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10:40。ひとりで電車を乗り継ぎ舞浜駅に到着。リゾートゲートウェイステーションへ。10:50過ぎ。ホームにやって来たのはなんとクリスマスライナー。本日は運行無しの予定だったと思うんだけど…見間違いだったかな?11:05頃 ディズニーシーステーションで下車。11:10くらい 入園。まずはグッズ購入… と思ったのですが、「エンポーリオ」はスタンバイパスが必要で入店できなかったので、ミラコスタ通りを通り抜けとりあえず「イルポスティーノ・ステーショナリー」へ。11:30少し前。欲しかったものを購入し終え、スーベニアランチケース購入のため「ザンビーニブラザーズ・リストランテ」に昼食のモバイルオーダーを入れてから 11:40スタートのクリスマスグリーティングをストレスなく鑑賞できそうな場所を探してハーバー水際をうろうろ。11:35くらい。アメリカンウォーターフロントに向かう坂の水際最前列に落ち着く。(目の前に照明の太い柱があるため たまたま誰もいなかったのだと思われます。)11:40 「ディズニー・クリスマス・グリーティング」がスタート。10分ほどで終了。内容的には昨年とほぼ同じでしたが、よく見え 撮りたいだけ写真も撮影できて大満足でした。グリーティング終了後はモバイルオーダーの時間が来るまでアメリカンウォーターフロントで写真を撮ったり、スーベニアメダルを作ったり。「マクダックス・デパートメントストア」「スチームボート・ミッキーズ」前。「ウォーターストリート」。「ブロードウェイ」。「ニューヨーク・デリ」。昨年はデコレーションしてもらえてなかった(んじゃないかなー?…)自由の女神も今年は綺麗に飾られて嬉しそうです。その後はピアッツァトポリーノへ。そして、12:30頃「ザンビーニブラザーズ・リストランテ」へ。モバイルオーダーを入れてはありましたが、スーベニアランチケース付きの「おすすめセット」を受け取るまでには10分以上かかりました。(私にはちょっと量が多かったので、ピッツァの方は店内にあった紙箱を利用してパッキングし、お持ち帰りしました。)13:20。食事を終えてお店の前の階段状になっているお花畑へ。クリスマスツリーがニョキニョキ立っていてびっくり。夜になってライトアップされたらまた雰囲気が違ってくるのかもしれませんね~その後は写真を撮りながらハーバーをピアッツアトポリーノまで歩き…「イルポスティーノ・ステーショナリー」。「ベッラミンニ・コレクション」。13:50頃、スタンバイパスを取得できた「エンポーリオ」へ入店。14:30にはお店を出て、ミラコスタ通り周辺で写真を撮ってからパークを出ました。今月はもう一度、夫と一緒に舞浜を訪れることになっています。きょう滞在できたのはほんの数時間でしたが、お買い物や写真撮影など自分のやりたいことはだいたいできたので、次回は夫の意向を優先してただただふたりでのんびり過ごしたいと思っています。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 11, 2025
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さて、10月も半ばにさしかかり 世はいよいよ「ハロウィーン」です。若い方々やお子さんたちがとても楽しみにしているあろうハロウィーンのイベントは東京ディズニーリゾートでも毎年開催されていてきっと今年もパーク内では大変な盛り上がりぶりなのでしょうけれど、私達は残念ながら今年はこの時期パークに出かける予定がないので、ホテルミラコスタに昼食に出かけてちらっと様子だけ覗いてきました。首都高速道路がガラガラに空いていて予想したよりも1時間以上早く到着してしまったので、駐車場の運用システムが新しい方式に切り替わったイクスピアリで少し時間を過ごしたのち ホテルミラコスタの駐車場に向かったのは13:30過ぎ頃でした。運よく建物下の平地部分に空きを見つけて車をとめ、バンケット側からホテルミラコスタに入館したのは13:40くらい。長く美しい廊下を通り抜けてロビーを目指しました。明るい光がたっぷり入るこの場所、わたし大好きなんですよね~この廊下はやっぱりこうじゃなくっちゃ。前回来た時来た時は夕方だったのでちょっと雰囲気違っていましたから、いつも通りの昼間の時間帯にこの廊下を歩くことができて正直少し嬉しかったです。例年ならばパークがハロウィーン期間中のこの時期はホテル内にも仮装したゲストがたくさんいらっしゃっしゃるのでこの廊下も格好の撮影スポットになるところでしょう。が、本日はなんと「大人が本格的な仮装することができない期間」にあたっているんだそうで この場所では新郎新婦が緊張した面持ちで記念撮影をしていらっしゃるのみで あたりには厳かな雰囲気が漂っており なんだか清々しい気持ちになりましたよ。本日の昼食場所、ベッラヴィスタラウンジ店頭に到着したのはそれから間もなく。すぐにテーブルまで案内していただけました。注文したのは夫がベッラヴィスタラウンジ・ランチコース、私はハロウィーンのランチコース。それに私の方だけグラスワインのセット(きょうは「ミラコスタデュエット」二杯セットです)をつけていただきました。では 私の「“ディズニーハロウィーン”ランチコース」の方から 簡単に記録しておきます。前菜はメカジキのマリネにアボカドとつぶ貝のサラダ。左側が赤紫色のビーツのラヴィゴットソースがたっぷりかかったメカジキのマリネです。メカジキは赤ワインでマリネしたあと軽く炙ったとのことでした。散らしてある黄色いのは卵黄のパウダーとのこと。お皿の上側にはアボカドとつぶ貝やリーフのサラダ、銀杏が添えられ、豆苗がトッピングされていました。右側に添えられている薄茶色のはキノコのエスプーマで 濃い茶色はトリュフのパウダー。美味しいキノコソースでした。パスタはキタッラ。日本蕎麦のように生地を伸ばしてからカットして作る断面の四角いロングパスタです。具材はナス、鶏肉、ミニトマト(セミドライかな?)など。上からペコリーノロマーノチーズが「これでもか!」というくらいふりかけられていました。その他に何か豆のさやのような多肉植物のような食感のグリーンのお野菜も入っていたのですが、おしゃべりに夢中でキャストさんに「これが何か」をたずねるチャンスを逸してしまいました。何だったのかな??メインはきょうは牛フィレの方にしました。牛フィレのビステッカ(ステーキ)です。ソースはエシャレットのソース。付け合わせは、お肉の傍らにあるのがマコモダケ、右が栗、左がサツマイモ。下側のまるで「オバケちゃん」のような形の白いソースはパースニップ(白人参)のピュレ、左上の小さな黒っぽいのはエシャレットとバルサミコのピュレとのこと。普通に美味しい牛フィレでした。グラスワインセットをつけておいてよかった~ と思いました。 メモ:本日のミラコスタデュエット (白)バッリョ・ディ・ピアネット・インツォリア (赤)テッレ・デ・プリオリ・キャンティデザートはオレンジチーズケーキとマスカットルージュジェラートの盛り合わせ。ハロウィーンを楽しむチップ&デールのプレートが添えられていました。プレートはほんのり「ドクロ型」をしています。オレンジチーズケーキは半円形のがふたつ。手前のカシスがトッピングされている方が黒いお鼻の「チップ」、奥のミントとスグリがトッピングされている方が赤いお鼻の「デール」をイメージしているんだそうです。そういわれてみるとそう見えてくるかも…ハロウィーンのコースだけに、チーズケーキもチップ&デールに仮装しているのかもしれませんね!夫の方のベッラヴィスタラウンジ・ランチコースも写真だけ載せておきます。このコース内容は今月末までとのことです。前菜は「ポークパテと南瓜のインサラータ 茗荷のヴィネグレット」。二皿目はリゾットで「シュリンプ カルチョフィ ロメインレタス のリゾット」。海老がごろごろ、とっても美味しそうでしたよ~メインはイトヨリ鯛か日向鶏の選択でしたが、日向鶏の方を選んでいました。「日向鶏のアッロースト 香草パン粉 エリンギとポテトのサルタート カボス香るクリームソース」。お隣オチェーアノで提供されるローストチキンもいつも大変美味しいのですが、こちらのこの香草ローストもとっても美味しかったそうですよ。デザートは「洋梨のムースとカラメリゼ クルミジェラート」。クルミのジェラートがお気に入りのようでした。私達のテーブルにデザートがやってくるころにはお食事が済んだ前列のお客様が揃って去って行かれたので、本日の席からの眺めをカメラに収めました。きょうはこんな場所からパークを眺めながらゆっくりお食事をいたくことができました。ありがとうございました。ベッラヴィスタラウンジを出たのは16:00になる少し前でした。駐車場に向かおうとロビーを通りかかると、パークへ続く階段の踊り場にゲストが数組いらしたので「もしや?」と思ってアプリを確認していると、音楽が小さい音で流れ始めてしまいました。ハロウィーングリーティング、16:00からだったのですね~ (ノーチェックでした…)キャストさんによれば「踊り場まで下りていただければご鑑賞いただけます(階段の途中で立ち止まるのはダメです)」とのことでしたので、階段を下りて他の方々の頭越しにグリーティングを眺めました。この場所からだと遠い上に窓ガラスがあるのであくまでも覗き見程度になりますが、そんなにハロウィーンイベントに思い入れの無い私にはじゅうぶんです。意外と頑張るウチのコンパクトデジタルカメラ。(動くものをガラス越しでこの距離で…ですからやっぱりぼんやりしちゃいますけどね!)しっかり観たい楽しみたい方には パーク内のハーバー沿いの場所からの鑑賞をぜひぜひおすすめしたいです。(なお、夜のショー「ビリーヴ!」開催中は 今のところこの階段では踊り場も含めていっさい立ち止まることはできないことになっています。)その後駐車場に向かい、16:30になる前には舞浜を離れました。今回もごくごく短時間でしたが ずいぶんと気が晴れました。行くことができてほんとうに良かったです。** ベッラヴィスタラウンジ の “ディズニーハロウィーン”ランチコース **・メカジキのマリネとツブ貝のインサラータ トリュフ香るきのこのエスプーマ ビーツのラヴィゴットソース・キタッラ チキンと茄子 ペコリーノ・ロマーノ・イトヨリ鯛のインパデッラとレンコン 甲殻類のソース または 牛フィレ肉のビステッカ エシャロットバルサミコソース パースニップピュレ 栗とサツマイモ・オレンジチーズケーキ マスカットルージュジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・2025年9月16日~10月31日(7500)** ベッラヴィスタラウンジ の ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース **・ポークパテと南瓜のインサラータ 茗荷のヴィネグレット・リゾット シュリンプ カルチョフィ ロメインレタス・イトヨリ鯛のインパデッラとレンコン 甲殻類のソース または 日向鶏のアッロースト 香草パン粉 エリンギとポテトのサルタート カボス香るクリームソース・洋梨のムースとカラメリゼ クルミジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・2025年9月16日~10月31日(6000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
October 13, 2025
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このところずーっとバタバタしていてあっという間に時が過ぎ、気がついたら世の中は9月、東京ディズニーリゾートはもうハロウィーンイベントの季節に突入です。ここ数年はなんだかんだと理由をつけてお祝いに駆けつけていた東京ディズニーシー&ミラコスタの開業記念日(9月4日)前後も今年は慌ただしくて訪れることができませんでしたが、ちょっと身辺が落ち着いてきたのできょうは数時間ですが舞浜に出かけ、オチェーアノでありがたいことにコーススタイルの夕食をいただくことができました。ホテルミラコスタ駐車場到着は17:00になる少し前。平面部分にどうにかこうにか空きを見つけ、バンケットエリア側の入口からホテル館内に入りました。まだまだ暑い日の連続ですが、カレンダーの上ではもう9月も後半。季節は確実に移り変わっていて陽が落ちるのも早くなってきたので、ロビーへと続く廊下もこの時間は既に夕方といった雰囲気です。光がいっぱいに入る昼間とは少し様相が違いますね~オチェーアノに伺い、待つ間もなく奥のケルプの部屋まで案内していただき、席に着いたのは17:00を過ぎた頃。本日は店内を見渡せるこちらのテーブルでお食事をいただくこととなりました。テーブルの上にメニューを開き散らかした末、二つ用意されているディナーコースの中から豚好きな夫はメインの金華豚目当てにハロウィーンの「グルメディナーコース」、私の方はお皿数が若干少ない「ディナーコース」と注文内容を決め、コースに合わせたグラスワインのセット「ミラコスタカルテット」を私の方だけ付けていただくことにして お食事をスタートさせたのは17:30近くなった頃でした。(お食事前にテーブルにやってきたのは私が注文したミラコスタカルテット一杯目のポメリー。夫の方は私に対抗して炭酸水をお願いしていましたよ。)以下、簡単にお料理を記録しておきます。まずは夫の方にやってきた一皿目のアミューズ。こちらは「グルメディナーコース」のみの提供です。(なので撮影者は夫です。)右側が「鴨リエットのタルトレット」、左が「バターナッツスクワッシュのムースとコンテチーズ」とのこと。(食べていないのでメニュー通りの記載に留めますね~)次の前菜からお魚までは「グルメディナーコース」「ディナーコース」共通の内容です。まずは冷たい前菜。カンパチのマリネのグリルにシャインマスカットとグリーントマトを使ったサラダを添えたものと 右側がマスカルポーネのエスプーマとのこと。カンパチのグリルはマリネしたあと皮目を炙って焼き目をつけてありました。添えてあるサラダは見た目そっくりな「シャインマスカットの輪切り」と「グリーントマトの輪切り」の他、紫人参やミニサイズのラディッシュ(?)やアマランサス(?)の花といった紫色の食材と黄色いほおずきトマトや銀杏の素揚げなどハロウィーンを意識したような色合いの物が使われ、上には白ワインジュレで作られた透明なシートがのせてある という凝ったもの。右側のマスカルポーネチーズのエスプーマにはヨーグルトのパウダーが加えてありました。(サラダの緑色のソースはバジルのジュレとのこと。)そしてこのお皿に テーブルでキャストさんがライムをたっぷりすりおろしてくださって完成 という趣向でした。一皿目から非常に情報の多いお料理が登場し、楽しいうえにたいへん美味しくて おしゃべりが弾んでしまいましたよ。次の温前菜は オマール海老やムール貝のフリカッセをのせたブイヤベースのロワイヤル。洋風海鮮茶わん蒸しみたいな感じですかね~こちらもキャストさんがテーブルで貝だしのエスプーマを加えて仕上げてくださいました。完成です。エスプーマは貝の出汁にアニス(ハーブ)酒を加えて作ったそう。海の香りたっぷりなロワイヤルで、私の好きなマッシュルームも入っていてうれしかったです。お魚料理は尾長鯛と帆立貝柱のポワレ盛り合わせ。左、尾長鯛のポワレの下にはにんにくとハーブでコンフィした里芋が忍ばせてあり、ソースはシェリーヴィネガーのソース。右の帆立貝柱のポワレの方は下にほうれん草や茗荷が敷いてあり 上には黒オリーブ、グリーンのパセリバターソースが添えてありました。メインは夫と私と違うお皿になります。「グルメディナーコース」の夫は豚を選択し、金華豚のロースト。金華豚は中国原産の希少な豚で、キャストさんによれば国内では二カ所でしか原種を育てていないそうです。流通している数が少ないのでレストラン等で提供される機会もそんなに多くなく、豚肉好きな夫としてはどうしてもこれが食べたかったようでした。(無言で食べてましたよ~)「ディナーコース」の私の方は「絶対美味しい」牛フィレのグリル。付け合わせは、全粒粉で作ったパイの上にポルチーニをたっぷりのせたタルティーヌ、アーティチョーク、ペコロス、ナッツ、ルッコラ?かな~(このあたりになるとワインも4杯目の赤ワインにさしかかっているので記憶も曖昧です。トシですね~)手前の黄色っぽいのはベアルネーズソースと呼ばれるソースで、卵黄と酢にエストラゴンやエシャロットを加えて作られているハーブマヨネーズのようなものです。合わせて出てきた赤ワインも大変美味しく、幸せを感じるメイン料理でした。 《メモ》本日の「ミラコスタカルテット」 スパークリング:ポメリー アパナージュ ブリュット 1874 白:ジーニ ソアヴェ・クラシコ 白:クズマーノ・ヤレ・シャルドネ 赤:オー・メドック・ド・ジスクール (6500)デザートのお皿には「オバケちゃんミッキー」が登場。チョコレート&ナッツ&フルーツのタルトとカシスのジェラートの盛り合わせです。ハロウィーンのプレートもちゃーんと添えられていました。「グルメディナーコース」の夫の方にはプチフールのお皿もやってきていました。このあたりで時刻が19:30に近づき、ほとんどの皆さんはビリーヴ!鑑賞のためにお店のテラスに向かわれましたけれど、私達はお茶&デザートを続行。夫はテーブルを離れてゲストが少なくなったブッフェエリアへ出かけて行き、ハロウィーンのデコレーションをカメラに収めてきました。その後、テラスへゲストを誘導する という今夜の大仕事を終えてホッとした様子のキャストさん達と少しお話をさせていただき、ひと気のなくなったブッフェエリアを通り抜けて 私達はお店を出ました。楽しい夜でした。ありがとうございました。(ショー中の ひと気のなくなったオチェーアノの店内が私は好きです。) 駐車場に戻って車を発進させたのは、ビリーヴ!が終わろうとしている20:00少し前頃でした。週明け月曜日を休めば四連休になろうかというタイミングの土曜の夜でしたが、リゾート内道路も首都高速道路も目立った混雑はなく順調でした。私達の年代特有の事情で しばらく自分たちの都合だけで楽しみの日程を決められない日々が続きそうですが、ごくごく短時間でもディズニーシーやホテルミラコスタの空気に触れると心が解放されるような気がします。時間を作ってまたぜひぜひ舞浜にぴゅーーっと伺いたいなあ… と思ってしまう私でした。* オチェーアノ の “ディズニー・ハロウィーン” グルメディナーコース *・鴨リエットのタルトレット バターナッツスクワッシュのムースとコンテチーズ・カンパチマリネのグリル シャインマスカットとグリーントマトのサラダ マスカルポーネのエスプーマ・オマール海老のフリカッセ ブイヤベースのロワイヤル・尾長鯛と帆立貝のポワレ シェリーヴィネガーソース 里芋のコンフィ・金華豚のロースト ポルトソース ジロール茸のソテー 紫芋のモンブラン仕立て または 和牛サーロインと牛タンのグリル 山椒のタプナード キノコのボルドレーズ・チョコレートとナッツのタルト カシスジェラート・プティ・フール・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・2025年9月16日~10月31日(16500)* オチェーアノ の ”ディズニー・ハロウィーン” ディナーコース *・カンパチマリネのグリル シャインマスカットとグリーントマトのサラダ マスカルポーネのエスプーマ・オマール海老のフリカッセ ブイヤベースのロワイヤル・尾長鯛と帆立貝のポワレ シェリーヴィネガーソース 里芋のコンフィ・牛フィレ肉のグリル ポルチーニのタルティーヌ 燻製風味のベアルネーズ・チョコレートとナッツのタルト カシスジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・2025年9月16日~10月31日(14000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
September 20, 2025
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毎日のように40度近い最高気温が観測されるこの夏の首都圏。8月ももう終わりですが、異常ともいえるこの暑さはまだまだ終わりを迎える気配もありません。そんな中を、きょうはホテルミラコスタに出かけてベッラヴィスタラウンジで昼食をとってきました。事前に「今日はミラコスタでフェアリーテイルウエディングのフェア(所謂ブライダルフェア)があるらしい」と聞いていたので、…ひょっとしたら駐車場が混雑していてホテル正面玄関前のロータリー(噴水の周りの野天なのでこの時期は炎天下です)にとめるよう案内されちゃうかも… と思ったのですが、酷暑の中を電車で出かける気にもならず、車で出かけることにしました。舞浜に到着し、ホテルミラコスタの車路ゲート手前の交差点にさしかかったのは11:15頃。坂の下の守衛所にドアサービスキャストさんの姿が見えたので――もしや!ホテル建物前の屋外に駐車か?と一瞬焦りましたけれど、キャストさんの指示に従って車を一旦停止させウインドウを下げると「本日は駐車場がたいへん混雑しておりまして、ホテル前のご案内できるスペースがたった今いっぱいになってしまったところですので、右手側の駐車場内にお進みになって空いているところにおとめください」とのご案内。炎天下じゃなくて良かった~ とホッとしましたけれど、「ホテル前の臨時の駐車スペースがこの時間で既に満車」という情報の方にちょっとびっくりしてしまいましたよ~(注:この時間帯はホテルのチェックアウトタイム直前で駐車場が一番混みあう時間帯にあたっています。なので大混雑が予想される日は ホテルの正式な駐車場に余裕をもたせるために先に正面玄関前の臨時駐車スペースの方を開放し、正式な駐車場の方にまとまった空きが出てきたところでそちらへの案内を再開する という運営方法をとっていらっしゃるようです。)立体駐車場の3階部分になんとか空きを見つけて車をとめ、ホテルに入館しようと宴会場側のエントランスを入ったのは11:30になる少し前でした。予想した通り、この時間のバンケットエリアはフェアリーテイルウェディングのフェアに訪れたと思われるゲストで大混雑。それも今まで見たこともないようなたいへんな人出で、いったい何だかわかりませんでしたけれど 正面のカウンターを先頭に何かの受付(順番?)を待っているゲストの列がずらーっと ロビーへと続く長い廊下にまで伸びていて驚いちゃいましたよ~そんな人ごみをかき分けながらベッラヴィスタラウンジ店頭に到着したのは11:35頃。(ちょっと遅刻です。)名前を告げるとすぐに店内一番奥のソファー席へと案内していただけました。お料理は、メインの米澤豚がどうしても食べたい夫はベッラヴィスタラウンジ・ランチコースに。私の方はダッフィー&フレンズのコースをメインを牛フィレにしてお願いしました。それに夫は炭酸水、私は今日はこのあと予定があるのでグラスワインセットは自粛して 白ワインを一杯だけお願いすることにしました。白ワインといっても、きょうのは色がオレンジのいわゆるオレンジワイン「カラヴェント・オレンジ・コンティ・ゼッカ」。イタリア・プーリア州のワインです。(辛口で、第一印象はちょっと蜂蜜のような香りもあって前菜によく合いました。皮も使われているのできっと深みもあって牛フィレにも合うんじゃないかな―…と思って選んだのですが、予想通りこのグラスだけでコースの最後まで行けてしまいました。良かったです。)では簡単にお料理の記録を。まずは私の方の「ダッフィー&フレンズのフィルド・ウィズ・ジョイ! ランチコース」。前菜は今回はアンティパスト・ミスト。盛り合わせですね~一番上がイワシのロートロ、アンチョビやタマネギやパン粉を練ったものをイワシで巻いて焼いてあります。添えてあるのは粒マスタードと、右側の黄色いのはフェンネルの茎(初めて見ました!)をスライスしてクチナシ色素で色付けしたもの とのことでした。私は光り物のお魚がとても好きなので美味しくいただけましたよ。その下の紅白のが大根の酢漬け。さらにその下、左が大変美味しい生ハム、右の白っぽいのは酢飯にイカとナスのピュレや粒状のオリーブオイルをのせてシブレット(ハーブ)やスダチのモスタルダを添えたミニサイズのお寿司のようなもの。一番下のグラスは黒胡椒のきいたトウモロコシの冷製スープ、右下にちょっとだけ焼きトウモロコシが添えてありました。ひとつひとつどれをとっても手の込んだ面白味のある小さな前菜で、私はこの一皿だけでもうかなり満足してしまいましたよ~パスタはトマト、ケール、にんにくを使ったソースのスパゲッティ。シチリア島にある町の郷土料理風(トラパニ風)だそうです。赤海老がごろごろ入っていてトッピングはアーモンドとバジル。具材がしっかりしていて食べごたえのあるトマトパスタでした。メインの牛フィレはステーキで出てきました。「牛フィレのビステッカ」。左側が牛フィレ、右側が牛肉に黒コショウをたっぷり加え赤ワインで煮込んだ「ペポーゾ」と呼ばれるトスカーナの郷土料理です。ソースはヴィンコットソース(赤ワインソース)、真ん中の白いのは白いんげん豆のピュレにクルトン。お皿上部にお塩と手前に黒にんにくのピュレが添えてあって、「お好みで加えてお召し上がりください」とのことでした。何も言うことはありません 大変美味しかったです。デザートにはクッキーアンちゃんが登場。今回の「フィルド・ウィズ・ジョイ!」は ダッフィー&フレンズが一緒にドーナツを作るというお話なんだそうです。左側の半切りドーナツみたいに見えるのはパッションフルーツとオレンジのムース。それにパッションフルーツのアガーやオレンジのチュイル、フレッシュなブルーベリーやオレンジが添えてあります。クッキーアンちゃんの背後にはバターミルクジェラートも。最後まで食べ終えて、…ああそうか パスタがトマトソースだったのもオレンジ色のクッキーアンちゃんをイメージしていたのかな~なーんて思ったりもしましたが、テーマのお話を知らなくてもじゅうぶん美味しく 楽しめるコースだったと思います。ごちそうさまでした。夫の方のベッラヴィスタラウンジ・ランチコースも写真だけ並べておきますね。前菜。「穴子と季節野菜のアスピック トマトフォーム」。夫「穴子…?」パスタはショートパスタ、「本日のショートパスタ 牛肉とポテトのラグー」。夫「ちょっと甘辛い牛肉とポテト… 肉じゃが?すき焼き?」メインは「米澤豚一番育ちのコンフィ シトラスソース マスタードのディップ」。夫「付け合わせに大きなショウガの酢漬け… ガリ?」ここまで食べて、「今回の夏メニューの隠しテーマは『和』?『江戸』?『日本の夏』…?」などと、夫は小さな声でぶつぶつ何か言っていたようでしたよ~デザートは「桃のパンナコッタ ローズジェラート」。夫のコースの隠しテーマが「和」とか「江戸」とかだったのか 真実はどうかはわかりませんでしたけれど、最後までふたりで双方のお料理のことをあれこれ話しながら楽しく食事できたのでたいへん充実した昼食になったと思います。遠い国の小さな町の郷土料理や未知の食材を使ったお料理など家にいたらとてもとてもできないことを体験させてくださって、ゆったりした食事の時間を提供してくださって きょうも本当にありがとうございました。食事を終えてお店から出ると、ホテルミラコスタのロビーは夏の日曜日のこの時間らしからぬ混雑ぶりでした。どうやらバンケットエリアで行われているフェアリーテイルウエディングのフェアが想定以上に大盛況になっているらしく、漏れ聞こえてきたところによると各プログラムに長い待ち時間が発生しているようで、ロビーの方にまで大量のゲストが流れて来て待機していらっしゃるようでした。バンケットへ続く長い明るい廊下にも人があふれ、廊下の大きな窓からふと外を見遣ると ホテル正面の噴水の周りの臨時駐車スペースにもまだびっちりと車がとめられたままのようでした。ホテルミラコスタのブライダルイベントに今どきの若い人たちがこんなにもたくさん押し寄せるなんて…ちょっと意外な感じがするけど、でも何か「希望」のようなものもうっすらと感じます。この世界の未来は まだまだ明るいぞー!ブライダルなんてまったく他人事の私はそんなふうにお気楽に思いながら、8月末日のきょうもまた気温が35度を超えたという 猛暑の舞浜をあとにしたのでした。《立体駐車場3階から見渡すホテルミラコスタ正面玄関前あたり》※いつもと違い、噴水周りにたくさんの車がとめられているのがわかります。 (14:00頃)** ベッラヴィスタラウンジ の 「ダッフィー&フレンズのフィルド・ウィズ・ジョイ!」ランチコース **・アンティパスト・ミスト イワシのロートロ すだちのモスタルダ、トウモロコシのヴェルッタータ、茄子とイカ・スパゲッティ シュリンプ トラパニ風・メカジキのグリリアータ 大麦のインサラータ グレモラータ または 牛フィレ肉のビステッカ ペポーゾ ヴィンコットソース 黒ニンニクとエシャロットのピュレ・パッションフルーツとオレンジのムース バターミルクジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・2025年7月3日~9月15日(7500)** ベッラヴィスタラウンジ の ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース **・穴子と季節野菜のアスピック トマトフォーム・本日のショートパスタ 牛肉とポテトのラグー・メカジキのグリリアータ 大麦のインサラータ グレモラータ または 米澤豚一番育ちのコンフィ シトラスソース マスタードのディップ・桃のパンナ・コッタ ローズジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・2025年7月3日~9月15日(6000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
August 31, 2025
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8月だというのにディズニーシーのパーク内まで出かけてきてしまいました。常日頃「7月と8月は暑さに耐えられないからパークには行かない」と公言して憚らない私達が、この時期の過酷なパークを訪れるのはいったい何年振りでしょう。そもそも いったいなんでこんなことになったかというと。それまでまったく利用するつもりのなかった ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~ の「ファンダフルディズニー・メンバー対象ショー鑑賞席」の事前販売についてのサイトをある日ふと見ていたところ 翌日分のチケットのキャンセルを一人分だけ見つけてしまい、とっさに購入した私が急遽ひとりで夏のパークに出かけた という7月中旬の出来事がきっかけです。(こちらを参照)皆さんご存じのように 長らくディズニーシーのブロードウェイミュージックシアターで上演され続けてきたステージショー「ビッグバンドビート」はその内容を2020年以前のものに戻すことなく「ア・スペシャルトリート」のままでこの9月末をもって終了することが発表されています。ビッグバンドビートは確かに私達にとっても思い出の多いショーですけれど、ありがたいことに今までに多くの回数鑑賞させていただいてもうじゅうぶん満足していたので、――ショーが終わるからといって『見納め』のために厳しい夏のパークに無理して駆けつけることはまずないだろうな~――パークに行ったってまず抽選に当たらなければ鑑賞できないし、DPA(有料席)も開園直後に完売になってしまうらしいしねえ…などと考えて、今年の4月の2階席からの鑑賞をもって 私達の中では「ビッグバンドビート」はとっくに終演を迎えてしまっていたのでした。が、パークに足を運ばなくても事前に席を確保できる「ファンダフルディズニー・メンバー対象ショー鑑賞席」のシステムを利用すれば暑い時期のパークでもなんとかなりそう ということが7月の「一人パーク」でよーくわかったので、ちょっとこれを利用して二人で出かけてみよう と思い立ったのです。もちろん 事前に希望日のビッグバンドビートの「ファンダフルディズニー・メンバー対象ショー鑑賞席」を購入することができなければ行かないつもりでしたが 幸運にも購入できてしまい、さらに当日の朝(出発前)には7月16日から始まった新ショー「ドリームス・テイク・フライト」の鑑賞席(おそらくキャンセル分)も事前に購入することができてしまったので 今回はそれらを手に8月のパークに出かけることとなりました。連日信じられないような高気温が続く中、宿も確保せずに本当に舞浜に行っちゃって大丈夫なんだろうか…とやや不安に思いながら出かけた猛暑のパークでしたが、何とか乗り切って無事帰宅したので 行程中心に簡単に記録しておこうと思います。東京ディズニーシー隣接の立体駐車場に到着したのは10:00ころ。4階への案内でした。10:08 保安検査を通過して入園。ふたつのステージショーの初回公演の座席抽選に間に合いそうだったのでエントリーしてみましたが 夏限定の水かけショーも含め全てで「お席をご用意できませんでした」と表示され、本日の予定がほぼ確定しました。10:25。ミラコスタ通りの「エンポーリオ」などでお買い物を済ませ、灼熱のメディテレーニアンハーバーへ。ピアッツァトポリーノでは水がピューピュー出ていて子供たちが大はしゃぎでした。(広場周りにはこんな↓デコレーションがされていたのですね~ 知りませんでした。)10:30 「ザンビーニブラザーズ・リストランテ」へ。(もう休憩?)お店入口の脇のオリーブの木が実をつけていました。ドリンクを購入して2階席へ。たいへん空いていたので、窓際の眺めのいいテーブルを確保できました。(外は暑そうです...)11:05 ザンビーニを出てお店横の階段のお花畑で記念撮影。この時期はひまわり畑になっているのですよね~真夏のパークには殆ど来ないので、このひまわり畑もずいぶん久しぶりに見ました。11:20。メディテレーニアンハーバーの船着場からスチーマーラインに乗り込みました。(10分待ち。)11:30 ロストリバーデルタに到着して「ロストリバーアウトフィッター」へ。スーベニアメダルマシーンに「ドリームス・テイク・フライト」のメダルを発見したので作成しました。11:50 ハンガーステージ前へ。今朝出発前にたまたま見つけた「ファンダフルディズニー・メンバー対象」のチケットで12:25の回を観ようと思います。11:55 入場。指定された座席からの眺めはこんな感じでした。(ショーの感想はいずれまた… 書くかもしれません…)ショー終了後は「エレクトリック・レールウェイ」乗り場へ。(10分待ちでした。)次は13:55の「ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~」を目指します。13:05 レールウェイ乗車。(車窓から。)13:10 アメリカンウォーターフロントに到着。駅の高架下、デランシ―通りには ビッグバンドビート~・ア・スペシャルトリート~「ファイナルパフォーマンス」のポスターが。ブロードウェイミュージックシアターの外壁にも。「ニューヨーク・グローブ通信社」の窓にはショーの終演を知らせる新聞も掲示してあります。シアターの開場まで時間があったので「マクダックス・デパートメントストア」まで足を伸ばし(暑かった…)ショーウインドウをチェック。ガラスがあるので「思い出のシーン写真」類はなかなか撮影が難しいです。13:30 ブロードウェイミュージックシアター入場。「ファンダフルディズニー」の対象席は、(現在は)前方ではありませんけれど中央の見やすい場所を用意してくださっているようです。(そういえば7月にひとりで来た時もど真ん中でした。)13:55 開演。舞台上で展開されるショーは確かに 緊急事態に対応するために内容が変更された「ア・スペシャルトリート」でしたけれど、観ている私の脳内では現実のパフォーマンスに重なるようにしてかつてのビッグバンドビートのステージが勝手にどんどん再生されていきました。バンドの皆さんが生き生きと演奏し シンガーさんが胸を反らせて歌う姿が 私の目には見えるような気がしました。思えば、ア・スペシャルトリート となってしまったこのショーを初めて目にした時から、ずーっとそうでした。この数年間というもの ブロードウェイミュージックシアターに足を踏み入れることが許された時はいつでも、目の前で繰り広げられているショーを眺めるのと同時に 私は以前のショーの幻影をも眺めていたのでした。このショーに纏わる 自分にしかわからない 数々の思い出も反芻しながら。14:20。ショー終了後シアターの外に出るとものすごい暑さだったので「とにかく近場の屋内施設へ行こう」と考え「タートルトーク」へ。この時間(14:25頃)は10分ほどの待ち時間表示でしたが、すぐに次の回に入れるような状況でした。そのあと15:00過ぎからしばらくは「スチームボート・ミッキーズ」でスーベニアメダルを作成したり、マクダックスプラザで写真を撮影したりして過ごしました。そして15:20。暑さに耐えかねて「ニューヨーク・デリ」へ。ドリンクとフレンチフライで休憩。ニューヨークデリ店内にも「ビッグバンドビート」の思い出写真が飾られていました。懐かしいわあ~ニューヨークデリの屋外テラスにはかつてショーに出演していたバンドの皆さんやシンガーさんをデザインしたデコレーションも。16:20 PSをいれてあった「レストラン櫻」へ。「遅い昼食」兼「早めの夕食」のつもりで席を確保してあったのですが、今日この時間の櫻は空席がたくさんあり、PS無しでもスムーズに利用できそうでしたよ。注文したのは、夫が「魚料理とヒレカツ膳(3300円)」。内容は、公式サイトによると「季節の前菜、鰆の西京焼き、ヒレカツ、ご飯、味噌汁、クワイ饅頭の蟹餡かけ」とのことです。私の方は「シェフズ・イマジネーション」のスペシャル膳。スペシャル膳は、ファンタジースプリングスのアトラクション「フェアリーティンカーベルのビジーバギー」をイメージしているそうです。ノンアルコールビールもいただきながら涼しい場所でゆったり食事ができて良かったです。気候が厳しい季節のパークでは レストランのPS(プライオリティーシーティング)確保は欠かせないなあと実感しました。17:20頃 「レストラン櫻」を出ました。当初の予定ではこのあたりで帰宅するつもりだったのですが…(夫はまだ夏休み中ですが、私は明日仕事なので。)夫が「せっかく来ているんだから何かアトラクションに行きたいぃ~」と駄々をこね始め、アプリを見て屋内施設かつ比較的スタンバイ時間が短そうだった「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」に行くことに…暑いのでエレクトリックレールウェイを利用して行くことにして、17:35レールウェイに乗車。車窓からは ドックサイドステージで17:55から始まる「ドックサイド・スプラッシュ・リミックス(水かけショー)」を待っているゲストで混雑するアメリカンウォーターフロントの様子がよく見えました。ポートディスカバリー駅に到着し、ロストリバーデルタ経由でファンタジースプリングスに到着したのは17:45頃。17:50 アトラクション前に行くと、「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」は40分待ちとのことでした。40分待ちくらいだとずーっと屋内で待てるので快適で良かったです。このアトラクションのスタンバイルートを利用したのはこれが初めてだったので、見るところも多くてまあまあ楽しく待つことができました。18:50 ファンタジースプリングスを出ました。帰りに向かうためメディテレーニアンハーバー方面に戻ろうと ロストリバーデルタのスチーマーライン乗り場に行くと ショー準備のため既に運航休止になっていたので、ポートディスカバリーのエレクトリック・レールウェイ乗り場まで歩くことにしました。陽が沈み、風も出てきて昼間よりはやや気温も下がってきたので 助かりました。19:15過ぎ レールウェイ乗車。19:20にアメリカンウォーターフロントに到着すると、まもなく「ドックサイド・スプラッシュ・リミックス」が始まるということだったので、「レストラン櫻」の前の舗道から様子を見てみることにしました。(すっごく遠いので文字通り「様子を見る」だけになりそうでしたが…)以下↓は 夫が我が家の小さなコンパクトデジタルカメラのズーム機能を駆使して撮った写真です。ショー開始直前のステージ。立ち見席(当選席ですよ!)にはゲストがびっしり。19:25 ショー開始。前半はミニーさん、デイジーさん、クラリスさんが登場して、かつてメディテレーニアンハーバー水上で行われていた「ミニーのトロピカルスプラッシュ(2013~2016)」風のシーンが繰り広げられていたようでした。中盤からは ステージから花火は出るわ 水は出るわ…ミッキーが登場してからは、音楽はジャンボリーミッキー風になったようでした。(よくわからない。)まあ レストラン櫻の前あたりからだと実際の見え方はこんな感じ↓なので…ショーの最後はキャラクター達も勢ぞろい。ミニーさんかわいい。我が家のコンパクトデジタルカメラ、小さいけどこんなシーンもちゃんとキャッチして偉いです。(夫を褒めるべき?)「ドックサイド・スプラッシュ・リミックス」は有料席も当選席もかなり濡れるらしく、ショー終了後はまさに「ずぶ濡れ」状態の方をたくさん目にしましたよ!前方でご覧になっていた方々は当然 非常に盛り上がったことと思いますが、うーんと後方で眺めていた私も(おもに音楽と照明だけでしたが)結構楽しめましたよ~レールウェイをおりてすぐ帰っちゃおうと思ったけれど、レストラン櫻の前で立ち止まってみて良かったです。ショーが終わった後は、「ビッグバンドビート」の衣装や写真などの思い出の品がディスプレイされているマクダックスデパートメントストアのショーウインドウの撮影に再度チャレンジしてから いよいよ帰りに向かいました。パークを出て、駐車場に戻り着いたのは結局20:20過ぎ頃。立体駐車場の4階からはメディテレーニアンハーバーで始まった水上ショー「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス」の中で夜空を駆け回るサーチライトの端っこや花火のしっぽがちょっとだけ見えましたよ。夏休み期間中とはいえ平日で 閉園時刻まで30分以上を残しての帰宅だったので、リゾート内道路でも首都高速道路でも殆ど渋滞には遭わず 帰り道はたいへん順調でした。でもね。年齢が高くなってきた私達には夏のパークはやっぱりこたえます。今回は事前にショー鑑賞席やレストランも手配できていたのでなんとかなったけれど、次回また「真夏にパークへ行く」なんていう事態になったら 今度はぜひお宿を確保して臨みたいものだなあ… と、私は贅沢にも思ってしまったのでした。** レストラン櫻 の 東京ディズニーシー「シェフズ・イマジネーション」スペシャル膳 **・季節の前菜(海老とチーズ入りとうもろこしの擂り流し、ナッツ添え)・蟹とアボカドの白和え、ブロッコリーの卵白餡かけ・和牛のみぞれ餡かけ・鰻丼 ・・・・・・・2025年4月7日~9月15日(4300)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
August 19, 2025
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また あの「びっくり」を体験したくて、東京ディズニーランドホテルの「カンナ」に数か月ぶりにお邪魔してきました。ちょっと前に軽い気持ちで十数年ぶりに訪れた際 出てきたお料理に驚かされ続けたことが夫は忘れられなかったようで 「メニューが変わったらまた行こうよぉ~~」とずっと言っていましたので、その熱烈なリクエストにお応えして私達にとってはややアウェイの地であるディズニーランドホテルまでお出かけしてきたという感じです。東京ディズニーランドホテルの駐車場に到着したのは11:10を過ぎた頃。2階のスペースにどうにかこうにか空きを見つけて車をとめ、ディズニー・マーカンタイルに立ち寄ってから営業開始直後の「カンナ」店頭に向かいました。案内していただいたのは、一番奥まった場所にあるテーブル。カンナの店内がよく見渡せ、それでいてなんだか落ち着ける席でした。ランチタイムに提供しているコースは現在は一種類のみなので、メインを夫は鶏むね 私は牛フィレにしてお願いしました。それに夫の方はノンアルコールのジンライムを、私はアルコールドリンクのペアリングセットをお願いしました。しばらく待って、テーブルにやって来たノンアルコールジンライムとペアリングセット一杯目のモエ・エ・シャンドンのアイスアンぺリアル(ロゼ)。「カンナ」のお店の名が刻まれたこの素敵なグラスは「ノンアルコールのドリンク専用」だとキャストさんが教えてくださいましたよ~そしてその後、コースがスタート。以下 今回の「“Sunny Sunny Summer” プレシャスカンナ」の記録です。まずは前菜の前のアミューズ。卓上に用意してくださったお品書きによれば、「ソシソン・セックとモンゴウイカ とうもろこしのブリュレ」とのことです。(こちらのお店はコース提供中ずーっとメニューをテーブルに置いておいてくださるので、食べているお料理の内容がよくわかってたいへん良いです。)土台はとうもろこしとサトウキビを使った甘みのあるブリュレ。その上に紋甲イカと薄切りにしたソシソンセック(フランスのサラミ)のロールが添えてあります。トッピングは焼き目をつけたとうもろこし(とても美味しかったです!)や豆苗の新芽など。土台のブリュレは結構しっかりした甘みがあったのですが、これがペアリングセット一杯目の 少し甘口の「モエ・エ・シャンドン アイスアンぺリアル ロゼ」にとてもよく合っていてちょっとびっくりしました。次に前菜。パフェのような器に入って登場したのは「マグロのグリルマリネと佃煮のジュレ 桃と胡瓜のヨーグルト和え」という れっきとしたサラダ仕立ての前菜です。見た目は完全にパフェなんですけどね~こういった趣向の前菜はずーっと以前、ミラコスタのオチェーアノでもお目にかかったことがありますが、こちらはその時のに比べるとずいぶん量がたっぷりで 食べでがありそうです。パフェグラスの底に忍ばせたきゅうりや桃の上には、まるで生クリームのように見えるヨーグルトエスプーマ。その上に、グリルしたマグロの角切りやアイスプラントや海ぶどう、はすいもをのせ、エディブルフラワーや湯葉のチップスや佃煮のジュレなどをトッピングしてあります。海ぶどうが添えてあるところをみると、今回のこのコースはちょっぴり「沖縄」風味なのかしらね~(さきほどのアミューズにもサトウキビが使われていましたしね!)これらをスプーンですくいながら好きなように混ぜていただくのですが… これ完全に「パフェ」の食べ方ですよね。キャストさんは ビーチで食べる海辺のパフェ とおっしゃっていましたが、私にはなんだか 人間がビーチでフルーツパフェを食べているのをこっそり覗き見た好奇心旺盛な人魚(アリエル?)が、――あの美味しそうなのはどういう食べ物なのかしら? 何でできているのかしら?などと考えて、自分が手に入れることのできる食材で真似して作ってみたお料理のようにも思われました。人魚が作ったパフェ っていったらいいんでしょうかね~(沖縄の海に人魚がいるのかどうか 定かではありませんが。)いやいや。一皿のお料理からこれだけ妄想を繰り広げてしまう私がちょっと「頭おかしい」のかもしれませんけれど、見た目が楽しい 食べて美味しい だけじゃなく、食べながらいろいろなことを想像して一緒に食べている人とも様々なおしゃべりができてしまう、そんなお料理を作り続けるディズニーホテルの厨房の皆さんは本当に素晴らしいなあ… と、今回もあらためて感心してしまいましたよ~!さてちょっと落ち着いて、次はお魚、アイナメのフリットです。「アイナメのスパイシーフリット 青パパイヤとゴーヤーのしりしり」。ほらほら、ここにも沖縄食材が使われています。大きなアイナメのフリットの下には青パパイヤとゴーヤーのしりしり、付け合わせは青梗菜とミニトマトのお浸し。周りに添えられているのはパイナップルのソテーやお砂糖掛けのカシューナッツ。赤いソースはトマトにケイジャンオイルや山椒、タバスコを加えたスパイシーなトマトソース。ちょっとした甘みとピリ辛と和風味の付け合わせという組み合わせが面白く、またおいしかったです。メインは黒米のご飯と一緒に提供されます。夫は「阿波尾鶏むね肉のコルドン・ブルー風 穂紫蘇と粒マスタードソース」。鶏むねの間にスパムが挟んであります。もう完全に はっきり沖縄です。私の方は国産牛フィレ肉のグリルですが、こんな長ーいお皿で出てきました。キャストさんによれば、「贅沢な上質なハンバーガープレート」をイメージしたそうです。三つにカットした牛フィレグリルの間にはズッキーニやいんげんのシェリーマリネや みょうがなど香味野菜をのせたメイクイーンが盛り付けられています。ソースはもろみのソースに、緑色のはビストゥ(バジルソース)に鰹だしを加えたソース。単純なアメリカンな肉料理というよりは、少し和風というか沖縄風というか 私達にとって馴染み深い日本料理独特の甘辛味や香りを感じられ、さらにシェリーの酸味も加わって複雑な味わいのお料理でした。こういうのはレストランでなければ食べられないなあ と 心底思いましたよ。デザートは オレンジ風味のミルク葛餅とバナナのアイスの盛り合わせ。右手前がバナナアイス、真ん中のオレンジの輪切りみたいなのがほんのりオレンジ風味のくずもちです。オレンジの葉っぱは抹茶のチョコでできていて 上にはフレッシュオレンジものっていました。最後まで、ここまで凝った作りにしてくれて本当にありがとうございます と 頭が下がる思いでした。 《メモ》 カンナ・アルコールドリンク・ペアリングセット・モエ・エ・シャンドン アイスアンぺリアル・ロゼ・アデガス・バルミニョール アルバリーニョ・クロ・デュ・ヴァル カベルネソーヴィニヨン (7500)夫と二人、最初から最後まで食事しながらずーーっとお料理についておしゃべりし続けて、気が付いたらコースが終わっていた という感じでした。今日もまたこのお店でしか経験できない貴重な食体験をさせていただきました。ありがとうございました。お店を出た後はロビーに少し滞在し、14:00になる前にはホテルを離れ 舞浜を離れました。せっかく舞浜に行ったというのに大好きな東京ディズニーシーには一歩も足を踏み入れませんでしたけれど、それでもじゅうぶん満足することができた数時間でした。** カンナ ~エッセンス・オブ・スタイリッシュキュイジーヌ~ の “Sunny Sunny Summer” プレシャスカンナ **・ソシソン・セックとモンゴウイカ とうもろこしのブリュレ・マグロのグリルマリネと佃煮のジュレ 桃と胡瓜のヨーグルト和え・アイナメのスパイシーフリット 青パパイヤとゴーヤーのしりしり・阿波尾鶏むね肉のコルドン・ブルー風 穂紫蘇と粒マスタードソース または 国産牛フィレ肉のグリル 熟成しょうゆもろみと鰹節のピストゥ(別途¥2,000)・黒米のご飯・オレンジ風味のミルク葛餅 バナナのアイス・ドリンク(お好きなドリンクをお選びください) コーヒー 紅茶 マジカルアートドリンク(コーヒーリキッド、ミルク、ホイップ)(別途¥1,000) ・・・・・・・・・2025年7月1日~9月15日(7000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
August 2, 2025
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10:00過ぎ 舞浜駅着。ディズニーリゾートラインのリゾートゲートウェイステーションへ。10:20くらい 「ダッフィー&フレンズ・カラフルハピネス・ライナー」乗車。初めて乗りました。11:00前頃 ディズニーシー入園。ゲート前の混雑も無くスムーズでした。11:00頃からしばらくは エントランス周辺~ミラコスタ通り~ハーバー。(エンポーリオ、スチームボートミッキーズ など)その後、「We Love ビッグバンドビート」開催中(2025年7月1日~9月30日)のアメリカンウォーターフロント方面へ。マクダックスプラザ。ブロードウェイ。ニューヨークデリの屋外テラス。ニューヨークデリは屋外のパティオ席の壁にもミッキーのポスターがありました。「ビッグバンドビート・ファイナルパフォーマンス」デランシ―ストリート(レールウェイの駅前)の外壁にも同じポスターが。ブロードウェイミュージックシアターの出口外壁のポスターも現在は「ビッグバンドビート・ファイナルパフォーマンス」のものになっていました。12:00過ぎ 「ニューヨークデリ」へ。モバイルオーダーを入れてあったのでこちらもスムーズでした。13:25 ブロードウェイミュージックシアターへ。「ファンダフルディズニー」メンバー対象鑑賞チケット(有料)を読み込んでいただいて劇場内の指定席へ。13:55 「ビッグバンドビート ~ア・スペシャルトリート~」。15:30頃 ゲートを出て帰宅。非常に暑い日でしたが、前日にたまたま見つけて購入した「ファンダフルディズニー」メンバー対象のショー鑑賞券のおかげで辛い思いもすることなく、ビッグバンドビートのファイナルイベントのデコレーションなどもざっとですが見ることができて 良かったです。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
July 18, 2025
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暑いのでしばらくは舞浜から遠ざかるかも… と思っていた私ですが、「ホテル内ならきっと涼しいだろうから大丈夫!」と自分に都合よく考えて、夫と二人 車でぴゅ~っとオチェーアノに行ってきました。舞浜到着は11:10くらい。ホテルミラコスタの車路ゲートには本日この時間はドアサービスキャストさんがいらっしゃって、入館者チェックと駐車場の案内をしてくださっていました。平面駐車場に車をとめ、一か月ぶりに美しいホテルミラコスタを仰ぎ見てからロビーへ。 オチェーアノに行く前に ホテル&パーク・ゲートウェイへ続く階段を下り、踊り場からパークの様子をちょっと覗き見。と、あらあら…ハーバー水際のあちこちからピューピュー水が噴き出しているじゃありませんか。↑この写真はまだ水量が少ない時の様子です。もっと大量の水が別の場所から突然噴き出す瞬間もあり、無防備な大人の方々は逃げ回り 子供たちは喜んじゃってあえて水柱めがけて突進していく という 数年前までの夏のディズニーシーでよく目にした光景がピアッツァトポリーノでは繰り広げられていました。私が見ていたのはほんの数分間ですが、水の噴出は場所も量も不規則な感じながら止むことはなく、「これ一日中やってるのだろうか」と思ったらなんだかおかしくなってきてしまい、笑いが止まらなくなってしまいましたよ~(のちほどオチェーアノのキャストさんにうかがったところ、広場で何かパフォーマンスが行われる時間帯以外 夜のショー準備に入る夕方5時前ごろまで量の多少はあるものの散水は行われているそうですよ。)笑いをこらえながらオチェーアノ店頭に行ったのは11:30頃。ちょうどランチのお料理の提供が始まったタイミングでした。本日のテーブルはパールの部屋のこちら。ちらっとプロメテウス火山も覗いていて嬉しい限りです。ミラコスタのレストランは7月の3日からテーマが「ダッフィー&フレンズの フィルド・ウィズ・ジョイ!」に変わって、オチェーアノのブッフェでも夏のメニューが展開中。スパークリングワインも夏らしい「フルーツと氷を入れて楽しむシャンパーニュ(モエ・エ・シャンドン アイス・アンぺリアル)をご用意しました! とキャストさんがおっしゃるので わたしだけそちらもお願いすることにしました。「モエ・エ・シャンドン アイス・アンぺリアル」はボトルでの提供もあるとのことなので、グループならボトルをお願いするとリゾート気分を味わえて良いかもしれませんね~ではさっそくカウンターへ。今回のテーマのストーリーには「ドーナツ」が登場するのでしょうかね~(不勉強ですみません。)デコレーションにも、デザートにも、ドーナツがいっぱい見受けられました。ランチオープン直後なので ダッフィーの描かれたティラミスも手付かずできれい。オチェーアノの夏ブッフェ名物「メロンショートケーキ」もありましたよ~あと 個人的に嬉しかったのは切り分けてくださるローストビーフのコーナーが少し変わって、大きなお皿に付け合わせ(青菜とマッシュポテト)も一緒に盛り付けて提供してくださるようになったこと。また、以前から「あるとうれしいんだけどな~…」と思い続けてきたレホール(ホースラディッシュ=西洋わさび)も 希望すればその場で添えてくださるようになったことです。(今までもお願いすることはできましたけれど提供までにかなり時間を要しました。)(この写真はお肉の上にレホールが添えてあります)私にとってはローストビーフに西洋わさびは欠かせないものでしたので、望みどおりに美味しくいただけるようになって良かったです。もう一つ嬉しかったことは、デザートコーナーにジェラート(マンゴーとメロン)があったこと。夏の間だけかもしれませんけれどね~でも 私はいつもデザートの前におなかいっぱいになってしまって小さなケーキをひとつ二つしか食べることができないので、ジェラートの復活はとっても嬉しかったです。(以前は一年中アイスクリームやジェラートの提供がありましたものね。)こちら↓は 強靭な胃袋を持つ夫が取って来たデザート。ダッフィー&フレンズ20周年“カラフルハピネス”にちなみ キャラクターをイメージした色とりどりのデザートが用意されているようでしたが、残念ながらわたしは目で見て楽しむのが精いっぱいでした。(私は多くのデザートの中から厳選してジェラートとメロンショートだけいただきました。)デザートと共に追加でコーヒーとアイスティーもお願いして 時間いっぱいまでテーブルで過ごし、お店を出たのは13:30頃。その後はもう一度階段の踊り場に行き、水びたしのピアッツァトポリーノの様子を眺めてガラス越しにディズニーシーの「夏」を楽しみ、舞浜を発ちました。ほんのちょっとだけれどパークの様子も見ることができて、楽しい数時間でした。※公式サイトで告知されている「スプラッシュタイム」以外でも水は噴出していますのでどうかご注意を…◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
