜が敷いてあり、アンチョビやニンニクで作ったアンショワイヤードソースが大胆に添えられています。サラダはうるいやアスパラなどの春野菜、貝割れや火をいれたミニトマト、モッツァレラチーズ?など。盛り付けに使われているこのブルーのグラデーションのお皿(食器)は最近よく登場しますが、まるで徐々に深くなっていく海のような色合いで 奥に進むにつれてお店の内装が深海に近くなっていく「オチェーアノ」というこのお店そのもののように感じられて 私はなーんかとっても好きなんですよね~~……と ここまでお料理をいただいて、外は少し暗くなってきたかなー とふと窓を見やると、ハーバーにはいつの間にか「ビリーヴ!」のショーのための大きな機材が登場してきていました。(えっ?もうそんな時間? 楽しいと、時間はあっという間に経っちゃうんですねえ。)デザート前の最後のお料理は、牛フィレ肉のローストに これまた春の野菜が賑やかな楽しいお皿。お肉に添えられている野菜は そら豆やラディッシュや蕪、ししとう、舞茸などバラエティに富んでいて楽しいです。(その上ひとつひとつ小さいのにみんなちゃんと美味しいし、すごい。)手前にはグリーンマスタードのソース、下には人参ピュレのソース、全体に散っているのはパン粉です。お肉の向こう側のクリーム色のは牛肉とズッキーニを煮込んだものをオランデーズソースで纏めたグラタンで、上にはグリーンがまるで生えているように飾られていてちょっとした「春の小山」のようにも「新芽が出た切り株」のようにも見え…――となると、このお皿は春の野原なのか? 誰かここで遊んだ後なのか? パン粉は小さな動物が散らかした土なのか? …などといろいろ考えてしまいましたよ~そして デザート。「Come Find Spring!」のプレートを見てやっと私は納得。そうだった。今回のコースはダッフィーとそのお友達と一緒に「春を見つけにいこう!」っていうのがテーマだった...(だからそのテーマに従って 最初から最後まで春野菜やスプラウトなどがふんだんに使われていたのかもしれないなー なんて思いました。)可愛らしいデザートは、花が咲き蝶が舞う春の花壇で遊ぶダッフィーを表現したのでしょうか。花壇はチョコクッキーやライムのシブースト、アプリコットジェラートやフレッシュフルーツでできています。マイクロアマランサスやエディブルフラワーも使われていましたよ。最後までお見事!雪が解けてあちこちから新芽が萌え出る春のような、これからの新しい一年を思ってあふれる期待と希望で胸がちょっと高鳴るような 賑やかで楽しいディナーコースでした。19:15からの「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」の時はテラスに出ました。キャラクター達の乗っている船は照明が明るいのでその姿も結構よく見えますね~ショーが始まってから一年半ほど経ち最近ようやく全体の流れがわかってきて、エルサの変身シーンも見逃さなくなりました。ミッキー&ミッキーのご両人は最後にちょっとだけ登場です。ショーが終わって室内の席に戻ると間もなく、プレシャスセレブレーションセットのケーキがやってきました。前回(夫の誕生祝いの際)はまだ40周年期間中でしたので「40」のプレートでしたけれど、きょうはミラコスタの「М」です。ホテルミラコスタを特別な場所だと感じている者にとってはちょっと嬉しいです。テーブルにはメッセージを添えたミッキーナプキンと、帰り際には始めに撮っていただいた写真も届きました。こちらのお祝いのセットも7月からは内容と価格が変わるそうですよ。(フォト&フレームは6月末までの提供とのこと。)コーヒーをたくさんいただいた後、今年も無事に結婚記念日のお祝いを終えた私達はサービスしてくださったキャストさん達とオチェーアノとホテルミラコスタに心から感謝し、大満足でテーブルを離れました。毎年結婚記念日のシーズンを迎えてお祝いをすると、不思議ですけれど私は「またこれから新しい一年が始まるぞ~ ふたりでまた一年歩んで行こう」という清々しい気持ちになるのです。私達の記念日が4月の年度始まりの時期に重なっているせいかもしれませんけれど、でも 今日は私的なお祝いと共に 始まりの季節~「春」を強く意識するようなコース料理を美味しく楽しくいただくことができて本当に良かったと思います。そして気づいたら、東京ディズニーリゾートさんも明日4月15日は開業記念日、明日から舞浜の地でもまた新しい一年が始まるのですよね。特に今年はディズニーシーも新しい「始まり」を迎えることが決まっているので、あちらにもこちらにも、どなたの心の中にも新しい希望と期待の芽が生まれていることでしょう。小さな新芽が順調に育って 6月のその時にはどうか美しい青葉となって繁っていますように。自分たちの明日からの暮らしが平穏であることももちろん祈りたいですが、いつものことながら この地の未来の安寧もささやかですけれどお祈りしたいものだ と思いつつ、4月14日の夜 私は帰路についたのでした。(ブッフェカウンターの飾りを眺めながら帰りました)(カウンターに並ぶお料理があまりに彩り豊かできれいだったので、期間中にブッフェの方にもお邪魔してみたいなあ… と思ってしまいました)* オチェーアノ の “ダッフィー&フレンズのカム・ファインド・スプリング!”ディナーコース *・オマール海老のオモニエールとフルーツトマトのガスパチョ リグーリア産オリーブオイルとヴィンコット・鴨もも肉のコンフィ パルメザンチーズの焼きリゾット エピスジンジャーソース・帆立貝とイサキのポワレ アンショワイヤードソース・牛フィレ肉のロースト オックステールとズッキーニのグラタン マスタードディップ・ライムシブースト アプリコットジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・・2024年4月1日~6月30日(13000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
April 14, 2024
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ホテルミラコスタ、ベッラヴィスタラウンジでお昼をいただいてきました。このところ本当に予約(オンラインでのPS登録)をすることが難しくなってしまったこちらのお店ですが、諸事情で昨夜はアンバサダーホテル泊だったため その宿泊特典で少し前に運よく席を確保できていました。アンバサダーホテル駐車場からディズニーシーのパーク駐車場に車を移動して ホテルミラコスタに入館したのは13:30前頃。すぐにベッラヴィスタラウンジへ伺うと、ディズニーシーのパークを見渡すことのできるテーブルに案内してくださいました。このお店の窓辺のテーブルは冬の午後は低い角度で太陽の光が差し込むため 大きな窓のシェードは下げられた状態になっていましたが、それでも 今日も文句なく素晴らしい お店の名前通りの美しい眺めです。現在こちらのお店のランチタイムに提供されているコースは二種類、お馴染みのベッラヴィスタラウンジ・ランチコースと スペシャルの”メディテレーニアン・ヴォヤッジ”ランチコース「中央イタリア」 ですが、実は近日中に再度来られることが決まっているのでスペシャルはその時まで取っておくことにして、本日はふたりとも ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース の方にすることにしました。そして私だけ フランチャコルタ「ベッラヴィスタ」のグラスをお願いしました。以下、簡単に本日の昼食の記録です。開けたてのボトルからベッラヴィスタをグラスに注いでいただき 香りを楽しんでいると、まずテーブルに前菜がやってきました。ポークパテや生ハムなどお肉をたっぷり盛り込んだ ボリュームのあるサラダです。ポークパテに添えてある赤いのは この一年くらいホテルミラコスタのレストランでよくお見かけするペッパードロップ(辛くない唐辛子)、白い水玉のようなソースはレフォール(西洋わさび)のクレマ。アンディーブと生ハムのサラダには芽キャベツやセロリや蕪なども入っていて、上にはペコリーノチーズが散らしてありました。パスタはごく短いペンネ。具はつぶ貝のコンフィとブロッコリーなど。魚介だしを使ったアーリオオーリオベースのショートパスタで、上にはカラスミとオリーブオイルで炒めたパン粉がふりかけてありました。。貝の旨味が移ったソースを最後までいただくためにパンが大活躍でしたよ。メインは魚か鴨の選択でしたが、ふたりとも魚にしました。「本日の魚のインパデッラ 海老とムール貝 サフラン香るブロテッド」。ちなみに、スペシャルのコースのお魚料理もこれと同じ内容だそうです。お魚は今日は金目鯛とイトヨリダイの相盛りで インパデッラの下にはキャベツが隠れていました。エビ、ムール貝の他には菜の花やカリフラワー、蕪、アーティチョークのフライも入っていました。ブロテッドとは魚介を煮込んだイタリア郷土料理のことだそうで、サフラン風味のスープがとにかく美味しかったです。一滴も残したくなくて、こちらのお料理でもパンが大活躍しました。デザートはティラミスとジェラート。ジェラートはヨーグルトとブルーベリーで、果実の入ったソースも添えてありました。私達がデザートタイムにさしかかる頃、メディテレーニアンハーバー水上では水上グリーティングが始まりました。「ミニー、ウィーラブユー!」という「ミニーにみんなから愛を贈る」という趣向の短いグリーティングですが、これが15:00から開催されることを私達はすっかり忘れていたので音楽が始まった時は少々焦りましたよ!ベッラヴィスタラウンジの窓辺からは逆光になるうえ遠いので写真は上手く撮ることはできませんでしたが、可愛らしい歌はしっかり聞くことができました。グリーティング終盤で、皆からの愛に応えてミニーマウスが「…ここでみんなといるわたしはラッキーガール」と歌う場面があるのですが、それをきいていた私は ふと「あら!今の私と同じ心境だわ!」と思ってしまいました。だって、なかなか足を踏み入れることができないベッラヴィスタラウンジにやってくることができて 大好きなメディテレーニアンハーバーとプロメテウス火山を眺めながら夫と二人で食事をすることができて 身も心も充たすことができて。こんなに素敵な時間をここで過ごせるなんて私はミニーさんに負けず劣らずラッキーだわ~ と思い至り、 神様だか何様だかよくわからないけれど本当にありがとうございます と、何かに感謝せずにはいられない気持ちに今日もまた なってしまったのでした。食事を終えてお店を出たのは15:30前だったと思います。その後私達はあまり寄り道もせずパーク駐車場に停めた車に戻り、帰路に着きました。昨日から今日にかけての二日間、思いがけず 美しいディズニーシーの姿を夜に昼にと間近に見る機会を与えられ、自らの幸運をかみしめての帰り道でした。* ベッラヴィスタラウンジ の “ベッラヴィスタラウンジ”ランチコース4月9日までのメニュー *・ポークのパテ 黒胡椒風味のクランブル 生ハムとアンディーヴのインサラータ・彩り野菜とツブ貝のパスタ カラスミ・本日の魚のインパデッラ 海老とムール貝 サフラン香るブロテッド または 鴨むね肉のアッロースト キノコのトリフォラーティ 洋梨と無花果のマルメラータ・ティラミス ブルーベリーとヨーグルトのジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・2023年1月10日~4月9日◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 22, 2023
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(・・その1から続く)昨日に比べると やや雲の多い空を仰ぎ見ながら、私達はポンテヴェッキオをゆっくり歩いて、橋を渡りきるちょっと手前でアメリカンウォーターフロント側へ向かう階段をおりて「ケープコッド」へ入りました。ディズニーシーがオープンした当初はこの「ケープコッド」という地区は本当に静かでのどかで牧歌的な「昔ながらの小さな漁村」という雰囲気が漂っていたのですが、いつのころからか人気のクマのぬいぐるみ「ダッフィー」のいる町となって、様子が少し変わってきました。ポンテヴェッキオから下りた先、「ケープコッド・クックオフ」の川に面した側のテラスで時折行われているダッフィーとのグリーティングは大人気で、特に今はダッフィーに加えてサンタクロースとも一緒に写真撮影ができるということでさらに人気が過熱しており、私達がその場所の前を通りかかった12:30頃には午前中(9:00~14:00)のグリーティングは定員に達したために締め切られていました。キャストさんは「ただ今は15:00~17:00の回のグリーティングのみ受け付けています」とアナウンスしていらっしゃいましたが、そちらの方にも既に長い列ができていました。テラス前を通り過ぎて角を右に曲がると、レストラン「ケープコッド・クックオフ」は食事を買い求めるレジの前も大変に混雑していて、列がお店の外にまで伸びていました。お店の入口の向かって左側、ショーエリアでもなんでもないダイニングエリアが屋外席まで満席だったので、いくらクリスマスの週末のお昼時とはいえ、私達は少し驚いてしまいましたよー。それでもこの小さな漁村のクリスマスの飾りつけは相変わらず素朴で 温かみのある手作り感のある風合いは昔のままだったので、私はとても安心しました。村の家々のお庭や玄関先に飾られているクリスマスツリーにもこの場所らしいオーナメントがそれぞれ取り付けられていますが、特に消防署の前あたりに立っているツリーには今年は新たな飾りが加わっていて(ひょっとして去年からかもしれませんが)、魚の獲れる水辺に近い場所らしさを醸し出していて素敵でした。(↑↓これらはいずれもクリスマスツリーの飾りなんですよ!)ダッフィー関連商品を扱っているために最近はいつ来ても混んでいる印象の強いショップ「アーントペグズ・ヴィレッジストア」は、今日はまた一段と混雑していて、お店に入店するための行列がポートディスカバリーのアトラクション「アクアトピア」が望めるあたりまで伸びていたので私はびっくりしてしまいました。この列の最後尾には、可愛らしい赤いコートを着てぬいぐるみの「ダッフィー」を抱いたキャストさんが二名立っていらしたのですが、最後尾の目印の看板を立てなくても大声でアナウンスをしなくても、この格好のキャストさんがここにいらっしゃれば一目で何の行列だかわかりますよね~。( 後日談ですが・・・・ 帰宅してから私はオフィシャルHPの「ダッフィー」のサイトを見て、この日がダッフィー関連の新商品発売直後の週末だったことを初めて知りました。そして、3月からケープコッドで「ダッフィー」が出演するショーが始まるというニュースも知りました。ダッフィーのあまりの人気に、以前から私は「そのうち絶対ダッフィーのショーが始まると思うよ~」なんて冗談を言っていて、夫の方は「あいつは表情が乏しいからそれは無いよー」と言っていたのですが、現実になってしまって複雑な気持ちでしたよ~。今回の経験から、ダッフィー関連商品の発売日やダッフィー関連のイベントはシーのパークの混雑状況に大きく影響しそうだということを知ったので、これからは私もダッフィーのサイトをチェックせねば・・ と思ってしまいました。 )ケープコッドからポートディスカバリーへと出た私達は、「ホライズンベイ・レストラン」入口脇の階段を上ってエレクトリックレールウェイの乗り場へ行き、待ち時間が10分以下の表示になっていたので、それに乗ってアメリカンウォーターフロントへ戻りました。(12:55くらい。実質待ち時間は5分ほどでした。)アメリカンウォーターフロントに着いた私達は、昨日と同じ場所で行われていたキッチンビートのパフォーマンスを遠目に眺めながらドックサイドステージに向かい、ステージの右側に作られていた13:55からの回の「オーバー・ザ・ウェイブ」の待ち列に並びました。(13:15くらい。既に100~200人くらいは並んでいらしたように思います。)まもなく開場し、私達が入場できた時にはまだ中央ブロック前方寄りの席もたくさん空いていたようでしたが、近さよりも見易さを優先して 私達はサイドのブロックの通路沿いのステージがよく見渡せる場所を選んで席に着きました。席に落ち着くとなんだか甘い物が食べたくなってきたので、私は夫に頼んでリバティー・ランディング・ダイナーへ行って「リバティーランディング・オリジナルサンデー(400円)」を買ってきてもらい、待ち時間を利用していただきました。(サンデーなどと書くと洋風の物のように思われますが、これはいわゆる「クリームあんみつ」で、小豆あんも小さなお餅も寒天もちゃんと入っていて上にたっぷりのソフトクリームが乗っているんですよ。)13:55から予定通り始まった「オーバー・ザ・ウェイブ」は、少々風があったように感じましたが完全版での上演だったのだと思います。(最後の「ボート」でコロンビア号のデッキに上がっていく演出がありませんでしたが、ここ最近は全く無風のお天気が良い日でもボートは使われていないようです。)クリスマスバージョンとはいえ、実際はクリスマス風の味付けはほんのちょっとで相変わらずのショー内容ですが、出演者の皆さんのゲストを楽しませる「力」は素晴らしいですし、サンタクロース姿のミッキー&ミニーは可愛らしいですし、やはりクリスマス期間中に一回はこのクリスマスバージョンをきちんと観ておきたいものですよね~。ショー終了後は、すぐお隣の「タートルトーク」へ久しぶりに行ってみました。最後尾に並んだのは14:30くらい、待ち時間表示は「40分」となっていましたが、実際にレクチャールームに入るまでにかかった時間は20分、展望室に入るまでは30分くらいでした。「タートルトーク」から出た後は メディテレーニアンハーバーへ出てハーバー沿いを歩き、水上ショー終了後運航を再開して間もない「トランジット・スチーマーライン」に乗ってロストリバーデルタへ向かいました。(15:30過ぎ頃。待ち時間は10分待ち表示になっていました。)奥地ロストリバーデルタに到着したのは16:00少し前頃でした。雪の降らない奥地にもクリスマスはやって来るようで、毎年こちらのエリアでもクリスマスの飾り付けはあちこちに見ることができます。今年のハーバーサイドクリスマスが始まってからこの地区には何度か(おもに食事のお買い物に)来ましたが、ゆっくりとその飾り付けを眺めることがまだできていなかったので、私達はしばらくあたりを歩き回って記念写真を撮ったりして過ごしました。今年はこの地区らしい風合いのチップとデールのイラストが中心だったようですが、毎年お馴染みの ポインセチアで作られた赤いクリスマスツリーや赤唐辛子で飾られたリースも見ることができましたよ。その後はハンガーステージに行って 17:15からの本日最後の「ミスティックリズム」を観て(列に並んだのは開場15分前の16:30頃でしたが中央あたりの席に着くことができました)、私達はロストリバーデルタを離れました。(その3 に つづく・・・)◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。また、「東京ディズニーシー」内の固有名詞については、公式サイト内のこちらから検索することもできます。利用なさってみてください。◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇
November 29, 2009
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ホテルミラコスタ シルクロードガーデンに昼食をとりに出かけました。今年になってすぐオチェーアノに伺った際は、食事の時こそ夫と二人でしたが珍しく大人数でのリゾート滞在中でしたので ふたりで来た という感じがあまりしなかったのですけれど、きょうは正真正銘「ふたりきり」。今年になってふたりだけで訪れる東京ディズニーリゾートは今日が初めてとなります。車で舞浜に到着してホテル駐車場に入ったのは11:30少し前でした。またしても巻き起こった社会状況の急激な変化もあってか 日曜日にもかかわらずさすがのホテルミラコスタ駐車場にも今日は多数の空きがあり、立体駐車場に回ることなく平面部分に車を停めることができました。バンケットエリアのエントランスを入り 白い衣装の花嫁さんが記念撮影する美しい明るい長い廊下を身を縮めるようにして通り抜け シルクロードガーデン店頭に向かうと、案内のキャストさんはすぐに店内に通してくださいました。こちらのお店で現在提供中のランチコース “ジャーニー・スルー・チャイナ”~上海~ は、前菜以外はすべて複数から選択するという内容になっているので、夫と私はスマートフォンに表示されたメニューを眺めてしばし沈黙...何を選ぶか迷いに迷い、結局キャストさんの説明もおおいに参考にして 今までシルクロードガーデンであまりお目にかかったことのないお料理をあえて選ぶことにしました。そしてお料理登場の前に、私だけ二コラフィアットのグラスを一杯。もはや「お約束」の儀式のようになりつつあります。その後 コースがスタート。まずは前菜盛り合わせです。黒い器の中は アカエビと帆立貝柱とイカのサラダに中国酒のジュレを添えたもの。右側は精進揚げ三種(内容は 上が筍、右下が車麩、左下はパプリカと干し椎茸ともやしの湯葉巻き)。キャストさんによれば「上海は寺院の多い地域なので今回のメニューには精進料理を取り入れてみた」とのことでしたよ。この前菜プレートはシャンパーニュによく合って個人的には大変嬉しかったです。二品目「点心・スープ」は蟹肉入り五目スープを選択。お豆腐なども入っていて具だくさん。温まりました。メイン一品目は「海老と野菜のクリームスクランブルエッグ」。卵白と生クリームを合わせたふんわりスクランブルエッグに海老が加えてあるのですが、いわゆる海老マヨにも近い味わいで不思議な食感のお料理でした。メイン二品目は「豚肉の道明寺粉蒸し季節野菜とともに」。左の道明寺粉蒸しは豚肉料理というより「蒸し料理」要素が強めでしたが、豚肉がとても柔らかく仕上がっていたのが印象的でした。添えられたお野菜はいつものシルクロードガーデンの季節野菜炒めといった感じで、珍しいお料理とよく知るお料理の組み合わせが新鮮でした。麺料理・米料理は「彩り野菜のあんかけ焼きそば」を選択。具材はブロッコリー、白菜、筍、紅芯大根、ヤングコーンなど。いつものシルクロードガーデンの美味しいあんかけ焼きそばです。デザートは杏仁豆腐ではなくミルクプリンの方を選択。杏仁豆腐がおいしいのはじゅうぶんわかっているのですが 量が多いことも知っているので、今日はふたりともこちらにしました。(1月の杏仁豆腐は「サツマイモ」、2月は「チョコレート」だそうです。)ところで。12:30を過ぎた頃から周囲のテーブルでは次々と謎のセッティングが始まりました。4月28日までの期間限定で行われている「“ダッフィーのワンダフルヴォヤッジ”チャイニーズティータイム」の支度のようでした。こちらのメニューの提供開始時刻は13:30ですが、きっとたくさんの予約が入っているのでしょう。この時点で食事に使用していたテーブル以外の殆どの席が キャストさんの手によって次々とティータイム用に変身していきました。私達が食事を終えた14:00過ぎには、シルクロードガーデン店内はダッフィーとそのお友達を連れた大勢のゲストでいっぱいになっていました。テーブルの上の可愛いティーセットと連れていらしたダッフィー達を一緒にうまくカメラに収めるのはどうやら至難の業のようで、皆さん立ったり座ったり 席を入れ替わったり場所を変えてみたり となかなか苦労しつつも楽し気な様子でしたよ。今までのシルクロードガーデン店内では見たことのなかったような光景を眺めて微笑ましくも思い、これでしばらくは昼食の予約も取りにくくなるなあ... 盛況なのは良いことなのだけれど... と少々困惑もしながら、私はお店を出ました。14:00過ぎのことでした。それからはミッキランジェロギフトに立ち寄り 久しぶりにホテルミラコスタのオリジナル商品などを購入して、ロビーから続く階段の踊り場の大きな窓からディズニーシーを眺めました。相変わらず賑わっているパーク内。急激な変化への対応に慌ただしく追われている外の世界とは別の国みたいです。それでも 以前とさして変わらぬパーク内をぼーっと眺めていると、 こうしてここにこの場所がある限りきっと世の中は大丈夫 というような、ある種の「希望」のようなものが心の中になんとなく芽生えてくるから不思議なものです。次にこの場所へ来ようと予定している日にちまで ごくごく普通にいつも通りの日々を過ごせるよう心がけよう などと 思いつつ。私は窓辺を離れて、夫とふたりできょうもまた帰路についたのでした。* シルクロードガーデン の ”ジャーニー・スルー・チャイナ” ランチコース ~上海~ *〈前菜の盛り合わせ〉 〈スープ・点心〉 (以下より一品選択) ・蟹肉入り五目スープ ・海老入り春巻 ・小籠包〈メインディッシュ〉 (以下より二品選択) ・海老と野菜のクリームスクランブルエッグ ・帆立貝とイカの龍井茶炒め ・イセエビとマナガツオの醤油煮込み(別途\¥1,500) ・豚肉の道明寺粉蒸し 季節野菜とともに ・大山鶏と柚子麩の雪菜ソース ・和牛フィレ肉と野菜の黒酢炒め(別途¥1,500)〈麺料理・米料理〉 (以下より一品選択) ・彩り野菜のあんかけ焼きそば ・季節の五目炒飯 〈デザート〉 (以下より一品選択) ・酒粕入りミルクプリン と ココナッツ団子 ・今月の特製杏仁豆腐(別途¥500) ・・・・・・2022年1月13日~3月31日(4500)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 23, 2022
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ものすごく久しぶりに、ひとりでホテルミラコスタのレストランまで出かけて昼食をとってきました。最後にひとりでミラコスタにてお昼を食べたのは2019年の11月。2年と5か月も前で、その時はオチェーアノのランチコースでした。未練がましく再三書いてきた通り、この二年間くり返し襲った大波をなんとかくぐり抜けたオチェーアノは結果として残念ながらランチタイムのコース提供をやめてしまったので、私が “ひとりだけで” 平日昼間にコース料理目当てに伺うことができるのは、ミラコスタでは一店舗のみになってしまいました。ベッラヴィスタ・ラウンジです。さて本日、電車で舞浜に到着したのは13:00になる少し前でした。リゾートラインに乗り換えてディズニーシーステーションに向かっていると、車内には「まもなく 進行方向左側の駐車場に、キャストがカラーコーンを並べて作成したアートがご覧いただけます」というアナウンスが流れました。なになに?と思って車窓を眺めていると、東京ディズニーランド駐車場に赤いコーンを並べて造られていたのは「ベイマックス」の姿でした。…キャストさんによるカラーコーンアート作成は以前から行われていることだけれど、最近はこんなふうに車内でご案内するようになったのね~と感心していると、ベイサイドステーションを出たあたりでまた同じようなアナウンスが。再び(今度はスマートフォンのカメラを用意して)外を眺めていると…シーのパークの大型車駐車場に作られていたのは、大きな「東京ディズニーシー20周年」のロゴマークでした。ディズニーシーステーションで下車してホテルミラコスタへ向かい、ベッラヴィスタラウンジ店頭に行ったのは予約していた時刻ほぼぴったりでした。名前を告げるとテーブルまですぐに案内していただくことができました。お料理は 20周年のコースを と事前に決めていたのでそちらにして、加えてベッラヴィスタのグラスも持ってきてくださるようお願いし、あとは最初のお皿がやってくるまでただただハーバーとプロメテウス火山を眺めて過ごしました。降り始めた小雨をものともせず、窓の外のピアッツァトポリーノのあちこちではたくさんの制服姿の学生さんたちが記念写真を撮影していたようでした。修学旅行なのか あるいは校外学習かもしれません。グループごとに集まってきちんと並んでみたり お揃いのポーズをとってみたり、ちょっとふざけたり。カメラを構えていらっしゃるのは引率の先生でしょうか。なんだかとても楽しそうで微笑ましくて、二年半ほど前までは平日のパークではよく見かける光景だったのにそういえば世の中がこんなになってから全然見かけなくなってしまっていたなあ なんて思い、当たり前の日常がここにも戻りつつあることを実感してちょっぴり涙が出そうになりましたよ。その後 窓の外はにわかに大雨となってしまい、ピアッツァトポリーノからは一時人影が消えてしまいました。が、雨雲襲来のおかげで本日のベッラヴィスタラウンジは午後になっても太陽光を遮るためのシェードをおろす必要がなく、食事が終わるまで大きな窓から美しい景色をじゅうぶんに眺めることができたのは逆に幸いでもありました。それでは順に、今日のお料理を簡単にメモしておきましょうかね。前菜は天使のエビとアオリイカのマリネを添えた麦入りのサラダに、右上はマグロのリエット。ドレッシングには赤ワイン(キャンティとのこと)を使っているとのこと。次はパスタ、メニューには冷製スパゲッティーとあったのですがキャストさんはリングイネとおっしゃっていました。そういわれてみると、かなり細めだけれどちょっと断面が楕円っぽいかなー という気もします。ビーフラグーソースとコンソメジュレ、下には茄子とアーティチョークのクリーミーソースが敷かれ、お皿の縁にはレモンピール。私は全てを適当に混ぜながらいただきました。こういうソースと素材の組み合わせ、美味しいので家でも作りたいけれど手間がかかるのでなかなかできませんよね。コースの中の一品として少量の手の込んだパスタが楽しめるのは 本当に嬉しいです。メインはお魚にしました。魚(本日は鯛)と帆立貝柱のカチュッコ風の蒸し焼きに季節野菜添え。カチュッコはトスカーナ・リグリア海沿いの港町の郷土料理で魚介鍋のようなもの。以前にもこちらのお店かお隣のお店(オチェーアノ)で「カチュッコ仕立て」というお料理をいただいたような記憶があります。付け合わせのお野菜は本日はズッキーニ、パプリカ、空心菜? それをシュリンプオイルで仕上げたとのこと。とても美味しかったので、もしも一人じゃなかったら気が緩んでこのあたりでベッラヴィスタをおかわりしてたんじゃないかなー と思います。デザートは ライチのムースの上に桃やライチの果肉とラズベリーソルベをのせたもの。この丸い形は、ディズニーシーグランドオープン時からアメリカンウォーターフロントに登場していたミニーマウスの帽子をイメージしているそうです。フルーツやソルベを帽子の花飾りやレースに見立てているとのことでした。一時は雷も鳴るほどだった雨は14:30前頃にはあがり、15:00からの水上グリーティングも雨バージョンで開催されたようでした。ミッキー達を乗せた船がハーバーから消え、集まってきていたゲストがピアッツァトポリーノから散り散りにどこかへと去っていくのを見送ったあと、私はテーブルを離れ ベッラヴィスタラウンジをあとにしました。平日にひとりで電車を乗り継いで舞浜まで食事に出かける。以前は気軽に 普通にしていたことです。そんなあたりまえのことができないまま過ごしたこの数年間の時間そのものは取り戻すことはできないし、世界の状況がそっくりそのまま元に戻るわけでは決してないけれど、一旦は離れてしまった本来の自分の人生に戻っていくことなら誰だってきっとできるはず。道端の木陰に逸れてとっていた長ーい休憩タイムを本格的に切り上げたら 私だけの散歩道をまた以前のように時折スキップしながら歩きたいものだなあ なんて。そんなつまらない妄想を繰り広げながら電車に揺られて家に帰った梅雨入り時の午後でした。* ベッラヴィスタラウンジ の “東京ディズニーシー20周年:タイム・トゥ・シャイン!”グランドフィナーレ・ランチコース *・天使の海老とアオリイカのマリネ ファッロのインサラータ 鮪のリエット 赤ワインドレッシング・冷製スパゲッティ カルチョフィ 茄子 冷製ビーフラグーのコンディマン チキンコンソメジュレ・本日の魚のヴァポーレと帆立貝 カチュッコ仕立て 季節野菜 シュリンプオイル または 牛フィレ肉のビステッカ ハーブサルサ カネリーニ豆 牛ほほ肉のペポーゾ 黒胡椒のクランブル・ライチームース 桃のコンポートとスープ ラズベリーソルベ・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・・2022年6月1日~9月3日(6000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 7, 2022
