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ここ数日、国民民主党の玉木雄一郎代表が、けっこう立て続けにテレビに出ていて、その分かりやすい、立て板に水の雄弁さに驚いた。はっきり言って、よく知らなかった。あの大失敗した民主党政権の残党の片割れぐらいにしか見ていなかった。SNSの発信で、若い世代がつとに発見していたといわれる。おのが不明を恥ずる。すみませんでした。今回の関ケ原の決戦では、自民党のオウンゴール(自爆)の状況があったとはいえ、議席を一挙4倍増まで躍進させた党首は、さすがに頭脳明晰で明朗闊達、親しみやすい快活さがあると再認識、いや、初めて発見した。改めて見てみれば、なかなかの人物なのであった。発言内容も、変に理想論や理念に走らずきわめて現実的・具体的で、じっくり話し合い一定の妥協をすれば、他党も呑み得る政策であると思った。こりゃ衆院選「戦後」も与野党双方から引っ張られて、綱引き状態になるわけだよなと、得心しているところである。さしあたっては、パートやアルバイト従業員への課税「103万円の壁」撤廃問題が最初の大ヤマ・試金石になる見通し。国民党側は自民党に対し、物価スライドで178万円への引き上げを主張しているが、これはちょっと吹っ掛けたなという感じである。実際には、政策協議で140~150万円でも勝ち取れれば、上々吉ではないか。石破政権側がこれを呑めれば、ひとまず政局は安泰になりそうだ。が、これによって税収には大穴が開く(仮に満額回答ならば7兆6千億円の巨額減だという)ことになる。マジかよって感じだ。消費税を凍結するぐらいの、巨大なスケールの話だ。しかもこちらは、恒久的な税制改正である。これは両党だけの話ではなく、財務省などの水面下の強硬な抵抗も予想される「三国志」である。そう簡単に妥結できる問題でないのも事実だ。こういうのって、戦国時代の古い言葉でいえば「調略」だよね。その名人代表は、織田信長麾下時代の木下藤吉郎(豊臣秀吉)だった。黒田官兵衛の助言を聞きつつ、山内一豊をボディガードにつけて、決死の覚悟で交渉に当たった。その交渉力は、のちに「人たらし」と言われた。こういった政局好きの政治家は、与野党を問わず政界に一定数いるといわれるが、彼らにとっては、「俺の出番だ」とわくわくどきどきぞくぞく、楽しくてたまらない局面なのだろうなと想像している。その気分は、分からないでもない。政治家冥利といったところだろう。我々庶民でも、仕事の楽しさ面白さって、けっこうこんな風な不定形なところにあったりする。
2024年10月31日
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国政選挙、とりわけ衆議院総選挙といえば、昔でいえば「関ケ原」みたいなものである。当事者でもなんでもなくても、また結果はどうあれ、やはりなんとなく血沸き肉躍るものがある。というようなわけで、しろうとの私がぶつくさ駄文を書いても仕方ないとも思いつつ、とりあえずちょっと書く。以下は主に田崎史郎氏の受け売りと、ただの思いつきの感想文である。「自民惨敗」という四字熟語(?)を見るのはずいぶん久しぶりだなと思ったが、それもそのはずで、実に15年ぶりのことだという。それが現実のものとなってしまった。当地・宇都宮の栃木1区は、天下の作新学院オーナーの船田元氏が盤石なので全くの無風だったが、全国の惨状は目を覆うばかりであった。自民党政権の長い善政が、昭和の戦争で一度は滅んだこの国の復興と繁栄を導いてきた功績は多くの国民が認めるところであり、今回も底堅い支持はあったと思われる。ただ、現下の政治とカネ(裏金)問題への国民の反発は予想以上に強く、裏金をせしめた当該議員は当然としても、それと関係のない自民党議員にまでその暴風雨が襲った模様である。選挙戦最終盤での、非公認候補者への2000万円「武士の情け・陣中見舞い」にもあきれ果てた。共産党機関紙『赤旗』にリークしたのはどこのどいつだ。スパイ大作戦かよ。投票率は低迷し、野党票が伸びたというよりも、どちらかというと自民党の誇る岩盤支持層が、嫌気がさして投票所に行かなかった(棄権した)という分析もある。自民支持層が消極的にお灸を据えたという構図だったか。仮に小泉進次郎首相(総裁)だったとしても、結果は同じかもっとひどい状態だったとも思われ、いま首相にならなくて本当に良かったなと思う。彼はやっぱりついてるし、「持ってる」のだろう。将来、首相になることは確実なので、ますますの修行と精励に期待する。また、この問題をきっかけに、日本社会に根強い「水平化バイアス圧力」も作動してしまったと僕は見る。日本の映画やドラマでは、時代劇・現代劇を問わず、代官といえば悪代官であり、大商人は悪徳廻船問屋である。ブルジョワの子弟は嫌味な悪役に決まっている。庶民に縁遠い平安貴族社会を描く大河ドラマ『光る君へ』は(私を含め熱烈なファンは付いているが)低視聴率に喘いでいる。