July 5, 2025
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(…前日から続く)目が覚めると、室内は明るくなっていました。時計を見ると時刻はまもなく6:00になろうかというところ。きょうはパークにも出かけないし、朝食の予定時間までだってまだ三時間もあります。…もうちょっとこのままベッドにいたいんだけど…でもせっかく明るくなっているのだし。室内から朝の小さなお庭を眺められるよう窓を開けておくことだけはしよう と思い、私はベッドから出てレースのカーテンを開けガラス扉の内鍵をはずして パティオとの間の大きな両開きの窓を開け放ちました。と、きこえてきたのはとても元気な鳥の声。(さすがホテルミラコスタの中でも一番「緑」に近い部屋ですね~)この部屋からは姿は見えないけれど、鳥たちだけではなく ここで働く人たちももうとっくに活動を始めているんだろうなーパーク内が見渡せる部屋に宿泊している時なら 開園前の早朝にしか見ることができない様々なできごとが気になってしまってこのあたりで私もベッドから飛び起きているところでしょうが、きょうの窓から見えるのは小さなお庭を囲んでいるあふれるような緑だけです。うん。やっぱりもうちょっとだけ休もう。私は扉とカーテンを開け放したまま、ベッドに戻りました。しばらく目を閉じてうとうとしていると、窓の方からヴェネツィアの運河の周りで流れているような音楽がものすごーく小さな音できこえるような気がなんとなーくしてきました。んん? 幻聴?錯覚?それとも本当に音楽が流れ始めたの?どうなんだろう?ポルトパラディーゾサイドに宿泊している時の経験では確か、6:00になるとメディテレーニアンハーバー一帯にごく小さな音量でBGMが流れ始めるのだけれど、ヴェネツィアも同じなんだっけ?あーでもない こーでもない と、そんなことをベッドの中で考えているうちに時刻は6:30を過ぎて、上の階や廊下からは かすかではありましたが「確かにゲストがいる」という気配や物音が感じられるようになってきました。ハッピーエントリーを利用する皆さんはそろそろ起き出してお部屋を出る準備を整えているころでしょうし、朝食のルームサービスだって始まる時間ですものね。――よーし 私ももう起きちゃおう。そう決意した私はベッドから離れ 両隣のお部屋のパティオに誰もいないことを確認して、パジャマのまま外へ出ました。そして柵から思い切り身をのり出して、お庭の面している通路、藤棚下の通路を 左 右 と覗いてみました。見渡す限り誰もいない。…そりゃそうでしょう まだ7時にもなってないんだし。(テルメヴェネツィアのキャストさんだって出勤前でしょうよ。)いやあこのエリア、本当に静かなのね~…よ~く耳を澄ますと確かにごくごく小さな音量のBGMが流れているようでしたが、それもこの何とも言えない静けさをおびやかすようなものでもありませんでした。私はしばらくの間「今までのホテルミラコスタ宿泊時の朝には体験したことのない奇妙な静寂」の中に身を置いて、その後 室内へ戻って身支度を始めました。「幻聴か?」と勘違いするほど小さな音だったパーク内ヴェネツィア地区のBGMも 7:00を過ぎる頃にはぐんとヴォリュームが上がりました。パーク内からの音が殆どきこえなかった時には この部屋の窓辺から眺める景色はまるで「都会から離れた緑の中の隠れ家ホテル」のようだったのに、音楽がよくきこえるようになったら途端に「東京ディズニーシーのパークの一部であるホテルミラコスタ」になってしまうから不思議なものです。7:30近くなってくると、窓の外からは小さなお子さんたちのはしゃぐ声やパティオへ出る扉を開け閉めする音、椅子を動かす音なども聞こえるようになってきました。近隣のお部屋の皆さんもいよいよ本格的にお目覚めのようですね~7:30を過ぎた頃には、今度はパーク内のアメリカンウォーターフロントの方向から何やらアラーム音が聞こえてくるようになりました。それに続いて 何かキャストさん達の間で拡声器を通して連絡をとりあっているような アナウンスのような声も頻繁にきこえてくるようになってきました。7:50くらいには夫も起き出してきてバスルームへ向かう前に まずは とパティオに出て行きましたが、「あれれ? 雨が降ってる。」ほんとだ。よく見るとパティオの石畳も雨に濡れて色が変わっていました。その後 夫の身支度が整ったところで、両開きの窓をしっかり閉じて内鍵をかけ、私達は部屋を出て朝食のためにオチェーアノへと向かいました。まもなく今日のパークが開園時刻を迎えようとする 8:45前頃のことでした。おなじみ「オチェーアノ」はディズニーホテル内のレストランで私達が一番よく足を運ぶお店ですけれど、朝食時間帯にお邪魔することは滅多になくて おそらく今回が二回目の利用になると思います。今回も初めは「朝はゆっくり過ごしてチェックアウト後の昼食時間帯にどこかのレストランでランチコースでも」という いつもと変わり映えのしない予定を立てていたのですが、「せっかくパラッツォパティオルームという初めての客室に泊まるのだから 今までと同じパターンではつまらない」と急に思いついてしまって、急遽こちらのお店のブッフェ朝食にお邪魔することに変更したのです。 で、お店に行ってみると、この時間はちょうどパークの開園時刻と重なるせいかウェイティングエリアにもゲストの姿は一組もなく空いていて、とても落ち着いた様子でした。大きな窓からは 一般開園時刻を5分ほど過ぎてゲストが続々とピアッツァトポリーノにやってきているのが見えました。さきほどまで降っていた雨はあがったようです。良かったですね。さて。ウェイティングエリアでゆっくり外を眺める間もなく、私達はすぐにパールのお部屋のテーブルに案内していただけて、さっそく朝食を始めることとなりました。オチェーアノの朝食ブッフェはお隣ベッラヴィスタラウンジと違って和食コーナーがあるので、夫はまずはカウンターから山盛りのサラダとご飯とお味噌汁、とろろや煮物や卵焼きやしらすおろし、たらこやお漬物や海苔などたくさんのおかずを取ってきて「和定食」を作ったようです。朝はなかなかエンジンがかからない私の方は 一巡目にジュースやフルーツやヨーグルトやお野菜をいただいてから 二巡目に軽く和食をいただきました。それから、同じタイミングで夫も私も洋食へ突入。夫の方は温かいお料理のコーナーからパンケーキも取ってきたようです。(ヨーグルトやシリアルのトッピング用に置いてあったベリーソースやフルーツ、チョコやナッツを自分でいただいてきて加えていたようです。)私の食後のデザートはパンナコッタにキウイソースとベリーソースをかけて。(茶色いのはバナナのキャラメリゼです。)いろいろなコーナーからいろいろな物を取ってきて 好きなように組み合わせていただけて、とても楽しい朝食ブッフェになりました。昼食や夕食の時間帯と違ってオチェーアノの朝食ブッフェには季節ごとのテーマやイベント性はありませんけれど、様々な内容のお料理を食べられるのがとても良いです。また機会があったら来てみてもいいな と思いましたよ。朝食を終えて、部屋に戻ったのは10:20頃でした。チェックアウトの時間まで残りの時間はあとわずか、この素敵なお部屋で過ごすことができるのもあと1時間半ちょっとです。私達は大きな窓をいっぱいに開け放したまま、荷造りをして。そのあとは、記念写真を撮影したり このお部屋ならではの風景をカメラに収めてまわったり…(お庭の木々の間からはヴェネツィアサイドのテラスルームが見えました)(この時間のプールサイドでは キャストさんがメンテナンス作業をしていらっしゃいましたよ)室内をざっと片付けて部屋を出る準備をし終えてからは、チェックアウトの時間になるまで全開にした窓辺のデスクやパティオの椅子でコーヒーを飲んで過ごしました。いやあ、ほんとうに期待していた以上のお部屋でした。室内にいながらにしてこれほどたくさんの緑が目に入ってくるお部屋は、ホテルミラコスタ広しといえども他にはないでしょう。緑を眺めることは人間の心にとっても身体にとっても良い効果がある というのを今回はまさに実感したように思います。同じタイプのお部屋にまた宿泊したい と口にしてみたところで、ホテルミラコスタの場合その希望を叶えるのは皆さんご存じのようにさまざまな点で難しいことですけれど、「ご縁があればまたぜひ」と思わずにはいられないくらいの素晴らしい客室でしたよ。出会いに感謝です。室内のテレビ画面でチェックアウトの手続きを済ませ 12:00少し前に部屋を出た私達は、ロビーにいらしたベルサービスキャストさんに声をかけて短時間だけ荷物を預かっていただくことにして、ミッキランジェロギフトに行きました。その後、ロビーを離れてふたりで一緒に駐車場へ。きょうはこのあと少し用事もあるので、このままホテルを出て帰りに向かいます。さよならホテルミラコスタ。これから迎える暑い「夏」の季節は年齢の高い私達にとっては休眠期間になるので、しばらくの間はこの景色ともご無沙汰になるかもしれません。駐車場から車を出して、ホテルの正面玄関車寄せで荷物を積み込んでいただいて、丘の上のホテルをあとにしたのは13:00前頃でした。前回宿泊した時は期せずしてふたりきりでのひっそりとした出発になりましたけれど、きょうは明るく元気で溌溂としたまるで昼間の太陽のように笑顔輝くドアサービスキャストさん二人組に見送られ、梅雨時にもかかわらず晴れやかな出発となりました。一泊二日の のんびりテーマパーク&ホテル。こんなふうに舞浜で過ごすのもまた いまの私達には合っているのかもしれないね~あれやこれやと悩み深い日常生活から少しの間だけ離れて ゆったりと過ごすことができた楽しい週末でした。(おわり)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 8, 2025
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(…その2から続く)サウスエレベーターで二階に上がり(客室からパークに行く時に「エレベーターで上階に上がる」っていうのが本当に新鮮でした!) ロビーを経由して、ホテル&パーク・ゲートウェイを通ってディズニーシーに再入園したのは17:40頃でした。さて。今回舞浜にやってきた主目的は「東京ディズニーシー・フード&ワイン・フェスティバル」だったわけですが、気がついてみたらそのフード&ワインの「ワイン」を、きょうは私まだ一度も楽しんでいません。(朝からビールに次ぐビールでしたからね~)なので最後のシメ(?)にはぜひカジュアルにワインを楽しもう!と考え、ホテル&パーク・ゲートウェイから入園したらすぐ近くの場所にある「カフェ・ポルトフィーノ」に行こう と決めて私達は再入園したのですが、この時間(17:40過ぎ)のディズニーシーのパーク内はまだ陽が残っていて明るく 風が出てきて暑さも収まり お散歩するのにぴったりの条件が整ってしまっていました。で、カフェ・ポルトフィーノにお邪魔する前に ちょっとだけアメリカンウォーターフロント方面までお散歩に行くことに…(本当はメディテレーニアンハーバーからスチーマーラインに乗って夕風に吹かれながらパーク内を一周したいところでしたが、ショー準備のために既に運航休止になっていたので。)ハーバー水域沿いの坂を上ってコロンブス像のところからウォーターストリートを下っていくと、この時間になってもまだアメリカンウォーターフロント一帯は人通りが多い様子で、フェスティバルの人気メニューを扱うレストランやカウンターやポップコーンのワゴンなどにはいまだに長い列ができていました。あまり待たずに何かフードやビールが購入できるならそちらを楽しむのもいいかな と思っていたのですが、どこの売り場も列が長いようでしたので断念。その代わりにビッグシティヴィークルに乗って夕方のニューヨーク地区を周遊することにしました。乗り場に行ってみるとこの時間は3~4組の方々が並んでいらっしゃったようでしたが、ヴィークルはどんなにゆったり乗っても1台当たり5名以上は必ず乗れますし この時間は3種類の車両が順次運行していましたので 数分後には順番がやってきました。周遊コースの所要時間は5~6分ほどと短いですけれど 風を感じながら少し高い視点からニューヨークの街並みを眺めつつ活気ある通りを行くのはとっても楽しくて、周遊を終えた私達は車を降りた後すぐに待ち列の最後尾に並び直して 二回連続でビッグシティヴィークルに乗ってしまいましたよ~その後は、ウォーターフロントパークへ遊びに行きました。公園内に設置されている「フード&ワイン・フェスティバル」のフォトロケーション、ホレイショスクウェア側はこんなふうになっているのですね。公園側とはまったくデザインが違うんですね。(知らなかったわ~)こちらの黄色いおリボンのもとっても素敵だと思いましたよー(ちなみに公園側はこれ↓です)もう期間中に来るチャンスも無さそうなので、公園内のバナーや入口両側のデコレーションも忘れずに全てチェック。記念写真も撮りました。(真っ暗になる前に撮影できて良かったです。)それから 照明の灯り始めたブロードウェイを上り。リストランテ・ディ・カナレット前の階段を下りて運河にかかる橋を越え、ヴェネツィア経由でメディテレーニアンハーバー、ピアッツァトポリーノへ戻りました。お目当てのレストラン「カフェ・ポルトフィーノ」前に到着したのは18:40頃。そろそろ夕食のピークタイムで混雑しているかと思いきや、皆さん19:30からのビリーヴ!の鑑賞場所確保の方に関心がおありなのか店内はそれほど混雑もしておらず、お料理の並ぶカウンターまで数分でたどりつくことができました。(こちらのお店は 好きなお料理をカウンターから自分で選んで最後に会計する「バフェテリアタイプ」のレストランです。)私達がカウンターから選んだのは…まずフェスティバルのスペシャルメニューから「アンティパストミスト(前菜盛り合わせ)」と「スパークリングワインセット」「白ワインセット」。(適当にお願いしたら、レジでちゃーんと「テイスティングセレクション(アンティパスト+ワインセット)」プラス「ワインセット単品」の値段にしてくれました。200円安くなりました。)おすすめメニューからは「ローストビーフ サルサヴェルデ(クルミ入り)、ポルペッティのトマト煮、ソーセージ、チョリソー」という盛り合わせプレートを単品で。レギュラーメニューのメインディッシュからは「冷製パスタのペスカトーレ、ソフトシェルシュリンプのフリット添え」、サイドディッシュからは「シュリンプ&マンゴー」「サーモン&オニオンマリネ(アーモンド入り)」の前菜2種。それに舞浜の地ビール「ハーヴェストムーン(ピルスナー)」をひとつ。会計を済ませた後 全てをトレイに載せて広場側の屋外テラス席まで持っていってテーブルの上に並べたら、フード&ワイン・フェスティバルのシメにふさわしい「打ち上げ大宴会」状態になって なんだか楽しくなっちゃいましたよ~飲み比べできるワインセットにはそれぞれのワインを説明するカードも付けてくださってあったので、それを読んでおつまみとの組み合わせをいろいろ考えることもできますし、なかなか楽しかったです。(正直に言いますと、ワインのセットは二種類とも「グラス二杯で1200円」というリーズナブルな価格設定になっているので味はあまり期待していなかったのですが、意外と美味しくいただけてびっくりしちゃいましたよ~ こういう飲み比べのできるアルコールセットはこれからも折にふれて販売してほしいなー と思いました。)食事しているさ中の19:30には メディテレーニアンハーバーの水域では「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」が始まりました。私達がいたピアッツアトポリーノ側のテラス席の周囲には立ち見のゲストがびっしりと立っていたので水域に登場するバージなどは殆ど見えませんでしたが、食事中にふと顔をあげると水上を飛び交う照明やホテルミラコスタへのプロジェクションマッピングが容赦なく目に飛び込んできますし、ドラマティックな音楽やセリフがハーバー周囲に立つスピーカーから大音量で耳に届くので、たいして見えていないのに私の脳内ではどんどんショーが展開していってしまって 不思議な気持ちになりました。水域がじゅうぶん見えなくてもこのショー開催時にメディテレーニアンハーバーの水域周辺のどこかにいさえすれば 雰囲気くらいは結構味わえるものなんだなあ… と思いましたよ。20:00頃にビリーヴ!が終了すると、カフェ・ポルトフィーノの屋外テラスの周りは今度は鑑賞場所を離れてそれぞれの目的地へ移動しようとするゲストの皆さんで大混雑となりました。その混雑が収まるころに私達もようやく食事を終えて、テラスを離れ お店を出ました。20:20くらいのことでした。20:30から予定されていた花火は中止になったので、私達はピアッツァトポリーノの水際の柵によりかかって ビリーヴ!のショー機材などがキャストさん達の手によって片付けられていく様子をしばらくの間ぼーっと眺めていました。そのあと、最後にもう一度アメリカンウォーターフロントへ行こう と、帰りに向かう多くのゲストの皆さんに逆行するように坂を上り、ウォーターフロントパークを横切ってホレイショスクウェアまで行ってみました。時刻は20:40を過ぎていて閉園時刻まであと20分足らずとなっていましたが、あちこちのフォトロケーションにはまだまだたくさんのゲストの姿があり、タワーオブテラーの前では何やらジャンボリーミッキーの音楽を流しながら「キャスト&ゲストで一緒に踊る」という謎の現象も勃発していたようで、そんな光景を初めてみた(遠目にですが…)私は「なんじゃ?これは??」と目が点になってしまいましたよー最近は閉園間際にはいつもこういうことが行われているのでしょうかね~??こんな時間までパーク内にいるのは久しぶりのことなのでよくわからないけど びっくりしました。20:45を過ぎるとさすがにパーク内には閉園予告のアナウンスが繰り返し流れるようになったので、私達は最後にウォーターフロントパーク横のポップコーンワゴンで「ホタテガーリックバター」フレーバーのポップコーンを購入して(この時間でもまだ列が伸びていて購入まで7~8分ほどかかりました)、ミラコスタに戻ることにしました。ピアッツアトポリーノまで帰り着き、ホテル&パーク・ゲートウェイを通ってディズニーシーを退園&ホテルミラコスタに入館したのは 時計の針が21:00を回った頃だったと思います。ゲートウェイにいらっしゃるキャストさん達は「もうこれで本日の入園はできませんよ やり忘れたことはないですか?」という旨を ホテルに戻るゲストに向かって口々に優しく声掛けしてくださっていました。久々に遅くまでパーク内にいて心ゆくまで楽しむことができた私は 素直に「ありがとうございます もうじゅうぶんです」という気持ちになってしまい、思わずペコリと頭を下げると、 ゆっくりおやすみくださいね と またまた優しく声をかけてくださったので 嬉しくなってしまいましたよ。階段を上ってロビーを経て。館内二階の ちょうどパーク内「ミラコスタ通り」の上にあたる廊下にさしかかったのは21:05頃。窓からパーク内を覗いてみると、ミラコスタ通りをエントランスの方へと抜けていく多くのゲストの姿が見えました。私達がホテルミラコスタに宿泊する時はいつもだいたいパーク内を望める客室を選択するので、閉園時刻を過ぎたパークからゲストが去っていく様子を部屋の窓から最後まで見届けることもできるのですが、今日宿泊するのはパーク内がいっさい見えない客室です。ディズニーシーで一日めいっぱい楽しんで帰っていくゲストの皆さんの幸せそうな姿を 今日はミラコスタ通りの上のこんな場所から少しの間だけこっそり眺めてから、私達はサウスエレベーターホールへと向かいました。エレベーターでヴェネツィアサイドの一階に下りると、もうその先を訪れるのは今夜「パラッツォパティオルーム」に宿泊する10組ほどのゲストに限られます。ホテルミラコスタの最東端へと向かう 客室ドアも何もない長い長い廊下を突き当りまで進み…もう一度右手の方へと曲がると、ようやく 片側にのみ客室ドアが並ぶ廊下が現れます。(先ほどもちらっと触れましたが、不思議なことに この客室エリアの廊下のカーペットには「羅針盤」の模様を見ることができません。)ドアを開け、パーク内にあるとは思えぬほどの静かな部屋に帰り着いたのは、21:10頃のことでした。部屋に戻って眠る支度を整えてからは、私達はパティオへの扉を全開にして過ごしました。小さなお庭の先に見える屋外プールの向こうからはパーク内ヴェネツィア地区特有の音楽が聞こえてきていましたが、夜も更けてくると上空を行く飛行機やリゾート内道路を行く車の音にかき消されることも多くなり、やがてそんな数々の大きな音がふーっと静まったかと思うと、かすかに聞こえていたBGMまでもがいつのまにか聞こえなくなっていました。22:40頃のことでした。そうして迎えた、私達のホテルミラコスタ宿泊史上最も静かな夜。いつもは夜中に窓の外で起こるできごとを気にするあまり開けたままにして眠る窓にも今夜はしっかりと内鍵をかけ、レースのカーテンも全て閉じて。――ああ ほんとうに楽しい一日だった おやすみなさいこの上なく穏やかな気持ちで、私は安心して眠りについたのでした。(明日につづく・・・)※カフェ・ポルトフィーノのワインセットに付いていたカード◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 7, 2025
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(…その1から続く)さて本日、私達が宿泊するのは「ヴェネツィアサイド パラッツォパティオルーム」です。(オンライン予約購入サイトの表記通りに言いました。)皆さんご存じの通り、ホテルミラコスタで唯一 建物の一階部分に位置する部屋タイプで、ディズニーシーのパークには面していないけれど自由に出入りできる専用の小さなパティオが付いていることで有名な客室です。始めにお話しした通り、きょうディズニーシーを訪れるにあたり「ホテルミラコスタの客室に空きはないかなあ」と予約サイトをつらつらと見ていたところ、見つけたのがこちらのお部屋でした。私達は「ヴェネツィアサイド」のお部屋はテラスルームこそ過去に何度か宿泊したことがありますけれど、その他のごく普通のスーペリアルームなどは今まで一度も利用したことがありません。今回はパークに行ったっきりでお部屋は「休憩するだけ、寝るだけ」になりそうだったので、正直なことを言えば「この機会に今まで宿泊したことのない比較的リーズナブルなヴェネツィアサイドの普通の客室が確保できれば理想的だな」と思って探していて、たまたまこちらの魅力的なお部屋に出会ってしまったというわけです。外に出られるってのはパラッツォパティオルームの良い点だけれど ロビーからすっごく遠い… …とかという噂も聞きますけれど、ロビーから遠い部屋と言えば 私達は今までポルトパラディーゾサイドのアラビアンコースト側の一番端の部屋(パーシャルビュー)とかアメリカンウォーターフロント側の一番端の部屋(ピアッツァビューのダブル)にも宿泊経験がありますし。――きっと大丈夫だよ。そんなに何度もパークと部屋を行き来するわけでもないしね!と楽観的に構えて私達はキャストさんと一緒に明るい二階の廊下を通り抜け ヴェネツィアサイドに向かいましたが、はてさて、今日のお部屋「パラッツォパティオルーム」とはいったいどんなお部屋なのでしょうかね~サウスエレベーターで1階に下り、テルメヴェネツィアと反対側に進んで長い廊下をひと折れ、ふた折れして数分。お部屋のドアの前にたどり着き、室内に足を踏み入れると。普通のスーペリアルームと雰囲気は同じですが、天井がものすごーく高いことに ホテルミラコスタ宿泊経験のある方なら誰もがすぐに気がつくと思います。建物の一階部分ということで、ディズニーシーのパーク内におけるショップやレストランなどと天井高が同じに作られているので こうなっているのだそうです。そして部屋の奥まで進み、さっそくカーテンを開けて「パティオ」へ。パティオへ出るガラス扉には他の部屋にはない内鍵も付いていて、部屋を離れる際には施錠できるようになっていました。(お部屋が一階部分にあるので、入ろうと思えばこの扉側から室内に入ることも不可能ではないので… ということだと思います。)扉は両開きで、なんと「全開」にすることもできます。石畳の小さなお庭には椅子が二脚。藤棚や植物の植えられたプランターに囲まれていて緑がいっぱい、居心地が良さそうです。外に出てみると、正面には夏だけ営業するという屋外プールが見えました。(この屋外プールは一度だけ利用したことがあります。遠い昔…)パティオの柵のすぐ外側にはプールの外周通路。この通路の上が藤棚になっています。4月中旬頃はきっと藤の花が美しいでしょうね~右手側、通路の先に見える建物は屋内温水プール&スパ「テルメヴェネツィア」ですね。テルメヴェネツィアも過去一度だけ利用したことがありますが、こちら側からだとこんなふうに見えるのね~パティオからお部屋の方を見るとこんな感じです。私達はこの場所で キャストさんに何枚か写真を撮っていただきました。(まるで避暑地のホテルで撮ったみたいな、不思議に素敵な写真になりましたよ!パティオに立って上を見上げると、ヴェネツィアサイドの上の階の客室窓が見えました。このあたりはスーペリアルーム(ツインまたはダブル)が並んでいるのでしょうね~ヴェネツィアサイドのスーペリアルームは未経験でよくわからないけれど、外から見る限りでは客室によって窓の形にも数にもずいぶん違いがありそうです。う~ん ホテルミラコスタ、やっぱり奥が深い…ヴェネツィアサイドの普通のお部屋にもいつか泊まってみたいものだなあ と思っちゃいましたよ~キャストさんが室内とパティオの説明をしてくださって去って行かれた後(このお部屋は特殊なのでキャストさんに部屋まで案内していただいていろいろ説明していただいた方が良いかと思います)、私達はあらためて室内各所をカメラに収めました。ヴェネツィアサイドの内装は、ポルトパラディーゾサイドとは少し違って落ち着いた感じです。(…とはいっても、内装の違いよりも天井高の方にどうしても目が行っちゃうのですが…)ソファーの色も壁のタペストリーのデザインもポルトパラディーゾサイドとは違います。(この金色のソファーはベッドになるタイプのようでした。)ベッドのヘッドボードもヴェネツィアサイド特有のデザイン。(このデザインはテラスルームも同じなので経験済みですが、私はこのヘッドボードのデザインは落ち着いていてとても好きです。)ベッドの上の枕の置き方が以前と少し変わったように思われますが… これは全てのお部屋でこういうふうに変わった ということなのでしょうか? どうなんでしょう?参考までに…昨年末宿泊したツインのスーペリアルームや今年4月に宿泊したバルコニールーム(どちらもポルトパラディーゾサイドだけど)の枕の置き方はこんな↓感じでした。(ボルスタークッション、無くなっちゃった??)ベッド周りを見てもこの部屋の天井の高さがよーくわかりますね。(ホーンテッドマンションのようにお部屋が伸びちゃったみたいに見えますよね!)ちなみにですが、このお部屋の天井には照明がついていました。天井が高いので、スタンドなどの灯りだけでは拡散してしまって室内が暗くなってしまうからでしょうか。ホテルミラコスタの通常のお部屋の天井にはこういった照明はありませんので、これもまたこのお部屋の独特な点ですね。(キャストさんも「レアです」と笑っていらっしゃいました。)その他、備品などは通常のお部屋と変わりはないかと思います。このお部屋は大人4人まで宿泊可能とのことで、お茶のセットも4人分。洗面所のコップや歯磨きセットやアメニティキット缶も4人分。以前と違うこととしては、今までスペチアーレルーム&スイートのお部屋にしか置かれていなかった入浴剤タブレットがひとつだけですが置いてあったことと、引出しにアスタリフトのスキンケアセットが2セット入っていたこと。(こちらのセットは4月に泊まったアンバサダーホテルにあったのと同じでした)ミラコスタの公式サイトのルームアメニティの項を確認したところ、今日現在「スキンケアセット」と「入浴剤」の記載があるので、今後も正式に置いてくださるのでしょう。嬉しいですね。ホテルの絵葉書とダッフィー&フレンズ20周年のリーフレットは窓辺のデスクの引き出しに入っていました。デスク上にはエコバッグも。ひとしきり写真を撮り終えると、時刻は16:00過ぎ。今日は意外と気温が高くて、そんな中を4時間以上も歩き回って疲れていたので ちょっとシャワーでも浴びたらまた元気になれるかな~ と思って私はバスルームにこもり 10分ほどして戻ってくると、なんと夫はベッドの上で眠ってしまっていました。…まあ久しぶりにアルコールも摂取しちゃったしねーしょうがないので私は一人でお茶をいれ、部屋の窓を全開にしたまま窓辺のデスクで今日これまでのことをメモしたり 撮影した写真を見たり、再入園に備えて荷物を整理したりして過ごしました。このお部屋はパークに面していないのでゲストの姿もいっさい見えませんし、ポルトパラディーゾサイド一帯で聞くことのできるパーク内BGMも聞こえてきません。でも、耳を澄ますとパーク内のヴェネツィア地区、ゴンドラ乗り場やリストランテ・ディ・カナレットあたりで流れている音楽が風に乗って微かに聞こえてきて、「ここは確かにディズニーシーのパーク内なのだなあ」とふと気づくのです。いいなあ この部屋。一泊といわず、二泊か三泊したい。いや ずっとここに住みたい。この客室に宿泊した方は皆そうお感じになるでしょうが、今日初めてこの窓辺に腰掛けて時を過ごした私も やっぱりそう思いましたよ。17:00を過ぎると夫もお昼寝から起き、シャワーを浴びて完全に目も覚めたようだったので、私達はパークに再入園し、ホテルチェックインのため中断した「私的フード&ワイン・フェスティバル」の続きをすることにしました。開け放ってあったパティオへの扉を閉め 内鍵もきちんとかけて、部屋を出たのは17:30過ぎのことでした。(その3 に つづく・・・)※このお部屋の前の廊下はカーペットの貼られ方が他の場所とちょっと違っていたのが不思議…というか謎でした。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 7, 2025
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「東京ディズニーシー・フード&ワイン・フェスティバル」を楽しむために 舞浜まで出かけてきました。4月末ごろに舞浜に滞在した時には記念日のお祝いをすることとホテルミラコスタの客室を楽しむことで精いっぱいで 今年二年目となったこのパークの食イベントを楽しむことが殆どできずに少々悔いが残っていたので、あらためてそれを楽しみたいと思ったのです。とはいえ、6月ともなれば首都圏は突然の高気温に見舞われることも多いので、年齢的にそろそろ暑い時期にアルコール摂取しつつ外歩きすることには不安を感じることも多くなってきた私達は 急遽ホテルミラコスタの一室も確保して万全の態勢で臨むことになりました。(5月中旬くらいまでに行くことができたなら「電車で日帰り」もできたでしょうけれど、残念ながら都合がつかなかったのです。)というわけで、今回はただただパークの景色を眺めつつ食べたり飲んだりしていただけなので特に書き残すこともないでしょうよ…と自分でも思うのですが、とりあえず記録しておくことにしました。では! 参りましょう!土曜日の朝、舞浜に到着してホテルミラコスタの車路ゲートを入ったのは9:00頃でした。この時間のゲート脇にはキャストさんがいらしたので一旦停止。宿泊の確認をしていただいた後 坂を上ってホテル正面玄関に向かい、待ち受けていらしたドアサービスキャストさんに荷物を託しました。前回4月に来た時は正面玄関到着のタイミングが早すぎて(?)ドアサービスキャストさんにお会いすることができなかったのですが(こちらの日記参照)、今朝はお会いすることができました。お会いできたからといって特に何か話をするわけでもないのですが、やはり到着時にこの場所でキャストさん達とやりとりするのとしないのとでは気分に大きな差が出ます。本日ドア前にいらしたキャストさんはこの場所でしばしばお顔を見ることのある「お馴染みの方」で、こちらが多くを語らなくとも先回りするように荷物の部屋入れなどの手配を手早くしてくださり、たいへん安心できました。今回は最初にドアサービスキャストさんにちゃんとお会いできてよかったなあ 良い滞在になりそうだなあ と 心からそう思いましたよ~さて、今日のディズニーシーの一般開園時刻は予定が15分繰り上がって8:45。この時点ですでに一般ゲートからの入園は開始されていて、足を踏み入れたホテルミラコスタのロビーの階段上からは大きな窓越しにゲストが続々とパークに入ってきている様子が見てとれました。今日がチェックイン日にあたる私達がシーに入園するには、これからパークエントランスに行って長ーく伸びているであろう入園待ち列の最後尾につかないといけないのだけれど…――うーん…どうしよう。 外の入園ゲート、絶対に混んでいるよね…ホテル&パーク・ゲートウェイに続く階段の上に立っている看板に近づいてよく見ると「ホテル&パーク・ゲートウェイは通常のパーク開園時間一時間後よりご利用いただけます」と書いてあります。――ということは、階段下のホテル&パーク・ゲートウェイの入園口はきょうも10:00オープン?あと一時間弱かぁ。どうするかなあ……などといろいろ考えを巡らしながら階段上に立っていると、駐車場から戻ってきた夫が私を見つけてやってきました。そして二人で話し合った結果、とりあえずゲート前の混雑状況を見てからどうするか決めよう ということになり、私達は一旦ホテルのロビーを離れて正面玄関を出て、パークエントランス・ノースへと向かいました。石造り風の小さな階段をおりていくと、ディズニーシーへの入園待ち列は はるか遠くシャトルバス乗り場の方まで伸びていました。(9:10くらい。)ならんでみないことにはこの列がどれくらいのペースで進むのかわからない と考えた私達は手前側の列の最後尾にまわり 並んでしばらく様子を見ていましたが、10分近く経過しても進んだのはほんの数メートル。(ちなみに、9:15頃には「アナとエルサのフローズンジャーニーのDPAは完売しました」という旨のアナウンスがエントランス一帯に流れていました。)う~ん。こんな調子じゃ入園できるまでに最短でもあと30分はかかりそう。日傘さしながらこれから30分屋外で待って入園するのと、それより10分くらい入園するのが遅くなるかもしれないけどホテルのロビーで待機するのとどっちがいい?…結局。急いで行きたい場所が特に何も思い浮かばなかった私達は 快適な場所で10時まで待機する方を選択し、9:20頃ホテルミラコスタのロビーへと戻ることにしました。その後30分ほどはロビーのソファに座ってフード&ワイン・フェスティバルのリーフレット(前回来た時にいただきました)を広げて、入園後に何をしたいかなどこまごまとしたことをふたりで相談しながら過ごしました。この時間のロビーはゲストもそんなに多くなく静かで、ホテル&パーク・ゲートウェイに続く階段の上には順番待ちの列などが作られる様子もまったくなく、看板の前にゲストが数名集まってくるとキャストさんがどこからともなくやってきて「こちらからお声掛けするまで腰かけてお待ちください」とさりげなく声をかけていらっしゃったようでした。数名のキャストさんがようやく階段上あたりに姿を見せ、「壁に沿ってお並びください」と静かにアナウンスを始めたのは10:00になるほんの数分前。三々五々集まってきた10組ほどがゆるやかに並ぶとそのままゆっくりと階段下のホテル&パーク・ゲートウェイ手前の保安検査エリアまで誘導され、10:00ちょうどに保安検査が始まって私達も数分後にはディズニーシーのパークに入園することができました。入園してピアッツァトポリーノやハーバー周辺で数枚写真を撮った後、私達がまず目指したのはフード&ワイン・フェスティバルのメイン会場となっているアメリカンウォーターフロント方面。通りの上にフード&ワイン・フェスティバルのガーランドが掛かるウォーターストリートを下ってたどり着いたのはレストラン櫻のテラス席のカウンターでした。こちらのカウンターで販売されているフェスティバル限定メニューは「豚角煮のアップルマスタードソース」とのことですが、ネーミングが女性受けするのかこの時間既に大そうな行列ができていて 列はハドソンリバー沿いの手すりのところまで伸びていました。(10:10くらい。)(最後尾から見えた風景)(並び列が長くても景色が良いことだけが救いですね~)購入できるまで15分くらいはかかるかなあ…と推測されたので、夫は列を離れてすぐそばのウォーターフロントパーク前のワゴンで販売されているフェスティバル期間限定フレーバーの「ホタテガーリックバター」ポップコーンを購入しに行きました。予想通り15分ほどがかかり 生ビール(キリン一番搾り)と「豚角煮のアップルマスタードソース」をひとつずつ購入したのは10:25過ぎ。ポップコーンを購入しに行った夫がまだ戻ってこないのでワゴンのところまで行ってみると、なんと夫、まだ並んでいました。(!!)購入待ち列はウォーターフロントパークの中まで到達して何度も折り返していましたよ~こちらのポップコーン、とても人気があるのですねえ。それから5分ほどかかってようやく購入することができ、私達はウォーターフロントパーク外周の木陰のベンチでようやくフード&ビールをいただきました。(きょうはあちこちでいろいろいただきたいので、一人分をふたりで分けっこです)このアルミカップ(回収して再利用するそうです)入りのビールを購入したのは初めてだったのですが、これ ビールがいつまでも冷たいままでいただけてとても良いですね~たいへん美味しかったです。次は、「サバとチーズのベイクドオープンサンド」を販売しているバーナクル・ビルズへ行きました。こちらも大行列で、最後尾はハドソンリバーブリッジ上まで伸びていました。(10:50頃。)最後尾からの景色はこんな感じ…いやあ、これはさっきの櫻のテラス以上の混雑だなあ… 20分以上は待つかなあ…景色を眺めながらの待ち時間、夫はスマートフォンを取り出して公式アプリを開き このあと食べたいものをみつけては各レストランにポチポチとモバイルオーダーを入れていましたよ~結局 フードとビールを購入できたのは並んでから25分後の11:15。フェスティバルのメニューを扱っているレストランやワゴンが集中しているアメリカンウォーターフロント一帯はこの時間、ベンチ以外も「日陰という日陰には全て人が座り込んでいる」といっていいほどだったので、私達は少し離れた場所まで移動して日陰をみつけ、「サバとチーズのベイクドオープンサンド」と「ハートランドビール」をいただきました。この↑サバの塩焼き(?)がのったオープンサンドは実に美味しかったです!サバとチーズの他にペコロスと紫キャベツものっていて、ワゴンフードとしては完成度高いと思いました。塩味強めなのもビールによく合いました。これにワインだとちょっとお魚っぽさが際立っちゃうかなーと思うので、合わせるアルコールはビール系で大正解だと思います。もう一個買えばよかった と思うくらい好きでした。その後は、夫がさきほど並んでいる最中にモバイルオーダーしたメニューを回収しにファンタジースプリングス(なんと!!)へ行くため、メディテレーニアンハーバーのスチーマーライン乗り場へ。(12:15頃、10分待ち表示でしたが実際の待ち時間は5分ほどでした。)ロープの張られた待ち列を歩いて、いよいよ乗り場につく手前のこの場所↓。4月に来た時もここで同じように写真を撮ったのですが(こちらの日記参照)、その時はこの植物は葉も少なくて花もなく枯れ枝のようだったというのに 今日はこんな綺麗な色の花が咲いていて、季節の移ろいを感じましたよ。スチーマーラインはよく利用するアトラクションですが、ここにこの時期にこんな花が咲く植物があるなんて今まで意識したことなかったので…パークには本当に様々な植物があふれているんですねえ。同じことは、スチーマーラインを下りてから少し歩いてたどり着いた水辺でも感じました。ファンタジースプリングスに向かう手前からプロメテウス火山を望む時 視界に入ってくるこの植物も、黄色い花をつけるのはきっと今の時期だけなのでしょう。私達が6月という梅雨の時期にパークにやってきて 蒸し暑い中をメインエントランスから離れた奥地まで行く ということはそんなにないことなので、この時期のパーク奥地の「植物事情」は考えてみたらよく知らないんですよね~今まであまり見たことのない「花」のある風景を目にして感激することしきりでした。さてさて。ファンタジースプリングスの近くまでたどり着いたものの、モバイルオーダーの指定時刻まではちょっと時間があったので、その間を利用してここで私達は「ジャスミンのフライングカーペット」へ行くことにしました。(12:30過ぎ頃。)30分待ちと案内されて、ずいぶん混んでるんだなあ と思いましたが、実際は25分待ちといったところでしたよ。そのあと、13:10くらいにファンタジースプリングスへ。4月に来た時に咲き乱れていた薄桃色(ファンタジースプリングスホテル色)のツツジの花は、当然ながらもうどこにもありません。エントリーウェイを歩いて岩のトンネルを抜けて足を踏み入れたファンタジースプリングス内は相変らずの混雑ぶりで、アトラクションにもポップコーンにも長い列ができていてあちこち「行列だらけ」でしたが、高気温にもかかわらずゲストの皆さんがとても楽しそうにしていらっしゃるのが印象的でした。(やっぱりまだ「このエリアに初めて入れた!」という方が多いからなのでしょうかね~)このエリアでの私達のお目当ては 美味しいことがすっかり知れ渡ったレストラン「スナグリー・ダックリング」。このお店は今のところ、モバイルオーダーを入れないと利用ができないことになっています。指定の時間になるまでお店の前で待っていましたが、このお店の前の植え込みにも「美女と野獣」のベルのドレスのような黄色い可憐なお花(エリアに合わせて「ラプンツェルの金髪のような」もしくは「太陽みたいな」と言った方がいいのかな?)がたくさん咲いているのを発見して「ここにこんな可愛い花が咲くなんて知らなかったー!」と私はまたまた感激。やっぱり季節ごとにパークは表情を変えるのねえ…とあらためて思いました。スナグリー・ダックリングでハンバーガーを受け取った(13:30頃)あとは、夫がもう一か所モバイルオーダーを入れていたロストリバーデルタのユカタン・ベースキャンプ・グリルへ。フード&ワイン・フェスティバルの限定フード「シュリンプフライ&サルサ」と「キリン一番搾り<黒生>」、レギュラーメニューの「ハッシュドビーフのユカタンライスボウル」や夫の大好物「スパイシースモークチキンレッグ」、通常のキリン生ビールを受け取り、それにさきほどスナグリー・ダックリングで受け取ったハンバーガーも合わせて 外のテント屋根のエリアへ行ってお昼ご飯にしました。私は「おつまみ」のようなものをちょこちょことつまんでいただけなのに、けっこうお腹いっぱいになりました。ごちそうさまでした~お食事を終えたのは14:30頃。それからはチェックインのためにホテルミラコスタまで歩いて戻りました。(スチーマーラインは運休タイムに入っていました。)今日はパークに入園したのが10:00くらいでしたけど、それから4時間半のうちの多くの時間を私達は食べたり飲んだりするため「列に並んで」過ごしました。ポップコーンに20分…ワゴンフードに25分…もしもこんなイベントがディズニーシーで開催されていなかったら、普段の私達だったら 絶対にしないと思われるパークの過ごし方です。…ですが。正直楽しかったんですよね~若い方々はいつもこんなふうにパークを楽しんでいらっしゃるのよね。また機会があればこんな感じの過ごし方をするのもいいかな~ って思いましたよ。火山の中を抜け、ソアリンの前を通って坂を下り、パペリーノ通りにさしかかったのは14:50頃。ホテル&パーク・ゲートウェイで宿泊の確認をしていただいてホテルミラコスタに入館し 二階のレセプション前に行ったのは、ちょうどチェックイン開始時刻の15:00でした。こんな時間に手続きに来ちゃって、レセプションはさぞ混雑しているのではー?と思いきや、この時間チェックイン待ちの列に並んでいたのは3~4組といったところ。やはり最近は プリチェックインとかオンラインチェックインとかを利用していらっしゃる方が多いのでしょうかね~それからほんの5分たらずで順番がやってきて チェックイン手続きは順調に完了し、私達は15:15過ぎにはキャストさんに導かれて本日宿泊する部屋へと向かうことになりました。(その2 に つづく・・・)※持ち歩いていた「東京ディズニーシー・フード&ワイン・フェスティバル」のリーフレット◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 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June 7, 2025
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日曜日のお昼に奇跡的にベッラヴィスタラウンジ前方席の予約(正確にはPS=プライオリティーシーティングですけれど)が取れたので、ふたりで出かけてきました。車をホテルミラコスタ駐車場にとめ、店頭にお邪魔したのは14:00前頃。このお店のランチタイムの入店ゲストとしては最後に近かったのではないかと思います。いつものように迷いに迷って、ふたつ用意されているコースの中から夫はベッラヴィスタラウンジ・ランチコースをメインを米沢豚にして、私はダッフィー20周年のコースをメインを牛フィレにして お願いすることにしました。それに私はグラスワインセットのミラコスタトリオも。(このセットが「スパークリング・白・赤」の三杯なので、それに合わせて今日はメインを牛フィレにしました。)夫の方は炭酸水をお願いしていましたよ。以下、何を食べたか忘れないように簡単に記録しておきます。まずは私の方の「ダッフィー&フレンズ20周年:カラフルハピネス」ランチコースから。前菜。右側のかまぼこ型のが日向鶏のインヴォルティー二(巻物料理の意でキャストさんによっては「ロートロ」とも紹介していらっしゃいました)、左側は帆立貝柱とホワイトアスパラガスのゼリー寄せ。インヴォルティー二の下には紫芋のソースが敷いてあり、どうやらこの色合いからして「ステラルー」をイメージしているらしいです。左のゼリー寄せはハーブのソースをトッピングして「オルメル」の甲羅を表現しているとのこと。リーフ類やジャガイモ、ラディッシュ、ブロッコリーなどが添えてあり、ドレッシングはちょっと生姜のような風味でした。オルメルの甲羅です とか言われるとなんだか食べるのも憚られてしまいそうですが、ゼリー寄せは見た目も味も大変爽やかで 美味しくいただきました。パスタはスパゲッティーニです。トマトとオマール海老の出汁と香味野菜を合わせたソースに ちょっと細めのロングパスタの組み合わせ。上には白魚のフリットがトッピングされていました。普通に美味しい 春から初夏の季節感もあるパスタでした。メインの牛フィレロースト。お肉のそばにちょっとした酸味として筍のサルサが添えられていました。それにとろっとした食感のアーティチョーク(カルチョフィ)のクリーム煮(フリカッセ)と パリッとサクッとなゴボウのフリットも。一皿の上にいろいろな味と食感が同居していて楽しいです。付け合わせのお野菜は筍、そら豆、ペコロス、グリーンのくるくるしてるのは「こごみ」かな?季節感があってどれもとても美味しかったですよ。デザートには再びステラルーとオルメルがかなりわかりやすい姿で登場。左側のまあるい紫色のは蜂蜜のムースで 中にチェリーコンポートが入っていました。右側はシトラスジェラートにメロンのコンポートとラズベリー。お皿の上のどれをとっても形が丸いのは、シャボン玉遊びのイメージなのでしょうね~おそらく今回もまた「キャラクターやストーリーを表現する」という縛りと様々な条件の中で試行錯誤して考案された内容だったのだと思いますが、楽しく美味しいランチコースでした。キャラクター欲の強い方も食欲の強い方もきっと満足できると思いますよ。《メモ:ベッラヴィスタラウンジの本日のミラコスタトリオ》ミッレディ フランチャコルタ ブリュット / テレビント / バルバレスコ夫の方の「ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース」も写真のみ載せておきます。前菜。「真鯛のマリネ イカとラディッキオのインサラータ ケッパーとアンチョヴィのヴィネグレット」。夫が真鯛のマリネを一切れ私のお皿に寄こしたのでいただきましたが(「コレ絶対好きだと思うからひとくち食べなよ!」というので…)、これぞベッラヴィスタラウンジの前菜 という感じで、とても美味しかったです。パスタは「本日のショートパスタ チキンとタマネギのラグー」。メインはお肉を選んで「米澤豚一番育ちのアッロースト ししとうとパンチェッタのサルタート マスカルポーネと山葵のクレマ」。夫はもともと豚肉が大好きなのでプリフィックスなどで豚を選ぶことが多いのですが、4月の宿泊で朝食にこちらのお店にお邪魔した際のローストポークがとても美味しくて印象に残っていたので 今回はその時のイメージに押されてついつい豚を選択してしまったらしいです。きょうもとてもよかったみたいですよ。デザート。「クレームダンジュ グリオットチェリーのコンポートとジェラート」。お料理は以上です。さて。私達のテーブルは今日は窓側から二列目だったのですが、メインをいただいているころには前列の方が皆さんお食事を終えてテーブルを離れていかれました。ランチタイムとディナータイムの間にティータイムが設定されていた以前のベッラヴィスタラウンジだったなら このあたりで前列のテーブルにゲストが案内されてきても決しておかしくなかったのですが、今はそれもなくなっているので 私達はずいぶん視界がよくなってしまった自席から美しいメディテレーニアンハーバーを眺めつつ食事を続けました。15:25にはパーク内ではダッフィー&フレンズ20周年のグリーティングが始まったようでした。が、1分ほどの通過型のグリーティングなので店内には音楽も流れませんし、キャストさんからご案内がなければ気が付かなかったかもしれません。(オチェーアノのテラスにはゲストの皆さんが出ていらしたようで、こんなに短い しかも「グリーティング」なのにテラスを開けるのね~とちょっと驚いてしまいましたよ。)ダッフィー達の船がハーバーから去ったタイミングで 私達の食事はデザートへと進みました。時刻は15:30頃で、ランチタイムももう終盤。新たに入店してくるゲストもなく、来た時には店内で忙しく立ち働いていらしたたくさんのキャストさん達も一部は休憩時間に入られたのか姿が見えなくなり、ベッラヴィスタラウンジは急に静かになりました。空は曇りがちで、いつもなら窓から差し込む午後の強い陽射しを遮るために下ろされるシェードも今日は下ろされぬまま。いま、まるでホテルのオフィシャルサイトのイメージ写真そのままのような美しい眺めを前にしているのは この場所にいる数組のゲストとキャストさんを合わせてもたったの十数名ほどです。ああ なんてもったいないこと。私はなんだか無性に申し訳ないような気持ちになってしまいましたよ~たっぷりコーヒーをいただいて じゅうぶん満足して、お店を出たのは15:50くらいでした。数年前からティータイムが無くなっているベッラヴィスタラウンジではディナータイムが繰り上がり もうまもなく16:30から始まることになっています。帰る前に まだ閉じられていない美しいベッラヴィスタラウンジの扉をもう一度振り返って。―― 昼間のティータイムや夜のカクテルタイムが無くなってしまったことは確かに寂しいことだけれど、このホテルやこのお店のキャストさん達が無理なく働けることに繋がるのならそれも良いことなのかもしれないなあ… などと。先日、早朝7時前に到着した時の誰もいないホテルミラコスタ正面玄関の様子がふと頭をよぎり、私はおこがましくもそんなふうに思ってしまったのでした。** ベッラヴィスタラウンジ の 「ダッフィー&フレンズ20周年:カラフルハピネス」ランチコース **・日向鶏と生ハムのインヴォルティーニ 帆立貝とホワイトアスパラガスのゼリー寄せ・スパゲッティーニ 海老とトマト 白魚のフリット・イサキのインパデッラ ハーブとアーモンド ズッパ・プリマヴェーラスタイル または 牛フィレ肉のアッロースト カルチョフィのフリカッセ 筍のサルサ・紅茶とハチミツのムース シトラスジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・2025年4月8日~7月2日(7500)* ベッラヴィスタラウンジ の ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース * (2025年4月1日~7月2日のメニュー)・真鯛のマリネ イカとラディッキオのインサラータ ケッパーとアンチョヴィのヴィネグレット・本日のショートパスタ チキンとタマネギのラグー・イサキのインパデッラ ハーブとアーモンド ズッパ・プリマヴェーラスタイル または 米澤豚一番育ちのアッロースト ししとうとパンチェッタのサルタート マスカルポーネと山葵のクレマ・クレームダンジュ グリオットチェリーのコンポートとジェラート・コーヒー または 紅茶(6000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 1, 2025
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急に用事ができて、午前中に東京ディズニーランドホテルまで出かけることになりました。…で。せっかく舞浜まで行くのだから用事が済んだ後どこかのレストランで食事でもして帰ろうよ~ ということになり 予約購入サイトをのぞいたところ、ちょうどいい時間に東京ディズニーランドホテルのカンナに空きを見つけたので急遽予約を入れ ものすごーく久しぶりにお邪魔してきました。なんと16~17年ぶりの「エッセンス・オブ・スタイリッシュキュイジーヌ カンナ」です。結論から言うと、たいへん良いお店でした。いえ、良いお店だというのはよーくわかっていましたが、私達は普段ディズニーシーにばかりいるのでこの十数年なかなか行くチャンスが無かったのです。今回カンナの良さを再認識したので、「ディズニーシーから遠い…」などと億劫がらずに ぜひまた行きたいです。(結論でした。) さて、カンナのお昼は現在は事前予約の一品料理の他はランチコースが一種類しかないので、私達はランチコースの方をいただきました。それに、私は「カンナ・グラスワイン・ペアリングセット」というのを。(このグラスワインのセットがもう美味しいワインばかりで しかもたいへん素晴らしい注ぎっぷりで大満足でしたよ~)夫は炭酸水(スルジーヴァ)をお願いしました。以下、簡単にお料理の記録です。(本日は油断していたので本当に簡単なメモです。)まずはアミューズ。小さな煎茶風味のブリオッシュにジャンボンブランのムースとザワークラウトのせ。前菜はホタルイカとハマグリのコンフィのサラダ仕立てに桜海老のヴィネグレット。真ん中のグリーンのはアスパラガスのエスプーマです。ドナルドの足跡は「ルダヴァガ」という北欧野菜(先日行ったマゼランズのコースでも使われていました)でできています。(最初には書き忘れましたが、今回のコースはディズニーランドで開催中のドナルドが主役のイベントに因んだもの とのことでした。)お魚料理はもう びっくり! の複雑な味でした。キノコを挟み込んだ真鯛のヴァプールがなんと甘い「ヨモギ餅」のお着物を着ているんですよ!でも、真鯛の真ん中に挟まっているキノコとソース(オニオンのジュ)がけっこう塩味が強く、味のバランス的にはちょうど良い塩梅でした。もうほんとに びっくり としか言いようのない、食べたことのないお料理でしたよ~お肉は鴨か仔牛(プラス2000円)の選択でしたが、久しぶりにこのお店に来たのでここはプレーンな方で と思い、夫も私も鴨にしました。黒米のご飯もいっしょにやってきました。(そういえば昔からこのお店はパンが出ないんだった… ということを思い出しました。)鴨胸肉のローストにソースは柚子の皮を煮詰めて作った柑橘ソース。「鴨にはオレンジソース」というのがおそらく定番なのでしょうが、オレンジではなく柚子を使って付け合わせも和風にしたところがカンナらしさなのでしょうかね~デザートはフルーツムースをメレンゲで包んだものにフレッシュフルーツ添え。このメレンゲはどう見てもドナルドのお尻ですよね。羽根が添えてあるのがなんとも… です。 《メモ》カンナ・グラスワイン・ペアリングセット ・エドシックモノポール ロゼ・トップ・ブリュット ・ヴィエディ ロマンス ヴィエリス ソーヴィニヨンブラン ・シャトーシマール サンテミリオン グランクリュ (7000) いやあ、美味しく興味深いお料理ばかりでした。ペアリングのワインも全てが素晴らしかったです。メニューが変わったらぜひまた伺いたいと思いました。** カンナ ~エッセンス・オブ・スタイリッシュキュイジーヌ~ の ディズニー・パルパルーザ “ドナルドのクワッキー・ダック!ダック!ダックシティ!” プレシャスカンナ ** ・ジャンボン・ブランのムースと新キャベツのザワークラウト 煎茶のブリオッシュ・ハマグリとホタルイカのコンフィ アスパラガスのエスプーマと桜海老のヴィネグレット・ヨモギ餅を纏った真鯛のヴァプール 緑豆のフランセーズとオニオンのジュ・鴨むね肉のロースト 柚子のビガラードソース 九条ねぎと黒胡椒のクランブル または 仔牛ロース肉の香草パン粉焼きとつくね フキノトウとモリーユ茸のソース(別途¥2,000)・黒米のご飯・ヨーグルトのメレンゲを纏ったパイナップルとイチゴのムースグラッセ・ドリンク(下記より選択) コーヒー・紅茶・マジカルアートドリンク(別途¥1,000) ・・・・・・・・・2025年4月1日~6月30日(7000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 5, 2025