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我が家の結婚記念日週間の恒例行事「ディズニーシー&ホテルミラコスタ宿泊」を明日に控え、今日はアンバサダーホテルに宿泊です。この時期の舞浜を楽しむために 早朝に起床して渋滞を警戒しつつ首都高を走り抜けてくる というのもそろそろ年齢的につらくなってきたので、今年はちょっと余裕を持ったスケジュールにしよう と一泊増やしてみることにしました。大型連休中とは言えきょう5月1日は暦上は平日なので、ふたりとも若干のやるべきことを慌ただしく終えてから車で舞浜に到着したのは17:00過ぎ。アンバサダーホテルの駐車場に車を停めてほぼ待つことなくチェックイン手続きを済ませ、結婚記念日のお祝いメッセージやら私の誕生日カードやら 明日の朝の「ハッピーエントリー通行証」やら、いただいた大切な紙物をたくさん抱えて本日宿泊する部屋のドアを入ったのは17:30頃でした。おなじみの ホテル内で一番カジュアルなダブルベッド一台のコンパクトな部屋。見慣れた景色ですが、きょうはいつもと違うことがひとつ。部屋の入口近くに配置されているクローゼット横の鏡の前に、ホテルロゴ入りのエコバッグがちょこんとふたつ置かれていました。ディズニーホテルではこの3月からペーパーバッグを客室に置くことをやめて代わりに持ち帰り可能なエコバッグを置くようになった と聞いていましたが、こんなふうにお部屋に入ってすぐ目につく場所に置いてあるのですね~へえ~ これがそうなんだー …という気持ちでさっそく一つ開封し広げてみると、シンプルな形状ですがマチがあって収納力もそこそこありそうな物でした。舞浜のパークやホテルで、有料のショッピングバッグを購入するほどでもないちょっとしたお買い物の際に 持っているとちょうどいいサイズかもしれないですね~他にいつもと違う点といったら、ベッドのサイドテーブルの引き出しに備えられているポストカードが40周年デザインになっていたこと。私は「客室のポストカードを必ずチェックする」という習慣が身についていないので、こうやって引出しを予め開けておいてくださると気づくことができるのでありがたいです。(期間限定デザインのものが置かれていることに気づかず、そのままチェックアウトしたことも過去何度もあります。)ミッキーがデザインされている物とドナルド・デイジーのデザインの物、それぞれ二枚ずつありました。他のホテルはどんなデザインなのでしょうかね~そして、お部屋の窓から見える景色はこんな感じ、今回は京葉線&リゾートラインビューですね。上の階なので見晴らしは良いです。荷物を解いて少し落ち着いたところで、本日の夕食について何も予約などしていなかった私達はチェックインの際に案内されたテイクアウトメニューをとりあえず一人分だけモバイルサイトで注文。足りなさそうな分はホテルのショップ(サンセットサンドリ―)かイクスピアリで調達すればいいよね~ と話し、明るいうちにまずはホテル内の40周年デコレーションでも眺めに行こう! と部屋を出ることにしました。きょうのお部屋はエレベーターから近いので、ロビーのある1階まではすぐに下りることができます。私達はチェックインの時から気になっていたフロントデスク上やサービスカウンターの上の40周年デコレーションを見上げてカメラに収めました。やっぱりここにも三角形の「ドリームガーランド」 なんですね~正面エントランスのガラス扉にも、小さなガーランドがたくさんデコレーションされていて可愛らしいです。玄関車寄せに出てみると、外側ではキャラクター達が迎えてくれていました。※反対側にはミニーさんもちゃんといましたよ!パーク行きリゾートクルーザー乗り場側のエントランスは またちょっと違ったデザインのデコレーションが施されていました。こちらのバリエーションも可愛いですね~その後イクスピアリへ向かおうとレストランの並ぶ廊下を通りかかると、チックタックダイナーのショウウインドウにも40周年をお祝いするキャラクター達の姿やお城をあしらった大きなロゴマークを見つけたので 夫と私は立ち止まってカメラを取り出しました。なかなか上手に撮れないなあ。(背景がガラスだからねー...)…と思って、カメラを向ける角度を変えてみたりウインドウから離れてみたり...と しばらくあたりをうろうろしていると。ふと顔をあげた際にマスク越しに目が合ったキャストさんが私達の名前を呼んだかと思うと、一直線にこちらへ向かってずんずん近づいていらっしゃるではありませんか!それは、もうずいぶんと長い間お顔を拝見できていなかった 以前他のディズニーホテルにいらしたキャストさんでした。非接客の部署に移られたというお話を各方面から伺っていたので まさかこんなところで再びお会いできるとは予想もしておらず、不意打ちをくらった私は感激して泣いちゃいそうでしたよ~懐かしさに身を任せてあんなこともこんなことも語りたかったけれど お仕事の邪魔になってはご迷惑だろうとおしゃべりは近況報告にとどめて手短に切り上げて、もっともっと話していたそうな夫を引きずるようにして 私はアンバサダーホテルのレストランエリアを離れました。ありがとう お元気そうでよかった 会えてよかった これからも元気でいてくださいね――と。再会のチャンスをくれた この地にいて私達を見守ってくれる「何か」に精一杯の感謝をこめながら。 ほんとうにありがとうございました。こちらは二人ともマスク姿で顔もはっきりわからないだろうに よくぞ見つけてくださったと思います。おそらく、私達があいも変わらずふたり連れで よく顔を合わせていた当時と同じように目的もなさそうにホテル内を彷徨っていたので その様子にふと気づいて思い出してくださったのでしょうね~きっと私がひとりで同じ場所をふらっと通りかかってすれ違っても、当のキャストさんは気づいてくださらなかったかもしれません。いつもの場所じゃなくても、いつもの曜日時間じゃなくても、ふたりで一緒に肩を並べて歩いているとこんな思いがけない素敵なことに出会うこともあるんだなあ。その後私達はイクスピアリやアンバサダーホテル内で夕食になりそうなものを見繕い、注文してあった(テイクアウトの)ローストビーフ丼とガーデンサラダをエンパイアグリルで受け取って部屋に持ち帰り、食事を済ませた後は明日に備えて早めに休むことにしました。毎年同じ時期に習慣のように訪れて過ごす舞浜だけど、今年は40周年だということ以外特段目新しいこともないディズニーシーのパークだけど。小さくてもいいから嬉しいことに明日も出会えるといいな。(今日みたいにね!)もう舞浜に来ちゃってる という安心感からか いつになくよく眠れそうな今年の記念日週間の「ディズニーシー&ホテルミラコスタ宿泊」前夜は、そんな想いとともに更けていったのでした。(翌日の日記につづく)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 1, 2023
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オチェーアノの様子が見たくて、ひとりでランチタイムのブッフェにお邪魔してきました。かつてランチコース営業をしていたころには季節とともにメニューが変わるタイミングでひとりでふらっとお店に伺って、コース料理をいただきつつショーやグリーティングの時間と重なった時はテラスにも出てみて ディズニーシーの様子を眺めたものですが、お昼がブッフェ営業のみに切り替わってからはそんな楽しみとも縁遠くなり、ブッフェスタイルに馴染めない私がオチェーアノに伺うのは「ディナーコース中心に年数回、夫婦ふたりで」というのがここ最近は主流となってしまいました。が、ディナーコースに前回お邪魔してから二か月以上が経ち、そろそろオチェーアノのことが気になってきたので、意を決して平日ランチブッフェにお出かけすることにした というわけです。電車を乗り継いで、リゾートラインの「東京ディズニーシーステーション」に到着したのは11:00過ぎ頃。降車ホームからデッキに出てパーク内のディズニーシープラザを眺めると、そこには今日も美しい景色がひろがっていました。でもなんか、なーんか違和感があるのですが...何だろう??ひょっとして、ミラコスタ通り入り口のデコレーション変わった?以前はもっとパステルピンクが強い印象だったと思うのよねえ...(半信半疑のまま私はこの場を離れましたけれど、後ほど以前の写真を確認したらやっぱり新しいものに取り替えられたようでした。参考画像は こちら とか この日記の真中あたりにあります。)ホテルミラコスタに入館して写真を撮ったりショップを覗いたりしてからオチェーアノの店頭に行って名前を告げると、ウェイティングエリアに通してくださったのでソファーでしばらく待つことにしました。窓から見えるディズニーシー、ピアッツアトポリーノ。暑そうです。そして店内に視線を戻し、あらためてウェイティングエリアを見渡すと。あれ?目の前がなんだか広々としています。ソファーの配置が元のように(三年前と同じように)窓辺にきっちり並ぶ形に戻っていたのでした。ちょっと前までは人と人との距離を確保するために、ウェイティングエリアのソファーはバラバラに あちこちに点々と置かれていたのですよね~(参考画像はこちらの日記の中ほどにあります。)こうやって世の中は、さりげなく少しずつ以前に近い形になっていくのでしょうねえ。やがてランチタイム開始時刻が近づくと、カウンターにお料理が並ぶのに先駆けてテーブルへの案内が始まりました。私が案内していただけたのは真ん中の「パール」のエリア 窓辺寄りのテーブルだったのですが、キャストさんからは 11:30からのハーバーグリーティングをご覧になる場合はコース側のテラスをご利用ください との案内がありました。本日は7月7日、以前ならば「七夕グリーティング」が行われるはずの期間ですが、現在この時間に行われているのはダッフィーとそのお友達が出演するごく短いグリーティングだそう。外気温がたいへん高いようだったので躊躇しましたが、聞けば時間は10分弱だというし、すでにテラスは解放されていていつでも自由に出られます とキャストさんはおっしゃるし。久しぶりにこちら側の(コースルーム側の)テラスに出て ちょっとディズニーシーの空気を吸ってみるのもいいかな と思って、私はテーブルを離れることにしました。そして、ほんとうに久しぶりに オチェーアノのコース側テラスからディズニーシーのメディテレーニアンハーバーの景色を眺めました。最後にこちらのテラスに出たのは2020年の2月下旬、夫の誕生日祝いでランチコースを利用した時ですから、実に3年と4か月以上ぶりです。あたりまえですが、眺める景色は以前とほぼ同じ、大きな変化はありません。というか、以前はこのテラスに出て昼間のディズニーシーを眺めることは私にとってはごくごく普通のよくあることだったので 小さな景色の変化など気にしていなかったのだと思います。ある日突然 このテラスに「出られなくなる」なんて、予想もしていなかったのですからね~そんなふうにうっすらと数年前のことをいろいろ思い出していると、ハーバーにはダッフィーとそのお友達の名前や個性を語りながら紹介するミッキーとミニーの声が流れ始め、11:30になると水域には大きな船が一艘 登場してきました。「ダッフィー&フレンズのスマイル&ファン」というタイトルのこのグリーティング、ダッフィーとシェリーメイの他に5人のお友達も登場し、船の上はまさに「色とりどり」。身体の色も性格も特性も違うキャラクター達が仲良く勢ぞろいです。目を凝らして 1、2、3… と数えたら全部で7人いたので、東京ディズニーリゾート40周年のテーマソング「リビング・イン・カラー」の歌い始めと同じでこちらの船も「な・な・な・な・七色」だわ! と思ってしまいましたよ~船はハーバーの中央で停止してくるくる回る他、ザンビーニ前、ピアッツアトポリーノ前、リドアイル前の三か所でも停止してゲストにご挨拶しながら、水域をゆっくりと大きくまわっていきます。船の上の狭い場所で7人そろって終始なんだか「わちゃわちゃ」している様子は微笑ましく、7つの色が交じり合うことの意味は~? なんて難しいことをついつい考えてしまいがちな大人を脱力させる破壊力は凄まじく。ファンの方が近くでご覧になったらあまりの可愛さに卒倒しちゃうんじゃないかなー なんて思ってしまいました。船がハーバーから去って行って、完全に見えなくなって時刻は11:40。キャストさんがおっしゃっていた通りのほんとうに短いささやかなグリーティングでした。そして私は、店内に戻る前にもう一度テラスをよーく眺め渡しました。 懐かしいこのテラスに出られて良かったな。 このテラスの無事を確認できただけで きょうはもう帰ってもいいくらいだ。冗談ではなく、心の底からそう思いましたよ。さて、店内に戻ったあとはお茶とスパークリングワインも注文してマイペースのお食事スタート。今期(7月1日~8月31日)のお料理のテーマは「“ビリーヴ!”~シー・オブ・ドリームス」とのことです。カウンターの上には夜のショー「ビリーヴ!」に登場するキャラクター達のシルエットが並んでいました。そして、それぞれ前にはそのキャラクターをイメージしたデザートが配置されているようでした。モアナの前にはシーソルトのゼリーとか、アラジン&ジャスミンの前にはチャイのプディングとか、アリエルの前にはパイナップルのパンナコッタとか…ラプンツェルのところには クリームで表現された長い金髪とお菓子の花がデコレーションされた薄紫色のロールケーキがあって、とっても綺麗でしたよ。パンのコーナーには、こんなオブジェもありました。私にしてはかなり頑張って食べてしまい、満腹になってお店を出たのは13:20頃でした。久しぶりに平日ひとりで舞浜に出かけたので、行く前は「あそこへも寄りたい」「あれも見てきたい」などといろいろ考えていたのですが、都心よりも少しだけ気温が低いとはいえやはり7月の舞浜は私には過酷のようだったので、ミラコスタを出た後はリゾートラインに乗ってまっすぐ家に帰ることにしました。ほんの少しだけリゾートの賑やかさに触れて、ディズニーシーの空気を吸うこともできて。考えることも思い出すことも多かった数時間の舞浜でした。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
July 7, 2023
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いよいよ9月も今日で終わりです。とんでもなく暑かった夏の余韻でまだまだ 本格的な秋の訪れ という感じではありませんが、シルクロードガーデンに伺って秋のメニューをいただいてきました。ホテルミラコスタ駐車場到着は13:00過ぎ頃。一階屋外平面部分に車をとめてホテル館内に入ってシルクロードガーデンに向かい、オチェーアノと共用のウェイティングエリアで数分待ったのち 店内のテーブルへと案内していただくことができました。席に着き、注文したのは「秋」の名の付くランチコースコース、“カントニーズ・オータム・フィースト”。それに追加で私用にロゼのスパークリングワイン(ロータリ・ブリュット)をグラスで、夫はノンアルコールビール(キリンのグリーンズフリー)もお願いしました。グラス提供のスパークリングワインはこちらのお店ではここのところシャンパン「二コラフィアット・レゼルヴ・エクスクルーシヴ・ブリュット」の一種類のみでしたが、9月からはイタリアのロータリ・ブリュット・ロゼ一種類に切り替わったようです。グラスシャンパンが無くなってしまったのは寂しいですが、ロゼのスパークリングワインはスパーシーな中華料理によく合う(ずーっと以前にこのお店のキャストさんに教えていただきました)らしいので これはこれで楽しみです。それと今回は注文をしなかったのですが、夫の大好きな白いご飯は「何杯でもおかわり自由」から「一杯400円」に価格が変更になったとのご案内がキャストさんからありました。小さな器入りの白飯でもおかわりをお願いすればその都度キャストさんにお手間をかけさせるるわけですから、そろそろそのご厚意に甘えるのも終わりの時がやってきた ということでしょうかね~(きょうはお願いしませんでしたが、夫はこれからも白いご飯が欲しい時は今までと同様に注文すると思いますよ。)――さて、それでは。秋のお料理、簡単に記録しておこうと思います。最初に出てきた前菜盛り合わせは以前からのシルクロードガーデンの前菜のイメージとは少し違った内容で「ややスペイン料理風?」といった印象でした。左の小さなスプーンの中にはマッシュルームのリンゴ酢マリネ、松の実やエシャレットを加え上にはパクチーを添えてあります。中央のは蟹肉のキッシュとサラダ、ちょっとスペイン風オムレツのようでした。右はナスの煮びたしを間に挟んだコールドポーク、ソースは甜面醤。まるでタパスの盛り合わせのようで、今回のシルクロードの旅はイタリア通り過ぎてスペインまで行ったかー と思っちゃいましたよ~次のスープも 今回は中華風お茶碗ではなくお皿での提供。サフランで色付けした干し貝柱と野菜のスープ。(やっぱりスペイン?)お野菜はブロッコリー、舞茸、えのきなど。赤いのはクコの実ですかねえ。固定のメイン料理は今回はサーモン。ブルーのグラデーションの上に菊の花びらを散らして盛り付けもきれい、今年はまだなかなか実感できない「秋」を感じさせてくれるお皿です。サーモンは様々なエキス(説明してくださったのだけれどちょっと省略)を調合したものに漬け込んでしっかり味をつけてから揚げて、九条葱ソースを添えてあります。下には黒酢のソース、付け合わせは豆苗と干し豆腐を炒め合わせたもの。美味しかったですよ。メインディッシュ二品目はアオリイカと銀杏のスパイシーソース炒めにしました。アオリイカと銀杏の他にパプリカ、ナスなども使われていました。「スパイシーソース」はラー油のソースのようで、けっこうしっかりピリ辛で 予想通りロゼのスパークリングワインによく合いました。(二杯目いただきました。)夫は 白いご飯頼めばよかった... と呟いていましたよ!麺かご飯か はご飯にしました。「鶏肉と生姜のオイスターソース蒸しご飯」。白いご飯の上にオイスターソースで調味した具がたっぷりのせてあるお料理でした。具は鶏肉、生姜、たけのこ、夏草花(きのこの一種)など。上にはパクチー。これも、夫は 白いご飯を増量すれば良かった と後悔しきり。次回はきっとまた白いご飯を頼むと思いますよ。(内容次第ですけれどね~)デザートは、私は盛り合わせのプレートに、夫は杏仁豆腐にしました。プレート盛りの方は、ココナッツミルクのお汁粉とフレッシュフルーツ、スプーンの中はイチジクコンポートにクリームチーズ。お汁粉の中には胡麻入り白玉や白きくらげが入っていました。スプーンのイチジクコンポート&クリームチーズにはハチミツがかかっていて、ワインにも合いそうでしたよ。夫の方の杏仁豆腐は 今月は「葡萄」。葡萄は夫も気兼ねなく食べられる果物のひとつです。ギリギリ9月中に来られて良かったですね~食事の途中で 本日の席は前回案内していただいたのと全く同じ席なんじゃないかなー とふと思ったので、ゲストが去ったタイミングで写真を撮っておきました。現在はダッフィー関連のティータイムが実施されていないので シルクロードガーデン店内の雰囲気も心なしか穏やかです。(あとで確認したらやはり全く同じ席でした。)食事を終え、お店を出たのは15:00を過ぎた頃でした。ロビーから駐車場へ向かうためにバンケットエリアへと続く廊下を通行しようとすると、自然光の入る美しい廊下では新郎新婦のお二方が記念撮影をしていらっしゃいました。キャストさんは「通行しても構わない」といった身振りをしてくださいましたが、お二人にとってはおそらく貴重な時間、お邪魔するのもなんだか気がひけたので きょうは正面玄関から外に出てロータリーの舗道を歩いて駐車場へと戻ることにしました。まるで 修行か と思うほど暑かった8月に比べれば気温もかなり落ち着いてきたここ数日ですが、明日から10月だとは思えないような高気温と青空の舞浜。次にここを訪れる時は、どうか過ごしやすい気候になっていますように。そんなふうに思いながら、私は舞浜をあとにしました。** シルクロードガーデン の “カントニーズ・オータム・フィースト”ランチコース **・前菜 蟹肉のキッシュ コールドポークと茄子の煮浸し 甜麵醬ソース マッシュルームと松の実のリンゴ酢マリネ・スープ 干し貝柱と野菜のサフランスープ・メインディッシュ サーモンの香り揚げ 九条葱ソース・海鮮料理&肉料理(以下より一品選択) アオリイカと銀杏のスパイシーソース炒め 鯛と海老とキノコの炒め 牛すね肉の煮込み ポルチーニ茸ソース(別途¥1,800加算)・麺料理&米料理(以下より一品選択) 牛挽肉と野菜の和えそば クミン風味 鶏肉と生姜のオイスターソース蒸しご飯・デザート(以下より一品選択) 胡麻団子入り小豆汁粉 イチジクとクリームチーズ 今月の特製杏仁豆腐(別途¥600加算) ・・・・・・・2023年9月1日~10月31日(5700)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
September 30, 2023
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(・・・その1から続く)演奏終了後私達はお店を出て、ケープコッド方面へ向かいました。ポートディスカバリーからのカーブを抜けて灯台のあたりに差し掛かると、遠くアメリカンウォーターフロントの港に停泊している五周年クルーズの飾り付けがされた「S.S.コロンビア号」の姿が見えてきました。ケープコッドからコロンビア号を眺める景色は、今さかんにテレビで流れている「さあ、祝祭の海へ~5周年の東京ディズニーシー」のCMの最初に登場するアメリカンウォーターフロントの景色に本当にそっくりで、見慣れている私もなんだか感動してしまいました。ケープコッドでは18:30からの「ケープコッド・ステップアウト」を観ようと思っていたのですが、入り江に浮かぶ水上ステージ周辺の観賞場所にはまだかなりの余裕があったので(17:50ころ)、私達はとりあえずアーントぺグズヴィレッジストアでお買い物をしてから水上ステージ前の柵沿いの場所へ行ってショーの開始を待ちました。(18:00過ぎ頃でしたが、観やすい場所はまだまだありました。)水上ステージでは18:00くらいから、水兵さん達のスポーツカイトの実演が行われていました。実演が終わるとしばらくして男性3人組のアイリッシュ(っぽい)バンドが登場し(18:30)、それから女性のシンガーさんが登場して昨年夏ケープコッド・クックオフで行われていた「ケープコッド・アイリッシュバンド」の演奏によく似た風合いの演奏を聴かせてくれました。その後、素朴な可愛らしい衣装のダンサーの方が男女合わせて8名ステージ上に登場し、今度は昨夏の「ケープコッド・ジャンボリーナイト」の縮小版ともいえるような、穏やかで牧歌的な音楽とダンスのショーが展開されていきました。昨夏の時のようにショーの出演者とゲストが同じ路上で一緒にダンスして・・・というような家族的な感じはちょっと薄れましたが、あの温かな、なんともいえず健全な雰囲気はちゃんと受け継がれていて、ケープコッドらしいショーに仕上がっていました。鑑賞するゲストは柵沿いに2~3列、ちょっと離れた「・・クックオフ」の建物側に1~2列くらいうっすらと列ができている感じで、そんなに酷く混雑することもなく楽しく観れてとても良かったです。「・・・ステップアウト」終了後は、私達はもう一度ロストリバーデルタへ引き返し、「ユカタン・ベースキャンプ・グリル」ですでに始まっていた19:00の「サルサ!サルサ!サルサ!」の様子を遠くからちょっとだけ覗きました。こちらのショーも近いうちにじっくり観に(聴きに)来なければなりませんね~。それから私達はアラビアンコーストへ向かい、アメリカンウォーターフロント同様にこちらにも特設されている「ゲームワゴン」のところへ行ってみました。ゲームは昨夏の「アラジン・・」のイベント時と同じもののようで、こちらの賞品はドナルドとデイジーのぬいぐるみなのですね~。(アメリカンウォーターフロントのゲームの賞品はミッキーとミニーですね!)ゲームの順番待ち列の最後尾にいらしたキャストさんに伺うと、この時(19:15くらい)の待ち時間は二つのワゴンとも30~40分、とのことでしたよ。(その3 につづく・・・)◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。また、「東京ディズニーシー」内の固有名詞については、公式サイト内のこちらから検索することもできます。利用なさってみてください。 ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇
July 22, 2006
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(…その1から続く)朝食をとったベッラヴィスタラウンジと隣り合うショップ「ミッキランジェロギフト」に立ち寄ったあと5階の部屋に戻ったのは 間もなく10:00になろうか という頃でした。チェックアウト期限まで残すところ二時間。この素晴らしく美しい景色を眺められる窓辺を 私はもう離れたくありませんでした。私達のホテル宿泊時の恒例「室内でのふたり揃っての記念撮影」は、今回は窓の外の景色を映しこもうとしたため少々苦労しました。皆さんご存じの通りミラコスタの客室は総じて窓が小さめなので、撮影に必要な明かりを確保するために部屋の照明をつけてみたり自然光を反射させてみたりと結構な時間 悪戦苦闘してしまいましたよ~その後 部屋を片付けて荷造りをしていると、窓の外のピアッツァトポリーノには東京ディズニーシー・マリタイムバンドがやってきました。(11:00くらい)以前はこの演奏にミッキーやミニーが飛び入り参加(?)するのが常だったので その登場を待ってピアッツァトポリーノでは熱心なファンの方々が長時間待っていらしたものです。が、最近はそうしたこともなくなり、開園直後の喧騒が落ち着けばメディテレーニアンハーバー一帯にはのんびりとした空気が漂っています。どこからともなく聞こえてくる音楽にひかれてゲストがあちこちから三々五々集まってくる、――それはディズニーシーがこの地に誕生して間もない頃によく目にした光景と同じでした。思えば、二年と三か月ほど前に世界が突然一変し いったんは長い眠りにつきかけたこの舞浜の地のリゾート。ようやく目覚めて 試行錯誤しつつ再びゲストを受け入れ始めたこの一年数か月は、表現の仕方がおかしいかもしれませんが「第二のグランドオープン」期間と言ってもいいのかもしれません。今後のディズニーシーがどうなっていくのか 私達一般人にはそれはまったく見当がつきませんけれど、自分にとって適度な距離と熱量を保ったまま 日々の暮らしの範囲内で 今後もパークの行く末を見守っていきたいものだな と、ハーバーとプロメテウス火山が作りだす美しい景色を窓越しに眺めながら私はそう思いました。きのうのうちに精算は済ませてあったのでテレビ画面でエクスプレスチェックアウトの手続きをし、私達が部屋を出たのは11:50過ぎのことでした。その後の私達は、上階からホテル中央の吹き抜けを見下ろして歩いたり、2階の廊下からパーク内のミラコスタ通りを眺めたり と 久しぶりに少しだけホテル探検をしました。実はこのあと 「今月の杏仁豆腐」目当てでシルクロードガーデンにPSの予約を入れてあったので、それまでに「じゅうぶんに空腹になる」必要が私達にはあったのです。(なにしろ今回はずいぶんしっかりと朝食を食べてしまったものですからね~)なので一時間半ほどかけて、ミラコスタからアンバサダーホテル~イクスピアリまでお散歩をすることにしました。再びディズニーシーのパークエントランス付近に戻ったのは13:20くらい。緑あふるる 木洩れ日きらめくエントランスノースのピクニックエリア。ここで休憩してから、ホテルミラコスタ内シルクロードガーデンへと向かいました。(この時期のリゾート内はどこへ行っても緑が美しい 大好きな季節です)さて、シルクロードガーデン。ジャーニー・スルー・チャイナのランチコースは前回うかがった際に大変美味しくいただいたし、こちらの空腹度もいまいちだし、でも今月の特製杏仁豆腐は食べたいし… とキャストさんに相談すると、「杏仁豆腐以外(デザート以外)のアラカルトメニューからおひとり様一品以上(ふたりなので二品以上)ご注文くだされば大丈夫ですよ~」とのことでしたので、今回は以前食べて美味しかった「春巻(4個)」と シーズンアラカルトメニューから「牛サーロインと焼きトマトのサンラーあんかけ石焼炒飯」をお願いすることにしました。(久しぶりにアラカルトメニューをじっくり眺めたら、お腹が空いていればぜひ食べたいと思うようなお料理がいろいろあったので、いつかまたアラカルトで普通にご飯食べに伺いたいと思いました。)というわけで、まず春巻。いや、普通の春巻なんですけれど、おなかいっぱいのはずなのにとても美味しくいただいてしまいました。やっぱりちゃんとしたお店で出来立てをいただくと違いますよね。次に、お楽しみの石焼炒飯。炒飯の上にたっぷりの牛肉、その上にチーズで包まれた焼きトマト。この状態でテーブルにやってきて、キャストさんがこれにサンラーあんをジャーっとかけて混ぜ混ぜして、ジュージューいわせて「おこげ」を作ってくれます。できあがりは見た目ちょっとトマトリゾットみたいになりました。それを取り分けて、三種のトッピングを好みで足して食べます。グラスの中が三種のトッピング、黒酢とラー油とにんにくチップです。――サンラーとトマトとチーズが器の中で出会って交流する まさにこれは「シルクロードの旅」だね~…なんて 夫はまたいつもの調子でキャストさんに冗談を言って、楽しそうに笑っていました。最後は今月の特製杏仁豆腐、5月は「メロン」です。ただただ おいしかったです。思い通りに楽しい食事時間を過ごすことができて、今年の記念日のディズニーシーとホテルミラコスタ滞在のよい締めくくりになりました。詳しくこまごまと記載することはしませんけれど、やはりこの地のレストランは ただのレストランではない と実感したひとときでした。我が家も今年はふたりそろって数年ぶりの大型連休になるはずが、直前になって明日6日に仕事が入ってしまったため、私達はこの後すぐに家路につかねばなりませんでした。荷物を用意していただくためにベルデスクに向かったのは15:00過ぎで ロビーはチェックインタイムを迎えていて混雑していましたけれど、こちらが視線を向けただけですぐ歩み寄ってきてくださったベルサービスキャストさんも 車をつけた玄関前で荷物を積み込んで見送ってくださったドアサービスキャストさんも 忙しそうな様子は微塵も見せず、最後まで人の笑顔をたっぷり見ることができた今年この時期の一泊二日でした。――そして 幸せなことに。今月はなんと もう一度舞浜に来ることが決まっています。風薫る 緑輝く 美しい五月の東京ディズニーリゾートへ 再度。まもなくやってくるその日を 私は楽しみに待っています。(終)** シルクロードガーデン の シーズンアラカルトメニュー **・牛サーロインと焼トマトのサンラーあんかけ石焼炒飯(3500)・真鯛の葱生姜紙包み蒸し 季節野菜とともに(3500) ・・・・・・・・・2022年4月1日~6月30日◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 5, 2022
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7月真ん中の三連休最終日、夫と二人でベッラヴィスタ・ラウンジへ出かけて昼食をとってきました。午前中から30度超えの高気温だったので、もちろん車利用です。舞浜に到着してホテルミラコスタの車路ゲートに差し掛かったのは13:30頃。首都高走行中は、今日のこの炎天下で ホテル駐車場が満車で正面玄関前の日向に停めるように案内なんかされたらどうしようか... などと怯えていましたが、ゲート脇守衛所にはキャストさんの姿もなく 駐車場に入ってみると平面部分にもけっこうたくさん空きがあり、すんなりと車をとめることができてホッとしました。駐車場からエレベーターを経てホテルの宴会場側(バンケットエリア)の玄関を入ると、珍しいことに本日は挙式の予定が一組もないようでクロークにもキャストさんの姿すらなく、あたりはしーんと静まりかえっていました。(カレンダーをチェックしたら今日は仏滅、それに加えて暑いさ中の三連休最終日ですから 挙式予定が無いのも頷けますね~ どうりで駐車場も空いていたわけです。)ロビーに向かう長い廊下を通り抜けてベッラヴィスタラウンジ店頭に伺ったのは予約時刻の数分前で、夫が名前を告げるとすぐに店内に案内してくださり入口近くのソファー席に着くことができました。位置的には窓際から数えて三列目になりますけれど、運よくテーブル越しに火山の姿も見ることができました。(フォートレス周辺の大規模メンテナンスは終わったみたいですが、まだガリオン船だけは工事中のようでした。)お料理は、私は「“ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~”ランチコース」に、夫はメインに仔羊がある「ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース」にしました。それに加え、私だけシャンパン「二コラフィアット」のグラスをいただきました。(このお店で長らく提供されていたベッラヴィスタのグラスはメニューから消えていました。)以下、内容を記録しておきます。まずは「“ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~”ランチコース」から。一品目 彩りの美しい前菜のお皿は、ビリーヴ!のショーの中に出てくる天の川をイメージしたとのこと。真鯛のマリネと天使の海老に カリフラワーや小さな角切りの桃やマンゴー、ナッツや海ぶどうなどが添えてありました。海ぶどうの食感が面白く、ちょうどよい塩味も加わっていいアクセントだと思いましたよ。好きなタイプの前菜でした。パスタは牛タンのラグーソースのキタッラ。具材には細切りにした牛タンもたっぷり加えてありました。上にはあさつき?(小ねぎ?)とカリカリにしたパン粉(モッリーカ)をトッピングしてあります。普通にとても美味しいパスタだったのですが、「なぜにこれが『ビリーヴ!』なの??」とふと疑問に思いキャストさんにその旨をちらっとつぶやいたら、わざわざシェフに意図を聞いてきてくださったので恐縮してしまいました。そのお答によれば、このお皿は「ビリーヴ!が開催されるメディテレーニアンハーバーにあって、ショーの中でも大活躍するプロメテウス火山をイメージしている」とのこと。なるほど。いつもよりもこんもり盛られているのは「山」を表現するためだったのですねえ。…そうなんだー!細切りにした牛タンは柱状節理かな? …添えられた緑やパン粉はミステリアスアイランド側から見た時の(裏側の)火山の、木々や土を表現しているのかも!なーんて妄想を膨らませて ひとりで勝手に盛り上がってしまいましたよ~メインはお魚の方にしました。「本日の魚のインパデッラ 貝のズッパ仕立て」、きょうはお魚はイサキとのことでした。ムール貝からとったスープの中に、イサキのインパデッラ、帆立貝柱、ムール貝、みょうが、いんげん、オリーブなどが気持ちよさそうに浸っている感じです。ココナッツのエスプーマと薄切りバゲットも添えられて、一滴残らず美味しくいただけましたよ。なお、今期のベッラヴィスタラウンジ・ランチコースのメインの「お魚」も、こちらと同じものだそうです。最後は、ビリーヴ!に登場する「塔の上のラプンツェル」をイメージしたデザートプレート。紫色のはブルーベリーのムース、上にはシトラスのジェラートとフルーツにお花のチョコレート。長い金髪はクチナシで色付けしたカダイフで作られています。ゼリーやフルーツやソース、花型チョコレートやエディブルフラワーの花びらも散らしてあり、きっと誰が見ても容易にラプンツェルの姿を思い浮かべることができるお皿だと思いましたよ~夫の方の「ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース」(7月1日~8月31日のメニュー)も写真だけ簡単に載せておきますね。前菜。ポークの白ワインゼリー寄せ、シトラスピュレ、マスタードサルサ。パスタは魚介のラグーとカラスミを使ったショートパスタ。使うパスタは日替わりだそうで、本日はペンネを使用。メインは仔羊肉のアッロースト、カポナータと黒にんにくのピュレ添え。とても美味しそうでした。私もこれ食べに8月末までにもう一度こちらに伺いたいなー なんて思っちゃうほどでしたよ。デザートはティラミスとパイナップルジェラートの盛り合わせ。二か月半ぶりにふたりで伺ったベッラヴィスタラウンジのランチタイム、きょうも心地よく過ごすことができました。ひとりで食べに来るのももちろん楽しいけれど、美味しいものを食べて「おいしいね」と言える相手が目の前にいるっていうのはいいものですよね~食事を終えてお店からロビーに出たのは15:40くらいでした。チェックインするゲストが集中する時間帯だったせいか、小さなお子さん連れのファミリーや 若い方のグループでロビーはごった返していました。レセプション前にも手続きの順番を待つ長ーい行列ができていて、最後尾は二階廊下の喫煙所の先にまで至っているようでした。さきほど食事の際にテーブルにいらしたキャストさんもちらっとおっしゃっていましたが、今日のパークはハーバーでのグリーティングが中止になるほどの高気温だそう。このままホテルミラコスタのロビーにいても身の置き所はないし リゾート内のどこかを回るのもこの高気温では難しいし… と思った私達は、ミッキランジェロギフトに立ち寄った後はまっすぐ家に帰ることに決めました。来た時と同じように長い廊下を通り抜けて端正なバンケットエリアに出ると、そこは相変らずの静けさ。賑やかな活気あふれる夏のリゾートホテルのロビーとは対照的な光景でした。その後の私達は、16:00頃には車を発進させて舞浜を離れました。まもなく突入する 4年ぶりの何の制限もない東京ディズニーリゾートの夏休みシーズン。高気温も心配ですし 混雑する空間についてはまだまだ不安な要素もありますけれど、今年の夏休みを楽しみに待っていた方々にとって素晴らしい時間になるといいな~この夏パークに行く予定のない私は、ただただそんなふうに思うばかりです。* ベッラヴィスタ・ラウンジ の “ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~”ランチコース *・真鯛のマリネ 天使の海老 ピーチ・マンゴー・ナッツサルサ・キタッラ 牛たん 柚子風味のモッリーカ・本日の魚のインパデッラ 貝のズッパ仕立て または 牛フィレ肉のアッロースト ビーフのジュ ゴルゴンゾーラピュレ・ブルーベリームース シトラスジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・2023年7月1日~8月31日(6500)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