このエピステーメー(共同的認識の枠組み)は、たぶん日本人のほとんどが基本的に農耕民族・農民・百姓の末裔だからである。こういう集団心理を惹起させた。(一応書いておけば、私は武家の子孫である。)安倍元首相は偉大な政治家だったと今も思っているが、好事魔多し、安倍派はやはり多少調子に乗りすぎて驕ってしまった面が無きにしもあらずだったのかも知れない。この問題に限っていえば、自分にほとんど責任がない石破首相は悲運で気の毒だとも思う。・・・ とはいうものの、少し引いた視線で見れば、大幅伸長したとはいえ立憲民主党への政権交代が起きるわけでもなく、激震・激動というほどでもないのかなと思う。まあ、せいぜい「動揺・流動化・混迷・不安定化」といったところか。政権選択選挙である衆院選で過半数割れの敗北になったのだから、場合によっては即退陣とか短命政権になってもおかしくないところだが、昔のいくさと違い、敗れた側も生きており、一応比較第1党は維持しており、しかもこの場面で火中の栗を拾う次の政権のなり手がいないという、なんともすっきりしない状況となっている。虎視眈々と次期首相を狙う高市早苗氏も、今はちょっと手が出せないだろう。結局、当分は自民党主流派と反主流派、そして野党勢の三つ巴(三すくみ?)で、だらだらと石破政権が続く模様である。言っては悪いが、こういう敗戦処理みたいな状況は、地味な石破氏に似つかわしいとも思える。青息吐息ながらも、持ち前の粘り腰でなんとかかんとか対処していくような気もする。とりあえず自民公明の連立与党は、弥縫策として国民民主党の連立取り込みを図り、おそらく国民党も遅かれ早かれこれに応じ、新たな連立の枠組みで衆議院の過半数233以上を確保する思惑なのではないか。取り込むところまでいかなくてもいいし、さほど急ぐ必要はないし、これ以外に道は思い浮かばず、うまくすれば当分はこれでけっこういけるかも知れない。少なくとも来夏の参院選前まで、そして内閣不信任案提出までは。この辺では一つの「政局緊迫」も予想される。躍進した国民民主党は、(細かいことを抜きにすれば)かねてより自民党と比較的考え方が近い部分が多く、与党とまずまず友好的な関係を保っていると見られている。ここは素直に連立協議を受諾して政権を支えるのも国家国民のためではないか。玉木代表をはじめ、じっくり話せば分かりそうな人士が多いとも思う。成熟した民主主義先進国のヨーロッパ諸国では3党以上の連立政権が常態化しており、何も悪いことでも恥ずかしいことでもない。多様化した価値観・ニーズに対応した政治の形というべきであろう。ただ、玉木代表は早くも、自公との連立はないと拒否の姿勢を明言してしまったようだが、これはちょっと勇み足だったのではないか。この言質をいつどのように翻し撤回するのかはちょっと問題だ。まあ、最初は個別の政策や法案・予算案などの部分連合ぐらいから始めて、ゆっくり取り組めばいい。場合によっては野党要求の「丸呑み」も辞さないのは、自民党の窮余時の得意技である。時間が解決するのではないか。それよりむしろ、自民党内の「政局」、内輪もめの方が懸念される。今や弾尽き矢折れ壊滅状態に近い旧安倍派だが、むしろ旧安倍派の責任である政治資金問題での敗北で、責任なき石破氏の結果責任を責め立てて、「石破おろし」などを実行する構えなのだろうか。個人的意見だが、それはやめといた方がいいんじゃないかと、僭越ながら衷心から諫言したいところである。一時的にせよ、現在の力は著しく弱っている。共倒れまっしぐらになる。日本国民の民度は、世界有数に高いよ。見てないようで、ちゃんと全部見ているから。旧安倍派は、今は臥薪嘗胆の秋である。予想以上に国民の視線がきわめて厳しいことがはっきりした今、ここは当分、真摯な反省と新たな戦略の練り直しに注力し、当分は謹慎・沈淪すべきではないか。・・・ それにしても、僕の隠れアイドル・丸川珠代さまの涙の演説を見ていたら、本当にかわいそうで不憫で、ますます好きになってしまった 珠代ちゃん、大丈夫だから、他日を期して、今はしばらく辛抱してね
2024年10月28日
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今さらながら、今にして思えば安倍晋三元首相は偉大な政治家だったなあと、あの明朗快活で闊達な笑顔の面影を偲びつつ、めっきり肌寒くなった風が身に沁む秋の陣である。きょう投開票の衆議院総選挙の終盤情勢について、おとといぐらいまでに報道各社の分析予測が出揃った。それらによると、ほぼ異口同音に「与党の自公両党を合わせても、過半数獲得が微妙な情勢」だという。これをもう少し平たく言えば「良くて過半数ぎりぎり、おそらくは過半数割れ」というニュアンスだろう。もしそうなるとすれば、これはもう敗北と言わざるを得ないだろう。自公のタッグでこれほどの苦境に立たされるのは、あの民主党政権樹立前夜以来、ずいぶん久しぶりという気がする。