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(…その1から続く)一般開園時刻の8:45を5分ほど過ぎると ミラコスタ通りからピアッツァトポリーノへと入ってくるゲストは急激に増えてきて、人が少なく平和だった眼下の広場はあっという間に賑やかになっていきました。(以前は多かった危険を感じるほどの「早足」のゲストが殆どいらっしゃらないのには感心しました。これも、エントリー制度やDPAやモバイルオーダーなどの導入の成果なのかもしれません。)パークがすっかりいつもの「開園時間中」の姿になったのを見届けて、私達は部屋を出て朝食のためにベッラヴィスタラウンジへと向かいました。ベッラヴィスタラウンジがあるのはホテルの2階 私達の今回のお部屋も2階 ということで、部屋のドアを出てからお店の前までは3分ほどで到着できてしまいました。(2階のお部屋というのは、レストランやショップやレセプションなどの集まっているロビーエリアまでエレベーターに乗らずともすぐに行ける というのが一番の利点かもしれませんね。)店頭について名前を告げると ほんの少しだけ待った後にテーブルに案内してくださり、簡単な説明をいただいて私達はさっそくブッフェカウンターを見に行きました。ベッラヴィスタラウンジの朝食は一昨年の6月にメニューが一新されて、今はサラダ中心の洋食ブッフェとなっています。朝食タイムにのみお店の中央に設置されるカウンターにはサラダ用の生野菜や加熱した野菜やフルーツ、トッピングになるようなポテトやツナや卵や魚介のマリネ、コールドミート、オイルやドレッシングやソース、それにヨーグルトなどがところ狭しと並べられ、バーカウンターの方にはミルクやジュースなどのドリンクに始まり ブレッド各種、温かいお料理(卵、ミート類の他にグリル料理や煮込み料理など、小さなご飯ものもありました)、スープ、デザートなどが並んでいます。私は中央のカウンターからまずはたっぷりの野菜や魚介類をいただいてきて、朝食を始めることにしました。案内してくださった席は今日は窓際だったので、プロメテウス火山とハーバーという王道の素晴らしく美しい景色を眺めながらの楽しい朝食になりましたよ~お食事を始めてしばらくすると、二名のキャストさんが押すお料理ワゴンがテーブルのそばまでやってきました。なんでも今月くらいから始めた「朝食限定のローストポークのカッティングサービス」とのことで、ワゴンにはオーブンから出てきたばかりのようなこんがり焼けた豚肉のブロックがのせられていました。きれいな薄桃色の断面がとっても美味しそう…キャストさんが「召し上がりますか?」とおっしゃるので、もちろん「お願いします!」と夫も私も即答しましたよ~そして、キャストさんがその場で切り分けて盛り付けてくださったのがこちらのお皿。下にいんげん、上にルッコラ? セルバチコ かな?グリーンも盛り付けてくださって、お塩も添えてくださいました。アツアツでしっとり柔らかくて美味しかったですよ~朝からこんなに美味しいお肉をいただいてたいへん幸せでした。お食事の後には甘い物もぜひ召し上がってください とキャストさんがおっしゃっていたので、最後にデザートのコーナーも見にいってみました。キャストさんがその場でリコッタチーズのホイップをのせて仕上げてくださるのはミッキーフェイスが印象的な小さなシフォンケーキ。ソースはベリーのコンフィチュールとメープルシロップの二種類が用意されていました。かなりおなかがいっぱいだったので、正直「朝からデザートなんて食べられるかなあ?」と思っていたのですが、ふわふわで軽い口当たりだったのでコーヒーと一緒にペロッといけちゃいました。(夫はこれを三つも食べたんですよ~)その後は景色を眺めながらコーヒーをいただいて、10:00を過ぎる頃にテーブルを離れお店を出ました。おいしくて幸せな朝ご飯でした。ありがとうございました。部屋に戻り着いたのは10:25過ぎ頃でした。バルコニーに出てみると、ディズニーシーの上空は見渡す限りの青い空。なんていいお天気なんでしょうか。この時間は他のバルコニーでもパークの景色を眺めていらっしゃる方が多くいらっしゃいましたよ。目の前のパーク内、ハーバー水際の手すり沿いにはまんべんなくゲストが立っていて、間もなく始まるダッフィー&フレンズのグリーティングを待っている様子でした。やがて、10:35。ハーバーの向こうの水道橋をくぐって、ダッフィー達の乗るスチーマーラインが音楽と共にハーバーに出てきました。「ダッフィー&フレンズのカラフルハピネスジャーニー」のスタートです。船はゆっくりとピアッツァトポリーノの水際に近づいた後、リドアイル前を通ってポンテヴェッキオの下をくぐり アメリカンウォーターフロントの方へと航行していきました。メディテレーニアンハーバー水域を囲むエリアにいたゲストが視界に船の姿を捉えられていたのは1分半くらいだったでしょうかね~昨日も思いましたが、この水上グリーティングは長い時間待ち受けてじっくり観る という種類のものではありませんね。「パーク内の水際を歩いていたらダッフィー達の乗った船が来た!ラッキー!」…ていうような感じで遭遇すると 大変満足度が高い水上通過型グリーティングだと思いますよ。10:35にメディテレーニアンハーバーを出発した船が アメリカンウォーターフロント→ポートディスカバリー→ロストリバーデルタ→アラビアンコースト&マーメイドラグーン→ミステリアスアイランド とパーク内水域を一周して 再びメディテレーニアンハーバーに帰ってきたのは約15分後。私は部屋の中にいて、遠くから音楽がきこえてきて船が戻ってくる気配がしたのでバルコニーに出てみましたけれど、ハーバーに戻って来た船は広場の方まではやってくることなくそのまますぐに曲がって水道橋の向こうへと消えて行きました。まあ、そういう航路だということは皆さんじゅうぶんご存じだとは思いますが、それでもキャラクター達に「おかえり!」を言いたいと考える熱心なファンの方々もいらっしゃったようで、ダッフィー達は水道橋の上を見上げて手を振ってゲストに応えていたようでしたよ~ダッフィー&フレンズのグリーティングの終了を見届けると 時刻は10:50過ぎ。それからチェックアウトまでの1時間は、荷造りの仕上げをしつつ バルコニールーム・ピアッツァビューという今回のお部屋を楽しむことに費やしました。ピアッツァビューなので部屋の中からはプロメテウス火山の姿は見えませんし、バルコニーに出ても水域はやや眺めにくく 眺められるのは文字通りピアッツァ(広場)ばかりですけれど、このお部屋の素晴らしい点はやはり「窓をいっぱいに開け放つことができて、外に出ずともパーク内の雰囲気を感じられる」ということなのでしょうね。ホテル開業当時はお部屋位置によっては10~15㎝ほど開けることができた普通の客室(スーペリアルーム)の窓ですが、今では全て数ミリ程度(換気できる程度)しか開けられなくなってしまいましたからね~ホテルミラコスタにおいてテラスやバルコニーやパティオがついていている客室は「窓を開放できる」というただそれだけで大変な価値があるというのはやはり確かなことだと思います。荷造りを終えてパークの音楽が流れ込んでくる窓辺でお茶を飲み、最後はこのお部屋で過ごしたことの記録と記憶のために室内とバルコニーでふたりして記念写真を撮りました。昨日チェックインした時の記念撮影では背景が曇り空だったけれど、きょうは抜けるような青空です。バルコニーに出て室内を振り返ると、窓にはホテルミラコスタの建物と青空が映っていました。室内のテレビ画面でエクスプレスチェックアウトの手続きをして精算を済ませ、今回は2階なので荷物は自分たちで運ぶと決めて、お部屋にお別れを言ったのは11:50頃。おそらく 今までホテルミラコスタに宿泊した中で一番ディズニーシーのパークを近くに感じられたお部屋だったと思います。まさに「ポルトパラディーゾの港町の住人」として過ごすことができた21時間でした。さて。荷物をベルデスクに預けようかどうしようか迷った末に結局そのまま自分たちで駐車場まで運んで車に積み込み、ホテルミラコスタ館内に舞い戻った私達。本日は帰宅する前に遅めの昼食&早目の夕食をとろうと考えてシルクロードガーデンに予約をいれてありましたので、その時間までは周辺をお散歩して過ごしました。もしも「ダッフィー&フレンズ20周年」のリゾートライナーが走っていればそれに乗ってみるというのも手だったのですが、残念ながら今日は終日運行なし。なので主にディズニーシーのエントランスあたりで過ごすこととなりました。ディズニーシーの周辺でこの時期に一番気持ちの良い場所 といえば、やはり パークエントランス・ノースのピクニックエリア。木洩れ日がきれい。大島桜の花咲く時期もいいですが、新緑の季節も清々しくてやっぱり良いですね。(毎年同じことを言ってるような気がします。)ここなら何時間でも過ごせるわ~ …とか言っていたら、ほんとうに一時間あまりがあっという間に経ってしまいましたよーその後、14:00前にシルクロードガーデンへ。こちらのお店のランチタイムは今はコースの提供がなくてダッフィー関連のセットメニューかアラカルトかの選択になるので、アラカルトでお願いしました。(それに私の方だけグラスワイン二杯セット「ミラコスタデュエット」もスパークリングと白でお願いしました。)注文したお料理は…前回いただいて好きになってしまった「鶏肉とモッツアレッラのライスペーパー包み揚げ」。(2500)季節限定メニューの「蟹肉とトマトの和えそば サンラーソース添え」。豆苗炒めで囲まれた中華そばの上にたっぷりの蟹肉とトマト、上にはバジル、という「中国料理とイタリアンのコラボレーション」(キャストさん談)。これにさらに、キャストさんがテーブルで上からチーズを「これでもか!」というくらい大量にすりおろして見せてくださるのですからね~もうね、ここはベッラヴィスタラウンジか? リストランテ・ディ・カナレットか? という感じです。添えられたサンラーソースをかけるとまた味がさっぱり酸っぱいア東南ジア風になるので、何種類もの味わい方ができて楽しい麺料理でした。(2025年4月1日~7月2日 4500)もう一品、野菜が食べたかったので「海鮮と野菜の炒め」を。2~3人分の大皿できましたけれど、こちら↓は取り分けた後の一人前です。以前のプリフィックスのランチコースやランチセットにあったような、シルクロードガーデンらしい塩味ベースの海鮮野菜炒めでした。具材はきょうは 海老、帆立貝柱、白身魚、グリーンアスパラガス、パプリカ、いんげん、エリンギ、小松菜、紅心大根など。馴染みのある味で、たいへん美味しくいただけました。(4900)お食事を終えた後は、チェックイン開始から30分以上が過ぎたロビーを抜け 美しい長い廊下を通り抜けて駐車場へ向かい、あっさりと帰路につきました。お部屋を出た後に もしも荷物をベルデスクに預けていたら、帰りに車寄せでいつものようにドアサービスキャストさんにお見送りしていただけたかもしれませんが、今回はそれも無し。今回のホテルミラコスタ宿泊では 到着時も出発時も爽やかなドアサービスキャストさんと笑みを交わすことなくホテルを去ることになりました。――こんなことは初めてだけど、宿泊を繰り返す中でこんなことが一度くらいあっても それはそれでいい思い出になって 今日の記憶の手掛かりになるからまあいいんじゃない?そんなことを話しながらホテル駐車場を出て左に曲がり車路ゲートを出ると。そこには到着した時見たのと同じ東京ディズニーリゾートらしい風景が広がっていて、背の高~い姿勢の良い椰子の木たちが背筋をぴんと伸ばして立っていて まるでドアサービスキャストさんの代わりのように 舞浜を去る私達を見送ってくれていたのでした。(おわり)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
April 27, 2025
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(…前日から続く)最初に目が覚めたのは 4:50頃でした。きょうの千葉県の日の出時刻が4:50過ぎだということを事前に知っていたので、それくらいの時刻のパーク内の様子を見てみたいな と思い 前夜のうちにアラームをセットしてあったのです。起き上がって窓辺に行き 外を覗いてみると、空には少し赤みが差してきているような気はしましたけれど 日の出の気配はまだ無し。…とは言っても、室内から顔を出しただけでは火山の山肌くらいしか見えませんからね~(ここはピアッツァビューですから。)起き抜けのパジャマ姿でひどい格好だったのですが、 ほんのちょっとだったら大丈夫だろう(こんな早朝なんだもの 誰の目にもとまらないだろう) と思って私はバルコニーに出てみました。と、まだプロメテウス火山の山頂にもパーク内の背の高い建物にも どこにも朝陽が直接当たっている場所はないようでしたので、私は納得して 夜明け前のディズニーシーの写真を数枚だけ撮ってすぐに室内に戻りました。それから15分ほどベッドでウトウトし、再び鳴り出したアラームで飛び起きたのは5:15頃。カーテンを開け放してあった窓の方を見てみると、先ほどよりも格段に外が明るくなってきているのがわかりました。窓辺まで行って外を眺めると、チャペルミラコスタの向こう、フライトミュージアム(ソアリン)の白い建物が建つ丘の上に朝陽が当たり始め、そこだけがオレンジ色に輝いているのが見えました。窓枠に足をかけ バルコニーの方に身をのり出してハーバーの方を見てみると、プロメテウス火山も同じようにオレンジ色に染まっています。太陽、地平線から完全に顔を出したのね~空を仰いでも目立った雲は無く、きょうはなんだかとてもお天気が良さそうです。私は安心してもう一度ベッドに戻りました。しかし明け方から何度も浅い眠りと覚醒を繰り返したためか、もうあんまり眠くない というか気持ちが落ち着きません。今日はパークに行く予定もなく 朝食の予約も遅い時間に入れてあったので、最終的には6時くらいに起きて7時前には外に(バルコニーに)出られるくらいの身支度を整えられればじゅうぶん と思っていたのですが…… どうしよう もうちょっと寝ちゃう? それとももう起きちゃう?あーでもない こーでもない とベッドの中で逡巡していると、遠くの方で何か聞き覚えのあるような低い音が響いているのに私は気がつきました。…んん? パーク内で何かやってる?? 何か水上に出てきた?そう思ってまたまた窓辺に行き、外の様子をうかがっていると…数分後、窓辺に立つ私の視界にハーバー水上を行く大きな船が滑り込んできました。「聞き覚えのある低い音」は 水上を行く船のモーター音だったのですね~時刻は5:30を少し過ぎたところ。気がつくと、どこにとまって鳴いているのか たくさんの早起き鳥の声が私達のバルコニーにまで聞こえてきています。…いやあ、キミたちはあいかわらず元気だねえ。しょうがないなあ。大きなお船ももう起きて活動を始めていることだし、私も思い切って起きちゃおうかな~予定よりも30分くらい早いけど、私は観念して起床し お茶でも飲んで支度を始めることにしました。6:00頃には、それまで鳥の声しか聞こえていなかったパーク内に ごく小さい音でBGMが流れ始めました。(本当に小さな音量で、窓を全開にできる部屋でなければ宿泊ゲストには聞こえないくらいの音だと思います。)身支度をしている間にも外が気になってしまって私はちょこちょこバルコニーに出たりしていたのですが、ハーバーの水上にいる大きな船はその後何か目立った動きをするでもなく、同じ場所にじーっと何分も留まっていたり同じ場所でゆっくり旋回していることが多く、水上での位置を確認したり何かの記録をしたりしているようにも見えましたよ。6:15くらいになると、近くのお部屋のバルコニーでも扉を開け閉めするような物音がするようになってきて、宿泊ゲストの皆さんは次々とお目覚めなのだなあ ということが手に取るようにわかりました。ミラコスタ通りにはまぶしい朝陽が鋭く差し込み、キャストさんがパーク内を行く姿もちらほらと見えるようになってきました。ベッラヴィスタラウンジの大きな窓に目を遣ると、中ではキャストさんが朝食のテーブルの準備をしていらっしゃる様子も見えました。東京ディズニーシーのきょうの開園時刻は8:45、ハッピーエントリー開始は8:30と聞いていますので、その前に朝ごはんを と考えるゲストも多いでしょうから、まもなく朝食営業が始まる館内レストランではきっと大急ぎで準備中なのでしょうね~6:30頃になると、それまではホテルミラコスタの建物に遮られて完全に日陰になっていたピアッツァトポリーノの水際部分に陽が当たり始めてきました。水上の大きな船はあいかわらずのご様子です。もう一時間もこんな感じですけれど、いったい何をしているのかなあ…7:00ちょうどには、6時ごろから聞こえていたBGMの音量がぐぐんと大きくなり、パーク開園時間中と同じようなボリュームで流れ始めました。と同時に室内では夫も目を覚まし、窓からバルコニーの方へ顔を出して水上に船が浮かんでいるのを確認してから バスルームへと向かっていきました。その後のパーク内では、チャペルミラコスタで結婚式を挙げる新郎新婦のおふたりがホテルの婚礼担当キャストさんやカメラマンさんと一緒に広場に現れて 白いドレスの裾を持ち上げながら記念撮影のためにザンビーニ方向に向かっていったり、制服姿のキャストさんがその御一行様に拍手を送りつつ出勤していらしたり…という いつも通りの開園前の朝の光景が繰り広げられていきました。7:15を過ぎると、5:30頃からハーバー水上を長いこと(1時間45分以上も!)漂っていた大きな船がようやく水道橋の向こうへと帰っていきました。このあとバルコニー眼下のピアッツァトポリーノで何か面白いが起こるのは、おそらく時計の針が8:00を回ってからでしょう。(過去に宿泊経験がある方ならなんとなくおわかりですよね?)それまではしばらくバルコニーから離れようかな と考え、ガラス扉とカーテンは開けたままにして私は室内に戻りました。《参考》7:15頃撮影した今回の部屋のバルコニーから眺められる景色正面ミラコスタ通り側ハーバー側夫が入浴と身支度を済ませた後は部屋備え付けのコーヒーをいただいたり、スペチアーレ&スイートのお部屋にだけはいまだに届けてくださる新聞を広げたり、宿泊時恒例の「部屋での記念撮影」ができる程度に室内を片付けたりして過ごしました。そしてハッピーエントリー開始まであと30分となった8:00頃、私は再びバルコニーに出てみました。日の出から二時間以上が経ってピアッツァトポリーノにも陽が当たるようになり、ホテルミラコスタの建物が落とす影もずいぶん濃くなってきましたね。8:18くらいになると、眼下には特徴ある制服姿のキャストさん達がやってきました。普段はキャラクター達のグリーティングなどの際にそばに寄り添っているキャストさんです。ということは、いよいよ?と思っていると…8:28。ディズニーシープラザ方面から広場へと歩いてくるキャストさんのあとに続いてキャラクター達がミラコスタ通りに姿を見せました。入園ゲート前でハッピーエントリー開始を待つ宿泊ゲストの皆さんにご挨拶をした後、今度は広場(ピアッツァトポリーノ)で出迎えるためにこちらへやってきたのですね~彼らはピアッツァトポリーノを囲む客室から手を振る多くのゲストを見上げて一生懸命手を振り返し、その後、ちょうど私達のいたバルコニーの前あたりに集合して一列に並びました。8:30。いよいよハッピーエントリー開始。待ち受けるキャラクター達のもとへ一番最初のゲストがやってきたのは その1分ほど後でした。8:33にはバルコニーから眺める景色はこんな感じに。キャラクター達と戯れる方もあり、ソアリン方向へと向かっていく方もあり。平和で穏やかなハッピーエントリー開始後直後のピアッツァトポリーノです。ミッキーとミニーはその後、8:40頃には連れ立ってピアッツァトポリーノから去っていきました。ベビーセンター前でゲストにお別れをするご両人。この後8:45にパークは一般開園時刻を迎えるので、ゲストにご挨拶するためにエントランスへと向かうのでしょうね~キャラクター達が去った後のピアッツァトポリーノには、入れ替わるようにして東京ディズニーシー・マリタイムバンドがやってきました。時刻は8:43頃。ハッピーエントリーのゲストを前に演奏を始めたマリタイムバンドは8:45の一般開園後も同じ場所に留まって お馴染みのディズニー音楽の演奏を続けていました。一般開園時刻から数分が過ぎる頃にはピアッツァトポリーノには大量のゲストが流れ込んできて、マリタイムバンドの前にもみるみるうちに人垣ができていきましたよ~(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
April 27, 2025
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(…その3から続く)バルコニーから眺めるディズニーシー メディテレーニアンハーバーの景色が夕景から夜景に変わるころ。私はいったん部屋の中に戻って まもなく始まるビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~の鑑賞に備えてカメラの準備をしたり 部屋中の照明を全て消せるようにスイッチの場所や動作を確認して回ったりしました。なにせビリーブ!のショー開催中はホテルミラコスタの外壁や客室の窓は映像を投影するためのスクリーンになるのですからね~室内の灯りがパーク内に漏れてショーの演出に支障があってはいけません。そして すっかり準備を整えて 夫と二人で再びバルコニーに出たのは19:10頃、ショーが始まる5分前のことでした。バルコニーの手すりに身を寄せてパーク内の様子をうかがうと、ピアッツァトポリーノからアメリカンウォータフロントに続く坂のあたりの路面はゲストで埋め尽くされているように見えました。私達の部屋よりも奥側(ハーバーの反対側)のバルコニーにも、既に宿泊者の皆さんが出ていらしてショーの開始を待っていらっしゃいました。一番ハーバー寄りのバルコニーの皆さんはハーバー水域方向の手すり沿いに並んで立っていらしたようなので、私は「うーん… ここは鑑賞場所としては『立ち見二列目』って感じかしらね~」とふと思いましたが、パーク内のぎゅうぎゅうに混みあっている鑑賞場所での「二列目」と違って前列のゲストとの間には数メートルの余裕があるし、お部屋のバルコニー内では状況によって好きなように場所を移動することもできるのですからね。かなり良い環境であることは間違いないですよねーやがて19:15。バルコニーに設置されているライトの灯りも消えて、始まったビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~。ここは二階ですし バルコニーには二重の手すりもあるので 水上を転がっていく星の動きなどはあまりよく見ることはできませんでしたが、高さのある大きなフロートやバージはよく見ることができました。ホテルミラコスタの外壁への流れていくような映像の投影(プロジェクションマッピング)は バルコニーにいる自分まで飲み込まれてどこかへ連れ去られちゃうんじゃないかと錯覚するような大迫力でした。「アラジン」パートではミラコスタがそのままモスクになったり、「リメンバー・ミー」パートの導入部分では客室の細長い窓ひとつひとつがキャンドルに姿を変えてゆらゆら揺れる炎を灯したり と、ミラコスタの建物の造りを生かした綿密な演出がなされていることもよくわかりましたよ。エルサは遠かったですが、方向的には広場の向こうになるので障害物が無くよく見えました。ウェンディの願いが叶うシーンやミッキーとミニーの登場も見届けることができました。ホテルミラコスタに宿泊してビリーブ!を正面から観たい、鑑賞場所として完璧な全てが見える場所で堪能したい、という方にとってはやはりベッラヴィスタラウンジ上に位置するハーバービューのバルコニールーム(や 一部のスーペリアルーム)が一番良いのでしょうけれど、ハーバー水域との距離で言ったらこちらの方が(お部屋の位置によっては ですが)やや近いのかもしれません。窓ガラスで隔てられることもなく 全方向から降ってくるような光と色と音に包まれることができて、ビリーヴ!のショーの中に入り込んだような気分になれた30分間でした。(バルコニーにある街灯はショー終了後 静かに点灯しました)20:15からの花火「スカイ・フル・オブ・カラーズ」は、部屋のバルコニーからどれくらいみえるのか いや見えないのか、いまいち自信がなかったので、パークに再入園して観ることにしました。(以前こちら側のウイングの3階や4階に宿泊した際はお向かいの建物の上にあがってくれて観ることができたのですが、ここは2階だし… と散々迷った挙句です。)20:10になる少し前くらいに部屋を出て ホテル&パーク・ゲートウェイから再入園し、打ちあがり部分も含めて花火の全体像が確実に見えるザンビーニブラザーズ・リストランテ前の段々畑まで行って木柵の前に立ち止まると、すぐに音楽が始まって 無事に花火を楽しむことができました。「スカイ・フル・オブ・カラーズ」は音楽が楽しいですね。久しぶりに近くでちゃんと観られてよかったです。花火終了後はホテル館内に戻り、そのままエレベーターで5階まで上がり、サローネ・デッラミーコへ行きました。時刻は20:30頃で おそらく混雑のピーク寸前だったのではないかと思います。サローネ内はほぼ満席のように見えました。私達は二人なので待つこともなく 空いていた奥の小さなテーブルに通していただくことができましたけれど、大人数のグループの方々などは着席まで時間がかかったかもしれませんね。サローネは本日は22:00までの営業とのことでしたが、私達は少しだけアルコールをいただいて20分ほどでお暇しました。部屋に戻ると、窓の外のパーク内では まもなく閉園時刻になることを知らせる「…どうぞ気をつけてお帰りください…」という男声アナウンスが流れているところでした。時刻は20:55。バルコニーに出てみると眼下のピアッツアトポリーノにはものすごい数の人があふれていて、遠くのソアリンの方向からはあとからあとから多くのゲストがこちらにやってきているのが見えました。(こんなにたくさんの人がパーク内にいたなんて!と毎度のことながらびっくりしてしまいましたよ~)2階のバルコニーはパーク内の路面とほんとうに距離が近いので、広場をはしゃぎながら通り過ぎていくゲストの皆さんの楽しそうなおしゃべりまでが時折耳に入ってくるほどでした。――みんなディズニーシーで楽しい一日を過ごせたんだなあ… 良かったねえ…ついついポルトパラディーゾの港町の一角に暮らしている住人のような気分になってしまい 帰っていくゲストの皆さんをぼんやりと眺めていると…21:00ちょうど、パーク内には今度は いよいよ閉園時間を迎えたことを告げるアナウンスが流れました。しかし当然ながら この時間までめいっぱい遊んだゲストの皆さん全員がパークから退出するまでにはまだまだ相当な時間がかかることは容易に想像できるような状況で、広場からミラコスタ通り方面へと流れていく人波が絶える気配はまったくありません。なので私はバルコニーへの扉を開け放したまま、いったん室内に戻ることにしました。その後パーク内では、21:05、21:15、21:25、21:35…と10分おきに 21:00ちょうどに流れたのと同じ内容の閉園アナウンスが流れていたようでした。21:25にアナウンスが流れた時には、「閉園時刻から30分近くも経つのだから、そろそろゲストもいなくなったのではないか」と考えて、私はパーク内の様子を見ようとバルコニーに出てみました。が。広場を行くゲストはかなり少なくなってきたものの、ミラコスタ通りへと向かっていく人の流れはまだ続いていました。次に外に出てみたのは、それから15分くらいが経った21:40頃。さすがにこの時間になってくるとパーク内に残っているゲストはごく少なくなっていたようでした。ミラコスタ通り沿いのショップ「エンポーリオ~ヴァレンティーナズスウィート」の中にはまだ人影が見えましたが 入店は既に締め切っていて、広場や通りに面した扉はきっちりと閉じられていました。(この時間はおそらくディズニーシープラザ側の扉だけが出口として開けられているのだと思います。)ひと気のあまりなくなった広場を見渡すと、手にライトを持った警備キャストさんや私服のキャストさんが数人、何ヶ所かに分かれて佇んでいるのが見えました。これはいよいよ 最後のゲストの送り出しが終わったのかな?21:50頃になると パーク内の路面を行くのは各施設の制服姿のキャストさんばかりとなり…プロメテウス火山の麓からソアリンのあたりには細いサーチライトの光があちこちを照らしている様子がちらちらと見えるようになってきました。…そうして21:53。ついにホテルミラコスタ前の広場ピアッツァトポリーノにはその「光」の主(ぬし)=大勢の警備担当のキャストさん達 が姿を現しました。キャストさん達はそれぞれ水域の周囲や広場の路面を隅々までライトで照らしてまわり、最後はホテルの前に一列に並んで集結し、手に持ったライトを大きくくるくると回したかと思うと、ミラコスタ通りの中へと消えていきました。ライトを持った方達が去って行った後も、広場の真ん中にはキャストさんがひとり 何かの時を待つように立っていらっしゃいましたが、その方もやがて22:00を迎える頃には去って行かれました。ようやく パーク内にはたったひとりのゲストもいなくなった ということなのでしょうかね~ふと見上げると、向かい側の客室の窓には ゲストのいなくなったパーク内の様子を窓ガラスに張り付くようにして見つめ続けているたくさんの宿泊ゲストの姿がありました。右手上に見える部屋の窓にも、ベッラヴィスタラウンジ上の客室バルコニーにも、そして私達の隣にずーっと並んでいる部屋のバルコニーにもゲストの姿があり、皆さん閉園後のパーク内をただただ眺めていらっしゃるようでした。そうですよね。パークはとっくに閉園し、サローネ・デッラミーコも営業を終え、館内のレストランもラストオーダーの時間はもう過ぎていますもの。今夜ホテルミラコスタのポルトパラディーゾサイドに宿泊することになった方々に残されたただひとつの楽しみといえば、閉園後の誰もいなくなったパーク内を好きなだけ眺めることだけなのですから。かく言う私も、22:00を過ぎても営業時間中と同じBGMが流れ続けているひと気のなくなったパークの様子を、バルコニーに立ってただひたすら眺め続けていました。22:05くらいになるとメディテレーニアンハーバーには一台の軽車両がやってきて、何やら噴水のあたりで車を停め 灯りを点けて、探し物でもしているような様子でした。22:10頃にはおなじみの作業車両が何台も現れて、あちこちで夜間にしかできないメンテナンスなどの作業が始まったようでした。そして22:30にはパーク内に流れていたBGMが唐突にぱたっと止まり、目の前のピアッツァトポリーノには静寂が訪れました。パーク内の照明はまだ点いたままでしたけれど、ディズニーシーの長い一日もこれで完全に終わり。このあたりで私はようやく部屋の中に戻ることを決意しました。ベッドに入る前にもう一度だけ と思ってバルコニーに出たのは24:00を10分ほど過ぎた頃でした。いつの間に消えたのかプロメテウス火山を照らし出していた青い照明は既に落とされていて、夜空に黒く浮かび上がるその姿は本物の山なみのように見えました。(いえ 本物ですけれど。)チャペルミラコスタの鐘楼やソアリンなどのパーク内建造物の照明も殆どが消え、私達の部屋のバルコニーにある照明の灯りも気づけば消えていました。耳を澄ませば かすかに聞こえてくるのは水の流れる音。きょう一日たくさんのゲストを迎え続けたパーク内の路面を洗い流し、明日の朝やってくる新たなゲストのために準備する音です。そうかあ~ 私ももう寝ないとね。24時まわっちゃってるんだもの。明日はパークに行く予定は無いけれど 早朝の誰もいないパークの姿もいっぱい見たいじゃない?日の出のときが気になっちゃって、また夜中に何度も起きちゃうかもしれないけれど。夫もとっくにお風呂にも入らず眠っちゃってるんだし、とりあえず私も部屋の中に戻って ベッドに入ろうと思います。…それではきょうのディズニーシーよ おやすみなさい。またあした。(翌日に つづく)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
April 26, 2025
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(…その2から続く)サローネ・デッラミーコの窓から パーク内ハドソンリバーブリッジの向こうまで続いているかのような海をぼんやりと眺めながら10分ほど過ごしていると、 チェックイン手続きの準備が整いました とキャストさんがお迎えにきてくださり、夫は入り口近くのデスクの方へと席を離れていきました。数分で手続きは完了し、夫がテーブルに戻ると間もなく 私達はキャストさんの案内で本日宿泊する部屋に向かってサローネを出ることとなりました。本日 私達が宿泊するのはピアッツァビューのバルコニールーム。予約購入サイトの表記通りにいうと 「スペチアーレルーム&スイート ポルトパラディーゾサイド バルコニールーム ピアッツァビュー」 ということになりますかね~昨年同時期には初めてハーバービューのバルコニールームに宿泊しましたが、今回のピアッツァビューのバルコニールームというのもまた、私達にとっては初めてのお部屋です。実は私達、予約に臨んだ際には別のタイプの客室を希望していました。が、皆さんご存じのようにホテルミラコスタの宿泊予約は熾烈を極めるので、予約購入サイトとの格闘の末 今年は結果的にこのお部屋に宿泊することに落ち着いたというわけです。「バルコニールーム」という客室の特殊性は昨年同時期にハーバービューのバルコニールームに宿泊したことでじゅうぶんに理解していましたし、ピアッツァビューのバルコニールームが館内のどの場所に存在するかもだいたいわかっていたので、ホテルミラコスタ宿泊時はできればパークの喧騒から離れてひっそり過ごしたい派(?)の私は、予約完了後も一時はスペチアーレ&スイート・カテゴリーの別タイプの客室への変更を考えていました。が、 ――まだ泊まったことのない部屋なんて良いじゃん。面白そうじゃーん? 泊まってみたいじゃーん?などと(どういうキャラクターを気取っているんでしょうか?)、夫が妙に前向きだったので、今回は思い切ってこのお部屋タイプを経験してみることにしたのです。パークや隣室との距離の近さなど少々不安はありますが、さて 実際のところはどんなお部屋なのでしょうか。ピアッツァビューのバルコニールームが位置するのはアメリカンウォーターフロント側ウイングの2階なので、サローネを出た私達はキャストさんに導かれてまずは右手に進んで 混雑を避けるためヴェネツィアサイド5階のサウスエレベーターホールを目指しました。(キャストさんによれば、2階ロビーやサローネ前のエレベーターが混雑しそうな時間帯はサウスエレベーターの利用をおすすめします とのことでした。) 5階から2階に降り エレベーターホールを出て左へ折れて 突き当りをさらに左へ左へ…と進み、 あら 意外とハーバー方向に歩いていくのね~ …と思っていたところ、キャストさんがはたと立ち止まって 本日のお部屋はこちらです とドアを開けてくださいました。部屋に足を踏み入れても普通のスーペリアルームと大きな違いはありませんし。奥まで進んで窓のカーテンを開けても そこにバルコニーがある他はいわゆるピアッツァビューの部屋の窓から眺める景色と違いはありませんけれど。普通の部屋との大きな違いは、その窓を開け放って外のバルコニーに出ることができるという点です。昨年同時期に宿泊したハーバービューのバルコニールームはバルコニーに出ると正面にハーバーとプロメテウス火山がどどーんと見えましたけれど、こちらのお部屋の場合は正面にはお向かいの部屋の窓が見え、眼下にパーク内の広場「ピアッツア・トポリーノ」が見えます。そして、奥行きのあるバルコニーの真ん中くらいまで進んで左側に視線を向ければ、プロメテウス火山とハーバーも眺めることができました。お部屋まで案内してくださったキャストさんが ぜひ! と勧めてくださったので、私達はこの景色をバックに記念撮影をしていただきましたよ~気になる隣室ですが、右手(ハーバーと反対側)には4室分のバルコニーが並んでいて、こちらは一室一室のバルコニーの間にそれぞれ少しだけ間隔を設けてあるような造り。左手のハーバー側には1室だけお部屋があり、こちらとの間には間隔が設けてなくて手すりがあるだけでした。目隠しなどは何もないので 非常に近い感じがします。ちなみに、2階に並んでいるバルコニールームのうち、この一番ハーバー側の1室だけが昨年宿泊したベッラヴィスタラウンジ上のお部屋と同じ「バルコニールーム・ハーバービュー」カテゴリーとして稼働しているようでした。バルコニーでの記念撮影をしてくださった後、キャストさんはお部屋とバルコニーの説明を簡単にしてくださって去って行かれました。入れ替わるようにして別のキャストさんがチェックインの際にお願いしたもの(ホテル備品類)を届けにきてくださり、それを受け取ったあと私達は荷物を整理しながらお部屋の中を再度見て カメラに収めてまわりました。バルコニーとの間の窓は、片方だけ開けることができます。(全開にできないのは たぶん安全面での配慮からだと思います。)昨年宿泊したバルコニールームと同様にこのお部屋にもデスクはなく、ティーテーブルと肘掛け椅子が二脚、窓の前を避けるように壁に寄せて置かれています。ティーテーブルの上にはエコバッグがふたつとポストカードやリーフレットの入ったケース。ダッフィーのリーフレットはアンバサダーホテルの客室に置かれていたのと同じものでした。ポルトパラディーゾサイドの客室のソファーの色は特徴的な赤色。このお部屋のものはベッドにも転用できる大きなタイプでした。こちらのソファーとトランドルベッドを利用すると、大人4人まで宿泊できる仕様になっています。冷蔵庫の上のカウンターにはコーヒーのセット。洗面所には缶入りのアメニティとカップや歯磨きセットなど。赤い化粧品のセットとバス用タブレットはスペチアーレ&スイートのみに置かれているものです。(アメニティ缶はずいぶん前からヒンジ無しに切り替わって中身も簡素になっているので、今回も手を付けませんでした。代わりにシャワーキャップなど必要なものだけ後ほど届けていただきました。)そうこうしていると 窓の外のパーク内から音楽がきこえてきました。バルコニーに出てみると15:25スタートの「ダッフィー&フレンズのカラフルハピネスジャーニー」の船がハーバーを通過していくところでした。(船はあっという間に通り過ぎて行きました)その後、夫はカメラを手にひとりでパーク内へと出かけていきました。主な目的はフード&ワイン・フェスティバルの期間内限定のメニューをテイクアウトしてくることだったようです。(あらかじめモバイルオーダーを入れていたようです。)こちら↓は、夫がパーク内から宿泊しているお部屋のバルコニーを撮った写真。黄色っぽい外壁の部分、向かって右から二つ目が今回のお部屋ですね~この黄色っぽい部分にある2室だけが早い時期(2010年ごろ)からバルコニールームとして運用されていて、赤い外壁の部分にある4室は昨年(2024年6月頃)から新たにバルコニールーム・ピアッツアビューとして運用されるようになったお部屋だそうです。今回の私達のお部屋と他の4室とは運用開始の時期にかなり時間差があるので、バルコニーの造りがちょっと違っているのかもしれませんね。夫がこの写真を撮り終えた後に 客室内とパーク内でお互い手を振りあい写真を撮りあうという「お約束」の儀式もきっちりやり、私は私で周囲の状況を気にしながら(奥側に並ぶ他のバルコニーでも皆さん火山をバックに記念撮影などしていらっしゃったようなので…)バルコニーから眺められる景色などを撮影していたのですが…16:00を過ぎた頃でしょうか、ぽつぽつと小雨が降り出したかな~と思っていると。みるみるうちに本降りになって、やがて集中豪雨のような土砂降りになってしまいました。これではバルコニーに出て景色を眺めることもできません。パーク内に出かけていた夫も逃げるようにして部屋に戻ってきたので、私達は一緒にサローネ・デッラミーコに行くことにしました。サローネにお邪魔したのは16:30くらいだったでしょうか。この突然の大雨ではサローネも混雑しているのでは?と思っていたのですが、行ってみるとそうでもなく、中ほどにある小さな窓辺の二人用のテーブルに私達は案内していただくことができました。窓から眺めると、外は大雨。ゲストの姿も殆どありません。キャストさんもびっくりするほどの大荒れのお天気でしたが、15分ほどすると雨は止まないものの空には雲の切れ間も見えてきて、かすかに陽もさしてきました。夏の夕立ちみたいな降り方です。17:00になる少し前には、間もなくアルコール提供可能時間になるということでキャストさんがカクテルなどのメニューを持っていらっしゃったので、夫はイルマニーフィコをお願いしていたようでした。(私はカウンターからワインなどをいただくことにしました。)アペタイザーのプレートの用意もお願いしたので、17:00になるとそちらと一緒に夫のドリンクがやってきました。今月初めから内容を一新したプレートはベッラヴィスタラウンジとの共同開発とのことで、ワインのおつまみにぴったりでしたよ。(透明の容器の中は数の子やクリームチーズなどを奈良漬けで和えたもの、その右がポークリエットにトルティーヤ、その手前がタコのマリネバジルソース、その左はスモークサーモンですが これが非常に美味しかったです。中央は根菜のピクルスとオリーブです。)17:25頃になると外では雨もあがったようで、ピアッツアトポリーノにはゲストが少しずつ戻ってきていたようでした。17:00前頃にテーブルにいらしたキャストさんが「大丈夫です。雨は17:25には止むと聞いています。」と胸を張っておっしゃっていて、私達は こんな大雨ホントに止むのかなあ… と話していたのですが、おっしゃった通り本当に止みました!サローネ、すごい!(どんな天気予報をご覧になっているのでしょう??)18:00が近くなってくるとサローネ・デッラミーコは訪れるゲストが増えてきて 周囲のテーブルもかなり埋まってきたようだったので、私達は このあたりで と席を立ちました。その後はバルコニーから夕景を眺めたくていったんお部屋に戻りました。日没に間に合いました。プロメテウス火山の山の端に太陽が沈んでいくのを見届けて、私達は再び部屋を出ました。メディテレーニアンハーバーの夜のショー「ビリーブ!~シー・オブ・ドリームス~」開始まであと一時間ちょっとというこのタイミングで部屋を出た私達の向かった先は、なんと パーク内の奥地ロストリバーデルタにあるレストラン「ユカタン・ベースキャンプ・グリル」。ホテルチェックイン直後に夫がこのお店にモバイルオーダーを入れていたのです。実は夫はロストリバーデルタの「ロストリバークックハウス」というカウンターのお店で販売しているスパイシースモークチキンレッグが以前から大好きで それを購入するためにいつも20分も30分も並んでいたのですが、現在はそれが「ユカタン・ベースキャンプ・グリル」でも販売されていてモバイルオーダーを利用すれば待ち時間無しで購入できる ということを知り、大喜びでオーダーしてしまったのです。奥地まで夫一人で食べに(取りに)行ってもらうことにして 「行ってらっしゃーい! ビリーブに間に合うように部屋に帰ってきてね~!」と送り出してもよかったのですが、夜のショー前で混雑しているだろうハーバー周辺を人ごみをぬって一人で歩かせるのはなんだかちょっとかわいそうな気がして、私も一緒に行くことにしました。水上はショーの準備中なのでスチーマーラインも既に運休中ということで、ホテル&パーク・ゲートウェイを出た私達はソアリンの前から火山の中を抜けて歩いて奥地ロストリバーデルタへ。ユカタン・ベースキャンプ・グリルの前に着いたのは18:20過ぎのことでした。(ユカタン前にもちゃんとフード&ワイン・フェスティバルの看板が出ているのね~)オーダーした品をカウンターで受け取った時には18:30くらいになっていたので「ここで食べていてはビリーヴ!に間に合わないかも」と思った私達は、キャストさんの「油がこぼれやすいので気をつけて」という注意に従ってテイクアウト用の箱などを使って丁寧にパッキングして持ち帰ることにしました。行きに通った火山の中の道が非常に混雑していて歩くのが大変だったので、帰り道はポートディスカバリー経由を選択することにして、ポンテヴェッキオの袂にたどり着いたのは18:35過ぎ。(急いでいても、この景色の前には立ち止まらざるを得ませんよね)橋を渡りきって坂道をピアッツアトポリーノまで下り、ホテル&パーク・ゲートウェイを通って館内に戻ると、時刻は18:45頃になっていました。――まだ夕景が見られるかな? 2階の廊下をちょっと急いで歩いて部屋に帰り着き、バルコニーへの扉を開けて外へ出ると。わあ きれい。この部屋のバルコニーからはこんなにきれいな夕暮れの景色が眺められるのね。西の空の赤みがだんだん消えていく その移ろいがあまりに素敵だったので、わたしはしばらくそこにいて夕闇に沈んでいくメディテレーニアンハーバーを見つめていました。(その4 に つづく・・・)《スペチアーレ&スイートの新しいカードキーケース》※昨年後半よりカードキーケースは二つ折りのものから差し込み式のものに変わりました。普通のお部屋のケースは深いグリーン(カードキーは白)ですが、スペチアーレ&スイートはケースがアイボリー(というか薄茶色)でカードキーが深いグリーンです。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
April 26, 2025
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(…その1から続く)シャボン玉に包まれた可愛いスチーマーラインを見送ると、時刻は10:45。ビッグバンドビート「11:05」公演の幕が上がるまであと20分 となっていました。できれば開演時刻ギリギリの到着は避けたい と考えた私達は、混雑しているであろうケープコッドは避けてポンテヴェッキオ経由でブロードウェイミュージックシアターへ向かうことにしました。ポンテヴェッキオを渡りきってコロンブス像の向こうを右手に進むと、ブロードウェイ沿いの街灯には「東京ディズニーシー・フード&ワイン・フェスティバル」のバナーが翻っていました。パーク内アメリカンウォーターフロントを中心会場として多くのレストランなどで6月30日まで開催されている食のイベントですね~さまざまなキャラクター達が食を楽しむ様子が描かれた色とりどりのバナーをひとつひとつゆっくり眺めたいところでしたが、ショー開演時間が迫っていたので私達はちょっと急いでシアター前まで通りを下りました。シアターの入口で公式アプリの当選表示を読み込んでいただいて、劇場内に入ることができたのは10:55頃でした。(間に合いましたね! 開演ギリギリの到着は避けられました。)すぐに階段を上って席が指定されている2階へ。客席扉を入る手前の2階ロビー吹き抜け脇の窓からは、ホテルハイタワーとSSコロンビア号の組み合わせ「これぞ東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロント」という景色が見えていました。この劇場の2階席は「抽選無し先着順の自由席」として運用されていた期間も長かったので 私もこの素晴らしい景色は過去に何度も眺めたことはあるのですが、現在は全席がエントリー(抽選)対象となってしまっているので当選しなければ劇場内に足を踏み入れることすらできませんからね~この景色も「当選しなければ見ることのできない景色」になってしまったので、そうなるとなんだか貴重なもののように思えてきて いっぱい写真を撮ってしまいましたよ。その後、本日の当選席へ。2階のサイドブロックでしたけれど中央寄りの通路沿いの座席だったので ショーが始まってみるとステージがとても観やすくて、照明などの演出も全てが見えて結構楽しかったです。長く続いたこのショーも9月末にはいよいよ終了するとのことですので 私にとってはこれが最後の鑑賞となるかもしれません。でも、今までほんとうにたくさん観せていただいて いっぱい楽しませていただいたので、これで最後になっても後悔はまったくないなあ と思いました。ありがとうございました。ショー終了後はシアターの前にあるウォーターフロントパークへ行き、フード&ワイン・フェスティバルのデコレーションなどを眺めて歩きました。ゴミ箱まで可愛いの、素敵です。イベントロゴマークのフォトロケーションも設置されていたので この前でちゃっかり記念撮影もしました。ウォーターフロントパークを抜けてホレイショスクウェアへ出るとこちらにもフォトロケーションが設置されていたので ここでも記念撮影を。カメラマンさんなどはいらっしゃらないようでしたが、この場所は人気があるようで撮影待ちの列ができていましたよ。バーナクルビルズの前には「フード&ワイン・フェスティバル」参加中の看板も出ていて(イベントメニューを提供しているお店はどこもこういった看板を出しているみたいです)なかなか風情がありました。もっともっと長くこのあたりにいて、カウンターサービスレストランやフードワゴンを巡って「フード&ワイン・フェスティバル」を楽しみたかったのですが、実は今日はこのあと「マゼランズ」で昼食の予定があったので 私達は後ろ髪ひかれる思いでホレイショスクウェアを離れ ウォーターストリートをポンテヴェッキオの方へと上りました。(ウォーターストリートの高架下各所にはお馴染みのポスター看板が登場していました)プライオリティーシーティングをお願いしてあった時刻にほんのちょっとだけ遅刻して、マゼランズ店頭に到着したのは11:50過ぎ頃でした。名前を告げた後ウェイティングエリアで少し待ち、案内していただけたのは今日はワインセラーのお部屋でした。ここマゼランズもただいま「フード&ワイン・フェスティバル」に参加中とのことで、今年もファンタジースプリングスのアトラクションをテーマに「シェフズ・イマジネーション」と称したスペシャルコースが用意されていたので、私達はふたりともそちらのコースをお願いすることにしました。(私はペアリングワイン付きのコースにしました。夫はビールを別で注文。)昨年同時期にディズニーシーに来た時もやはりファンタジースプリングスのオープン記念企画としてパーク内三つのレストランでは「シェフズ・イマジネーション」のコースが用意されており、その時はマゼランズは「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」担当だったのですが、今年は「アナとエルサのフローズンジャーニー」担当だそうです。どんなお料理が出てくるのでしょうかね~以下、簡単に記録しておきますね。まず前菜。真鱈のブランダードやタラバ蟹とリコッタチーズで作られた「オラフ」や大きな雪玉に サラダやニシンのマリネや数の子とりんごのサワークリーム和えを添えたお皿です。オラフの鼻は映画の中と同じく人参でできていて、幼いアナとエルサが雪だるまを作って遊んでいた その思い出のシーンを表現しているとのこと。ニシンや数の子や鱈など北欧を連想させる食材も使われていて、楽しい前菜でした。お魚料理は蝦夷アワビと帆立貝柱の炙りが入ったリゾット。…。…と 言われましても、お皿 真っ白ですよね?リゾットの上にふわふわな柚子風味の白い泡とライスペーパーをのせて包み込み、心を閉ざしたエルサが氷の宮殿を作り出してしまう あの名シーンを表現しているのだそうです。泡の中はリゾットというよりはスープに近い感じで、アワビと帆立貝柱の他に「ルダバガ」という北欧原産の野菜(蕪のような百合根のような…)が入っていて、この野菜が食感も面白くて美味しかったです。お肉料理は牛フィレ肉のパイ包み焼き、ソースはベリー風味の赤ワインソース。平和を取り戻したアレンデール城の晩餐会をイメージした豪華なお料理 ということだそうです。(昨年は「SSコロンビア・ダイニングルーム」が “アナとエルサのフローズンジャーニー”担当で、そちらのお料理もいただいたのですが、メイン料理の説明でキャストさんが同じようなことをおっしゃっていたな― と思い出してしまいました。)付け合わせは見ての通りの「野菜でできたアレンデール城」で、3つの高い尖塔は左から順にベビーキャロット、ヤングコーン、オクラ。両側の低い塔の屋根は青大根のピクルスで表現されていました。マゼランズの牛フィレですからね~間違いなく美味しいお肉料理でしたよ。デザートはマチェドニアとエディブルフラワーを添えたチーズムースとレモンシャーベット。それにアナとエルサのチョコレートですね~小さなお皿にのった小菓子もいっしょに出てきました。マチェドニアはイタリア風のフルーツデザートで、細かくした果物をシロップ漬けしたものです。チョコレートでできたアナとエルサのシルエットは、映画でもアトラクションでも最後に登場する「スケート」のシーンそのものですね。前菜からデザートまで、「アナとエルサのフローズンジャーニー」のアトラクションの中のシーン展開と同じような流れでお料理が進行していったので、話も弾んでたいへん楽しいお食事になりました。 このコースを作り上げるまでの シェフはじめスタッフの皆さんのご苦労はいかばかりか と思いましたよ。ありがとうございました。参考:コースについていたワインの詳細が公式サイトに載っていたので、今後のためにそのままメモしておきたいと思います ――――(一杯目)スパークリング<シャンパーニュ>アンリオ ブリュット・スーヴェラン(アンリオ)柑橘類を思わせる爽やかな香りと、豊かな口当たりが特徴のシャンパーニュです。(二杯目)白<白ワイン>M3シャルドネ(ショウ・アンド・スミス)魚料理には、丁寧に熟した柑橘果実の香りと引き締まった酸、心地よい樽のニュアンスを持つ、繊細で美しい印象のワインを合わせました。(三杯目)赤<赤ワイン>インペリアル レセルバ(クネ)黒い果実を思わせる深いアロマとバランスの良いタンニン、樽由来のスパイス感は、パイ包みによる程よい香ばしさと相乗し、フィレ肉の繊細な味わいを引き立てます。 ――――以上おなかいっぱいになって、大満足でマゼランズを出たのは14:00頃でした。本日はホテルミラコスタのスペチアーレ&スイート・カテゴリーのお部屋に宿泊するので チェックインの場所はホテル5階のサローネ・デッラミーコになります。のんびり向かえばちょうど良いタイミングでサローネにお邪魔できそうでしたので、私達はメディテレーニアンハーバー沿いをソアリン~ザンビーニブラザーズ・リストランテ方向に下り、パークの景色を眺めつつ歩いて行くことにしました。ザンビーニブラザーズ・リストランテの前には「フード&ワイン・フェスティバル」看板。こちらのお店のフェスティバル参加スペシャルメニューはスポンサー企業さん(食品メーカー)のヨーグルトを使ったメニューだそうで、夫が「あとでテイクアウトして部屋で食べてみようかな~」と言っていました。朝方のハッピーエントリー直後にも通りましたけれど、こちらのお店の裏手にあたるパペリーノ通りにはダッフィー&フレンズ20周年のデコレーションがたくさんあるので、カメラに収めながらもう一度じっくりと見て歩きました。メディテレーニアンハーバー水域に面したカフェポルトフィーノのテラス前を歩いて、ようやくピアッツアトポリーノにたどり着いたのは14:20頃。今日宿泊するのはあのあたりかなあ。お部屋、どこだろう?そんなことをふたりで話しながらミラコスタ通りを抜けて ディズニーシープラザに面したお店「フォトグラフィカ」で午前中ファンタジースプリングスで撮影していただいた写真を引き取ったあと、ホテル&パーク・ゲートウェイを通ってホテルミラコスタに入館し、5階のサローネ・デッラミーコにお邪魔したのは14:30になる少し前でした。今日は朝からずーっと雲の多いはっきりしないお天気でしたけれど、この時間のサローネの窓からは水平線も望むことができましたよ。(きょうのお部屋からはきっとこの景色は眺められないだろうから、今のうちにこの窓からいっぱい見ておこう…)キャストさんが案内してくださった窓辺のテーブルに落ち着いて、夫と私はしばし休憩。お水やジュースを自由にいただきながら、チェックイン手続きの順番がやってくるのを待ちました。(その3 に つづく・・・)** マゼランズ の ~シェフズ・イマジネーション~ スペシャルコース ** 《ペアリングワイン付き》・真鱈のブランダード タラバ蟹とリコッタのサラダ、 ニシンのマリネ 数の子とりんごのサワークリーム和え、炭化したヘーゼルナッツを添えて 《シャンパーニュ》アンリオ ブリュット・スーヴェラン(アンリオ)・柚子の泡を纏った蝦夷鮑と帆立貝の炙り 《白ワイン》M3シャルドネ(ショウ・アンド・スミス) ・国産牛フィレ肉のアンクルート、ベリー香る赤ワインソース 《赤ワイン》インペリアル レセルバ(クネ)・パン(ブール、クルミ)・フロマージュムースとマチェドニア、レモンシャーベット添え・ミニャルディーズ・コーヒーまたは紅茶 ・・・・・・・・・2025年4月7日~6月30日(《16500》/12000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
April 26, 2025
