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「寄生虫のキヨミちゃんをお腹で飼ってる。」という話だけが
一人歩きしすぎで相当変人なのかと思ったら、
相当に熱心な学者でした。
寄生虫との共生が可能であることを、身を持って検証する
ために、お腹で寄生虫を飼っているのだそうです。
それも実験室で思いついた妄想ではなく、
40年以上カリマンタン島に通って、その土地に暮らす人々を
調査していて、日本から見れば不潔な環境で暮らすかの地の
人々にアレルギー疾患はないのに、日本ではなぜこんなに
多いのだろう・・・というのが出発点だそうです。
寄生虫とアレルギーの関連性は、Science誌に掲載された
そうですが、日本の医学界は無視だそうです。
「虫の研究をしてるだけにね。」
・・・って、先生、最高です。
4月から取り扱いを始めた智通の影響で、菌類のことを
折に触れて考えています。
細菌に対して、駆除や皆殺し一辺倒の態度でいいのかとか、
抗がん剤や抗生物質使用中に起こる薬剤性腸炎の対策に、
これはどうだろうとか、
同時にカンジダなどの日和見感染症対策になるのかとか、
人間に害になるものと、治癒をサポートするものとがある
と、黄色ブドウ球菌で明らかになったそうですが、
腸内細菌ではどうなのかなどなど・・・。
採用されるとは思っていなかったのに、質問を質疑応答で
取り上げて頂けたのも嬉しかったです。
「女性ホルモンや男性ホルモンと腸内細菌との関連は、
いかがでしょうか。
月経前症候群や更年期の精神症状には、セロトニンが
関与していると言われていますが、ホルモンのアンバランスは、
腸内でのセロトニン産生に影響を与える可能性はありますか。」
「あると思います。」
だそうです。
セロトニンは90%が腸で産生されます。 → ★
食事の内容が悪く、腸内細菌叢の内容が悪ければ、
動物性たんぱく質の摂取だけでは、セロトニン産生が
十分ではないとのお考えには、大賛成です。
今度の大阪セミナー、婦人科トラブルと、便秘と不眠という
組み合わせは、あまり考えずに決めましたが、
相当意味がありそうです。
詳細は、大阪セミナーで! → ★