潤風満帆☆ごきげん号!!

潤風満帆☆ごきげん号!!

November 26, 2010
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カテゴリ: 家族
これにて最終回。


今回のでタイトルに納得してもらえるかな。



今年の夏の終わるぐらいまで
そんなこんなで
私の頭や心から
母の存在を薄めることすら出来ず
正直苦しんでいました。


忙しい主人にも

かなりスーッとしました。

身近にわかってもらえる人が
いるのといないのでは
こんなにも違うのかと思いました。


娘には詳しいことは何も話してないのです。
成人して以降でないと
なかなか詳細は話しづらいです。


主人は仕事柄
年中たくさんの高齢者や
かなり変わった人も相手にしてるので
母の特異なキャラにも

「そういうキャラクター(人格)だから仕方ない」
の一点張りでした。

しかし、
東京では認知症ではないと言われたと
開口一番言ってきたことや

やっと母をかばうような見方から
なんとなく私の方に寄ってくれた感じがしました。


母がどんなおかしな行動をしても
ずっと「そういうキャラクターだから」と
母を尊重するというか
私のほうが了見が狭い、みたいに諭されてきました。

もともと主人は
自己愛性人格障害も見越していたのかもしれません。
だけど、
あえてそう決めつけることが
よくない方向に行く気がして
そっとしておいてくれたのかもしれません。


一時は真剣に
どこかの心療内科でカウンセリングでも受けようかと
オロオロするようなこともあったのに
秋になって
日にち薬というか
かなり家族の方に気持ちを注げるようになり
気持ちよく過ごしていました。



そんなある日、1ヶ月程前だったでしょうか、

うちのポストに
見覚えのある字体のはがきが。




母からでした。

しかも、私の娘に宛ててです。




ホームが お孫さんならいいか、と
見逃したのか
母が自分でどこかから投函したのか、

やはり細かい字で両面ぎっしり。



娘に渡していいものかどうか
私がざっと読んでみたら、

またもやホームの悪口、
そして


私の悪口。



悪口というか、

「子供を二人育て上げて 
 お金も愛情も注いだのに
 こんなめにあわされて」

ということや
どんなにお金をかけたかという
細かいことも。

「家も土地も全て私が買ったものです
本当です。」

(そんな話は娘も耳にタコくらい聞かされてきてます)

とか、
とにかく文句オンパレード。


娘と遊んだ話も書かれ
恩着せがましいような書きっぷりでしたが

幼児のころだけで
あとは 同じマンションに住んでいても
全然接触を持たず
「賢い子は可愛げがない」と
陰口すら言っていたのに

今更ながら
おばあちゃん面です。


勿論障害のある息子になんて
全然理解もないし
ないどころか偏見バリバリだし
母に預けたことだってないです。



とにかく、孫に その親の悪口を
はがきに ぎっしり書いてよこす
その神経が普通ではありません。


嘘でも
心配掛けないように
いい話や楽しい話を書いたり
ましてや 孫に
なんちゅう話をするんですか。



娘に読ませて
いちいち説明してもよかったけど
それよりなにより
私に震えが来たので、

また同じように茶封筒に入れて
即 兄に送りました。


繰り返して読めないほど
ひどいものでした。



その数日後、
母から 東京のお菓子が
デパートからの宅急便で届きました。

私はまたガタガタ震え
寒気までしてきましたが

さすがに兄に送るのもためらわれ
そのまま家に置いておきましたが、
結局包装紙を開けることも出来ないまま
2週間ほどの賞味期限を超え
廃棄に至りました。



母は 人にものをあげるのが好きな人で
ものを贈ることで
相手を支配したかのように
優越感に浸る人です。

それもわかっていますが、
それとは別に
普通の意味で
美味しいものを娘や孫に
と贈ってくれたとしても、


送ってくる手紙の内容と
どうリンクさせたらいいのでしょうか。



主人には
お菓子が届いたこと話しましたが
「へー」と言ったきりでした。

主人の使うパソコンのすぐそばに
置きっぱなしにしてたのに

「開けてみたら?」
「食べないの?」

と一度も言わないでいてくれたのが救いでした。


包装された上に捲かれた
プチプチ梱包材すら
はがすことができませんでした。



私の気持ちとしては
母を嫌いとか恨むとかじゃなくて
とにかく 

もう勘弁してほしいってそれだけ。


小さい時から
今で言う言葉の虐待を受け
兄とことごとく比較され
イジメ抜かれ
その反面
表面的に過保護にされ
お金のかかったものをあてがわれ

溺愛する息子に去られたら
私を脅迫するかのように
あんなこともこんなこともしてやったのに
こんなに大金をかけて育てたのにと
私に依存してきて
自分からはなにも動かず愚痴ばかり。
自分は世界一偉くて美しくて正しいのに、
自分が苦しんでるのは
みんな他のせい。


人格障害だかなんだかしらないけど
自分の運命を受け入れるのも切り開くのも
自己責任だと思うんですよ。
偉そうに言うんだったら。

人の悪口叩けるくらい元気なら
今の自分に責任もって
現状を受け入れてってほしい。



私は母には会いません。

当初は
ホームにも顔出しに行こうと思ってたけど
手紙事件があって
とてもおそろしくて足が向きません。


母が私を心配していたとか
親戚から聞くし
その気持ちも本当だろうけど
もうだからって
私が母に出来ることは
ないくらい
たくさんやり尽くしました。


真顔で何回も
犯罪者の子供と言われたことも
(父を罵倒する意味で)
忘れられませんが
それでも産んでくれた親ですから、

最後のお別れになら行くしかありません。




結局、何事も
自己愛性人格障害やうつ病や認知症だから、で
落ち着くのですが、

生まれてこのかた
ずっと傷付きまくってきた
たくさんのことは記憶から薄れても
精神的な領域で母を拒絶するのです。



これからも母が生きてる限り
耐えるべきこともあるだろうし
間接的に出来ることは何でもするし
子供として当たり前のことは
していきますが、


思いがけず2010年が
母との決別の年になったこと
私にはよかったことなのだと
確信しています。






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最終更新日  November 27, 2010 12:11:18 PM
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