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ディズニー・アンバサダーホテル最上階の片隅で 目が覚めたのはまだ5:00前のことでした。ちょうど太陽が昇ってくるはずの時間でしたが、カーテンを開けると今朝のお天気は曇りのようで 中庭に面した部屋の窓からは鋭い朝陽が差し込んでくるような気配はありませんでした。さて。4月26日土曜日のディズニーシーの一般開園時刻は8:45、ハッピーエントリー開始は8:30 とアンバサダーホテルから予め伺っていた私達。今日の朝は7:00くらいにディズニーシーの宿泊者専用エントランスに到着できれば一日がスムーズに運ぶかなあ と考えて、6:40くらいまでに部屋を出ようと昨夜のうちにぼんやりと決め 軽い朝食なども調達していました。(前回の昨年11月末の滞在でも同じようにアンバサダーホテルに前泊してディズニーシーに向かったので、その時のことを振り返って参考にしました。)なので私は とりあえず一人でお茶を飲んで朝食をとり、ゆっくりと身支度を始めることにしました。その後5:50くらいにはモーニングコールが鳴るよりも先に夫が起床。入浴と朝食を順調に済ませて6:30過ぎには出発の準備も整い、私達は昨夜予定を立てた通りの6:40前には部屋を出ることができました。アンバサダーホテルの駐車場を出てからお馴染みのリゾートらしい景色が広がるディズニーシー前の交差点にさしかかるまでにかかった時間は 今朝も3分ほどで済みました。ホテルミラコスタの車路ゲートを入り 坂を上りきってロータリーに出たのは まだ6:47~48頃のこと。部屋を出てからここまで10分足らずしかかかっていません。――やっぱり前泊すると朝がとってもラクよねえなどと言いつつホテルの車寄せに向かうと…―― ? あらら? 誰もいない?…!! いつもなら正面玄関に近づくとキャストさんが手を挙げて車を誘導してくださるはずなのですが、6:00をとっくに過ぎているというのに 今朝はなんとキャストさんが一名もいらっしゃいません。前回、昨年のクリスマスシーズンの宿泊時まではこの時間でもここにドアサービスキャストさんが何名かいらっしゃったのになあ、いつのまにかまたサービス内容が変わったのかなあ とか思いつつ、しょうがないので私達は車を正面玄関に着けたあと自分たちで荷物を下ろしました。荷物を玄関前に置くと夫はいつもと同じようにそのまま駐車場へと向かっていってしまったので、ひとり残された私はスーツケースをふたつ転がしながら館内に入り早朝のロビーに足を踏み入れなければならなくなったわけですが……えっと、この荷物をベルデスクに預ければいいのかな??と戸惑っていると(注:何せこんな状況は初めてなので) ベルデスクに赴く前にどこからともなくキャストさんがとんでいらして自動ドアを押さえてくださり、導き入れてくださったロビーの端で「こちらでお荷物をお預かりします」と手早く手続きをしてくださいましたよ~(ホッとしました。)手続きしてくださっている間にロビーエリアを見渡してみると、レセプションやベルデスクは通常どおり既に稼働中だったので―― 正面玄関前でのドアサービスキャストさんの出迎えのみ稼働時間を短縮したのかなあ… ホテルサービス業界も人手不足だものねえ 働き方改革かしらん ――などと、ふと思ってしまいましたよ~(誰もいない6:50頃のホテルミラコスタ車寄せ)無事にキャストさんに荷物を預かっていただいたあと、私はいつものようにホテルの脇から小さな階段を下りてパークエントランス・ノースへ。6:53くらいに宿泊者専用エントランス利用列(二列に分けられていました)の最後尾につきました。私の前にはこの時間、40組ほど(20組×二列分)のゲストが既にシートを広げて待機していらっしゃったようでした。入園時刻までには各組とも2~5名くらいにはなると思うので、私達の順番は先頭から数えて100~200人目くらいといったところでしょうか。少し経つと 駐車場に車をとめ終えた夫が待機列にやってきました。途中でお手洗いをお借りしにホテル館内に立ち寄ったそうですが、ちょうどドアサービスキャストさん達が荷物カートや移動式のデスクなどを正面玄関に用意しているところだったそうで、「玄関前での出迎えはきっと7:00からになったんじゃないの? ミラコスタも『働き方改革』なんだよー」と 私が思ったのと同じようなことを言っていたので笑っちゃいましたよー(ちょっと前まではホテルミラコスタ宿泊ゲストはチェックイン日もハッピーエントリーの利用ができたのですが、今はそれもなくなってしまったので早朝6時台に到着する方々が減ったのかもしれませんね~)私達の並んでいた待機列を整理してくださっていたのも 7時前に並んだ当初はパークの警備担当キャストさんだったのですが、7:10頃になるとそれもホテルミラコスタのキャストさんと交代なさっていたようでした。7:25になると 大きく列が動くのでご準備を との案内があり、7:30には列前方で保安検査(手荷物検査)が始まって私達も7:35には検査を通過し、入園ゲート前の区切られたエリアへと入ることができました。ディズニーシーのハッピーエントリーはノース側の全ての入園ゲートを使用するので この時点でゲストは分散し、待機列で前から40組めくらいにいた私達は入園ゲート前から数えるとかなり前方の数組目になることができましたよ。入園ゲートのパーク側にキャストさん達が姿を現し始めたのはハッピーエントリー開始20分前の8:10頃。準備が整ってゲート前のシャッターが完全に開けられたのは8:15頃でした。そしてそれから2分ほどすると…パーク内ディズニーシープラザ、アクアスフィアの前にはミッキー&ミニーをはじめとするディズニーキャラクター達が姿を現しました。今日は幸運にもかなり前方にいられたので 彼らの可愛らしい姿がよく見えましたよ~やがて8:30、ハッピーエントリー開始。私達もトラブルなく、すぐに入園することができました。入園して、まず見上げるミラコスタ通り入口上。ディズニーシーのパークは4月8日から「ダッフィー&フレンズ20周年:カラフルハピネス」のイベント開催中とのこと。来年三月までの一年間は「ダッフィー20周年」で行くのですね~ミラコスタ通りの中にもダッフィー&フレンズ。この↑ダッフィーはいかにも「ぬいぐるみ」という感じでいいですね~ダッフィーの物語の原点に立ち返っているように思います。エンポーリオのショウウインドウの中でもダッフィー達がシャボン玉で遊んでいました。ミラコスタ通りを抜けてピアッツァトポリーノに出ると、広場に立つ街灯のバナーもダッフィー20周年仕様です。カフェポルトフィーノ前の噴水にもダッフィー。私達はきょうは「プライオリティパス」も「DPA(ディズニー・プレミア・アクセス)」も利用するつもりがなかったのでスマートフォン画面とにらめっこすることもなく、久しぶりのパークの様子を眺めて写真を撮ったり、出迎えてくれていたキャラクター達と少し遊んだりしてから広場を右手に進み ザンビーニブラザーズ・リストランテ裏のパペリーノ通りへ。この周辺の建物の外壁にはあっちにもこっちにもダッフィー&フレンズ20周年の落書き、いえペイントが施されているのでそれを眺めながら「ソアリン・ファンタスティックフライト」へ向かいました。(あとでまたゆっくり「20」を探して回ろうね!)「ソアリン」の入口付近に行ってみると、驚いたことにこの時間(8:37くらい)並んでいるゲストはごくわずかのようでした。おそらくですが、私達と同じタイミングでハッピーエントリーした皆さんはこのアトラクションの前を通り過ぎて遥か奥地のファンタジースプリングス目指して冒険に旅立ってしまったのか、もしくはスマートフォンを操作することに夢中でまだミラコスタ通り周辺に留まっていらっしゃるのかもしれません。とにかく予想以上に並んでいらっしゃる方が少ないようだったので、私達はソアリンの前あたりから眺められる雄大なプロメテウス火山をバックにまずは記念撮影し、それからようやくアトラクションの待ち列が作られているフライトミュージアムの中庭に入りました。中庭では薄黄色の小さな「モッコウバラ」がちょうど見ごろを迎えていてたいへん美しかったですよ。キャストさんによればこの場所のモッコウバラは毎年4月末くらいから咲き始めるそうですが 今年はちょっと早くて4月の中旬から咲き始めたそうです。見られてラッキーでした。「アトラクションの稼働は一般開園時刻から」と決まっているので、私達は小さな可愛らしい花あふれるアーチを眺めながらしばらく待機。8:45になると列はどんどん動き始めて 8:48にはカメリア・ファルコ女史の肖像画が待つ部屋に通され、数分後にはドリームフライヤーに乗り込むことができました。大空を旅して世界を巡り、地上に降り立ったのは9:05くらい。そのあとは毎年この時期の私達の恒例行事となっている「カメラマンキャストさんによる記念撮影」ができる場所を求めて ファンタジースプリングスまで行ってみることにしました。(いえ、メディテレーニアンハーバー周辺での撮影で全く問題なかったのですが、夫が「できれば今まで撮ったことのない場所で撮りたい」というもので…)で、パーク内を15分以上も歩いて行くほど若くないので交通機関で行こう と トランジットスチーマーラインの乗り場へ。9:10過ぎにメディテレーニアンハーバーを出発して9:20前にはロストリバーデルタの船着場に到着しました。あとはここから5分くらい歩けばファンタジースプリングスにたどり着けるかなあ と奥地の神殿前へと階段を下りていくと、なにやらキャストさんの声がきこえてきます。―― インディージョーンズ・アドベンチャーはただいま5分ほどでお乗りいただけまーす… お時間ありましたらぜひこの機会にご利用くださーい… もう少ししますとどんどん待ち時間が長くなっていきまーす…これはなんと魅力的なアナウンス。そんなに急いでもいないし、すぐ乗れるなら乗っていくか! と、私達はついついお誘いにのってしまい、神殿へ立ち寄ることにしました。入っていくと本当に一度も立ち止まることなく乗り場まで行くことができ(パコの映像すら素通りで)すぐに乗れてしまいました。ずいぶん久しぶりに乗りましたけれど、最前列(それもハンドル席)だったのでなんか格別に楽しかったです。そんなこんなで、目的地「ファンタジースプリングス」に続くエントリーウェイまで辿り着いた時には時刻は9:40になっていました。少し先には岩壁で囲まれた泉の湧き出る不思議な森がこんもりと見え、遠くの山には春霞がかかっているかのように見えます。ラプンツェルらしき横顔が刻まれた滝のあたりには薄紅色のツツジの花が咲き乱れ、新エリアファンタジースプリングスはオープンして初めての「春」を迎えていました。私達が昨年ここを訪れた時には、ある日突然この場所にこんなに緑あふれる森が出現するなんて! と素直に驚いたものですが、春を迎えたこの森はまた たくさんの植物が花を咲かせてこんなにも美しい姿になるのですねえ。やっぱりディズニーシーは「生き物」なんだなあ と 心底思いましたよ~以前はホテル宿泊者かアトラクションを利用できるパスの所持者しか入場することができないという一種特別な場所だった新エリア「ファンタジースプリングス」も、この4月からは入場についての制限がなくなり誰でもいつでも自由に出入りできるようになったので、エントリーウェイを歩いて岩のトンネルを通り抜けて入ったエリアの中は予想通りの混雑ぶりでした。そんな混雑の中、私達は公式アプリを見ながら記念写真(ディズニー・フォト)を撮影していただける場所を探して右往左往。アプリによれば本日は「フローズンキングダムで10:00から撮影サービス開始」とのことだったので、エリア内にいらしたキャストさんからも情報をいただき、「たぶんこのあたりで撮影してくれるんじゃないかなー」と予想される場所でカメラマンさんが姿を現すのを待つことにしました。そして待つこと数分。10:00になると目立つ制服姿のカメラマンさんがお二人 フローズンキングダムを望むアレンデール城前の水路のあたりに登場していらしたので さっそく順番待ちの列に並んで撮影していただきました。(台紙付きの写真もお願いしました。これで我が家の恒例年中行事、無事完了です。)撮影を終えた後は、ファンタジースプリングス・ギフトで大急ぎで買い物をして 一目散にエリアを出ました。というのも、さきほど夫がビッグバンドビートの11:05の回にエントリーしてみたら意外にも「お席をご用意」されてしまったからです。(2階席ですけれど。)エリアを出てエントリーウェイにさしかかったのが10:15くらいだったので、まあ大きな寄り道さえしなければじゅうぶん間に合うだろうと思っていたのですが。ロストリバーデルタに出て橋を渡ってミゲルズ・エルドラド・キャンティーナの前を通りかかるとお店の外壁がこんな↓になっていたので立ち止まって撮影したり…ポートディスカバリーを通りかかると「もう少しするとアクアトピアの向こうの水域にダッフィー達を乗せた船がやってくるんじゃないの?」ということに気付いて待機してみることにしたり……などとしていたので、なかなかシアターのあるブロードウェイまで辿り着けず、ギリギリになるかも と少々ハラハラしましたよ~ちなみに、ダッフィー20周年のスペシャル水上グリーティング「ダッフィー&フレンズのカラフルハピネスジャーニー」の10:35の回は、10:35に船がメディテレーニアンハーバーを出発したあと時計回りにパーク内の水路を回っていくので ポートディスカバリー沖通過は10:40過ぎ頃でした。無数のシャボン玉を飛ばしながら、そんなに遅くないスピードで航行していくダッフィー&フレンズ7人(?)をのせたスチーマーライン。ダッフィーとシェリーメイは揃って船尾に乗っていましたよ。キャラクター達の他愛ないおしゃべりも楽しい通過方式の水上グリーティング。水辺に近い場所ならパーク内のどこにいても遭遇するチャンスがある というのが良いですね~一日三回行われているそうですが、もう少し回数増やしてくれたらもっと嬉しいんだけどなー って思いましたよ~(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
April 26, 2025
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(…その1から続く)さて、本日のオチェーアノでのお祝いの席で私達がお願いしたのは「ダッフィー&フレンズ20周年:カラフルハピネス」ディナーコース。二種類用意されているディナーコースの中からお皿数の少ない方を選択しました。(予め「プレシャスセレブレーションセット」を追加でお願いしてあったので、最後にお祝いのケーキが出てくることを考慮しての判断です。)それに、私はグラスワインセット「ミラコスタカルテット」を、夫はシャンパーニュのグラスをお願いしました。私の方のワインセットの一杯目と夫のシャンパーニュが同じ「二コラフィアット・レゼルヴ・エクスクルーシヴ・ブリュット」ということで、キャストさんに注いでいただいた量違いの同じグラスを仲良く並べて乾杯し、日没前でまだ明るい陽の残るオチェーアノのテーブルで私達は食事を始めました。以下、いつものように簡単に記録しておきます。まず前菜。マリネしたオマール海老と炙ったアオリイカのサラダ仕立てにホワイトアスパラガスのババロア。テーブルにやって来た時はこんな感じでしたが…キャストさんはお料理のお皿と一緒に柑橘の入った盛り皿(写真奥にちらっと写っています)もテーブルにお持ちになったので、 何事?? と思っていたら、花咲くお庭のようなサラダの上で柑橘の皮をすりおろしてくださいました。きれいな薄黄色の柑橘は高知産の「小夏」だそうです。春らしい爽やかな香りがテーブルの上にひろがりましたよ~アスパラガスのババロアの上にはキャビアかな? 少量の魚卵がのっていました。赤い曲線はパプリカのソース、黄色い丸いのは塩レモンのソース。シャンパーニュがより一層美味しくなるような前菜でした。ところで本日提供されたパン、いつものバゲットに加えて新しいものが登場していました。この 貝殻を模ったようなまあるい小さなパン。中に海藻バターを包み込んで焼いたとのことですが、海の香りとバターの風味がたっぷりで大変美味しかったです。貝殻の形といい「海藻バター」といい いかにもオチェーアノらしいなあ… と思っていたら、キャストさんが「もともとはホテルミラコスタの宴会部門(結婚披露宴など)で出していたもの」と教えてくださいました。今日のオチェーアノでもこのパンは大好評だったようで、おかわりするゲストが多くて焼き上がりが追い付かないほどだったようですよ~お料理二皿目は温前菜です。リ・ド・ヴォ―(仔牛の胸腺肉)のカダイフ包み揚げです。カダイフ包みの下には筍のリゾット、上には筍のソテーとネギ。季節感がありますね~ソースは山椒をきかせた赤ワインソースです。周囲には紫蘇の花穂も散らしてありました。前菜は二品ともものすごーく手間がかかっていそうなのに シャンパーニュ―と一緒にあっという間に美味しくペロッといただいてしまって なんだか申し訳ないような気持ちになっちゃいましたよ~次はお魚、アイナメのポワレとハマグリのハーブクラストのせグリルの盛り合わせ。このお皿に、キャストさんがテーブルでヴェルデュレットソース(白ワインベースのハーブを使ったソース)をかけて仕上げてくださいました。お魚の両側の白い泡はハマグリのフォーム。たっぷりのグリーンピースが添えられていたのですが、少しつぶしてソースと一緒にしてお魚にからめながらいただいたらとても美味しかったです。使われている素材も 味も見た目も、春から初夏にふさわしくてとても好きでした。そしてこの だんだん深くなっていく海のような色合いのお皿(食器)も、オチェーアノ――「海」という名のレストラン――そのものを表しているように思われて私は大好きです。お肉は牛フィレのグリルにモリーユ茸(アミガサダケ)のソース。付け合わせも含めて結構ボリュームがあって インパクトある見た目でした。ソースにはモリーユ茸そのものも入っていて香りと旨味がはっきり「モリーユ茸」。キノコ大好きな私はとても嬉しかったのですが、苦手な方はコレちょっとキツいかも…と思うほどのキノコみ(?)がありました。付け合わせは左から グリュイエールチーズを包んだクレープ、インカの目覚めのガレットにパンチェッタとタマネギ、クルミのドレッシングをかけたサラダです。これ一皿だけでもじゅうぶんお腹一杯になりそうで私は食べ終えるのに時間がかかってしまったのですが、お肉が時間が経っても柔らかいままでいてくれる「牛フィレ」だったので 最後まで美味しくいただけました。あー 美味しかったー… (まだデザートもありますよー)メモ 本日の「ミラコスタカルテット」 スパークリング:二コラフィアット・レゼルヴ・エクスクルーシヴ・ブリュット 白:シャブリ セバスチャン・クリストフ 白:アッピアーノ・ファルヴィンド・ソーヴィニヨンブラン 赤:マッキオーレ・ボルゲリ・ロッソ (6500)ここで時刻は19:00前。次はデザートですが、この時点でディズニーシーの夜のハーバーショー「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」のためのテラス開放時刻まであと数分となっていたため、コースは一旦ストップ。お料理の提供が止まった店内では まず初めに車いす利用など配慮が必要なゲストが一組ずつテラスに案内され、その後コースの部屋(ケルプやエテールノ)のゲスト、次にブッフェの部屋(パール)のゲスト という順でテラスへの誘導が進んでいったようでした。テラスに出て眺める 風もほとんどない穏やかな今夜のメディテレーニアンハーバー。19:15になるとショーは問題なく始まりました。お馴染みエルサの衣装チェンジのシーン。ウェンディの願いが叶った後、最後の最後に姿を現すミッキーさんとミニーさん。本日もお仲がよろしいようで何よりです。ショー終了後テラスから戻ると、私達のテーブルにはお祝いのケーキがやってきました。(プレートとシールのメッセージは加工してあります)続いてコースの可愛らしいデザートも。シャボン玉で遊ぶジェラトーニとクッキーアンを表現しているそうです。ミルクジェラートでできた白いシャボン玉がのっているのはクルミのケーキを土台にしたアプリコットとパッションフルーツのムース。透明のまあるいシャボン玉はレモンのゼリー。用意してくださったコーヒーと共にデザートも最後まで美味しくいただき、記念品とキャストさんが作ってくださったお祝いのシールを抱えてテーブルを離れた時には、時刻は20:30をとっくに過ぎていました。今年もこの上なく幸せな時間を過ごすことができました。やっぱり私はこのお店のコースのすべてが好きです。お料理も場所も人も雰囲気も、それだけじゃない、さまざまな思い出が層のように積み重なるオチェーアノのこの部屋で 過去と現在を行ったり来たりしながら過ごす時間が私は何よりも好きなのだなあ と、今回もまた思い知りました。 いろいろと難しいこともありますけれど、また来年もここへ来ていっぱい笑うことができたらいいなー と素直に思います。ありがとうございました。東京ディズニーシーのパークを一日中楽しんだと思われるゲストの皆さんと一緒にリゾートクルーザーに揺られ、私達がアンバサダーホテルに戻ったのは21:00を過ぎた頃でした。部屋に帰り着き、明日の朝は早くに出発するのでそれに備えて準備をしたり、入浴したり休む支度をしたりしていたら時刻はあっという間に23:00。最後にカーテンを開けて覗いた窓の外は既になんの音もせず 人の気配もなく、静まりかえっていました。私達にしては少し早いけど、おやすみなさい。アンバサダーホテルで過ごす夜。今夜はよく眠れそうです。(翌日につづく・・・)※追記帰り際に、今回テーブルについてくださったキャストさんは私達が初めてオチェーアノのコースで結婚記念日お祝いをしたちょうどその頃にこの世に誕生した方だ という「衝撃の事実」が判明しました。時の積み重なりとはほんとうに文字通り重いものなのだなあ と、あらためて思いました。* オチェーアノ の 「ダッフィー&フレンズ20周年:カラフルハピネス」ディナーコース *・オマール海老のマリネ アオリイカのグリル ホワイトアスパラガスのババロア・リ・ド・ヴォーのカダイフ巻き タケノコのリゾット 山椒のアクセント・アイナメのポワレ ヴェルデュレットソース ハマグリのフォーム・牛フィレ肉のグリル モリーユ茸のソース パンチェッタとポテトのガレット・アプリコットとパッションフルーツのムース レモングラス香るミルクジェラート ・・・・・・・・・・・・2025年4月8日~7月2日(14000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
April 25, 2025
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大型連休スタートが目前となった4月25日金曜日の午後。舞浜に到着した私達は、アンバサダーホテル駐車場に車をとめました。毎年恒例となっている この時期にある結婚記念日を祝うことを兼ねた私達の東京ディズニーリゾート滞在は、今回はちょっと早めの今日から始まることとなります。今年の4月は夫の方がなんだか忙しくてお馴染みオチェーアノのコースでのお祝いもまだ行えていなかったので 今日はまずはそちらへお邪魔し、明日は宿泊先をホテルミラコスタに移してディズニーシーのパークとホテルで一日のんびり過ごし、明後日はホテル内で過ごして帰宅する というのがだいたいの予定です。いつもは4月後半から5月の初めまでの二週間ほど続くお祝い気分も今年はこの三日間にギュッと集約… …できるかどうかはわかりませんが、まあとにかく 今回も楽しいことだけを考えて好きな場所で好きなように過ごしたいと思います。――では。昨年や一昨年とさして変わらない記念日のリゾート滞在になるかもしれませんけれど、未来の自分のために今年も「いま」のわたしを書き残しておくこととしましょう。到着のタイミングが良かったのか、空きが多くてとめる場所に迷うほどだったアンバサダーホテルの地下駐車場に車をとめ終えたのは13:00過ぎ頃。きょうはパークに行く予定もない上にチェックインまではまだ2時間近くもあったので 私達はホテル周辺や敷地内を回り 写真を撮ったりして過ごしました。いつも撮影のタイミングを逃してしまう車路入口ゲート(↑一番最初の写真)での記念撮影も今日は忘れずにすることができて満足し、平日午後の人の少ない中庭へ出てパラソルの下でアンバサダーホテルを見上げながら 今日のお部屋はどこになるかねえ~ などと言いつつちょっと休憩。それから 開店直後の混雑が解消したチックタックダイナーへコーヒーを飲みに行きました。お店に入ってパンの並んでいるコーナーを眺めると、キャラクターに疎い私達でも一見して「これはドナルドダックでしょう」と判るような面白可愛い大きなレモンクリームパンがあったのでひとつだけ購入し、キャストさんが案内してくださったテーブル席でコーヒーと一緒にいただきました。(浮き輪に頭を突っ込んでいるドナルド?? 浮き輪にもお尻にもクリームが入っていました。)ここに30分ほど滞在し 店内にある大きな時計の針が14:40を指す頃に私達はお店を離れ、車からおろした荷物を携えてチェックインのためにロビーに向かいました。14:50過ぎのフロント前には私達と同じようなチェックインの開始を待っている風のゲストが何組かいらっしゃったようでしたが特に待ち列などはなく、キャストさんによれば「チェックイン開始の際はお声がけしますのでお好きな場所でお待ちください」とのこと。少し離れた場所の椅子に掛けて待っていると、それまでロビーに流れていた自動演奏のピアノの音がディズニー音楽の生演奏にスムーズに切り替わりました。ふと見ると、演奏しているのはホテルのキャストさん。グランドピアノの周りには気付いたゲストが続々と集まってきていました。そして 数分の短い演奏を終えたキャストさんがゲストの拍手に送られて去っていくと同時にフロント前では静かな声でアナウンスがあり、チェックインの手続きが始まりました。(14:55くらい。)私達も15:00過ぎには手続きに入り、明日のハッピーエントリー通行証や館内地図やキャストさんお手製のお祝いのシール(お誕生日以外のお祝いシールもできたのですね~)などもいただいて宿泊フロアに上がるエレベーターに乗り込み、15:15には本日のお部屋のドア前にたどり着くことができました。さて、本日宿泊するのは、このホテルで一番シンプルなスタンダードダブルの客室。客室ドアの外側にアプローチがあって、館内廊下からちょっとだけ引っ込んだようになっているのが特徴の 私達がよく利用するお部屋です。こちらの客室はコンパクトですが 窓際には大きな丸テーブルもあるし、ダブルベッドなので両サイドに「ひとりにひとつ」というような感じでナイトテーブルがあるのが意外に快適で 私は気に入っているんですよ。今日のお部屋はイクスピアリ側だったので、カーテンを開けてみるとさきほど居た中庭が見えました。何やらアンフィシアターでの昼公演が終わった直後だったようで、学生服姿の団体さんが先生らしき大人の方に引率されて通り過ぎていくのが見えましたよ~お部屋の中の様子は過去何度も記録していると思うので、変わったこと 新しくなったものを少しだけメモしておきますね。こちらのお茶セット。コーヒーは昨年からドリップ式のものに切り替わっていましたが、日本茶も粉茶からティーバッグに切り替わったようです。ベッドのサイドテーブルの引き出しの中にホテルの絵葉書とともに置かれているダッフィー&フレンズのリーフレットは「ダッフィー誕生20周年」のものになっていました。そしてバスルーム。洗面所の引き出しの中には 今までは無かった基礎化粧品(アスタリフト)のサンプルのようなものが2セット用意されていました。内容としてはミラコスタの「スペチアーレ&スイート」やディズニーランドホテルの「コンシェルジュ」の客室アメニティと同じでしたので、 それよりは量が少ないけど簡素なものをちょっと置いておきますね! …といったような感じでしょうかね~今日現在、アンバサダーホテルの客室紹介ページのルームアメニティのところにも「スキンケアセット」との記載があるので、今後もきっと置いてくださるのではないでしょうか。ありがたいです。こちらはおまけ。私達がいただいた結婚記念日カードとお祝いのシール、私の誕生日カードとシール。(名前と日にちがはっきり記入されているのでシールは隠しておきますが、三日間のどこかでうまく記録できたらな~と思います。)少し休憩して荷物を整理し、部屋を出て再びロビー階に舞い戻ったのは16:30くらい。レストランの様子を見に行ったりショップを覗いたりした後、ホテルミラコスタに向かうために私達はホテルの前から16:50発のディズニーシー行きリゾートクルーザーに乗り込み、数分後にはディズニーシーのパークエントランスノースにあるバスターミナルに到着しました。可憐な大島桜の花々が咲き誇っていたピクニックエリアも今は新緑の時。緑滴るエントランスあたりを少し散策してから小さな階段を上ってホテルミラコスタの正面玄関脇に上がり、ディズニーシーステーションに続く連絡通路の上からパーク内を眺めていると、遠く海沿いのリゾートラインの軌道上を一風変わったリゾートライナーがこちらに向かって走ってくるのが見えたので、…あれはもしかしてダッフィー誕生20周年の特別な車両?と思い、連絡通路上で私達はしばらく待機して確認してみることにしました。やがて東京ディズニーシーステーションからゆっくりと出発していったのは、やはりダッフィー20周年のロゴマークを先頭車両につけた「ダッフィー&フレンズ・カラフルハピネス・ライナー」でした。公式サイトによれば来年の3月19日まで運行しているそうですよ。それまでに私も一回くらいは乗れるといいな―と思います。その後、食事の時間が近づいてきたのでホテルミラコスタの館内へ。オチェーアノに行く前にちょっとディズニーシーのパークの様子をみようと思い 階段の踊り場に行ってみると、真下のマンマビスコッティーズ・ベーカリー前のパラソルがカラフルになっていてちょっとびっくり。「ダッフィー&フレンズ・カラフルハピネス」のイベント仕様になっているのですね~この場所のパラソルは以前からイベントに合わせてデザインを変えることが多かったのですが、2020年以降は世の中の状況に影響されてかそんなこともなくなっていたので、かなりゆっくりペースだけど 2020年以前のパークにあったものが戻ってきているんだなあ と 実感しましたよ。それから私達はオチェーアノの店頭に行って名前を告げました。少し待って奥のコースのお部屋「ケルプ」へ通していただき、席に着くと、目の前にはあの懐かしいブルーのお皿とナプキン。以前はテーブルにつくといつもオチェーアノらしい色合いのお皿が迎えてくれていたものですが(以前の様子はこちらなど)、諸事情でそれもこの五年間は姿を消していたのです。ここにも 2020年以前にあったものが戻ってきているんだなあ… と、しみじみと私は思ったのでした。(白いテーブルクロスはもうきっと戻ってきてはくれないでしょうけれど、このテーブルセッティングが戻ってきてくれたのは大変嬉しいです)(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
April 25, 2025
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今年度最終週末 土曜日、オチェーアノのブッフェにお邪魔してきました。お天気は雨でしたが、このところの高気温で満開を過ぎて散り始めていたピクニックエリアの大島桜の様子も見ることができました。ホテルミラコスタ駐車場到着は11:30頃。きょうは駐車場の平面部分にさしかかるとなぜかホテルキャストさんがいらっしゃって(こんなことはあまりないので偶然だったのではないかと思います)たまたま空いている区画へと誘導してくださったので すんなりと駐車することができました。車をとめ終え、雨を避けるためいったんバンケット側から館内に入り、廊下とロビーを抜けて正面玄関の自動ドアを出てみると…わあ… これは、満開?結構しっかり雨が降っていたのですが 咲き誇る大島桜を近くで見たくて私は傘をさして屋根の下を離れました。車寄せ脇の一番陽当たりのよい場所は既に満開の時を経て散り始めているようでした。どの枝も、開いた花と花びらにのる雨粒の重みで垂れているように見えました。花に寄ってシャッターをきり、四日前の25日に撮った写真と見比べてみると、中央の花だけでなく背景の奥の方まで花で埋め尽くされている感じ。この数日で一気に満開になったことが一目瞭然です。もっともっと眺めていたかったけれど、食事の時間が近付いてきたので私はこのあたりで傘を閉じて館内に戻り夫と共にオチェーアノの店頭へと向かいました。店内ウェイティングエリアで少し待って、案内していただけたのは今日はこちらのテーブル。一番奥の、以前はランチタイムにはコース用に使用されていたケルプのお部屋のテーブルでした。窓からはテラス越しにちらっと火山も見えていてちょっと嬉しい。こんな明るい時間にこの場所からプロメテウス火山を眺めることも最近はあまりできなくなってしまいましたからね~さて、現在のオチェーアノ ブッフェは先日訪れたディナーコースと同じ“ダッフィー&フレンズ・ワンダフルキッチン”のお話をテーマに展開中とのことで、カウンターの上はこんなふうに。デザートコーナーではダッフィーと三人のお友達の前にそれぞれストーリーやキャラクターに因んだデザートが並べられていましたよ。トマトを抱えたダッフィーの前の赤いのは「苺とトマトのゼリー」だそうです。(リーナベルは「ヨーグルトムース」、ジェラトーニは「キウイゼリー」、クッキーアンは何かのブリュレだったと思います。)とりあえずは前菜を… ということで、私はシャンパーニュ、夫は炭酸水をお願いしてお食事を始めました。(オチェーアノのブッフェで提供されているグラスのスパークリングワインは以前は一時期をのぞいてはずーっとロータリ・ブリュットだったのですが、今日お邪魔したらシャンパーニュ「エドシックモノポール・イエローラベル」の用意があったので嬉しくなってお代わりまでいただいてしまいましたよ~)約一時間後には私はデザートに入りました。ダッフィーの苺トマトゼリーは色がとっても綺麗。右隣のグラスの目玉焼きみたいなのはリーナベルの前にあったヨーグルトムースですが、中にはなんとアボカドが入っているという変わり種で、いかにも探求心旺盛なリーナベルをイメージしたらしい面白いデザートだなあ…と思いましたよ。右下のフルーツのところにはちらっと海老が写ってますが、これは私が勝手に前菜コーナーからいただいてきたもの。(カウンターにはこういうデザートはありません)デザートに突入した時点で二杯目のシャンパーニュがまだ残っていたので、そのために取ってきました。こういうことができるのがブッフェのいいところなんでしょうかね~デザートと共にコーヒーも追加でお願いし、時間いっぱいまでお食事を楽しんでお店をあとにしたのは14:00少し前頃でした。それからは、正面玄関を出て再度大島桜を見に行きました。雨はまだ降り続いていたけれど、ホテル脇から見下ろすだけでなくピクニックエリアに入って花の様子をみたかったので 階段を下りてパークエントランスへ。花散らしの雨の仕業で ピクニックエリアの路面は花びらで埋め尽くされていました。今年の花が全て散ってしまう前にここへ来ることができて 花でいっぱいの枝を仰ぎ見ることができて本当に良かったです。時は3月の末、毎年のこととはいえ、大島桜とのお別れも 慣れ親しんだひとたちとの一旦のお別れも少し寂しいものがありますけれど。私がまた一年元気で暮らし続けてこの地に足を運びさえすれば来春もきっとこの花に出会えるのと同じように、この丘の上を離れ新たな場所へと移り行く方々とも 日々を地道に過ごしてさえいれば いずれまた東京ディズニーリゾートのどこかでお会いできる日が来るのかもしれません。そんな思いを胸に秘めつつ、今年度最後となる舞浜を私はあとにしたのでした。メモ:2月1日からの最高気温累積(船橋) 760.4度◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
March 29, 2025
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東京ディズニーシーのピクニックエリアの大島桜の開花状況を確認しに、13:00頃ちょっとだけ舞浜に立ち寄りました。東京ディズニーシー・ステーションで降りてホテルミラコスタへ続く連絡通路を行くと、見えてきました ピクニックエリア。咲いています。ホテルミラコスタの玄関脇あたりは陽がよく当たるので、既に満開寸前。でも、陽の当たらない場所はまだまだ蕾の方が目につく感じ。五分咲きには至ってないかな~ 三分咲きくらいかな~ という感じでした。ピクニックエリアに下り 見上げてみると。低い位置の枝が軒並み剪定されていて、花咲く枝は少し遠くにある感じがしました。あまり陽の当たらない このあたりの蕾が開くのはまだまだこれからのようです。花が終わった後の「葉桜」のように見えますが、大島桜はソメイヨシノと違って開花とほぼ同時に葉も出てくるので これが通常の満開ころの咲き方です。外国語を話すゲストの方もたくさんいらっしゃって 皆さん楽しそうに写真撮影していて、たいへん賑やかな本日のピクニックエリアでした。メモ:2月1日からの最高気温累積(船橋) 676.3度
March 25, 2025
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「忙しい」という字は 心(=りっしんべん)を亡くす と書きますが(何を言ってるんでしょうか??)、ここ一か月ほど忙しすぎて心をなくしかけている夫とともに 今日はベッラヴィスタラウンジに出かけてきました。もちろん、せっかくこの時期に舞浜に行くからには 東京ディズニーシーのピクニックエリアの大島桜の様子も見なければ! と少し早めに家を出たので、ミラコスタ駐車場に到着したのは食事予約時間よりもずいぶん早いタイミングとなりました。車をとめた後バンケットエリア側のエントランスからホテルミラコスタ館内に入ると、正面のカウンター周辺にはなぜかキャストさんが多数いらして賑やかにお出迎え。何事か?? と思っていると、なんと今日はミラコスタで「ディズニーフェアリーテイルウェディング」の相談会が開催されているということでした。案内ツアーなどのイベントに参加するには受付で申し込みが必要だそうですが、「少し中を見学するくらいでしたら受付しなくても大丈夫ですよ~」とのことでしたので それではお言葉に甘えて…と ブライダルサローネ横の廊下を歩いて奥のチャペルへ向かってみました。(廊下沿いのあちこちには新郎新婦の素敵な婚礼衣装やお子さん用の可愛らしい衣装なども展示されていましたよ。)一番奥まで進むと 普段は閉じられているチャペルミラコスタへの扉がフルオープンになっていて、中を自由に見学することもできました。(公式サイトに載っている写真通りのチャペル↓、こんな時でないと中を見ることができないので窓にも近寄ったりしてじっくり見てしまいましたよー)その後、「まだ咲いてはいないだろうけど一応様子を見に…」と、ホテル正面玄関脇まで行ってピクニックエリアの大島桜の開花状況をチェック。予想通り、咲いている花はまだ一輪もありませんでしたが、今にも開きそうな蕾はいくつか見つけることができました。関東地方はこの週末 気温20度以上の暖かさになるらしいので、きっと明日か明後日には何輪か咲きそうです。玄関脇から階段を下りてピクニックエリアの中からも大島桜を見上げたりしていたらあっという間に時間が経ってプライオリティシーティングを入れてあった時刻が近づいてきたので、私達は急いでベッラヴィスタラウンジ店頭へ。名前を告げ、席へと案内していただきました。本日確保できていたのは店内後方席です。壁際のテーブルでしたけれど、大きな窓からプロメテウス火山を眺めることができました。お食事は、夫はパスタのリガトーニ目当てにベッラヴィスタラウンジ・ランチコースを、私はダッフィー&フレンズ・ワンダフルキッチンのランチコースをメインをお肉にしてお願いしました。(前回ひとりで来た時はメインをお魚にしたので、今日はお肉にしてみました。)それに加えて、夫は炭酸水、私はグラスワインのセット「ミラコスタトリオ」もお願いしました。私の方の“ダッフィー&フレンズ・ワンダフルキッチン”ランチコースは前回来た時とメイン以外は同じ内容なので、きょうは夫の方のコースのお料理だけ 記録しておきますね。前菜「真鯛のセミクルードとタルターラ カブのクーリ レフォールのアクセント」。簡単に言うと、「炙り」と「タルタル」という二種類の調理法で仕上げた真鯛が蕪のスープに浸かっている というお料理。見た目がとても可愛らしいだけでなく味も美味しかったそうです。パスタ「リガトーニ サルシッチャ ペコリーノ・ロマーノ」。トマトにパプリカにサルシッチャにペコリーノロマーノ、上にルッコラという 美味しいに決まってるじゃん! というリガトーニ。とても美味しそうだったので少々つまみ食いしたい衝動にかられ、以前のようにプリフィックスのコースがあったら好きな物ばっかりのコースを組み立てられるのになあ… とちょっと思いました。メインは鶏肉の方を選び「日向鶏むね肉のアッロースト 鶏肉の赤ワイン煮込み リンゴのピュレ」。デザートは「カンノーリ&ストロベリージェラート」。春巻を二つに切ったようなお菓子が「カンノーリ」だそうです。私の方のコースは前回と違うメインのお肉料理だけ記録しておきますね。「牛フィレ肉のビステッカ カリフラワーとセロリラヴのグラティナート カーヴォロネロのブレゼ」。牛フィレのステーキに付け合わせは根セロリなどで作った野菜のグラタン(グラディナート)、蒸し煮にしたカーヴォロネロ、ペコロスやラディッシュ。ミラコスタトリオの赤ワインもよく合って、いっそう美味しくいただけました。(メイン以外のお料理内容について詳しくはこちらの前回の日記を参考にどうぞ。)お食事を終えてお店を出たのは14:00少し前ころでした。帰る前にもう一度 と、ピクニックエリアの大島桜をホテル玄関脇から眺めてみましたが、ふくらんだ蕾がほころぶ気配は今日のところはないようだったので、私達はそのまま駐車場に戻ってホテルミラコスタをあとにしました。待ち遠しい大島桜開花の時。私達が次にホテルミラコスタにやってくるのは来週末の予定ですが、この先の高気温予測が外れなければ その頃には確実に花が咲き誇っていることでしょう。どうか今年も、清らかに咲く大島桜をこの目で見ることができますように…そう祈りながら 私は家に帰ったのでした。《”ダッフィー&フレンズ・ワンダフルキッチン”ランチコースのデザート》《食事を終えた頃のベッラヴィスタ・ラウンジ店内》※今日の席からは店内全てが見渡せて楽しかったです** ベッラヴィスタ・ラウンジ ランチコース 1月14日~3月31日のメニュー **・真鯛のセミクルードとタルターラ カブのクーリ レフォールのアクセント・リガトーニ サルシッチャ ペコリーノ・ロマーノ・イトヨリ鯛のインパデッラ 九条ネギとワイルドライスのストゥッファート または 日向鶏むね肉のアッロースト 鶏肉の赤ワイン煮込み リンゴのピュレ・カンノーリ ストロベリージェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・・・・2025年1月14日~3月31日(5200)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
March 20, 2025
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今年もオチェーアノのコースで夫の誕生日を祝う手筈をなんとか整えることができたので、出かけてきました。誕生日当日はもう少し先なのですが、皆さんご存じのように希望の日にちぴったりに予約することは最近ではなかなか困難なので、紆余曲折を経て今日の日付に落ち着きました。電車を乗り継いでJR舞浜駅に着いたのは15:00過ぎ頃。例年以上に大変な思いをしてやっとのことで確保できた休日オチェーアノのディナーコースのテーブルだったので、どんなトラブルに巻き込まれても絶対に予約時刻に遅れるわけにはいかない! と思って時間に余裕をもって家を出た結果、こんなに早い到着となってしまいました。――食事の時間まで2時間近くもあるけど…まあイクスピアリでも軽く流してからホテルミラコスタに行けばいいよね~そんなふうに思っていた私達でしたが、通りかかったリゾートゲートウェイステーションで「いまリゾートラインでは フリー切符を利用するとスタンプラリーに参加できるイベントを実施中」という情報を得たので ホテルミラコスタに向かう前にそちらにチャレンジしてみることにしました。今回のスタンプラリーは2月8日から4月6日までの実施で、リゾートライン各駅をまわってそれぞれ2種類ずつ用意されているスタンプ(全8種)を押して重ねていくと ファンタジースプリングスの景色が描かれた図案が完成する というものだそうです。リゾートラインでは過去にも同じような趣向のスタンプラリーが実施されたことがあったらしいのですが私達は参加したことがなく、これが初めての体験となります。さっそくリゾートゲートウェイステーションの券売機でフリー切符を購入して改札を通り 台紙をいただいて、スタンプラリーの旅へといざ出発。いただいた台紙はまだ真っ白でしたが、ホームに上がる前に駅構内の二カ所で緑の版と黄色の版のスタンプを押すと こんなふうな図柄が浮かび上がりました。うわー…こんな感じになるんだー! だんだん楽しみになってきました。ホームに上がり やってきたリゾートライナーに乗ってすぐ次のディズニーランドステーションで降りると、こちらの駅ではホームの待合室にまず一か所めのスタンプ台が設置されていました。もう一か所は改札を出たところにありました。(スタンプ台の設置場所は台紙にも記載がありますし、リゾートラインのHPにも詳しい記載があります。)これで4版押したことになりますが… まだ全体像はよくわかりませんね~次の駅、ベイサイドステーションのスタンプ台は二カ所とも改札を出たところにありました。なるほど、背景の空に色が入って絵がはっきりしてきました。かなり完成に近づいてきたんじゃない?そして最後、ディズニーシーステーションのスタンプ台は乗車側のホームにあるとのことだったので、私達は一旦下車したあと再び改札を通ってホームへ。乗車ホームの二カ所でスタンプを押しすと輪郭が出現して ファンタジースプリングスの景色がきれいに完成しました。初めてなのであんまり勝手がわからなくてはみ出したり ちょっと汚れちゃったりしましたけど、まあ上出来です。(スタンプラリーはどこの駅からスタートしても自由ですけれど、ディズニーシーステーションから出発すると乗り降りの手間が一番かからなくて楽なのかな~ と思いました。)その後、私達はリゾートライナーに乗って東京ディズニーリゾート内をもう一周。最終的にディズニーシーステーションで下車したのは16:15くらいでした。ホームのデッキから眺めるディズニーシープラザは日曜にしては穏やかな様子。曇りがちではあるけれど、風もなくおだやかで暖かな冬の日。あと一時間も経てば陽は沈みかけるのでしょうけれどこの時間は明るさもあり、ミラコスタ側の改札口から連絡通路に出てパークエントランス周辺に流れる音楽に耳を澄ますと お馴染みのアクアスフィアのテーマはまだ「Day」バージョンでした。誰もいない静かな通路で 今日の日の記念に と写真を撮っていたら、タイミングよく駅を出発していくファンタジースプリングスライナーにも出会うことができました。カーブをきって東京ディズニーシーの敷地から去っていくネイビーブルーの車体を見送ったあと、私達はホテルミラコスタへと向かいました。ホテル正面玄関を入り ロビーでしばらく過ごし、あと15分ほどでオチェーアノのディナーコース営業が始まるか…という頃、私達は店頭に出向いて名前を告げ 店内のウェイティングエリアでテーブルの準備が整うまで待たせていただくことにしました。キャストさんが気をきかせて写真を撮ってくださったりしているうちにお約束の時間も近づいてきて、17:00少し前頃に私達は奥のコースの部屋(ケルプ)へ。案内してくださった席からは、お店のテラスの向こうにまだ明るいディズニーシーのパークが見えていました。季節は二月の中旬で真冬にあたるのだけれど、陽の光はもう春の気配。夫がこの世に誕生したのはそんな季節なのですよね。この時間のオチェーアノのケルプの部屋はたまたま私達の他にはゲストの姿がなかったので、プレシャスセレブレーションセットの内容が変わって無くなってしまったカメラマン撮影の代わりに といったところでしょうか、キャストさんのご厚意で様々な場所で記念撮影もしてくださって大変嬉しかったです。その後、着席。まず差し出されたドリンクのメニューは新しくなっていて、表紙にはみんなの大好きなホテルミラコスタのエントランスの風景が描かれていましたよ。嬉しくなっちゃう。そのメニューの中から、現在アルコールを少ししかいただけない夫はシャンパーニュ(二コラフィアット)のグラスを、私の方はグラスワインのセット「ミラコスタカルテット」を注文し、さっそく乾杯。(手前が私のです。ワインセットのグラスは普通のグラスワイン一杯よりもかなり量が少なめです。)今日はプレシャスセレブレーションセットもお願いしてあったのでお料理はお皿の数の少ない方のコース「“ダッフィー&フレンズ・ワンダフルキッチン”ディナーコース」にしました。そして、17:00過ぎのまだ空席ばかりの静かなオチェーアノでお食事スタート。以下、記録しておきますね。楽しくて浮かれすぎちゃってかなり適当な感じになっちゃうかもしれませんけれど。まずは前菜。細長いバーのようになっているのは金目鯛のタルタル仕立て、左下と右上には甘エビのマリネ。金目鯛のタルタルはたっぷりのエシャレットのみじん切りと合わせ、アラでとったスープとコンソメで作ったシートをのせて成型してあります。上にはセリや酢漬け大根ものせてあって爽やかな味わいでした。甘えびのマリネには小さなお花もトッピングしてあって早春らしく可愛いです。周囲に散らしてあるのは紅心大根やアメリケーヌソース、上質なオリーブオイル。白いのは燻製したクリームとのこと。いやもう この一皿とシャンパーニュだけで「オチェーアノに来ることができて良かった 苦労して予約した甲斐があった」としみじみと思わせてくれるような前菜でした。次の温前菜はプラチナポークのコンフィと 下にブラックビーンズの煮込み。(そして白ワインはソーヴィニヨンブラン。)プラチナポークのバラ肉はコンフィにしてキヌアをまぶして焼いてあるので、中は柔らかく外はサクサクで香ばしくて素晴らしかったです。豚肉の下にはトマトとチキンコンソメで軽く煮込んだブラックアイビーンズが敷いてあり、ちょっと豪華でおしゃれなポークチリビーンズみたいだな~ と思いました。両側に添えてある白い泡はほんのりオレンジの香りのするフォームで、豚肉によく合いましたよ。お魚料理は オチェーアノというこのお店そのものを表しているような 青く美しい私の大好きなお皿にのってやってきました。黒ムツのポワレ。(白ワインはシチリアのクズマーノ)黒ムツの下には白菜、付け合わせはボイルした菜の花とブラウンえのきのフライ。深い緑色の水玉ソースは三つ葉のクーリ。これにテーブルでキャストさんがヴァンブランソースを注いでくださって完成です。今日のヴァンブランソースはエシャレットやマッシュルームを煮込んで白ワインを加えて作ったとのこと。お魚もソースも全てが大変美味しかったのですが、中でも添えてあったブラウンえのきのフライが非常に美味しくて 夫も私も黙ってただひたすらぱくぱく食べてしまいました。ブラウンえのきはもともと味が強いのかもしれませんが、フライにすることでよりうま味が濃厚になっている感じで、キノコ好きな私は「もっと食べたい!」と思ってしまうくらいでしたよ~お肉の前には 私の方には赤ワインのグラスが登場。(カベルネソーヴィニヨンとメルロー)そして牛フィレのローストがやってきました。ソースはジュ・ド・ブフ(ビーフのジュ)とワインとにんにくで作ったソース、付け合わせ野菜は芽キャベツのソテーやヒラタケなどのキノコのソテー。お皿の上側のは菊芋とグリュイエールチーズのスフレ、ハモンセラーノが贅沢にトッピングしてあります。お肉の量も野菜もたっぷりでボリュームがあり、こちらも大満足でした。(食べきれないかも と思うほどの量でしたが、フィレ肉だったのでソースと合わせて最後まで美味しくいただくことができました。)デザートの前にはプレシャスセレブレーションセットのケーキが火をともしたろうそくと共にやってきました。テーブル担当のキャストさん2名にブッフェやエントランスから出張していらしたキャストさん達も加わってお誕生日の歌をプレゼントしてくださり、とても賑やかなお祝いとなりました。良かった良かった。今年もこの場所でお祝いできてホッとしました。新しくなったホテルミラコスタ限定のお祝いケーキはチョコのガレットの上にチョコムースがのったもので、「ケーキ」というよりはお菓子といったほうが相応しいようなものでした。(土台はチョコスポンジに見えますけれど、ガレットです。)サイズも小さくケーキよりも軽くなったように思われますが、土台のガレットがかたいので若くない(そのうえ二人とも歯科通院中の)私達は食べきるのに少々時間がかかりましたが、コーヒーにも合い なかなか美味しかったです。…それにやっぱり、このロゴ。今年もこの素敵なロゴに出会えて、本当に嬉しいです。それから、コースのデザートプレートもちゃーんとテーブルにやってきましたよ。キャストさんによれば、今回のデザートのベースには「クッキーアンちゃんの家でダッフィーやお友達がみんなで材料を持ち寄ってパンケーキを作ることになった」というストーリーがあるそうで(ダッフィーファンの皆さん、違ってたらゴメンナサイ!)、こちらは ダッフィーがトマトを抱えてクッキーアンちゃんのお家のお庭にやってきたところ を表現したデザートだそうです。 お庭のテーブルのように見える丸いのはクルミとリンゴのケーキ、上にはフルーツ。赤い丸いのはトマトを模ったラズベリーとストロベリーのジェラート、プレートを支えている小さなオレンジ色のはチュイル。石畳に見えるのはキャラメルソース、赤い水玉はトマトのソースとのことでした。今回のディナーコースではお料理の方にはテーマである「ダッフィー&フレンズ」の要素が殆ど無かったのですが、このデザートに一点集中したせいだったのでしょうかね~ストーリーの一場面を可愛く見事に表現した、ファンの方々も納得のデザートプレートだと思いました。私達がデザートをいただいている頃には ディズニーシーのパーク内メディテレーニアンハーバーではショー「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」の開催準備が整ったようで、19:20を過ぎるとオチェーアノ店内ではキャストさんからゲスト全体へのご案内があり、順次ゲストがテラスへと誘導されていきました。(ケルプ側のテラスは最初に身体動作に制限のあるゲストが案内され、その後コースのゲストが案内されて鑑賞場所に落ち着いた後、最後にブッフェ利用のゲストが案内されていたようでした。)19:25過ぎ頃。ショーの開始まであと数分となり、ゲストが誰もいなくなったオチェーアノの店内。私達はこの静まりかえった部屋の隅のテーブルでゆっくりとお茶をいただいた後、ゲストのテラスへの誘導を全て終えて安堵した様子のキャストさん達と少々おしゃべりをし、撮影後にお店でプリントして可愛い台紙に入れてくださってあったささやかな記念写真と記念品を受け取って、席を立ちました。ビリーヴ!のショーが無事に始まったあとの 19:35くらいのことでした。途中ブッフェルームを通りかかると、今日はこの時間このお店にいらしたゲストは全員がテラスにお出になったようで 照明をやや落とした店内には各テーブルを整えていらっしゃるキャストさん以外どなたの姿も見えませんでした。以前はショー開催中でも鑑賞しないことを選択するゲストがいくらかは店内に残っていらっしゃったものですけれどね~今夜はこの時期にしてはずいぶん暖かだったので、ちょっと外に出てショーでも眺めてみようか という軽い気分でテラスへ向かわれた方も多かったのかもしれませんね。誰もいないし せっかくの写真撮影チャンスだから… と、ブッフェカウンターの上の可愛らしいデコレーションを撮影させていただき、お顔や名前のわかるキャストさん達とさらに少しだけおしゃべりをして感謝を伝え、会計を済ませてお店を出たのは19:40過ぎ頃でした。ビリーヴ!開催中のゲストの少ないロビーを通り抜け、ホテルミラコスタをあとにしたのはそれから5分ほどが経ったころだったと思います。春近い2月の穏やかな夜。まだかすかにショーの音楽がきこえてくるパークエントランスあたりをそぞろ歩いてリゾートラインに乗り込んだ私達は ただただ満ち足りた気持ちで家路についたのでした。※ブッフェのカウンターの上にいたダッフィー&フレンズ** オチェーアノ の “ダッフィー&フレンズ・ワンダフルキッチン”ディナーコース **・金目鯛のタルタル 甘海老のマリネ 芹のサラダ・プラチナポークのコンフィ ブラックアイビーンズの軽い煮込み・黒ムツのポワレ ヴァンブランソース 三つ葉のクーリ 柚子のアクセント・牛フィレ肉のロースト ビーフのジュ 菊芋とハモンセラーノのスフレ・リンゴのスパイスケーキ 苺とラズベリーのジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・・2025年1月15日~3月31日(13000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
February 16, 2025
