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「魚の形をした木の板を、時間になると叩いてお知らせする
のって、どこのお寺だったかな。」
・・・ここ数年、気になっていたことです。
萬福寺 です。
煎茶道のお稽古を始める前に、
創始者である隠元禅師のことをいろいろと勉強していて
再会しました。
アルツハイマーにでもならない限り、今生、忘れることは
できないでしょう。
魚にはまぶたがないので、目を閉じない事から
「寝ないできちんと目を開けて、修行に励んで下さい。」
という意味だそうです。
煎茶道も、修行の途中で眠くなるのを防ぐ目的で
始まったと聞いています。
後に、魚の形の板が、木魚になります。
死んだらとこしえに、目を閉じていることになるのですから、
生きている間ぐらいは・・・って、やっているようで
できていなかったりします。
現実から目を背けたり、
無責任な言動に踊らされたり、
語る人の肩書で見る目が曇ったり、
自分の何かがもとで、ゆがんでいたり偏っていたり、
見てるつもりで見えてないこと、あると思います。
それに気づくかどうかは、自分次第です。