パリの空港で合計120キロにもなる荷物を
鬼の形相でカートで押して外に出たはいいものの
なんと、旦那はまだ着いておらず待ちぼうけを食らうこととなった。

飛行機が比較的早く着いたのもあるし、
空港への発着数がそもそも少ないから荷物が早く出てきたってのもあるし、
なにより旦那は我が家のあるパリから200キロ離れた地方都市から
バスで来るからしょうがない。。。。

とはいえ、出口で家族が出てくるのくを今か今かと待ってる人たちを見ると
こうやって、なんならバラの一本でも持って待ってるもんちゃうんかーーーー！

とまぁ、そんな事は言ってもしょうがないので
待ちぼうけすること30分。

予定よりも早く着いたよーと、旦那も思ったより早く着き
合流してホッと一息ついたところでレンタカー乗り場へ。

今までは、大きな車を所有してる旦那従兄が迎えに来てくれたり
パリで一泊してから電車で家まで帰ったり、、、とかしてたけど
今回は初めてレンタカーを使ってみることにした。

というのも、パリの空港で借りた車を
自宅から車で15分の所にある地方空港で乗り捨てができる！ということが判明して
あんまり考えたことがなかったけど、それができるなら最高やんと思いついて
料金を調べてみたらなんと手ごろ！！

78ユーロ！（10000円くらい）
15ユーロ程度で保険を追加しても100ユーロ（13000円とか）しない。

従兄に頼んでも返事1つで引き受けてくれるやろうけど
でも、またお礼せなあかんしとかあれやこれや考えるのも大変やし
なにより、自分たちのペースで休憩とかしながら帰れる。

考えんでいいのはホント楽。

という訳でレンタカーを予約していた。

レンタカーエリアについて、ずらーっといろんな会社のデスクが並んでる中から
自分たちが予約した会社のカウンターで サイトウ（仮名）ですー と
名前を告げて手続きをしていたら、カウンターのおにーさんが
カートに乗ってる荷物の山を見て

それ、ぜんぶお客さんの荷物？
たぶん、車に乗らへんと思うけど、、、、

と言い始めた。

いやいやいやいや。
私たちちゃんと大きな車予約したよ！
7人乗りのワゴンタイプ！
もちろんオートマ！
何回も確認したし、ほらコレ予約表！

と念のためにプリントアウトしといた予約表を出したけど
うーーーん、でも、予約は、、、、とシステムとにらめっこ。

おにーさんが言うには、システムに予約されてるのはセダンタイプの車なんだそう。
でも、そんなはずないし、なによりそうだったとしても困るわー！と嘆いてたら

同じカウンターに日本人のサラリーマンらしき男性2人組が到着。
予約してますサトウです（仮名） と言わはった。

その瞬間、隣で私たちのトラブルを見守ってた別のおにーさんが
あ、ごめん！こっちの人の予約と間違ってるわ！
サトウとサイトウって一文字しか違わないから、、、、

だそう。

たぶん私が乗ってたJALの数十分後に着くANAで到着した人達なんだと思われるが
その日本人の予約と私の予約を間違えて表示させてての勘違いやと判明。

こんなにたくさんあるレンタカーカウンターで
外国人にメジャーなハーツとかエイビスとかの会社でもないのに
しかも、こんなお客さんのガラガラの時期の
この時間にサトウとサイトウが被る偶然。

レンタカーのおにーさんを責めるのは酷やと思った。。。。。
でも、えーかげんにしてくれ、、、心臓に悪いわ。。。。。

こうやって、なんとかワゴンタイプの車を確保した私たちは
帰路に就いた。

帰り道、途中トイレ休憩にマックに寄って
コーヒーを飲み、家に辿り着いたのは21時の日本時間午前5時。
日本の実家を出発してから、約24時間の長旅。

最後の最後までなんやかんやトラブル続きやったけど
よー頑張ったで私。

アラフォー、もう若くないねんから
無理はできんなーと、年々疲れを色濃く感じる一日やった。

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