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ベッラヴィスタ・ラウンジのランチタイムにひとりで出かけてきました。私はコーススタイルでお食事をいただくのが好きで、オチェーアノがまだ昼間もコースを提供していた5年ほど前まではそれを目当てにホテルミラコスタのレストランエリアによくひとりでお邪魔したものですが、それが無くなってしまってからは平日ひとりで足を運ぶことも随分少なくなりました。なのできょうの ひとりランチコース も、数か月ぶりのことになります。東京駅で京葉線に乗り換えて 東京ディズニーリゾートに降り立ったのは12:30を過ぎたころ。曇り空の舞浜駅前には冷たい北風が吹いていて なんだかきょうは寒いな… と 感じました。今年の冬は平年よりも気温の高い日が多く、さらにここ舞浜は海沿いということもあってか冬でも都心より暖かなことが常なので油断して手袋もマフラーも用意してきませんでしたが これはちょっと失敗だったかなー?さすがの舞浜にも二月に入ると本格的な冬がやってくるものなんだなあ… と、今さらながら当たり前のことを私は思い知ったのでした。リゾートゲートウェイ・ステーションまで歩き、乗り込んだリゾートライナーの車内はこの時間はとーっても空いていました。二月 といえば東京ディズニーリゾートの平日は学生さん達で混雑する時期のはずなのですが、たまたまだったのでしょうね~ 時間帯のせいだったのかもしれません。乗客が少なすぎてシートに座ったままでも車窓からの写真が好きに撮れちゃうくらいでした。(ディズニーシーステーション到着直前、ちらっと見えるプロメテウス火山)ディズニーシーステーションのホームから見下ろすパーク内ディズニーシープラザも きょうはのんびり穏やかな様子です。パークの入口あたりを眺め渡したあとは、そのままホームのホテルミラコスタ側に設置されている小さな改札を出て連絡通路を歩き、ホテルの正面玄関へと向かいました。ホテルミラコスタに入館したのは13:00を10分ほど過ぎた頃だったと思います。きょうのベッラヴィスタラウンジは確保できていたのが店内後方の席(窓から1~2列目ではない席)だったので、階段の踊り場からプロメテウス火山さんの姿をよーく眺めて 脳内に「眺望イメージ」を貯金してからお店に行きました。そして、店頭で名前を告げて 案内していただいたのはこちらの席。ゆったりとしたソファーの席です。こんなに広々とした席を独占しちゃって申し訳ないなあ…それにこの席 お店全体がよく見渡せて、お料理をテーブルまで届けるキャストさん達の動きや表情も垣間見ることができて なんかいいですよね。窓際の席だとパーク内の景色しか目に入ってこないけど、この場所からだといろいろなものが目に入ってきて楽しいなあ…そんなふうに思いながら窓とは反対側の壁のほうを見やると、鏡状になっている壁にはしっかりと窓の外のプロメテウス火山が映っていました。(お店の窓からプロメテウス火山をよく眺めることはできないだろうと思って さっき階段の踊り場からあんなにいっぱい眺めてきたのにねえ~)…うふふ。なんか嬉しかったですよ。お食事の方は、“ダッフィー&フレンズ・ワンダフルキッチン”のコースを メインをお魚にしてお願いしました。それと、フランチャコルタのグラスを一杯だけ。以下、いつものように簡単に記録です。前菜は、鰤のマリネ(左)と 生ハムとリーフのサラダ(右)の盛り合わせ。真ん中のはアンチョビのソース。鰤はタスマニアマスタードでマリネしてあるとのことで鰤特有の野性味が少々マイルドになっていてとても食べやすく、美味しくいただけました。トッピングやサラダに使われている野菜はベビーリーフやいろいろな種類の大根、アンディーブなど。火を通して焼き目をつけた金柑が鰤のそばにそっと添えられていたのがたいへん印象的で、なるほど~ちょっとだけ柑橘の甘味と香りが欲しい時にはこうすればいいのか~ と感心してしまいました。季節感もあって とても素敵な前菜でした。パスタはヤリイカと菜の花のスパゲットーニ。グリーンペッパーソースが太めの麺によく絡んでいて全体的に薄い緑色に染まっています。上には菊の花びらも散らしてあってほんのり苦みもあり、春が近いことを感じさせてくれる味わいでした。メインに選んだお魚料理はイトヨリ鯛のインパデッラ。パリッと焼いたイトヨリ鯛の下にはブロッコリー二。付け合わせはワイルドライスと九条ネギを蒸し煮にしたものと、下仁田葱のフリットにアンチョビとケッパーのソース。お魚が素晴らしいのはもちろんですが、立派な下仁田葱を輪切りにしてフリットにしたもの(手前の丸い白っぽいもの)が大変美味しくて、ネギ好きの私としては大満足でした。デザートにはリーナベルちゃんが登場。バナナやレッドカラントやピンクペッパーがのっている細長いのがヨーグルトとバナナのムース。その右側に葉っぱのような形にして添えてあるのはアボカドとレモンのホイップ、リーナベルちゃんの後ろにはキウイのジェラート。キウイと同じような形のグリーンのはアガーというゼリーに似たお菓子です。ダッフィーのお友達があちこちを巡って探してきた食材を持ちよってみんなでお料理を作る(?)というのが今回のダイニングイベントのストーリーだそうで(??)そのお話に因んだデザートとのことでした。(ディナータイムのデザートや他のお店のデザートには 他のお友達が登場するらしいですよ~)食事を終えてテーブルを離れたのは15:00過ぎころでした。天気予報によればきょうはこのあと強風が吹き始めるとのことだったので、京葉線のダイヤが乱れないうちに と、お店を出た私は寄り道もせず おとなしく舞浜を離れて家路につきました。次に舞浜にやってくる時は おそらく夫と二人でしょう。毎年飽きもせずに繰り返す私の大好きなお祝いの日が 今年も間もなくやってこようとしています。** ベッラヴィスタラウンジ の “ダッフィー&フレンズ・ワンダフルキッチン”ランチコース **・鰤のマリネ 粒マスタードドレッシング 生ハムとリーフのインサラータ アンチョヴィソース・スパゲットーニ ヤリイカと菜の花 グリーンペッパーのアクセント・イトヨリ鯛のインパデッラ 九条ネギとワイルドライスのストゥッファート または 牛フィレ肉のビステッカ カリフラワーとセロリラヴのグラティナート カーヴォロネロのブレゼ・ヨーグルトとバナナのムース キウイジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・2025年1月15日~3月31日(6700)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
February 7, 2025
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シルクロードガーデンで昼食をとってきました。13:30頃。ホテルミラコスタ駐車場到着。平面部分が満車だったため久々に立体駐車場にとめることとなりました。(三連休の中日ですからね~)立体駐車場はホテル館内まで少し遠いですが、上階だと美しいホテルミラコスタを眺められるという特典?が付いてきます。(パークのアクアスフィアも見えちゃいます)13:40過ぎ。(ほぼ予約時間通り)シルクロードガーデンへ。ほんの少しだけ待って店内のテーブルへ案内していただけました。ちょっと事情があって一時的に食事内容が制限されているので(私の方です)、きょうはアラカルトメニューからいくつか選んで食事することにしました。アルコールも残念ながらいただくことができないので、代わりに冷たいお茶を用意していただきました。以下、今後のために注文したお料理を記録しておきます。全て夫と二人で分けていただきました。鶏肉とモッツァレラのライスペーパー包み揚げ(2個)甘酢ソースとお塩が添えられてきました。キャストさん達の間でも人気のあるメニューだそうですが、これ 大変美味しかったです。次回も必ず注文したいなあ と思いました。(2500)鶏肉のから揚げと野菜の油淋ソースさきほども書きましたが今日は私の方が食べてもいい物が限られているので、これなら…と選んだ一品です。いわゆる油淋鶏のようなものが出てくるのかなあ と思っていたら、「ザ・唐揚げ」が出てきました。大きめの普通においしい唐揚げ9個に油淋ソースが添えられていて、これで2~3人前だそうです。(3200)海老と叉焼の炒飯普通に美味しいシルクロードガーデンのいつもの炒飯です。こちらも2~3人前とのことです。お料理ごとに取り皿も用意してくださるので、この時点でテーブルの上が宴会みたいになってちょっと楽しい。(2400)今月の特製杏仁豆腐(いちご)ラストオーダー時間が迫ってきて、シメを杏仁豆腐にするか麺にするか夫が迷った末、杏仁豆腐になりました。杏仁豆腐は二種類ありますが、月によって内容が変わる特製の方にしました。(今月は苺です。)こちらも量が多いので、ふたりで取り分けていただきました。(2000)デザートと一緒に温かいお茶もいただいて(ポットが新しくなっていてびっくり!)、食事を終えた時には15:00近くになっていました。ゲストが去ってしまったシルクロードガーデン店内。この数年の間に白いテーブルクロスがなくなり 椅子もテーブルも新しいものになりましたが、静かで落ち着いた雰囲気は変わりませんね。15:00過ぎ。お店を出ました。最後にパークへ続く階段の踊り場へ行き プロメテウス火山さんにご挨拶してからホテル館内をあとにしました。15:20。立体駐車場を出て、ホテルミラコスタを離れ 舞浜を離れました。また来ます。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 12, 2025
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オチェーアノのランチタイムに出かけて「イヤーエンド&ニューイヤー」のスペシャルブッフェを楽しんできました。ここのところ毎年恒例のようになっている夫と二人での新年会です。電車で出かけ JR舞浜駅からリゾートラインに乗ってディズニーシーステーションに到着したのは10:50ごろでした。三が日が過ぎた1月4日の午前中、お正月の余韻で駅も電車も東京ディズニーリゾートも混んでいるかと思いきやそんなでもなく、連絡通路を歩いて訪れたホテルミラコスタの館内も落ち着いた様子で 穏やかな一年の始まりを感じさせました。お約束時間より少し早めに伺ったオチェーアノも今日この時間はゲストが多くなく、私達はランチタイムが始まるまではウェイティングエリアで待たせていただき オープンと同時に真ん中のパールの部屋のテーブルに案内~…となりました。「新年会なのでシャンパンでも」と思い、席に着いてすぐキャストさんにお願いしてワインリストも用意していただいたのですが、きょうは11:30からディズニーシーのパーク内で「ニューイヤーズ・グリーティング」が予定されていてテラスへの扉も既に開いているとのことで、「お飲み物の注文はテラスから戻られてからうかがいますので」とキャストさんが配慮してくださったので、お言葉に甘えて私達はまずはテラスに出てみることにしました。そうして案内していただいたのは、ケルプ側のテラス。お天気も良く陽射しもあたたかく。新年の素晴らしいディズニーシー、メディテレーニアンハーバーが眼前にひろがっていました。それから間もなく和楽器の音とともに水上グリーティングが始まり、和服姿のキャラクター達を乗せたおなじみの大きな船が水道橋をくぐってハーバーに姿を現しました。ハーバー中央まで進んだ後、船は時計回りで水域を回っていきます。登場キャラクターはミッキー&ミニー&プルート、ドナルド&デイジー、グーフィー&マックスで、今年は干支キャラクターの出演はないようです。使われていた音楽は 親しみやすいメロディーに「Happy new year!」「おめでとう!」というシンプルな歌詞の繰り返しが印象的な 小さなお子さんや外国人ゲストでもすぐに覚えられてしまいそうな易しいもので、干支や年にこだわらず「日本のパークのお正月」を強調しているように感じられました。(この曲なら毎年使えそう とか思っちゃいましたよー)船は三か所で停止しながら水域を軽く一周したあとは水際をゆっくりと回り、キャラクター達はゲストにたっぷりご挨拶をしてくれました。ほんの8~9分の短い時間でしたが、これは縁起物ですからね~今年も観ることができて幸運でした。テラスもこの時間はたいへん空いていて(初めから出ていらっしゃった方は10数名くらいだったのでは?)途中で自由に場所移動することもでき、ゆったり見られて良かったです。室内に戻ってからは、ワインリストからモエ・エ・シャンドンのハーフボトル(きょうはグラスでの販売もあったようでした)をお願いして ブッフェカウンターへ。和風のデコレーションが施されたカウンター。デザートコーナーにもお正月らしいデザインが散りばめられていました。オチェーアノ定番のティラミスもお正月の風物詩がいっぱい。こんなケーキ(ズコット)もありましたが… 既に片耳がない。(ブッフェなのでこうなるのは必然)次にカウンター前を通った時はこんな↓になっていましたので、お耳は巳年の「巳」と「2025」だったのだなあ… と 合わせ技で全体像がようやくわかりましたよ!テーブルに戻って、モエ・エ・シャンドンで乾杯。年始にふさわしい佳いお食事となりました。デザートにさしかかるころにはアイスティーも追加でお願いしました。(夫はホットコーヒーを。)わたしは本当におなかいっぱいになってしまっていたので、数ある中から和風なものを中心に4つだけ取ってきていただきましたよ。(器入りデザートは左がわらび餅、右が梅ソースのパンナコッタです)お食事を終えてお店を出たのは13:30頃。ミッキランジェロギフトを覗いたりしてからホテルミラコスタをあとにしたのは14:00過ぎ頃でした。この時間 正面玄関からディズニーシーステーションへ向かう連絡通路の途中では、キャストさんが二人立って入館者のチェックをしていらっしゃいましたので、きっとこれからの時間帯はホテル内も混雑するのだろうな と思いました。その後の帰路、通りかかった東京駅は午前中とはうってかわって大混雑。やはり来週から始まるお仕事に備えて土曜日の今日中に自宅に戻ろうとする方が多いのでしょうかね~なるべく誰ともぶつからないよう気をつけてホームまで辿り着き、混雑する電車に揺られて帰りました。元日から信じられないようなできごとが続いて素直にお祝いの言葉も口にできなかった昨年に比べたら、ごくごく普通に静かに迎えられたような気がする2025年。このあともどうか明るく平和な日々になりますように。そう祈っています。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 4, 2025
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(…前日から続く)まだ目覚まし時計も鳴らぬ前の5:50頃。目が覚めてしまった私の目に入ってきたのは窓の向こうのパークの空、グレーがかった紺色の空でした。起き上がって窓の外を覗くと、誰もいない日の出前のパーク内では街灯が点いたまま。それでも、ピアッツアトポリーノを囲むホテルミラコスタには照明が明るく灯る窓がちらほらあり、廊下の方では人が行く気配も感じられ。…そろそろパークへお出かけする方もいらっしゃるんだなあ… 私だって昨日はこの時間にはもう起きて仕度もし終わっていたものねえ… なーんてぼんやり思いながら、私は再び目を閉じて眠りに落ちました。次に目が覚めたのは6:30を過ぎた頃。日の出かな? なんか明るい窓辺に寄るとパーク内はずいぶん明るくなっていて 夜間照明も既に消灯。朝陽はまだ昇ってきてはいないようでしたが、もう間もなく といった感じ。…もう起きちゃおうかな 目覚まし鳴る前だけど…テレビモニターで確認できるホテルからのご案内によると 今日のディズニーシーのパーク開園時刻は昨日と同じ8:30、ハッピーエントリーは8:15開始だそうです。でもね。ハッピーエントリーの始まる5分前くらいになると 部屋の窓の真ん前に広がるパーク内ピアッツァトポリーノで「ちょっと楽しいことが起こる」ということを 私は知っているのです。なので、できれば8:00になる前には支度を整えて 窓辺に落ち着きたいところです。(開園風景も眺めたいですしね~)と なれば、やっぱりそろそろベッドから出た方がいいよねえ。どうしようかなあ…などと温かいお布団の中で逡巡している間にも 窓の外はどんどん明るくなっていきます。ようやく決心がついてベッドから出るころには朝陽も顔を出したようで プロメテウス火山のてっぺんは陽の光に照らされてオレンジ色に染まり始めていました。7:00になると、パーク内にはBGMが流れ始めました。この時期にしか聴くことができない厳かなクリスマス音楽です。本当に細ーくしか開けることのできない窓の隙間から流れ込んでくるその音を聞き逃さないように、私は小さなティーテーブルを窓辺に寄せてひとりでお茶を飲み、身支度をすることにしました。7:30を過ぎると、部屋の中では時間差をつけてセットしてあった目覚まし時計やアラームが次々と鳴り出して夫が起床。バスルームへ向かっていきました。そして、その夫が概ね身支度を済ませて窓辺にやってくるころには、窓の外では大きな変化がありました。あと10分ちょっとでハッピーエントリー開始時刻になるという8:00数分過ぎ頃。特徴あるエンブレム付きのえんじ色のジャケットを身に着けたキャストさんが数名出ていらしたのです。これは いよいよか?…と思って広場を注視していると。ミラコスタ通りの中からキャラクター達が元気に飛び出してきました。時刻は8:12くらい。エントランスの入園ゲート前で開園を待つゲストに一通り挨拶をした後、お出迎えグリーティングをするためにピアッツアトポリーノににやって来たのですね。5月の宿泊時にも見た光景です。キャラクター達はしばらくの間は広場に散らばって それぞれ違う方向のホテルミラコスタの窓に向かって盛んに手を振ってくれていました。その後 8:15ちょっと前には全員が集まってきて一列に並び。ポーズも決めて いよいよハッピーエントリー開始時刻です。ハッピーエントリー開始から1分ほどが経つとピアッツアトポリーノには一番最初のゲストがゆっくり歩いて到着。(朝一番に入っていらっしゃる皆さんは今朝はお行儀が良い方ばかりでした。急ぎ足で駆け込んでくる方はひとりもいらっしゃいませんでしたよ。)キャラクター達の周りには緩やかにゲストの輪ができていきました。(余談ですが、たまたまだと思いますけれどこの日はミッキーだけがハッピーエントリー開始後数分でどこかへ行ってしまい 広場からいなくなってしまいました。何か急用でもあったのかしらん??)ハッピーエントリーゲストとのゆったりした交流を10分近く繰り広げた後、キャラクター達は今度は一般ゲストお出迎えに向かうため広場から退場。入れ替わるようにして8:28頃 ピアッツアトポリーノ正面水際にはディズニーシーマリタイムバンドがやってきました。そして8:30。東京ディズニーシーは一般開園時刻になり、1分後にはピアッツアトポリーノには多数のゲストが流れ込んできて パークはあっという間に「いつものディズニーシー」の姿になっていきました。開園風景を上階の窓から眺めた後、私はカメラを手に部屋を出てエレベーターホールへと向かいました。今はきっと館内パブリックスペースが一番空いている時間帯だろうから、ホテルミラコスタの落ち着いた様子を眺めることができるんじゃないか と思ったからです。中央の吹き抜けのある回廊に出てみると、眼下にはクリスマスツリーのあるロビー。(8:38頃。)エレベーターで2階に下りると、やはりパーク開園から間もないこの時間は宿泊者の皆さんもそれぞれいろいろとお忙しいのか ロビーも人が少なくて静かです。もう何度も撮影したでしょ! と言われてしまうかもしれませんが、朝の光降り注ぐロビーに立つクリスマスツリーの姿は美しいので やっぱり撮ってしまう。この景色が見られるのも一年で今だけですものね。館内をしばらくお散歩した後は部屋に戻って、ミッキランジェロギフトで購入した物や部屋に備え付けのコーヒーなどで軽く朝食をとりました。お部屋に置いてあるコーヒーのセットは 今年の春あたりからでしょうか フリーズドライのインスタントコーヒーから簡易ドリップ方式の物に切り替わっているので、以前より美味しくいただけるようになりました。お部屋にはこの他 緑茶(粉茶)も備え付けられていますが、あとは紅茶やハーブティーのティーバッグなども置いていただければ嬉しく思う方が増えるんじゃないでしょうかね~そのあとは荷物を片付け お部屋の中を整えて、ふたりで記念写真を撮影するなどして過ごしました。11:30が過ぎる頃にはテレビモニターのリモコンを操作して荷物預かりの手配をし、明細を確認してエクスプレスチェックアウトの手続きもすぐにできるように万全に支度をして 水上グリーティングの開始を待ちました。と、パーク内から「11:45のディズニー・クリスマス・グリーティングはシステム調整のため中止」とのアナウンスがきこえてきました。あらあら… と思いましたけれど、ご挨拶だけはする(ごく短いご挨拶バージョンになる)とのお知らせも同時にあったので そのまま待っていると。11:45になって水上に出てきた大きな船にはいつものようにサンタクロースとキャラクター達の姿があったようでしたが…どうやらドナルドだけが今日この回は欠席のようでした。メンバーが足りないので通常のパフォーマンスができなくて「システム調整」、短縮バージョンになったということなんでしょうかね~(今朝のウェルカムグリーティングでもミッキーがすぐいなくなってしまったし… 偶然かな?と思いましたが、大人なので真相を追及するのはこのあたりでとどめておこうと思います。)身をのり出すようにしてゲストに向かって目いっぱい手を振るキャラクター達をのせた大きな船は ハーバーの水際をゆっくりと一周して 最後は中央寄りに航路をとって4~5分で去っていきました。船影が消えた後、私達は部屋を出ました。水上グリーティングが完全版で行われていたとしたら最後までみてしまった場合はチェックアウト期限ギリギリになってしまうところでしたが、短縮版になったおかげで少々の余裕ができて慌てずに済みました。それからはいったんホテルミラコスタを出て、PS(プライオリティシーティング)をお願いしてある昼食までの間 ディズニーランドホテルのクリスマスツリーを見に行くことにしました。アンバサダーホテルのクリスマスデコレーションは一昨日見ることができたけれど、ディズニーランドホテルのはまだ見ていないものね。パーク側の入口が入館制限してないと良いんだけど。リゾートラインのディズニーシーステーションで一日フリーきっぷを購入し、改札を入ったのは12:15くらい。すぐにやってきたリゾートラインに乗り込むと …なんだこれ?かわいいじゃないの。期間限定で運行中のディズニー・クリスマス・ライナーでした。道理で混雑しているわけだ。車内の扉や座席の横にはそれぞれキャラクターの姿なども見つけられましたけれど、非常に混雑していたので写真撮影はできず。公式サイトを確認すると今日はこのあともまだちょっと運行しているようだったので、あとで撮影にチャレンジしてみよう と考え、私達は予定通りディズニーランドステーションで下車しました。ディズニーランドホテルのパーク側玄関にはこの時間(12:30頃)はキャストさんの姿もなく、自由に入退館できる状態でした。ホテルに足を踏み入れると、左手に見えるレストランカンナの前にはクリスマスツリーが立っていました。階段を上った3階ロビーには 例年通りのクリスマスツリーが。こちらのホテルのクリスマスデコレーションは ホテルの屋根の上から毎日たっぷり魔法の粉をふりかけてくれているという「ティンカーベル」が隠れているのが特徴的です。ホテル内のショップ「ディズニー・マーカンタイル」の入り口前にもクリスマスツリーが立っていました。ホテルを出てからはディズニーランドステーションに行って通常のリゾートライナーに乗車。お隣のベイサイドステーションで一度下車してスーベニアメダルをチェックした後、やってきたディズニー・クリスマス・ライナーに乗り込みました。今度は先ほどよりも車両内が空いていたので、ちょっとずつ写真を撮って回ることができました。床がアーガイル模様になっているんですよー座席の横にはクリスマスツリーのイラストの他、キャラクター達の姿も。この↓グーフィーは本来の姿よりもかなり可愛らしい感じです。窓にはリースの他、クリスマスのロゴも。ガーランド、クリスマスツリー、リースにお菓子やプレゼント。大人も子供も みんなの大好きなクリスマスが詰まったリゾートライナーでした。リゾート内を二周ほどしてディズニーシーステーションで下車し、ホテルミラコスタ館内に戻ったのは13:50くらい。すぐにベッラヴィスタラウンジへ行き、名前を告げて テーブルまで案内していただきました。こちらのお店でも、現在はヴーヴクリコをおすすめ中とのこと。せっかくのおすすめですが、夫はこのあと運転があるので飲めませんから 申し訳ないので(?)私だけヴーヴクリコをグラスでいただくことにしましたよ!お料理の方は、ポーク大好き夫はメインに米沢豚のあるベッラヴィスタラウンジ・ランチコースを。私は“ディズニー・クリスマス”ランチコースをメインをお魚にしてお願いすることにしました。(シャンパンいただいていたら窓の外ではクリスマスグリーティングが始まりました。今回は午前中の回とは違い 無事に通常版で行われていたようでした。ドナルド ちゃーんといましたよ!)それでは、お料理の記録を簡単に。まずは「”ディズニー・クリスマス”ランチコース」から。前菜は美しいクリスマスカラーのサラダ。アオリイカ、アンディーブ、炙った鮪のマリネの入ったサラダです。他に使われているお野菜は芽キャベツや各種大根など。ソースは赤いのがビーツ、水玉状のグリーンは春菊、白いのが西洋わさび。トリュフ塩とライムのすりおろしも添えてあり、私は全部合わせていただいてしまいました。いつものことながら、この最初の一皿だけで「ごちそうさま!」と言ってしまいそうな、見目麗しく食べても美味しい 味と香りが爽やかなベッラヴィスタラウンジらしい前菜でした。二皿目は今回はリゾット。主な具材は鴨肉とカルチョフィ。(カルチョフィとはアーティチョークのことだそうです。)上の紫色のお野菜はトレヴィ―ゾというチコリの仲間。焦がしバターと醤油のソースで仕上げてあるとのことでした。メインはお魚料理、真鯛とつぶ貝のインパデッラです。真鯛は、表面パリッパリ 中はふっくら で本当に美味しかった。(いつも美味しいんですけれどね~)添えられているお野菜はグリーンオリーブの他、蕪、ラディッシュ、ミニ青梗菜など。魚介類やお野菜が気持ちよさそうに浸かっているのはアドリア海沿岸地方の郷土料理「ブロデッド」風の魚介だしスープ。通常はトマトを加えて煮込むそうですが、こちらはサフラン風味仕上げでした。一滴残らずいただきました。デザートプレートにはリルリンリンが登場。左の小さな可愛いお友達が並んでる乗ってる「そり」のようなのがレアチーズムース。右のリルリンリンの手前は苺ミルクのジェラート、雪玉を模っているのでしょうか。ロゴの周りの水玉ソースは、赤いのがすぐり、グリーンは青りんごとのことでした。雪遊びをしているリルリンリン といったところかな?夫の方のコースも料理名だけ簡単に記しておきます。前菜。「チキンのマスタード風味 キノコのヴェルッタータ」パスタ。「リングイネ シーフード ドライトマト」メインはお肉。「米澤豚一番育ちのスカロピーネ ポワローとポテトのサルタート」デザート。「ラズベリーヴァシュラン バニラジェラート」このデザートは相当美味しかったらしいですが、私はお皿のこのロゴ↓がうらやましかったです。食事を終える頃には15:30を過ぎ、陽も大きく傾いて、ベッラヴィスタラウンジの店内にはシェード越しの光が差し込んで山吹色に染まっていました。入り口脇にあるクリスマスツリーの写真を撮らせていただいて、お店を出たのは16:00少し前ごろでした。今年はこのあと舞浜を訪れる予定もないので、私達の東京ディズニーリゾートでのクリスマスもこれで終わり。何かと忙しくクリスマスイベントにそんなに注力できない今年の私達ですが、最後をしめくくったのがここベッラヴィスタラウンジでの昼食だったので なんだか例年通りの心持ちに戻れて「穏やかで楽しいクリスマス」を取り戻せたような気がします。昨日はずいぶん忙しい一日だったけど、きょうは自分たちのペースでゆったり過ごすことができて良かったです。これで血圧も平常値に戻りそうです。(冗談です。)ありがとうございました。ベルデスクに立ち寄って預けた荷物を車寄せに回してくださるようにお願いし、駐車場から車を出したのは16:00過ぎ頃でした。正面玄関で荷物を積み込んでいただいて舞浜を発つ頃には、日没迫る舞浜は既に夕景になっていました。大好きだけれど人出の多いシーズン「クリスマス」を舞浜で思い通りに過ごしたいと考えると、何度かちょこちょこと足を運ぶか、あるいは宿泊地を確保してゆったりした滞在計画を立てるか の二択になってしまっている最近の私達。どちらを選んでも、計画→手配→実行 までには膨大な時間と手間がかかります。「舞浜を訪れること(その準備も含めて)」に費やす時間が少しずつ少しずつ減っていって、もう気にも留めないくらい少なくなった時に私達はこの場所から離れるのでしょうけれど、毎年この時期 確実に「幸せなクリスマス」を感じさせてくれる貴重なこの場所からは やはり離れがたいというのが正直な気持ちです。いつまでこんな平和な心持でのんびりした舞浜クリスマスを続けられるのかわかりませんけれど、 とりあえず来年のクリスマスも一度はパークに足を運べるといいなあ……そう思いながら 大きな夕陽をしみじみ眺めた帰り道でした。(おわり)* ベッラヴィスタラウンジ の ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース 本日のメニュー *・チキンのマスタード風味 キノコのヴェルッタータ・リングイネ シーフード ドライトマト・真鯛とツブ貝のインパデッラ サフラン香るブロデット グリーンオリーヴ または 米澤豚一番育ちのスカロピーネ ポワローとポテトのサルタート・ラズベリーヴァシュラン バニラジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・2024年11月8日~12月19日(5200)** ベッラヴィスタラウンジ の ”ディズニー・クリスマス” ランチコース **・マグロのマリネ アオリイカとアンディーヴのインサラータ ライムヴィネグレット トリュフ風味・リゾット 鴨 カルチョフィ・真鯛とツブ貝のインパデッラ サフラン香るブロデット グリーンオリーヴ または 牛フィレ肉のビステッカ 百合根のピュレ 根菜とグレモラータ・レアチーズムース ストロベリーとミルクのジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・2024年11月8日~12月19日(6700)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 1, 2024
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(…その3から続く)宿泊している部屋に戻り着いたのは19:05を過ぎた頃だったと思います。ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~が始まるまであと10分を切っていたので、私達は部屋じゅうの灯りを消して回ったり、カーテンを閉めたり、カメラやスマートフォンのバッテリーをチェックしたり、お手洗いに行ったり(?) ショー鑑賞の準備を整えて窓辺に陣取りました。そうして19:15。本日の客室の窓から眺めたビリーヴ!は、ここがハーバービューの部屋ではないということを考えればじゅうぶん満足できるものでした。ショーの冒頭、暗い中をこちらへ向かってくる金色に輝く海賊船もよく見えましたし。ホテルミラコスタの外壁へのプロジェクションマッピングもよく見えました。火山への投影もちゃんと見えます。ただ わかっていたことですが、左側の建物に隠れて見えない部分もかなり多いので、パーク内やハーバービューの客室から観ていた時と違ってスケールが「お手頃」というか、なんだか少しこじんまりしたショーに感じられました。不思議です。また、この位置の客室は水域から少し距離がある上に 5月に宿泊したバルコニールームとは違って間に窓ガラスがあるので 登場するキャラクター達の表情まで捉えることは難しいです。(我が家のコンパクトデジタルカメラだと頑張ってもこんな感じです)それでも室内にいて遠目に眺めている分には色彩も光もたいへん美しく、ホテルミラコスタに滞在中の夜 窓の外で30分間もこんなことが繰り広げられて それを間近に見ることができるなんて、素晴らしい体験であることに違いありません。周りに他のゲストもいないリラックスできる環境でふたりで会話しながら好きなように楽しめた 約30分間のショータイムでした。ビリーヴ!が終了した後は、パーク閉園までの残り時間をクリスマスの夜景を見て歩こう と考えてホテル&パーク・ゲートウェイから再入園しました。ホテル前の広場ピアッツアトポリーノに出てポンテヴェッキオへ向かい 橋を渡りきる手前で左側へ階段を下り、まずはケープコッドへ。(20:10過ぎ頃。)のどかな漁村の民家の戸口には どなたかお住まいなのでしょうか?メリークリスマース! …と、扉をノックしたくなるような生活感のあるささやかなクリスマスイルミネーションが施されています。ミッキー像の後ろには毎年恒例のツリー。テラス前に並ぶダッフィー&フレンズをイメージした小さなツリーにも夜は灯りが点ってきらきら。ケープコッドの中心から離れ ハドソンリバーブリッジへ続く坂を上ってカーブの途中で振り返ると 水面には漁村の灯りが映っていてきれいです。ここ↑は人気の撮影場所ですね~皆さん立ち止まって撮っていらっしゃいました。ハドソンリバーブリッジの袂では右側へ逸れて、ニューヨークの方を眺めて一休み。ここで時刻は20:25くらい。パーク閉園まであと35分しかありません。まだまだ、ホレイショスクウェアにもウォーターフロントパークにも行きたいのに。5年前まではこの時期のパークは22:00閉園でしたからね~ 夜景をゆっくり眺めることもできたのですが、今はその時よりもパークの夜が一時間も短いので忙しいです。中止じゃなければあと数分で花火があがってしまうので、頑張って歩いてポンテヴェッキオの上まで戻るか 橋を渡ってニューヨークまで行くか それともここに留まるか、私達は少し悩んでハドソンリバーブリッジの上に留まることにしました。で、20:30。サンタクロースの声で始まる 花火「スターブライト・クリスマス」。ハドソンリバーブリッジからはこんなふうにみえるのですね~この場所は地形?の影響かスピーカーから流れる音楽が反響してしまうので「音」にこだわる方にはおすすめしませんが、花火そのものはとってもよく見えますね。今年はこのあとクリスマスの花火を鑑賞する機会はおそらくないので、みられて良かったです。花火の後はハドソンリバーブリッジを渡り。大きなクリスマスツリーが立つニューヨークエリア、ホレイショスクウェアへ。華やかなあかり輝くツリーの周りは写真撮影の順番待ちの列もできていてものすごい人だかりでしたが(この数のゲストがあと20分で本当に全員パークから出られるんだろうか…と思いました)、大きなツリーが美しいのももちろんですが、私はちょっと離れた桟橋にあるこの↓お店のイルミネーションもわりと好きです。「バーナクル・ビルズ」、骨付きソーセージとビールのお店。もうこの時間は閉店していましたけれど、素朴で可愛らしくて手作り感があって好きなんですよね~ホレイショスクウェアがあまりに混雑していたので、早々と離れてウォーターフロントパークへ。路面に雪の結晶が投影されて動いているあたりには、灯りを追いかけていつまでもいつまでも走り回るお子さんたちの姿が(今年も)ありました。ウォーターフロントパークへを離れ、時刻は21:00寸前。このころには まもなく閉園時刻になることを知らせる男声アナウンスがパーク内に何度も繰り返し流れていました。まだまだ人通りの多いブロードウェイを抜け マクダックス・デパートメントストアの灯りを眺め。ポンテヴェッキオの袂の「ダズリング・クリスマス・イン・ニューヨーク」フォトロケーション前へ。暗くなってからの様子は、この時間になってやっと撮影することができました。ピアッツアトポリーノまで戻るころには時刻は21:00を少し過ぎていましたが、ミラコスタ通りにはゲストがあふれショップもまだ営業中。エンポーリオもバレンティーナズスウィートも入店制限も特にしておらず、まだ入り口が開いていて入れるようだったので入ってみましたが、すぐに後悔しました。(何かの限定グッズ発売日のボンヴォヤージュのようでした。品出しをするキャストさんすら思うように前に進めない状態…)ちょっとほしいものがあったので探したのですが見つからず、やっぱり買い物は午前中のうちにするかオンラインでするべきだね と諦めて、お店を出て(出るまでがまたひと苦労…)ミラコスタ通りを離れました。ホテル&パーク・ゲートウェイ前にたどり着いたのは まもなく21:30になろうかという頃。最後にエンポーリオの前に並ぶクラシカルなクリスマスツリーをカメラに収めて、私達はパークを退園してホテルミラコスタ内に戻りました。部屋に戻った後、しばらくしてカーテンを開け 窓から外を眺めてみると…時刻は21:50くらい。私達が退園して20分ほどが過ぎた頃でしたが、ピアッツアトポリーノにはゲストの姿はもう無いようでした。5分ほど経つと、パーク内の奥の各方向からサーチライトを手に点検して回っていらしたと思われる大勢のキャストさん達がピアッツアトポリーノに到着。長く待機もせずにそのままミラコスタ通りの方に進んでいらっしゃったので、 ミラコスタ通りのショップもいよいよ営業を終える時間がやってきたのかなあ と思いました。その後は、様々な制服姿のキャストさん達が広場を横切って退勤していき、ついに22:30頃、パーク内に流れるクリスマス音楽のBGMがぱたっと止まりました。私達ホテルミラコスタ宿泊ゲストが眺められる「本日のディズニーシーのパーク」はこれにて終了。これから先の時間帯は、窓の外ではキャストさん達の「明日のパークを快適にするための大事なお仕事」が始まります。私もこのあたりで一応カーテンを閉め、部屋の窓辺から離れることにしました。休む支度を終え、カーテンを開けてパーク内の様子を最後に眺めたのは24:00を過ぎた頃。深夜のメディテレーニアンハーバー水上でもしも何か興味深いことが起こるとすればこの時間くらいからなのですが、窓から見える範囲を眺め渡しても今日はその気配もないようでしたので、私はベッドに入って眠ることにしました。もちろん夫は既に おやすみの言葉もないまま熟睡中です。はあぁ~そんなに予定を詰め込んでたわけじゃないのに いざパークに入ったらあれもこれもとやることが増えちゃって、なんだか最後まで慌ただしい一日だったなあ 楽しかったけれど。明日は。明日こそ!パークに入園する予定も無いし、きっとクリスマスの舞浜をのんびり楽しむことができるんじゃないかなーと思います。おやすみなさーい。(翌日につづく)(22:55ころのホテルミラコスタのロビー)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 30, 2024
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(…その2から続く)ホテル&パーク・ゲートウェイからホテルミラコスタに入館し、階段をのぼってロビーのある2階に上がったのは14:35くらいでした。当然のことながらレセプションではまだチケットの販売などが行われているのみで、チェックイン担当のキャストさんの姿はありませんでした。もちろんカウンター前にはチェックイン待ちをするゲストもまだ誰もいませんでした。(早い時間から待つ人がひとりでも現れるとその後ろにどんどん列が伸びてしまうので、手続き開始直前まではゲスト並んでしまわないように ロビーではキャストさん達がいろいろ配慮してくださっています。)なので私達は 比較的落ち着いた様子だったロビーでクリスマスツリーの写真を撮った後は、ソファーに腰掛けて時間が来るのを待つことにしました。(クリスマスツリーのあるロビーの写真は昨夜さんざん撮影しましたけれど、自然光の入る明るい時間帯のこの場所はやはり美しくていいですね~)その後 夫がベルデスクへ出向き、早く部屋に入りたい事情をお話してチェックイン手続き前に荷物を用意していただけるようお願いし、二人分の荷物を手にしてソファーに戻ってきました。(お忙しい時間に無理言ってしまったかもしれません。対応してくださってありがとうございました。)いつもはチェックイン手続きの際に預かり控えを渡してその場で荷物を引き取るか 後ほど部屋まで届けてもらうようお願いするのですが、今日の夫はきっと気持ちが焦っているんですよね。(15:55のビッグバンドビートに間に合うためには15:35くらいには部屋を出たいですからね~ 部屋の位置にもよりますけれど。)そんなに「二列目の席からのビッグバンドビート」が楽しみなのか?!夫よ… と 正直ちょっとあきれてしまいましたよ~そして、14:50を過ぎたころでしょうか。まもなくチェックインを開始する旨のアナウンスがごく控えめになされると、手続きを担当するキャストさん達がカウンターの中に勢ぞろい。レセプションの上のサインボードがくるっと回って「check in」の表示に変わり チェックインの手続きが始まりました。カウンター近くにいた私達は一巡目に手続きをすることができ、既に荷物も手にしていて夫が「自力で部屋まで行く気満々」だったので、諸々の手続きと説明を終えるとキャストさんは本日の部屋を示したホテル館内図を用意してくれました。…と、その地図を見た私達は一瞬「??」となりました。本日予約していたのはポルトパラディーゾサイドのピアッツァビュー、ツインのお部屋。基本的にパーク内ピアッツアトポリーノの両側面に位置しているお部屋です。なので私達、…今回のお部屋はアラビアンコースト側だろうか?アメリカンウォーターフロント側だろうか? …なーんて会話をここまでずーっとしながら過ごしてきたのです。でもね、館内地図に示されていた本日の部屋位置はそのどちらでもない場所。「こんな場所にピアッツァビューの部屋があるんですか…」と夫が言うと、キャストさんは そうなんです!ございます! とニッコリされました。まあとにかく行ってみましょう、 とふたりでエレベーターに乗って廊下を歩き、本日のお部屋にたどり着いたのは15:00過ぎ。エレベーターからはそんなに遠くなく、「ここならブロードウェイミュージックシアターまで10分ちょっとで行けるかな?!」と夫は変なポイントに着目して喜んでいました。室内はごく普通のポルトパラディーゾサイドのツインのお部屋。ソファーが無く、デスクが窓辺ではなく壁側に置かれているというレイアウトです。で、カーテンを開けると。そうです。ここは、ハーバー水域正面の位置にありながら ホテルミラコスタの建物自身で水域のリドアイル側が三分の一近く隠れるのでハーバービューを名乗ることができない という、そんな理由で「ピアッツアビュー」に分類されている数少ないお部屋でした。ホテルミラコスタに初めて宿泊した方なら「ピアッツアビュー予約したのにハーバービューになった!ラッキー!」とか言ってSNSに載せちゃいそうな客室ですが、景色は良いけどここは正真正銘ピアッツァビュー。窓から見える景色の右側の極限はこうですが…左側の極限はこうなのですからね。出島リドアイルも大きな橋ポンテヴェッキオも全く見えません。窓に近づかないで部屋の中から外を眺めると、景色はこんな感じですしね。まあ、プロメテウス火山さんの姿さえ見えれば 水域が半分近く見えなくたって私は大満足なんですけれどね~ところで実は私達、この真上のお部屋に十数年前一度だけ宿泊したことがあります。その時はダブルベッドのお部屋でしたので、私は「この部屋の下もきっとダブルベッドの客室なんだろうな」と勝手に(十数年間も)思い込んでいたのですが、ツインのお部屋もこの位置(列)には存在していたのですねえ。前から承知していたことではありますけれど、いやあ ホテルミラコスタ、奥が深い。一室一室部屋の位置が違えば窓からの眺めも微妙に変わってきますし、部屋ごとに窓の数や大きさだって違ってきますしフェイクバルコニーの有無などの仕様も違いますからね~開業してから23年の間に何回宿泊したかわかりませんけれど、まだまだ宿泊したことのない仕様の客室があると思うと(価格は高騰していますけれど)やっぱり「また泊まりたい」って思ってしまう私なのでした。さてさて、窓からの景色をカメラに収めたあとは 洗面所でアメニティのチェック。内容は以前と同じで、コットンなどが収められている入れ物も少し前にヒンジ無しの物にはなったけれどまだ缶のままでした。(アンバサダーホテルは既に袋入りに切り替わっていましたからね。)仕様が切り替わったものといえばこちらでしょうかね。カードキーを入れてくださるケース。以前の二つ折りの物からキーを差し込んで収めるタイプに変わっていました。その後、時刻が15:30を過ぎてビッグバンドビートの開園時間が迫ってきたのでそろそろ部屋を出ることに。この時間には太陽がずいぶんと傾いて、パーク内の樹木の影も広場を行くゲストの皆さんの影も長ーくなっていました。(ご本人たちはご自分の影の長さなんてそんなに意識していらっしゃらないでしょうけれど、上から見ているとどの方の影もほんとうに長く大きく見えて面白い光景でしたよ。)ホテル&パーク・ゲートウェイから再入園したのは15:40頃。ホテルミラコスタ宿泊時のお約束、きょうのお部屋の窓をパーク内から撮影してから ブロードウェイミュージックシアターへと向かいました。シアターに着いたのは15:45くらい。やっぱり どんなにエレベーターから近くてもホテルミラコスタの部屋を出てからここまで10分以上はかかりそうです。パーク一体型ホテルに宿泊していても、常に時間には余裕を持って行動したいものだなあ と思いました。座席はここ。前から二列目の端っこです。座席は張り出しているステージに沿って少しカーブするように配置されているので、中央部分よりも端の方がステージそのものには近い感じになります。ショー全体を眺めるというよりはステージの迫力を堪能できる座席で、夫も大満足だったようでした。(よかったよかった…)16:20にショーが終了してからは、いったん部屋まで戻りました。このあと17時台にアメリカンウォーターフロントの「レストラン櫻」に予約を入れてあったのでそのままパーク内に滞在しても良かったのですが、本日のお部屋からの夕景を眺めたかったのです。日没はたぶん16:30くらいだから、間に合うかなあ…部屋に戻り着いたのは16:27頃。沈んでいく太陽はよく見ることができませんでしたが、夕景にはなんとか間に合いました。きょうは当初の予定では、チェックインしたら部屋の窓からの眺め次第では(もしも景色が良かったら)夕食の時間まではずーっとお部屋にいて のんびり窓からの景色を眺めて過ごしたい と私は思っていたのですが、予期せぬ「ビッグバンドビート当選」で急遽の予定変更。それでも この時間のこの部屋からの景色はきょうこの時しか眺められないのですからね。「のんびり」を返上してバタバタになりつつも 客室とアメリカンウォーターフロントを往復して良かったです。やがて夕陽の気配も消えかかる17:15頃、私達は再び部屋を出て パーク内での夕食へと向かいました。お願いした時刻に少しだけ遅刻してレストラン櫻の前に行くと、お店の前には入店の待ち列ができていました。プライオリティーシーティングを登録済のゲストでもこの時間は少し待たねばならない とのことでしたので、アメリカンウォーターフロント一帯のクリスマスイルミネーションなどを眺めながら数分過ごしました。その後店内ウェイティングエリアに案内され、さらに数分。お店の外で座席の希望を聞かれた時に「中でも外でも大丈夫」と答えたので、私達は 店内混雑のためにディナータイムはこの時間から使用を開始したらしい奥のテラス席に一番最初に案内されたゲストとなりました。ハドソンリバーに面したテラスのテーブル席。正面の右手にはポンテヴェッキオの向こうにプロメテウス火山が見えました。そして左側を振り返ると、ホレイショスクウェアに立つ大きなクリスマスツリーと 夜になって照明が点った美しいSSコロンビア号も見えていましたよ。注文したのは、クリスマスシーズンのスペシャルメニュー「本日のおすすめ」(4300円)。それに日本酒のミニボトルも注文し、ふたりでいただきました。 メモ:レストラン櫻 の「本日のおすすめ」 ・季節の前菜(帆立貝の若竹椀) ・蟹と葡萄の白和え ・合鴨と和牛の治部煮風 ・サーモンとイクラのご飯 ・・・・2024年11月8日~12月25日 (4300)食事を終えてお店を出たのは18:30頃。それからは、夜になって輝き始めたウォーターフロントパークのクリスマスツリーを見にいきました。フォトロケーションの後ろのあずまやも イルミネーションがきれい。もう少し時間をかけて夜のウォーターフロントパークを眺めたいところでしたが、「19:15からのビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~を本日宿泊している部屋から観る」という今日しかできない体験も捨てがたかったので、私達はこのあたりでミラコスタまで戻ることにしました。(予約していたのがピアッツァビュー客室だったためチェックインするまで窓からの景色がどうなのか判らず 「ハーバーショーが見えにくそうな部屋だったらこの時間はパーク内に留まって夜景でも巡ろう」と考えていたのですが、案内されたのが思いのほかハーバーがよく見えそうな部屋だったため 部屋の窓からビリーヴ!をみることにしたのです。)18:50過ぎ頃通り抜けたブロードウェイは混雑していて、いかにも「クリスマスシーズンの活気あるニューヨークの繁華街」という感じでしたよ~もうね、「のんびり過ごす」という当初の目的はどこへやら。細長いパークの中を端から端まで歩いて移動したり、ホテルの客室とパーク内をバタバタと何度も往復する羽目になったり。今日一日「急遽予定変更」のオンパレードです。でもその全てが 降って湧いたような幸運にともなって良い方に転がった予定変更ですからね、きっと誰かからのサプライズ・クリスマスプレゼントなのでしょう。そう話しながら私達はブロードウェイからヴェネツィアを抜けて ホテル&パーク・ゲートウェイを目指しました。(その4 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 30, 2024
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(…その1から続く)スナグリーダックリングで美味しいものを(少しだけど)おなかに入れることができたので私は俄然元気になり、ファンタジースプリングスを出た後はパーク内のクリスマスデコレーションを見ながらロストリバーデルタ~ケープコッド経由でメディテレーニアンハーバーまで歩いて戻ることにしました。(11:45からのディズニー・クリスマス・グリーティングをしっかり観たかったのです。)が、エントリーウェイを抜けてロストリバーデルタに出て橋を渡ると、ロストリバーアウトフィッターの前あたりから先の川沿いは工事用の目隠し幕で覆われている場所が多くて、クリスマスをお祝いしているようなデコレーションは見つけることができませんでした。続くポートディスカバリーも、夜になれば何かクリスマスバージョンの照明などを見ることができるのかもしれませんけれど、特に目立つクリスマスデコレーションは無いように思われました。しかしポートディスカバリーからケープコッドに入ると、そこは例年通りの「ちいさな漁村の素朴なクリスマス」。生活感あふれる自然なクリスマスデコレーションがあっちの家にもこっちのお店にも施されていて ほっとしました。灯台のクリスマスリースも、「この下でキスをすると幸せになれる」というお馴染みのヤドリギも看板も 今年もちゃーんとありましたよ~昨年からお目見えしたダッフィー&フレンズをイメージした小さなツリーの前にはそれぞれの「推し」キャラクターを連れてきてポーズをとらせ写真を撮ろうと試みるゲストの皆さんが大勢いらしていて まるで撮影会場のようでした。ケープコッドのクリスマスの様子をひとしきり眺め、ハドソンリバー沿いの道をしばらく歩いて 階段を上ってポンテヴェッキオに出たのは10:35くらい。橋を渡りきってリドアイルの入口あたりまで行き、その先は水域に沿って緩やかな坂を下りました。この時点でクリスマスグリーティングが始まるまでにはまだ一時間以上ありましたが、水域側の柵沿いで鑑賞するにあたって条件の良さそうな場所には既に多くのゲストの姿があって驚かされました。(だって、ショーじゃないんですよ?10分ちょっとの水上グリーティングなんですよ?)私が先週金曜日に来た時は、開始20~30分前でも柵沿いの鑑賞場所はまだたくさん空いていたんだけどなあ…やはり土曜日は混雑するんですねえ。結局私達は水域に沿って坂をピアッツアトポリーノの手前まで下り、まだ空いていた柵沿い(最前列状態になる場所)に落ち着くことに決め、場所を確保しました。(10:40ころ。)こんな場所です。その後は交代で短時間ずつ出かけて時間を過ごしました。私がお出かけした際にはメディテレーニアンハーバーをザンビーニブラザーズ・リストランテ方向へと歩いて行って、クリスマスデコレーションをカメラに収めてきました。これは前回ひとりで来た時も確認したカフェポルトフィーノのテラスのバナー。ミニーさんのお店「ベッラミンニ・コレクション」の戸口には 可愛らしいピンクのお花やリボンがいっぱい使われたリースやモールが飾られていました。「イル・ポスティーノ・ステーショナリー」。ザンビーニブラザーズ・リストランテ前の階段のランタン風の照明にも 風景に溶け込むようなクリスマスらしいリボンが飾られていて可愛いです。11:05くらいからは二人そろって鑑賞場所に留まるように心がけ、グリーティングの開始を待ちました。そして11:45、水上にキャラクター達とサンタクロースを乗せた船が現れて「ディズニー・クリスマス・グリーティング」が始まりました。水上グリーティング終了後は12時台に昼食のプライオリティーシーティングを手配してあったのですが、まだちょっと早かったのでウォーターフロントパークへ行ってみることにしました。ウォーターフロントパークでは一週間前にひとりで来た時に「ホリデーワンダーバンド」の皆さんや「ホリージョリートリオ」の皆さんに遭遇したので運が良ければ今日も演奏を聴くことができるかな と思ってのことだったのですが、案の定 公園に近づくと賑やかな音楽が聴こえてきました。「ホリデーワンダーバンド」の皆さんがちょうど最後の曲を演奏中だったようで、彼らは間もなく演奏を終えると手拍子に送られて去っていってしまいましたが、すぐに 大きな看板とともに今度は男女5人組がウォーターフロントパークの中央に現れました。アカペラの「クリスマスキャロラーズ」の皆さんでした。パフォーマンスは15分ほどで、お馴染みのクリスマスの歌を次から次へと披露してくれました。楽器無し、人間の「声」のみのパフォーマンスでしたが、大迫力でしたよ。彼らが去った後もまたすぐに何か別のグループがやってきそうな雰囲気でしたが、昼食の時間が近づいてきたので私達はウォーターフロントパークを出てヴェネツィア地区へ向かいました。ブロードウェイから運河の方へ階段を下り、リストランテ・ディ・カナレットの店頭に伺ったのは12:30を過ぎた頃。名前を告げると席の希望を聞いてくださったので、いつものように「屋外席がいいです」と伝えて店内ウエイティングエリアへ。数分待って、キャストさんの案内で着席したのは今日はこんな場所。運河沿いのテラスの 奥のエリアのテーブルでした。テーブルと運河の間には、ゴンドリエさん達が行き交う通路があります。雰囲気ありますよね~とりあえず と注文したのは、アイスティーと(今日はワインはやめておきました)シェフおすすめのピッツア「ピッツァ・ビアンカネーヴェ」(2400円)。「白雪姫のピッツア」です。毒リンゴに見立てたトマトと ルッコラ、プロシュート、チーズソースがたっぷり使われている薄焼きのピッツアです。以前にも食べたことがあり、美味しかったので本日もこちらにしました。そして、追加でシェフおすすめのパスタ「ヴェスヴィオ」(1950円)もお願いしました。 ヴェスヴィオってイタリアの有名な火山の名前ですが、どうやらこのショートパスタの形は火山を模しているらしいです。(このパスタ、初めて見ました。)ソースは名古屋コーチンを使ったさらっとしたレモンクリームソースにヘーゼルナッツのアクセント。ほのかな酸味で非常に美味しくいただけました。メモ:シェフおすすめのパスタ 「ヴェスヴィオ 名古屋コーチンのレモンクリームソース ヘーゼルナッツ添え」(1950) 11月8日~12月25日このお店でのお食事にしては珍しくお酒をいただかなかったので長居することもなく、席を立ったのは13:30頃。ホテルのチェックイン時間までは再度ウォーターフロントパークへ行って、アトモスフィアエンターテイメントでも眺めてのんびりクリスマスの雰囲気を楽しむことにしました。ブロードウェイを歩いて公園入口に到着すると、「クリスマスキャロラーズ」がちょうどパフォーマンス中。けっこう頻繁に 休みなく次々とパフォーマーの皆さんがやってくるのね~…歌声に耳を傾けながら公園内のワゴンを見たり写真を撮ったりしているとキャロラーズの皆さんは間もなく退場、しばらくするとクラリネットの音がきこえてきたので見に行くと今度は「ホリージョリートリオ」がやってきたようでした。やってきた… と言っても このお三方、ステージのような場所で長時間立ち止まって多くの人を相手に演奏をするわけではなく、ウォーターフロントパーク内を歩き回って勝手にゲストに声をかけ 一方的に音楽をプレゼントしちゃう というような趣向でゲリラ的にパフォーマンスをしていらっしゃるようでした。突然声をかけられ目の前で押し売り演奏されちゃうゲストの方は「びっくり!」でしょうが、その様子を傍から見ていると何とも言えず面白くて楽しかったですよ~ホリージョリートリオの皆さんが公園から去ってどこかへ行ってしまってからも、私達は「また誰かやってくるかも」と思って公園内に留まりつつ、今日の残りの予定をおさらいしていました。と、急に夫が「そういえば今日ビッグバンドビートの座席抽選してないや」と言い出し、ショースケジュールをチェックし始めました。――いやいや あなた。今回はのんびりクリスマスを楽しむことが主目的だから他のことは考えない って言ってたでしょうよ。だいたい、この後お食事の予定もあるし、暗くなったらクリスマスイルミネーションも訪ね歩きたいし、うまいこと鑑賞できる時間の公演回があるのかなあ?そんなことを私が横からぶつぶつ言っていると、「15:55、15:55の回なら観られそうじゃない? この回エントリーしてみようよ!」と 夫。――え?15:55なんて、チェックインしてすぐじゃない?当たったとしても慌ただしいし、チェックインに時間がかかったら開演時間に間に合わないんじゃない?…などと私が言っているにもかかわらず、「大丈夫大丈夫! 有料席が増えてエントリー対象の座席減ってるし、今日は混雑してるからきっと当たらないよ!」と言い放ち、夫は えいっ! っと勝手にエントリーのボタンを押してしまいました。すると、結果は当選。(こういう時に限って。)しかも、かなり端っこですが前から二列目の席がアプリに表示されました。これには夫、大喜び。「ステージ近い!これはなんとしても行かないと!」…いったいなんなんでしょうか?このひとは。生演奏も生歌も無くなったままだし 今までいっぱい観たからもうビッグバンドビートはがんばって観なくてもいい って、あなた言ってましたよねえ。まあいいです。のんびりぼーっと過ごすはずだったのに、今日は朝からファンタジースプリングスには行くわ、スケジュールの合間をぬってバタバタとビッグバンドビートに行くことになるわ…いろいろ言いたいこともありましたが、夫はご機嫌。「…それじゃあなるべく早くチェックイン手続きできた方がいいからもうミラコスタに行こう!」などと言い出す始末です。(この時まだ14:15頃。)もうちょっとこのままウォーターフロントパークにいたらアトモスフィアエンターテイメントをもう一巡くらい見られるかもしれないのになあ… と少々残念でしたけれど、そんなことしていたら夫が飛び上がりそうなくらい喜んだ「前から二列目の席」がふいになってしまいそうだったので、夫の希望通りにこの場所を離れることにしました。公園を出てウォーターストリートを行くと、ハーバーの方からは楽し気なクリスマスの曲がきこえてきました。本日二回目の「ディズニー・クリスマス・グリーティング」が始まっていたのです。その様子を眺めながら私達は坂を下り、ピアッツァトポリーノの手前で立ち止まって水域とは反対側の柵に寄って グリーティングを最後まで観ました。やがてグリーティングが終わり、時刻はそろそろ14:30になろうか というところ。私達は人波がひいた広場を横切って「ホテル&パーク・ゲートウェイ」へ向かいました。この時間、ホテルミラコスタは入館制限をしていて、扉の手前にホテルのベルサービスキャストさんがいらして入館者のチェック(宿泊またはレストラン利用の予約があるかどうかの確認)をしていらっしゃいましたよ。(その3 に つづく・・・)(14:30過ぎ。冬の太陽は傾くのが早いです。)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 30, 2024
