松木幸夫 ギタリスト的思考

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remain-iihama@ 音楽(とギター)の見え方  私も全く同感です。  自身もかつては…
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Dec 20, 2009
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カテゴリ: 音楽
 昨日のこと。

 午前中に来る小学生の母親から電話があった。何度練習しても上手くいかないところがあって、泣きながら大騒ぎしているからレッスンを休むと云う内容である。その子が取り組んでいるのは薬指と小指を器用に動かして弾く部分が現れる曲である。それは小学生低学年の子供には高いものである。

 例えば10回程度の練習で身に付くようなものは、実のところ練習を全くしなくても早晩身に付くことができる程の内容である。何度練習しても遅々として進歩が見られず、泣いても、怒っても、うんざりしても、嫌気がさしても上手にならないと云う現実を受け止めて、何が問題で身に付かないかを考えて、練習方法を考え、焦らず時間をかけて練習することが大切なことだと云うことに気がついて初めて我々は上達することができるのである。

 その辺に気がつくことができれば、その小学生も立派に生きることができるだろう。

 千歳でのレッスンは、初見、デカメロン、三千院など数曲をするのだが、レッスンの終盤にストーブが火を噴いた。

 灯油が切れるとこのストーブはきまって火を噴く。

 生徒が帰った後、灯油の補給をしたのだが、薄暗い部屋で勢いよく入れたら、床に溢れてしまった。その辺にあった古いタオルでこぼれた灯油を拭き取り、目一杯に入った灯油タンクをストーブに取り付けたが、タンクの脇に「この線より灯油を入れると危険だよ」と云うような注意書きがあったことが気になり、コンセントを抜いて、仮に何があってもいいようにストーブを玄関に置いて、まあそんなところに置いたところでなんの役に立たないことは自明のことなのだが、何となくそのがその建物の中で一番安全なところのようにその時点で考えたものだから、そのようにして僕は帰路についた。

 手に付いた灯油の臭いが気分を悪くさせたが、1時間程で自宅に戻って良く手を洗い、次のレッスンの準備をする。

 自家焙煎の珈琲豆を手土産に持ってきた生徒と、多少の打ち合わせをしてからレッスンを始める。



 内容的に複雑な曲は、慎重に弾いてしまいやすいために、全体に平板な演奏になることが多く、瞬発力、持久力、俊敏性などを要求される曲は、一所懸命に弾くことに集中しやすいために、息を抜くことができずに、重苦しく、息をつくことができないような演奏になりがちである。

 それらをどのように緊張と緩和の連続を維持し、クライマックスに向かって進むことができるように自分の身体をコントロールすることが、とても難しい課題になる。

 フレーズ感がないこと、減り張りがないこと、走ること、などにはその原因が明確にあるものである。

 その原因を突き止めることが練習の目的であると云っても過言ではないような気がする。

 それにしても気になるのが、千歳教室のストーブである。





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Last updated  Dec 20, 2009 11:05:34 PM


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