宅録用語集 A~X

宅録用語集 A~X


AUX(Auxiliary) ・・・
ミキサーでエフェクトなどの補助的な信号のやりとりに使われるもの。使い方としてはミキサーの各チャンネルから”AUXセンド端子”を経由してエフェクターに送られ、リバーブなど加工されたものを”AUXリターン端子”に戻すというのが一般的。


CD-R/RWドライブ ・・・
CD-Rと呼ばれるディスクに音楽やデータなどを書き込む為の装置で、最近ではパソコンなどにも標準で内蔵されていることが多い。音楽を書き込んだ場合は、通常のCDと同様にCDプレーヤーで再生出来る。ハード・ディスク・レコーダーに内蔵されている場合は、録音からCDの制作まで1台でこなすことが可能となる。CD-Rは1度書き込んだ内容は書き換えられないが、CD-RWは何度も書き換えることが出来るタイプ。


DAWソフト ・・・
DAWはDigital Audio Workstationの略。読んで字の通り、デジタルでオーディオをレコーディングする為に必要な機能を纏めたソフトウェア。録音やオーディオの編集、ミックスはもちろん、エフェクトなども統合されていることからワークステーションの名が冠された。MIDIシーケンスも可能なソフトが一般的。


DJミキサー ・・・
文字通り、DJプレイを行う為の機能が凝縮されたミキサー。2台のターンテーブルやDJ用CDプレーヤーを繋いで両者の音を混ぜることが出来る。また、エフェクトやサンプラー機能が内蔵されたものなどもある。


DJ用CDプレーヤー ・・・
ターンテーブルのようにピッチを変更したり、ループ再生出来るCDプレーヤー。スクラッチが出来る製品もある。


EQ ・・・
イコライザー(Equalizer)。低音や高音、中音などをそれぞれ個別に強調したり、また弱めたりすることが出来るエフェクター。音質の補正、または積極的な音作りにも利用される。多様なタイプがある。


FireWire ・・・
パソコンと周辺機器を繋いで、データを高速にやりとりする為の規格。APPLE社が考案し、それを標準化した規格がIEEE1394と呼ばれている。一般的には、デジタル・ビデオの取り込みやパソコンの外付けハード・ディスク・ドライブなどを接続する為に利用される。音楽系ではオーディオ・インターフェースの接続に使われており、ノート・パソコンのようなPCIスロットを持たないマシンにオーディオ・インターフェースを繋ぐのに便利。


HDR ・・・
ハード・ディスク・レコーダー(Hard Disk Recorder)。レコーダーの一種で、記録メディアにハード・ディスクを使用するもの。ミキサーも搭載し、多重録音も出来るレコーダーを指すことが多い。


Hi-Z端子 ・・・
パッシブ・タイプのギターやベースなどを接続する為の端子(ハイインピーダンスの入力端子)。これらのギターやベースをライン入力に繋ぐと音がこもってしまうことがあるが、Hi-Z入力端子を使うことにより、クリーンなサウンドでギターやベースを入力することが出来る。ミキサーやハード・ディスク・レコーダーなどでは単に”ギター”などと表記されている場合もある。


kHz ・・・
Hz(ヘルツ)は周波数を表す単位。HDRなどでは、この数値が高い程広い音域の音を録音出来る。


MIDI ・・・
Musical Instrument Digital Interfaceの略。シンセなどをシーケンサーで演奏する際、その演奏情報を送る為の規格。例えば”ドの音を中くらいの強さで発音しなさい!”、”ソの音を止めなさい!”といった命令をシーケンサーからシンセなどに伝えることが出来る。MIDIに対応したシンセやサンプラーをMIDI音源、シーケンサーをMIDIシーケンサー、またそれらを総称してMIDI機器と呼ぶこともある。MIDIでシーケンスを作成することを一般に”打ち込み”と呼んでいる。MIDI機器同士を接続する為のケーブルがMIDIケーブルである。


MIDIインターフェース ・・・
MIDI機器とパソコンを接続する為の機器。DAWソフトでMIDI機器を鳴らしたり、MIDIキーボードで打ち込みを行う為に用いる。最近ではUSBでMIDIインターフェースとパソコンを接続するタイプが多い。


MIDIケーブル ・・・
MIDI信号を伝える為のケーブル。極端に長いとMIDI情報がエラーを起こすこともあるので注意したい。


MIDIコントローラー ・・・
MIDIでは、ボリュームやエフェクトの量などさまざまな値をコントロールすることが出来る。これらをコントロールする為のペダルやスイッチ、スライダーなどが付いた機器を総称してMIDIコントローラーと呼ぶ。最近はソフトウェア音源やDAWソフトを操作する為に用いられることが多い。


MTR ・・・
ボーカルやさまざまな楽器などを録音して、曲を作る為の機械。Multi-Track Recorder(マルチトラック・レコーダー)の略。ギターやベースなどを別々のトラックに録音することが出来るので、ある楽器を録音した後で、それを聴きながら別の楽器を録音したり、ある楽器だけを録り直したり出来る。最近はミキサーやエフェクターを搭載しているものも多く、レコーディングの核となっている。MTRにはカセット・テープを使ったアナログ方式をはじめ、ハード・ディスクを利用したハード・ディスク・レコーダー、MDを利用したMDレコーダー、メモリー・カードを利用したポータブルなものなどさまざまなタイプがある。


PCIスロット ・・・
デスク・トップ/タワー型のパソコンの本体内部に用意されている拡張用のスロット。ここにPCIボードと呼ばれる板状の機器を挿し込みパソコンの機能を拡張する。音楽制作では、PCIボード・タイプのオーディオ・インターフェースを装着する利用法が一般的であったが、最近ではUSBやFireWireタイプのものが多く、PCIボード・タイプにかわり一般的になりつつある。


PCカード ・・・
主にノートPCの拡張用に使用されるカード。メモリーや各種周辺機器を接続する為のアダプターなどの製品がある。オーディオ・インターフェースにもPCカードに対応したものがあり、ノートPCではこれが使用出来る。


RCAピン ・・・
主にホーム・ユースのオーディオ機器などに使用されるコネクター。DJミキサーや小型の音楽機材などにこのタイプが使われることが多い。”ピン・タイプ”のコネクターなどと呼ばれることもある。


USB ・・・
Universal Serial Busの略。パソコンのデータのやりとりに使われる比較的最近の規格。マウス、キーボード、各種ドライブ、デジタル・カメラなどの接続に利用されている。オーディオ・インターフェースにもUSB方式のものがあり、ノート・パソコンなどでも手軽に使用出来る。最近、USB2.0というより高速の規格が出来たので、高性能なオーディオ・インターフェースへの応用に期待が持てる。


VST ・・・
Virtual Studio Technologyの略で、STEINBERG社が開発した規格。DAWソフト上でエフェクト/ソフトウェア音源などを利用出来るようにする為のもの。実際には、VSTに対応したDAWソフトとエフェクト/ソフトウェア音源が必要となるが、現在では非常に多くのメーカーがこの規格に対応したさまざまな製品をリリースしている。


VSTインストゥルメント ・・・
VSTに対応したソフトウェア音源のこと。DAWソフト上で呼び出して使用する。


XLR ・・・
頑丈で抜けにくく信頼性の高いコネクター。ノイズに強いバランス方式にも対応する為、プロ用の機器には必ずコレが採用されている。また、マイクにはほとんどがこのXLRタイプのコネクターが採用されている。



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