July 17, 2023
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(前日から続く)さすが外が見えないお部屋に宿泊しているとあって ふだん眠りが浅い私もしっかり眠ることができ、気持ちよーく自然に目覚めたのは5:30頃でした。すぐにベッドから飛び起きてコーヒーをいれ前夜サンセットサンドリ―で調達してあった軽い朝食をとると、私はさっそく身支度を始めました。昨日ホテルの方に教えていただいたところによると、今日のディズニーシーは一般の開園時刻が8:45、ハッピーエントリー開始は8:30とのこと。7時ころには部屋を出たいなあ と夫が昨夜つぶやいていたような気がするので、6:30近くなっても起きないようだったら声をかけようと思いながら荷物をまとめていたら、6:00過ぎのモーニングコールですんなりと自力起床できたようで、恒例の朝風呂→軽い朝食と順調に支度も進み 夫の希望通り7:00前に私達は荷物を携えて部屋を出ることができました。(たくさん寝たのでいつになくご機嫌のよい夫。)そして、アンバサダーホテル地下駐車場を出てホテルの敷地を出て 交差点をふたつほど通過すると、そこはもうホテルミラコスタの車路ゲート。昨年の同時期に同じようにこの坂を車で上った時はちょうどホテル正面玄関が外壁工事中で幕が張られていて景色が違っていましたが、今年のホテルミラコスタはいつも通りの美しい姿で出迎えてくれました。正面玄関車寄せにはこの時間たくさん荷物を積んだ小さなお子さん連れの車も到着していたようで、数人のドアサービスキャストさん達が車の誘導や ついついはしゃいでしまいがちなお子さんたちの安全の確保、荷物のお手伝いなどきびきびと立ち働いていらっしゃいました。私達もキャストさんの手をお借りして車から荷物をおろして預け、その後はいつものように夫は車を運転して駐車場へ、私はパークエントランスノースの「ハッピーエントリー専用エントランス」へと向かいました。石造り風の小さな階段を下りながら専用エントランス周辺を見遣ると、なんだか今朝はずいぶんと列が長く伸びているように感じられました。(久しぶりだからそう思っちゃうのかも…?)右と左の二本に分かれてゆったり待機しているハッピーエントリー待ちのゲストの列を遡るようにして最後尾まで歩いて行くと、なんとまもなくバスターミナルに届こうかという位置まで来てしまいましたよ~時計を見ると このとき時刻は7:12。アンバサダーホテルの部屋を出てからここまで15分もかかっていません。――やっぱり早いし、ラクだなあ。すっかり前泊することに慣れてしまって もうクセになってしまいそうです。5分ほど経つと 車をホテル駐車場にとめ終えた夫が待機列までやってきました。このころには待機列がいよいよバス停に達して折り返してしまっていたので、最後尾あたりにはパークキャストさんがやってきて 立ち上がって移動の準備をするように とアナウンスをし始めていました。7:30頃にはハッピーエントリーの列の周辺にはホテルミラコスタのキャストさん達が姿を見せ始めました。時を同じくして先頭では保安検査が始まったらしく列はどんどん前進し、私達も7:40過ぎに保安検査場を通過、入園ゲート前のエリアに入ることができました。(待機列がずいぶん長いように思いましたが、実際に私達の前に並んでいた人数はそんなに多くなかったみたいです。)パークに入れるまであと40分くらいかな?…でも、ハッピーエントリーの待機列は一般の入園待ち列に比べたら人口密度が格段に低いので 待っている間ストレスを感じることも殆どありません。ありがたいことです。それにしてもきょうもまた良いお天気。朝のテレビの天気情報でも言っていましたが、今日は気温が25度を超え30度近くまで上がるそう。熱中症にならないよう気をつけて過ごさないとね~8:10になると、パーク内の奥の方から大勢のキャストさんが手を振りながら出ていらっしゃって配置に着き、パークゲート周辺で開園の準備をし始めました。おお、そろそろ私達も入園の準備をしなくては!(この券はゲートを入る時に回収されます)8:20にはゲートのシャッターが開けられ、さらに数分経つとゲートの向こうのディズニーシープラザにはキャラクター達が朝のご挨拶のために姿を現しました。あ!ミッキーだ! ミッキー来た!!(すかさず隙間から写真を撮る夫。)キャラクター達は入園ゲートの近くまでやってきてゲストに手を振りながらディズニーシープラザをぐるーっと一周して、再びミラコスタ通りの向こう ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーの方へと戻っていきましたよ~そうして8:30、ハッピーエントリー開始。私達もすぐに(1分後くらい)入園することができました。エンポーリオのショウウインドウ、カウントダウンの数字は「33」。ハーバーで出迎えてくれているミッキー達に手を振り返しながら、私達は今朝は左手のアメリカンウォーターフロント方面へ向かいました。いつ以来かちょっとわからないくらいの「トイストーリーマニア」です。入園してから写真を撮りながらここまで普通に歩いてきて、トイビルトロリーパークの入口に着いたのは8:38頃でした。ふと見ると、以前この場所に設置されていた「ファストパス」の発券機が撤去されてなくなっていました。これからはこの屋根下にもゲストの待ち列を作るのでしょうかね~アトラクションが稼働するのは一般の開園時刻からということでしたので建物のちょうど入口あたりの屋根下でそのまま少々立ち止まり、再び列が動き出したのは8:45過ぎのこと。その後10分ほどで乗り場まで辿り着きました。トイストーリーマニアから出た後は、アメリカンウォーターフロントの景色を眺めにホレイショスクウェアへ。30分待ちだったタワーオブテラーも20分待ちだったタートルトークもスルーして、昨日乗りそびれた小さなアトラクションを楽しむためにエレクトリックレールウェイに乗って(9:10頃5分待ちでした)ポートディスカバリーステーションへ向かいました。到着後はマーメイドラグーンまで歩いて スカットルのスクーター。(9:30頃 10分待ち)アラビアンコーストへ行き、ジャスミンのフライングカーペット。(9:45頃 5分待ち)私の大好きなこのふたつのアトラクション、小さなお子さんたちにも大人気でしょうから、ファンタジースプリングスがオープンしたらきっと今より待ち時間が長くなっちゃうんだろうな~今のうちに楽しむことができて良かったです。その後は、ロストリバーデルタの船着場からスチーマーラインに乗ってメディテレーニアンハーバーへ戻り。10:30頃、ザンビーニブラザーズ・リストランテでビールを購入し、二階奥のテラスへ。途中で購入した軽食と一緒に藤棚の下のテーブルでいただくことにしました。今年は例年より咲くのが早かったようで藤はもう花が終わってしまっていましたが、ソアリンの建物は相変らず瀟洒な姿を見せてくれていました。美しい博物館の建物を眺めながらビールを楽しんでいると、 昨日これくらいの時間にビッグバンドビートの初回座席抽選にエントリーしたら当選したから今日もやってみるかーと 夫。えいっ! と抽選ボタンを押したところ、本日もめでたくご当選。なので11:00過ぎには席を立ち、ハーバー沿いを歩いてブロードウェイへ向かうこととなりました。(ホテルミラコスタ、今日のお部屋はどこになるかしらん?)ああ ほんとうにいいお天気。ピアッツアトポリーノ上空には青い色しかありません。さて、座席を得られた11:30のビッグバンドビート。今日は前方のCブロック中盤からの鑑賞となりましたけれど、同じ列番号なら中央ブロックよりもサイドの方がステージからの距離は近くなるうえに 私の席からステージ方向を見た時の前方二列分がどういうわけだかまとまって空席になっていたので見通しがよく、なかなか楽しかったです。エントリー制度は思いが叶わなくて悲しい時もあるけれど、当選した場合はそれなりに いつも何らかの楽しみが見いだせるものですね。ショー終了後は、きょうはちょっと早めの昼食のためポンテヴェッキオを渡って「マゼランズ」へ。お店の前に着いたのは12:05。いつ見ても素敵なお店構えです。マゼランズはここ数年、上階の「マゼランズラウンジ」だった広い空間をウェイティングエリアとして使用していましたけれど、今日は特別体制になる前と同じの お店入口横のちょっと狭い感じのソファがウェイティングエリアとして使われていました。ほんのちょっとだけそこで待ち、案内された席は今日は本棚の奥の隠し部屋、ワインセラールーム。注文したのは、シェフズ・イマジネーションのスペシャルコース。こちらのお店のテーマはファンタジースプリングスの中の「ピーターパンのネバーランド」だそうです。コースは「ペアリングワイン(三杯)付き」と「お料理のみ」を選べるので、夫はお料理のみにグラススパークリングワインを一杯だけつけて、私の方はペアリングワイン付きでお願いしました。で、以下お料理の記録です。前菜はティンカーベルのご登場。「ピクシー・ホロウ」ですね~大きなまあるい葉っぱの陰に、いかにもティンクが隠れていそうじゃないですかー?実際は、茂みのようになっているサラダの下に隠れているのはズワイガニと帆立貝柱です。手前ブルーのはバタフライピーで色付けしたソースで、右側のスプーンの中にはティンクの魔法の粉(金粉)入りバルサミコ。ブルーのソースに魔法の粉をふりかけるとピンクに変化する という趣向でした。お魚は鱧と茄子をミルフィーユ仕立てにしたもので、これは大変美味しかったです。ファンタジースプリングスのピーターパンエリアにオープンする迷子たちのレストラン「ルックアウト・クックアウト」の「建物外観」をイメージしてミルフィーユ状にしたそうです。付け合わせは舞茸やゴボウやカリフラワー、揚げた湯葉などで、これがいかにも「男の子たちが森の中で拾ってきそう」な木の枝や石のように見えて さまざまな物語を想像してしまいます。セミドライトマトを使った酸味のあるソースも添えてありました。左側のソースはホワイトアスパラ、黒いのは粒状のバルサミコ。付け合わせからつながるように手前に置いてあるのはカラスミで、他のものと合わせて酸味と塩味を調整しながらいただけるのも楽しかったです。お肉は牛フィレのロースト、付け合わせにはヨークシャプディング。両方ともイギリスの伝統的な家庭料理です。新アトラクション「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」をイメージしたとおっしゃっていたので、子供たちが空を飛んで戻るロンドンの家の食卓を表現したのでしょうかね~たっぷり添えた揚げ葱やホースラディッシュも良かったです。デザートはベリーのケーキ、ベリーのソース、ベリーのソルベ。色からして分かる通りフック船長イメージです。ケーキの白い生クリームはフック船長の帽子についている「羽」とのこと。それと同時に小菓子も出てきました。マカロンと「マゼランズ」の文字の入ったチョコレートです。私のお皿の方はなんと「羽」増量で、さらに小さなバースデープレートも添えてありました。(今月5月は私の誕生月ということで前日アンバサダーホテルでシールをくださって、日にちがまだ先なのでこっそり付けていたのですが、キャストさん達は本当に目ざといです。)マゼランズのお料理がおいしいのは以前からよ~くわかっていますけれど、今回はその上にピーターパンの物語を思い出させてくださったり 新しいエリアについての想像を巡らせて期待を感じさせてくださったり、と 非常に楽しい食事になりました。私達の世代や私達の上の世代にとっては「ピーターパン」はとても馴染み深い物語です。こんなふうにして、懐かしい物語が新しい世代の若い皆さんにも楽しんでいただけるのは嬉しいですね。ありがとうございました。食事を終えてマゼランズを出たのは14:30近くになった頃でした。それから私達はソアリンの前を通ってザンビーニブラザーズ・リストランテ前の階段を下り、ホテルミラコスタに向かいました。(その2 に つづく・・・)* マゼランズ の ~シェフズイマジネーション~スペシャルコース ペアリングワイン付き *・ズワイ蟹と帆立貝のガトー仕立て 《スパークリングワイン》ロータリ ブリュット ロゼ(ロータリ)・鱧のミルフィーユ風、ホワイトアスパラガスのピュレ 《白ワイン》シャルドネ(ショウ・アンド・スミス)・国産牛フィレ肉のロースト、グレイヴィーソース 《赤ワイン》ピノ・ノワール アレナリア(クロ・デ・フ)・パン・ミックスベリーケーキ、ラズベリーソルベ添え・ミニャルディーズ・コーヒーまたは紅茶 ・・・・・・・2024年4月1日~8月31日《16500》/(12000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 4, 2024
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今年も近づいてきた夫の誕生日を祝うため、オチェーアノのコースにお邪魔してきました。ディナータイムの早めの時間帯です。久しぶりにふたりで電車に乗り、JR舞浜駅に降り立ったのは16:00ごろ。夜には降り始めるだろう と聞いていた雨が弱いながらも既に降り出してしまっていて、食事の前にあちこち歩き回るのもなんとなく気乗りがしなくなってしまったので、イクスピアリをほんのちょっとだけ眺めた後 私達はリゾートラインに乗ってホテルミラコスタに向かいました。ディズニーシーステーションに到着し 降車側ホームのデッキに出て見渡したパーク内ディズニーシープラザももうすっかり雨模様。お天気のせいなのか社会状況のせいなのか、本日のディズニーシー パークは土曜日のわりには落ち着いた様子に思われました。時計を見ると、このとき時刻は16:45くらい。オチェーアノのディナータイムの開始は17:00からですし 予約していた時刻まではまだ少し時間があったのですが、予約時間が来るまでロビーなどで待てばいいかな~ と考えて 私達は雨に濡れたトスカーナの風景を眺めながら連絡通路を通ってホテルミラコスタへと向かいました。ホテルの正面玄関を入ってロビーを横切り、とりあえずミッキランジェロギフトにでも行って予約時間がやってくるまで待とうか... とレストランエリア前を通り過ぎようとすると。オチェーアノ店頭で予約者リストを抱えてゲストを迎えていらしたキャストさんが こんにちは~お待ちいたしておりました~ と声をかけてくださいました。こんにちは と夫が返し、 まだ時間が早すぎますよね... と言うと、なんと既に本日のオチェーアノのコースではディナー営業が始まっているらしく、「お約束の時間よりも早いですが もしよろしければテーブルの準備が整い次第ご案内ができるのですけれど... いかがいたしましょうか 」とのこと。ならば せっかくなのでその提案通りにしていただこう と、私達はそのまま店内に入り ウェイティングエリアで待つことになりました。(注:現在ディズニーホテルのレストランは国と千葉県からの要請に従ってアルコール提供時間や宿泊客以外からの予約などについて様々な制限をしているので、特にディナータイムではゲストの便宜をはかるため なるべく早めに案内してくださっているのかなーというような印象でした。)そんなわけで、私達はそれからすぐに奥のコースルームのテーブルに案内していただくことができました。ふたりだけで利用するにはもったいないような広くてゆったりしたソファーの席に着くと 目の前にはそこだけ照明が一際明るくなっているスペースがあり、綺麗にしつらえられた特別なテーブルがスポットライトの中に浮かび上がっていました。 これは現在オチェーアノで提供されているお料理のテーマ「スペイン」にちなんだデコレーションのようです。テーブルの上にはプティフールや今だけ提供されているワインなどが飾られているようでした。スペイン国旗の鮮やかな「赤」と「黄」は目も心も惹きつけるような強い力がありますよね。さて。今回もいつもと同様「プレシャスセレブレーションセット」を手配してあったので、キャストさんによるメニューの紹介が済むと テーブルには記念写真を撮影してくださる専門のキャストさんがやってきました。そしてそのあと、お祝いのお食事がスタート。お料理の方は、現在提供されているふたつのコースのうちから ふたりとも「“メディテレーニアン・ヴォヤッジ” ディナーコース ~スペイン~」の方を選ぶことにしました。メインでイベリコ豚も選べるグルメディナーコースの方もたいへん魅力的だったのですが、きょうはお食事のあとにデザートとともにプレシャスセレブレーションセットのケーキも登場することがわかっているので、なるべく量の少ない方を と考えた結果です。肝心の「お祝いの乾杯」については、現在わけあって禁酒中の夫は炭酸水のボトルをお願いし、私の方だけでもシャンパンをいただこうと グラスワインのセット「ミラコスタカルテット」をお願いすることにしました。キャストさんのお話によれば 現在のミラコスタカルテットは「スパークリング(今回はシャンパン)・白・白(オレンジワイン)・赤」の4杯セットで、それぞれレギュラーのグラスワインよりも少ない量での提供なので「4杯合わせてハーフボトルワイン一本分より若干少ないくらいの量」とのことでした。(夫に遠慮してワインを飲まずにいるより 楽しくお食事できた方がいいだろうと思って注文したのですが、結果的にディナーコースのお皿の数ともぴったり合って大正解でしたよ!)ところで本日のオチェーアノ ディナーコース。以前はあった真っ白なテーブルクロスが消えていました。私達が最後に利用した2021年の4月は ディナータイムのコース席ではまだテーブルクロスはあったのですが、その後こちらの席でもブッフェの時と同じようにテーブルクロス無しで営業するようになったみたいですね。これも社会状況の変化に伴う運営の変更事項なのかもしれません。以前からオチェーアノのこのコースの部屋~ケルプの部屋~は海の底を思い起こさせるような落ち着いた雰囲気の場所でしたけれど、白いテーブルクロスが姿を消したことによって気のせいかさらに深度が進んで より一層深く暗い海の底に沈んだ場所になったようにも思われました。が、ここ「オチェーアノ」は 過去何度も繰り返し書いてきたことですが 私にとっては数多くの思い出が漂う大切な場所です。時間が経って堆積する思い出も増えて 重みを増してより深くの場所に沈んだのだと思えば、それもまた一興なのかもしれません。ではでは。以下簡単にお料理を記録しておきますね。最初の前菜は、公式の表記によれば 「軽く燻製した鰆 イカのタルタル アホブランコのエスプーマ」。鰆のスモークとイカのタルタルにお馴染みアホブランコのソースの組み合わせです。アホブランコはにんにくを使って作る白いガスパチョとも呼ばれるスープのことですが、それをゆるいムース状のソースにしてたっぷり添えてあります。付け合わせに使われているピクルスの酸味や散らしてある野菜が もうすぐそこまで来ている「春」を感じさせ、またミラコスタカルテットの最初の一杯「二コラフィアット」にもよく合って気分が一気に盛り上がりました。(私はミラコスタのレストランに来るとだいたいいつも「前菜とスパークリングワイン」の組み合わせでじゅうぶん幸せになっちゃうんですけれどね!)ふたつ目のお皿も「前菜」とのこと。「ホロホロ鳥とオマール海老のバロティーヌ モリーユ茸のソース」です。見ての通り、ホロホロ鶏ロール です。ロールの中身はオマール海老だけでなく帆立も使われているとのこと。ヴァンジョーヌ(黄色いワイン)が使われているというモリーユ茸のソースはテリヤキソースにも似た甘みが感じられ、ローストしたクルミも添えられていて風味も良かったです。お魚は「アンコウのポワレ サフラン風味のナージュ キャベツのブレゼ カラスミ添え」。スープ仕立てのアンコウのポワレです。たっぷりのキャベツのブレゼも春らしくて良かったですし、カラスミの塩気もちょうどよかったです。なんと言ったらいいのか... とにかくものすごーく美味しいお魚料理でした。こういうお皿に出会うと お店でコース料理を食べるってやっぱりいいな~楽しいな~ って思います。お肉は「牛フィレ肉のポワレ エシャロットとタスマニアマスタードのソース 」。お皿の上の位置にあるのが「牛ほほ肉とインゲンのパートブリック包み」。付け合わせの小さなお野菜(芽キャベツ?やエシャレット?、金時人参など)も彩りがよくて、ひとつひとつちゃんと美味しくて、とても良かったです。デザートの前には、プレシャスセレブレーションセットのケーキがテーブルにやってきました。メッセージプレートは、定型文でお願いするとこんな可愛らしいチョコレートで用意してくださるようになったのですね。少し遅れてコースのデザートも。「カシスムース 赤ワイン風味のシトラスゼリー ブルーベリーヨーグルトアイス」とのこと。お皿にはフラメンコを舞う女性がチョコレートで描かれていました。見た目が完全なる「スペイン」です。そしてコースが終わるころ、記念品と写真がテーブルに届けられました。(写真部分は加工してあります)毎年 私が楽しみにしているオチェーアノでの夫の誕生日お祝い、今年もこれで無事終了です。最近はこのお店の運営状況も それをとりまく様々な状況もいろいろ変化している上に 私達自身の事情も時間の経過(加齢ともいう)につれてどんどん変化しているので、この私のお楽しみがいつまで続けられるかわからないのですが、可能な限り続けられたらいいな と思っています。食事を終えて席を立ち、お店を出る前にはブッフェのお部屋に飾られていたこんなフラメンコの踊り手さんもカメラに収めることができました。会計を済ませ、オチェーアノを出たのは19:00を少し過ぎた頃でした。私達はそれから 真冬の雨の中 傘をさしてディズニーシーステーションへ向かい、電車を乗り継いで家に帰りました。何度も繰り返す、同じお店でのなんてことのない いつもと同じの誕生日祝い。それでも私達にとっては一回一回が貴重な時間、不要不急では決してない 人生の中での大切なできごとです。《帰りに乗ったリゾートライナーは「typeC」でした》* オチェーアノ の “メディテレーニアン・ヴォヤッジ” ディナーコース ~スペイン~ *・軽く燻製した鰆 イカのタルタル アホブランコのエスプーマ ・ホロホロ鳥とオマール海老のバロティーヌ モリーユ茸のソース ・鮟鱇のポワレ サフラン風味のナージュ キャベツのブレゼ カラスミ添え ・牛フィレ肉のポワレ エシャロットとタスマニアマスタードのソース 牛ほほ肉とインゲンのパートブリック包み ・カシスムース 赤ワイン風味のシトラスゼリー ブルーベリーヨーグルトアイス ・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・2022年1月8日~3月31日(12000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
February 19, 2022
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(…その1から続く)9:50。美女と野獣エリアに戻り、「ファンタジーランド・フォレストシアター」への入場待ち列の最後尾につきました。(12:45開演の「ミッキーのマジカルミュージックワールド」初回。この日は初回のみ先着順でした。)ロープに沿って作られている待ち列は開演三時間前のこの時点で既に折り返していて、私達が並んだのは2列目中盤のようでした。(私達が何番目くらいなのかは見当もつきませんでした。)振り返ってみると さきほど朝一番に訪れた「美女と野獣」のアトラクションのあるお城が見えました。かなりちゃんとした雨が降っていたので腰をおろすこともできず、ここでこの後二時間以上待機。交代でお手洗いなど行く他は、周りの景色を眺めて過ごしました。12:10。列が大きく動き、シアターの建物が見えるところまで進んでいったんストップ。この後、人数を区切りながらゲストは何回にも分けてシアター内へと案内されました。キャストさんがゲストの着席状況(席の埋まり状況)を確認しながら、数十名ずつ中に入れていたようです。(安全のための配慮だと思います。)12:17。入場して1階席のサイドブロックの中盤通路沿いに着席。場内はバケーションパッケージ用などの予約席が大変多くて、私達が入場した時点では1階の中央ブロックはほぼ空きが無い状態でした。劇場の中の座席配置はディズニーシーのブロードウェイミュージックシアターにとても良く似ていました。ロビーの両サイドに2階席に上がる階段があることや お手洗いの位置もブロードウェイミュージックシアターと同じ。客席やステージや天井の「形」もよく似ています。が、劇場そのものも座席も なんとなく全てがブロードウェイミュージックシアターより一回りコンパクト。(ほんとに 図面を縮小して素材を変えて造ったの? って思っちゃいました。)木で作ったような雰囲気がいかにも「森の中」の劇場、小さな生き物も遊びに来そうなお伽話の中に登場する劇場 といった風情です。外観はこんな感じ。(ショー終了後撮影 一部加工してあります)12:45。「ミッキーのマジカルミュージックワールド」初回がスタート。システム調整による中断が多いという噂を聞いていたので 少しハラハラしながら観ていましたが、一応最後まで上演されました。(初めて観たのでこれが完全版だったのかどうかは判りません。)観終わってすぐの素直な感想は、「開演まで3時間近く待ったけれど、観られてよかった」というもの。内容に触れてしまうので詳細な描写は避けますけれど、出演するキャラクターが多彩なだけでなく、様々な演出技術や効果が採り入れられていて舞台装置もとても大がかり。出演者の衣装も舞台も大道具も華やかで、ダンスありアクロバットのようなものもありで、最初から最後までゲストを驚かせるようなシーンのオンパレードです。(こんなに各要素が盛りだくさんでは そりゃあシステム調整が頻発するわけだ と納得しました。)ディズニーランドとディズニーシーに長年通い詰めた者にとってはきっと「あのステージでやっていたあのショーの○○に似てる」といった 終了してしまったショーを懐かしく思い出させるようなポイントも多いのではないかと思います。また個人的には、1988年から東京ディズニーランドで上演されていた「ワンマンズ・ドリーム」と対になるような、「ワンマンズ・ドリーム」をウォルト・ディズニーから投げかけられた東京ディズニーランド自身とそのゲストが それから30数年を経た今 満を持して投げ返した「応え」のようなショーだなー ともちょっと感じました。――このすばらしい世界がひとりの男の夢から作り出されたことは何十年もかけてよく理解したよこれからは一方的に夢を与えてもらうだけじゃなく、自分たちの手で自分たちの新しい夢を探して世界を作っていこう!――と いうような。まあ、何の予備知識もないまま初めて観た私の第一印象にすぎないのですけれどね~機会があったらもう一度くらい見直してみたいですが、それもきっと難しいでしょう。このショーを観たいと願う人がみんな観られる日がやってくるといいなあ と思いました。13:15。ショー終了後 外に出て、シアター周辺の写真を撮ったり ベルの住む「村」をお散歩してあちこち眺めたりしました。この新しいエリア、なんというか、「美女と野獣」の世界の再現度がすばらしいですよね~物語の熱烈なファンの方々なら ディズニーランドに来て何もしなくてもこのエリアにいるだけで満ち足りちゃうのではないでしょうか。建物がきちんと作られているだけでなく山や森や滝などの自然の再現にも手を抜かない というのがディズニーシーとも共通していて、私は非常に好感を持ちました。美女と野獣のお城の全体像もカメラに収めたくて正面に行ってみましたが、この時間は中にあるアトラクションが「110分待ち」ということで、城門の中も外もびっちりゲストが並んでいました。13:30。ファンタジーランドの「キャプテンフックス・ギャレー」に行ってベーコンとパイナップルのピザとシーフードピザを購入。(ここは「ピッツア」じゃなくて「ピザ」なんですよね~)このお店のピザは、私達がディズニーランドの年間パスポートを所持していた頃(1988~1998くらい?)よく食べました。きっと 「冷静に考えたら美味しい物じゃないかもしれないけど、この場所で食べるとそれなりに美味しく感じちゃう食べ物 第一位!」 だと個人的には思います。ほぼ待ち時間無しで購入できました。13:40。(パレード直前ということもあり周辺に空きテーブルも空きベンチも見つからなかったので)アドベンチャーランドのアメリカ河に面したベンチまで行ってピザを食べました。こういう食事の仕方はいかにも「ディズニーランドに来た!」っていう気分になれて楽しいです。時折目の前を通り過ぎていく「ウエスタンリバー鉄道」「カヌー」「蒸気船」のうちのどれかに乗りたいね~ と夫と話しました。14:05。「蒸気船マークトウェイン号」乗り場へ。ディズニーランドでもやっぱり船に乗っちゃうのね~(実際のところは、カヌーは体力的に厳しいしウェスタンリバー鉄道には結構な待ち時間が生じていたのでこうなりました。)14:10。乗船、2~3分ほどして出航。船旅終盤、ジャングルの間からスプラッシュマウンテンが見えてくるこの感じが好きです。14:25。下船。そろそろディズニーランドを切り上げ、チェックインのためホテルへ向かうことにしました。14:30。ワールドバザールをお散歩。来園記念に「ペニーアーケード」で5月のスーベニアメダルを作りました。14:50。退園。再入園のためのスタンプを手の甲に押していただいて、ゲートを出ました。もう一度入園するかどうかわからないので、とりあえず東京ディズニーランドにさようなら。楽しかったよ!さあ、ホテルに向かいましょう。(その3 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 21, 2022
