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2006/01/08
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カテゴリ: カテゴリ未分類
変化の時代の道しるべ*6*いま、脅威論を乗り越えて(1月7日)




 冷戦時代、日本の仮想敵は旧ソ連だった。ソ連脅威論が叫ばれ、自衛隊も北海道に重点配備された。

 いま、自衛隊は西方重視の体制をとり、中国や北朝鮮をにらむ。

 ある国を脅威とみなすには、戦争や侵略行為をする意図と能力を持っていること、少なくともそう推定されることが前提条件となる。

 二○○五年版の防衛白書は、中国の国防予算の高い伸びや不透明性を指摘している。しかし、それをもって 中国に日本を攻める意図があるとはいえない。北朝鮮も同様だろう

 脅威論が生み出すのは、対抗するための軍事力の肥大化だ。かつて、米ソ間の核兵器競争を招いた「核抑止論」がそれを証明している。

 日本の防衛力増強、日米の軍事一体化を脅威とみて、よろいを固める国だって出てくるだろう。

 ここは踏みとどまって考えてみたい。戦火やまぬ世界にあって、対話による外交こそ、平和憲法を掲げる日本のとるべき道であるはずだ。

小泉総理は中国を脅威ではないと発言しています。
いったい誰に向けて北海道新聞は主張しているのでしょう?
あ、民主党代表に対して、かな?かな?

それはともかく納得できない部分があるんですよ。
「ある国を脅威とみなすには侵略の意図と能力が必要」って…。
意図は一夜にして変わる可能性があるので、能力で判断してくださいね。

確かに「中国の国防予算の高い伸びや不透明性」だけでは、侵攻の意図ありとは言えません。
でも、中国は日本領である尖閣諸島を国内法で領土に編入しているくらいですから。


それから「脅威論→軍事力肥大化」と仰いますけどね。
中国は米国へ対抗する為に軍事力の増強を行っています。
日本の中国脅威論(?)とやらに煽られている訳ではないです。

最後に、結論として「対話による外交こそ」というお決まりのパターンですか…。
その対話をする相手が、平和的話し合いだけで物事を解決できる相手ならいいんですけどね。
北海道新聞の中の人は、外交と軍事は車の両輪という基本的な概念から勉強し直してください。


北海道新聞は「北の朝日」と一部で呼ばれるくらいなので、この程度は想定の範囲内ですが酷いものです。日本の新聞であるにもかかわらず、完全に中国・北朝鮮の立場からの発言にしか思えません。

「日本の防衛力増強、日米の軍事一体化を脅威とみて、よろいを固める国だって出てくるだろう。」

これが、その最たる部分ですね。前の文章と併せて読むと、 日本には周辺諸国への侵略の意図・能力はあるけど、中国・北朝鮮はない ってことになる訳ですよ。北海道新聞が主張するところによれば、脅威認定には侵攻の意図と能力が前提ということらしいですからね。

普通は逆でしょう?どこをどう考えたら、そんな電波な理解ができるのか不思議でなりません。単に狂っているのか、アカの手先のおフェラ豚なのか、そのくらいしか理由が思い浮かばないです。


[おまけ]



米軍専用基地面積.gif
※防衛施設庁webサイトより

米軍 専用 施設面積というところがミソで、自衛隊と共用している基地は含まれていないのです。例えば周辺住民が騒音被害に悩まされる厚木基地や三沢基地は共用基地ですから含まれません。そこで、共用基地も含めた在日米軍基地全体の面積で見てみるとこうなります。

全国の米軍基地.gif
※東京都 知事本局webサイトより

全国の在日米軍基地面積(1,011,359千m2)と沖縄の基地面積(236,812千m2)を比較すると、沖縄には、在日米軍基地の23%が集中していることになる…というような表現もできます。それでも県の面積に占める基地面積の割合で見ればぶっちぎりで1位であり、過度の負担を強いられていることに違いはないのですが。






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Last updated  2006/01/08 04:19:52 AM
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