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(前日から続く)カーテンを開けたまま眠りについたはずなのに 目が覚めた時アンバサダーホテルの客室内はまだ暗くて真夜中のようでした。時刻は5:00を少し過ぎたところ。あたりは暗いけれど、昨夜早く休んだおかげで眠気をまったく感じない 気持ちの良い目覚めの朝です。私はとりあえずお茶やジュースなどの水分を口にしてから、出かける支度を始めることにしました。それから30分ほどすると夫も起床。入浴をして身支度を済ませ軽い朝食もとって、6:10頃には部屋を出る準備が整いました。窓から見える中庭 クロックタワープラザは日の出前、音もなく人影もなく、静まりかえっています。…わあ~ すごいねえ!昨日の夜に計画した通りの時間だよー…!そんなことを言いながら客室のテレビ画面からエクスプレスチェックアウトの手続きをして、6:20頃には荷物を全て携えて私達は部屋を出ました。アンバサダーホテルの駐車場を出てからホテルミラコスタの車路ゲートを入るまでにかかった時間は 今朝は3分ちょっとで済みました。もしも出発がきょうの朝なら、この坂をこの時間に上るためには5:00くらいには家を出なければならないので私は4時頃起床していたはず。(渋滞を避けるため 数年前まではいつもそうしていました。)舞浜のベッドで目覚めて余裕を持って一日をスタートできるなんて本当にありがたいことです。ゆっくりと坂を上りきってホテル前のロータリーに入ると、6:30ごろのホテルミラコスタ正面玄関車寄せでは姿勢の良いドアサービスキャストさん達がいつものように手を高く挙げて合図をして 私達の車を待ち受けてくださっていました。荷物をおろして夫が駐車場へと向かっていった後 私はキャストさんから預かり証の控えを受け取り、パークエントランスへ向かう前にちょっとだけ と ホテルのロビーを覗いてみました。早朝の ひと気のないホテルミラコスタの端正なロビー。宿泊の際にしか見ることのできない光景ですからね、なんともいえないこの静けさの中に短時間でいいから身を置いてみたくなったのです。ミッキランジェロ・ギフトもまだ扉を閉じたまま、お目覚め前。もう数分もすれば朝食やパークへ向かうゲストがたくさんやってきて このロビーもきっと賑やかになるのでしょうね。正面玄関を出て右手へ進み、パークエントランス・ノースの一番手前にできていたハッピーエントリーのための列の最後尾についたのは 6:40少し前だったと思います。列は真ん中に広く通路を確保してふたつに分かれるようにしてゆったり作られていました。前方を見てみると、私の前には既に二十数組のグループの方々がシートなどを敷いて待っていらっしゃいます。それが二列あるのですから、この時点で私達は前から50組目くらいといったところでしょうか。(人数で言ったら200人目くらい?)…それにしても今朝はずいぶんと暖かいなあ 日の出前後の一番気温が低いはずの時間なのに。厚手のコートどころかマフラーも手袋も何にも要らないくらいです。数分のうちに夫も列にやってきたので、まったく寒さを感じない11月末日のパークエントランスノースで私達は入園直後の行き先などをどうするかなど相談しながら列が動くのを待ちました。ところで私達。実は昨夜の宿泊(前泊地)は当初ファンタジースプリングス・ホテルを予定していました。が、それではクリスマスシーズンの美しいメディテレーニアンハーバーやニューヨークエリアの風景を ゲストが少ないうちに楽しむことができない(ファンタジースプリングスホテルからのハッピーエントリーはパークエントランス・ノースを利用できませんからね~)ことに気付き、途中で宿泊先をアンバサダーホテルに変更した という経緯をたどって今朝ここに来ていました。新エリア「ファンタジースプリングス」は 6月と10月に訪れた時にファンタジースプリングス・マジックを使ってじゅうぶんに楽しませていただいたので、今回の宿泊では従来から存在するディズニーシーのパークのクリスマスをのんびり見て歩きたい という気持ちの方が私達の中では強かったのですよね~なので今朝はハッピーエントリーで15分早く入園しても、新エリアのスタンバイパスや有料のDPA(ディズニー・プレミア・アクセス)には手を出さず 「ダズリング・クリスマス・イン・ニューヨーク」が展開されているアメリカンウォーターフロント方面へまっすぐ向かおう と決めていたのですが… (?)…が?ここへ来て私、なんと 急激におなかがへってきてしまった のです。いえ いつもなら朝ご飯などロクに食べなくても(今日のようにジュースとお茶だけでも)夕方近くまで全然平気で歩き回れるのですが、今日はなんだかいつもと調子が違う気がします。昼食のレストランは確保してあるのでクリスマスの土曜日で混雑が予想されるパークでも食事難民になることはないと思うのですが、このまま12:00過ぎまで何も食べないでいて わたし具合悪くなったりしないだろうか…?…なんてことをちょっとつぶやいたところ、 ――いやいやいや~ 入園してまずやりたいことをひとつふたつ済ませたら すぐに何か軽く食べた方が身体のためにはいいんじゃないのー?と 夫。…でもねえ、何か食べろ って言われても。今のシーで テーブルサービスレストラン以外で提供しているもので「食べたい物」って、わたし思い浮かばない。強いて言えば、スナグリーダックリングのフライドシュリンプバーガーが食べたいかなあ…でもそれを食べるためには(今はまだ)ファンタジースプリングスのアトラクションのスタンバイパスを何でもいいから取ってエリア入場の権利を得た上でモバイルオーダーを利用しなきゃならないから すーっごく手間がかかるんだよ??すると、それをきいて 夫、――じゃあ、なるべく早い時間のファンタジースプリングスのアトラクションのスタンバイパス、取得してやろうじゃないの!( ……はあ?)ということで急転直下、私達は朝のうちに まったく予定していなかったファンタジースプリングス入場を目指すことになってしまったのでした。――スタンバイパスが取れたって、指定時間次第ではアトラクションには乗らなくてもいいんだから。スナグリーダックリングでバーガーさえ食べられればいいんでしょ?僕に任せときなさいよ 何かテキトーに取ってあげますから。キミは入園したら好きな場所へ行って写真でも撮ってなさいよー――過去2回ともファンタジースプリングス・マジック利用だったのでスタンバイパスなんて一度も取ったことないくせに、夫がさも簡単そうに言うので この話はこれで終わり。ハッピーエントリーで入園してゲストの少ない朝のパーク内の景色を眺めに行った後のことは、夫の初めての「スタンバイパス取得チャレンジ」の結果を見て決めることになりました。さてさて、そんなことを私達が話している間にもパークエントランス・ノースには少しずつ変化があり、7:05頃にはハッピーエントリーの列の周囲にパークキャストさんが続々と現れて、列の整理が始まりました。今日のパークの一般開園時刻は8:30、ハッピーエントリーはそれより15分早い8:15とのことですが、7:15頃にはハッピーエントリーゲストのみ先行して保安検査が始まって列は大きく動き、私達も10分後には検査を通過して入園ゲート至近のエリアへと入ることができました。以前とは違って現在のディズニーシーのハッピーエントリーはノース側の入園ゲートを全て使用するそうで、保安検査通過後のゲストがそれぞれのゲートに分散した結果 私達の順番はこの時点で最前から5組めくらい(人数でいうと十数人目くらい?)になりました。7:50頃にはキャストさんのアナウンスがあり、本日の一般開園時刻が5分繰り上がって8:25に、ハッピーエントリーは8:10開始になることが告知されました。(そしてそのキャストさん、アナウンスの中でハッピーエントリーのゲストに対して「今ここにいる皆さんは絶対にファンタジースプリングスに行くことができます!スタンバイパス取れます!だから慌てないで落ち着いて入園してください!」と堂々と断言なさいました。本当かー??)7:55には目の前のシャッターがオープン。8:00を過ぎる頃にはアクアスフィアの周りにキャラクター達が姿を現して、ゲストに手を振って朝のご挨拶をしてくれましたよ~ミッキーだ!ミニーだ! あっデイジーも来た!!…と騒いでいたらあっという間に8:10になり、ハッピーエントリー開始。1分足らずで入園することができました。入園前に話していたとおり、ミラコスタ通りの入口あたりで私がこんな写真を撮っているうちに夫の初めてのスタンバイパス取得チャレンジも無事成功したようで、予めふたりで情報を共有していたスマートフォンの専用アプリにも ピーターパンのネバーランドアドベンチャー「9:00~10:00」の時間指定と、ファンタジースプリングス入場可能時間「9:00~12:00」という時間指定の表示が出現しました。これで「9:00頃まではアメリカンウォーターフロントで過ごせる」ことがはっきりしたので、私達は悠々と坂を上ってアメリカンウォーターフロント方面へ向かいました。(ご参考までに:周囲から漏れ聞こえてきた他の方々の会話によれば、朝一はどうも「アナとエルサのフローズンジャーニー」のスタンバイパスを取得しようとするゲストが多いらしく、同じタイミングで入園した皆さん方の間では「アナ雪10時台しかないよ」「アナ雪11時台になっちゃった」という声が飛び交っていたようでした。「アナとエルサのフローズンジャーニー」は指定時間の進み方が速いのですね~「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」は朝一にスタンバイパスをとるゲストが少ないので、夫は一番早い9:00~のスタンバイパスが簡単に取れたのだと思います。)ハーバー水域沿いの緩やかな坂をのぼってコロンブス像の立つマクダックスプラザあたりまで来たのは8:15ころ。今朝はミラコスタ通りを抜けてからこちら側に進むゲストが極端に少なくて(多くの皆さんは反対側のソアリン~ファンタジースプリングスの方向に進まれたようです)、しかもその全員が坂の上の分かれ道でトイストーリーマニア目指してブロードウェイを下って行かれたので、右側のウォーターストリートの方にやってきたのはこの時点で私達だけになってしまいました。で、だーあれもいないので ポンテヴェッキオとの角にある「ダズリング・クリスマス・イン・ニューヨーク」のシンボル フォトロケーションも難なく撮影。そのまま朝のウォーターストリートを下りました。見渡す限り誰もいない…通り沿いの各所にはポスター風の看板。通りの上に渡されたブルーと白のガーランド。エレクトリックレールウェイの高架にも今年のクリスマスはブルーの飾りが施されています。高架下の大きなポスター風の看板。本当にキャストさん以外誰もいないので、夫と二人でかなりはしゃいで飛び回ってしまいましたよ~!!(あんまり嬉しそうにしていたので、このあたりでキャストさんが声をかけてくださり記念写真を撮ってくださいました。)そして朝陽の当たり始めたホレイショスクウェアへ。開園から閉園まで絶えず混雑している大きなクリスマスツリーの周りもこの時間は誰もいません。記念写真撮り放題でした。ウォーターフロントパークも。あずまや前のフォトロケーションにもまだ誰もいなかったので、ちゃっかり記念撮影。夫と二人でさんざん写真を撮って遊んでいたら小さなお子さんを含むご家族連れがいらっしゃったので、お互いに家族そろっての記念写真を撮りあってからこの場を離れました。この時点で、時刻は8:23くらい。9時になるまではファンタジースプリングスに行っても入場できないので、すぐ乗れそうならトイストーリーマニアへでも行こうか… と向かってみると。アトラクションは一般開園時刻の8:25から運営を開始するとのことでまだ動いていませんでしたが、建物前には特に長い行列もなく 乗れるまでにそんなに時間もかからなそうだったのでそのまま並ぶことにしました。(8:25頃。)建物外の短い列の最後尾に並ぶとすぐに列が動き始めて(一般開園時間になったので運営が開始になったようでした)中に入ることができ、8:40前にはアンディの子供部屋にお邪魔することができました。(乗り場まで行く間に、スナグリーダックリングにモバイルオーダーを入れました。)朝一番のアトラクション体験を終えてトイビルトロリーパークを出ると、時刻は8:50。一般の開園時刻から20分以上が過ぎ、ブロードウェイにもウォーターフロントパークにも多くのゲストが到達してあたりは既にごった返していました。さきほど私達が過ごしたほんの10分ほどの「クリスマスの朝の誰もいないパーク」がいかに貴重なものだったか 思い知りましたよーその後は、ウォーターストリートを上って…(朝陽が当たってガーランドがきらきら輝いていてきれいでした)ポンテヴェッキオから火山の中を抜けて 歩いてファンタジースプリングスを目指しました。(ニューヨーク発のエレクトリックレールウェイは9:00運行開始とのことでまだ動いていませんでした。)アラビアンコースト回りでファンタジースプリングスの入口にたどり着いたのは9:05。やっぱり遠いですねえ。メディテレーニアンハーバーやアメリカンウォーターフロントからここまで15分はかかります。エントリーウェイを歩いてトンネルのところのチェックポイントでアプリを提示してエリアに入場し、「スタンバイパスエントランスの待ち時間が長いようならバーガーだけ食べてエリアを出よう」とも考えていたピーターパンのネバーランドアドベンチャー前へ行ってみると。この時間(9:07頃)待ち時間はまだ「5分ほど」とのことだったので乗っちゃうことに決定。(初めての「スタンバイパスエントランス」利用です!)殆ど立ち止まることなくロストキッズとピーターパンに会うことができ、冒険に出発しました。海賊たちとの出会いをくぐりぬけトラブルに巻き込まれることもなく順調に旅は終了し、外に出ると時刻は9:20。意外に早くアトラクションを消化できたので、スナグリーダックリングのモバイルオーダー時刻を開店直後の9:30に変更して、私達はそれまでの時間をネバーランド内を散策して過ごしました。(的にされてるスミーさんはロストキッズの作でしょうか?)9:30になる数分前にスナグリーダックリングの前に行き待機しているとお店の開店と同時にアプリにオーダーを受け付けるお知らせが出たので、注文を確定して入店。カウンターでフライドシュリンプバーガーセット(1490円)などを受け取って店内奥のダイニングエリアでいただきました。こちらのお店はかなり席数が多いので開店直後はテーブルも選び放題でしたけれど、ゲストがひっきりなしにやってきてどんどん席が埋まっていっていましたよ。「スナグリーダックリングのバーガーは美味しい」ということを 皆さんよくご存じなんですねえ。大きなフライドシュリンプバーガーを私一人では食べきることができず夫に半分食べてもらい、食事を終えてお店を出たのは9:45頃でした。こちらのお店の出口周辺はちょうど「ラプンツェルのランタンフェスティバル」からの入場退出ルートにあたっていてランタンをたくさん眺めることができます。木々の向こうにはラプンツェルの塔も見ることができて、歌っているラプンツェルの姿も見れちゃいました。アトラクションには行ってないけど、なんか行った気分になれますね。まさか今日こうしてファンタジースプリングスに来ることになるとは思ってもいなかったので、不思議な気持ちでした。エリアを出る前には「せっかくここまで来たんだから」とファンタジースプリングス・ギフトにも行きました。店内にはクリスマスツリーも飾られていました。ファンタジースプリングスらしく、蝶のモチーフや植物のオーナメントがいっぱい。このツリーを見られただけでもはるばるここまでやってきた甲斐があったなあ… と思いましたけれど、さらに!前回も前々回も品切れで購入することができなかった このお店にしか置いていないお菓子やグッズも購入することができたので、もう万々歳でした。遠かったけれど、思い切ってやってきて良かったです。その後は(エリア内滞在可能時間は二時間近く残っていましたけれど)潔く10:05頃にファンタジースプリングスを出ました。だって今日はまだまだ クリスマスのディズニーシーで見たいもの やりたいことがたくさん残っているのですからね~せっかくスタンバイパスを取得してファンタジースプリングス滞在の権利を得たけれど、きょうのところはこれで終わり。いつになるかわかりませんが、私はまたきっとスナグリーダックリングで食事をするためだけにここまで歩いてくるんだろうなー と思いましたよー!(エリアを出て、最後に振り返って見たチェックポイント)(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 30, 2024
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(…その1から続く)キャストさんに案内されてオチェーアノの奥「ケルプ」の部屋の席に着くと。あれれれー?? きょうはいつもと何だかテーブルセッティングが違っています。なに?なにー?この足の長いグラスと テーブルの上に立っているカードは…キャストさんによれば、今年のクリスマスシーズンは舞浜の全ディズニーホテルのレストランでシャンパーニュ「ヴーヴ・クリコ」を猛プッシュしているそうで、ここオチェーアノのディナーコースではそのプロモーションのために特別なテーブルセッティングをしているそう。(「ヴーヴ・クリコ・イエローラベル・ブリュット」、こちらのお店ではグラス3200円、ボトル19000円とのことでした。)「とりあえずお店のおすすめには乗ってみる」主義の夫は キャストさんのお話をきいてヴーヴ・クリコのグラスを注文することを即決していましたが、私は少し迷ってお料理に合わせた「ミラコスタセレクション・グラスワインセット」の方をお願いすることにしました。(グラスワインセットのシャンパーニュはヴーヴ・クリコではなく、いつも通りの二コラフィアットとのことでした。ちなみに、普段はグラスのスパークリングワインはロータリ・ブリュットしか提供していないブッフェの方では クリスマス期間中限定でモエ・エ・シャンドンのグラスを提供しているそうです。)お料理の方はクリスマスのスペシャルディナー「シルバーノエル」を、メインを夫は鴨、私は牛にしてお願いしました。以下、記録しておきますね。まずはアミューズ。左側の小さなグラスの中身は雲丹のフランの上に生ウニと春菊のピュレ(春菊そのもの!でした)をのせたもの。紫蘇も添えてありました。(スプーンでいただきました。シャンパーニュによく合いましたよ~)右側は牛タンとデミグラスソースを挟んで山椒をきかせたひと口サイズのタルティーヌ。こちらは手でつまんでいただきました。クリスマスリース仕立ての冷たい前菜。きれいですよね~リースを形造っているのは、中トロ鮪のレアグリル(下に敷いてあるのは焼き目を付けてコンソメで煮たポロ葱)、イクラとたらば蟹(下には赤大根の酢漬け)、ケール、アンディーブ、ラディッシュなど。真ん中のソースは貝の出汁とオリーブオイル、周囲の白い泡状のは透明なお醤油のフォーム。リースの左上にあたるところには大根やキュウリなどのお野菜で作られた小さくて可愛らしい飾りも添えられていました。(薄切り大根の中に包まれていたのはズワイガニとクスクスでした。)見た目が可愛らしいだけでなく美味しくて、食べているあいだじゅう驚いたり感心したりの連続で ずーっと楽しかったです。やっぱりレストランのお料理ってすごい。次は温かい前菜。南仏の郷土料理「ブランダード」をアレンジしたお料理だそうです。ブランダードは鱈とジャガイモと牛乳を一緒にしたペースト状のお料理だそうですが、こちらはその素材を別々に調理したお料理とのこと。鱈のムニエルと白子のベニエに焦がしバターのソース、ペースト状にしたじゃがいもも添えてありました。お魚料理はポシェして焼いたヒラメと帆立貝柱のポワレの盛り合わせ。合わせてあるソースは貴腐ワインを使って甘めに仕上げたソーテルヌソース(白ワインソース)。その下と周囲に散らしてある緑のはほうれん草のピュレ。付け合わせのお野菜はブロッコリー二と赤キャベツの酢漬けで ほんのりクリスマスカラーになっています。メインのお肉料理。まずは私の方、和牛サーロインのグリル。付け合わせは根菜のガレットやキノコのソテー、インカの目覚め(じゃがいも)、わさびの風味の葉野菜など。キノコのデュクセル(奥)と柚子風味のコンディメント(手前)が添えてあり、それぞれ好みによってお肉に加えて食べられるようにしてありました。こちらは夫の方のお皿、鴨胸肉のロースト。(私の方にはお肉料理と同時にワインセットの4杯目のバルバレスコが提供されましたが、これが(当たり前ですが)お肉にぴったりで美味しいこと美味しいこと…私が一緒にいただいたのは和牛でしたけれど、鴨胸肉にもきっとよく合ったんじゃないかなーと思います。)デザートは赤いベリーのムースの上にバジルとレモンのジェラート。クリスマスらしい色合いです。添えられているフレッシュなベリーはグロゼイユ、ストロベリー、ラズベリーなど。赤い薄い板状のものは赤ワインのチュイル、オレンジ色のつぶつぶは塩オレンジゼリー。「ディズニークリスマス」のロゴもきれい。お茶と一緒に出てきたプティ・フール。左がピスタチオのチョコ、中央がパプリカとチーズのサブレ、右がクルミとオレンジのケーキ。最初から最後までたいへん美味しくいただきました。数々の困難を乗り越えて(大げさですかね?)オチェーアノのコースに来られただけでもじゅうぶん幸せなのに、隅々まで工夫の凝らされたクリスマスの特別なお料理をゆっくりふたりで食べることができるなんて。もう言葉がないくらい満足でした。 ※メモ 本日の“ミラコスタ・セレクション”グラスワインセット(カルテット) シャンパーニュ:二コラフィアット・レゼルヴ・エクスクルーシヴ・ブリュット 白:カステッロ・モナチ・チャラ・シャルドネ・テッラ・ドートラント 白:マンフレディ・ビアンコ・バジリカータ 赤:バルバレスコ・イ・パトリアルキ・フランコ―ネ (6000)デザートの前にはお店側の配慮でいったんコースがストップになり、テラスに出て「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」を鑑賞させていただきました。途中35分ほどショー鑑賞のためにテーブルを離れたので、食事を終えて席を立ったのは20:20過ぎ。最近は予約がとりにくくなったこともあって年に数回しかお邪魔できなくなってしまったので 貴重なこの機会に とキャストさん達にご挨拶をし お礼をたっぷり伝えて、私達はコースのエリアを出ました。(帰る際に撮影したブッフェカウンターのクリスマスデコレーション)会計を終えてロビーに出ると時刻はまもなく20:30。今日って花火やるんだろうか…? とアプリを確認しながらホテルの正面玄関を出ると、いきなり目の前にドーンと大きな花火があがりました。音楽は殆どきこえなかったけれど、クリスマスの大きな花火。5分弱の打ち上げ花火をホテルミラコスタのロータリーにある噴水の脇に佇んで最後までみた後、私達は坂を下り、歩いてアンバサダーホテルへと戻りました。11月末にしては暖かな夜、星空の下をゆっくり10分ほど歩いてアンバサダーホテルの敷地内に入ると、美しい青い光に包まれたホテルエントランスが見えてきました。毎年のことですけれど、アンバサダーホテルのこのブルーのクリスマスイルミネーションはほんとうにきれいですよね~ホテルの雰囲気にぴったり合っているのがまた素晴らしい。クリスマスだけでなく、一年中ずっとやっててほしいくらいです。私達はこの場所に10分ほど留まってあっちからこっちからと写真を撮影し、ホテル内ショップに立ち寄ってから部屋に戻りました。その後は、入浴や荷物の確認などを済ませ、明日の準備をして早めに休みました。二人そろって最初で最後となりそうな 今年のクリスマスシーズンのパークですからね。明日の朝は少々がんばって早起きしたいと思います。(がんばらなくても多分 目が覚めちゃうと思うんですけどね!)では、おやすみなさい。(明日につづく)* オチェーアノ の ”ディズニー・クリスマス” スペシャルディナー シルバーノエル *・牛タンのタルティーヌと雲丹のフラン・鮪のレアグリルとタラバ蟹のリース仕立て ポワローのブレゼと貝のエミュルション・鱈のムニエルと白子のベニエ スモークポテトのエスプーマ・平目のポシェと帆立貝のポワレ ソーテルヌソース・鴨むね肉のロースト ルッコラのピュレとカシスソース 鴨もも肉ブレゼのクロケットを添えて または 和牛サーロインのグリルと根菜のガレット ベルシーソース 茸ソテーと柚子香るコンディメント・赤い果実のムース バジルとシトラスのジェラート・プティ・フール・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・2024年11月8日~12月19日(16500)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 29, 2024
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11月最後の週末 金曜日。ディズニーアンバサダーホテルに宿泊するために 青空広がる舞浜に私達は車で到着しました。今夜はホテルミラコスタのオチェーアノで夕食をとり 明日はクリスマスのディズニーシーで一日過ごして ホテルミラコスタに宿泊して翌日帰宅する というのが、今日から明後日にかけての三日間のおおざっぱな予定です。以前から何度も書いてきたように 私はディズニーシーが一年で一番美しい姿を見せてくれるクリスマスシーズンが大好きなのですが、今年は12月に入ると夫がとても忙しくなってしまうことがわかっているので(サンタクロースに転職したわけではありませんけどね)、ふたりでパークに出かけられるのも 残念ながら今週末の一回きりになってしまう見通しです。「一回しか行けない」となれば 開園から閉園までパークで過ごしたいところですが、年齢が上がってきたため健康上さまざまな制約も出てきて早朝の出発や夜遅い帰宅に不安があるので日帰りはちょっと辛い……ということで 今回も少し横着をして「土曜日のパーク入園」を真ん中に据え前後にホテル宿泊を付けて二泊三日の行程を組むことにしました。いつものことながら、宿泊予約をしてから今日までの四か月の間に 途中でホテルを変更したりレストラン予約内容を何度も変更したりして、ようやく予定が固まったのはたった数日前のことです。さてさて。月末で渋滞が予想されるけどまあ15:00のチェックインに間に合えばいいんだから… と 出発当日になってからのんびり仕度を始めて 適当な時間に家を出たにもかかわらず、首都高速道路が意外に順調で 舞浜に着いてアンバサダーホテルの駐車場に車をいれることができたのは13:40頃。とりあえずロビーに上がって、恒例の大階段のクリスマスツリーやフェスティバルディズニーのクリスマスデコレーションを眺めたり エンパイアグリル前のフルーツたっぷりなクリスマスツリーをカメラに収めたり。それでもまだまだ時間があり余っていたので、イクスピアリとの間にある中庭「クロックタワープラザ」に出てみたりしました。頭上には真っ青な冬空が広がり、風もなく穏やかな素晴らしい午後。以前はクリスマスシーズンになるとこの広場はサンタの村になったりプロジェクションマッピングが行われたりして賑わっていたよねえ とふたりでしばし思い出話などをして時を過ごしました。その後ふと思いついてイクスピアリに雑貨を購入しに行き、すぐにホテル内へ戻って 店頭の行列も絶えたチックタックダイナーでお茶休憩。キャストさんによれば きょうは珍しくこの時間になってもまだたくさん商品(パン)が残っているんですよ とのこと。店内のショーケースには心惹かれるかわいいパンがあふれていましたし 目の前で作ってくださるサンドイッチも美味しそうでしたけれど、この後ディナーコースをいただくことになっているのでそこはぐっとこらえて ベリーのペイストリーを一つだけお茶うけに購入しました。クリスマスシーズンの週末とはいえ一応平日だからなのでしょうか、アンバサダーホテルはこの時間ゲストも少なくて静か。店内からレストランエリアの通路を眺めていても、通り過ぎる人もまばらな感じです。やっぱり平日の舞浜はいいねえ と、夫と二人で頷きあいましたよ。そろそろチェックインも始まるころかなあ と、チックタックダイナーを出たのは14:45くらい。ロビーを通りかかると はっきりとアナウンスされていないもののカウンター前にはゲストの姿があって手続きをしているようにも見えたので、私達は駐車場から荷物を引き上げてチェックインカウンター前に行ってみました。と、待つことなくそのままカウンターへと案内され、チェックイン手続きに突入。明日のハッピーエントリー通行証なども用意していただいて、15:00少し過ぎには本日宿泊するお部屋に入ることができました。お馴染みの ダブルベッド一台のみのお部屋、このホテルで一番シンプルな客室です。窓からは さきほどしばらくの時間を過ごした中庭「クロックタワープラザ」が見えました。よく利用する部屋なので特に記録に残すものもなかったのですが、小さな変化がひとつ。洗面所に用意されているアメニティキットが 以前の「缶」入りからトイストーリーホテルやファンタジースプリングスホテルと同様の袋入り仕様に切り替わっていました。夕食のためにホテルミラコスタへ向かわねば と部屋を出たのは16:15くらい。ホテル前のリゾートクルーザー(シャトルバス)乗り場でバスをで待っていると、16:25にエントランスに施されているクリスマスイルミネーションが一斉に点灯、例年と同じくブルーと白の光が輝き始めました。(ミラコスタから戻ってきたら絶対写真撮ろう!と思いましたよ。)そして間もなくやってきたリゾートクルーザーに乗り込んで ディズニーシーのパークエントランス・ノース側に到着したのは、陽が沈んですっかり夕暮れとなった16:35頃でした。ホテルミラコスタに入館すると、こちらのホテルでも昨年と同様 パークへと向かう階段の両側に一対のクリスマスツリーが登場していました。印象的な「M」のマークと 楽器を抱えた天使たちも健在で安心しましたよ~ミッキランジェロ・ギフトの入口にもガーランドが飾られて、古き良きイタリアのクリスマスを感じさせます。ホテルミラコスタには古風な伝統的なクリスマスデコレーションがほんとうによく似合うなあ と、つくづく思いましたよ。(階段を下りて踊り場から望むディズニーシーのパーク内も完全に夕暮れです)(16:55頃)それからは ロビーの隅に設置されているスーベニアメダルマシーンでクリスマスデザインのメダルを作成し、お約束の時間には少し早かったのですがオチェーアノの店頭に伺って テーブルの準備ができるまでウェイティングエリアで待たせていただくことにしました。待っている間にはオチェーアノのクリスマスツリーをチェック。こちらのツリー、昨年と全く同じか と思いきや、「今年は一部のオーナメントを新調したんです!」とキャストさん。よーく見ると確かに 昨年とは違うものがいくつかありました。以前は控えめに隠れていたミッキー(の形)も、今年のツリーではかなり堂々としていて小さなお子さんでもすぐに見つけられるような感じになっていましたよ。お隣のシルクロードガーデンをちらっと覗くと、中華なクリスマスツリーが今年も変わらず登場していたのでひと安心。今年のクリスマスはシルクロードガーデンには伺えそうもないので(予約がまったく取れないので)残念ですが、このツリーの無事を確認できただけでも良かったなー と思いました。そうこうするうち、テーブルの準備が整ったとのことでキャストさんがお迎えにきてくださり 私達は奥のコースの部屋へと向かうこととなりました。17:15くらいのことでした。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 29, 2024
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ひとりだけお休みだったので、クリスマスのディズニーシーの様子を覗きに行きました。例年ならばクリスマスシーズンには二人そろって二回はパークにやってくるところですが、今年は夫が忙しくて一緒に来られそうなのは来週末の一回だけ。その際には夫のやりたいことを優先させたいので、今日は私のやりたいことをするためにやってきました。 お買い物や 混雑する週末にはできない写真撮影などをして過ごそうと思います。10:30過ぎ、入園。まずはミラコスタ通りでショップを覗きながら クリスマスの限定グッズなどを中心にオンラインでお買い物。(お届け日は12月1日とのことでした。)これで、手ぶらでパークをお散歩できます。10:50、ピアッツアトポリーノへ。パーク内にはクリスマスシーズンだけの特別なBGMが流れ、建物も通りも どこを見てもクリスマス、クリスマス。私の一番好きなクリスマスのパーク。歩いているだけで楽しいです。カフェ・ポルトフィーノ前のクリスマスバナー。ハーバー沿いの街灯にも例年と変わらぬクリスマスデコレーション。11:00過ぎ。スーベニアメダルを作成しつつ アメリカンウォーターフロント方面へ。こちらのエリアは今年は「ダズリング・クリスマス・イン・ニューヨーク」というテーマでイベントを展開中で、ウォーターストリートはブルー基調のデコレーションが施されていました。平日ですが人通りが多く、賑やかでした。ウォーターフロントパーク入口のクリスマスツリーのオーナメントもブルー。回廊下に並ぶ小さなツリーもブルーで統一。公園内でフードやドリンクを販売する二台のフードトラックに付けられたリースの飾りもブルーです。公園内の街灯のバナーはオールドタイプのミッキー。ネイビーブルーが冬の青空に映えます。11:15。昨年復活したホレイショスクウェアのツリーは今年もちゃんとあって一安心。ツリーの周辺は写真撮影をする皆さんで大混雑だったので、写真は上の方に向けて撮ったものばかりになりました。11:20過ぎ。メディテレーニアンハーバーへ戻ってグリーティングの鑑賞場所を探しました。水域沿いの坂をピアッツアトポリーノまで下って、スピーカーの脇の空いていた柵沿いを確保。(11:25くらい。)11:45。「ディズニー・クリスマス・グリーティング」。内容は昨年とほぼ同じだったように思います。この船の上のデッキに7人並ぶのはやっぱり狭いんじゃないのー? って思っちゃいました。(可愛いんですけれどね~)12:00。「マンマビスコッティーズ・ベーカリー」へ。スペシャルセットをスーベニアランチケース付きで購入。(待ち時間は10分ほどでした。)12:30。お昼時で人通りが少なくなっていたミラコスタ通りで写真撮影。このクラシカルな小さな金銀ツリーは私の好きなタイプのクリスマスツリーです。平日に来ることができて良かった。12:45。再度アメリカンウォーターフロント方面へ。ウォーターフロントパークへで「ホリージョリートリオ」の皆さんに遭遇しました。12:55。ブロードウェイ。「…そういえば今日のビッグバンドビートのスケジュールって…」とふと思い出し、アプリを見ると次回公演のエントリー締め切りまであと3分とのこと。抽選ボタンを押したら後方ですがお席が用意されました。13:05。公演時間までウォーターフロントパークで過ごそう と思い行ってみると、賑やかな音楽が。「ホリデーワンダーバンド」の皆さんでした。楽しい演奏を最後まで堪能して、13:30ブロードウェイミュージックシアターへ。13:55。「ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~」。後方「E」ブロックでしたが中央でステージがよく見えました。このショーも来年9月で終了、今後は有料席が増えエントリー対応の席は減るそうですので、貴重な機会だったのかもしれません。14:20。ブロードウェイミュージックシアターを出ました。そして、ハーバーで開催中だったクリスマスグリーティングの楽しい音楽を聴きながら 混雑を避けるためヴェネツィア地区を通り抜けてミラコスタ通りへ出て帰りに向かいました。本日は19:00からスポンサー企業の貸切営業になるそうで、ディズニーシープラザでは照明の設置など夜間の特別営業の準備が着々と進んでいました。来週末は夫と二人、ホテル宿泊を伴ってのディズニーシーです。今日の数時間で私のやりたいことはだいたいできたので、次回は夫と一緒に美味しいものを食べてのんびりと過ごそうと思っています。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 22, 2024
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三か月ぶりにランチコースを、舞浜のホテルレストランにていただいてきました。ホテルミラコスタ、ベッラヴィスタラウンジです。車で舞浜に到着してからイクスピアリで一時間半ほど過ごし、ホテルミラコスタの車路ゲートを入ったのは13:30頃でした。今日は文化の日を絡めての秋の三連休最終日、ホテル駐車場の混雑を覚悟していましたが、チェックアウトの時間を過ぎているからか ただタイミングが良かっただけなのか、建物下のエリアに幸運にもすぐに空きを見つけることができて車をとめ、私達はホテルのロビーへと向かいました。「舞浜の11月初旬」といえば 例年ならば10月末にハロウィーンイベントが終了したあとクリスマスイベントが始まるまでの束の間の休息期間 特別なエンターテイメントは何も行われていない時期にあたります。オレンジ色や紫色の装飾から解放され一瞬だけ素顔に戻ったパークやホテルには毎日少しずつ赤と緑と金銀のデコレーションが増えて、クリスマスイベント開始の気配があちこち垣間見られる過渡期のはずなのですが、今年はハロウィーンイベントが11月の7日まで実施されているのでちょっと勝手が違います。足を踏み入れたホテル館内はまだハロウィーン期間中とあって仮装した大人ゲストの姿もちらほらと目につきましたよ。さて、時間通りに訪れたベッラヴィスタラウンジ店頭。きょうは何やらこのあと上階で工事が予定されているので「騒音や振動など影響があるかもしれない」とのおことわりを了承したうえで、案内していただけたのはこちらの席。(実は一週間ほど前にこの「工事」の件は予め電話でお知らせをいただいていたので、今日は着席前に再度確認してくださった という感じでした。)正午を過ぎてやや陽射しが眩しくはありましたけれど、いつも通りの美しい眺め。工事の影響を考えて今日この時間は受け入れるゲスト数を少なくしているらしく、店内は穏やかで快適でした。お食事は、こちらのお店でもまだ「ハロウィーンメニュー継続中」だったので 私の方はハロウィーンのランチコースを。それに、ランチ限定のワイン二杯セット「ミラコスタデュエット」をお願いしました。(デュエットは、一杯目はフランチャコルタ、二杯目は赤と白から選択になります。)夫はメインの豚肉を目当てにベッラヴィスタラウンジ・ランチコースを、それに炭酸水(サンペレグリノ)をボトルでお願いしていました。コースはともに11月7日までの内容なので、切り替わり前に来ることができてよかったです。(クリスマス期にもなんとか来られそうなので。) メモ:ミラコスタデュエット2900円では 私のハロウィーンのスペシャルコースの方から簡単に記録を。前菜は鰆のコンフィと海老入りサラダの盛り合わせ。上が鰆のコンフィと里芋のピュレを合わせたもので、黒い粒は竹炭で色を付けたパルメザンチーズだそうです。クリーミーなのに塩味があり、見た目よりもしっかりした味でした。右下側のカラフルなのが海老とクスクスのサラダ。使われているお野菜はセミドライトマトやレタスや赤大根や 秋らしく銀杏など。上のグリーンはケールのフライです。酸味が効いていて「ああ ベッラヴィスタラウンジの前菜って昔っからこんなイメージよね~…」と なんだか懐かしい気持ちになりました。同じお皿に全く違う味わいのお料理が少しずつ二品、フランチャコルタにもよく合って、 やっぱりこういうのはレストランじゃないと食べられないわよね~ と思ってしまう、楽しく美味しい前菜でした。二品目は今期はリゾット。豚肉とナスのリゾットです。上にのっているのが豚バラ肉、その上のグリーンはハーブ(フェンネルとかイタリアンパセリかな?)。手前のオレンジ色のはパプリカとトマトのソース、グリーンのハーブオイルを少しだけ垂らしてあります。最初はそのままで そのあとソースと合わせてお楽しみください、とキャストさんがすすめてくださいましたので、その通りにいただきました。リゾットは私、大好きです。メインはお魚の方を選んで、イトヨリ鯛のインパデッラに。これ、すごく良かったですよ~「蕪のスープ仕立て」って書いてあったのでどんな感じなのかな?と思っていましたが、皮目パリッパリに焼いたイトヨリ鯛の下にすりおろした蕪と帆立出汁を合わせたソースがたっぷり添えてありました。イトヨリダイの上には柚子胡椒ドレッシングで和えたお野菜(葱や水菜、エディブルフラワーの菊など)がのせてあり、傍らには芽キャベツのソテーも添えてあり、イタリア風のみぞれ煮のようでした。あまりに美味しかったのでお家でも真似して作ってみたいなーと思いましたけれど…難しそうです。デザートはかぼちゃのテリーヌとほうじ茶ジェラート。風船を描いた砂糖菓子やフルーツがのっているのがカボチャのテリーヌで、「かぼちゃそのもの」といった味でした。土台はチョコスポンジにパッションフルーツムースとのこと。左上と右下のこんもり白いのはマスカルポーネチーズ、左下のがほうじ茶ジェラート。ハロウィーンのプレートも。きょうはもう11月の4日ですけれど、ハロウィーンに間に合って良かったです。イベント期間が今年は少しだけ後ろに移動したおかげですね。夫の注文したベッラヴィスタラウンジ・ランチコースも記録しておきますね。前菜「チキンと茸のマリネとメカジキのプッタネスカソース」パスタ「トロフィエ 浅利とブロッコリー」トロフィエはねじった形のショートパスタ。メイン「米澤豚一番育ちのオスティア風 栗とサツマイモ 水菜のインサラータ」豚肉は魚醤に漬けてローストしてあるそうで、量も多く大変美味しかったとのこと。デザート「ヨーグルトブランマンジェ ブドウジェラート」葡萄はなんでしょう?グリーンのと薄赤いの。 メモ:ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース (2024年9月1日~11月7日のメニュー) ・チキンと茸のマリネ メカジキのプッタネスカソース ・トロフィエ 浅利とブロッコリー ・イトヨリ鯛のインパデッラ 蕪のスープ仕立て 柚子のアクセント または 米澤豚一番育ちのオスティア風 栗とサツマイモ 水菜のインサラータ ・ヨーグルトブランマンジェ ブドウジェラート ・コーヒー または 紅茶 (5200)お店を出たのは16:00になる少し前。心配してくださっていた工事の影響も殆どなく、静かな二時間でした。それからはミッキランジェロ・ギフトに立ち寄り、ハロウィーングリーティングを覗き見して、16:30頃にはホテル駐車場を発ちました。久しぶりにホテルミラコスタのお店でいただいたランチコース。やっぱり私は「コース」でお食事するのが好きだなー と、大満足で帰路についた秋の午後でした。《ホテル内から眺めたハロウィーングリーティング》※「11月だけど今年はまだハロウィーンやってるんだって!ラッキーだったね!」 …と、私と同年代の女性グループの皆さんが楽しそうに鑑賞していらっしゃったのが印象的でした。** ベッラヴィスタラウンジ の “ディズニーハロウィーン”ランチコース **・鰆のコンフィ 軽く燻製した里芋のピュレ 海老とクスクスのインサラータ・豚バラ肉とナスのリゾット ・イトヨリ鯛のインパデッラ 蕪のスープ仕立て 柚子のアクセント または 牛フィレ肉のビステッカ 茸のトリフォラーティ パッパ・アル・ズッキーノ・南瓜のテリーヌ ほうじ茶ジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・2024年9月1日~11月7日(6700)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 4, 2024
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(…その1から続く)ファンタジースプリングスホテルのエントランスを出た私達は、ホテルの目の前にあるベイサイドステーションへ行き一日フリー乗車券を購入して やってきたリゾートライナーに乗り込みました。グランパラディ・ラウンジの予約時刻までは二時間ほどあったので、どこかの駅で乗り降りしていてもリゾート内を二周くらいはできるんじゃないか と思っていましたけれど、ディズニーシーステーションで降りてホームのデッキからディズニーシープラザを眺めたり… ホテルミラコスタのロビーに立ち寄ってハロウィーンのスーベニアメダルを作ったり… ミッキランジェロ・ギフトで ずーっと「購入しなきゃ!」と思っていた物を購入したり…リゾートゲートウェイステーションで降りて「ボンヴォヤージュ」までお買い物しに行ったり… などしていたらみるみるうちに時間が経って、リゾート内を一周して車窓からベイサイドステーションが見えてきた時には時刻は14:30になっていました。(車窓から)いや、もう一周くらいならできるんじゃないの? とも思いましたが、そうするとギリギリのタイミングでお店に飛び込むことになりそうだったので おとなしく下車し、ホテルエントランスに向かうことにしました。車寄せの脇でドアサービスキャストさんに宿泊者確認をしていただいてホテル館内に入ると、まもなくチェックイン開始時間になるというのに意外にゲストが少なく静かな様子。――そういえば昨日も15:00ちょっと過ぎた頃のレセプション前はそんなに混んでいなかったなあ。朝から夜までパークを存分に楽しむために皆さんオンラインチェックインやプリチェックインを利用していらっしゃるのかしらねえ。 そして、ファンタジーシャトーラウンジやローズコートなどで少し時間を過ごした後、予約時間が近づいてきたので階段を下りてグランパラディ・ラウンジ店頭へ。「ご案内担当」として私達の前に現れたのは、なんと昨日と同じキャストさんでした。(!)さらに。案内してくださった席も、昨日と全く同じ窓辺のテーブル。ミッキーさんの横顔チラリ のあの席です。なんか、デジャヴ?せっかくなので夫と私、昨日とは座る位置を交換して着席させていただきました。(昨日と同じ、美しいメニュー)キャストさんの方も昨日の会話を覚えてくださっていて、「本日はデザートセットをご注文ですね。何か追加でお持ちしましょうか?」とのことでしたが、今日はこの時間(15:00頃)で既にシーズナルケーキセットのモンブランやケーキセットの洋梨のタルトが完売もしくは間もなく完売といった状況でした。(このお店のデザート類は人気あるのですねえ。)なので素直に追加無しで、予約した「デザートセット」のみを持ってきていただくことにしました。お茶の方は、試飲でいただいた「ライト&レイト・セイロン」も飲みやすくて良かったのですが、やっぱり昨日の「ダージリン・スプリングタイム」に。(私は紅茶は詳しくないのでよくわかりませんが、淡い色なのにしっかり香って渋みもちゃんとあるお茶で印象的だったんですよね~)コーヒー好きの夫も 今日は紅茶にする と言って、悩んだ末に私と同じのを注文していました。で、デザートがやってくるまでしばしお店の中を眺めて 待つ。(昨日と同じ。)昨日したのと同じように天井を仰いでミッキーが隠れている場所を確認していると、まずは紅茶がやってきて 続いてアフタヌーンティーのようなスタンドにのった前菜のお皿がやってきました。うわー見たことのない変わった形のスタンドだけど、なんかこの曲線が素敵です。ちょっとお店の窓に形が似てませんか~?目の前のこの窓。ほら、ここの上のところのデザインが窓と同じじゃない?こんな形のスタンドがこの世の中に存在するのねえ~そんなふうに感心しながら写真を撮っていたら、 …実はホテルがオープンするにあたりラウンジの窓の形に合わせて新たに作った特注品だと聞いています とキャストさんが教えてくださいましたよ。二人分の前菜のお皿をテーブルの上に並べて。内容は…お皿の左の下がスモークサーモンのリエットをシューに詰め 上からすりおろしたチーズをたっぷりかけたもので、このお皿の中でこれだけが唯一塩味のあるいわゆる前菜。左上のグラスに入っているのが洋梨のヴェリーヌ(グラス入りテリーヌの意)。右上がシュプリームロールで、メープルシロップを自分で注入して食べます。右下はミッキーも大好きなレモンタルト(ミッキーの好物だと記憶していますが違うかな?)。こちらの前菜のお皿を食べ終わったらメインデザートのパフェがやってくるのかな?と思っていたら、わりとすぐにそちらも登場。シャインマスカットとナガノパープルをふんだんに使った葡萄のパフェです。セットなので小さめサイズかと思いきや、フルサイズの食べごたえありそうなのがやってきました。中の層になっている部分はシードルやミントのパンナコッタやソルベを使っていて、ごく薄い板状のチョコレートや薄焼きのクッキーできちんと仕切られているので、時間が経っても層があまり崩れません。でもキャストさんは、 あえて縦にスプーンを入れてその層を崩しながら上から下までを一緒にお召し上がりくださるのがおすすめです とおっしゃっていました。(デザートセットが堂々完成。)パフェの上の部分には飴細工や繊細に細工したチョコ。ファンタジースプリングスホテルらしく蝶々もとまっています。食べてしまうのがもったいなーい。でも溶けちゃうから食べないとね~ と、前菜のお皿をいただくのは途中でストップ、私達は先にこのパフェの方をいただくことにしました。見た目は大きなパフェですが、食べ始めてみるとフルーツの割合が高い上に通常はクリームや焼き菓子を使うようなところが全てソルベやパンナコッタに置き換わっているので意外に軽く、ふたりとも黙ーって数分で食べ終えてしまいました。使われている素材をひとつひとつ食べてみても美味しい、合わせて食べても美味しい、全てが美味しいこの季節限定のパフェでしたよ。そのあと前菜の方にまた戻って。夫も私も偶然、最後にお皿に残ったのがこちらの洋梨のヴェリーヌだったのですが、なんかこのグラスデザートとお皿の色合いや雰囲気がとっても合っていたので思わず撮影。これだけでも素敵なデザートの一品になりますよねーこちらのお店、内装も造りも出てくるお料理もデザートも、何をどこからどう切りとっても絵になってしまいます。宿泊の予約が取れた皆さんの間で このお店の人気が非常に高い理由が解ったような気がしました。滞在中に二回も予約が取れて 二回とも予定通りに来ることができて、私はとびきり運が良かったんだなあとあらためて思いました。今はまだ、宿泊者にのみ門戸が開かれているホテルの真ん中にあるラウンジ。入店が困難というよりも前に まずこのホテルの宿泊予約自体が未だ簡単には取れないのですからね。私は、申し訳ないのですが当初このラウンジのことは公式情報以外よく識らず、予約が取れてしまってから「どうしよう!行くことになっちゃった!」と慌てて 数日間情報を集めてまわったクチですが、SNSなどを巡っていて気付いたのは、グランパラディ・ラウンジに行くことそのものがファンタジースプリングスホテル宿泊の第一の目的になっているような方が 若い方々(私よりも若い方々)の中には意外に多いこと。簡単には行けない場所になんとかして行きたい。なかなか予約することができないメニューを予約して素敵な空間で時間を過ごしたい。外側にいた時は全く気にもしなかったけれど、内側を覗いてみて初めて知る「グランパラディ・ラウンジ」に憧れる皆さんの深い愛。というかそれはもう愛を通り越して どんな趣味の世界にも必ずある執着のようでもありました。思えばこの数年は東京ディズニーリゾートも世間と違わず前例のない大波を被り続けて ゲスト対応の方法ががらっと変化し、以前とは違って「ふらっと気軽に入る」ことができなくなった施設や場所が増えました。ボンヴォヤージュだってパーク内のショップだって期間によってはある種の入場予約が必要なのが当たり前になりましたし、本来ならば誰だって出入りできるはずのディズニーホテルも 二年半前にオープンしたトイストーリーホテルと今年オープンのこのファンタジースプリングスホテルは原則として「宿泊以外のゲストは敷地内に入れない」という対応をいまだにとっています。パーク内の新エリア「ファンタジースプリングス」だって、今はまだ一定の入場制限をし続けています。入ることができない と言われれば言われるほど、きっと人はその場所にひきつけられて心奪われ 余計に入りたくなり 執着したくなるものなのでしょう。そして、入れないならしょうがない と ものわかりの良いゲストになろうと努めている私だって、気づいてみれば 手間をかけて時間をかけて手配して こうして半年も経たない間に二度もファンタジースプリングスのホテルとパークを訪れているのですからね~私だって、35年以上もの長いあいだ緩やかに東京ディズニーリゾートにとらわれ続けている どこにでもいるゲストのひとりなのかもしれません。きのう初めてお邪魔した時と同じように今日もまたちょっぴり長居をして、グランパラディ・ラウンジを出たのは16:10頃でした。お店を出てホテルエントランスのある3階にあがってみると、秋の太陽は昨日よりも一時間分だけ多く傾いて あたりを夕方の色に染め始めていました。ベルデスクに行って 預けた荷物を正面玄関まで回しておいてくださるようお願いして、私達はふたり揃って長い廊下を歩き エレベーターに乗って屋外駐車場につながるホテルの1階へと向かいました。このホテルは1階エレベーターホールに「ランドリールーム(宿泊者限定で有料で洗濯機や乾燥機を使用できるコーナー)」があるときいていたので 後学のためにそのお部屋を少しだけ見学したあと駐車場へ出てとめた車に向かって歩き出すと、目の前のカーブしている軌道の上をファンタジースプリングス・ライナーがスピードを落として滑っていきました。今回は、あの特別なリゾートライナーに乗るチャンス 無かったなあ…駐車場を出て坂を上ってホテル正面玄関に車を着けると、私達の少ない荷物は既に車寄せの隅に届いていました。積み込んでいただいて、お伽話の中の従者のようなカラフルな夢色の制服に身を包んだドアサービスキャストさん達に ありがとうございました と いっぱい手を振って。17:00になるほんの少し前、私達の車はファンタジースプリングスホテルを離れました。「東京ディズニーシーの新エリアで 前回来た時にやり残したこと できなかったことをしたい」という 昨日の朝ここへ来た時私が抱いていた願いは、二度目のファンタジースプリングスホテル宿泊と「ファンタジースプリングス・マジック」という特別なパスポートのおかげでほぼ叶いました。満足できました。これで(前回と今回の二回の訪問を合わせて)私は自分の中で一通り新エリアと新ホテル(のうちのファンタジーシャトー)のことを整理できたと思うので、しばらくの間は胸の中がざわざわせずに済みそうです。坂を下りて出たリゾート内の道路からは きょうはこの地らしい街路樹の真ん中に夕日に映えるプロメテウス火山の姿がちょこんと見えました。こんな美しい景色が眺められる夕方のうちに 舞浜をあとにするのも悪くないな。(前回来た時は閉園までパークで過ごしてから帰宅したのであたりは真っ暗でしたし渋滞にも巻き込まれましたものねえ。)何年か前までは私達もよくやった、夜明け前に駐車場入口に到着して閉園までいて渋滞に巻き込まれながら帰る「日帰りパーク」。東京ディズニーリゾート開業から40年以上もの時が流れてパークの様相は変化し、私達も歳をとり、今ではもうそんな遊び方は考えられないし できなくなりました。このぶんでは この地とも完全にお別れしなければならない時もそんなに遠くないかもしれないけれど。それまでは 新しいことやまだまだ未体験なことも億劫がらずに取り入れつつ、自分たちに一番ぴったりな舞浜との付き合い方を模索しつつ。過ごしていきたいと思っています。(おわり)後日注:「ファンタジースプリングス・マジック」パスポートは2025年3月末をもって販売を終了するとのことです** グランパラディ・ラウンジ の デザートセット **・アペタイザー シューに詰めたスモークサーモンリエット コンテラペ レモンタルト 洋梨ヴェリーヌ シュプリームロール・メインデザート シャインマスカットパフェ シードルとミントのパンナ・コッタ ブロンドチョコレートクランブル・お好きな紅茶 または コーヒー 1種類 ・・・・・・・2024年9月16日~11月7日(5000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
October 14, 2024