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ひょんなことから ふたりで東京ディズニーリゾート・トイストーリーホテルに宿泊することになりました。元々は今週末にホテルミラコスタに一泊し「クリスマスのディズニーシー&ミラコスタ」を楽しむつもりだったのですが、ホテル予約を含め計画を立てているうちに …前泊したらきっとラクだよね~ …それなら、まだ宿泊したことがないトイストーリーホテルをとってみるか~ …料金もリーズナブルだしね~などということになり、予約も意外に簡単にできてしまったため 私達のような年齢の夫婦二人連れには似つかわしくないことは承知の上で宿泊することにしました。下調べなしに衝動的に予約したので、トイストーリーホテル宿泊者がハッピーエントリーできるのはディズニーランドのみ(ディズニーシーは対象外)ということは予約成立後に知りましたけれど、まあそれでも土曜日の朝のスタート地点を「舞浜」にできるのですからね!気持ち的にも身体的にもかなり負担が軽減されるのは有難いので、ホテルの変更などはせずそのまま宿泊を決行することにしました。というわけで金曜日の午後に車で舞浜に到着。たぶん最初で最後のトイストーリーホテル宿泊になる可能性が高いので(?)写真多めにして記録は簡単にしておこうと思います。12:50頃。ホテル車路エントランスを入ると駐車場の手前でキャストさんがお出迎え。宿泊予約の確認と、駐車場についての丁寧な説明を受けました。(トイストーリーホテルは今のところ 宿泊者以外は敷地内に入れないことになっています。)ここでキャストさんからホテルのガイドパンフレットをいただいて。駐車場が離れているため、車をとめる前に荷物をおろして預けようと いったんホテルの正面玄関へ。…と、 なんじゃこれは!正面玄関脇の柱には落書きやシールがペタペタと…しかも段ボールだし!(実際には段ボールのはずは無いですが、段ボール感がたっぷり!すごい!)ふと振り返ると、こちらのタワー(排気施設かな?)も子供がマジックで描いたようなイラスト満載で手作り感いっぱいです。うわあ…ひょっとしてこのホテルの建物、アンディがブロックや空き箱や 自分のおもちゃで作ったの??(と、わかりきっていることを今さら実感する高年齢夫婦。)ちょっと感動して立ち尽くしていると、キャストさんが そうなんですよ~ と現れて、「ここはおもちゃのためのホテルなんです。」と おっしゃるので、夫が茶目っ気を出して …ではキャストさん あなたもおもちゃなんですか? とたずねると、「そうです。ここではキャストもゲストもみんなおもちゃです。おもちゃのホテルへようこそ~!」と、爽やかに返されてしまいましたよ~~そんなやりとりのあと立体駐車場の2階に車をとめて、時刻は13:15。(一度最上階まで行って景色を眺めたりしてたのでとめるまで時間がかかりました。)こちらのホテルは今のところ「駐車場料金を部屋付けにすることができない」そうなので 駐車サービス券発行機で一泊二日用の券を3000円で購入し(なんと現金のみの対応です)、ホテル敷地内の探検に出かけることにしました。さきほど宿泊確認の際にいただいたガイドマップの内側が「ホテル調査マップ」になっていて、完了するとキャストさんからシールがいただける という趣向になっているそうなので、チェックイン時間までの一時間半ほどで任務完了を目指すことにしたのです。で、まずはホテル敷地に入るところまで戻って始めよう と 徒歩用のエントランスまで続くくねくねした坂を下りていくと、こちらの入口の門のところにも車路側と同じように宿泊者確認用のタブレットを抱えたキャストさんが立っていらっしゃいました。(「ご宿泊ゲスト専用施設です」の看板)キャストさんが「ここを出て少し右手に進むとホテルのサインがあるので、そこでお写真撮るといいですよ~」とおすすめしてくださるので、お言葉に甘えて…これこれ、これですね!車で敷地に入る際には安全のため写真を撮ることを控えたので、ここでありがたく撮影。(当然ですが、ホテル看板も積み木やブロックのおもちゃ製です。)その後、さきほどのキャストさんの許可を得てホテル敷地内へ戻り、徒歩ルートの坂道を上って立体駐車場の脇を抜け 広場「スリンキー・ドッグパーク」へ。パーク営業時間中なので、この時間にここで遊んでいるのはおそらくチェックイン待ちのゲストのみだったのでしょうね。私達の他には小さなお子さんのいらっしゃるご家族が 一組、二組…といった感じだったので、思いがけず長時間を過ごし、堪能してしまいました。そして14:00前にホテルのロビーへ。ジグソーパズルが床材として敷き詰められたロビーには クリスマスツリーやリースも飾られていたのですが、何しろ初めて来たのでこれが通常仕様なのかクリスマス仕様なのかはわからず。天井はボードゲームでできているのですね~お土産ショップ「ギフトプラネット」や売店(コンビニ)「ショップ・トゥギャザー」をホテル調査をかねて覗き 少しお買い物もし、次はきょうの夕食の場所を確認しに行ってみました。ロビーの右手奥にある「ロッツォ・ガーデンカフェ」。入口の左手前に券売機があり、ここで食券を購入してから入店するそうです。夕食と朝食しか提供していないので、この時間は入口は閉まっていました。ホテルの真ん中には「トイフレンズ・スクエア」という中庭があり、客室キーがないと入れない旨の注意書きがありましたけれど、この時間はキー無しでも入ることができたので(敷地に入る時に宿泊者チェックしているから かもしれません)、ちょっとお邪魔してみました。リトルグリーンメンが迎えてくれる中 階段を上っていくと、凛々しいボー・ピープ(巨大)。そびえ立つウッディー(巨大)。彼らがどれくらい巨大かというと…後ろに写るブロックひとつの高さが「1客室(1フロア分)」ですからね~ 体の大きさはそこから換算してみてください。さて。ここまででホテル調査は9割がた終了し、あとは客室内の調査を残すのみ となりました。時刻は14:45。ロビーに戻ってキャストさんに声をかけると「チェックイン手続きしていただけますよ~」とのことでしたので、フロントデスクへ行ってチェックイン。(一組待ちくらいでした。)こちらのホテルのチェックイン手続きは全てタブレットでするんですね!何も予備知識が無かったのでびっくりしましたよ~宿泊特典で予約していたレストランも時間を早めに変更していただいて、15:00にはエレベーターに乗って客室階へ。客室フロアの壁は「塗り絵」でできていました。お部屋の扉を開けると。内部はこのホテルの製作者でもあるアンディの部屋。壁紙も 映画に出てくるアンディの部屋とそっくりです。室内天井のライトは星型。掛け時計はミッキー腕時計。デスクの上には、ピクサー映画といえば「これ」というライト。室内にクロゼットが無いのには面喰らいましたが、その代わり壁にハンガーがかけられていました。まあ、ここは「子供部屋」ですからね~こういったつくりもご愛敬といったところでしょうか。今回のお部屋は「ベイビュー」の高層階でしたのでカーテンを開けると大海原が広がっていて、まるで船に乗っているみたいでしたよ。もう少しお部屋の記録を続けますね。こちらはバスルーム。ほんとうに海外のお家の子供部屋に付随しているバスルームのような雰囲気の 非常にコンパクトなお風呂と洗面所とトイレでした。(アメニティも必要最低限をそろえたといった感じでした。)お風呂は洗い場付きで小さなお子さんがいるご家族でも使いやすいと思いますが、ちょっと狭いかな?面積的にはミラコスタやアンバサダーの半分ちょっとしかないんじゃないでしょうか、大人が複数で同時に入るのは難しいかもしれません。デスクの上には絵葉書。ホテルオーナー(?)アンディの描いた絵ですかね~?パジャマはバズとお揃い、スリッパにはウッディ。ベッドスローはウッディのバンダナでしょうか。ウッディのスリッパの裏には映画と同じようにアンディの名前がちゃーんと記されていました。そうこうするうち、時刻は16:15。日没が近づいて 海を眺めるのが好きな私は窓から見える景色から目が離せなくなってしまいました。陽が落ちると、富士山や東京ゲートブリッジのシルエットがくっきりと見えました。17:05頃。対岸には羽田空港もあり、機影も見ることができます。このころには灯りも点り、たいへんきれいな景色を眺めることができました。きょうはお天気が良くて幸運でした。ベイビューのお部屋にして良かったです。日没を見届けた後は、夜の広場や中庭を見に行ったり キャストさんに「任務完了」シールをいただきにいったり と、ロビーと客室の間を何回か往復しました。その際、エレベーターに乗り合わせた他の皆さんが「このエレベーター、ウッディの声だ!」(ウッディーが階数などを案内してくれるのです。)「ってことは反対側のエレベーターはバズなのかなー?」…などと盛り上がっていらっしゃったので、私達は館内をてくてく歩いて反対側のエレベーターにも乗りに行ってみたりしました。こちらは私達の客室に近いウッディーのエレベーターホールですが…反対側のエレベーターホールは本当にその通り「バズ」。乗り込んでみたら扉の中のデザインも案内の声もやっぱりバズ。トイストーリーホテル、さすがですね。17:30過ぎ頃、夕食の時間が近づいてきたので「ロッツォ・ガーデンカフェ」へ。こちらは館内にひとつしかない飲食施設、ブッフェレストランです。入口正面ではピンクのクマのキャラクター「ロッツォ」がお出迎え。(ピンクで見た目可愛いですけれど、悪い奴なんですよ~ 皆さんご存じですよね~)店内は広く、席もたくさんあります。明るくて清潔な インテリアの可愛い学食か社食かフードコートか といった感じ。お料理はいたって普通の一般的なブッフェ料理で、お子さんの喜びそうなパスタやピッツアやフライドポテト、ご飯やチキンライスなども用意されていました。(もちろん、オチェーアノのブッフェにあるようなワインに合う前菜風のものも何種類かありました。)このホテルらしいお料理といえば、ジェシーのトルティーヤロールとか…ロッツォのティラミスとか…ロッツォのお店だからでしょうか、デザートはピンクのものや 赤いベリーを使ったものが目立っていたように思います。こちらはブッフェカウンターの上のデコレーション。それからこのお店、自分でトレイやお皿を片付けるとキャストさんがごほうび(!)にシールをくださるんですよ~(大人にも普通にくださるんですよね~)制限時間もないらしいので、券売機でアルコール類を買い足してふたりで延々とおしゃべりなどしていたら2時間近くも経ってしまい、気付いたらとっくに19:30を過ぎていました。私達が入店した頃は周囲も空いていて使用しているテーブルもまばらな感じだったのですが、19:00台も後半に入ると急激にゲストが増えてきたようでした。チェックインの時に時間を早めに変更してもらって良かったなー と思いましたよ。その後は、花火(20:30スタート予定)をどこかで観られないかな~ と思って再び20:20頃にロビーに下りましたけれど、スマートフォンの公式アプリに「花火中止」のお知らせが出たので 少し館内探検したあと部屋に戻って早めにすむことにしました。(ちなみに21:00近くなった頃のロビーは私達が到着した昼間とは違って「大混雑」でした。パークが閉園してからはさらに混雑したのではないかと思われます。)突然降って湧いたような「東京ディズニーリゾート・トイストーリーホテル」前泊は こうやって過ぎていきました。明日はいよいよディズニーシーです。それも「クリスマス期」の「土曜日」の ディズニーシー。人が多くて思い通りには行かないことは前回三週間前の経験でよくわかっているのでのんびり過ごすつもりではいますが、さて どうなりますことやら。とりあえず、寝ますね。おやすみなさい。(翌日につづく)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 8, 2023
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さて、2月も後半に入り。夫の誕生日が近づいてきたので ホテルミラコスタ オチェーアノのコースルームに出かけてきました。電車で舞浜駅に到着したのは15:30過ぎだったでしょうか。PSをお願いしていた時間まではまだ少しだけ余裕があったので、私達はリゾートラインの一日券を購入して各駅で乗り降りしながらリゾートをぐるっと回ってからホテルミラコスタへ行くことにしました。(↓40周年ライナーにも遭遇することができました。もうこれで最後かも… ← ←最近ずーっとそんなこと言っていますけどね~)最終的にディズニーシーステーションで下車したのは16:30くらいだったと思います。ホームの端にある小さな改札を抜け 続く連絡通路を歩いて、ホテルミラコスタへと向かいました。途中右手に見えるパークエントランス脇のピクニックエリアの大島桜が気になってしばらく足を止めて眺め渡しててみましたけれど、まだ今日は2月の18日。ここ数日とても気温の高い日が続いているとはいえ「ソメイヨシノ開花600度の法則」に照らし合わせてみても(大島桜の場合は「550度」くらいでしょうかね~)達成には程遠く、蕾の気配を感じることは当然ながらできませんでした。ホテルミラコスタに入館してロビーに足を踏み入れたのは16:50くらい。冬の午後遅く、パークに面した大きな窓からは温かな光が入り あたりを美しい淡い琥珀色に染めていました。お店とお約束した時間まではまだ少しあるようだったので、ミッキランジェロギフトを覗いて新しくなった宿泊者限定販売品のトートバッグを見たりしてからオチェーアノの店頭に出向き ウェイティングエリアでテーブルの準備が整うまで待たせていただくことにしました。窓から眺める日没前のディズニーシー、パーク。日曜日だからでしょうか、きょうこの時間はパーク内ピアッツアトポリーノもここオチェーアノも目立った混雑はなく 落ち着いた様子に見えました。やがてお店の奥の方から初々しいキャストさんがお迎えにきてくださり、奥のコースのテーブルまで案内してくださいました。そして、たどり着いた本日の席はこんな場所。ゆったりしたソファーに落ち着いてふと窓の外を見遣ると、お店のテラス越しにプロメテウス火山の姿が見え 私は嬉しくなってしまいましたよ~きょうはお祝いのプラン(プレシャスセレブレーションセット)をお願いしてあったので、レストランキャストさんのメニュー説明の後にはまずはカメラキャストさんがやってきて 写真撮影をしてくださいました。その後 お料理とワインを注文してお食事を始めました。(お料理は「東京ディズニーリゾート40周年”ドリームゴーラウンド” グランドフィナーレディナーコース」、それに加えて夫はシャンパーニュ 二コラフィアットのグラス、私の方はグラスワインセット「ミラコスタカルテット」をお願いしました。)最初にテーブルにやってきたのはシャンパーニュ「二コラフィアット・レゼルヴ・エクスクルーシヴ・ブリュット」のグラス。(ワインセットのスパークリングワインも本日は同じ二コラフィアットでした。)ネイビーブルーのラベルの二コラフィアットは一般には販売していない(ホテルや飲食店向けの)ものだとずーっと前にも教えていただいたのですが、やはりこれ美味しいです。柑橘やリンゴやハチミツが交じり合ったような…なんというかシャンパーニュ独特の香りと味わいがいっそう強く感じられて私は好きなんですよね~量の多い方が夫の注文した通常のグラス、少ない方が「ミラコスタカルテット」の一杯目のグラスです。ミラコスタカルテットは4杯合わせてハーフボトル一本弱くらいのアルコール量だそうですけれど、一杯目のこれは結構しっかりした量を注いでくださったようです。ふだんはアルコールを控え気味な夫もお誕生日祝いの今日は特別 ということで、ありがた~く乾杯させていただきましたよ。そして コースがスタート。(以下 いつものように簡単に記録です。)始まりは冷たい前菜からです。「鰤のマリネ 季節野菜とアワビのプレッセ シトラスサルサ」との表記ですが…前菜が盛り付けられた どんどん深くなっていく海のような美しい色合いのお皿がテーブルにやってきて、 わあ きれい …と見とれていると、白い手袋をしたキャストさんが現れて 手に持った柚子をたっぷりとすりおろして仕上げてくださる という趣向でした。このお皿の主役は薄く切ったブリのお刺身と紫大根のマリネで、くるくると巻いてお花のように形づくられていました。サラダの下には季節野菜とアワビの寄せもの(プレッセ)。黄色いのは柑橘のサルサ、白いのは柚子胡椒のフォームとソース。どれをとっても「美味しい」としか評しようがない前菜で、シャンパーニュにもとてもよく合い、もう一皿おかわりしたいくらいでした。(後日談ですが、ここでいただいた鰤の印象がとても良かったため 翌日からスーパーに行くたびに私は鰤に目をとめてしまい、しばらくの間我が家の夕食には鰤が頻繁に登場しました。)次に温前菜。可愛らしい器でやってきたのは伊勢海老のフリットをたっぷりトッピングしたフラン。土台は菊芋のフランと菊芋のピュレ。その上にアーモンドの衣をまとった伊勢海老が贅沢にごろごろと盛られていて、ものすごーーーく美味しいものを食べてしまった… というのが素直な感想でした。お魚料理はハタのポワレと手前のはタイラガイ、黄色いソースはサフラン風味のエミュルション。付け合わせは春菊など。ハタの皮目がパリッパリで食感も香りも楽しめてたいへん良かったです。お肉料理は牛フィレのロースト。ソースは黒っぽいのがマディラソース、白く散っているのが根セロリのソース。付け合わせはお肉の向こう側にミモレットチーズと蓮根のグラタン、プチヴェールの素揚げとアンディーヴのピクルス。手前の小さなお芋は「アピオス」だそうです。 メモ:本日の「ミラコスタカルテット」 (スパークリング) 二コラフィアット・レゼルヴ・エクスクルーシヴ・ブリュット (白) レ・モンデ・ソーヴィニヨンブラン・フリウリ (白) アロイス・ラゲデール・ゴーン・シャルドネ (赤) キャンティ・クラシコ・レゼルヴァ・カステッロ・ディ・クエルチェート (6000)そしてこのあとがデザート というところで先にお誕生日のケーキが登場。テーブルについてくださっていたキャストさんが「ぜひ、ぜひお祝いの歌を!」(感染症対策で長い間控えていた歌のプレゼントを昨年半ばから再開したということでした)ということでお二人で手拍子とともにバースデーソングを歌ってくださり、数年ぶりの楽しく賑やかなお祝いとなりました。そうですよね。四年前まではパーク内でもホテルでも、レストランでの誕生日祝いの場面にはいつもキャストさんたちの「歌」が添えられていたのですよね。いつのまにかそんなことすっかり忘れてしまっていたけれど、今夜自分たちのテーブルで四年前までと同じ光景を目の当たりにして かつての舞浜での日常をようやく思い出しましたよ。ケーキに続いて、コーヒーと共にコースのデザートもやってきました。真ん中の細長いのはチョコと紅茶のムースのミルフィーユ、右の白いのはローズ風味のミルクジェラート。左右にはフルーツとアガーで作ったゼリー。お皿の上部には40周年のドリームガーランドも飾られていました。19:15頃には「ビリーヴ!~シーオブドリームス~」に備えてテラスへの扉が解放されたので、外へ出てみることにしました。(ショーは本日は19:20スタートでした。)私はこのショーは導入部分が一番好きなので、最初の5分くらいはしっかりと鑑賞、そのあとはぼんやり眺めて楽しみました。ショーの終盤、ミッキーとミニーの登場はしっかり見届けましたよ!ショーが終了して室内に戻ると、食事の前に撮影した写真と記念品がテーブルに届けられました。お祝いのオプションプラン「プレシャスセレブレーションセット」の内容に専門のキャストさんによる写真撮影が含まれるのも本年6月末までとのこと。今まで毎年のようにオチェーアノで写真を撮影していただいてましたけれど、無くなってしまうとなれば それも全てが貴重な思い出の品になりそうです。ここ最近は本当に、コースの席の確保が困難を極めている上に (同年代の方ならきっと頷いていただけると思いますが)様々な事情や突発的事態に巻き込まれて日々の予定を急遽変更せざるをえなくなることもよくあり、――こんなこといったいいつまで続けられるんだろうか…―― とついつい思ってしまいがちですが、とりあえず今年もなんとか無事にオチェーアノのコースで夫の誕生日祝いをすることができました。ホッとしました。今回関わってくださった全ての皆さま、飾らない笑顔とまっすぐな言葉と心遣いをどうもありがとう。キャストさん達に見送られてコースの部屋をあとにし、会計を済ませてお店を出たのは20:00を10分ほど過ぎた頃でした。ホテル正面玄関を出て連絡通路を歩いていると、パーク内からは本日の花火は中止になる旨のアナウンスが聞こえてきました。花火が無いとなれば…パーク閉園時刻まではまだ30分以上を残しているけれど きょうは日曜日、帰宅を早めた方も多かったのでしょう、リゾートラインも東京駅に向かうJR京葉線も予想通りの大混雑でした。それでも、私の楽しみのひとつである「夫の誕生日を全力で祝う」ということを今年も達成できたという満足感は何物にも代えられません。私にとっては幸せな冬の夜の帰り道でした。(※帰り際に撮らせていただいたブッフェカウンター上のデコレーション)* オチェーアノ の 東京ディズニーリゾート40周年 “ドリームゴーラウンド”グランドフィナーレ・ディナーコース *・鰤のマリネ 季節野菜とアワビのプレッセ シトラスサルサ・イセエビとアーモンドのフリット 菊芋のフラン・ハタのポワレ サフラン香るエミュルション・牛フィレ肉のロースト マディラソース レンコンとミモレットチーズのグラタン・紅茶とチョコレートのミルフィーユスタイル ローズミルクジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・2024年1月9日~3月31日(13000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
February 18, 2024
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(…その4から続く)ファンタジースプリングスに ホテル側からではなくエントリーウェイ側から入る場合は、洞窟を抜けた先の分かれ道を左手に進むと「ピーターパンのネバーランド」へ、右手に進めば「ラプンツェルの森」へと行くことができます。午前中に「ラプンツェルのランタンフェスティバル」を体験した際に私は「暗くなったら絶対にまた来てみよう」と心に決めていたので ファンタジースプリングスに舞い戻った後はとりあえず右手の道を進んだのですが、この時間(18:00過ぎ)のラプンツェルの森はまだ明るくて昼間とそう変わらない雰囲気だったので お隣のフローズンキングダム「アナとエルサのフローズンジャーニー」の方へ先に行くことにしました。アトラクション入口前に着いたのは18:10頃で、今回は朝とは違って左側のプライオリティ・アクセス・エントランスへまっすぐ向かいました。右側の 朝方は「ゆっくり建物の中を見てから乗る」ルートとして使われていたスタンバイパスエントランスの方はこの時間 待ち時間はチェックしませんでしたけれど建物の外のロープ内まで列が伸びていたようでしたが、プライオリティ・アクセス・エントランスの方は乗り場までほぼ待ち無しで、本当にびっくりするくらいすぐ船に乗れてしまいました。(朝方はこちらのエントランスも屋根下のロープ列からはみ出るくらい並んでいたので おそらく乗るまでには5分以上かかったのではないかと思われます。)本日二回目となる「アナとエルサのフローズンジャーニー」は写真も撮らずにじっくり楽しみましたけれど、内容の素晴らしさを再認識したのももちろんですが、「こんなに複雑なアトラクションなのに よくもまあ止まらずに壊れずに一日中ちゃーんと動いてるなあ…」と感心することしきりでした。(詳しく説明できなくて申し訳ないのですが、乗ったことのある方ならきっとこの気持ちをわかってくださるんじゃないか と思います。)今後このアトラクションでいわゆる「システムダウン」に当たってしまっても、なんか納得して許してしまいそうな気さえします。全てがさらに順調に運ぶような改良を今後していけるといいなあ と素人ながらも思ってしまいましたよ。それからこのアトラクション 朝方はなんだか体験時間がとても長いように感じたのですが、あらためて意識して時間を計測してみたら船に乗って実際に物語を辿っている時間は6分ちょっとだ ということがわかりました。船に乗り込んでから出発するまでの時間と物語が終了してから下船場所に着くまでの前後の乗り降りの時間も含めると8~9分くらいの体験時間になるようです。(混雑具合によってこのあたりは変わってくると思いますけれど。)その後はネバーランドへ行って「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」へ。朝の体験で「これは私のような老体にはちょっとキツいかも」と思ったので積極的に乗りたい気持ちはそんなになかったのですが、夫が「食事した後では絶対ムリだと思うから今のうちに行っておこう」というので 納得して。アトラクションのプライオリティ・アクセス・エントランスを入ったのは18:25過ぎ頃、そこから3Dメガネを取る場所の手前まではほぼノンストップでしたが、スタンバイパスエントランス利用のゲストと合流した後のこのメガネを取る場所が非常に混雑していて押し合いへし合い状態で 通過するにも相当に時間がかかり(今日この時間たまたまだったのかもしれませんけれどね)、正直「この混乱ぶりはどうにかならないものか…」と思ってしまいました。(朝方がたいへんスムーズでしたので尚更でした。)乗り場にたどり着いて船に案内されたのが18:45くらいでしたので、プライオリティ・アクセス・エントランスを利用しても20分近くかかったことになります。きょうの中で一番「乗るまでに時間がかかった」アトラクション体験になりました。さて、本日二回目の「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」は。一回目に乗った時は予備知識がまったく無かったので勝手がわからず、ピーターの動きにつられてあっち向いたりこっち見たり、状況を把握しようととにかくキョロキョロしすぎて途中で「ああ…ついていけない…」と思ってしまったので、今回は目を見開くのも控えめにして頭も動かさず 子供たちを見守るようなつもりでゆったりした気持ちで目の前の光景を眺めて過ごしたところ、無事楽しむことができました。たぶん、人間の脳って 老化してくると多種多様な情報や初体験の体感などを全部同時に把握して瞬時に処理する力が衰えてくるのでしょうね。外部からの情報を取り込む→処理する→対応する の間に生まれてしまう僅かな時間差が、心身にちょっとした不具合を招いてしまうのかもしれません。年齢が上がっても普段からこういった「最新技術の詰め合わせ」みたいな世界に接し続けてスリリングな毎日を過ごしていらっしゃる方にとっては この「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」くらい まったく何の問題もないアトラクションだと思いますが、そうでない方は事前に多少の情報を得て心の準備をしてから利用なさった方が良いかもしれませんね~そして、繰り返しにはなりますが、「若くて元気な方々にはぜひぜひ一度体験していただきたい」。当面の間は混雑もするでしょうし、そもそもエリアに入るのすらひと苦労でしょうけれど、未来のある皆さんには機会があればぜひこの新しい世界に触れていただきたい という思いを、朝方にも増して私は強くしたのでした。ピーターパンから出ると、時刻は19:00。あたりはようやく薄暗くなってきて灯りも点り始め、いよいよ「…これはラプンツェルの森にランタン見に行くチャンスか?!」と思いましたけれど…夕食をモバイルオーダーした時間が近づいてきてしまっていたので、私達は「スナグリーダックリング」へ向かうことにしました。(モバイルオーダーは便利なシステムで重宝しますけれど、受け取り時間に1分でも遅刻すると自動的にキャンセルされてしまうそうなので、注文時に受取時間を想定してうまく選択するのはなかなか難しいですよね。)こちらのお店は「塔の上のラプンツェル」の中に登場した酒場をモデルにしているそうですが。スナグリーダックリング というお店の名前は「ふわふわ可愛いアヒルちゃん」とでも訳せばいいのでしょうか…その呼び名の通り こちらの店内には子アヒルのモチーフがあふれていました。お料理を受け取るエリアにも。ダイニングエリアにも。「酒場」のイメージにはそぐわないような可愛らしいアヒルの姿がいっぱいです。席に着くと、イスの背にまでアヒルがいたのでびっくり。もちろんお料理をのせるトレイもアヒルちゃんのデザイン。私達が受け取った料理を抱えてダイニングエリアに入ったのは19:15くらいでしたが、この時間は簡単に空席を見つけられるような状況でした。(席数多いのですね。)注文していたのは「ダックリングドリームバーガー」「フライドシュリンプバーガー」「スイーツエバーアフター」などで、どれもたいへん美味しくいただくことができました。(パーク内のレストランで「これ美味しい!」と感じるバーガーに久しぶりに出会った気がします。)いずれもボリュームがあり、若くない私達には 食べきれるか? と不安になるくらいでしたよ~店内のあちこちには映画を思い起こさせるような装飾がたくさんあるようで(私は一度しか観たことがないのであまりピンとこなかったのですが)、時間をかけて店内を見て回り ひとつひとう熱心にカメラに収めていらっしゃる方も多かったです。それぞれ何かエピソードが隠されていそうな店内の装飾をぼんやり眺めながら食事していたら、私も機会があればもう一度映画を観直してみたいものだなあ という気持ちになってしまいましたよ~(ファンタジースプリングスにいると、随所でそう思ってしまいますが。)作品の世界をテーマにしたエリアをパーク内に誕生させるということは、きっとこういう効果も期待してのことなのでしょうかね~食事を終えて19:55頃にスナグリーダックリングを出ると、外は昼間とは状況が一変、文字通り「ランタン祭りの夜」になっていました。「暗くなったら絶対行きたい!」と思っていたランタンフェスティバルに やっと行くことができそうです。私達は お店のすぐお隣にあるアトラクション「ラプンツェルのランタンフェスティバル」のプライオリティ・アクセス・エントランスに入り、頭上にランタンが点る小径を歩いて乗り場へと向かいました。上を見上げて写真を撮影する時以外は立ち止まることもなく、ゆっくり歩いて1~2分。乗り場の建物の中でスタンバイパスエントランスからの皆さんと合流するとすぐに舟に案内され 水路に出ることができました。こちらのアトラクションも本日二回目になるので、今回は名場面をしっかりカメラに収めることもできました。さっきまでいた酒場「スナグリーダックリング」も忘れず撮影。ほんとほんと、お店の外観 このとおりだったのよね~ああ やっぱりこの場面はきれいですねえ…短い船旅を終えて舟を降りると、建物の外へ出てからもランタンの灯りはずーっと続いています。温かな色の光に導かれて 思わず折り返してもう一度プライオリティ・アクセス・エントランスに入りそうになりましたよ。ラプンツェルの森は夜になるとこの数多くの「ランタン」の灯りのおかげでエリアの一体感が高まるのですね。次回また「ファンタジースプリングス・マジック」を利用してパークを訪れることがあったなら、夜はこのアトラクションを何度もループして過ごすのも楽しいかな と思いました。さて、この時点で時刻は20:10。20:30の花火は既に中止が告知されていて、残るパーク時間はあと50分。――ファンタジースプリングス内のアトラクションにもそれぞれ2回ずつ行けたことだし、そろそろ帰ることを考えようか。疲れたのか夫はそんなふうに言いましたけれど、私の方は時間が許すようなら最後にもう一回「アナとエルサのフローズンジャーニー」を体験しておきたい気持ちがあったので、そのままお隣のフローズンキングダムへ。すっかり夜の景色となったフローズンキングダム。雪山と氷の宮殿は暗くなるとこんな姿になるのですね。映画の中みたい。この時間、このエリアにいらっしゃるキャストさん達は「21:00になるとエントリーウェイは通行できなくなる」ことをあちこちでアナウンスし始めていらっしゃいましたので、ゲストの皆さんも時間を確認しながらちょっと忙しない様子でしたよ。「アナとエルサのフローズンジャーニー」の前まで来ると、夫は 僕はいいから一人で行ってきなさいよ と言いましたので(珍しく人気アトラクションにいっぱい行ったので人酔いしちゃったみたいです)、お言葉に甘えて私はひとりでプライオリティ・アクセス・エントランスへ。今回もそんなに待たずに乗り場まで案内していただけて、もう何度もこのアトラクションに乗っているらしい熱烈なファンの皆さんと思われるグループや 朝早くに取得したスタンバイパスを利用して「やっと来られた~」とやや興奮気味な皆さんなど、さまざまな方と一緒に船に乗り込んで本日三回目の物語の旅へと出発しました。今日の最後に 素晴らしい歌声をききながらひとりで巡った姉妹の物語は 朝と夕に訪れた二回の時よりもいっそう心に沁みるものがあり、夫を外に置いてでも乗りにきてよかったな と素直に思いました。ありがとうございました。良い体験でしたよ。アトラクションから出て 外で待っていた夫と合流した時には時刻はもう20:30になっていました。私達はそのまま城門から出て アレンデールの町を通り抜けてホテルの方向まで戻りました。ホテル前にたどり着くと、午前中も写真を撮ったミッキーの噴水(泉)はブルーの光に照らし出され、昼間とはまた違った雰囲気になっていました。ホテルの一階部分にあるショップ「ファンタジースプリングス・ギフト」の前には入店待ちの列がまだあったように見えましたけれど、この時間からでも入店待ちの列に並ぶことができるのかどうかは定かではありませんでした。そして20:40。私達はきょう一日の大部分を過ごしたおとぎ話の森を離れ、ファンタジースプリングス・エントランスのゲートを出ました。 初めて歩いた森、初めて乗ったアトラクション、初めて触れた新しい世界。何もなかったところに生まれ出たファンタジースプリングスは本当に 誰かが魔法の杖を振ったら一瞬で地上に現れたかのような あるいは「目を閉じてみる夢」のような、成り立ち自体がまるでおとぎ話そのもののような世界でした。ホテル館内に戻ってからは、帰る前にもう一度 と 3階レセプション前の扉を出てパークを見渡せるテラスへ行ってみました。泉のある場所なのでしょうか、暗い森の中 木々の間に点々と浮かび上がるブルーの光が印象的でした。森の向こうにアレンデール城が見えるこの景色も、なんか言い方がおかしいかもしれませんけれど「ああ、お隣の国のお城が見えるわ…」なんて つい思ってしまいます。(さっきまであのお城の近くにいたのよね~)おとぎ話の森を一望できるこのテラスにいると、なんだか自分がこのお城に住んでいるお姫様になったような気分になるのですよね。小さいころによくそんな自分を妄想したものですが、まさかこの年齢になって再びそんなことを思うなんて…笑ってしまいますが、それもこの場所の持つ力ゆえ なのでしょうね~いよいよ帰りに向かおうと正面玄関横にあるベルデスクに行ったのはちょうど21:00頃でした。こちらのホテルのベルデスクは荷物預かりの他にパークチケットの販売も行っているため 予想していたことではありますが この時間は大混雑で、順番待ちの列はグランパラディラウンジ脇の階段上を通り過ぎてファンタジーシャトーラウンジのソファーのあるエリアまで伸びていました。列に並んで数分待っていると 前から順にキャストさんが回っていらして用件をきいてくださったので、私達は 預けた荷物を車寄せに用意してください とお願いして列を離れました。屋外駐車場にとめた車へ向かうために長い廊下を歩いてエレベーターホールへ向かうと、こちらにもまたまた大層な列ができていました。(なにせエレベーター4基しかありませんからね~)私達は客室フロアへ上がるわけではなく1階に下りたいだけだったので、エレベーターの裏手にある階段を利用して1階の屋外駐車場へと向かうことにしました。駐車場からくねくね坂道をのぼってホテルの正面玄関に車を着けると、そこでは到着時と同じ 元気いっぱいのドアサービスキャストさん達が多数待ち受けてくださっていました。私達と同じようにホテルを発とうとする車。 到着する車。ファンタジースプリングスホテルを利用するゲストはみんな行動のパターンがよく似ているので、こちらの正面玄関車寄せもパーク閉園後のこの時間帯は当然 かなり混みあっています。キャストさん達の緊張もピークに達しているはずなのですが、不思議とそこにはピリピリとした感じは一切なくて明るい声ばかりが飛び交い、忙しさを楽しんでいるかのような活気にあふれていました。私達の荷物は既にワゴンに載せられて車寄せまで届いており、受け渡しも積み込みもスムーズに行われて、最後に助手席の窓側に姿を見せたキャストさんは 私が今まで舞浜のホテルの車寄せで見た中で一番と言ってもいいくらいの飛びっきりの笑顔で「またぜひいらしてください。お待ちしております。」と声をかけてくださり、 行ってらっしゃいませ! と元気に手を振って見送ってくださいました。ディズニーシーの奥のそのまた奥に「ファンタジースプリングス」という場所がオープンするという その詳細を知った時、「入場するのもホテルを予約するのも並大抵じゃなさそうだから 新しいエリアに足を踏み入れることができるのはきっと一年後くらいになるんじゃないか」と 私は思いました。が、ひょんなことから意外に早くその日はやってきて、準備も何も整わないまま 私は今回ファンタジースプリングスホテルにやってきました。おそらく今回こちらのホテルに宿泊していなかったら、不勉強で予備知識もないまま新しい世界に向う見ずにも飛び込んじゃった私は こんなにも幸せな気持ちで舞浜を去ることはできなかったでしょう。ファンタジースプリングスホテルに宿泊したからこそファンタジースプリングスをじゅうぶんに楽しむことができた ―― そう言い切っても決して過言ではないことは 明らかです。だからね。私はきっとまたここへ来るでしょう。ディズニーシーに「ある日突然降って湧いたように出現した(!!)」大きな森を再び探検するために。まだまだよくわからないこの場所の不思議を、今回の滞在では上手に探しきれなかった新しい何かを確かめてしっかりと記憶に刻むために。この地で描く私のおとぎ話はまだまだ小さく未完成で、これからもそれは 描かれ続けていくのでしょうから。(おわり)(夜のローズコートにて)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 29, 2024
