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2006年03月05日
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テーマ: 命(66)
 極悪非道の犯罪について聞くと、『犯人は頭がおかしいに違いない』と言う人もいるでしょう。しかし、そうした犯人すべてが精神に異常を来たしているわけではありません。とはいえ、生活上の問題に対処するのに困難を感じている人が多いのは確かです。専門家は、極端な行動の要因となりかねない人格上の欠陥を幾つか挙げています。その中には、学習能力と社会性の欠如、身体的あるいは性的虐待の悪影響、人間嫌い、何らかの集団(例えば、女性)に対する憎悪、悪事に対する自責の念の欠如、他の人を操りたいという願望などが含まれます。

 どんな問題を抱えているにせよ、トラブルにひどく圧倒されて考え方が変わってしまい、奇妙な行動を起こす人がいます。注目されたいという異常な願望を抱いた看護婦はその一例です。この看護婦は、幼い子どもたちに筋肉弛緩剤を注射して呼吸を停止させておいてから、その子たちを“救い”、人々の注目を浴びるという快感に浸りました。残念なことに、すべての子どもの呼吸を回復させることができたわけではありません。この看護婦は殺人罪で有罪判決を受けました。

 取り上げた事柄から明らかなとおり、様々な要因が組み合わさって、人を凶悪犯罪へと突き動かしているのです。とはいえ、もう一つの非常に重要な要因をぜひとも考慮しておかなければなりません。

 今の時代に起きていることや、人々がこうした極端な行動を取る理由を理解するのに、聖書が役立ちます。広く見られる人々の態度を的確に描写しているのです。例えば、テモテ第二 3章3、4節にあるリストは、人々が「自然の情愛を持たない者、…… 自制心のない者 、粗暴な者、善良さを愛さない者、……片意地な者」になると述べています。聖書の別の書には、「大半の者の愛が冷えるでしょう」というイエスの言葉が記録されています。―マタイ24:12。

 聖書は、「終わりの日には、対処しにくい危機の時代が来ます」と述べています。(テモテ第二 3:1)

 わたしたちが目にしている事柄は、今が現在の事物の体制の終わりであることの証拠です。世の中の状態や人々の態度は悪化の一途をたどっています。問題がすぐに解決される見込みはあるのでしょうか。聖書は、「邪悪な者とかたりを働く者とはいよいよ悪に進(む)」と答えています。―テモテ第二 3:13。

 毎日、流されるニュース報道を聞いているとその指摘の正しさがわかります。

 同性愛者のパレードを報道していましたが、あれは一般の人々にも道徳感覚の麻痺を助長させるものに見えました。道徳心の欠如は明らかに命を危険にさらします。





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最終更新日  2006年03月05日 21時26分08秒
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