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(…前夜から続く)目が覚めたのは、窓の外が明るくなり始める頃でした。いえ 正確に言うと。自然に目を覚ましたものの窓の方がまだ暗いようだったのでそのまま目を閉じて布団を被って眠る努力をする ということを何度か繰り返した末、シフォンのカーテンの向こうが確実に明るくなったのを察知したので目を開けて起き上がってみることにしたのです。時刻は5:30頃。ベッドから出て窓辺に行ってカーテンを開けると、日の出の刻が近いのか薄赤く明るくなってきた空を背景にして、プロメテウス火山やネバーランドの山々のシルエットが見えました。手前のローズコートの青い灯りはまだ点いたまま、窓をそっと開けてみても音は何も聞こえて来ず。無音の中に広がる小さな庭園や黒い森や 遠くの山のシルエットを眺めていると、東京から少しだけ離れた森林地帯の自然に囲まれたリゾートホテルの一室に宿泊しているような錯覚に陥りそうです。今日の朝食は遅めの時間にお願いしてあるのでもうあと一時間ほど本格的に眠ってしまっても何の問題も無かったのですが、これから朝陽が昇ってくるファンタジースプリングスの様子を見逃すのは惜しいような気がして、私はシフォンのカーテンを開け放したままベッドに戻り 念のためアラームもセットして目を閉じました。再びしっかりと目を覚ましたのは6:00になる寸前でした。窓辺へ行ってみようと身体を起こすと、窓の外から音楽がきこえ始めました。ファンタジースプリングスのパークBGMです。6:00ちょうどに流れ始めるのですね~音楽が始まる瞬間を聞き逃さなくて良かったー と思いつつ外の景色を眺めると、朝陽はもう顔を出した後のようで グランドシャトーやスプリングスサイドの建物がオレンジ色に染まっているのがわかりました。真下のローズコートの青い灯りは消えていないように見えましたが、周囲が明るくなってきているので目立たなくなった感じもしました。もうちょっとだけ眠ってもいいかな と私は一度ベッドに戻りましたけれど、太陽が高度を上げるに従ってどんどん明るくなっていく窓の外が気になってしょうがなくて、結局起き出すことにしました。6:30頃の景色。朝陽が向かって右手の建物の窓ガラスに反射して左手の建物を照らし、その光がさらに反射して右手のスプリングサイドの建物に当たっています。このころにはもうローズコートを散歩するゲストの姿もちらほら見え、耳をすますと廊下を行く小さなお子さんの可愛らしい声もきこえるようになってきて、ホテルもパークも目覚めつつあることを感じさせました。夫がベッドから起き上がったのはそれから一時間以上も経ってから。私が寝る前に適当にセットしたモーニングコールが鳴り出した8:00前ごろでした。(こちらのホテルはオラフが起こしてくれたそうです。夫談。)その後いつものようにバスルームへ向かい、しっかりお目覚め。身支度をし終わったと思うと、 朝食前にちょっとローズコートへ行って外側から宿泊している部屋の位置を確認してくる といって カメラを手に部屋を出ていきました。5分ほどして夫がローズコートに現れたので、私は窓辺に立って夫に手を振ったり こちらを撮影している夫をスマートフォンで撮影したり…まあそんな、パーク一体型ホテル宿泊時の「お約束」を 部屋の外と中でしばらく展開しました。(このとき夫が撮影した ローズコートにいる愉快な仲間たち?)すぐに部屋に戻ってくるのだろう… と思っていたのに夫はなかなか戻って来ず。朝食の時間も迫ってきたし 私だって朝のホテル内探検したいし と思った私は、そのままレストランへ行けるよう仕度をして8:30頃 ひとりで勝手に部屋を出ました。そしてエレベーターで三階のファンタジーシャトーラウンジへ。レセプションそばの角にあるこの明るい空間にはソファがたくさん置いてあって、滞在中ゲストが自由に寛げるスペースとなっているようです。ディズニーホテルのロビーではお馴染みの「ディズニー映画を流し続けている大きなモニター」もこの場所に設置されています。前回来た時も今回も この前を通りかかるといつもだいたいソファもチェアも埋まっていたのですけれど、さすがに朝8:30では殆どが空席で 人の姿もまばらでした。(ちょうどパークのオープン前後の時刻と重なっていますからね~)大きな窓からは外のテラス越しにファンタジースプリングスが見えています。(このテラスが ローズコート出入口の右手側に伸びているテラスです。)ちなみに 外に出てテラスから眺めるファンタジースプリングス アレンデール城はこんな↓感じ。ゲストよりもキャストさんの数の方が多い朝のファンタジーシャトーラウンジでひとり あっち行ったりこっち行ったりしていたら、夫が私を見つけてやって来たので無事合流。(行き違いましたが大人なのでなんとかなりました。携帯電話って便利ですね!)そのままふたりでグランパラディ・ラウンジ脇の大階段を一階まで下りて ファンタジースプリングス・レストランへ向かいました。ファンタジーシャトー内のブッフェレストラン、ファンタジースプリングス・レストランは、現在はまだ宿泊者の他 バケーションパッケージのプランで選択したゲストのみが利用可能となっています。私達は前回の宿泊では昼食で利用しましたけれど、朝食での利用は初めてなのでとっても楽しみです。レストラン前のこの広ーい場所は朝はとっても明るいんですね~左側の大きな窓からはパーク内の様子が少しだけ見えます。パーク内でいうと この場所はちょうど魔法使いの弟子ミッキー噴水の裏側にあたります。また、昨日の午後グランパラディ・ラウンジで座っていた席の位置の真下でもあります。(私が気になっている「パークとホテルを行き来できそうな扉」が設置されているはずの場所ですが、内側は壁の後ろに隠れるようにして地味なドアがふたつあり、壁の前には大きなソファーが置かれています。)三階から一階に直接つながる大階段、下から見たところ。(写真の右端の通路の先に「三階 ⇔ 一階」専用のエレベーターも設置されています。)階段の下のレストラン前から天井を見上げたところ。どこを眺めてもこのホテル、やっぱりきれい。お店の扉前にいらしたキャストさんに名前を告げると、数分後 ほぼ予約時刻ぴったりに店内まで案内していただけました。私達の本日の朝食のテーブルは、前回案内していただいたのと同じ「ラプンツェルの部屋」、物語の印象的な場面を描いた絵画のすぐ近くでした。さっそくカウンターに並ぶお料理を見に行くと…サラダ用の生野菜各種に豊富なトッピング(ツナ、オリーブ、ポテトサラダ、キャロットラペ、ショートパスタ、コーン、海藻など)、スモークサーモンやコールドミート(各種ハムやスライスソーセージ)など。温かいお料理はソーセージやベーコン、スクランブルエッグやココットエッグ、コーンスープ、煮込み料理やパスタやチキンライス、温野菜、お子様用にはポテトやチキンなど。ヨーグルトやフルーツ、パンナコッタ、サイズ小さめのパン各種、デニッシュ各種。和食もあって、ご飯、お味噌汁の他、焼きおにぎり(出汁をかけてお茶漬けにもできます)も。豆腐ハンバーグ、筑前煮、出汁巻き卵、焼き鮭、きんぴらごぼうや野菜の和え物など。佃煮やお漬物各種に 千葉県らしく「鯵のなめろう」もありました。(鯵のなめろうは私は大変美味しくいただきました。生もの苦手じゃない方にはおすすめです。)ドリンクは全て朝食ブッフェ料金に含まれていて、セルフサービスのコーヒーマシーンやコールドドリンクマシーンが数か所に設置されている他、ジュースや牛乳もありました。こちら↓私が最初にカウンターから取って来たお料理。チキンライスにスクランブルエッグでミニオムライスを作ってみました。ラプンツェルのお話の舞台「コロナ王国」の紋章のデニッシュパンも。こちらは何巡目かに夫が取ってきた和食。ご飯は 小盛、普通盛、大盛の中から選択してボタンを押すと「ロボット」がお茶碗に盛り付けてくれます。この写真のご飯は普通の量だとのこと。想像していたよりも遥かに品数が多くて美味しい物も多く、楽しい朝食ブッフェでした。何度も席とブッフェカウンターを往復しているうちに入店から一時間以上があっという間に過ぎ、お店を出た時には時刻は10:10頃になっていました。それからは部屋に戻って、窓の外の景色を眺めつつ部屋を片付けました。お天気が良いので ディズニーシーのパークが本当に良く見えます。写真だとよく見えないと思いますけれど、プロメテウス火山の左手前にはレイジングスピリッツのコースが見えていて ゲストを乗せたトロッコが走り抜けていく様子まで見えるんですよ~ すごーい。室内の鏡にも 窓から見える景色がしっかり映り込んでいました。恒例の室内での記念撮影を済ませ、テレビ画面から荷物を預ける手配とエクスプレスチェックアウトの手続きをして、部屋を出たのは12:00数分前でした。二度目のファンタジースプリングスホテル宿泊、今回も滞在中ずーっと窓からプロメテウス火山の姿を見ることができて嬉しく とても幸せでしたよ。さて今日この後は、帰宅する前にグランパラディ・ラウンジにお邪魔できることになっています。(今度は「デザート」の予約枠です。)が、それまでまだかなり時間があるので、部屋を出た私達はホテル内をのんびり散策。こちらのホテルにはプールやグッズショップなどの施設が無くて宿泊ゲストは皆さん日中はパークに遊びに行ってしまうので、この時間帯の館内はどこへ行っても静かで 記念写真撮り放題です。前回も感心したエレベーターホールの照明の装飾。広くて明るい、ファンタジーシャトー・ラウンジと客室棟をつなぐ廊下。レセプション前のまるで天国みたいな(行ったことないけど) 美しい天井。ホテルエントランス入ってすぐの天井の照明には、大きなトンボが二匹向かい合ってとまっています。館内各所の造作ひとつひとつが なんと表現したら適切なのか私にもわからないのですが、舞浜にある他の4つのディズニーホテルにはない独特な雰囲気です。非日常感にあふれている とでもいったらいいのかなあ…とにかくどこを眺めても、 この世には 現実にはあり得ない、眠ってみる夢や想像(妄想?)の中にしか存在し得ないような世界 を再現したような感じなんですよねえ。「ファンタジースプリングスホテル宿泊が人生初のディズニーホテル利用」だという若い方なんかは、もしかしたら「これこそがディズニーホテルなんだ」と この非現実的な世界に夢中になってしまわれるかもしれません。それほどまでに強烈な個性を持つホテルだなあ と、昼間の人の少ない館内を自由に巡ってみて あらためて思いましたよ。小さな庭園ローズコートにも行ってみました。この時間(12:30過ぎくらい)はどなたもいらっしゃらず 静か。前回6月に来た時は猛暑でバラの花も少し元気のない感じでしたが、今回は秋咲きのバラが真っ盛りでした。物語に出てくるような赤いバラ、きれいです。ここは春5月頃か秋10月頃のバラの季節に来るのが一番いいかなあ。まあ 予約するのが困難な状況がまだまだ続きそうなので 開花の時期を狙ってくるのもなかなか大変そうですが…こんな調子で一時間ほど館内を散策した後、私達はホテルを出てベイサイドステーションへと向かうことにしました。リゾートラインに乗ってリゾートをぐるっと一回りして 数時間後またここに戻ってこようと思います。では 出発!(その2 に つづく・・・)(大階段の手すりに隠れているのは ミッキー?)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
October 14, 2024
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(…その4から続く)ファンタジースプリングス・エントランスからパークに再入園したのは16:40になる少し前でした。そもそも今回ふたたびファンタジースプリングス(ホテル&パーク)を訪れようと思い立ったそのきっかけは「前回の訪問で体験できなかったことをしたい」ということだったので、これから閉園時間までの残り4時間ちょっとは 前回じゅうぶんにできなかったことをするために費やしたいと思います。というわけで、まずは前回は行くことができなかった迷子たち(ロストキッズ)のレストラン「ルックアウト・クックアウト」へ行ってビールでも飲もう と早速モバイルオーダーを入れることにしました。(モバイルオーダー必須なので。)でも ちょっと待って!その前にピーターパンのネバーランドアドベンチャーに行っておいた方がいいんじゃない?ネバーランドアドベンチャーには今日はまだ一回しか乗ってないし、食後に乗っても大丈夫 ということは午前中の体験でわかったけど、さすがに飲酒はね……と 大人なので乗車前の飲酒は自粛することにし、受け取り時間をアトラクション体験後の17:10過ぎに設定してルックアウト・クックアウトのモバイルオーダーを完了してから ピーターパンのネバーランドアドベンチャー入口へと向かいました。プライオリティアクセス・エントランスを入ったのは16:43くらいでしたが、スタンバイパス所有の方々との合流ポイントを過ぎてからは今回もやはりそれなりに時間がかかり 前室を経て冒険に出発したのは16:55くらいでした。少々強引なピーターパンに引っ張られ、ウェンディに嫉妬してご機嫌ななめなティンカーベルもなんとか気を取り直してみんなに魔法の粉をかけてくれて。さあ ネバーランドへ行くぞー!…と思ったその時、どういうわけだか私達の乗った小さな船は唐突に停止してしまいました。そして、暗闇だったアトラクション内には煌々と照明が点灯。・・・・・どういうこと?数分後キャストさんのアナウンスが入り、アトラクションがシステムトラブルのため運休になったのでこのまま退出になる ということと、今回の体験中止の代替措置として「マルチエクスペリエンス・パス」が付与される ということが告げられました。なんと。私達、ファンタジースプリングス内のアトラクションで乗車中に「システムトラブルで停止」の憂き目に遭ったのはこれが初めてです。(どのアトラクションも頻繁にシステム調整になってよく停まる という噂だけは聞いていましたけれど。)「前回体験できなかったことをしたい」という願望が、こんなおかしな形でまずひとつ実現してしまうことになりました。私達が閉じ込められていた船から解放されるまでにはそれから20分ほどがかかり(ルックアウト・クックアウトのモバイルオーダー受け取り時間は待機している間に変更しました)、一人ずつ船から降ろしていただいた後はキャストさんの誘導でアトラクションの退出口まで歩いて向かいました。最後にひとりひとりスマートフォンのパスポートに「マルチエクスペリエンス・パス(本日中なら他の殆どのアトラクションでも待たずに乗れるパス)」の記録を付けていただいて 私達はアトラクション建物から出ました。(17:18頃。)一般的にはあまり嬉しくないことかもしれませんけれど、全てが初めてのことだったので まあ「おもしろい体験をした」と思うことにしましたよ~その後、モバイルオーダー受け取り時刻を変更してあった「ルックアウト・クックアウト」へ。こちらのお店は、ピーターパンのネバーランドアドベンチャーのすぐそばにあります。前回来た時は立ち寄る時間が無くて建物前で写真を撮っただけなので、お店の中に足を踏み入れるのはこれが初めてです。入ってみると内部はユカタンベースキャンプのような半屋外の造りになっていて、レストランというよりはちょっとした休憩所といった佇まい。ロストキッズたちが海岸や森で拾い集めてきた材料で建てた隠れ家だそうですから、あちこち少しずつ曲がっていてなんか建付けが危なっかしい感じがするのもまあ仕方がないでしょう。壁の棚も棚板がちょっとちぐはぐ、傾いています。(これで棚といえるのかどうか は不明です。)(壁にはネバーランドの地図が。)メニューの方は お食事というよりは子供たちの好きな「おやつ」が中心のようでしたので、私達は「ロストキッズスナックボックス」を二種類(バターカレーチキンとレモンティーチキン)を注文しました。それに、生ビールとピクシーダストソーダを。スナックボックスの中身はチキンとポップオーバー以外は純粋な「スナック菓子」の詰め合わせでした。(えびせんとかバナナチップスとか。スポンサーがスナック菓子のメーカーさんなのですね~)大人にとってはビールの良いおつまみです。ピクシーダストソーダの方は、混ぜて楽しく飲んでも美味しかったそう(夫談)。(上にのってる星の味が気になったので、 何でできてるの? と夫に聞いたら「何言ってるの?ピクシーダストに決まってるじゃん!」とのことでした。以上。)野性の子供部屋のようなルックアウト・クックアウトを出ると、時刻はまもなく18:00。暗くなってきたし、ラプンツェルのランタンフェスティバルへでも行こうか。きっと雰囲気いいんじゃない?そう思ってラプンツェルの森へ行くと、「ただいまプライオリティアクセス・エントランスは乗り場まで35分以上の待ち時間をいただいております」とのこと。なるほど、さきほど私達も巻き込まれたシステムダウンの際に発券付与された「マルチエクスペリエンス・パス」を所持したゲストの皆さんが 一時的に集中しているのですね~こんな調子じゃファンタジースプリングス内はしばらくの間どこへ行っても同じような混雑だろうな と考えた私達は、「マルチエクスペリエンス・パス」を使うためにいったんここを離れて外の世界に行くことにしました。洞窟を通り抜けエントリーウェイを歩いてファンタジースプリングスの外へ出て。…で、何に乗る?スマートフォンのアプリを開いて付与された赤いパスの注意書きをよく読むと「ソアリン」だって「トイストーリーマニア」だって使える と書いてありましたけれど、お昼ごろそちら方面まで行って帰ってきた私達にはもう一回プロメテウス火山の向こう側まで往復する元気はありません。―― だったら、そうだ! フライングカーペットに行こうよ!すぐそこだもの!!アラビアンコーストの最もファンタジースプリングス寄りの場所にある「ジャスミンのフライングカーペット」は、私の大好きな 体験所要時間1分ちょっとの小さなアトラクションです。しかも、さきほど前を通りかかった時の待ち時間は「35分(!)」でした。どんな混雑日でも待ち時間はだいたい20~30分以内に収まることが殆どだというのに…―― これはもう、フライングカーペットに行くしかないでしょ!何十分待ちになっていたって、マルチエクスペリエンスがあればすぐ乗れるんだから!そこからすぐにたどり着いたフライングカーペットの乗り場、この時間 待ち時間はなんと「40分」と表示されていました。入口にいらしたキャストさんにマルチエクスペリエンス・パスを使いたい旨を告げると、「ええぇーーーっ! ウチなんかで使っちゃっていいんですかぁー???!!!」今日のパークはものすごーく混雑しているんですよーでもこのパスがあるなら もっと他の…ソアリンとかー トイストーリーとかー すぐ隣のレイジングスピリッツとかー なんだってすぐ乗れるんですよー本当にフライングカーペットで使っちゃって後悔しませんかーー?…と まあ、キャストさんはびっくりしてのけぞりながらもいろいろおっしゃってくださったのですが。私達の決心が固いことがわかると、脇にある秘密の入口から乗り場担当のキャストさんのもとへと案内してくださいました。そしていきなりすぐ次の回の先頭に誘導してくださり、私達はふたりで貸切となったちょっと特殊な形の魔法のじゅうたんに乗って あっという間に夜空へと飛び上がりました。人気アトラクションの待ち時間が軒並み100分を越えているディズニーシーの夜。「待ち時間ゼロ」で体験したジャスミンのフライングカーペットからは きらきら輝くパークの照明に浮かび上がるプロメテウス火山もよく見えて、たいへんに心地よかったです。楽しかったー…ありがとうございました。人生初の「マルチエクスペリエンス・パス(デジタル版)」を利用し終えた後はファンタジースプリングス内へ戻ってアトラクション巡りを再開することにし、ラプンツェルのランタンフェスティバルへ。(18:25。ここからはエリア内を反時計回りで回ることにしました。)この時間にはプライオリティアクセス・エントランスの混雑はほぼ解消していて、乗り場までは10分もかかりませんでした。ボートハウスに至るまでのランタンの灯りがアトラクションの中のランタンフェスティバルの景色まで繋がっているように感じられ、とても素敵でしたよ。続けて アナとエルサのフローズンジャーニーへ。(18:45。)19:00ちょっと前にアトラクションから出ると、アレンデール王国の夜景がとても美しかったのでしばらくお散歩。ロイヤルバンケットの建物も 夜になって照明が点くといっそうアレンデール城らしくなるような気がします。城前の広場から見えるアレンデールの城下町。アレンデールのお城と町をつなぐ二つの橋のうち、アトラクション建物に近い方の橋を渡って町へ。夜になって灯りが点った街並みは、昼間よりも生活感が出て本当に人々が暮らしているかのようです。町の方から水路を挟んで城門の中のアレンデール城を眺めてみました。もうひとつの橋の袂からはお城を真正面に見ることができます。(こちらの橋の袂からの景色が皆さんお好きなようですが、この場所 実はお手洗い棟の真ん前なので、早朝以外は常に混雑していて 写真を撮るのはなかなか大変です。)今日はまだ何も買い物をしていないことに気付いたので、このあたりでファンタジースプリングス・ギフトへ立ち寄り。6月に来た時は午後になると入店制限をしていて行列が絶えなかったこのお店も、きょうこの時間は待ち時間なく入店できました。(19:15頃。)レジも混んでいませんでしたよ。買い物後はフェアリーティンカーベルのビジーバギーへ。(19:25。待ち時間殆どなし。)暗くなってからこのアトラクションに来たのは初めて。夜は印象が違いますね。待ち列や乗り場のお花は全て照明だったのですね~暗くなってから来てみてよかったです。19:40くらい。ピーターパンのネバーランドアドベンチャー前に行ってみると、運営を再開していたのでプライオリティアクセス・エントランスへ。マルチエクスペリエンス利用の方などもいらっしゃって少し混みあっていましたけれど、10分かからずに乗り場まで行くことができ、今度は無事に最後まで冒険を完遂することができました。これで「夜のファンタジースプリングス 反時計回りに一周」の旅は終了。時刻は20:00過ぎになっていました。引き続き二周目 行けるところまで行ってみるか と思って歩き出しましたけれど、ラプンツェルのランタンフェスティバルへ行くと「一時運営中止」中とのこと。(巻き込まれたゲストには本日以降も使用できるマルチエクスペリエンスが発券されていたようでした。)なので、もうこのへんでアトラクションは終了でいいかなー と、お夜食テイクアウトのためにモバイルオーダーを入れてスナグリーダックリングへ。(20:20。)こちらのお店も6月に来た時の混雑ぶりと比べたら店内の様子がずいぶん落ち着いていたので、のんびりとあちこちの写真を撮って回りました。20:35頃からは、花火の鑑賞場所を探してアレンデールの町へ。どこにいればよく見えるのか 果たして今夜は花火があがってくれるのか あまり自信がありませんでしたが、とりあえず水路の前に場所を確保して待つこと十数分。(今日は花火の開催時刻が遅いのです。)無事、目の前のアレンデール城越しに 花火はあがってくれました。(20:50。「ナイトハイ・ハロウィーン」開催。)久しぶりにパーク内で眺めたハロウィーンの花火。短かったけれど、素直に「きれいだなあ」と思いました。音楽も楽しかったです。21:00。時を知らせるアレンデールの鐘の音がゴーンゴーンと響き渡る中、閉園アナウンスに背中を押されるようにしてホテル前の魔法使いの弟子ミッキーの噴水のあたりまで戻りました。そして21:03。最後に記念撮影をして ファンタジースプリングス・エントランスを通って退園しました。 ああ。長い一日でした。ふたたびの東京ディズニーシーの新エリア、ファンタジースプリングス。じゅうぶん楽しませていただきました。ホテル館内に戻ってからは、ローズコートへの扉を出てパークを眺められるテラスへ。時刻は21:10くらい。パーク内はさきほどまで私達がいた時と同じように見えましたけれど、路面を歩く一般ゲストはもうほんのわずか。サーチライトを手に森の中を点検して回るキャストさんの制服姿ばかりが目につきました。エレベーターで客室階に上がったのは21:20頃でした。前回来た時はパークが閉園した直後の時間帯は3階のエレベーターホールが大変混みあっていて、1階の駐車場へ下りるだけでも相当な時間がかかりそうでしたが、今日はエレベーターホールにはキャストさんが複数待機していて 上の階へ向かうゲストと下の階に向かうゲストを二列に分けて案内してくださっていたので、ゲスト同士無駄に譲り合うことも待つこともなくスムーズに乗り込むことができて大変良かったです。ホテルのグランドオープンから三か月以上が経過し、運営の仕方も日に日に改善されていっているのだなあ と思いました。部屋に戻り着いてほっとして、窓辺に立って眺めた景色。閉園時刻から30分ほどが経った、ローズコートサイド パークビューの景色です。照明も音楽も、まだパーク開園中と変わらぬまま。ネバーランドのスリルム山もプロメテウス火山の火口にも炎が見え、その向こうのSSコロンビア号の煙突を照らし出す灯りも、まだ点いたままでした。明日は入園する予定はないけれどレストランに朝食の予約を入れてあるし、そんなに壮大に寝坊するわけにもいかないなあ と思い始めた22:30頃。閉園後もずーっと流れ続けていたパーク内音楽がぱたっと止まりました。遠くのパーク内を目を凝らしてみると、SSコロンビア号の煙突の照明もいつの間にか消えています。SSコロンビア号も寝ちゃったかー私もそろそろ寝るかなあ…それから翌日のことなどいろいろ仕度をして バスルームへ行って戻ってくると、夫はとうに眠ってしまっていました。窓の外に目を遣ると、まだ点灯している目につく照明はパークのスリルム山と ローズコートの青い光だけになりました。ホテルの建物を照らし出している照明やローズコートの木々を照らしている照明も、気のせいか少し暗くなったようにも感じられます。時刻は23:20。ホテルミラコスタに宿泊している時は、夜の間にパーク内で起こる何かの気配を感じたくてカーテンも窓も開けたまま眠ることが多い私ですが、初めて夜を過ごすこのお部屋から見えるパークは遠く森の中。これから夜明けまでの間に森の中で起こることは この地に棲むという精霊たちだけが立ち会える内緒のできごとなのかもしれません。だから今夜は シフォンのカーテンだけ ふんわりひいて休もうと思います。まだまだ未体験のことが待っている 新しい明日がやってくるまで。おやすみなさい。(翌日につづく)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
October 13, 2024
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(…その3から続く)エレベーターを降りてホテルの車寄せ脇を通り、チェックイン開始前とあってまだ静かで落ち着いた様子のエントランスから階段を下りて、ファンタジースプリングスホテルを象徴するような美しいラウンジ「グランパラディ・ラウンジ」の店頭に出向いたのは お約束の時間ほぼぴったりでした。こちらのお店に入店するための予約が取れたのはほんの数日前、いよいよ今週末に出かける という段になってのことです。来年1月のお正月明け頃からは予約が無くとも入店できるようになるそうですが 確実に入店するためには今はまだ予約購入サイトからのプライオリティーシーティング取得が必要で その取得さえもなかなか難しいらしい ときいていたので、当初は今回の滞在中にこちらのお店にお邪魔することなど全く考えになかったのですが。ある夜、宿泊予約事項(レストラン予約時刻など)のおさらいをつらつらとしていたらうまい具合にチェックイン前に伺える時間帯とチェックアウト後に伺える時間帯に空きを見つけたので、慌ててバタバタと予約を入れて今日こうしてここにやってきたというわけです。利用が宿泊者に限られていてその上プライオリティーシーティング対応のお店となれば 公式情報以外の巷の情報も少なく、このお店が「ティーラウンジらしい」ということ以外よく知らないままに来たのでやや緊張気味で名前を告げると、すぐに目の前に現れたキャストさんは親しみやすさと礼儀正しさを兼ね備えたディズニーホテルらしさをもって席まで案内してくださったので なんだか安心しましたよ。明るくて天井の高い 不思議な空間をふわふわと歩いて、着いたのはこんな場所。特徴的な形の窓からパーク内の森を望むことができ、水を操る魔法使いの弟子ミッキーの姿も見ることのできる窓辺のテーブルでした。そしてキャストさんが差し出したメニューは、この見目麗しさ。なんだこれー! こんな綺麗なメニュー 舞浜では見たことない…そう思って手に取って開けてみると、表紙の内側もまたまたきれい。お花が咲いています。6月下旬に初めてこのホテルに足を踏み入れた時、館内に植物のモチーフがあふれかえっているのを見て ――このホテルって、ある日突然 花や樹木みたいに地面から生えてできたんじゃないのー?このホテル自体がもしや 植物そのもの なんじゃないのー???… なーんて 私はひとりでおとぎ話のような妄想を繰り広げて舞い上がっていたのですが、その独自の「ファンタジースプリングスホテル『実は植物』説」が 私の中でますます確固たるものになりそうです。メニューの美しさに感心しているとキャストさんが小さなカップに試飲用の紅茶を入れて持ってきてくださったので(アップルクランブルティーという季節のおすすめ紅茶でした)、それをいただきながら私達は注文する品を決めようと話し合いを始めました。ところで ひとつよくわからない点があるのですけれど。宿泊予約特典を付ける際にこちらのお店の予約枠は表記が違うものが二種類あって、私達は今日は店名のみの枠、明日のチェックアウト後は店名のあとに(デザート)とついている枠の予約が取れているのですけれど…きょうは私達、いったい何を注文したらいいのでしょうか?すると キャストさんがおっしゃるには「デザート と但し書きがある方は『デザートセット』だけは必ずご注文いただくというご予約(ほかの物も追加注文可能)、何も但し書きが無い方はそのデザートセット以外なら何でもご注文いただけるご予約です(ただし時間によって品切れもあり)」とのことでした。なので、今日のところは 私はデザートセット以外から「シーズナルケーキセット(現在はモンブラン)」をお茶はダージリンスプリングタイムにして、夫はお食事メニューから「ツナのコンフィとセミドライトマトのタルティーヌ」にコーヒーを追加してお願いすることに決め、あとは注文した品がテーブルに届くまで美しい店内を仰ぎ見ながらしばらく時間を過ごすこととなりました。(目の前にある柱にも植物があしらわれていました)(天井にはミッキーも潜んでいるそうです)やがて まずやってきたのは夫の注文した「ツナのコンフィとセミドライトマトのタルティーヌ」。トーストしてある大きめのスライスバゲットの上に彩りの良い具材がたっぷりとのせてあります。具材はツナのコンフィとセミドライトマトの他、じゃがいもやブロッコリー、ラディッシュ、ハーブやエディブルフラワーや小さな葉物野菜。お野菜がまるで草木が生えているように盛り付けられ サラダや紫キャベツのピクルスもこんもりと山盛りにして添えてあるので、お皿全体がまるで森の中の花咲き乱れる小山のようです。目の前の窓から見える景色のようだなあ って、ちょっと思いました。土台となるバゲットにはあらかじめ切れ目が入れてあって三分割できるようになっていたので、私も一切れいただきましたけれど、大変美味しかったです。いつか機会があればまたこれを目当てに昼食に伺っても良いなあ と思うほどでした。※こちらのお店のナプキンは美しい藤色でした。少し遅れてやってきたシーズナルケーキセットの「モンブラン」。たった今 栗のペーストを絞り出して形造ったとのことで、非常にデリケートなデザートでした。土台は底部分以外は少量のクリームのみで 栗の割合がとても高いモンブラン、幸福度の高いモンブランです。「もう当分モンブランは食べなくてもいい(これ以上に素晴らしいものにはなかなか出会えないだろうから)」と心底思いました。(夫にもひと口分けてあげたら大変気に入ったようで、もうひとつこれを追加で頼もうかと悩んだ末 思いとどまっていましたよ。)メモ:本日のグランパラディ・ラウンジ・ツナのコンフィとセミドライトマトのタルティーヌ サラダ・スープ付き 2800円(ドリンク別)・シーズナルケーキセット 紅茶またはコーヒー付き 3000円 (現在はモンブラン 近々内容変更予定)チェックイン前にちょっとお茶飲むくらいのつもりで訪れたのに(「ラウンジ」だものね) そのあまりの快適さに長居をしてしまい、席を立ったのは15:00。グランパラディ・ラウンジから階段を上ってファンタジーシャトー・ラウンジへ出ると、レセプション前には既にチェックインの順番を待つゲストの列ができていました。この時間、私達の前に並んでいらしたのは5~6組ほど。10分足らずで順番がやってきて手続きもスムーズに終わり(初めて宿泊した時のチェックインの際にとても「びっくり!」したキャストさんの例の決め言葉のご挨拶は今回はありませんでした)、エレベーターに乗って6階に上がり 15:20過ぎにはローズコートサイドに位置する客室に入ることができました。さて。本日私達が予約していたのは「ローズコートサイド スーペリア・アルコーブルーム(パークビュー)」というお部屋です。「ローズコートサイド」を利用するのも初めてだけれど、アルコーブのあるお部屋というのも実は私達はこれが初めてなので いったいどんなお部屋なのだろうかと大変楽しみにしていました。(東京ディズニーランドホテルにはこのアルコーブ付きのお部屋がたくさんあるそうですが、今まで宿泊する機会がありませんでした。)部屋の中に足を踏み入れると、客室の内装は前回宿泊したホテルエントランスサイドの客室と大きな違いはないようでしたが。部屋の奥まで進んでみると、前回泊まったスーペリアルームではソファーが置かれていたあたりの壁がくぼんでいて ベッドのようになっていました。ほほう。こちらが「アルコーブ」ですか。ベッドとしてもソファーとしても使えそう。壁には まるでラプンツェルが描いたのか と思われるような弾むように楽しい絵も描かれています。そんなに高さが無いので小さなお子さんがお休みになるベッドとしても安全に使えそうです。私達のような大人二人連れにとっては荷物を置くのにも良さそう、ここで荷物を広げれば部屋の中が散らからずに済むので便利ですね。そして、前回の宿泊の際には気付かなかった内装のキャラクター要素も今回は忘れずにチェック。壁に浮かび上がっている「バンビ」の一場面。ベッドのヘッドボードの植物の中に隠れているという…カメレオンの「パスカル」も無事発見しました。バンビもパスカルも 私達の後でこちらのホテルに宿泊した別々の知人から教えてもらってその存在を知り、「次に行ったら絶対この目で見てこよう」と思っていたので 見られて良かったです。(こちらは前回から気づいていたクローゼットのラプンツェル)部屋の様子を確認した後は、シフォンのカーテンを開けて窓から外を眺めました。おお。プロメテウス火山が見える。真下には、部屋の名前通り「ローズコート」が見えています。一応「パークビュー」というカテゴリーを予約したものの、「ローズコートサイドの部屋ってちょっと奥まっててパークからずいぶん距離があるんでしょ?パークなんて見えるの?」…と やや懐疑的だったのですが、確かに距離はあるものの、ディズニーシーのパークの特徴的な建物などはちゃんと見えました。(疑ってごめんなさい。)左から、レイジングスピリッツ、プロメテウス火山(その陰に隠れるようにタワーオブテラーもちらっと見えています)、SSコロンビア号の煙突、ネバーランドのスリルム山、インディージョーンズの神殿、ニモ&フレンズ・シーライダー…などなど。手前のローズコートの存在感が強烈なのでついついそちらに目が行ってしまいがちだけど、確かにパークビューではありますね!それからもうひとつ パーク側のお部屋ならでは の 素敵なことが。こちらのお部屋、窓を開けるとファンタジースプリングスのパーク音楽がきこえてくるのです。前回ホテルエントランスサイドのお部屋に泊まった時も運よくプロメテウス火山やスリルム山を窓から見ることができて私は飛び上がるほど喜んだのですが、パークのBGMをきくことまではできませんでしたからね~パークの景色を眺めながらファンタジースプリングスの音楽をきくことができるなんて、このホテルの中でもパーク側のお部屋だけのささやかな特権だなあ って思いましたよ。室内の様子と窓からの景色をしっかり記録した後は、30度近い高気温の中で過ごして少々疲れた身体を休め シャワーを浴びて体制を立て直しました。そうして、夕方から夜にかけてのファンタジースプリングスを楽しんで軽い夕食を調達するために、私達は部屋を出て 再び「ファンタジースプリングス・エントランス」へと向かいました。16:30過ぎのことでした。(その5 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
October 13, 2024
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(…その2から続く)このタイミングでメディテレーニアンハーバー方面へ向かったその目的は、ひとつは ささやかながらもハロウィーンイベントが展開されているというアメリカンウォーターフロントの様子を眺めて(ファンタジースプリングスでは今年はハロウィーン開催していませんからね)、シーズン限定のスーベニアメダルなどを作成すること。もうひとつは、一日二回ハーバー水上で行われているハロウィーン・グリーティングをどんな場所からでもいいから観ることでした。(このあとハロウィーン期間中にパーク内を訪れる予定がないのでこの機会を逃すわけにはいかなかったのです。)皆さん重々ご承知のこととは思いますが、ファンタジースプリングスとメディテレーニアンハーバーはものすごーく離れていて普通に歩いても10分くらいはかかるので、前回6月の暑い時期に来た時は「この高気温の中、アップダウンのあるパーク内を暑さに弱い私が歩いていくのは無理」と判断してパーク外を走る有料交通機関「ディズニーリゾートライン」を使って反対側のエントランス・ノース回りで行きましたけれど、今回はもう10月なんですからね。過ごしやすい快適な気候の(はずの)10月なんですから、私だってパーク内を10分~15分歩くことくらいきっと平気よね!そう考えて、私達はラプンツェルの森からほど近い岩のトンネルの中にあるチェックポイントを通り抜けて「外の世界」を目指して長いエントリーウェイを歩き出したのでした。すると間もなく、右手になにやらたいへん長い行列ができているのが視界に入ってきました。なになに?なにごと?? と思ってよーく見ると、これは「レイジングスピリッツ」の乗車待ち列とのことで、この時間の最後尾からの待ち時間はなんと「170分(!!!)」とのことでした。(11:40頃。)…さすが三連休の中日。朝からずっと平和なファンタジースプリングスにいたから全然気づかなかったけど、今日のディズニーシーはずいぶん混雑しているのねえ…確かに、エントリーウェイからロストリバーデルタに出てみると フードワゴンにもレストランにも信じられないくらいの長い列ができていて、道端に座り込むゲストの姿も多数。人に接触せずに歩くためにはちょっと注意を払わないといけないくらいで、何年も前には頻繁に行われていた「入場制限」中のパークに匹敵するようなゲストの多さで面喰ってしまいました。しかも10月も半ばだというのに …なんか蒸し暑い。(後で知ったことですが、この日の最高気温は30度に達したそうです。)そんなこんなで、途中でスーベニアメダル作成のためにショップに立ち寄ったりしつつ 私達がハーバー水上を見渡せるポンテヴェッキオの上に出たのは11:50頃。ファンタジースプリングスを出発した時は ハーバーグリーティングを近くで観るためにリドアイルへでも行こうかな 思っていたのですが…何しろ予想していたよりも陽射しが強いし気温も高いし。もうポンテヴェッキオ上の日陰の場所から様子だけ眺められればいいよ… と、私達は橋の上の建物の小窓からグリーティングを鑑賞することに決めて、場所を確保しました。それからは、ふたりで交代で出かけてハロウィーンのデコレーションなどを見に行きました。私が出かけた際には スーベニアメダルを作成するついでにディズニーシープラザまで足を伸ばして ミラコスタ通り入り口を見上げてみました。ホテルミラコスタの建物に馴染むような落ち着いた装飾ですね。ピアッツアトポリーノの街灯には同じ雰囲気のハロウィーンのバナーも登場していました。ポンテヴェッキオに戻る途中ではコロンブススクウェアを左へと曲がり、アメリカンウォーターフロント方面へも行ってみました。期間限定の「ハロウィーンフェア・イン・ニューヨーク」メイン会場となっているウォーターフロントパークにはフォトロケーションも登場していて賑わっていましたよ。このあたりは夜になるとライトアップされて昼間とはまた違った雰囲気を楽しめるそうですが、残念ながら私達は見ることができなさそうです。ウォーターフロントパークの街灯のバナーは私の好きなオールドタイプのキャラクターイラストだったので、いっぱい写真を撮ってからポンテヴェッキオの上に戻りました。グリーティングが始まる20分ほど前からは、ふたりそろって鑑賞場所で立ち上がって景色を眺めながら待つことにしました。眼下のリドアイルの方を見ると この時間になっても段差のある部分にも平面部分にもまだまだ余裕があるようだったので 今日この時間はまだ人気アトラクションの方にゲストが集中しているのかなあ と思いました。13:05くらいには チャペルミラコスタで挙式を終えた新郎新婦をのせたヴェネツィアンゴンドラが水路からハーバーへと漕ぎ出てきました。リドアイルからポンテヴェッキオにかけての一帯はにわかにお祝いムードに包まれて ゲストの皆さんも拍手をしたり声をかけたりしていて微笑ましい様子で 見ていて楽しかったですよ~そして、婚礼ゴンドラがヴェネツィアの細い水路へと消えていった13:15。メディテレーニアンハーバー水上では「ディズニー・ハロウィーン・グリーティング」が始まりました。大きな船の表側には表情がクルクル変わるカボチャのオバケ(ジャックオーランタン)や「Trick or Treat」の文字、裏側には蜘蛛の巣もついていました。(昨年までと同じかな?)乗船しているキャラクターは ミッキー&ミニー、ドナルド&デイジー、チップ&デールにダッフィーとシェリーメイ。船は一度ハーバーの中央あたりで停止してから、ザンビーニブラザーズ・リストランテ前、ピアッツアトポリーノ正面、リドアイル前の三か所で止まってそれぞれの場所で違ったパターンのハロウィーンダンスをゲストと一緒に繰り広げます。その後はハーバー水域を軽く回って、けっこうあっさりと水道橋の向こうへと帰っていきました。船が水道橋の下に登場してから再び戻っていって見えなくなるまで15分弱だったでしょうか。ささやかでも楽しいグリーティングタイムでした。終了後はすぐにポンテヴェッキオ上を離れてファンタジースプリングス方面に引き返しました。せっかくここまで来たのに もう少しメディテレーニアンハーバーやアメリカンウォーターフロントのハロウィーンを楽しまないの? と思われるでしょうが、ホテルのチェックイン開始前の時間帯に「グランパラディ・ラウンジ」の予約が幸運にも取れていたものですから、それに遅れるわけにはいかなかったのです。来た道をてくてく歩いて戻り、途中アラビアンコーストで少し休憩しがてらアトラクションの待ち時間を覗き見ると…この時間(13:45くらい)、シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジは「20分」以上、ジャスミンのフライングカーペットは「35分」の待ち時間が発生していました。やっぱり今日、混んでるわあ…それから私達は、エントリーウェイの先のチェックポイントで宿泊証明書とパスポートを提示してファンタジースプリングスの中へ。平和だった午前中よりもやや人が増えてきたと思われるエリア内を通り抜けてファンタジースプリングス・エントランスへ行ってゲートのキャストさんに一時退園の処置をしていただきました。キャストさんによれば ゲートでの一時退園手続きはつい最近その方法が変わり、目印として手の甲に押してくださっていた「スタンプ」は廃止になって パスポートを読み込んで記録をつける方法に切り替わったのだそう。「いやあ、パークもどんどん進化していくんですねえ」と、人生におけるベテランらしきキャストさんがしみじみとおっしゃっていたのが印象的でしたよ。ゲートを出てからは、歩き疲れていて長い階段をのぼる元気がなかったので つきあたり奥にあるエレベーターでホテルエントランス脇まで上がることにしました。エレベーターが二基設置されているゴージャスな造りのこの場所は空調も効いていて涼しく快適で、小さいですけれど一応お手洗いも完備されています。ここまで20分以上も 暑くて混雑していて賑やかなパーク内を人ごみをかき分けながら歩き続けてきたので、この不思議な静けさにはなんだかとてもホッとして 心癒されるものがありました。(その4 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
October 13, 2024
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(…その1から続く)左手にそびえるアレンデール城の建物を眺めながら王国の門を出て、エリア内のメイン通路の交差点のようになっている場所あたりからネバーランドに続くと思われる小径を入っていくと、森の中に鍾乳洞のような洞窟が現れました。奥には大きな穴がふたつ、その間には細長い隙間のような穴がもうひとつ。中へ進んで縄で作られた柵の中を覗き込むと、宝箱が無造作に置かれています。あれれ~ ここは「ドクロ岩」の中じゃないのー?知らないうちに私はドクロ岩の中に入ってしまったようです。ドクロの「目」の部分に当たる大きな穴に近づいて覗いてみると、正面にはスリルム山が見えました。…そういえば 夫はどこに行っちゃったのかなあ。海賊船の入り江で集合ね! って言い残して、ここへ来る途中でお手洗いに向かったみたいなんだけど…そう思って窓のようになっている穴から身をのり出すようにして入り江を見渡していると、左側に停泊(座礁か?)している赤い海賊船「ジョリーロジャー号」の舳先でキョロキョロしている夫の姿を発見。慌ててドクロ岩から出て、私は海賊船へと向かいました。 すぐにたどりついた海賊船の甲板は、この時間(9:30くらい)は小さなお子さんたちの格好の遊び場になっていて大変賑やかでした。これ↓はフック船長のデスクなんでしょうかねーもぐり込んだロストキッズたちが描いたのでしょうか?こんな落書きも。甲板からは 私がさっきまでいたドクロ岩もよく眺められます。(そのむこうにはホテルの建物まで見えちゃってますけどね~)ジョリーロジャー号は思っていたよりコンパクトな造りだったので、この場所であれこれ自由に遊ぶことは本物のキッズたちにお譲りした方が賢明だな と感じた私達は、記念撮影を済ませた後は早々に引き揚げて フローズンキングダムへと戻ることにしました。そして、モバイルオーダーを入れてあった「アレンデール・ロイヤルバンケット」へ。前回来た時はバケーションパッケージのドリンク券を利用してごく短時間休憩しただけでしたが、今日はゆっくりできそうです。レストランに入ると 正面には「アレンデール」の風景画。アトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」の最初の場面で見られる景色によく似ているような気がします。カウンターでお料理を受け取った後は、前回来た時は混雑していて席を確保できなかった「エルサの戴冠式が執り行われた大広間」を再現したダイニングエリアへ。今日は時間がやや早かったせいか、あるいはファンタジースプリングスのオープンから時が経って人気も落ち着いてきたせいか、すんなりとテーブルを確保することができました。(椅子の背にもアレンデール王国の紋章が)このダイニングエリアの一番奥には戴冠式でエルサが座った玉座があるのですが、ここがフォトスポットとしては大変に人気があるようで 途切れることなく撮影の順番待ちの列ができていました。時節柄「アナ」や「エルサ」に扮したお嬢さん方も大勢いらっしゃいましたよ。まだ10:00になる前でお店自体はとても空いていたのに、この玉座のあたりだけ終始人だかりがしていたのが印象的でした。肝心のお食事の方は、このお店は食べ物メニューが「アレンデールロイヤルセット」(三種類)とドリンクのみしかないので、そのセットメニューを。こちら↑は私の「シーフード」のセット。バスケットの中、手前左がポテトグラタン、手前右がスモークサーモンのサラダ、奥の左がメインとなるパイ包み焼き、奥の右がデザート。これに大きなパンと選べるソフトドリンクが付いています。「シーフード」のセットはメインのパイ包み焼きの中身がオマール海老や赤魚のホワイトシチューで ペンネや野菜も入っていました。夫の「ビーフ」のセットの方はパイ包み焼きの中身がビーフのブラウンシチューに変わるだけで、あとは全く同じ内容だったようです。こちら↓はデザートの「オラフのマシュマロココアムース」。上にのっているオラフが描かれているのはマシュマロではなく、求肥の中にフルーツのクリームが入ったプチ大福のような食感のお菓子でした。大人向けのセットは、味はまあ人によって好みがいろいろあるので何とも言えませんけれど、量がちょっと 私にとっては多かったです。個人的には、もう少し内容をシンプルにしてそのぶん価格を下げていただいた方が嬉しいかな~ と思っちゃいました。私達は10:30頃までロイヤルバンケットにいて、その後は城門を出て橋を渡りアレンデールの町へ。今日はお天気が良いので、空の青と木々の緑にアレンデール王国のバナーがよく映えますね~アレンデールの街並みは絵になるからでしょうか ここにもやはり多くの仮装したゲストがいらっしゃり、あちこちで思い思いの設定やポーズで撮影大会が繰り広げられていたようでした。アナやエルサなど映画の登場キャラクターになりきってこの場所にやってくるためには 現在はまだ数多くの険しい障壁を越えねばならないので(エリア入場制限をしているので誰でもここに来られるわけではないですからね~)、それを全て越えてファンタジースプリングスの中で晴れて写真撮影ができるというのは仮装大好きなゲストの皆さんにとってはこの上ない喜びなのだと思います。精巧に作られた衣装に身を包み 入念にヘアスタイルやメイクを整えて、表情にも細心の注意を払って…そんな一生懸命な撮影の様子を眺めていたら、 みんな 今日ここに来られて本当に良かったねえ… という保護者のような気持ちになってしまいましたよ~ところで ふと気づけば。「パーク開園から既に二時間以上が過ぎたというのにアトラクションひとつしか行ってないよ!!(ファンタジースプリングス・マジック買ったのにーー!!)」。(10:35頃。)ということで、ここからしばらくはこのエリア内のアトラクションを巡ることにしました。で さっそく、「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」へ。(10:38。)この時間は結構ゲストが集中していて乗り場まで10分ほどかかったので、待ち列周辺や乗り場の様子をじっくり眺めて過ごしました。待ち列になっているのは荷物配送所のオフィス。(もちろん妖精さんサイズ。)天井はクレヨンの箱、柱は鉛筆やクレヨンや糸巻き、ロープをかけている支柱は安全ピンでできています。バギー乗降所の扉は兵隊さんの紙マッチでしょうか。コースに出てからも、青空の下 四季の景色が輝いていてきれいでした。現実世界では今は秋なので、今回は秋の景色に特に注目。配達コースの最後にお出迎えしてくれる従業員の「チーズ」さん。バギーを降りて退出路を行く時にも「秋」をひとつ見つけました。大きなコスモス。そのあとは「ピーターパンのネバーランド・アドベンチャー」へ。(10:56くらい。)スタンバイパスエントランスから入ってくるゲストがまだ少なかったせいか、ほぼ立ち止まることなく前室へ。すぐに乗ることができました。こちらのアトラクションでは私、前回来た時は乗り物の動きや周りの映像について行けずに少し戸惑いましたが、今回は自分なりに姿勢や視線の向け方など乗り方を工夫して体験したので 前回よりもラクに楽しめました。どうやらこのアトラクション、私のような高年齢で視力にも自信がない者には「慣れ」が必要なようです。「食直後は乗らない方が良いかも…」と前回は正直思いましたけれど、今回は食後30分で乗ってみても大丈夫だったので きっとこのアトラクション環境に身体を慣らすことが大事なのでしょうねえ。(乗り物酔いする方はまた話が別だと思いますが。)最新の技術の結晶のようなこのアトラクションを「苦手」にしてしまっては実にもったいないと思うので、これからもいろいろ気をつけて楽しみたいと思います。そして「ラプンツェルの森」へ行き、ラプンツェルのランタンフェスティバルへ。時刻は11:17頃。ファンタジースプリングス内にはそろそろスタンバイパスを取得した皆さんが押し寄せ始めていて、こちらのアトラクションでもこの時間になるとスタンバイパスエントランスの方は結構な待ち時間が発生していたようですけれど、プライオリティアクセスエントランスの方はたいへん平和な様子だったので 立ち止まって「塔」の写真を撮ったりしながらのんびりボートハウス(乗り場)へと向かいました。ボートハウスに入ったのは11:20くらい。5分後の11:25頃にはボートに乗り込んで水路へ出ました。塔の上で歌うラプンツェルを見上げるフリンライダー(ユージーン)くん。草をはむ愛馬マキシマス。きょうもたいへんロマンティックな美しいランタンフェスティバルでした。ボートから下りて、外へ出ると時刻は11:30過ぎ頃。これで一応 ファンタジースプリングス内の全てのアトラクションにそれぞれ一回は行くことができました。なので私達は、 ここで一旦このエリアを離れてディズニーシーのメディテレーニアンハーバーを望めるエリアまで行ってみよう と、エントリーウェイへと向かうことにしました。(その3 に つづく・・・)※エントリーウェイの岩壁にいるラプンツェルとパスカル◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
October 13, 2024