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(…その3から続く)エレベーターを降りてホテルの車寄せ脇を通り、チェックイン開始前とあってまだ静かで落ち着いた様子のエントランスから階段を下りて、ファンタジースプリングスホテルを象徴するような美しいラウンジ「グランパラディ・ラウンジ」の店頭に出向いたのは お約束の時間ほぼぴったりでした。こちらのお店に入店するための予約が取れたのはほんの数日前、いよいよ今週末に出かける という段になってのことです。来年1月のお正月明け頃からは予約が無くとも入店できるようになるそうですが 確実に入店するためには今はまだ予約購入サイトからのプライオリティーシーティング取得が必要で その取得さえもなかなか難しいらしい ときいていたので、当初は今回の滞在中にこちらのお店にお邪魔することなど全く考えになかったのですが。ある夜、宿泊予約事項(レストラン予約時刻など)のおさらいをつらつらとしていたらうまい具合にチェックイン前に伺える時間帯とチェックアウト後に伺える時間帯に空きを見つけたので、慌ててバタバタと予約を入れて今日こうしてここにやってきたというわけです。利用が宿泊者に限られていてその上プライオリティーシーティング対応のお店となれば 公式情報以外の巷の情報も少なく、このお店が「ティーラウンジらしい」ということ以外よく知らないままに来たのでやや緊張気味で名前を告げると、すぐに目の前に現れたキャストさんは親しみやすさと礼儀正しさを兼ね備えたディズニーホテルらしさをもって席まで案内してくださったので なんだか安心しましたよ。明るくて天井の高い 不思議な空間をふわふわと歩いて、着いたのはこんな場所。特徴的な形の窓からパーク内の森を望むことができ、水を操る魔法使いの弟子ミッキーの姿も見ることのできる窓辺のテーブルでした。そしてキャストさんが差し出したメニューは、この見目麗しさ。なんだこれー! こんな綺麗なメニュー 舞浜では見たことない…そう思って手に取って開けてみると、表紙の内側もまたまたきれい。お花が咲いています。6月下旬に初めてこのホテルに足を踏み入れた時、館内に植物のモチーフがあふれかえっているのを見て ――このホテルって、ある日突然 花や樹木みたいに地面から生えてできたんじゃないのー?このホテル自体がもしや 植物そのもの なんじゃないのー???… なーんて 私はひとりでおとぎ話のような妄想を繰り広げて舞い上がっていたのですが、その独自の「ファンタジースプリングスホテル『実は植物』説」が 私の中でますます確固たるものになりそうです。メニューの美しさに感心しているとキャストさんが小さなカップに試飲用の紅茶を入れて持ってきてくださったので(アップルクランブルティーという季節のおすすめ紅茶でした)、それをいただきながら私達は注文する品を決めようと話し合いを始めました。ところで ひとつよくわからない点があるのですけれど。宿泊予約特典を付ける際にこちらのお店の予約枠は表記が違うものが二種類あって、私達は今日は店名のみの枠、明日のチェックアウト後は店名のあとに(デザート)とついている枠の予約が取れているのですけれど…きょうは私達、いったい何を注文したらいいのでしょうか?すると キャストさんがおっしゃるには「デザート と但し書きがある方は『デザートセット』だけは必ずご注文いただくというご予約(ほかの物も追加注文可能)、何も但し書きが無い方はそのデザートセット以外なら何でもご注文いただけるご予約です(ただし時間によって品切れもあり)」とのことでした。なので、今日のところは 私はデザートセット以外から「シーズナルケーキセット(現在はモンブラン)」をお茶はダージリンスプリングタイムにして、夫はお食事メニューから「ツナのコンフィとセミドライトマトのタルティーヌ」にコーヒーを追加してお願いすることに決め、あとは注文した品がテーブルに届くまで美しい店内を仰ぎ見ながらしばらく時間を過ごすこととなりました。(目の前にある柱にも植物があしらわれていました)(天井にはミッキーも潜んでいるそうです)やがて まずやってきたのは夫の注文した「ツナのコンフィとセミドライトマトのタルティーヌ」。トーストしてある大きめのスライスバゲットの上に彩りの良い具材がたっぷりとのせてあります。具材はツナのコンフィとセミドライトマトの他、じゃがいもやブロッコリー、ラディッシュ、ハーブやエディブルフラワーや小さな葉物野菜。お野菜がまるで草木が生えているように盛り付けられ サラダや紫キャベツのピクルスもこんもりと山盛りにして添えてあるので、お皿全体がまるで森の中の花咲き乱れる小山のようです。目の前の窓から見える景色のようだなあ って、ちょっと思いました。土台となるバゲットにはあらかじめ切れ目が入れてあって三分割できるようになっていたので、私も一切れいただきましたけれど、大変美味しかったです。いつか機会があればまたこれを目当てに昼食に伺っても良いなあ と思うほどでした。※こちらのお店のナプキンは美しい藤色でした。少し遅れてやってきたシーズナルケーキセットの「モンブラン」。たった今 栗のペーストを絞り出して形造ったとのことで、非常にデリケートなデザートでした。土台は底部分以外は少量のクリームのみで 栗の割合がとても高いモンブラン、幸福度の高いモンブランです。「もう当分モンブランは食べなくてもいい(これ以上に素晴らしいものにはなかなか出会えないだろうから)」と心底思いました。(夫にもひと口分けてあげたら大変気に入ったようで、もうひとつこれを追加で頼もうかと悩んだ末 思いとどまっていましたよ。)メモ:本日のグランパラディ・ラウンジ・ツナのコンフィとセミドライトマトのタルティーヌ サラダ・スープ付き 2800円(ドリンク別)・シーズナルケーキセット 紅茶またはコーヒー付き 3000円 (現在はモンブラン 近々内容変更予定)チェックイン前にちょっとお茶飲むくらいのつもりで訪れたのに(「ラウンジ」だものね) そのあまりの快適さに長居をしてしまい、席を立ったのは15:00。グランパラディ・ラウンジから階段を上ってファンタジーシャトー・ラウンジへ出ると、レセプション前には既にチェックインの順番を待つゲストの列ができていました。この時間、私達の前に並んでいらしたのは5~6組ほど。10分足らずで順番がやってきて手続きもスムーズに終わり(初めて宿泊した時のチェックインの際にとても「びっくり!」したキャストさんの例の決め言葉のご挨拶は今回はありませんでした)、エレベーターに乗って6階に上がり 15:20過ぎにはローズコートサイドに位置する客室に入ることができました。さて。本日私達が予約していたのは「ローズコートサイド スーペリア・アルコーブルーム(パークビュー)」というお部屋です。「ローズコートサイド」を利用するのも初めてだけれど、アルコーブのあるお部屋というのも実は私達はこれが初めてなので いったいどんなお部屋なのだろうかと大変楽しみにしていました。(東京ディズニーランドホテルにはこのアルコーブ付きのお部屋がたくさんあるそうですが、今まで宿泊する機会がありませんでした。)部屋の中に足を踏み入れると、客室の内装は前回宿泊したホテルエントランスサイドの客室と大きな違いはないようでしたが。部屋の奥まで進んでみると、前回泊まったスーペリアルームではソファーが置かれていたあたりの壁がくぼんでいて ベッドのようになっていました。ほほう。こちらが「アルコーブ」ですか。ベッドとしてもソファーとしても使えそう。壁には まるでラプンツェルが描いたのか と思われるような弾むように楽しい絵も描かれています。そんなに高さが無いので小さなお子さんがお休みになるベッドとしても安全に使えそうです。私達のような大人二人連れにとっては荷物を置くのにも良さそう、ここで荷物を広げれば部屋の中が散らからずに済むので便利ですね。そして、前回の宿泊の際には気付かなかった内装のキャラクター要素も今回は忘れずにチェック。壁に浮かび上がっている「バンビ」の一場面。ベッドのヘッドボードの植物の中に隠れているという…カメレオンの「パスカル」も無事発見しました。バンビもパスカルも 私達の後でこちらのホテルに宿泊した別々の知人から教えてもらってその存在を知り、「次に行ったら絶対この目で見てこよう」と思っていたので 見られて良かったです。(こちらは前回から気づいていたクローゼットのラプンツェル)部屋の様子を確認した後は、シフォンのカーテンを開けて窓から外を眺めました。おお。プロメテウス火山が見える。真下には、部屋の名前通り「ローズコート」が見えています。一応「パークビュー」というカテゴリーを予約したものの、「ローズコートサイドの部屋ってちょっと奥まっててパークからずいぶん距離があるんでしょ?パークなんて見えるの?」…と やや懐疑的だったのですが、確かに距離はあるものの、ディズニーシーのパークの特徴的な建物などはちゃんと見えました。(疑ってごめんなさい。)左から、レイジングスピリッツ、プロメテウス火山(その陰に隠れるようにタワーオブテラーもちらっと見えています)、SSコロンビア号の煙突、ネバーランドのスリルム山、インディージョーンズの神殿、ニモ&フレンズ・シーライダー…などなど。手前のローズコートの存在感が強烈なのでついついそちらに目が行ってしまいがちだけど、確かにパークビューではありますね!それからもうひとつ パーク側のお部屋ならでは の 素敵なことが。こちらのお部屋、窓を開けるとファンタジースプリングスのパーク音楽がきこえてくるのです。前回ホテルエントランスサイドのお部屋に泊まった時も運よくプロメテウス火山やスリルム山を窓から見ることができて私は飛び上がるほど喜んだのですが、パークのBGMをきくことまではできませんでしたからね~パークの景色を眺めながらファンタジースプリングスの音楽をきくことができるなんて、このホテルの中でもパーク側のお部屋だけのささやかな特権だなあ って思いましたよ。室内の様子と窓からの景色をしっかり記録した後は、30度近い高気温の中で過ごして少々疲れた身体を休め シャワーを浴びて体制を立て直しました。そうして、夕方から夜にかけてのファンタジースプリングスを楽しんで軽い夕食を調達するために、私達は部屋を出て 再び「ファンタジースプリングス・エントランス」へと向かいました。16:30過ぎのことでした。(その5 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
October 13, 2024
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(…前夜から続く)目が覚めたのは、窓の外が明るくなり始める頃でした。いえ 正確に言うと。自然に目を覚ましたものの窓の方がまだ暗いようだったのでそのまま目を閉じて布団を被って眠る努力をする ということを何度か繰り返した末、シフォンのカーテンの向こうが確実に明るくなったのを察知したので目を開けて起き上がってみることにしたのです。時刻は5:30頃。ベッドから出て窓辺に行ってカーテンを開けると、日の出の刻が近いのか薄赤く明るくなってきた空を背景にして、プロメテウス火山やネバーランドの山々のシルエットが見えました。手前のローズコートの青い灯りはまだ点いたまま、窓をそっと開けてみても音は何も聞こえて来ず。無音の中に広がる小さな庭園や黒い森や 遠くの山のシルエットを眺めていると、東京から少しだけ離れた森林地帯の自然に囲まれたリゾートホテルの一室に宿泊しているような錯覚に陥りそうです。今日の朝食は遅めの時間にお願いしてあるのでもうあと一時間ほど本格的に眠ってしまっても何の問題も無かったのですが、これから朝陽が昇ってくるファンタジースプリングスの様子を見逃すのは惜しいような気がして、私はシフォンのカーテンを開け放したままベッドに戻り 念のためアラームもセットして目を閉じました。再びしっかりと目を覚ましたのは6:00になる寸前でした。窓辺へ行ってみようと身体を起こすと、窓の外から音楽がきこえ始めました。ファンタジースプリングスのパークBGMです。6:00ちょうどに流れ始めるのですね~音楽が始まる瞬間を聞き逃さなくて良かったー と思いつつ外の景色を眺めると、朝陽はもう顔を出した後のようで グランドシャトーやスプリングスサイドの建物がオレンジ色に染まっているのがわかりました。真下のローズコートの青い灯りは消えていないように見えましたが、周囲が明るくなってきているので目立たなくなった感じもしました。もうちょっとだけ眠ってもいいかな と私は一度ベッドに戻りましたけれど、太陽が高度を上げるに従ってどんどん明るくなっていく窓の外が気になってしょうがなくて、結局起き出すことにしました。6:30頃の景色。朝陽が向かって右手の建物の窓ガラスに反射して左手の建物を照らし、その光がさらに反射して右手のスプリングサイドの建物に当たっています。このころにはもうローズコートを散歩するゲストの姿もちらほら見え、耳をすますと廊下を行く小さなお子さんの可愛らしい声もきこえるようになってきて、ホテルもパークも目覚めつつあることを感じさせました。夫がベッドから起き上がったのはそれから一時間以上も経ってから。私が寝る前に適当にセットしたモーニングコールが鳴り出した8:00前ごろでした。(こちらのホテルはオラフが起こしてくれたそうです。夫談。)その後いつものようにバスルームへ向かい、しっかりお目覚め。身支度をし終わったと思うと、 朝食前にちょっとローズコートへ行って外側から宿泊している部屋の位置を確認してくる といって カメラを手に部屋を出ていきました。5分ほどして夫がローズコートに現れたので、私は窓辺に立って夫に手を振ったり こちらを撮影している夫をスマートフォンで撮影したり…まあそんな、パーク一体型ホテル宿泊時の「お約束」を 部屋の外と中でしばらく展開しました。(このとき夫が撮影した ローズコートにいる愉快な仲間たち?)すぐに部屋に戻ってくるのだろう… と思っていたのに夫はなかなか戻って来ず。朝食の時間も迫ってきたし 私だって朝のホテル内探検したいし と思った私は、そのままレストランへ行けるよう仕度をして8:30頃 ひとりで勝手に部屋を出ました。そしてエレベーターで三階のファンタジーシャトーラウンジへ。レセプションそばの角にあるこの明るい空間にはソファがたくさん置いてあって、滞在中ゲストが自由に寛げるスペースとなっているようです。ディズニーホテルのロビーではお馴染みの「ディズニー映画を流し続けている大きなモニター」もこの場所に設置されています。前回来た時も今回も この前を通りかかるといつもだいたいソファもチェアも埋まっていたのですけれど、さすがに朝8:30では殆どが空席で 人の姿もまばらでした。(ちょうどパークのオープン前後の時刻と重なっていますからね~)大きな窓からは外のテラス越しにファンタジースプリングスが見えています。(このテラスが ローズコート出入口の右手側に伸びているテラスです。)ちなみに 外に出てテラスから眺めるファンタジースプリングス アレンデール城はこんな↓感じ。ゲストよりもキャストさんの数の方が多い朝のファンタジーシャトーラウンジでひとり あっち行ったりこっち行ったりしていたら、夫が私を見つけてやって来たので無事合流。(行き違いましたが大人なのでなんとかなりました。携帯電話って便利ですね!)そのままふたりでグランパラディ・ラウンジ脇の大階段を一階まで下りて ファンタジースプリングス・レストランへ向かいました。ファンタジーシャトー内のブッフェレストラン、ファンタジースプリングス・レストランは、現在はまだ宿泊者の他 バケーションパッケージのプランで選択したゲストのみが利用可能となっています。私達は前回の宿泊では昼食で利用しましたけれど、朝食での利用は初めてなのでとっても楽しみです。レストラン前のこの広ーい場所は朝はとっても明るいんですね~左側の大きな窓からはパーク内の様子が少しだけ見えます。パーク内でいうと この場所はちょうど魔法使いの弟子ミッキー噴水の裏側にあたります。また、昨日の午後グランパラディ・ラウンジで座っていた席の位置の真下でもあります。(私が気になっている「パークとホテルを行き来できそうな扉」が設置されているはずの場所ですが、内側は壁の後ろに隠れるようにして地味なドアがふたつあり、壁の前には大きなソファーが置かれています。)三階から一階に直接つながる大階段、下から見たところ。(写真の右端の通路の先に「三階 ⇔ 一階」専用のエレベーターも設置されています。)階段の下のレストラン前から天井を見上げたところ。どこを眺めてもこのホテル、やっぱりきれい。お店の扉前にいらしたキャストさんに名前を告げると、数分後 ほぼ予約時刻ぴったりに店内まで案内していただけました。私達の本日の朝食のテーブルは、前回案内していただいたのと同じ「ラプンツェルの部屋」、物語の印象的な場面を描いた絵画のすぐ近くでした。さっそくカウンターに並ぶお料理を見に行くと…サラダ用の生野菜各種に豊富なトッピング(ツナ、オリーブ、ポテトサラダ、キャロットラペ、ショートパスタ、コーン、海藻など)、スモークサーモンやコールドミート(各種ハムやスライスソーセージ)など。温かいお料理はソーセージやベーコン、スクランブルエッグやココットエッグ、コーンスープ、煮込み料理やパスタやチキンライス、温野菜、お子様用にはポテトやチキンなど。ヨーグルトやフルーツ、パンナコッタ、サイズ小さめのパン各種、デニッシュ各種。和食もあって、ご飯、お味噌汁の他、焼きおにぎり(出汁をかけてお茶漬けにもできます)も。豆腐ハンバーグ、筑前煮、出汁巻き卵、焼き鮭、きんぴらごぼうや野菜の和え物など。佃煮やお漬物各種に 千葉県らしく「鯵のなめろう」もありました。(鯵のなめろうは私は大変美味しくいただきました。生もの苦手じゃない方にはおすすめです。)ドリンクは全て朝食ブッフェ料金に含まれていて、セルフサービスのコーヒーマシーンやコールドドリンクマシーンが数か所に設置されている他、ジュースや牛乳もありました。こちら↓私が最初にカウンターから取って来たお料理。チキンライスにスクランブルエッグでミニオムライスを作ってみました。ラプンツェルのお話の舞台「コロナ王国」の紋章のデニッシュパンも。こちらは何巡目かに夫が取ってきた和食。ご飯は 小盛、普通盛、大盛の中から選択してボタンを押すと「ロボット」がお茶碗に盛り付けてくれます。この写真のご飯は普通の量だとのこと。想像していたよりも遥かに品数が多くて美味しい物も多く、楽しい朝食ブッフェでした。何度も席とブッフェカウンターを往復しているうちに入店から一時間以上があっという間に過ぎ、お店を出た時には時刻は10:10頃になっていました。それからは部屋に戻って、窓の外の景色を眺めつつ部屋を片付けました。お天気が良いので ディズニーシーのパークが本当に良く見えます。写真だとよく見えないと思いますけれど、プロメテウス火山の左手前にはレイジングスピリッツのコースが見えていて ゲストを乗せたトロッコが走り抜けていく様子まで見えるんですよ~ すごーい。室内の鏡にも 窓から見える景色がしっかり映り込んでいました。恒例の室内での記念撮影を済ませ、テレビ画面から荷物を預ける手配とエクスプレスチェックアウトの手続きをして、部屋を出たのは12:00数分前でした。二度目のファンタジースプリングスホテル宿泊、今回も滞在中ずーっと窓からプロメテウス火山の姿を見ることができて嬉しく とても幸せでしたよ。さて今日この後は、帰宅する前にグランパラディ・ラウンジにお邪魔できることになっています。(今度は「デザート」の予約枠です。)が、それまでまだかなり時間があるので、部屋を出た私達はホテル内をのんびり散策。こちらのホテルにはプールやグッズショップなどの施設が無くて宿泊ゲストは皆さん日中はパークに遊びに行ってしまうので、この時間帯の館内はどこへ行っても静かで 記念写真撮り放題です。前回も感心したエレベーターホールの照明の装飾。広くて明るい、ファンタジーシャトー・ラウンジと客室棟をつなぐ廊下。レセプション前のまるで天国みたいな(行ったことないけど) 美しい天井。ホテルエントランス入ってすぐの天井の照明には、大きなトンボが二匹向かい合ってとまっています。館内各所の造作ひとつひとつが なんと表現したら適切なのか私にもわからないのですが、舞浜にある他の4つのディズニーホテルにはない独特な雰囲気です。非日常感にあふれている とでもいったらいいのかなあ…とにかくどこを眺めても、 この世には 現実にはあり得ない、眠ってみる夢や想像(妄想?)の中にしか存在し得ないような世界 を再現したような感じなんですよねえ。「ファンタジースプリングスホテル宿泊が人生初のディズニーホテル利用」だという若い方なんかは、もしかしたら「これこそがディズニーホテルなんだ」と この非現実的な世界に夢中になってしまわれるかもしれません。それほどまでに強烈な個性を持つホテルだなあ と、昼間の人の少ない館内を自由に巡ってみて あらためて思いましたよ。小さな庭園ローズコートにも行ってみました。この時間(12:30過ぎくらい)はどなたもいらっしゃらず 静か。前回6月に来た時は猛暑でバラの花も少し元気のない感じでしたが、今回は秋咲きのバラが真っ盛りでした。物語に出てくるような赤いバラ、きれいです。ここは春5月頃か秋10月頃のバラの季節に来るのが一番いいかなあ。まあ 予約するのが困難な状況がまだまだ続きそうなので 開花の時期を狙ってくるのもなかなか大変そうですが…こんな調子で一時間ほど館内を散策した後、私達はホテルを出てベイサイドステーションへと向かうことにしました。リゾートラインに乗ってリゾートをぐるっと一回りして 数時間後またここに戻ってこようと思います。では 出発!(その2 に つづく・・・)(大階段の手すりに隠れているのは ミッキー?)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
October 14, 2024
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ずいぶん久しぶりにカナレットに行ってきました。カナレット とは、ディズニーシー内のヴェネツィアエリアにあるイタリアンレストラン「リストランテ・ディ・カナレット」のことです。ディズニーシーを紹介する様々な企画に登場することも多いので きっとよくご存知の方も多いと思いますが、私達もこのお店が好きでディズニーシー開園から数年の間はかなり頻繁に訪れていました。特に夫の方はこのお店の屋外のテラス席が大のお気に入りで、過去何度も書いたことがあると思いますが 夫にとって「カナレット」という言葉はイコール「テラス席(屋外席)」を指す と言ってもいいくらいです。で、今日は、このカナレットの屋外席でピッツァを食べることも目的のひとつとして、電車に乗って舞浜まで出かけてきました。あと数週間経ってしまうと梅雨も明けて、暑さに弱い私が屋外で食事するのは難しくなってきてしまいますからね~。さて。幸運なことに事前にカナレットのランチタイムのPS(プライオリティシーティング)予約が取れていたので気持ちに少し余裕もあり、舞浜到着はちょっとのんびり気味で12:40くらいでした。せっかく電車で来たのだから・・と、リゾートラインの各駅で降りてみたりして(ハピネスライナーを待ったりもして)いたので、ディズニーシーのゲートを入ることができたのは13:00を過ぎた頃でした。ミラコスタ通りを抜けピアッツァトポリーノに出てインフォーメーションボードを眺めると、あれれ・・今日は土曜日だというのにアトラクションの待ち時間が意外と短い。3月から続いてきたイベント「ミッキーとダッフィーのスプリングヴォヤッジ」もいよいよ終盤なので、皆さん3つのミニショーの観賞場所確保に一生懸命なのかな?・・こんな調子なら今日は「ビッグバンドビート」の座席抽選もなんとかなるかも。そう思った私達は まずビリエッテリーアへ向かって座席抽選に挑み、その結果ほんとうにありがたいことに本日最終回(「20:55」の回)の中央Bブロックのほぼ中央の座席指定券を得ることができました。(13:20頃。)これで今日は夜遅くまでシーに居ることが決定したので「・・カナレット」後はどう過ごそうか作戦を練るためにとりあえずレストラン櫻のテラス席へ。(ただ単にビール飲みたかっただけなんですけどね~。この時間の櫻のテラスのカウンターには目立った列はありませんでしたよ。)私達は生ビールとポークリブを購入して、今日は陽射しがあったので火山の見える屋根無し席は断念し、波止場側の席に落ち着いて乾杯をしました。前日の天気予報では気温が30度前後まで上がる と言っていたのでいろいろと覚悟して出かけてきたのですが、予報に反して気温はそんなに上がっていないよう。午後の1時半頃だというのに「櫻」の屋根つきテラスは心地よい風が吹き抜け湿度も低くて、「涼しい~」と感じてしまうほど快適でした。作戦を立てよう と考えていたのにあっという間に時刻は14:00近くになり、PS予約時刻に遅れてはいけないので と 私達は席を立ってカナレットに向かいました。店頭に行ってみると、PS無しで入店を待って並んでいるゲストは本日この時間はほんの数組のようでした。予めPS予約をしていた私達は、入口でキャストさんに名前を告げるといつものように席の希望(屋外か屋内か、屋外の場合 陽が当たってもいいか日陰がいいか)を聞かれて店内ウェイティングエリアへとすぐ誘導されました。久しぶりに足を踏み入れた「リストランテ・ディ・カナレット」店内ウェイティングエリア。来ない間に何か変化があったかしら・・などとぼんやり思っていると、これまたすぐに名前を呼ばれて 私達は店内を通り抜けて屋外の席へと案内されました。今日通していただけたのは、おなじみの運河沿いの細長いテラス席ではなく、奥にある小さな中庭のたった数席しか用意されていないテーブルのうちのひとつでした。「日陰の屋外席を」とお願いしてあったので屋根がないこの場所への案内は意外だったのですが、ちょうどこの時間 この場所は周囲の建物の作る日陰にすっぽりと収まってなんとも素敵な環境になっていました。席に着いて上を仰ぐと、私達のためだけにあるような小さな四角い青空が見えました。運河沿いのテラス席の方は少々の雨が降っても夏でも冬でも夜遅くでも開放していますが、この中庭の席が使用されるのは「良い季節で安定したお天気の日で、しかも結構このお店が混雑している時間帯」というごく限られた時だけでしょうから、ここで過ごせるのは本当に貴重な体験です。私達も11年間を通しておそらく数十回はカナレットの屋外席で時間を過ごしたと思いますが、そんな私達でもこの場所はやっと2回目のことです。時刻は14:00過ぎ。運河をゆくヴェネツィアン・ゴンドラは水上ショー準備のために一時休止時間に入っていたので、目の前のゴンドラ乗り場にもゲストの気配は無く、ヴェネツィアの下町の一角の隠れ家の中庭のようなこの場所はとても静かで、私達は久しぶりにゆったりと時を過ごすことができました。その後は16:00ちょっと前にお店を出て ふらふら~っとリドアイルへ。16:35からの「リドアイル・ウェルカム・トゥ・スプリング」の立ち見鑑賞場所をまだ案内中だったのでキャストさんの指示に従ってリドアイル広場内最後方の段差に落ち着き、ショーを眺めました。開始30数分前に来てこんなによく見える場所で観られると思っていなかったので、ちょっと嬉しかったです。私達がこのミニショーを観られるのも、今日この回が最後になると思います。それからは、なんとなく「タートルトーク」へ足を運びました。(17:20くらい。40分前後待ちとの案内でしたが実質的には20分ちょっとの待ち時間でプレショーの部屋に案内されました。)アトラクションを出てからは 夫の希望でウォーターフロントパークの様子を見に行きました。タイミング的には、19:25の回の座り観エリアへの入場がそろそろ始まるか といったところでした。条件が悪くても立ち見の最前列が空いてればちょっと見ていこうか くらいの気持ちだったのですが、さすがにイベントも終盤、さらに人気のショーなのでそうそう思い通りにはいきません。それでも奇跡的に場所を見つけることができ、こんな↓↓場所から 私達にとって最後になるであろう「イースター・イン・ニューヨーク」をなんとか楽しむことができました。その後は20:00閉店予定のバーナクルビルズへ急いで行って(このとき時刻19:55だったので・・) ビールを購入。近くのワゴンでブラックペッパーポップコーンも買って、以前は喫煙所として使用されていた桟橋(ピア32?)へ行き、遠くポンテヴェッキオ越しに「ファンタズミック!」を雰囲気だけ楽しみ、同じ場所から20:30の花火も観ました。(花火は綺麗に見えましたよ~。)そして「ビッグバンドビート」本日最終回(20:55からの回)へ。得ていたのが 普段は絶対座らないようなBブロックのド真ん中の座席券だったので楽しみにしていたのですが、席についてみるとなんと本当にステージの中心線上に位置する場所でびっくり。その上、すぐ前とその前の二列分のうち どういうわけだか私の前にあたる席だけが3~4席にわたって空席のままで視界がひらけていて、ステージの中心にいることの多いミッキー他キャラクターと終始「コンニチワ」状態で、普段そんなにキャラクター達に思い入れのない私でも 楽しすぎて興奮しすぎてところどころで涙が出そうになりましたよ~。行きたいところへ行けて観たいものが観れて、なんだかもう満足でぐったりしたようになってディズニーシーを出たのは22:00近く。日付が変わる前には自宅に帰り着き、今日もまた 馬車がかぼちゃに戻ってしまうのをなんとか免れた、そんな一日でした。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。また、「東京ディズニーシー」内の固有名詞については、公式サイト内の こちら から検索することもできます。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 22, 2013
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ディズニーサマーフェスティバルの「ミニーのトロピカルスプラッシュ」、リドアイルで体験してきました。今日は「ここ数日の中では比較的気温が高くならずに済みそう」との天気予報を見たので、2回目のトロピカルスプラッシュに参加できたらいいな~ と思っていたのですが、なんだかんだ用事をしていたら家を出るのが遅くなり、ディズニーシー到着は11:30。リドアイルはもちろん既に定員に達していたので、3回目のショーを目指すことにしてまずはブロードウェイミュージックシアターへ向かい、先着順で入場できる初回12:40のショーを鑑賞しました。(列最後尾についたのは11:40頃。100~200番目くらいだったと思います。)シアターから出てリドアイルに向かい、入場したのは13:15過ぎでした。この時点で前方のまとまった良い場所は殆ど埋まっていたようでしたが、一人や二人だったら入れる隙間は探せばまだあるかも・・ といった感じ。ちょっと後ろに下がった段差部分や柵の後ろなら 中央を少し外せばまだ場所はたくさんありました。夫は前方エリアの隙間に潜りこむ方を選択したかったようなのですが、このショーは「全域立ち見」で 平面部分だと身長のあまりない私にとっては「何にも見えない人ごみの中でただただ水をかけられ続ける苦行」になってしまうので、お願いして柵の後ろの段差部分に落ち着いてもらうことにしました。そうして待つこと80分。何年かごとに設定や内容が変わっても、やっぱり夏のディズニーシーの水撒きショーの「リドアイル」には、ここにしかない妙な一体感があります。ショー開始前の「バナナ!」も、キャストさんがいなくてもきっと自発的にやっちゃうんじゃないかと思うくらい。ハーバー周りで、ここだけなんか盛り上がり方が違いますよね~。最初にミッキー&ドナルド船がやってきた時の皆さんの興奮ぶりはもう 凄かったです。露出の多いサンバなお姉さんも今年は各エリア2人ずついらっしゃるので華やか~。基本的にリドアイルでは ショー中盤は、ミッキー達のような男の子キャラクターの乗った船が近付いた時にはお立ち台にはお姉さんが上がって・・女の子キャラクターの船が近くにやってくる時にはお兄さんがお立ち台に上がるみたいでした。前回、対岸のホテルミラコスタ「オチェーアノ」のテラスから見ていた時、ショー中でリドアイルの皆さんが一斉に両手を大きく振り上げて、声を合わせて何か叫んでいたのを「はて?? なんて言ってるんだろう??」と不思議に思っていたのですが、あれは、「コイ!コイ!(来い! 来い!)」って叫んでいたのですね~。今日リドアイルに来て、ようやくわかりましたよー。今年のリドアイルは たくさんの船が停止して集中的に前からの放水を受ける という場面はありませんが、そのかわり ショーが始まって間もなくの早い段階からホースを使用しての放水が行われるため、私達のいた後方エリアでは昨年までよりもかえってかかる水の総量は多くなったように思います。私はレインコートを着ていたのでそれほどでもありませんでしたが、昨年と同じくらいのつもりで甘く見て「レインコート着用せず」だった夫の方は ものの見事に「びっちょんびっちょん」になりましたよ~。さて、ショーが終了してリドアイルを出て 時刻は15:10。シーに行く前は「トロピカルスプラッシュ終わったら あれしてこれして・・」と色々考えていたのですが、思いっきり濡れたらなんか満足してしまい、風通しの良い日陰で身体やレインコートを乾かしていたら、急速に「よし!帰ろう!」という気持ちになってしまいました。なので、スーベニアメダルを作って、ちょっとだけお買い物をして、まだ太陽が傾く前にシーを出ました。パークで過ごせたのは短い時間でしたが、ひと夏一度の我が家の必修行事「リドアイルで水遊び」を今年も楽しむことができて 今日は本当に良かったです。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。また、「東京ディズニーシー」内の固有名詞については、公式サイト内の こちら から検索することもできます。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
August 4, 2013
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(…その2から続く)エレベーターでホテル1階のロビーまで降りて ディズニーシー行きのリゾートクルーザー(シャトルバス)乗り場へ行ってみると、ちょうど前の便が出発したばかりのタイミングのようでした。(16:25過ぎ頃。)時刻表には この時間帯は「10~15分間隔で運行中」と表示されていたので、「まあ17:10からのビッグバンドビートに間に合わなくなることはないだろう」とは思いましたけれど、想像していた以上に次のバスまでの間隔が長くてちょっと焦りましたよ。「ディズニーランド行き」や「回送」のバスを数台見送ったあと ようやくやって来たリゾートクルーザーに乗り、ディズニーシーに到着したのは16:50頃でした。朝と同じような保安検査をもう一度受けて、ゲートでスタンプを確認していただいてパークに再入園し、まだまだ暑いメディテレーニアンハーバー~アメリカンウォーターフロント、ブロードウェイを歩いてブロードウェイミュージックシアターの前までたどり着いた時には 時刻は17:00になっていました。あー この劇場の中は本当に涼しい... (さっきもそう思いましたが。)私達にとって本日二回目の鑑賞となる17:10からの「ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート」。抽選にチャレンジして得たこの回の座席は、さきほど13:45の回を鑑賞した席(バケーションパッケージ席)よりもやや後方列でしたが、中央ブロックの中央寄りの座席だったためステージ全体がとてもきれいに見えて いつにも増してこのバージョンのショーを満喫することができました。本当に、惜しむらくはこのステージの上にバンドの皆さんやシンガーさんの姿がないことです。でもショーがこの形になっているのは誰のせいでもなく どうしようもないことなので仕方ありません。ショー終了後、シアターの外に出て、時刻は17:40少し前。私達はここで、テーマポートのシンボルマークと「20」のロゴが入ったスーベニアメダル のこり3つを探す旅に出ることにしました。(あとになって考えてみると、このタイミングで「タワー・オブ・テラー」のアトラクション券を利用しておけばあまり歩かずに済んだのですが、スーベニアメダルの機械を置いている「ショップ」の方が「アトラクション」よりも営業終了時刻が早いので、時間切れになってしまって後悔することがないよう 先にショップを巡ってメダル探しをする選択をしました。)まだ手に入れることができていない3つのメダルは、「ポートディスカバリー」「ロストリバーデルタ」「ミステリアスアイランド」のものですが。「ミステリアスアイランド」のはテーマポート内のショップには無いことが既に判明しているし、「ポートディスカバリー」には現在スーベニアメダルマシーンを置いているショップが無いし。まずどこのお店からチェックに行こうかな~ と考え、私達はまずは一番近い「スチームボート・ミッキーズ」へ行ってみたものの、メダルマシーンはあっても求めるデザインの物は無し。次に近いのはケープコッドの「アーントペグズ・ヴィレッジストア」なんだけれども。――あそこのお店はダッフィーとそのお友達のデザインに特化しているから多分おいていないんじゃないかなあ――…などと話しながらとぼとぼとポンテヴェッキオを渡り、階段をケープコッドの方へと下りてお店に向かうと...予想に反してありました 求めるデザインのメダルが。「ポートディスカバリー」の物でした。さあ。残りは「ロストリバーデルタ」と「ミステリアスアイランド」。この時点で、私はロストリバーデルタのは「ロストリバー・アウトフィッター」、ミステリアスアイランドのはたぶん当該テーマポートから一番近い メディテレーニアンハーバーの「イルポスティーノ・ステーショナリー」にあるだろう と予想をたてました。で、次はロストリバーデルタまで歩いて、私はまっすぐ「ロストリバー・アウトフィッター」へ。(夫は念のため橋を渡って「エクスペディション・フォトアーカイブ」をチェックしに行きました。まあ公式サイトをよーく検索すれば現在は機械が置かれていないことが予めわかるのですが。)そして予想通り「ロストリバー・アウトフィッター」でロストリバーデルタのスーベニアメダルを作成することができました。その後は夫とおちあって、ロストリバーデルタの乗り場から10分待ち表示だった「トランジットスチーマーライン」に乗って ハーバー方面まで戻りました。パーク内はまだ気温が高かったけれど、水上では少しだけ風を感じることができて気持ち良かったです。夕日に染まるホテルミラコスタの建物が美しいメディテレーニアンハーバーに戻り着いたのは18:15頃でした。船から下りて上陸してみると、ザンビーニブラザーズ・リストランテ前の大階段周辺には ひまわりの花が咲き乱れていました。ひまわり畑は、最近では「美しいお花畑」以上の意味をもって語られることも多いですが、こちらは盛夏の東京ディズニーシーではお馴染みの光景です。私は普段はこんな暑い時期のパークに来ることは滅多に無く、今まではこの「ひまわり畑」はSNSなどで写真を拝見したことしかなかったので、実際に見ることができて少し感動しましたよ。(だって、ほんとうにあたり一面 黄色いひまわりで埋め尽くされているんですもの。)で、残りひとつとなったテーマポートのシンボルマーク入りのスーベニアメダルですが、予想通り「ミステリアスアイランド」の物はイルポスティーノにありました。これで私のメダル探しの旅も無事終了。公式サイトやアプリなど事前に何も調べなかったせいで きょうパークに来てから急にこんな展開になり、暑い中をなんだか無駄に歩いたような気もしますが、とにもかくにも結果オーライです。さて、ここまで来て。私達の今回の「ディズニー・ワンダフルバケーション」を利用したシーでの一日、残っている予定は19:00~20:00の時間指定の「ソアリン」と、都合の良い時間にいつでも行ってもいい とされている「タワーオブテラー」のアトラクションふたつとなりました。時刻はこの時、まだ18:20過ぎ。ソアリンに行くにはいくらなんでもまだ早すぎるだろうということで、私達は「タワーオブテラー」の方に先に行くことにしました。(…また歩くのかよ~ ディズニーシーもう一周しちゃうよ~ 暑いのにー という声が頭の中?かどこかで聞こえたような気がしますがたぶん幻だと思います。)タワーオブテラーに着いたのは18:30過ぎ頃。こちらでも通していただけたのは旧ファストパスエントランスで、待ち無しでハリソン・ハイタワー氏の「書斎」の前室まで行くことができました。その後案内された今日この時間の「業務用エレベーター」からは、落下の直前に 夕日に浮かび上がる美しいプロメテウス火山や葛西の観覧車が見えて、私の心の中では「感激」の方が「恐怖」に完全に打ち勝ちましたよ~タワーオブテラーから出ると、時刻はちょうど19:00。私達はそれからメディテレーニアンハーバーへ出て、ホテル前の広場ピアッツアトポリーノを通り抜け。ベッラ・ミンニの脇からパペリーノ通りを抜けて、本日最後の予定地「ソアリン・ファンタスティックフライト」に向かいました。「ソアリン」の入口でキャストさんにアトラクション券を提示したのは19:15くらい。この時の待ち時間はどれくらいだったのか判りませんが、こちらでもすぐに別ルートを案内してくださり、建物脇の入口から階段を下りて直接フライトミュージアムの中に入ることができました。この階段は以前ファストパスを利用した時も通った記憶がありますので、こちらでもきっと旧ファストパスエントランスを使用しているのですね。階段を下りた先はドーム型の展示室ですが、一般のゲストと合流することなく ロープの通路を通って前室の手前まで待ち無しで行くことができました。きょうも幸運なことに素晴らしい環境で空の旅を体験することができ、夢心地で地上に降り立って、博物館の建物から出たのは20:00少し前のことでした。これで私達はディズニーシーでの予定を全て消化仕切りました。予期せず盛沢山になってしまった真夏のパークでの一日も ほぼ終了です。夜食用にとテイクアウトも注文してあることだし このままホテルに帰ってしまっても良かったのですが、ちょっとお腹すいてきたー?ということで パークを出る前にごく軽く何か食べていこうという話になりました。そんなわけで、20:30がラストオーダー時刻だという「カフェ・ポルトフィーノ」に立ち寄って単品で注文したカツレツとシーフードリングイネをおつまみに、屋外テラスに席を確保してスパークリングワインで乾杯。20周年もいよいよ最終局面、私達が期間中にパーク内に来るのもきっとこれが最後だろう ということで、ワインメダルも購入しました。(水辺側テラスは混雑していたので、ちょっとだけ火山が見える広場側のテラスです。)やがてカフェポルトフィーノがメインの入口の扉を閉める頃、私達は席を立ってパークを出ました。(お疲れさまでした~)ディズニーシーのバス乗り場からアンバサダーホテル行きのリゾートクルーザーに乗り、ホテル正面玄関に帰り着いたのは21:00過ぎころでした。部屋に戻る前に、私達はまずサンセットサンドリ―に立ち寄ってアルコール類などを購入。そのあと「エンパイアグリル」に行って 受取時刻を指定してモバイルオーダーをしていた夜食を受け取りました。(テイクアウト品は作り置きではなく 受け取りに伺ってから盛り付けてくださるようです。受け取りまで店内のベンチで数分待ちましたけれど、品物は「出来たて」でした。)6階の広い部屋に戻ったのは21:15過ぎ頃。ベランダに出て下を見下ろすと、パームガーデンプールは本日の営業を既に終えたようでゲストの姿はありませんでしたが、ナイトプール用と思われる照明はまだ点灯していて美しい眺めでした。6階のベランダにいて感じる風は21:00を過ぎたというのにまだ熱風のようで、私達はしばらくこの夜景を眺めていましたが暑さに負け すぐ室内に戻りました。そして窓を閉めると カーテンを全開にして景色を眺められるようにしてから夜食をひろげました。 明日の朝はエンパイアグリルの豪華な朝食を予約しているので、それも考えてテイクアウトは「お試し」ということで 今回はちょっとだけにしました。右側は「ローストビーフ丼」、左側はサイドメニュー(メインの注文一品につき一品付けられるもので、単品での注文はできません)の「スモークサーモンと生ハムのガーデンサラダ」です。量はたぶんパークフードの丼物と同じくらいではないでしょうか。若い方がこれだけで夕食にしようとすると少ないかもしれませんが、私達くらいの年齢の者にとっての「夜食」と考えると これでじゅうぶんです。ローストビーフ丼は彩りもきれい、お肉の量も意外と多く、雑穀米を使用していて食感も楽しいし私は好きでした。(私は実は白いご飯より雑穀米が好きなので、個人的にはたいへん嬉しい内容でした。)サラダの方は紙の容器を広げてこんなふうにして食べます。パークで一日過ごすとどうしても野菜不足になりがちですから、こういったメニューは嬉しいですよね~オーダーの際に好みのドレッシングも付けられます。結構量があって しかも美味しかったですよ。(またテイクアウトを注文することがあったら ぜひまたこのサラダも付けたいです。)休む支度をして、私がベッドに入ったのは23:00を大きく過ぎた頃でした。夫は 知らない間に既にベッドに倒れこんで眠ってしまっていたようなので、そのままそーっとしておいてあげることにしました。ディズニーシーから少し離れているというだけで、やはりアンバサダーホテルの客室内にいると心静かによく眠れるものなのですねぇ~~...今夜のこのお部屋からは、プロメテウス火山もこんなに良く見えるというのにね。それでは、おやすみなさい。明日はパークには行かないけれど、初めて体験する素敵なことが まだまだ待っています。(翌日につづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇その2
July 30, 2022
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明日は東京ディズニーシーとホテルミラコスタの開業22周年記念日です。が 今年は9月4日は月曜日で 夫婦共々お休みにすることができず、残念ながら私達はお祝いに駆けつけることができません。なので前日のきょう9月3日に勝手にホテルミラコスタとディズニーシーの誕生日祝いをしよう!と、夫と二人でオチェーアノのランチブッフェに押しかけてきました。ホテルミラコスタ到着は11:00過ぎ頃。いつものように駐車場(本日は立体駐車場)に車をとめて バンケットエリア側エントランスから入館してロビーへ向かいました。9月になったとはいえ、まだまだ残暑厳しい舞浜。今日も午前中から気温は30度を超え屋外はたいへんな暑さでしたが ホテル館内は非常に快適でほっとしました。ミッキランジェロギフトを覗いた後オチェーアノのウェイティングエリアで少しだけ時間を過ごし、ランチタイムのスタートとほぼ同時に案内していただけたのは 今日は一番手前の「シェル」のエリアの窓辺のテーブルでした。11:30からパーク内ハーバーで予定されていたグリーティングは暑さのために中止が決定しており、そのせいか窓から眺めるこの時間のピアッツアトポリーノはゲストがとても少なくて 落ち着いた様子でした。さて さきほども書いた通りホテルミラコスタは明日「開業22周年」の記念日を迎えますけれど、ホテル内には今日の時点ではそれを広く知らせるようなものは何もなく(まあ 節目の年以外はいつも何もないのでこれが普通なのですけれど)、オチェーアノのブッフェのテーマも既に9月初めからハロウィーンに切り替わっていて、ブッフェ台の上にはみんな大好き「ハロウィーンのオバケちゃん(??)」などのデコレーションが多数登場していました。キッズコーナーのパンのオブジェにもオバケちゃん。デザートコーナーのプレートにもオバケちゃん。このほかにもハロウィーンに因んだデコレーションがあちこちにたくさん施されていましたし、お料理のメニューにもそこはかとなくハロウィーンを感じさせるものが多いように思われました。今日この時間のオチェーアノは日曜日にしてはテーブルにも余裕があり、また再び少し心配になってきた社会状況下でも安心してお食事することができて良かったです。コース料理の提供がなくなってしまったランチタイムのオチェーアノ。でもその代わりにブッフェのお料理の提供内容が昼夜同じになったので、昼メニュー夜メニューと分けて営業していたころに比べると 明るい時間のうちに伺っても凝った複雑な味のお料理をたくさん楽しめるようになり、「ランチブッフェ好き」の皆さんには嬉しいことづくめなのではないでしょうかね~私にとってはお料理の種類が多すぎて全種類いただくことは夢のまた夢なのですけれど。スパークリングワインに合うものを… と、ブッフェ台の上をよーく観察して選びに選んで どのお料理もほんのちょっとずつしか取っていないのに、デザートをいただく前に今日もまた私は満腹になってしまい せっかくの可愛いデザートも主に目で楽しむにとどめて、お食事を終えて席を立ったのは13:30頃でした。その後はちょっとだけホテル内からパークを眺めたりして 14:00前にはホテルミラコスタを離れ、私達は9月3日の舞浜をあとにして家に帰りました。――過ごしやすい気候になったらまたパークにも足を運びたいものだけど、いったいいつになったらそんな時がやってくるのかしらねぇ~~いっこうに収まらないこの夏の異常な高気温が ただただ恨めしい帰り道でした。(↓「ホテル&パーク・ゲートウェイ」へ続く階段の踊り場から眺めたプロメテウス火山)※フォートレス周辺の工事はまだ続いているようでした◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
September 3, 2023
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一昨日から始まったディズニーシーの「ディズニー・サマーフェスティバル 2015」のメインショー「ミニーのトロピカルスプラッシュ」を、ホテルミラコスタのレストラン「オチェーアノ」のテラスから夫と二人で観てきました。舞浜に車で到着したのは10:00前頃。オチェーアノでの昼食はランチタイム開始と同じ時刻にお願いしてあり まだ一時間以上の余裕があったので、まず車を一旦イクスピアリ駐車場にいれてボンヴォヤージュで買い物をしてからホテルミラコスタに向かいました。ホテルミラコスタの駐車場に入ったのは11:00頃だったと思います。夏イベントが始まった最初の週末、さすがにホテル建物の1階部分に当たる場所は満車で、私達は立体駐車場に駐車場所を見つけ車を停めました。そして宴会場側のエントランスから長い廊下を経て、レストランが並ぶホテル内2階のロビー周辺エリアを目指しました。11:10少し前にオチェーアノ店頭に着き 出迎えてくださっていたキャストさんに名前を告げると、「お席へのご案内は11:15過ぎから始まりますのでそれまで中でお待ちください」とのこと。ウェイティングエリアに通していただき、窓辺のソファに腰をおろしディズニーシーのパーク内を見下ろすと、夏のイベントに合わせてカラフルに様変わりした「マンマビスコッティ―ズ・ベーカリー」前のパラソルが目に飛び込んできました。このところ毎年 夏になると南国調に模様替えされるこの場所のパラソルやテーブルやお店の庇などは、最初の年こそ多少の違和感もありましたが 最近はすっかりシーの景色になじんできたように思います。本物の南欧のビーチリゾートって、きっとこうなのかもしれないですよね~。(行ったことないけど。)そして11:15を過ぎると。多くのキャストさん達がウェイティングエリアに姿を見せ カウンターの前に一列にお行儀よく整列し、間もなく一組ずつ席への案内が始まりました。(11:20くらい。)私達も数組目に名前を呼ばれ、奥のコースエリアのテーブルへと案内していただきました。席に着き、キャストさんと相談しながら飲み物とお料理を注文し(イベントのコースにしました)、食事のスタートは「11:40からのショーの鑑賞後席に戻ってから」にしていただくことに決めて、私達はしばらくおしゃべりをして時間を過ごしました。やがて11:35になると、オチェーアノ店内のスピーカーから流れる音楽がディズニーシーのパーク内でショー開始前に流れるのと同じボサノバ調のものに切り替わり、ショー開始を予告するアナウンスが聞こえてきました。静かなレストランに不似合いなあのテンションの高い「ロストリバーデルター!!」という第一声にしばらく笑い転げていたら、キャストさんからお店のテラスを解放する旨の案内がありました。時刻は11:37くらい、本当にショー開始直前のタイミングでした。 (以下、オチェーアノ、コース側のテラスから眺めた今年の「ミニーのトロピカルスプラッシュ」です。)音楽スタートとともに、大きなフルーツを牽引するジェットスキーを先頭に ミニーとデイジーとクラリスを乗せた大きな船が一隻、そのあとにミッキー達男の子キャラクターを乗せたスチーマーラインが二隻水上に登場し、陸上には大きなバナナの葉っぱを掲げた出演者の皆さんが続々登場してきます。気のせいかもしれませんが 今年は出演者の皆さんの数がずいぶん増えたように思います。そして大した前置きもなくすぐに船からの放水が開始され、船は時計回りに大きくゆっくりとハーバーを回って沿岸の陸地部分に水をかけていきます。このフルーツ満載の大きな船は、デザインは昨年とほぼ同じみたい。デイジーは巨大なパイナップルの上に、ミニーはラズベリー、クラリスはドラゴンフルーツの上にそれぞれ立っています。ミッキーの衣装は昨年までと色が違う「紫」です。ブルーベリーイメージなんでしょうかね~。(後日記:よくよく写真を確認したらブルーベリーじゃなくて「葡萄」だったみたいです。)スチーマーラインはハーバーを何周かした後リドアイルとザンビーニブラザーズリストランテ前に停泊し、キャラクター達は上陸してショーエリアにやってきます。私達のいたテラスの前にはデールが来ましたよ。オチェーアノのテラスの下、パーク内でいうと「カフェポルトフィーノ」前の通路部分では 昨年まで行われていたホースによる直接放水がなくなったので、今年はテラスの一段目にいても水が飛んでくることはありませんでした。(うれしいような・・寂しいような・・)ミッキーはリドアイルで船を降りた後、歩いてハーバーを移動し、ピアッツァトポリーノでは新設のあのステージに上がって出演者の皆さんと一緒にパフォーマンス。その後ザンビーニブラザーズリストランテ前に向かって歩いてやってきますが・・オチェーアノの前に設置されているお立ち台に上がることはなく、そのまま「バイバイ」。そして最後の一滴まで放水してショーは終了。三隻の船は、巨大フルーツと一緒にハーバーの水域から去っていきました。ショー時間は16~17分間くらいだったでしょうか。昨年とほぼ同じ内容とはいえ、出演者の人数が増えた上に今年はしっかりとしたステージも使用しているので、ショー開催中のハーバーが華やかに賑やかになった感じです。全然知らない人たちとはいえ人が楽しそうにしているのを見ているとこちらの気持ちまで明るく楽しくなるものだなあ・・ と そんなふうに思いながら、私はテラスから室内のテーブルに戻りました。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
July 11, 2015
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(・・その1から続く)「東京ディズニーランドホテル」の駐車場は、ホテルの建物の一階と二階部分の屋内にあります。(屋外にも駐車場はあるようですが、夫によるとそちらは今日は閉鎖されていたそうです。)ちなみに収容台数は「526台」だそうです。(客室数は705です。)アンバサダーホテルやホテルミラコスタに比べると、そしてこのホテルには婚礼施設が併設されていないことも考え合わせると、かなり多くの駐車場スペースが用意されているように思います。ホテルの正面玄関やロビーは建物の三階にあたるので、駐車場からロビー階へ向かうには階段やエレベーターを使って上に上がるという形になりますが、この駐車場専用エレベーターも二台あって既存の二つのホテルよりも広めです。(階段も、駐車場用のいわば「非常階段」にしてはとっても綺麗なつくりになっています。)そしてエレベーターや階段で三階に上がると、そこはもうロビーのベルデスクのすぐ脇(レセプションもすぐ近く)です。アンバサダーホテルの地下駐車場と同じくらいロビーに近いといえます。ただ(後で気付いたことですが)やや不便なのは、車で訪れたゲストが駐車場からレストランやショップの集まっている「一階」へ行くためには、いったんロビーフロアの三階まで上がった後、ちょっと離れた場所にある客室エリア寄りのエレベーターに乗り換えて一階に下りるか、ロビー中央のメイン階段を2フロア分徒歩で移動して一階に下りなければならないということです。(東京ディズニーランドホテル 館内マップ 参照)この構造は「レストランのみの利用者が車で訪れること」は殆ど無いだろうという考えに基づいているのかもしれないですね~。(注:宴会場エリアはロビーフロアの「三階」にあるので、こちらは駐車場からのアクセスはとても良いです。)駐車場からホテル館内へと向かう入り口駐車場の案内板駐車場からホテルのロビー階(三階)へ続く階段駐車券さてさて。駐車場の探検を終えた私達は、ややこしい順路でやや戸惑いながらホテル一階のディズニーランド側に位置するエリアに向かい、レストラン「カンナ」の位置を確認した後、お隣にあるTDRやホテルのグッズを扱うショップ「ディズニー・マーカンタイル」を覗きました。時刻はこの時12:30過ぎくらいだったと思いますが、店内はシー閉園時刻間近の「エンポーリオ」並みに混雑していました。なので私達は昼食後にまた買い物に来ることに決めてお店を出て、今度は同じ一階にある日用品ショップ(コンビニエンスストア)「ルッキンググラス・ギフト」に行ってみました。こちらのお店は、舞浜地区のディズニーブランドホテル初の「24時間営業」で、ちょっとお洒落な雑貨もあれば町なかのコンビニと同じように日用品やお弁当やドリンク類からアルコール類まで置いているという、ホテル宿泊者にとってはとても有難いお店です。(おそらく今後は、ディズニーランドに遊びにいらしたゲストにとっても心強い味方になるでしょう。)そしてその奥には、ブッフェとカフェレストランとして営業する「シャーウッドガーデンレストラン」の入り口がちらっと見えていました。(こちらのお店はまた今度・・・です。)これらのお店やレストランの集まっているホテル一階のエリアは、先ほども書きましたが駐車場から直接来るにはややアクセスしにくい場所なのですが、「ディズニーランド・パーク方向から歩いて来る場合」や「ホテル客室から来る場合」は、とてもわかりやすくてアクセスもしやすいです。やはり「東京ディズニーランドホテル」は、主にディズニーランドに遊びに行くために宿泊するゲストの利便性を最優先に考えているホテルなのかもしれないですね~。その後私達はもう一度三階のロビーフロアに戻り(階段を歩いて上りました)、宴会場エリアの入り口の公衆電話コーナーに設置されている「スーベニアメダルマシーン」のところへ行ってホテル限定デザインのスーベニアメダルを作りました。こちらのメダルは人気があると聞いていたのでさぞや混雑しているだろうと覚悟して行ったのですが、この時間(12:40くらい)メダルを作っているゲストは私達の他には殆どいませんでした。事前にホテルの公式HPで調べていたのでデザインが10種類あるのは知っていたのですが、うち3種類は25周年のロゴ入りで、残りの7種類はホテルのグランドオープニングの日付入りでした。4台もの機械が並んでいる光景はなかなか壮観で面白かったですよ~。それからレストランの予約時刻までの時間を、私達はロビーフロアを見てまわりながら過ごしましたが、全体的にお庭や植栽が望める開口部(窓)が多くて、暗くなりがちな廊下のちょっとした曲がり角にも照明が工夫されていたり鏡が設置されていたりして、本当に隅々まで明るくて健康的な印象を受けました。この「東京ディズニーランドホテル」がグランドオープンする前に、総支配人のチャールズ・べスフォード氏が何かのインタビューに答えてお話しなさっていた中に、 ―― このホテルをオープンするに当たっては、都心の高級ホテルのようなモダンやシックなどという流行はあえて追わなかった。5年後にも10年後にも通用する「テーマ性」を持たせることに執心した。 ――という一説がありましたが、今日実際にホテルに足を踏み入れてみて(客室エリアには一歩も入ってはいませんが)、このホテルを個人的にどう思うかは別として、確かにいつの時代も世界中に必ず多数存在する、心優しき夢見る人たちに愛され続けていきそうな、そんな普遍的な魅力を持つホテルになる可能性は高そうだな・・・と、つくづく思いましたよ~。(その3 に つづく・・・)◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。また、「東京ディズニーシー」内の固有名詞については、公式サイト内のこちらから検索することもできます。利用なさってみてください。 ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇
July 20, 2008
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「オチェーアノの鴨をもう一度食べたいなあ」と夫が言うので、再度出かけてきました。予約取れるかしらん…?と思っていたのですが平日だからか金曜日ながらもなんとか取れて、ディズニーシーの“ザ・ヴィランズ・ワールド”も運よく眺めることができました。電車で舞浜に到着したのはお昼過ぎ。リゾートラインのリゾートゲートウェイステーションで一日フリー切符を購入して 構内に設置されているブースで「マイ・フリーきっぷフォト」の撮影をずいぶん時間をかけて楽しんだ後、ホテルミラコスタへ向かいました。(撮影できる場所はブース内に二ヶ所あるのですが、私達が撮影している間は他にはどなたもいらっしゃらず、他のもう一ヶ所はずっと空いたままでした。土日などはもっと混むのかもしれませんね。)リゾートラインでさんざん遊んでいたので、ミラコスタに到着した頃には時刻は13:00を過ぎていました。ロビーのショップ「ミッキランジェロギフト」でちょっとお買い物をして、予約時間まであと十数分というタイミングでオチェーアノの店頭に行って名前を告げました。少し待って、通されたのは一番奥のエテールノのお部屋でした。お馴染みの 普段はパーティー用の個室として使用されているあの場所です。今日は平日ですがディズニーシーのパークでは夜間貸切営業が予定されており、その影響もあってなのかオチェーアノには大人数のグループのお客様もいらっしゃったようなので、あいていたこちらのお部屋も使うことになったのかもしれませんね。私達がエテールノに足を踏み入れた時は全てが空席で、案内された窓の近くのテーブルからはパーク内を望むこともできました。ちょっと窓の外に目を遣ると、一か月前は緑が茂っていたディズニーシーのメディテレーニアンハーバーのショーエリア周辺にも駆け足で秋がやってきたらしく、木々たちはすっかり葉を落としていたようでした。お願いしたお料理は、夫はもちろん“ディズニー・ハロウィーン”ランチコース(内容はこちらの日記にあります)でメインは鴨のままで。私は 本日の昼食の主目的を「シャンパンや白ワインを楽しくいただくこと」と勝手に決めていたので、それに合うようにオチェーアノ・ランチコースを選び「メインは白身魚のポワレにしてロブスターを追加」にすることにしました。そうして お酒を少しいただいた後 お食事がスタート。今日はパークの営業時間が変則的なせいで 2回めの“ザ・ヴィランズ・ワールド”のショーが 14:15から といつもより早い時間に設定されており、お食事に加えてそちらの鑑賞もできるということで、キャストさんの提案でお料理の提供はメインの前で一旦ストップになりました。で、ショー終了後まもなく夫の「鴨」と私の白身魚がやってきました。こちら↓は 私のメイン「白身魚のポワレ サフランソース、ロブスター追加」です。ロブスター追加したので彩りがとてもきれい。お魚も、外はパリッ 中フワっ の相変わらずの美味しさでした。もう一度同じものを食べに行きたいくらいです。夫も再びの「鴨」にご満悦で、赤ワインを追加でお願いしていましたよ。秋の平日の昼下がり、まるで何かのご褒美のような ゆったり楽しい昼食でした。ところで。14:15から始まったショーの方は、たまたま窓辺の席だったので「テラスに出るか?ここから眺めるに留めるか?」と迷った挙句、結局室内から眺めることにしました。お料理はストップしているし、周りのテーブルのお客様はみんなテラスに出てしまったし…ということで、途中からは少し体勢を変えて観たりもしました。(注:ここでも何度も書いていますが、通常のオチェーアノのコースルームにはテーブルに着いたままパーク内水域を眺められる席は存在しません。パーティー用個室やブッフェルームの一部パーク内が見える窓からショーを眺める場合は視界が限られる上、音も小さくしか聞こえません。「オチェーアノからのショー鑑賞」は、中座してお店のテラスに出て観るスタイルが基本です。)ショー開始時、水上にヴィランズ船が揃って登場する様子は壮観ですね~この場所からはピアッツァトポリーノ方向は全く見えませんが、ザンビーニブラザーズ・リストランテの前のステージは結構見えます。水上部分はだいたい見えます。ガラス越しですが。私達にとってはおそらくこれが最後となる“ザ・ヴィランズ・ワールド”でしたが、じゅうぶん楽しめました。ありがとうございました。お食事終了後、ホテル玄関を出てリゾートラインのディズニーシーステーションに向かう途中、パークエントランスのあたりで周りを見渡すと、今夜の貸切営業に参加されると思われる皆さんが列を作って待っていらっしゃる様子が目に飛び込んできました。え?もう? 貸切って19:30からでは? …と思って時計を見ると、時刻はこの時まだ16:30過ぎでした。――そういえば、以前私達も夜間貸切に参加した時は17:00過ぎくらいから並んだっけ…私達の時は真冬だったから待つのが大変だったけど、この時期ならピクニック気分で待てていいわよねえ~そんなふうにも思えてしまう過ごしやすい良い季節。秋の夕べ、ふたりでほろ酔いの幸せな帰り道でした。*「オチェーアノ」ランチコース 2018年9月1日(土)~11月30日(金)のメニュー* (ホテルミラコスタ オフィシャルサイトより転載)・サーモンとシュリンプのハーブマリネ セロリラブのピュレ ☆別途¥800で「アペタイザーメドレー」に変更いただけます。・ポークとキノコのタルトレット ゴボウのスープを添えて・白身魚のポワレ サフランソース クラブミートと彩り野菜の焼きリゾット (イタリア産米) ☆別途¥800で「ロブスター」を追加いただけます。 または 大山鶏と根菜のフリカッセ ニョッキのフライと共に・洋ナシのコンポートとキャラメルのシブースト 抹茶アイスクリーム・コーヒー または 紅茶◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
October 12, 2018