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秋の三連休の真ん中の日、東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルに一泊してきました。6月の下旬にファンタジースプリングスホテル宿泊をともなってディズニーシーパークの新エリア「ファンタジースプリングス」を訪れた際はバケーションパッケージ利用だったので少々慌ただしく、また 殆ど下調べなしで未知の世界にいきなり飛び込んだので気持ちもなんだかふわふわと落ち着かず 驚いたり感心したりしているうちに二日間が過ぎてしまった感じで、「新ホテルも新エリアもまだまだ見足りない!」と 正直後ろ髪ひかれる思いで帰りました。が 今回はホテル客室と館内レストランに予約を入れてあるのみ、さらに勝手もある程度わかっているので、前回よりはゆったり構えてあちこちを見て回ることができそうです。さて、毎度のことながら道路の混雑も考えて早めに家を出て、既に始まっていた首都高速道路の葛西出口渋滞を回避するため浦安出口経由で舞浜に到着したのは6:40頃。超混雑が予想される日だということをすっかり忘れて 何も考えず素直に左回りでリゾート外周道路に入ってしまったためディズニーシー駐車場オープン待ち行列にしばし巻き込まれることとなり、ランド駐車場横からヒルトン東京ベイ前交差点までの500メートルほどを15分以上もかけて通過して、ファンタジースプリングスホテルの下にようやくたどり着いたのは7時を少し過ぎたあたりでした。6月に来た時と違って今日はお天気は上々、坂下のゲートで宿泊の確認をしてくださったキャストさんの笑顔も晴れやか、坂を上って車をつけたホテルエントランスのドアサービスキャストさん達の応対も爽やかで、素晴らしい一日の始まりを予感させてくれました。夫が駐車場へ車を置きに行っている間に ファンタジーシャトーラウンジのソファーエリアでベルサービスキャストさんに荷物を託し終えた私は、ロビーフロアの三階から見下ろすことのできる「グランパラディ・ラウンジ」の様子をまずは拝見。こちらのお店の営業開始は12:00ですが この時間(7:10くらい)は特別なお客様(グランドシャトー宿泊の方?)だけが利用を許されているようで、いくつかのテーブルには寛ぐゲストの姿がありました。実は今回のホテル滞在中 私達もこちらのお店に伺う予定になっているので興味津々で、大きな窓からたっぷり入る朝陽に照らされたいへん美しい様相を見せている店内を じっくりと眺め渡してしまいましたよ~その後ベルデスクに赴き、本日入園分の「ファンタジースプリングス・マジック」を購入しました。(7:15頃、チケット購入は待ち無しでした。)チェックイン日の翌日以降なら一般よりも15分早く入園できるという「ハッピーエントリー」は私達は今日は利用することができませんが、この特別なパスポート「ファンタジースプリングス・マジック」があればゆっくり入園でもじゅうぶん楽しめるということが前回の経験でよくわかったので、今朝はこちらを利用してファンタジースプリングス・エントランスから一般入園したいと思います。パスポート購入を済ませて「宿泊証明書」も受け取り キャストさんからいろいろと注意事項を伺っていると夫が駐車場から戻ってきたので合流し、「人の少ない今のうちに」と館内で少し記念撮影などしてから 私達はホテルの正面玄関を出て長い階段を下り 宿泊者専用のパーク入口「ファンタジースプリングス・エントランス」へと向かいました。階段の下にはこの時間ふたつのロープ列が作られていて、それぞれの列入口に案内看板が立っていました。それによると、奥側が「ハッピーエントリー」入場列、手前は通常の開園時刻に入場する列 とのことでしたので、私達は手前の列に並びました。(「本日チェックインの方」と提示されています)私達がこの列の最後尾についたのは7:30少し前でしたが、順番としては前からざっと数えて10組目前後(40~50人目?)くらいのようでした。本日のハッピーエントリーは8:15、一般開園時刻は8:30とのことですから、おおむね開園一時間前でこれくらいのゲスト数だなんて やはりファンタジースプリングス・エントランスは舞浜のどのパークエントランスよりものんびりしていて平和だなあ と思いましたよ。それでも 7:45くらいになるとハッピーエントリーの列も一般の列も目に見えて並ぶ人が増えてきて、7:55には待ち列一帯に「立ち上がるように」と指示があり、同時に「本日の一般開園時刻は5分繰り上がって8:25になる(ハッピーエントリーも5分繰り上がって8:10になる)」とのアナウンスがありました。保安検査が始まるのも他のパークエントランスに比べるとずいぶんとのんびりしていてびっくりしましたけれど、並んでいる人の数が少ないのでとてもスムーズで、ハッピーエントリー対象ゲストは8:00過ぎには殆どが検査を終えて入園ゲート前の屋根下に移動でき、8:10には順調にハッピーエントリーが開始されていたようでした。私達一般入園組の保安検査にいたっては 始まったのはなんと開園時刻の3分前で、のんびりしているにもほどがある といった感じだったのですが(ジリジリして待っていらした方も多いのではないかと思います)、前方に並んでいた私達は8:24頃には検査を通過できました。そして屋根の下を歩いてゲートに向かう途中で開園時刻の8:25を迎え そのまま立ち止まる間もなくパスポートをかざしてパークに入園することができ、ファンタジースプリングス・ホテル宿泊者の優位性(三連休の中日だというのに朝の入園がこんなにラクだなんて!)をまたもや実感することとなりましたよ~…こんな感じでファンタジースプリングスに3ケ月半ぶりに入園を果たした私達。前回初めて来たときは入園直後は右手側の「ピーターパンのネバーランド」方面へと進みましたが、今回は入園したら左手側の「フローズンキングダム」方面へまず行こう!と決めていました。が、その前にちょっと。私にはファンタジースプリングスを再訪したらぜひ確かめたいことがあったので、まずそちらのポイントをチェックしに向かいました。その場所というのは、こちら↓。ホテル内でいうところの「グランパラディ・ラウンジ」の大きな中央の窓の真下、パーク内では魔法使いの弟子ミッキーの噴水の後ろ側に当たる場所 がどうなっていたかをぜひ確かめたかったのですが…この噴水の脇にはこんな↓鍵がかかった扉があって後ろに回り込めないようになっているので 確かめに行くことはできませんでした。扉の中にはきちんと整備された小径があって、どこかへ続いている気配だけは感じられるのですけれどね~岩や植栽で上手に目隠しがされていて この先の様子は全く見えないようになっていました。パーク内のこんななんでもない場所に私が興味を持ったのは、先日「ファンタジースプリングス・ニューチャプター・ビギンズ展」でホテル計画時の模型を見たからです。その模型では、ちょうどこの場所 グランパラディラウンジ直下の一階部分に小さな扉が存在していて、その扉を通ってホテルとパークを直接行き来できる造りになっているようにも見えたのです。(参考までに、その時に見た模型の写真は こちら の日記の最後の方にあります)もしもその扉をここに作る案が構想通りに実現していたら、ファンタジースプリングスホテルからパークへの出入りは今よりもうんと便利になったはず。(「ホテル&パーク・ゲートウェイ」を通ってパークと行き来できるホテルミラコスタのようにね!)――ホテル内側からはその扉の存在は確認できないけれどパーク側はいったいどうなっているのだろう??私が抱いたそんな小さな疑問は どうやらこの調子では当分は解決できなさそうです。が、新しいエリアも含めて東京ディズニーシーには同じように「ここはどうなっているのだろう?」「もっとよく観察したい」と思ってしまう場所がたくさんあるのは皆さんご承知のことでしょう(?)。東京ディズニーシーのファンの中には、パークイベントを楽しむよりもアトラクションを楽しむよりも ただただパーク内を歩いて楽しむのが一番好き という、一風変わった志向の方々が意外に多く存在するのも なんだか頷けるような気がしますよね。今回一番見たかった場所のチェックを終えた後は、いよいよエルサとアナの住むアレンデール王国「フローズンキングダム」へ。舞浜のパークでは今はハロウィーンイベントの真っ最中で 一年のうちで今だけは大人でも大手を振って仮装ができる時期に当たっているので、アレンデールの方向を目指すゲストの中には様々な世代の「エルサ」や「アナ」がいらっしゃって いつもは静かなはずの森の中もたいへん華やかでしたよ~森を抜けて城下町が右手に見えてくると、橋を渡ったその先に現れたのは「アレンデール城」。おお。公式ウェブサイトなどでよく見るアレンデールの景色はこちらの城下町側から眺めた時のものなのね~前回はファンタジースプリングス・エリアの中央にある四つ角側の城門からアレンデールに入ったので、この景色は殆ど印象にありません。早朝の人が少ないうちにこの象徴的な景色を心おきなく眺められるのもファンタジースプリングスホテル宿泊者の特権よね~ と、私達はあれこれと写真を撮ってから 大人気のアトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」へ向かいました。こちらのアトラクション、早朝の時間帯はまだ一般の「スタンバイパス」利用のゲストがいらっしゃらないため、スタンバイパスのルートは「アトラクション建物内を見て回ってから乗りたい人」のための列として運用されています。前回来た時に建物の中はよーく拝見したのですが、やっぱり「すいているなら中を見てから乗りたいよねえ」。ということで、私達は今回もスタンバイパス・エントランスの方へ。列最後尾についたのは8:30で、キャストさんのいらっしゃるチェックポイントでファンタジースプリングス・マジックを提示してリストバンドを装着していただいたのが8:35。それからアナとエルサの住むお城の中を歩き……今日は20分かけて乗り場まで辿り着きました。私達は記念撮影したりオラフの出現ポイントで立ち止まったりしていたので結構時間がかかりましたけれど、眺めて簡単に写真を撮りながら通り過ぎるだけなら10分弱で乗り場まで行けたんじゃないかなーと思います。ボートに乗り込んで、月夜の水路に出たのは8:56頃。6月に初めて体験した時 ドラマティックな展開に大きく心動かされると同時に、「あれれー?ちょっとこれはひょっとして何らかの不具合じゃないのかな…?」と素人ながらちょっぴり心配になった物理的な問題点は数か月を経てことごとく解消されていて、今回は実に快適な物語の旅をすることができましたよ~やはり 映画の再現度が非常に高いアトラクションだと思います。しばらくは人気の高い状態(スタンバイパスを取得するのが困難な状態)が続きそうですね。舟を下りた後はいったん建物の外まで出て所用を済ませ、もう一回乗りに行くことに。今度は「プライオリティアクセス・エントランス」(すぐ乗れる方)に行きました。開園直後のゲスト集中も落ち着いていたのでこの時間(9:10くらい)のプライオリティアクセス・エントランスはほぼ待ち無し。入ってすぐに水路を跨ぐ階段にさしかかり、船に乗り込むまでにかかった時間は3~4分で済みました。本日二回目の「アナとエルサのフローズンジャーニー」から出ると、時刻は9:20過ぎ。このあとはレストラン「アレンデール・ロイヤルバンケット」で朝食兼昼食をとろうと思って朝の入園直後にモバイルオーダーを入れてあったのですが、まだ受け取り時間には少し早かったのでお隣(というかお向かい?)の「ピーターパンのネバーランド」へ行き、前回よく見ることができなかったドクロ岩や海賊船「ジョリーロジャー号」を探検することにして、私達はフローズンキングダムを離れました。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
October 13, 2024
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もう9月も半ばだというのに またもや猛暑日となった三連休の初日。当初の計画ではきょうは電車に乗ってオチェーアノに食事に出かけ 帰りに東京駅周辺でお買い物などして帰ってくるつもりでしたが、朝から高気温だったので体調のことを考えて急遽交通手段を変更して車で舞浜に向かうことになりました。ならば… と 帰りの寄り道先も「東京駅周辺」から「イクスピアリ」へと変更して、間もなく会期が終了する「ファンタジースプリングス ニューチャプター・ビギンズ展」に行くことにしました。食事後のちょうどよい時間の入場予約をすることもでき滑り出しは上々、気温の上昇っぷりだけが気にかかる久々二人そろっての休日です。ものすごーく早めに家を出発したというのに、世間一般でいうところの「行楽シーズン」の連休にありがちな大渋滞に巻き込まれた末 ホテルミラコスタ駐車場に到着したのは11:30少し前。プライオリティーシーティングをお願いしてあった時刻の20分ほど前でした。車から降りると、外は殺人的な暑さ。ここ舞浜地区は海沿いということもあって 夏場でも都心などより少しだけ気温が低くてやや過ごしやすいのが常なのですが、今日この時間はどうもその法則は当てはまらないようです。あまりに暑かったので失礼して宴会場エリア側のエントランスから逃げ込むようにホテルに入館し 長い廊下を歩いてロビーに出ると、階下のホテル&パーク・エントランスへ続く階段の上あたりには(涼しいロビーの中でここだけ)もわ~っとした熱気が充満していました。おそらく灼熱のパーク内から空気が流れ込んでロビーまで立ち昇ってきていたのでしょうけれど、こんなことは今まで経験したことがなかったので 今日の暑さは如何ばかりか… と思いましたよ。さて、お約束の時間の直前に伺ったオチェーアノでは ウェイティングエリアに入ってすぐにテーブルに案内していただけました。パークのハロウィーンは今年はちょっと遅めの10月スタートらしいですが、こちらのお店では既にハロウィーンメニューが提供されていて ブッフェカウンターの上もオバケちゃんたちに席巻されていました。お料理のかげにもいましたよ。デザートコーナーでは 前回の「ザ・フレーバー・オブ・ミラコスタ」メニューの時に登場していたジェラートワゴンや「M」のロゴ入りチョコレートケーキはやはり無くなっていて少し残念でしたが、その代わりに今回はハロウィーンらしい色合いの秋の味覚も取り入れた可愛いケーキがたくさん用意されていたので、まあ良しとしましょうかね~お料理の方は、前菜やサラダなど冷たいお料理の種類がやや少なくなったような気がしました。(私自身は全種類食べるなんて到底無理なことなのでいいのですけれど、ワインのお供の選択肢が減ってしまうのは少し寂しいです。)で、とりあえず一巡目、冷たいお料理中心に 私だけスパークリングワイン「ロータリブリュット」もお願いしてお食事スタート。きょうはハーバーでのグリーティングの予定もなく 心穏やかな平和な昼食です。冷菜のあとは温かいお料理を少しいただいて私はすぐにデザートに入りましたが、夫の方は冷たいもの温かいものをそれぞれ二~三巡ほど。夫は今日は特に温かいお料理のコーナーにあったロングパスタを大変気に入ったようで、カジュアルレストランで提供される一皿分くらいの量を食べていましたよ。こちらは私の取ってきたデザート。(この写真の倍以上の種類がありましたが、そんなに食べられないので厳選して…)洋梨コンポートの上には小さなおばけミニーちゃん。コーヒーも追加でお願いして、秋のデザートを美味しくいただきました。食事を終えて席を立ったのは13:40くらい。会計を終えてお店を出ると、中途半端な時間だったせいかロビーは静か。もしも昨年と同じようにこの時期からパークのハロウィーンイベントが始まっていたら 仮装したゲストが涼を求めてロビーに集まっていたかもしれない、もしそうなっていたら大変な混雑だったかもしれないなあ…日本の気候変動に合わせてパークの年間スケジュールも今年はちょっと後ろ倒しにしたのでしょうかね。運営会社さん、ハロウィーン開始を遅くしたのは良い決断でしたね~ …と思ってしまいましたよ。ホテルミラコスタの駐車場を出てからはイクスピアリに車を移動して、少し時間を調整して2階のセレブレーションプラザに面したエリアで開催されている「ファンタジースプリングス ニューチャプター・ビギンズ展」へ行きました。入場予約をしていたので待ち時間はそんなにありませんでしたけれど、列を整理しているお若いキャストさんまでもが「今日は暑いですねえ」とゲストを気にして話しかけてくださるような高気温でしたので、会場内に入れた時はホッとしました。会場内の展示物は殆どが写真撮影可能(動画撮影は禁じられているところがけっこうありましたけれど)で 私達もあれこれと撮影をしながら これまでのディズニーシーの歩み~ファンタジースプリングス完成までの経緯~ファンタジースプリングスについての展示 と順に見て回りました。その数多くの展示の中で私が特に見たかったのは「ファンタジースプリングスホテル」のパークに面した側の一部の模型で、実は これが見たいがためにここへやって来た といっても過言ではありません。というのも、6月に宿泊した時に ホテル内のグランパラディラウンジ下、ファンタジースプリングスレストラン前にある「謎のスペース」がとても気になって、…「ほんとうはホテルとパークを結ぶ通路(ミラコスタでいうところのホテル&パーク・ゲートウェイ)がこの場所に予定されていたんじゃないか?」…という疑惑を抱きまして。帰ってきてからSNSを見ていたら同じように感じた方々がやはりいらしたようで、「ニューチャプター・ビギンズ展に展示されているホテルの模型にはその入口がちゃんと作られているよ!」「やっぱり構想では1階にパークとホテルを結ぶゲートを作るはずだったんだ!」などの書き込みをちらほら見かけたので、ぜひぜひその模型を見て「構想段階では存在していたゲートウェイ」を確認したかったのです。そして実際に模型の中に見つけた小さな扉。おお、ほんとうにあった。着想から完成までの何年もの間に世界は大きく変わり、何かの事情でこの出入口は実現には至らなかったのでしょうけれど、ひょっとしたらいつか ここに計画通りのゲートウェイがオープンするかもしれません。(いや オープンしてほしい。)東京ディズニーシーの中にファンタジースプリングスができて新しいホテルも完成してみんなの大きな夢は実現したけれど、私の小さな夢はまだまだ続くのです。叶いますように。ほんの30分もあれば全部みられるだろうと思っていた「ファンタジースプリングス ニューチャプター・ビギンズ展」。気付けば入場から一時間以上が経ち、会場の外に出た時には時刻は16:30を過ぎていました。想像していた以上に楽しむことができました。行けて良かったです。その後は 首都高速道路にのってまだまだ暑い夕暮れのビルの谷間を抜けて 家に帰りました。もう少し涼しくなって本格的に秋がやってきたら、私は再びファンタジースプリングスを訪ねようと思っています。その時は模型ではなく実際のパークで、ファンタジースプリングスホテル1階部分にできるはずだった小さなゲートウェイの予定地を 内から外からよーく観察してこようと思っています。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
September 14, 2024
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ようやく夫婦ともに夏休みに入った8月のとある日。ホテルミラコスタ ベッラヴィスタラウンジに昼食のためにお邪魔しました。予定の時刻よりもずいぶん早く舞浜に到着してしまったので アンバサダーホテルのフェスティバルディズニーに立ち寄り、毎年この時期に発売になる来年のカレンダーやダイアリーなどを購入してから ホテルミラコスタ駐車場に車を移したのは13:40くらい。今日は平面部分に空きを見つけることができず、久しぶりに立体駐車場に車をとめることとなりました。お約束の時間の数分前にベッラヴィスタラウンジ店頭に行くと すぐに窓から2列めのテーブルに案内してくださり、さっそくメニューを拝見。こちらのお店でも今期のテーマは「ザ・フレーバー・オブ・ミラコスタ」とのことでしたので、夫も私もそちらのスペシャルランチコースをメインを牛フィレにしてお願いすることにしました。(それに加えて私はグラスワインのセット「ミラコスタ・トリオ」、夫はサンペレグリノもお願いしました。)注文をし終わってふと振り返ると、バーカウンターのところには椅子が並んでいたので思わず撮影。カウンターに椅子 って、当たり前の光景でしょ 何が面白いの?…と思われるかもしれませんが、4年前のあの日以来ベッラヴィスタラウンジでは昼間のティータイムや夜のカクテルタイムの営業をとりやめていてカウンター席は使用されておらず、この椅子も長い間どこかにいってしまったままだったので、こうしてまるでゲストが座っているかのように椅子が並べられているのがなんだかとても嬉しくて、ついついシャッターをきってしまったのですよ。カウンターの営業も再開されるといいのだけれどねえ などと夫と話していると、テーブルにはふたつのグラスがやってきて、夫の方には炭酸水、私の方にはスパークリングワイン(フランチャコルタ)が注がれて、昼食がスタートしました。ベッラヴィスタラウンジの「ザ・フレーバー・オブ・ミラコスタ」ランチコースは、キャストさんによれば 「いまの季節『夏』に美味しい食材を使ったメニューをご提供して皆様に厳しい夏を乗り切っていただこうと考えております」とのお話でしたので、きっとベッラヴィスタラウンジの得意なお料理やホテルミラコスタらしい夏のお料理が楽しめそうです。以下、いつものように簡単に記録しておきますね。前菜はとってもきれいな 夏らしいお皿。信州サーモンのマリネです。たっぷりの厚切りサーモンの下にはきゅうりのジュレと 小さくカットされたトマトやオクラ。上にはマスカルポーネチーズとスプラウト。とても爽やかで食欲を刺激する味と見た目です。お皿の端のグリーンのソースはほうれんそうとのことで その上にはゴーヤーとトウモロコシ。黄色い花が咲いた夏のグリーンカーテンみたいで こちらも可愛らしいですね。(前菜と共にいただいたスパークリングワイン:「フランチャコルタ ミッレディ ブリュット」)(パスタ前に用意してくださった白ワイン:「テレビント」)二品目のパスタは具だくさんのキタッラ。キタッラはお蕎麦のように手打ちで作る、断面が四角いロングパスタです。ご覧のとおり、パスタはどこに??と思うくらい具がたっぷり。大きな具は ポーク、茄子、白茄子、青唐辛子など。上からペコリーノロマーノがかかっていました。かなり満足度が高そうなごちそうパスタ、食欲がなくても見た目と香りで食べてしまいそうな一皿でした。メインのお肉料理は牛フィレのビステッカ。大変美味しい牛フィレステーキでした。付け合わせの「サルタート」というのは炒め物の総称で、今回のはパンチェッタと夏野菜(アスパラガス、パプリカ、みょうがなど)をタスマニアマスタードで炒め合わせてあるとのこと。お肉の向こう側にそら豆のピュレも添えてありました。(メイン前に用意してくださった赤ワイン:「バルバレスコ・イ・パトリアルキ」)(↑赤ワインの中に逆さプロメテウスを見つけました。)(↓こちらは窓から見えるプロメテウス火山。)最後のデザートはイタリア風プディング「ブティーノ」とパッションフルーツのジェラート。細長いサブレはミニーさんが身に着けている帽子の羽根を表現しているとのことです。(写真ではミニーさんの帽子の羽根 切れちゃってますが。)「ホテルミラコスタ」の美しいロゴが最後の最後デザートのお皿に登場するのも、ホテルファンの皆さんにとっては嬉しい演出ですよね。最初にキャストさんが教えてくださったとおり、夏の食材満載の元気が出そうなランチコースでした。先日伺ったオチェーアノのブッフェでも思いましたけれど、ホテルの お店の まさに「本領発揮」という感じで、ただただ美味しかったです。入店したのがランチタイムの最終盤だったので、私達が食事を終えようとする頃には店内窓際のテーブルは殆ど空席となりました。静まりかえっている美しい店内の様子をカメラに収めていたら キャストさんが気をきかせてシェードを少し上げてくださり、プロメテウス火山の姿をちょっとだけ見せてくださいましたよ。ありがとうございました。席を立ち、お店を出たのは16:00頃のことでした。きょうもまた笑ってばかりの 楽しくて心充たされるひとときを過ごさせていただきました。その後は、少しだけショップを覗いて駐車場へ戻り まっすぐ帰りました。暑さが厳しいときでもこうして好きな景色を眺めて過ごすことができるなんて私はなんて幸せなんだろう と、あらためて思う帰り道でした。《本日 2024年8月13日午後のホテルミラコスタ》 ※足を運ぶたびについつい撮影してしまう バンケット側エントランスからの景色です。* ベッラヴィスタラウンジ の ”ザ・フレーバー・オブ・ミラコスタ”ランチコース *・信州サーモンのマリネとマスカルポーネ 胡瓜のジュレ・キタッラ ポーク 茄子 青唐辛子・真鯛のインパデッラ ムール貝 うずら豆のミネストラ または 牛フィレ肉のビステッカ アスパラガスとパンチェッタのサルタート 空豆のピュレ・バナナのブディーノ パッションフルーツジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・2024年7月1日~8月31日(6700)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
August 13, 2024
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オチェーアノでお昼をいただいてきました。お邪魔するのは約二か月ぶりになります。ホテルミラコスタに車で到着したのは13:10くらい。駐車場から館内に入ってロビー階段の踊り場へ行き、まずはプロメテウス火山さんにご挨拶。先月末にファンタジースプリングスホテル泊でディズニーシーにやって来た時にはメディテレーニアンハーバーにあまりいられなくて、火山を近くで眺めることもちょっとしかできなかったものねえ。なーんて言っていたら プライオリティシーティングをお願いしてあった時間がやってきてしまったので 少々慌ててオチェーアノ店頭に出向くと、待つ間もなく案内していただけたのは 今日は「パール」のエリアのこんな席。あらー プロメテウス火山さんじゃないですかーさきほど階段の方からもご挨拶させていただきましたけれど またお会いできてとってもうれしいです。…ということで、本日のお昼はこの場所でこれから二時間ほど オチェーアノのランチブッフェを楽しむこととなりました。さて ところで。ホテルミラコスタの各レストランでは、7月1日から8月31日まで「ザ・フレーバー・オブ・ミラコスタ」というテーマでダイニングイベントを開催中だそうです。 ミラコスタの香り? 風味? なんじゃそりゃ。このテーマを知ってからずっとそんなふうに思っていたのですが、席まで案内してくださったキャストさんによれば「ホテルミラコスタらしいお料理、ホテルミラコスタならではのお料理 を今回は取り揃えてカウンターにご用意しています」ということらしいです。なるほど~パークイベントに関連させなければ! キャラクターを表現しなければ! という縛りもなく、今回はミラコスタの オチェーアノの持つ力を自由自在に発揮できる ということですね?これは期待できるかも。さらに続けてキャストさんがおっしゃるには、「今回はスペシャルドリンクもザ・フレーバー・オブ・ミラコスタということで、ここオチェーアノではお店そのものを表現し、『ケルプ(の部屋)』をイメージしたディル、『パール(の部屋)』をイメージしたアラザン、『シェル(の部屋)』をイメージしたチョコをトッピングしております」。?? なんだそれは?一瞬 目が点になりながらも興味を持ったらしい夫は、すかさずその「スペシャルドリンク」なるものを注文していましたよー(私はいつものようにロータリブリュットをお願いしました。)で、さっそくカウンターへ前菜を見に行くと、本来オチェーアノが得意としている地中海周辺のお料理を思わせるメニューのオンパレードでした。例えば…「菜園風タコのカルパッチョ 醤油ヴィネグレット」「冷製チキンのプレッセ グリビッシュソース」「シュリンプのエスカベッシュ」「ローストビーフ バルサミコソース」「バジル風味のライスサラダとプルドポーク」「スモークサーモンとパプリカソース」 などなど など。魚介にオリーブオイル、レモンやハーブやお酢をたっぷり使った オチェーアノらしい前菜ばかりです。夏野菜がふんだんに使われていていずれも見た目もきれい。食欲が刺激されそうでしたよ~メインのコーナーにも サーモンに白身魚、ラム、ブイヤベースなど、いつものお料理が並んでいました。(もちろんローストビーフのカッティングサービスもいつも通りちゃんとありましたよ!)そしてデザートのコーナーには、オチェーアノの夏ブッフェといえばこれ、メロンショートケーキ。(これが夏のオチェーアノ名物だと思っているのは私だけですか?)ティラミスも今回はホテル館内の床などでお馴染みの羅針盤のデザインです。極めつけはこちらのチョコレートケーキ。これ、通年でブッフェカウンターに置いてほしいですよね~~ ミラコスタファンの皆さん。それから、開業のころからこちらのお店に通っていらっしゃる方々に嬉しいお知らせ。キャストさんが盛り付けてくださるジェラートが復活していました。カウンターの中ではなくカウンター前でサービスしていらしたので ひょっとしたら今回の期間だけなのかもしれませんけれど、いつもデザートにたどり着く頃にはおなかいっぱいで固形のケーキは一つか二つくらいしか食べられない私でもこれなら食べられます。ずーっと …ジェラートかアイスかかき氷か、そういうの復活してくれないかなあ… と思い続けていたので 私は大変嬉しかったですよ~カウンターの上のデコレーションは、今回はミラコスタの美しいロゴマークの他、ガリオン船など。ホテルミラコスタ専用の衣装姿のキャラクター達もいました。こちらは、席に戻ったところでテーブルにやってきた 夫が注文した“ザ・フレーバー・オブ・ミラコスタ”スペシャルドリンク。トッピングしたディルが実に海藻(ケルプ)っぽい。パールに見立てた銀色のアラザンは中に沈んでしまったのですが、ちゃーんといただけたそうです。(夫談。かなり甘めのドリンクだったみたいです。)私はあまり大量には食べられないので、食べたいものを優先しながら少しずつお皿に取って前菜→メインと進み、途中でアイスティーも追加注文して一時間も経たないうちにデザートにたどり着きました。(夫はまだメインをお楽しみ中でした。)どうしてもこれだけはいただきたかったのですよね~今期はランチタイムはハーバーグリーティングのためにテラスを開放する時間帯も無いので、たいへんゆったりと穏やかにお食事することができましたよ。楽しかったです。食事を終えてお店を出たのは15:30くらいだったでしょうか。三連休の中日、宿泊ゲストのチェックイン手続きも始まってごった返していてもおかしくない時間帯でしたが、ロビーは不思議に落ち着いていて 静けさに満ちていました。尋常でなく暑い夏が首都圏にやってきても、ここだけはいつも涼やか。ずーっとロビーの片隅にいたい気持ちを振り切って 私はホテルミラコスタを出て、まだまだ強い陽射しの中を駐車場へと戻り 帰りに向かいました。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
July 14, 2024
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(…その4から続く)ファンタジースプリングスに ホテル側からではなくエントリーウェイ側から入る場合は、洞窟を抜けた先の分かれ道を左手に進むと「ピーターパンのネバーランド」へ、右手に進めば「ラプンツェルの森」へと行くことができます。午前中に「ラプンツェルのランタンフェスティバル」を体験した際に私は「暗くなったら絶対にまた来てみよう」と心に決めていたので ファンタジースプリングスに舞い戻った後はとりあえず右手の道を進んだのですが、この時間(18:00過ぎ)のラプンツェルの森はまだ明るくて昼間とそう変わらない雰囲気だったので お隣のフローズンキングダム「アナとエルサのフローズンジャーニー」の方へ先に行くことにしました。アトラクション入口前に着いたのは18:10頃で、今回は朝とは違って左側のプライオリティ・アクセス・エントランスへまっすぐ向かいました。右側の 朝方は「ゆっくり建物の中を見てから乗る」ルートとして使われていたスタンバイパスエントランスの方はこの時間 待ち時間はチェックしませんでしたけれど建物の外のロープ内まで列が伸びていたようでしたが、プライオリティ・アクセス・エントランスの方は乗り場までほぼ待ち無しで、本当にびっくりするくらいすぐ船に乗れてしまいました。(朝方はこちらのエントランスも屋根下のロープ列からはみ出るくらい並んでいたので おそらく乗るまでには5分以上かかったのではないかと思われます。)本日二回目となる「アナとエルサのフローズンジャーニー」は写真も撮らずにじっくり楽しみましたけれど、内容の素晴らしさを再認識したのももちろんですが、「こんなに複雑なアトラクションなのに よくもまあ止まらずに壊れずに一日中ちゃーんと動いてるなあ…」と感心することしきりでした。(詳しく説明できなくて申し訳ないのですが、乗ったことのある方ならきっとこの気持ちをわかってくださるんじゃないか と思います。)今後このアトラクションでいわゆる「システムダウン」に当たってしまっても、なんか納得して許してしまいそうな気さえします。全てがさらに順調に運ぶような改良を今後していけるといいなあ と素人ながらも思ってしまいましたよ。それからこのアトラクション 朝方はなんだか体験時間がとても長いように感じたのですが、あらためて意識して時間を計測してみたら船に乗って実際に物語を辿っている時間は6分ちょっとだ ということがわかりました。船に乗り込んでから出発するまでの時間と物語が終了してから下船場所に着くまでの前後の乗り降りの時間も含めると8~9分くらいの体験時間になるようです。(混雑具合によってこのあたりは変わってくると思いますけれど。)その後はネバーランドへ行って「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」へ。朝の体験で「これは私のような老体にはちょっとキツいかも」と思ったので積極的に乗りたい気持ちはそんなになかったのですが、夫が「食事した後では絶対ムリだと思うから今のうちに行っておこう」というので 納得して。アトラクションのプライオリティ・アクセス・エントランスを入ったのは18:25過ぎ頃、そこから3Dメガネを取る場所の手前まではほぼノンストップでしたが、スタンバイパスエントランス利用のゲストと合流した後のこのメガネを取る場所が非常に混雑していて押し合いへし合い状態で 通過するにも相当に時間がかかり(今日この時間たまたまだったのかもしれませんけれどね)、正直「この混乱ぶりはどうにかならないものか…」と思ってしまいました。(朝方がたいへんスムーズでしたので尚更でした。)乗り場にたどり着いて船に案内されたのが18:45くらいでしたので、プライオリティ・アクセス・エントランスを利用しても20分近くかかったことになります。きょうの中で一番「乗るまでに時間がかかった」アトラクション体験になりました。さて、本日二回目の「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」は。一回目に乗った時は予備知識がまったく無かったので勝手がわからず、ピーターの動きにつられてあっち向いたりこっち見たり、状況を把握しようととにかくキョロキョロしすぎて途中で「ああ…ついていけない…」と思ってしまったので、今回は目を見開くのも控えめにして頭も動かさず 子供たちを見守るようなつもりでゆったりした気持ちで目の前の光景を眺めて過ごしたところ、無事楽しむことができました。たぶん、人間の脳って 老化してくると多種多様な情報や初体験の体感などを全部同時に把握して瞬時に処理する力が衰えてくるのでしょうね。外部からの情報を取り込む→処理する→対応する の間に生まれてしまう僅かな時間差が、心身にちょっとした不具合を招いてしまうのかもしれません。年齢が上がっても普段からこういった「最新技術の詰め合わせ」みたいな世界に接し続けてスリリングな毎日を過ごしていらっしゃる方にとっては この「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」くらい まったく何の問題もないアトラクションだと思いますが、そうでない方は事前に多少の情報を得て心の準備をしてから利用なさった方が良いかもしれませんね~そして、繰り返しにはなりますが、「若くて元気な方々にはぜひぜひ一度体験していただきたい」。当面の間は混雑もするでしょうし、そもそもエリアに入るのすらひと苦労でしょうけれど、未来のある皆さんには機会があればぜひこの新しい世界に触れていただきたい という思いを、朝方にも増して私は強くしたのでした。ピーターパンから出ると、時刻は19:00。あたりはようやく薄暗くなってきて灯りも点り始め、いよいよ「…これはラプンツェルの森にランタン見に行くチャンスか?!」と思いましたけれど…夕食をモバイルオーダーした時間が近づいてきてしまっていたので、私達は「スナグリーダックリング」へ向かうことにしました。(モバイルオーダーは便利なシステムで重宝しますけれど、受け取り時間に1分でも遅刻すると自動的にキャンセルされてしまうそうなので、注文時に受取時間を想定してうまく選択するのはなかなか難しいですよね。)こちらのお店は「塔の上のラプンツェル」の中に登場した酒場をモデルにしているそうですが。スナグリーダックリング というお店の名前は「ふわふわ可愛いアヒルちゃん」とでも訳せばいいのでしょうか…その呼び名の通り こちらの店内には子アヒルのモチーフがあふれていました。お料理を受け取るエリアにも。ダイニングエリアにも。「酒場」のイメージにはそぐわないような可愛らしいアヒルの姿がいっぱいです。席に着くと、イスの背にまでアヒルがいたのでびっくり。もちろんお料理をのせるトレイもアヒルちゃんのデザイン。私達が受け取った料理を抱えてダイニングエリアに入ったのは19:15くらいでしたが、この時間は簡単に空席を見つけられるような状況でした。(席数多いのですね。)注文していたのは「ダックリングドリームバーガー」「フライドシュリンプバーガー」「スイーツエバーアフター」などで、どれもたいへん美味しくいただくことができました。(パーク内のレストランで「これ美味しい!」と感じるバーガーに久しぶりに出会った気がします。)いずれもボリュームがあり、若くない私達には 食べきれるか? と不安になるくらいでしたよ~店内のあちこちには映画を思い起こさせるような装飾がたくさんあるようで(私は一度しか観たことがないのであまりピンとこなかったのですが)、時間をかけて店内を見て回り ひとつひとう熱心にカメラに収めていらっしゃる方も多かったです。それぞれ何かエピソードが隠されていそうな店内の装飾をぼんやり眺めながら食事していたら、私も機会があればもう一度映画を観直してみたいものだなあ という気持ちになってしまいましたよ~(ファンタジースプリングスにいると、随所でそう思ってしまいますが。)作品の世界をテーマにしたエリアをパーク内に誕生させるということは、きっとこういう効果も期待してのことなのでしょうかね~食事を終えて19:55頃にスナグリーダックリングを出ると、外は昼間とは状況が一変、文字通り「ランタン祭りの夜」になっていました。「暗くなったら絶対行きたい!」と思っていたランタンフェスティバルに やっと行くことができそうです。私達は お店のすぐお隣にあるアトラクション「ラプンツェルのランタンフェスティバル」のプライオリティ・アクセス・エントランスに入り、頭上にランタンが点る小径を歩いて乗り場へと向かいました。上を見上げて写真を撮影する時以外は立ち止まることもなく、ゆっくり歩いて1~2分。乗り場の建物の中でスタンバイパスエントランスからの皆さんと合流するとすぐに舟に案内され 水路に出ることができました。こちらのアトラクションも本日二回目になるので、今回は名場面をしっかりカメラに収めることもできました。さっきまでいた酒場「スナグリーダックリング」も忘れず撮影。ほんとほんと、お店の外観 このとおりだったのよね~ああ やっぱりこの場面はきれいですねえ…短い船旅を終えて舟を降りると、建物の外へ出てからもランタンの灯りはずーっと続いています。温かな色の光に導かれて 思わず折り返してもう一度プライオリティ・アクセス・エントランスに入りそうになりましたよ。ラプンツェルの森は夜になるとこの数多くの「ランタン」の灯りのおかげでエリアの一体感が高まるのですね。次回また「ファンタジースプリングス・マジック」を利用してパークを訪れることがあったなら、夜はこのアトラクションを何度もループして過ごすのも楽しいかな と思いました。さて、この時点で時刻は20:10。20:30の花火は既に中止が告知されていて、残るパーク時間はあと50分。――ファンタジースプリングス内のアトラクションにもそれぞれ2回ずつ行けたことだし、そろそろ帰ることを考えようか。疲れたのか夫はそんなふうに言いましたけれど、私の方は時間が許すようなら最後にもう一回「アナとエルサのフローズンジャーニー」を体験しておきたい気持ちがあったので、そのままお隣のフローズンキングダムへ。すっかり夜の景色となったフローズンキングダム。雪山と氷の宮殿は暗くなるとこんな姿になるのですね。映画の中みたい。この時間、このエリアにいらっしゃるキャストさん達は「21:00になるとエントリーウェイは通行できなくなる」ことをあちこちでアナウンスし始めていらっしゃいましたので、ゲストの皆さんも時間を確認しながらちょっと忙しない様子でしたよ。「アナとエルサのフローズンジャーニー」の前まで来ると、夫は 僕はいいから一人で行ってきなさいよ と言いましたので(珍しく人気アトラクションにいっぱい行ったので人酔いしちゃったみたいです)、お言葉に甘えて私はひとりでプライオリティ・アクセス・エントランスへ。今回もそんなに待たずに乗り場まで案内していただけて、もう何度もこのアトラクションに乗っているらしい熱烈なファンの皆さんと思われるグループや 朝早くに取得したスタンバイパスを利用して「やっと来られた~」とやや興奮気味な皆さんなど、さまざまな方と一緒に船に乗り込んで本日三回目の物語の旅へと出発しました。今日の最後に 素晴らしい歌声をききながらひとりで巡った姉妹の物語は 朝と夕に訪れた二回の時よりもいっそう心に沁みるものがあり、夫を外に置いてでも乗りにきてよかったな と素直に思いました。ありがとうございました。良い体験でしたよ。アトラクションから出て 外で待っていた夫と合流した時には時刻はもう20:30になっていました。私達はそのまま城門から出て アレンデールの町を通り抜けてホテルの方向まで戻りました。ホテル前にたどり着くと、午前中も写真を撮ったミッキーの噴水(泉)はブルーの光に照らし出され、昼間とはまた違った雰囲気になっていました。ホテルの一階部分にあるショップ「ファンタジースプリングス・ギフト」の前には入店待ちの列がまだあったように見えましたけれど、この時間からでも入店待ちの列に並ぶことができるのかどうかは定かではありませんでした。そして20:40。私達はきょう一日の大部分を過ごしたおとぎ話の森を離れ、ファンタジースプリングス・エントランスのゲートを出ました。 初めて歩いた森、初めて乗ったアトラクション、初めて触れた新しい世界。何もなかったところに生まれ出たファンタジースプリングスは本当に 誰かが魔法の杖を振ったら一瞬で地上に現れたかのような あるいは「目を閉じてみる夢」のような、成り立ち自体がまるでおとぎ話そのもののような世界でした。ホテル館内に戻ってからは、帰る前にもう一度 と 3階レセプション前の扉を出てパークを見渡せるテラスへ行ってみました。泉のある場所なのでしょうか、暗い森の中 木々の間に点々と浮かび上がるブルーの光が印象的でした。森の向こうにアレンデール城が見えるこの景色も、なんか言い方がおかしいかもしれませんけれど「ああ、お隣の国のお城が見えるわ…」なんて つい思ってしまいます。(さっきまであのお城の近くにいたのよね~)おとぎ話の森を一望できるこのテラスにいると、なんだか自分がこのお城に住んでいるお姫様になったような気分になるのですよね。小さいころによくそんな自分を妄想したものですが、まさかこの年齢になって再びそんなことを思うなんて…笑ってしまいますが、それもこの場所の持つ力ゆえ なのでしょうね~いよいよ帰りに向かおうと正面玄関横にあるベルデスクに行ったのはちょうど21:00頃でした。こちらのホテルのベルデスクは荷物預かりの他にパークチケットの販売も行っているため 予想していたことではありますが この時間は大混雑で、順番待ちの列はグランパラディラウンジ脇の階段上を通り過ぎてファンタジーシャトーラウンジのソファーのあるエリアまで伸びていました。列に並んで数分待っていると 前から順にキャストさんが回っていらして用件をきいてくださったので、私達は 預けた荷物を車寄せに用意してください とお願いして列を離れました。屋外駐車場にとめた車へ向かうために長い廊下を歩いてエレベーターホールへ向かうと、こちらにもまたまた大層な列ができていました。(なにせエレベーター4基しかありませんからね~)私達は客室フロアへ上がるわけではなく1階に下りたいだけだったので、エレベーターの裏手にある階段を利用して1階の屋外駐車場へと向かうことにしました。駐車場からくねくね坂道をのぼってホテルの正面玄関に車を着けると、そこでは到着時と同じ 元気いっぱいのドアサービスキャストさん達が多数待ち受けてくださっていました。私達と同じようにホテルを発とうとする車。 到着する車。ファンタジースプリングスホテルを利用するゲストはみんな行動のパターンがよく似ているので、こちらの正面玄関車寄せもパーク閉園後のこの時間帯は当然 かなり混みあっています。キャストさん達の緊張もピークに達しているはずなのですが、不思議とそこにはピリピリとした感じは一切なくて明るい声ばかりが飛び交い、忙しさを楽しんでいるかのような活気にあふれていました。私達の荷物は既にワゴンに載せられて車寄せまで届いており、受け渡しも積み込みもスムーズに行われて、最後に助手席の窓側に姿を見せたキャストさんは 私が今まで舞浜のホテルの車寄せで見た中で一番と言ってもいいくらいの飛びっきりの笑顔で「またぜひいらしてください。お待ちしております。」と声をかけてくださり、 行ってらっしゃいませ! と元気に手を振って見送ってくださいました。ディズニーシーの奥のそのまた奥に「ファンタジースプリングス」という場所がオープンするという その詳細を知った時、「入場するのもホテルを予約するのも並大抵じゃなさそうだから 新しいエリアに足を踏み入れることができるのはきっと一年後くらいになるんじゃないか」と 私は思いました。が、ひょんなことから意外に早くその日はやってきて、準備も何も整わないまま 私は今回ファンタジースプリングスホテルにやってきました。おそらく今回こちらのホテルに宿泊していなかったら、不勉強で予備知識もないまま新しい世界に向う見ずにも飛び込んじゃった私は こんなにも幸せな気持ちで舞浜を去ることはできなかったでしょう。ファンタジースプリングスホテルに宿泊したからこそファンタジースプリングスをじゅうぶんに楽しむことができた ―― そう言い切っても決して過言ではないことは 明らかです。だからね。私はきっとまたここへ来るでしょう。ディズニーシーに「ある日突然降って湧いたように出現した(!!)」大きな森を再び探検するために。まだまだよくわからないこの場所の不思議を、今回の滞在では上手に探しきれなかった新しい何かを確かめてしっかりと記憶に刻むために。この地で描く私のおとぎ話はまだまだ小さく未完成で、これからもそれは 描かれ続けていくのでしょうから。(おわり)(夜のローズコートにて)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 29, 2024
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(…その3から続く)今日の昼食は、昨日の夕刻 お店の入口を見に来たホテル内のブッフェレストラン「ファンタジースプリングス・レストラン」でとることが決まっています。今回のバケーションパッケージでは二日目のいずれかの食事をこちらのレストラン指定にすることが可能になっていて、私達はそのうちの昼食を選択したというわけです。(ほんとうは一日目の夕食のプライオリティーシーティングを取りたかったのですが、宿泊特典枠でも一般枠でも残念ながら予約をとることができませんでしたので、バケーションパッケージ専用枠を利用しました。)指定されていた時間ほぼぴったりに店頭に行って名前を告げると、 お席をご用意しますのでしばらくお待ちください とのこと。なので私達は、ホテルの三階部分まで届こうかという美しい装飾を見上げながら、しばらくお店の前の広ーいスペースで待つことに。昨日の夕方にここへ来た時と違い、きょうこの時間は周囲の大きな窓からたっぷりと入る自然光が白い床や壁に映えて よりいっそう格調高く感じられます。こちらのホテルでは宿泊棟のことをそれぞれ「グランドシャトー」「ファンタジーシャトー」と呼びますけれど、床も壁も天井も全体的に「白」基調で統一され 植物のモチーフがふんだんにあしらわれている館内は まさにヨーロッパのお城のような佇まいです。数分後、キャストさんがいらっしゃって店内の説明をしながらダイニングエリアへと案内してくださいました。このレストラン、ダイニングエリアはきっちりと仕切られたいくつかの小部屋に分かれており(オチェーアノやシャーウッドガーデンレストランのように「エリアに分かれている」という感じではなく壁や通路ではっきり区切られています)、それぞれ「スノーホワイト」「オーロラ」などプリンセスの名前がついているとのこと。私達はその中の「ラプンツェル」の部屋に案内していただきました。壁にはラプンツェルの物語の場面が描かれた額絵が飾られていましたよ。お部屋の隅には子供用の可愛らしい椅子が置かれていましたが、よく見ると椅子の背は…チョウがあしらわれたデザインになっていました。こんなところにも蝶々が! と少し感激してしまいましたよ。ブッフェ台に並ぶお料理は 前菜もメインも種類はそんなに多くない感じでした。目をひくのはシュリンププラッターでしょうか、エビ食べ放題です。ソースは2種類用意されていました。デザートもそんなに種類は多くないけれど、小さなコーンにクリームを詰めたものなど可愛らしい見た目の物が多かったです。全体的に、お子さんでも美味しく召し上がれそうなお料理が多いかな といった印象でした。(お子様向けのコーナーもちゃんとあって充実しているように見えました。)キャストさんがカットしてくださっているローストビーフもソースはやや甘めでお子様向け寄り。お料理内容的にはシャーウッドガーデンレストランよりやや大衆的だけれど、トイストーリーホテルのロッツォ・ガーデンカフェほどカジュアルではない といった感じでしょうかね~私達は舞浜で普段そんなに頻繁にブッフェレストランに行くわけではないのでよくわかりませんけれど、一番よく足を運ぶオチェーアノのブッフェと比較してみると、大きく違うのは コーヒー紅茶がセルフサービスでお食事料金に含まれているところ、着席時間の制限がないところ、(ランチタイムだけかもしれませんが)ボトルワインの価格が5000円と6000円の設定でそれぞれ何種類か用意されている明朗会計システムなところ、ワインのカラフェ販売があるところ、などでしょうか。あと、「ファンタスティックセレブレーション・タイム」というゲストの特別な日を祝う時間があり、お祝いに該当するご本人以外にもレストランにいる人全員に小さなカットケーキがふるまわれる というサービスがあったのがちょっと「びっくり」なことでした。また、もうひとつ驚いたのは店内に設けてあるお手洗い。ドアを開けたらこんな↑だったので、思わずテーブルまでカメラを取りに戻ってしまいましたよ~(お行儀悪いんですけど、たまたま誰もいなかったので撮影させていただきました。)こんな場所にまで花が咲いているなんて、やっぱりこのホテルの真の姿は「植物」なんじゃないの??魔法が解けたら草木に戻っちゃうんじゃないのーー?? …… なんてね。(ちなみに男性用の方の洗面台も同じだったそうです。夫談。)お食事を終えてお店を出たのは14:00を少し過ぎた頃。私達はそれからファンタジースプリングス再入園を目指して美しいホテルエントランスを通り抜け、車寄せ脇から「ファンタジースプリングス・エントランス」へと向かいました。あずまやの下の保安検査場を通過してグランドシャトーの下のトンネルのようになっている部分にあるエントランスにさしかかったのは14:30少し前くらい。朝はこの場所もゲストでいっぱいでしたけれど この時間は殆ど人の姿はなくて静かだったので、トンネル内両側の壁に飾られているアトラクションのポスター風看板などものんびりカメラに収めることができました。ファンタジースプリングスに再入園してからは、夫が「『アラビアンコーストの方からエントリーウェイを歩いてファンタジースプリングスに入る』ってどんな感じなのか体験してみたい!」とかという謎の主張を強くするので、暑い中をとぼとぼ歩いてアラビアンコーストに出る手前まで行きました。洞窟部分を通り過ぎると、長いエントリーウェイはまあ 混んでること混んでること。ファンタジースプリングスエリアに入場できる時間を待っていらっしゃるのでしょうか、両側の岩にもたれかかるようにして地面に座り込み スマートフォンを凝視し続けている若い方々のグループなどが多くて、なんと言ったらいいのでしょうか 一瞬「未開の荒野」に出てしまったような気分になりました。なので、エリア内入場制限をしていることを告げるボードを撮影してすぐ引き返すことに。(背景は加工してあります 大混雑で人いっぱいだったので)―― そうかー こっち側から入ってくるとこんな感じなのかーホテル側から見ているとファンタジースプリングスはただ「深く静かな森の中」のように感じますけれど、エントリーウェイ側からだと「岩山の狭間を抜けた先にある水の湧く不思議な場所」。なるほど、「ファンタジースプリングス」という呼び名は、こちら側から歩いてたどり着いた時に初めて実感できるものなんですねえ。(洞窟のところで両手を広げて空を飛んでいるピーターパン、傍にはちゃんとティンカーベルもいるのですね~)「ファンタジースプリングスホテル宿泊証明書」(ここにいらしたキャストさんによれば、この地点を通過するためにはこの証明書を提示するのが一番早いとのことでした)を洞窟の中のチェックポイントで提示して 外の世界よりもまだ多少は平和なファンタジースプリングスに舞い戻ったのは14:50頃でした。パークが閉園するまであと約6時間。ファンタジースプリングス内でのこの後の予定は 夕食をモバイルオーダーしてある「スナグリーダックリング」でとることのみ ですが、今回バケーションパッケージ利用でパークを訪れていた私達には ディズニーシー内で指定されていた「ショー鑑賞」と「アトラクション体験」の予定が残っていました。ショー鑑賞の方は「16:20」からのビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~、アトラクションは「17:00~18:00」指定でソアリン・ファンタスティックフライト。いずれもパーク内メディテレーニアンハーバー水域の向こう側、どちらかといえばディズニーシーのメインのパークエントランスに近い場所にある施設での予定です。実は早朝 天気予報サイトをチェックして、昨日とうって変わってきょうの舞浜は曇りがちではあるものの晴天でおそらく午後の最高気温は30度以上になるだろう との情報を得ていた私達は、「もう 午後ビッグバンドビートに行く際には、一旦ファンタジースプリングスから退園したあとリゾートライン経由でディズニーシーステーションまで行って メインのパークエントランスから再入園してブロードウェイに向かう という経路にしようよ…」と、朝のうちに決めてしまっていました。なので、そろそろこの辺でその経路をとろう と 退園するためにファンタジースプリングス・エントランス方面へ向かいましたけれど、このエリア内のアトラクションにまだ一回ずつしか行っていなかったので(「ファンタジースプリングス・マジック」を持っているというのに!) さすがにちょっともったいないような気がして途中で何かひとつアトラクションへ寄り道することにしました。で、本日二回目の「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」へ。朝一に乗った時は興奮気味でわけもわからず… だったけれど、今回はいわば「復習」ですからね~落ち着いて冷静に、可愛い小さなアトラクションを楽しめることと思います。背中の羽をパタパタさせて見せてくださったキャストさんに案内され、ノンストップで乗り場に着いたのは14:53頃。すぐ乗れるかと思いきや、急なシステム調整で7~8分待ってからの乗車となりました。さきほどは上の空でよく見て(聞いて)いなかった コースに出る直前のティンカーベルからのお願いも今回はしっかり把握。 そしてまずはヒマワリ咲く夏の世界へ出発~青空の下 巡る景色も楽しい1分ちょっとの時間でしたが、ずーっと陽に当たっていたので正直ちょっと暑かったです。その後、予定通りファンタジースプリングス・エントランスから出てベイサイドステーションへ。駅でスーベニアメダル作成などしてからリゾートラインに乗って(昨日、二日間有効のフリー切符を購入してありました)ディズニーシーステーションに到着、こちらの駅でもスーベニアメダルを作ってから改札を出て、ディズニーシーのパークエントランスへと向かいました。そして15:40、ゲート周りのキャストさんの制服が変わっていることに少し驚きましたけれど(6月6日から変更になったそうです)、いつもと同じような感じでディズニーシーに入園。きたー! ディズニーシー!…いえいえ。とっくに昨日からディズニーシーの一部であるホテルに宿泊してるんですけれど、やっぱりこの景色を見ないとディズニーシーにやって来た気がしないわあ~私達はすっかり通常モードで、ショップを冷かしながらミラコスタ通りを抜け 坂を上ってアメリカンウォーターフロントへ向かい「スチームボートミッキーズ」で6月のスーベニアメダルを作り、ブロードウェイミュージックシアター前へと行きました。16:20の公演に向けてシアターは既に開場していたので、入口で鑑賞券を提示して入場。指定されていたのは中央Bブロック8列目のステージが綺麗にみえる座席でしたので、幕が上がってからは何も考えずただただ楽しくショーを鑑賞。涼しくて快適な場所で40~50分間ゆったりと過ごせたのも私にとっては大変ありがたく、バケーションパッケージ様々だなあ と思いました。ショーが終了して外に出て、コロンブス像のところまでブロードウェイを上り 時刻は16:50。「ソアリン」には17:00~18:00の間の好きなタイミングで行けばいいことになっているので、ショップを覗いてスーベニアメダルを作ったりしながらメディテレーニアンハーバーを歩き、17:00ちょっと前にザンビーニブラザーズ・リストランテに到着。フリードリンク券を利用してスペシャルドリンクをいただき、裏のテラスへ行って水分補給をしました。誰もいない。今日のディズニーシー(の「ファンタジースプリングス」以外の場所)、ひょっとして空いてる?その後、17:15頃にテラスを離れ、目の前の「ソアリン・ファンタスティックフライト」へ。プライオリティ・アクセス・エントランスから直接建物内へ入り、ほぼ待たずに前室へ通され、17:30くらいにはドリームフライヤーに乗って空へと飛び立ちました。今日は私、少し疲れていたのか、不思議なことに 空を旅する途中で軽くですが「怖いなあ」という気持ちが頭を過ぎりました。ソアリンは大好きなアトラクションのはずなのに。ファンタジースプリングスの「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」などもそうですが、やっぱり年齢が上がってくるとこういった新しい技術を使ったアトラクションには少しずつ身体がついていけなくなるのかもしれないなあ なんて弱気になっちゃいましたよ。空飛ぶ乗物からおりて地上に戻って。さて、これでバケーションパッケージに含まれていた予定は完全消化、あと残りの時間は全てファンタジースプリングスで過ごせばよいことになりました。時刻はこの時17:45。ファンタジースプリングス方面まで戻る際に利用できるかも… と期待していた「ディズニー・トランジットスチーマーライン」はこの時間 ハーバーショーの準備のため既に運航休止時間帯に入っており、私達は遠い道のりを歩いて戻らなくてはならなくなりましたが、日没も近づいて暑さもだいぶおさまってきていたので暑いのが大の苦手の私でもなんとかなりそうでした。せっかくメディテレーニアンハーバーまで来たのだから と 火山の麓で何パターンも記念写真を撮ってから、私達が奥地のさらに先の「この世の果て」、ファンタジースプリングスを目指して歩き始めたのは17:55。途中、マーメイドラグーンやアラビアンコーストを通過するので、もしも待ち時間が短いようなら私の好きな小さなアトラクションに行ってもいいかな― なんて気楽に考えていたのですが、18:05くらいに前を通りかかった「ジャスミンのフライングカーペット」の待ち時間はこんな感じ。久しぶりに見る15分以上の待ち時間表示。と いうことで あっさり諦めて、私達はエントリーウェイへ向かいました。フライングカーペットの脇から 長~い通路をファンタジースプリングス方面へとさらに歩いて数分。洞窟の中のチェックポイントで再びエリア最強の通行証=「ファンタジースプリングスホテル宿泊証明書」を提示して、私達は夕暮れ迫るファンタジースプリングスへと三たび(いや四たびでしょうか)入場しました。18:08頃のことでした。(その5 に つづく・・・)※チェックポイントとなる洞窟の手前にはこんな案内看板が置かれていました◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 29, 2024
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