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( 前日 から続く)土曜日の早朝、東京ディズニーランドのアーリーエントリーチケットを手にした私達はアンバサダーホテルの部屋を出て、本日の宿泊先となる東京ディズニーランドホテルに車で向かいました――…と、そんなふうにきょう一日が始まる前に。普段ディズニーシーのパークしか行かない私達が そもそもなんでこんなことになったのか、ちょっと事情を書いておきますね。元々の計画では今日は、5月に存在する私の誕生日祝いのため「だけ」に 私が「機会があったらぜひ宿泊してみたい」とかねてからずーーっと思い続けてきた東京ディズニーランドホテルのとあるタイプの客室に一泊して パークにも行かないでホテル内でのんびり過ごすことになっていました。(私の誕生日祝いを主目的にディズニーホテルに宿泊したことは実は今まで一度もなかったので。)でもでも、せっかくディズニーランドホテルに宿泊するのに、なぜパークに行かないのか って?…だって、私達の大好きなディズニーシーは2週間前に行ったばかりだし(それにランドホテルから地味に遠いし)、ホテルの目の前にあるディズニーランドの方はといえば とてもじゃないけど私達のような中高年二人組がふらっと行って楽しめるパークじゃないと思うから。もしもディズニーランドに行くとしたら、私達が興味があって「行ってみたいなー」と思うのは まだよく見たことがない2020年9月にオープンしたエリアのみなのだけれど、そのエリアにある新しいアトラクションだってショーだってレストランすらスタンバイパスや抽選が必要で せっかく入園したってきっと思い通りには楽しめないしー(注:3月時点の話です)直営ホテル宿泊者のみ購入できる(一般より朝40~60分早く入園できる)アーリーエントリーチケットの販売も5月には終了してしまうしーー……ねえ。 ところがある日のこと アーリーエントリーチケットの販売期間延長が発表され、さらにある日 新しいエリアで上演されているショーの運営方法が「初回公演のみ座席抽選無し先着順で鑑賞可」に変更されることが発表されました。そのうえ「今後はアトラクションのスタンバイパスは殆どが運営休止になるかも」というお知らせまでが飛び込んできました。――これはもう、年齢的に若くない私達が無理せずディズニーランドの新しいエリアを楽しむには、販売期間延長になったアーリーエントリーチケットを利用して朝のうちに行くしかないんじゃないの?パークが入場者数を絞った状態から以前に近い形に戻ろうと運営方法をいろいろ試行錯誤している過渡期の今が、ひょっとしたら最後のチャンスなんじゃないの??――…と、私達はふと 十数年ぶりに東京ディズニーランドを訪れることを真剣にふたりして考えてみることにしたのです。ただ、アーリーエントリーチケットは現在はチェックイン日の分は購入することができません。ディズニーホテル滞在二日目以降でなければ、アーリーエントリーは利用できないのです。今回の宿泊滞在ではディズニーランドホテルの客室を堪能することを何よりも楽しみにしていた私達。目的の部屋にチェックインする前になんとかアーリーエントリーを利用できないかと考えた末、急遽アンバサダーホテルさんに「前泊先」としてご登場願うことを思いつき、昨夜のうちに到着してチケットを購入して、かくして13年と7か月ぶりに私達は自発的に東京ディズニーランドに足を踏み入れることになったのでした。パークを楽しむために有料のアーリーエントリーを利用することもアンバサダーホテルを前泊地として利用することも そんな方法があることは知識としては知っていたけれど今まで実行したことはなく、自分の誕生日のためだけにディズニーホテルに宿泊することも東京ディズニーランドの新エリアのアトラクションもショーも未体験。今回はそんな「初めてづくし」のリゾート滞在なので、今日の日記はいつもと違って時系列に沿ってなるべくシンプルに 記録として書き留めていこうと思います。では いざ! 6:00。アンバサダーホテルの部屋を出て駐車場へ。(エクスプレスチェックアウト利用)荷物は少なかったのでホテルに託さず 自分たちで車に積んで移動することにしました。6:14。ディズニーランドホテル正面玄関到着。車寄せにいらしたドアサービスキャストさんが大変スムーズに荷物預かりの手続きをしてくださって、その手際の良さにびっくり。(しかも、「急いでいる」とか「焦っている」とかといった雰囲気ではまったくないのです。)ディズニーランドホテルに早朝到着するゲストは「一刻も早くパークに行きたい!」という方が多いので自然とこうなるのかなーと思いました。夫は駐車場へと車を走らせて行き、私はホテルロビーを抜けて階段を降りディズニーランドのパーク方面へ。玄関とロビーの間の風除室にはミラコスタと同じ簡易の検温器とアルコール消毒が設置されていました。パーク側の小さな出入り口にも。6:20。夫が駐車場から戻ってきたので一緒にパーク入園口前の保安検査場に並びました。この時間はディズニーランドステーション下の保安検査場にのみ並ぶことができました。右へ延びる列(パーク駐車場側)と左へ延びる列(舞浜駅側)のどちらかを選んで並んでください とキャストさんがおっしゃるので、左の舞浜駅側の列最後尾につきました。周囲は10代~30代の方が多いように見受けられ、ディズニーシーの開園待ち列に比べるとぐっと平均年齢が若い感じがしました。私達の前にはざっと数えて70~100名くらいがいらしたようでしたが、たぶん私達が一番年齢が高かったのでは?と思います。6:50過ぎ。保安検査ゲート周辺にたくさんのキャストさん達がご出勤。7:00。保安検査がスタート。7:05。保安検査を通過しました。キャストさんが「アーリーエントリーチケットをお持ちの方はこちらへ」と手を挙げて大きな声でアナウンス誘導なさっていたのでそちらの方へ。(チケットはここで回収になります。)この先の入園ゲート前までお進みください と言われたので行ってみると、最前列でした。入園ゲートはたぶん何十か所もあって「最前」にあたる場所もたくさんあると思うのですが、この時点ではまだ空いているところも多かったです。本日のアーリーエントリー開始時刻は「7:50」とのことなので(アンバサダーホテルの客室テレビの「お知らせ」で確認してきました)この場所でしばらくミッキー花壇を眺めながら待機することとなりました。(ちなみに、本日の一般開園時刻は30分繰り上がって「8:30」になったとのことでした。)7:20頃。ゲート最前が全て埋まったらしく、私達の後ろに「2番目」の方がいらっしゃいました。この後、アーリーエントリーのゲストはどんどん増えていきました。(みなさん30分前を目安にいらっしゃるのかな?)7:30。「おはようございます」とエントランス一帯にキャストさんのアナウンスが入り、アーリーエントリーや入園時の注意事項についての説明がありました。7:40。入園ゲートを担当するキャストさん達がゲストに笑顔で手を振りながら多数登場。配置につき、各ゲート前のシャッターが開けられました。振り返ってみると、私達の後ろには20~30組くらい(50~60人くらい?)のゲストが並んでいらっしゃるように見えました。7:50。アーリーエントリー開始。13年と7か月ぶりの 朝一番から二人だけでのディズニーランド入園です。目指すはニューファンタジーランド 美女と野獣エリアなので、ワールドバザールを途中まで行って右手へ。無理せず普通に歩いていたので元気な皆さんがどんどん私達を追い抜いていきますが、この時点でアーリーエントリー利用者全員が私達より先に行ったとしてもせいぜい1000人、多くて2000人くらいでしょうからね~通常開園時の混雑を思えば、大したことはありません。7:54。ようやく美女と野獣のお城のある新エリアに到着。「美女と野獣“魔法のものがたり”」へ。前回ちょっと大人数で来園した時にはスタンバイパスだかエントリーだかに阻まれたので当然のことながら初体験です。同じタイミングで入園した皆さんの8割以上がこちらへいらしたんじゃないでしょうか。城門を入るあたりから既に列ができていましたけれど、どんどん進んでいくので「待たされている」感じはありませんでした。城門の中は細かいところまで作りこまれているのでじっくり景色を眺めたいのですが、後方から「立ち止まらないで 早く進んで」オーラを激しく感じるのでそれもちょっと憚られる感じです。あっという間に建物内に入り、愛の伝説が紹介される階段のある部屋へ。ここで登場するベルとビーストは本当に生き生きとしていて、科学技術の進歩に大変驚かされました。東京ディズニーランドが来年開園から40年になることをあらためて実感。このあと大きな食器にのって物語の旅へと出ました。8:15。美女と野獣のお城を出てこちらも未体験の新しいアトラクション「ベイマックスのハッピーライド」へ。一巡待ちくらいですぐ乗ることができました。なんてことはないのだけれど、とっても不思議な楽しさのあるアトラクションでした。(夫はもう一度乗りたいと言っていて、本日はスタンバイパスの発券もあったのでこのあとちょっと経ってからアプリをチェックしてみたのですが、すでに蒸発したのか 無くなっていました。)8:28。「ベイマックス」終了。あと2分で一般開園時刻となるタイミング、この時間から動いているアトラクションリストの中に未体験の「モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”があったので、そちらへ行くことに。ワールドバザール方面へ歩いてアトラクション建物前に着く手前で、一般開園時刻になって入園してきた速足の皆さんとすれ違いました。8:32。待ち時間なし(乗り場まで歩いただけ)で初めての「モンスターズ・インク」へ。私これ好きかも! と思いました。トイストーリーマニア!よりもうんと穏やかで、何より可愛らしい。機会があったらまた乗ってみたいです。8:40。アーリーエントリータイムも終了し、ここでちょっと一息。もう今回の私達の「ディズニーランド」はこれで半分以上終わったようなものです。このあとは「ファンタジーランド・フォレストシアター」のショー「ミッキーのマジカルミュージックワールド」の初回公演(12:45~ 抽選なし先着順)を観たいと思っていたので、シアター近辺まで様子を見に。当然のことながら、待っていらっしゃる方はまだごくわずかだったので(開演まで4時間ありますもの)、このあたりのエリアをいったん離れることにしました。で、シンデレラ城前の広場を流してアドベンチャーランド方面へ。8:50。「ビッグサンダーマウンテン」待ち列最後尾に並びました。(ディズニーランドにやってきたらこれは外せないんです。個人的に。)アトラクションの運営開始は9:00から ということで、岩山の下でしばらく待ちました。9:00になるとアプリその他で各アトラクションの待ち時間が表示され始めて、ビッグサンダーマウンテンはこの時点で「50分待ち」と表示されていました。乗り場まで岩山を上る途中で眺めたアメリカ河方面の景色。作り物だと解っていても、こういう景色には心動かされてしまいます。やっぱり東京ディズニーリゾートのパークって すごいなあ。(実感)9:35。乗り場にたどり着き、鉱山列車に乗車。少し前から雨が降り出していて、けっこう濡れましたがとってもとっても楽しかったです。9:50。岩山のふもとのトンネルの中で折り畳み傘をバッグから取り出し、ファンタジーランドの美女と野獣エリアへ再び向かうことにしました。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 21, 2022
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今年も新年早々オチェーアノに出かけ、夫と二人ブッフェで新年会をしてきました。舞浜に到着したのは11:00になる少し前。きょうは「新年会」ですから、最近アルコールから遠ざかっている夫も少しいただくかもしれない と考えて電車で来ていたので、ふたりでデザイン違いのリゾートラインの一日券を購入してホテルミラコスタに向かいました。ディズニーシーステーションでリゾートライナーを降り ホームのデッキに出て、美しいディズニーシープラザに あけまして… とご挨拶。いかにも「新春」といった感じの明るい光があたりにあふれ、青い空にはほど良い分量の白い雲。世間では年初から信じられないようなできごとが次々と起こってお祝いの言葉を口にすることすら憚られるようなここ数日ですが、ここはまるで別世界のようだなあ と ふと思ってしまいました。この場所に来れば 誰もがそう思うことなのでしょうけれど。ホテルミラコスタに入館し、オチェーアノの店頭に行ったのは11:35くらいだったでしょうか。ウェイティングエリアに入りソファーに腰をおろそうとすると、コースで何度かお世話になったことのあるキャストさんがタイミングよく奥からにこにこしながら出ていらっしゃったので、ここでもまたまたご挨拶。少しお話した後に ダイニングエリアへご案内~ となりました。パールのエリアのテーブルに着いて周りを見ると ??――― …ゲストの気配はあるものの 誰もいない。ちょうどこの時間は11:45のハーバーグリーティング開始直前ということで皆さんテラスに出てしまった後だったのです。グリーティングご覧になりますか? ドリンクのご注文はそのあとで伺いましょうか? …とキャストさんは気を使ってくださいましたが、そのままワインリストなどを眺めてシャンパーニュのハーフボトルをお願いすることにし、殆ど誰もいなくなってしまったブッフェカウンターの周囲を自由にぐるぐる歩き回って前菜やサラダを好きなようにお皿に盛り付けて、40周年のテーマ曲が高らかに響き渡る中 私達は新年会を始めました。オチェーアノのブッフェのお料理は、ランチとディナーの区別をなくして(料金も内容も同じにして)昼から夜までの通し営業の形態になった頃から 以前にも増して誰もが安心して食べられる味になったような気がします。好みは人それぞれなので何とも言えませんが、味がはっきりわかりやすくなった というか とっつきやすくなった というか 万人向けになった というか… 主食やアルコールやお茶が進む味になったのかなー って 今日は思いましたよ~こちら↓は本日の私の二巡目のお皿、メインの温かいお料理です。いつもはあまり食べられないデザートも、今日はちょっと頑張ってたくさんいただきました。コーヒーを追加でお願いしてデザートを楽しんでいた13:10頃には、13:15からのニューイヤーズグリーティングを鑑賞するゲストのためにテラスへの扉が開かれました。以前はよく出ていたけれど最近は滅多に出ることがなくなっていたハーバー水域を正面に見るオチェーアノ コース側のテラスに出て、数分。2024年の到来を祝うニューイヤーズ・グリーティングが始まりました。夫の方は昼間この場所に立つのはずいぶん久しぶりだったようで、 以前はどんな感じで写真撮ってたんだっけな~ 忘れちゃったよ~ と当惑していました。以下はそんな夫が逆光の中で撮った写真ですが…まあまあですかね~今年のお正月のグリーティングは伝統的な日本のメロディが少なく、使用されている楽曲がどれも私にとっては初めて聞くようなものばかりで、なかなか新鮮でした。私達のような年齢の者よりももっと若い方々や外国からいらしたゲストをターゲットにしているのかな~ とちょっと思いましたよ。10分ほどでグリーティングは終了。室内のテーブルに戻ってからは新しく用意してくださったコーヒーをいただいてしばらく過ごし、13:40くらいに私達はオチェーアノを出ました。ミッキランジェロギフトでお買い物をしてからミラコスタの正面玄関を出て、ディズニーシーステーションまで続く通路を歩いていると、駅の方から発車の気配がしたので私達は慌ててカメラを取り出しました。と、姿を現したのは 40周年ライナー。見られてラッキーでした。40周年のイベントも残すところ三か月ですからね、このデザインの車両に出会うチャンスも もうそうそうないでしょうから。その後の私達は、リゾートラインに乗って各駅で降りたり乗ったりしながらリゾート内を一周半ほどぐるっと回って過ごしました。今年は珍しく二人そろって長く取得できた年始休み、時間の余裕も気持ちの余裕もあったので、建設中のホテルの様子をのんびり飽きるまで眺めたり リゾートゲートウェイステーションの構内で行われている展示を見たりしてから、JR京葉線に乗って舞浜を離れたのは15:30を過ぎた頃でした。明るく穏やかな2024年1月5日の午後。もうこのあとは、驚くほど素晴らしいニュースなんてなくていいから 普通でいいから、無事に一年が過ぎてほしいものだなあ と 思わずにはいられない今年最初の舞浜でした。※ベイサイドステーションのホームから※完成間近の「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 5, 2024
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(…その1から続く)ホテル&パーク・ゲートウェイからホテルミラコスタに入館し、5階のサローネ・デッラミーコに着いたのは14:40頃でした。キャストさんの出迎えを受けて足を踏み入れたサローネの中は多くのテーブルが埋まっていて ――これはチェックイン手続きを済ませるまでには時間がかかりそうだなあ… と思いましたけれど、最近はスペチアーレ&スイート宿泊でもオンラインチェックインを利用してから訪れるゲストが増えているようで、サローネにはチェックイン手続きにいらしたわけではなく「部屋に入れる時間がやってくるのをお茶しながら待っている」といった風の方々も多いように見受けられました。なのでそんなに待たずに声がかかり、夫がデスクに行ってしまったので私はお水をいただいてしばし休憩。(今日は暑かったので、サローネのお水の美味しいことといったら!!)夫が手続きを済ませて戻ってきたのはちょうど15:00になるころでした。何やら本日はキャストさんから、「スペチアーレ&スイートでは何年間も中止していたターンダウンサービスもお部屋へのご案内も復活しているので、今回はぜひぜひ久しぶりにお部屋までご案内させていただきたい」とのおすすめがあったそうで、テーブルにやってきた非常に初々しい感じのキャストさんとともに私達はサローネを出ることになりました。さて 本日予約していたお部屋はハーバービューのバルコニールーム。オンライン予約購入サイトの表示通りにいうと スペチアーレ・ルーム&スイート ポルトパラディーゾサイド バルコニールームハーバービュー ということになります。(バルコニールームには今までご縁が無く、これが初めての宿泊です。)このカテゴリーのお部屋は主に3階にあり、その殆どがメディテレーニアンハーバーを正面に見る位置、ちょうどベッラヴィスタラウンジの上あたりに存在しています。(一部、他の場所にもあるようです。)もともとホテル開業時は一般のハーバービューの客室だったところを 数年後に改修工事をすることによってバルコニーに出られるよう仕様変更したお部屋ですね。サローネを利用できるお部屋なのに3階 ってなんだか不思議よね~…とか言いながら、キャストさんと一緒に部屋に到着したのはサローネを出てからわずか1、2分後。5階サローネ前からエレベーターに乗って3階で降りれば エレベーターホールからほんの数歩でバルコニールームが並ぶ一角にたどり着いちゃうのですから、テラスルームやハーバールームに宿泊している時よりもサローネまでの距離は近く感じられるかもしれません。(しかも今日のお部屋はエレベーターホールのかなり近くだったのでなおさら…でした。どれくらい近かったかは ↓一番最後に。)さっそくドアを開けてみると。普通のスーペリアルームと室内の様子はそんなに変わらないように見えますが。窓辺に大きなデスクがなく、小さな肘掛け椅子とティーテーブルが窓を避けて壁に寄せるようにして置かれていました。そしてカーテンを開けると、「プロメテウス火山とハーバー」というお馴染みの景色がバルコニー越しに正面に見えていました。(この窓を開けた時に、案内してくださったまだ歳若いキャストさんが「パークの音や風を感じられること」や望める景色の素晴らしさに純粋に感動していらっしゃって、まるでご自分がこの部屋に宿泊するかのように飛び上がらんばかりに喜んでくださっていたので、わたしはなんだかとても嬉しくなってしまいましたよ。あとになって思ったことですが、最近はオンラインチェックインやプリチェックイン利用の方が増え、こういったお若いキャストさんがお部屋への案内業務に携わる機会やゲストに接する場面も少なくなってしまっているでしょうから、新しい世代の働き手の皆さんは実地経験を積むことが思うようにできなくて大変になってきているのかもしれません。勝手な推測ですけれど。)バルコニーに出るための窓は片側しか開けられないようでした。出てみると、お隣のバルコニーとの間には目隠しも何も無いので「初めまして!こんにちは!」状態です。他者とのコミュニケーション能力が問われそうではありますが、仲良し同士で隣り合わせに宿泊できたら楽しいかもしれませんね!案内してくださったキャストさんが去られた後は、私達は窓をいっぱいに開け放してしばらく室内から外を眺めて過ごしました。うん。いいですね!バルコニーに出られることが「良い」というよりも、こうして窓を完全に開け放してディズニーシーの メディテレーニアンハーバーの音楽や風や温度や香りを感じられることが 私にとっては何よりも「良い」、素晴らしいことです。(思えば、昨夜は全く外の見えない1ミリも窓の開かない部屋に泊まっていたというのに、今日泊まるのはそれと真反対のこんなに開放的なお部屋だなんてね!)風に乗って客室内まで聞こえてくる 広場を行き交うゲストの歓声や小さなお子さんのはしゃぐ声に耳を傾けていたら時刻はあっという間に16:00近くなり、16:05、目の前のハーバー水上では「”ファンタジースプリングス”スペシャルグリーティング」が始まりました。昨日と同様、まるでアニメーションから飛び出してきたような 生き生きと動くキャラクター達。新しい世界に思いを馳せるミッキーとミニーも愛らしいです。バルコニーから水上までは少々距離がありますが 高さがあるので、昨日はよく見えなかったスチーマーラインで登場するキャラクター達の姿もしっかり捉えることができましたよ。グリーティングの最後では対岸のフォートレスあたりから花火があがり、ミッキーやミニー達がその名残の白煙の中 手を振りながらハーバーから去っていく様子を見届けてから、私達は室内に戻りました。その後は、午前中にパーク内のショップで注文してあった写真プリント(フレームを付けてプリントしてくれるサービス、今でもちゃーんとやっています)を受け取るために 16:20頃 1階の「ホテル&パーク・ゲートウェイ」からディズニーシーに再入園。(今回の部屋はこのゲートウェイにもアクセスが良いので助かりました。)今日は夕食の手配をしていなかったのでその代わりになりそうなものも購入してからホテル内に戻りました。ここで時刻は17:00過ぎ。サローネ・デッラミーコではアルコールを提供する時間帯に入っていたので、私達は5階に向かいました。サローネでアルコール類と共に提供されている前菜プレートは、昨年利用時とは内容が変わっていましたよ~アルコール類は、ビール、ワイン、ウィスキーなどがカウンターに用意されていて、この他にもカクテル類やカウンターにない物で用意のあるものはキャストさんにお願いすればテーブルまで持ってきていただけるようでした。カウンターにはお菓子に混じってお酒のおつまみになるチーズなども置いてあり、パスタスナックだけはキャストさんにお願いして出していただくようになっていました。サローネに一時間ほど滞在し、部屋に戻ったのは18:10過ぎ頃でした。バルコニーに出てみると、メディテレーニアンハーバーは日没の時を迎えていました。実は部屋に戻った際、ドアに見慣れないプレートがかけられていたので「???」と思ったのですが、なんとこの時間帯、私達のお部屋はターンダウン作業の真っ最中だったのでした。ハーバーが見えるお部屋はきっと夜のショーの前にターンダウンを済ませようと皆さん頑張っていらっしゃるのでしょうね。ありがとうございます。バルコニーに出て気持ちのよい風に吹かれながらハーバーの夕景を眺めている間にターンダウンは終了したようで、キャストさんは私達に「他に何かお手伝いしてさしあげることはありませんか」と声までかけてくださり、笑顔とともに去っていかれました。(突然部屋に戻ったので 室内で作業に当たっていらしたキャストさんを驚かせ焦らせてしまったかもしれません。ごめんなさい。)キャストさんが整えてくださったベッド周りはこの通り。ベッドの上にはメッセージカードも添えられていて嬉しかったですよ。(その3 に つづく・・・)※入浴剤のタブレットはホテル名入りのものに変わっていました※以前は何人部屋であろうとも1個しか置いてなかったコップやアメニティの入った缶も4個(宿泊定員分)も置いてありました※アメニティー缶は以前はヒンジ付きでしたが、昨年くらいから蓋が完全に外れるタイプに変わったようです※今回のお部屋のドアを開けて廊下を覗いてみたところエレベーターホールがすぐそこです。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 4, 2024
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ディズニーシーの夏イベントのショー「ミニーのトロピカルスプラッシュ」を眺めながら、昼食をとってきました。訪れたのは ホテルミラコスタ内「ベッラヴィスタ・ラウンジ」です。ホテルミラコスタに車で到着したのは11:00過ぎ頃。今日この時間はホテルの坂下のゲート脇の守衛所に男性キャストさんの姿が見え、私達の車は一旦そこで停止することを求められました。聞けば、 本日はホテルの駐車場が満車なので申し訳ないがエントランス付近の露天に駐車してほしい とのこと。こういったことは長期休暇中や春秋の婚礼シーズンなどの駐車場混雑時にはよくあることなので 了承して私達は駐車場へは入らずにそのまま真っ直ぐ坂を上がってホテルの正面玄関へと向かいました。と、想像していたよりも多くの車が既に正面玄関前の噴水に沿って放射状にべったり駐車されていたので、ちょっと驚いてしまいましたよ~。(噴水周りはもういっぱいだったので、私達は外周側に停めざるをえませんでした。)夏休みの日曜日とはいえ、午前中の段階でこれだけの数の車が駐車場から溢れているのは珍しいです。もう少し到着が遅かったらこの場所も満車になってたかもね・・・ とそんなふうに話しながら、私達はホテル館内に入りました。昼食のPS(プライオリティーシーティング)の予約はベッラヴィスタラウンジのランチタイム開始と同時刻に入れてあったので、私達はお店に立ち寄って名前を告げてからはショップやロビーでしばらく時間を過ごしました。やがて まもなく予約時刻になろうか という頃、お店のキャストさんがロビーまでお迎えに来てくださって 私達を店内のテーブルまで案内してくださいました。ふたりそろってこのお店に来るのはとっても久しぶりのこと。窓際の席に着くと 見えたのはこんな景色でした。よーく考えてみたら、シーのパークで何ヶ月もかけて行われていた陸地部分の拡張工事が完了してからこのお店の窓際の席に座るのはこれが初めてとなります。予想していたことではありましたが、店内からはパーク内のショーエリアが以前よりも少しだけよく見えるようになっていましたよ。いやあ、しかし・・立秋も過ぎ もう暦上は今日から「秋」のはずなのですが、こうやって眺めるとディズニーシーの園内はまだまだ暑そうです。 さて。ベッラヴィスタラウンジ店内には、私達が着席したのとほぼ同時に「ミニーのトロピカルスプラッシュ」のショー開催を予告するパーク内アナウンス(「ロストリバーデルター!!」っていう お馴染みのあれです)の音声が控えめな音量で流れました。そして、キャストさんからメニューを受け取り二人して飲み物と料理を決めているとすぐに時刻は11:30になり、目の前のメディテレーニアンハーバーではディズニーシーの夏の風物詩ともいえる「大胆な水撒きショー」がいきなり始まりました。店内から水上まではかなり距離があるので、キャラクターをよく見たいとか写真を撮影したいという方には不向きかもしれませんが、全体の様子を眺めるだけならばじゅうぶん満足できると思います。(実際の見え方は↓↓こんな感じです。)ショーの中盤でピアッツァトポリーノのステージの上にやってくるミッキーも、何とか認識できましたよ。キャラクター達を乗せた船がハーバー水上から完全に姿を消してショー終了のアナウンスがベッラヴィスタラウンジ店内にも流れたのは11:50頃でした。私達のテーブルではショー開催中からお食事の提供は始まっており、飲み物とプレアペタイザーが出されていてパンの用意も既にされていましたが、本格的にコースがスタートしたのはパーク内のショーが終了してからでした。今日お願いしたのは「ディズニー・サマーフェスティバル・ランチコース」です。メインを夫はお肉に私はお魚にして、夫はリゾットに追加料金(650円)でフォアグラも添えていただきました。まずは、ショー開催中にテーブルにやってきたプレアペタイザー。本日は冷製ポタージュです。(たぶん内容は日によって異なると思います。)前菜は、鱧の湯引きマリネと生ハムと冬瓜やフルーツの入ったサラダです。夏らしい涼やかな見た目が印象的でした。ホロホロ鳥のリゾット。言い方が良くないかもしれませんが「ものすごーくおいしい大人のチキンライス」みたいでした。こちらはフォアグラを足してしただいた夫のお皿。フォアグラは火の通り方が絶妙だったとのこと。メインの お肉のお皿、牛ハラミのグリル。こちらはお魚、イトヨリ鯛のインパデッラです。普通に美味しかったです。デザート。三角のスイカみたいに見えるのはハスカップのシャーベットですって!スイカの種を模してミッキー形を添えているのが可愛いです。食事を終えてからは、久しぶりのディズニーシー、ハーバー正面の景色を眺めながらゆっくりお茶を飲んで過ごしました。長く続いていたポンテヴェッキオやガリオン船のメンテナンス工事も終わり、ベッラヴィスタラウンジの窓から見える水域に限って言えば いつもの美しいディズニーシーが戻ってきているように思われました。が、ホテルミラコスタの外壁塗装工事はまだまだ続くとのことで、ここベッラヴィスタラウンジも来年の初めころには窓が塞がれて景色が眺められなくなる時期があるそうです。席を立ち、店内バーカウンター上に飾られているイベント時恒例のオブジェの写真↑を撮らせていただいて お店をあとにしたのは13:20過ぎ頃でした。それからほんの少しホテル内で時間を過ごし、私達は14:00前には舞浜を離れました。ここ最近は舞浜に足を運ぶ頻度もぐぐっと下がっている私達ですが、パーク内やミラコスタ内の一連の工事が終了してディズニーシーが落ち着いたらまたゆっくり時間をかけてこの場所にやって来られたらいいな と思っています。** ベッラヴィスタ・ラウンジ の “ディズニー・サマーフェスティバル”ランチコース **・プレアペタイザー・鱧のマリネとプロシュートのインサラータ 冬瓜とフルーツのゼリー添え・ホロホロ鳥のリゾット ミックススパイスの香り (別途料金で「フォワグラのソテー」を追加可)・牛ハラミ肉のグリル グリーンペッパーの香るジュ リモーネ風味のパンプキンピュレ または イトヨリ鯛のインパデッラ チョリソー風味 ミョウガと枝豆入りのケッカソース・ホワイトセサミケーキ ピーチとヨーグルトスープ ハスカップシャーベット添え・コーヒーまたは紅茶 ・・・・・・・・・・・2015年7月1日~8月31日◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
August 9, 2015
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きょうは年が改まって最初の東京ディズニーリゾート、夫と二人 オチェーアノのブッフェで「新年会」です。諸事情でこのところアルコールとは縁遠かった夫も、 新年会なら乾杯ぐらいしちゃうかも!… とのことだったので、今日は車ではなくふたりで電車に乗って舞浜に向かうことにしました。JR舞浜駅で下車してリゾートラインのリゾートゲートウェイステーションに向かい、まず最初にしたことは 駅の券売機でお正月デザインのフリーきっぷを購入すること。デザインは二種類あったので、夫と私 別々のものを購入してみました。車両に乗り込んでからは 夫は久しぶりのリゾートラインに少々はしゃぎ気味で、車窓を眺めては あっ富士山だ!!新しいホテルだ! …と あちこちにカメラを向けてさかんに写真を撮っていました。(途中の駅で乗り込んできた外国の小さなお子さんたちの方がよっぽどお行儀がよく、ちょっと恥ずかしくなりましたよ~)東京ディズニーシーステーションのホームに降り立ったのは10:55くらいだったでしょうか。降車ホームにあるパークに面したデッキは今日は工事中で出ることができなかったので、ホームの大きな窓からガラス越しにパーク内ディズニーシープラザを眺めました。遠くてよくわかりませんでしたけれど、ミラコスタ通り入り口の両脇には今年も無事 門松がお目見えしているようでした。連絡通路を通ってホテルミラコスタに入館したのは11:00過ぎ、オチェーアノ店頭へ行ったのはそれから少し経ってからでした。きょうはランチオープンの時間にPSをお願いしてあったので キャストさんは快くウェイティングエリアに通してくださいましたよ。ダイニングエリアへの案内が始まったのは今日は少し早くて11:20前くらいでした。入口からほど近い窓際の席に着くと 飲み物の注文をききにキャストさんがテーブルまでいらっしゃったので、乾杯したいと考えていた私達はワインリストを見せてほしいとお願いしました。そして数分後ワインリスト(現在は冊子ではなく一覧表をプリントしたもの)を手に戻っていらしたキャストさんがおっしゃるには、「本日はこの後11:30からパーク内で行われる水上グリーティングをテラスからご覧いただけますがお飲み物のオーダーはテラスから戻られた後でうかがいましょうか?」とのこと。え? テラスに出られるの??ええ! どうぞどうぞ もう扉開けてますのでご自由に……とのことでしたので、私達はとりあえずテラスに出てみることにしました。手前の「シェル」の部屋のテラスです。見渡すディズニーシー、メディテレーニアンハーバーは晴れやかな青空のいいお天気です。この時、時刻は11:27くらい。テラスには私達の他に一組のゲストがいらっしゃるだけでした。そして11:30。和楽器の音と共に始まった2023年のニューイヤーズ・グリーティング。「2023」とデコレーションされた大きな船はハーバー水際をゆっくりと回り、ザンビーニブラザーズリストランテ前、ピアッツァトポリーノ正面、リドアイル前の三か所で停止し、和服姿のキャラクター達はハーバーを囲むゲストに丁寧に新年のご挨拶をしてくれました。ご挨拶の後 船はもう一度大きく水際を一周してハーバーから去っていきましたが、この時に流れた曲が かつて東京ディズニーリゾートのカウントダウンでも使われたことのある、映画「Wiz」の中の曲「A Brand New Day」で、これが予期せず私の心を強く動かしました。ほんとうに。何にも脅かされることなく新しい明日のことだけ考えて生きていける そんな素晴らしい一年に今年こそなるといいのに。あなたにとっても わたしにとっても、世界中のみんなにとって2023年が希望に満ちた良い年になりますように と、祈らずにはいられませんでしたよ。そういえばここ何年か、私はお正月のグリーティングの様子をガラス越しにしか眺めておらず、その「音」までしっかりきくことができたのはおそらく三年ぶりくらいです。パーク内に流れる音やショーの音楽は東京ディズニーリゾートには欠かせないものですが、そんなものもひっくるめての生(ナマ)のパークの素晴らしさを たった15分弱の水上グリーティングで私はあらためて実感してしまい、「来年のお正月は久しぶりにパーク内を訪れてみようかしら...」と思ってしまうほどでしたよ~ダイニングエリアのテーブルに戻ってからは、キャストさんにシャンパーニュのハーフボトルをお願いして ブッフェカウンターからそれに合いそうなお料理をまず取ってきて、私達は2023年の新年会を始めました。その後はゆっくりお料理を堪能し、コーヒーを追加で注文してデザートもいただいて 新年の明るい陽射しまぶしいオチェーアノの窓際でのんびりと過ごしました。今年のお正月のブッフェには和食をイメージさせるものがあまりなく、やや「日本のお正月」感に欠ける感じもしましたが、ここはメディテレーニアンハーバー ポルトパラディーゾの港町ですからね~ここならではのお正月と思えば、これもまた然り。私達にとっての 佳い舞浜初めとなりました。楽しかったです。食事を終えてホテルミラコスタを離れ、東京ディズニーシーステーションからリゾートラインに乗り込んだのは14:00前頃でした。たまたま乗車したのが「リーナ・ベル」ライナーだったので、きょうはフリーきっぷで乗車していた私達はリゾート内を少々ぐるぐるしてからリゾートゲートウェイステーションで降り、ボン・ヴォヤージュに立ち寄ってお買い物をし(今日もまだボンヴォヤージュにはお菓子や食品類が殆ど置かれていませんでした)、15:00頃には帰路に着きました。この世界にとって 私達にとって、今年がどんな年になっていくのかはまったく見当もつきませんけれど、前向きでいられるようにだけは心がけたいものだなあ と心から思わせてくれた、清々しい年の初めの舞浜でした。(おまけ:本日乗った 車内に「リーナ・ベル」のデザインが施されたリゾートライナー)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 4, 2023
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幸運にもオチェーアノのディナーコースの席を確保できたので、ふたりで午後から舞浜に出かけてきました。記念日でもなんでもないですが、クリスマスシーズンのメニューをオチェーアノのコースルームでいただけるなんて ただそれだけでこの上なく幸せなことです。交通手段に車を選択したので渋滞を警戒し 時間にかなり余裕を持って家を出て、舞浜に到着したのはまだ明るい15:00過ぎ。イクスピアリの駐車場に車をとめ、お約束の時間まではリゾートラインに乗ったり アンバサダーホテルやボンヴォヤージュなどでクリスマスの風景を眺めたりして過ごしました。考えてみたら今日は11月の11日。数字の「1」が並ぶ縁起のよさそうな日にちとあって婚礼が数多く行われていたからなのか、はたまたクリスマスシーズン初の土曜日であるせいなのか、舞浜駅周辺やアンバサダーホテル内の混雑ぶりは凄まじいものがあり ちょっと驚いてしまいましたよ。その後 17:00になる少し前にホテルミラコスタ駐車場に車を移動(なんと建物一階部分に空きがありました)、バンケットエリアのエントランス経由でロビー方向へと向かいました。(こんな時間にミラコスタの玄関あたりを訪れることはあまりないので、その美しさに思わず立ち止まってしまいました。)長い廊下を抜けてロビーに足を踏み入れると、パークへと下りる階段の両脇には今年も足の長い背の高いクリスマスツリーがお目見えしていて、大きな「M」マークの上には楽器を携えた天使たちも無事に降臨していたので、私はとても安心しました。それからはミッキランジェロギフトを覗いたりロビーの片隅でクリスマスのスーベニアメダルを作ったりし、17:00を過ぎた頃オチェーアノの店頭へ行って名前を告げました。お時間まで中でしばらくお待ちください と案内されたウエイティングエリアには、皆さんお馴染み このお店らしい海にまつわるオーナメント満載のクリスマスツリー。シルクロードガーデンの方をちらっと見遣ると、こちらのお店の入口にも例年通り中国風のツリーが飾られていました。長年見慣れているミラコスタのレストランエリアのクリスマス風景を今年も見られて ほんとうに嬉しく思いましたよ。10分ほど待った後、お約束の時間がやって来たのでキャストさんのご案内で私達は奥のコースルーム(ケルプ)へ。オチェーアノのクリスマスディナーコースは現在は二種類が提供されていますが、私達は今夜は仔羊目当てにやってきたといっても過言ではないので 注文はふたりともメインに仔羊のある「シルバーノエル」の方にしました。そして忘れずに、私はグラスワインのセット「ミラコスタカルテット」もお願いしました。(夫は今日も炭酸水です。)以下、簡単にお料理の内容を記録しておきます。(美味しすぎて終始かなり浮かれ気味だったので きょうの記録は本当に簡単です。)一番最初はアミューズブーシュ。小さな可愛いひと口おつまみです。左のはチーズ入りシュー生地に白レバームースとイチジクを詰めたもの。右はぼたん海老と上にはラディッシュと魚卵など。そして冷たい前菜。海の世界を表現したような大変きれいなお皿でした。(わたしの写真だとお皿の色のブルーのグラデーションがうまく伝わらないのがとても残念です。)左のオレンジ色に見えるのが「鰆のレアグリル」。皮は炙って 身の方は45度で低温調理して、上に人参のピュレと毛ガニや根菜やハーブを載せたとのこと。右側はリエットのようにした毛ガニの上にキャヴィア、下に敷かれた春菊のソースは「春菊そのもの!」でした。見た目がほんのりクリスマスカラーですね。次に温かい前菜。帆立貝柱のグリルにクリーミーなリンゴのソース。盛り付けはクリスマスツリーをイメージしているとのことで、上にはオーナメントにたとえたカリフラワーや小さな花形や星形にも見えるお野菜、揚げたタピオカなどが盛られていました。それぞれの食感もとても面白かったです。ほんのり甘いリンゴのソース(ヴルーテ)も帆立貝柱やカリフラワーにとてもよく合いました。お魚は金目鯛のウロコ焼き。下には魚介のスープ。金目鯛は、皮目がパリッパリ 中はふっくら の素晴らしい焼き上がり。魚介のスープは金目鯛やオマール海老のエキスたっぷり、付け合わせはインカのめざめやエシャロット。右手に添えられた黄色いソースはルイユ(にんにく唐辛子野菜ピュレみたいなソース)で、魚介のスープに加えながら最後まで大変美味しくいただくことができました。選べるメインはもちろん仔羊の方に。「プラリネを纏った仔羊肉のローストとカイエット マルベックの香るジュ」。結構がっつり、しっかりした羊肉が登場してきました。仔羊ローストの上にのっている丸いのがカイエットという仔羊肉とハーブで作った腸詰です。ソースは仔羊の出汁と黒葡萄酒にパセリ。「プラリネをまとった」というのは仔羊肉をローストする際にプラリネを塗った ということなのでしょうかね~ 香ばしくて、黒葡萄の野性味とエスニックなスパイスも感じる いかにも「仔羊肉食べてるぞー」といった感じのお料理で、ふたりとも黙ーってしまい ただただ一心に食べてしまいました。あー 美味しかったー ここでちょっと本日のミラコスタカルテットの内容をメモ。 シャンパーニュ:二コラフィアット レゼルヴ・エクスクルーシヴ・ブリュット 白:ジーニ ソアヴェ・クラシコ 白:チャラ シャルドネ・テッラ・ドートランド 赤:オー メドック・ド・ジスクールデザートはフォレノワール、 と ピスタチオアイスにフルーツ。「フォレノワール」はチョコビスケットとホイップクリームとチェリーで作るフランスの定番クリスマス菓子… だそうですが、そんなことよりも私はお皿に描かれたクリスマス風景の方に気をとられて困ってしまいましたよー!これは… 四年ぶりに復活したというディズニーシーのアメリカンウォーターフロント、SSコロンビア号前のホレイショスクウェアのクリスマスツリー ですよね?(まだ実際には見ていないけど。)そして、もうひとつ、最後のお茶菓子プティフールをのせたお皿もテーブルにやってきました。左はチョコレートをのせたクッキー。真ん中のスプーンにはリンゴに見立てたかのようなカシスムースと ゼリーのようなグミのようなお菓子。右は塩味のチーズのシュー。デザートが揃いコーヒーが出て少し経ったところで、本日19:15から行われる「ビリーヴ!」のためにテラスへの扉を開けるというお知らせがあったので、私達は一時席を離れて外へ出ました。夜のディズニーシー パーク。この景色をこの場所から眺めるのはいったい何年ぶりだろうか。私は四か月ほど前の七夕のころの昼間に 実に三年数か月ぶりにこちら側のテラスからディズニーシーを眺めることができて少し感傷的な気分になりましたけれど、ほぼ四年ぶりにこの場所に立つチャンスを得た夫は一体何を思うのでしょうか。聞くこともできないうちに時刻は19:15になり、ショーの始まりの時を迎えました。「ビリーヴ!」は写真を撮影するよりも自分の目でしっかり見るに限りますね~目の前にガラス窓もなく音も良く聞こえる状況で、比較的水辺に近い場所でこのショーを眺めたのは私は今回が初めてになるんじゃないか と思います。ハーバーから少し距離のあるミラコスタの客室からガラス一枚隔てて観ていた時とは違って、今日は大きな機材や装置よりも出演しているキャラクター達やダンサーの皆さんの表情やパフォーマンスの方により目が行き、「生物(なまもの)をみているんだ」という思いを強くしました。また今夜は「ディズニーシーで『ビリーヴ!』がスタートしてからちょうど一周年」という節目の公演だったそうで、ショー開始前にはゲスト同士が灯りを振りあってコミュニケーションをとるような場面もあったようでした。ハーバー水域を囲むゲストの皆さんにとってもキャストの皆さんにとってもきっと特別な夜になったことでしょうね。そして、そんなところに偶然居合わせることができた今夜の私もまた「幸運」としか言いようがなく。いろいろな巡り合わせに感謝しながら日々過ごしていかなければ と素直に思ってしまいましたよ。ありがとうございました。ショー終了後は室内に戻ってデザートの続きをいただき ゆっくりコーヒーをいただいて、私達はテーブルを離れ キャストさん達にお別れの挨拶をしました。私達にとっては特別な場所であるオチェーアノのコースルーム。最近はコース料理の提供が夜のみになったせいもあって年に数回しか訪れることができなくなってしまいましたし、サービスにあたってくださるキャストさん達の顔ぶれもどんどん変わっていきますけれど、どんなに様変わりしても やはり私はいつまでたってもここが好きなのです。ブッフェルームを抜ける時にはカウンター上のデコレーションもカメラに収めることができました。この時間のブッフェルームは不思議なほどに空いていて、土曜の夜とは思えないような落ち着きぶりだったので、可愛いデコレーションをゆっくり見ることも心置きなくできて嬉しかったです。会計を終えてお店を出てからは、ロビーのクリスマスツリーを こっちから あっちから と もう一度よーく眺めたのち、私達は駐車場へと戻りました。車に乗り込み帰りに向かう支度を整えて そろそろ発進しようか と夫がハンドルに手をかけた頃、ドーン… ドーン… という大きな音がどこからか響いてくるのに私達は気づきました。時刻をチェックすると 20:30。…あー 花火だ。私達は慌てて車から降り、駐車場の屋根が切れ空を望める場所まで出て 車が通っても危険な目に遭わないよう車路の端っこに身を寄せて天を仰ぎました。ホテルミラコスタの立体駐車場の上にひろがる 大きな大きな光の花。私の今年のクリスマスシーズン初の花火鑑賞は、こんな場所からとなったのでした。それから数分後 私達の車は首都高速道路に入り、帰路につきました。今年の舞浜のクリスマスシーズンはまだ始まったばかり。楽しい計画はいろいろとありますが、年齢相応の様々な事情も都合もあり、その全てがつつがなく遂行されるかどうかは私自身にも見当もつきません。それでも、一年中で一番好きな季節なのですからね。この時期の空気と同じくらい澄んだ気持ちのまま 過ごしたいものだと今は思っています。おまけ:今日見た舞浜のクリスマスツリーアンバサダーホテル「フェスティバルディズニー」アンバサダーホテル「エンパイアグリル」イクスピアリ セレブレーションプラザ* オチェーアノ の “ディズニー・クリスマス”スペシャルディナー シルバーノエル *・ボタン海老とラディッシュ・鰆のレアグリルと毛蟹 春菊のクーリ キャヴィア添え・帆立貝 カリフラワーとリンゴのヴルーテ・クリスピーに焼き上げた金目鯛 魚介のエッセンスとインカのめざめのコンフィ・プラリネを纏った仔羊肉のローストとカイエット マルベックの香るジュ または 和牛サーロインのグリル 野菜のグランメール風 シェリーヴィネガーソース・フォレ・ノワールとグリオットチェリーのソース ピスタチオアイス・プティ・フール・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・・2023年11月1日~12月14日(16500)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 11, 2023
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ひとりでオチェーアノに行き、ブッフェで昼食をとってきました。ちょっとした事情で明日からしばらくいつも通りの食事ができなくなりそうなので、美味しい物の食べ納めといったところです。電車を乗り継いで東京ディズニーシーステーションに到着したのは13:15くらい。途中通った東京駅は大きなスーツケースを転がす方々でどうしようもない大混雑、舞浜駅前も春休みらしい活気にあふれていましたけれど、お昼を過ぎた東京ディズニーシーのパークエントランスあたりは静けさに満ちていて不思議な感じがしました。駅から連絡通路を歩いてホテルミラコスタへ向かうと右手に見えてくるディズニーシー・ピクニックエリアの大島桜は、きょうのところはまだ花の気配はなく 青くかたい蕾のままでした。この様子では、気温にもよりますけれど、開花までは一週間はかかりそうです。オチェーアノ店頭にお邪魔したのは13:30少し前だったでしょうか。すぐに手前のシェルの部屋の窓辺のテーブルまで案内していただくことができ、スパークリングワイン(本日はロータリブリュット)のグラスとアイスティーもお願いして 私はパーク内を眺めながらお食事を始めました。14:00頃になると パーク内で行われる40周年のハーバーグリーティングのためにテラスが解放されて店内カウンター周りからゲストがいなくなったので、これ幸いと写真を撮りに...ガーランドの飾られたブッフェカウンター。東京ディズニーリゾート40周年も もう終わりですね。一番目立つ中央のカウンターには40周年の衣装を身に着けたキャラクターをイメージした小さなデザートがたくさん並んでいて、イベントのフィナーレらしくカラフルで可愛らしかったです。(そばにキャラクターのオブジェがあるので それぞれ誰をイメージしているデザートなのかすぐにわかります)(グランドフィナーレのキラキラした金色ロゴマークの前には、金粉?をあしらったキラキラしたゼリーが並べられていました)写真を撮り終えて席に戻り、窓からハーバーグリーティングをちらちら眺めながらお食事を続行し、その後私もデザートタイムへ。どれも可愛くて全てお皿に取りたいのはやまやまでしたが、なにしろ年齢が年齢、あまりたくさんは食べられないのでこれが精一杯です。リボンのついたピンクのはミニーさん?パープルにお鼻のような大きなブルーベリートッピングのタルトはチップ&デール、綺麗なブルーのゼリー&パンナコッタはデイジーさん。深いグリーンのはたぶん グーフィーをイメージしたと思われる小さな抹茶オペラです。デザートも色とりどりですけれど、今期はさすが「40周年グランドフィナーレ」をモチーフとしているだけあってカラフルなお料理が多くて、この一年を懐かしみながらの目にも楽しいランチブッフェとなりましたよ。おなかいっぱいになってテーブルを離れたのは15:00過ぎごろでした。まるでこの地に漂う未来への希望を体現しているかのような 溌溂とした明るいキャストさん達に見送られ、私はオチェーアノを出て ホテルミラコスタ正面玄関を出ました。終わっていく「40周年」の年。まもなくやってくる短い桜の季節のあとには 東京ディズニーリゾートではまた新しい一年が始まります。もう 賑やかさの波にうまく乗ることはできないかもしれないけれど、遠く離れた浜辺からその大きな波を見つめ続けることだけは 今後もしていきたいと思っています。※ディズニーシーステーションにはこんなフォトロケーションが設置されていました◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
March 15, 2024
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(…前日から続く)目が覚めたのは5:40ころでした。昨夜早く休んだだけあって気持ちよーく自然に起きることができたので すぐにベッドから出てさっそく窓辺に近づきホテルエントランスあたりの様子を見てみると、車寄せのあたりはまだとても静かで ちょっと見たところキャストさんの姿も殆どないようでした。ファンタジースプリングスホテル ファンタジーシャトーはホテルミラコスタと同様、深夜0時から朝6時までの間は宿泊中ゲスト以外の入館を受け付けていないので、本日から滞在するゲスト(本日チェックインするゲスト)の到着も6:00を過ぎてから本格化するのかもしれません。――さて、本日のディズニーシー(ファンタジースプリングスといえどもディズニーシーの一部ですからね)。一般開園時刻は公式HPで発表されている時刻から45分繰り上がって「8:15」、ハッピーエントリーはそれよりも15分早い「8:00」になる と ディズニーホテル宿泊ゲストには前日のうちに告知されています。今日現在 ディズニーシーにハッピーエントリーできるのは…パークエントランスノース(ディズニーシーのメインエントランス側)からがホテルミラコスタ滞在二日目以降ゲストのみ、ファンタジースプリングス・エントランスからがファンタジースプリングス・ホテル滞在二日目以降ゲストのみ、…と限定されているので、私達と同じように本日「ファンタジースプリングス・エントランス」からハッピーエントリーを利用するのはファンタジーシャトー全419室に宿泊しているゲストのみ ということになります。(お隣のラグジュアリー棟「グランドシャトー」ご宿泊中の皆さんは専用のエントランスから7:45に入園を開始するそうですからね~)―― だったら宿泊客は最大に見積もって419室×4~5人 ってところだろうし、ゲストの多くが「ファンタジースプリングス・マジック(短い待ち時間で制限なくファンタジースプリングス内のアトラクションを利用できるパスポート)」を持っているだろうから急いで入園する必要もないだろうし、以前のパークエントランスノースからのハッピーエントリーほどは混雑しないんじゃないの?…なーんてふうに考えて、今朝は7:30前にファンタジースプリングス・エントランスに行くことを私達は目標にしていたのでした。なので出かける支度もきょうは比較的ゆっくり始めましたが(夫の方は6:30近くなって起床)、何せミラコスタ宿泊時と違って「窓の外が気になって景色を眺めてばかりいて余計な時間を取られる」ということがないので、7:00を過ぎる頃にはふたりともだいたい支度が整いました。そして7:14頃、「宿泊証明書」と「ハッピーエントリー通行証」を手に部屋を出発。7階エレベーターホールに向かいました。ところでファンタジーシャトーは先ほども書いたように全419室(各室の定員は大人4~5人)ですが、その部屋数に対してエレベーターの数は4基です。全502室(定員大人2~4名)に対して6基のエレベーターを有しているホテルミラコスタに比べると、宿泊定員数に対するエレベーターの数がやや少ないような気がしないでもありません。しかもこちらのホテル、小さいけれど9階建て。エレベーターに乗れるまでにもけっこう時間がかかり、3階まで下りてホテルの正面玄関を出るまでには6~7分かかりました。正面玄関を出てからはファンタジースプリングス・エントランス近くまで下りるエレベーターを利用することも可能ですが、この時間帯はどう考えてもベビーカーや車いすが優先だろう ということで、私達は外階段を歩いて下りパークエントランス方面へ。上から下を眺めると並んでいらっしゃる方がたくさん見えてちょっと驚きますけれど、階段の下あたりに並んでいらっしゃるのはハッピーエントリー利用者ではなく本日の一般開園時刻からの入園を希望する皆さんでした。滞在一日目にパークに入園する場合はこちらの列に並んで開園時刻を待つわけですね~で、ハッピーエントリーを利用する場合は階段を下りて左手側に待機列の最後尾があるということで、この時間はホテルキャストさんも多数いらして案内をしてくださっていました。私達がこちらの列の最後尾についたのは7:23頃。部屋を出てから約9分後でした。この時間 列の前方では既に保安検査が始まっており、立ち止まることなくどんどん前進して5分ほどで検査場に到達。検査を通過してあずまや内の「ファンタジースプリングス・エントランス」ゲート前のエリアに入ることができたのは7:30頃で、結局 部屋を出てからここまでにかかった時間は16分ほどでした。その後、7:50頃にゲート前の金属扉が開けられて少し前進。と同時に 列の前の方で歓声があがったのでいっしょうけんめい背伸びしてみると、入園ゲートの前のパーク内にはアナとエルサが姿を見せてウェルカムグリーティングが行われているようだ ということが判りました。(グランドシャトー宿泊ゲストはこの時点で既に入園しているので、その方たちに向けて朝のご挨拶をしているのでしょうかね~ )そして8:00、入園ゲートがオープン。入園待ち列の中でも真ん中より後方にいたと思われる私達も、8:04にはファンタジースプリングス内に入ることができました。ゲートを抜けて この場所はいったいホテル建物のどこにあたるのかしら? と振り返り見上げると グランドシャトーの建物がどどーん。ファンタジースプリングスエントランスのゲートはグランドシャトー専用レストランの真下にあったんですね。ゲート前のエリアは特に ひらけている広場 という感じではないので、ディズニーシーのメインの入園ゲートを通ってアクアスフィアの前に出た時やミラコスタ通りを抜けてメディテレーニアンハーバーに出た時のような「やったー!パークに来たぞー!」というわかりやすい爽快感はあまりなく、 ここから先は伝説の森だ これから何が始まるんだろう という穏やかな興奮を覚える感じです。紙の地図も持たず 明確なスケジュールも組まずに今朝ここに来てしまった私達は、とりあえずふたりして立ち止まり 森の入口あたりを眺め渡しました。 ホテル建物からほど近い場所には 通路を挟んだところにディズニーキャラクター達の石像を抱いた泉――というか滝というか噴水というか… とにかく水辺がいくつか点在していて、入園した皆さんはまず最初にお気に入りの泉の前に行って思い思いに写真を撮っていらっしゃるようでした。アリエルやシンデレラやいろいろ…これらの泉の前に時折現れるというプリンセス達を待っているふうのゲストも、朝一番から既に何名かいらっしゃったようでしたよ。公式アプリの地図を眺めて「ゲートを通ってパーク内に出たら、左方向に進めばアナとエルサの世界、右方向に進めばピーターパンの世界」となんとなく把握していた私達は、左側の森の向こうに頭をのぞかせている雪山を目指そうかとも一瞬思いましたが…なんだかとても混雑するらしいとの噂を耳にしていたショップ「ファンタジースプリングス・ギフト」が気になったので、ゲートの右手にあるそのお店の様子をチェックしつつ 今朝はまず右方向の「ピーターパンのネバーランド」エリアを目指すことにしました。9:00開店と公式に告知されていた「ファンタジースプリングス・ギフト」ですが、お店の前に行くとこの時間(8:07頃)既にオープンしているようでした。中を覗いてみるとまだゲストの姿は殆どなくて この調子なら午前中の早い時間であれば大混雑にもならないだろう と判断した私達は先にアトラクションに行くことに。道なりに森の中を歩いて交差点のようなところを右に曲がって「ピーターパンのネバーランド」エリアに入り、背中に羽のあるキャストさん達が入口を守っている「フェアリーティンカーベルのビジーバギー」にまず行ってみることにしました。この時8:08くらいだったのですが 妖精キャストさんによれば「アトラクションが動き始めるのはパーク開園時刻の8:15からです」とのこと。…でも乗り場前のエリアまではもういつでも入場できますよ~ とのことでしたので、私達は入口脇のベンチでファンタジースプリングス内レストランのモバイルオーダーなどを済ませてからキャストさんにパスポートを提示して入場しました。入っていくと…ここはネバーランド、ピクシーホロウの「ティンカーベルの棲み家」のようです。大きな草花やキノコ。私達もティンカーベルサイズになっちゃった?ティンカーベルはここピクシーホロウで荷物配送業を営んでいるらしく(なんか今風ですね!)、配達用のバギーを考案し製造する過程も大きな葉っぱにメモされています。可愛らしい妖精の小径を眺めながらゆっくり歩いて行くと、荷物配送所(アトラクション乗り場)に到着。ここに入る手前で、キャストさんがひとりひとりのパスポートをチェックして「ファンタジースプリングス・マジック」所有者にはリストバンドを装着してくださいましたよ。(ファンタジースプリングス内アトラクションの優先エントランスを利用する際には パスポートの提示に加えてこのリストバンドのチェックもされるそうです。)乗り場のあちこちには荷物配送に関わる様々な物があってこちらも可愛らしい。これ↓はバギーに乗るティンカーベルとピーターパン?荷物配送のコース地図(アトラクションのコース案内絵地図)もありましたよ、ここはピクシーホロウだから、絵の中に登場するのもみんな妖精さん。羽が生えてます。こんなにゆっくりアトラクション内を眺めて歩いて写真を撮ったりできるのも、ハッピーエントリーならでは です。一般ゲストが入場してきたらアトラクションもきっと一気に混んできて、待ち列も人でギチギチになってしまって のん気にカメラ構えたりできないでしょうからね~このアトラクションに最初に来て良かったなあ と思いました。8:15にアトラクションが動き始めてからは5分ほどで順番がやってきました。(このアトラクション、コースには一台ずつしか出られないうえ4人乗りなので 待ち列の進みはたいへんゆっくりです。)コースに出てすぐにティンカーベルの説明を受け、まず荷物を届けに向かった先はピクシーホロウの「夏」。出迎えてくれたのは大きなヒマワリです。そして次は「秋」の世界へ。「冬」。最後に「春」が巡ってきて配送のお仕事は無事終了。バギーに乗って屋外のコースを巡っていた時間はおそらく2分弱くらい?それでも、とても可愛らしく楽しく 小さなお子さんでも楽しめそうな良いアトラクションでした。わたし、これ好きかも!ティンクの配送所を出た後は、迷子(ロストキッズ)たちのレストラン「ルックアウト・クックアウト」の前を通り過ぎてさらにネバーランドの奥へ。5月にマゼランズに伺った際、ピーターパンのネバーランドをテーマにしたコースをいただいたのですが、その中のお魚料理をキャストさんが 「ルックアウト・クックアウト」の建物をイメージした と説明してくださったので、実物を見るのを楽しみにしていました。なるほど、あのとびきり美味しかった「鱧と茄子のミルフィーユ仕立て」は 子供たちがあちこちで拾い集めて来たもので作った建物 というこの風情を表現していたのですねえ。よーくわかりましたよ~さまざまな分野で東京ディズニーリゾートに関わっていらっしゃる皆さんの想像力に あらためて感心しました。さて 次に行った先は、ネバーランドエリアにあるもう一つのアトラクション「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」。こちらのアトラクションについては、私はSNSのタイムラインに流れてくる数々の感嘆のつぶやきの他には何も識らず、「なんだかすごいらしい」という予備知識しかないのですけれど、はて どんな感じなのでしょうか。アトラクションの中に入ったのはたぶん8:25くらいだったと思うのですが、かなり前評判の高そうなアトラクションにもかかわらず 待ち時間はほぼ無し。周りをキョロキョロ見ながらゆっくり歩いて乗り場手前の3Dメガネ(!! こんなのかけるアトラクションだなんて知らなかったよ!! と夫)受け取り場所まで進み、そのまま小さな木造の船(?)に乗れてしまいました。そしてピーターパンと一緒にネバーランドへ出発!あとは、もう。最初から最後までピーターの行動力に「びっくり」の連続で、トラブルを解決してロンドンに戻るまであっという間でした。ただこのアトラクション ひとつだけ注意してさしあげるならば「健康状態の良い方にのみおすすめできる」ということ。(楽しむことができる人が限定されることを皆さん事前にご存じなので 朝一にもかかわらずあまりゲストがいなかったのかもしれないな と思いました。)健康状態に問題がなくても、食事した直後や疲れている時は避けた方が良いかもしれません。飲酒した後などはもってのほかです。それほどにある意味いろいろな面で「ハード」なアトラクションですが、目を見張るような最新の技術がふんだんに使われているので 未来ある若い方々にはぜひぜひ一度は体験していただきたい。若くて 心が柔らかくて 身体の機能も衰えていないうちに、ぜひこの未知の世界に触れていただきたい。そう強く思いましたよ。ピーターパンから出た後は、フック船長の乗る海賊船が停泊する入り江へ。海賊船にもドクロ岩にも実際に入れるようでしたが、この時間(8:37くらい)にはこの場所で遊んでいる方はかなり少なかったです。自由に写真を撮ったり中で遊んだりするなら開園直後の早めの時間が良さそうですね。その後私達は 9時になる前にもうひとつくらいアトラクションに行けるんじゃないか と欲を出し、入り江の縁の小径を通り抜けて アナとエルサの暮らす「フローズンキングダム」方面へ。ふと道の先に目をやると 森の中で迷わないようにね! というかのように、小さなピーターパンが私達をアレンデールの町まで導いてくれていました。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 29, 2024
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もう9月も半ばだというのに またもや猛暑日となった三連休の初日。当初の計画ではきょうは電車に乗ってオチェーアノに食事に出かけ 帰りに東京駅周辺でお買い物などして帰ってくるつもりでしたが、朝から高気温だったので体調のことを考えて急遽交通手段を変更して車で舞浜に向かうことになりました。ならば… と 帰りの寄り道先も「東京駅周辺」から「イクスピアリ」へと変更して、間もなく会期が終了する「ファンタジースプリングス ニューチャプター・ビギンズ展」に行くことにしました。食事後のちょうどよい時間の入場予約をすることもでき滑り出しは上々、気温の上昇っぷりだけが気にかかる久々二人そろっての休日です。ものすごーく早めに家を出発したというのに、世間一般でいうところの「行楽シーズン」の連休にありがちな大渋滞に巻き込まれた末 ホテルミラコスタ駐車場に到着したのは11:30少し前。プライオリティーシーティングをお願いしてあった時刻の20分ほど前でした。車から降りると、外は殺人的な暑さ。ここ舞浜地区は海沿いということもあって 夏場でも都心などより少しだけ気温が低くてやや過ごしやすいのが常なのですが、今日この時間はどうもその法則は当てはまらないようです。あまりに暑かったので失礼して宴会場エリア側のエントランスから逃げ込むようにホテルに入館し 長い廊下を歩いてロビーに出ると、階下のホテル&パーク・エントランスへ続く階段の上あたりには(涼しいロビーの中でここだけ)もわ~っとした熱気が充満していました。おそらく灼熱のパーク内から空気が流れ込んでロビーまで立ち昇ってきていたのでしょうけれど、こんなことは今まで経験したことがなかったので 今日の暑さは如何ばかりか… と思いましたよ。さて、お約束の時間の直前に伺ったオチェーアノでは ウェイティングエリアに入ってすぐにテーブルに案内していただけました。パークのハロウィーンは今年はちょっと遅めの10月スタートらしいですが、こちらのお店では既にハロウィーンメニューが提供されていて ブッフェカウンターの上もオバケちゃんたちに席巻されていました。お料理のかげにもいましたよ。デザートコーナーでは 前回の「ザ・フレーバー・オブ・ミラコスタ」メニューの時に登場していたジェラートワゴンや「M」のロゴ入りチョコレートケーキはやはり無くなっていて少し残念でしたが、その代わりに今回はハロウィーンらしい色合いの秋の味覚も取り入れた可愛いケーキがたくさん用意されていたので、まあ良しとしましょうかね~お料理の方は、前菜やサラダなど冷たいお料理の種類がやや少なくなったような気がしました。(私自身は全種類食べるなんて到底無理なことなのでいいのですけれど、ワインのお供の選択肢が減ってしまうのは少し寂しいです。)で、とりあえず一巡目、冷たいお料理中心に 私だけスパークリングワイン「ロータリブリュット」もお願いしてお食事スタート。きょうはハーバーでのグリーティングの予定もなく 心穏やかな平和な昼食です。冷菜のあとは温かいお料理を少しいただいて私はすぐにデザートに入りましたが、夫の方は冷たいもの温かいものをそれぞれ二~三巡ほど。夫は今日は特に温かいお料理のコーナーにあったロングパスタを大変気に入ったようで、カジュアルレストランで提供される一皿分くらいの量を食べていましたよ。こちらは私の取ってきたデザート。(この写真の倍以上の種類がありましたが、そんなに食べられないので厳選して…)洋梨コンポートの上には小さなおばけミニーちゃん。コーヒーも追加でお願いして、秋のデザートを美味しくいただきました。食事を終えて席を立ったのは13:40くらい。会計を終えてお店を出ると、中途半端な時間だったせいかロビーは静か。もしも昨年と同じようにこの時期からパークのハロウィーンイベントが始まっていたら 仮装したゲストが涼を求めてロビーに集まっていたかもしれない、もしそうなっていたら大変な混雑だったかもしれないなあ…日本の気候変動に合わせてパークの年間スケジュールも今年はちょっと後ろ倒しにしたのでしょうかね。運営会社さん、ハロウィーン開始を遅くしたのは良い決断でしたね~ …と思ってしまいましたよ。ホテルミラコスタの駐車場を出てからはイクスピアリに車を移動して、少し時間を調整して2階のセレブレーションプラザに面したエリアで開催されている「ファンタジースプリングス ニューチャプター・ビギンズ展」へ行きました。入場予約をしていたので待ち時間はそんなにありませんでしたけれど、列を整理しているお若いキャストさんまでもが「今日は暑いですねえ」とゲストを気にして話しかけてくださるような高気温でしたので、会場内に入れた時はホッとしました。会場内の展示物は殆どが写真撮影可能(動画撮影は禁じられているところがけっこうありましたけれど)で 私達もあれこれと撮影をしながら これまでのディズニーシーの歩み~ファンタジースプリングス完成までの経緯~ファンタジースプリングスについての展示 と順に見て回りました。その数多くの展示の中で私が特に見たかったのは「ファンタジースプリングスホテル」のパークに面した側の一部の模型で、実は これが見たいがためにここへやって来た といっても過言ではありません。というのも、6月に宿泊した時に ホテル内のグランパラディラウンジ下、ファンタジースプリングスレストラン前にある「謎のスペース」がとても気になって、…「ほんとうはホテルとパークを結ぶ通路(ミラコスタでいうところのホテル&パーク・ゲートウェイ)がこの場所に予定されていたんじゃないか?」…という疑惑を抱きまして。帰ってきてからSNSを見ていたら同じように感じた方々がやはりいらしたようで、「ニューチャプター・ビギンズ展に展示されているホテルの模型にはその入口がちゃんと作られているよ!」「やっぱり構想では1階にパークとホテルを結ぶゲートを作るはずだったんだ!」などの書き込みをちらほら見かけたので、ぜひぜひその模型を見て「構想段階では存在していたゲートウェイ」を確認したかったのです。そして実際に模型の中に見つけた小さな扉。おお、ほんとうにあった。着想から完成までの何年もの間に世界は大きく変わり、何かの事情でこの出入口は実現には至らなかったのでしょうけれど、ひょっとしたらいつか ここに計画通りのゲートウェイがオープンするかもしれません。(いや オープンしてほしい。)東京ディズニーシーの中にファンタジースプリングスができて新しいホテルも完成してみんなの大きな夢は実現したけれど、私の小さな夢はまだまだ続くのです。叶いますように。ほんの30分もあれば全部みられるだろうと思っていた「ファンタジースプリングス ニューチャプター・ビギンズ展」。気付けば入場から一時間以上が経ち、会場の外に出た時には時刻は16:30を過ぎていました。想像していた以上に楽しむことができました。行けて良かったです。その後は 首都高速道路にのってまだまだ暑い夕暮れのビルの谷間を抜けて 家に帰りました。もう少し涼しくなって本格的に秋がやってきたら、私は再びファンタジースプリングスを訪ねようと思っています。その時は模型ではなく実際のパークで、ファンタジースプリングスホテル1階部分にできるはずだった小さなゲートウェイの予定地を 内から外からよーく観察してこようと思っています。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
September 14, 2024
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