選挙前・序盤の楽観論に比べきわめて厳しい予測に、自民党内に動揺が走るとともに、早くも「石破おろし」を含む「自民党内政局」の勃発も予感させている。残念ではあるが、国民の厳粛な審判であるから、何ともいたし方ない。ただ、私が言いたいのは、政治とカネの問題(裏金問題)は、確かに褒められたことではなく、けしからんことではあったが、当該議員はそれなりに厳しい党内処分も受け、また一部マスメディアによる過剰なまでの社会的制裁も受けて十分反省していると思う。内憂外患の政治的な課題は山積しており、こればっかりが問題であるかのように連日連夜報道している一部メディアは、やはりバランスを欠いているのではないか。国民はもう少し冷静だと思うし、冷静であってほしいと願う。本丸は、何といっても経済である。戦争が相次ぐ国際情勢や異常気象、鳥獣の感染症などによる物価高は、もともと政府自民党に責任はないが、これに着実に対処できるのは、安定した政治である。その物価高による庶民生活の困窮化などについても同様であり、一足飛びの短兵急な解決はあり得ない。一部野党の言っている消費税の減免や廃止とか、一気に最低賃金1500円とかは、実現可能性のない、無いものねだりの、絵にかいた餅の非現実的な主張であって、そんなことを実行に移せば、リストラ(解雇)の嵐となり失業者が街に溢れ、経済全体がむちゃくちゃになる。あり得ない。私は経済学部の出身であり、経済のメカニズムについてはある程度分かっているつもりである。この点については、はっきり指摘しておきたい。・・・というか、野党は本気で政権を獲る気がないから、そんなお花畑の夢物語のうわごとを言っていられるのだろう。外交、安全保障・防衛については、さらに憂慮される。縷々説明する必要もないであろう。緊迫する東アジア情勢、北朝鮮の暗躍、台湾侵攻・有事も視野に入ってきている中国の傍若無人。激化する一方の中東情勢、われわれはあの悪夢のオイルショックを記憶している世代である。いずれも、安定した政権があってはじめて対処できる。国内で内輪もめなどしている場合ではない。私も忙しい身で、この土日も仕事をしている職種である。詳しく書いている暇がないが、以上の2点の問題だけでも、この拙文を目にした国民各位におかれましては、冷静な判断と投票をお願いしたいと、心から切望しております
2024年10月27日
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□自民党新総裁に石破氏決選投票で高市氏破る【読売新聞 27日】私くまんパパ個人は、女性初の総理大臣を見てみたい気持ちもあり、内心高市氏に期待していたが、石破氏も十分に許容限度内ではあった。「最後の勝い」と自ら銘打った5度目の挑戦での栄冠は、故障の多い悲運な力士の大関・横綱昇進を連想させて、ほろりと泣かせてくれた。往年の隆の里って感じかな(・・・ 例えが古いか)新総裁選出直後の記者会見やテレビ出演などでも、諸事百般の質問に対するその精緻な応答の安定感・信頼性は抜群。全く危なげがない。さすがのベテラン政治家の力量と「味」である。鉄道・軍事メカニック&アイドルおたくっぷりも、ほほえましくも面白いキャラクターである。同い年だという立憲民主党の野田佳彦新代表・元首相との、がっぷり四つに組んだ横綱相撲も今から楽しみである。・・・ まあ大して面白くもない結末だったが(笑)、結局なんだかんだいって妥当な結論だったのかなと思う。なお、高市氏も善戦健闘し、歴史に残る土俵際の僅差の惜敗だった。敢闘賞。まだ今後にチャンスはある。他日を期してほしい。
2024年09月28日
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もう何度も書いたので、今さらくどくど屋上屋は架さないが、要点だけは最後にもう一度繰り返しておきたい。小泉進次郎総裁=総理大臣だけはダメである、ぜったい。私は小泉氏が決して嫌いではなく、むしろ好漢だと思っているし、将来には期待しているが、とにかくまだ若すぎる。未熟すぎる。発言も危なっかしくて、とても聞いていられない。一定の敬意と節度があるように見える共同記者会見や候補者討論会などの場でさえそうなのだから、国会予算委員会などでの仁義なき、遠慮会釈ない野党の、重箱の隅をつつくようなツッコミに堪え得ないことは火を見るより明らかだ。たちまち槍衾(やりぶすま)、弁慶の立往生状態になってしまうであろう。ましてや、国際政治の外交の場での失言は、国を亡ぼすおそれすらある。立憲民主党は新代表に野田佳彦元首相を選んだ。自民党支持者も一目置く論客であり、雅量と存在感のあるベテラン政治家である。今の立民にとって最善の、賢明な選択だった。新首相はこの人に対峙せねばならない。小泉氏では、明らかに力不足だ。小泉氏を衆議院総選挙の顔にしようなんて姑息な思惑は、まさにポピュリズム(大衆迎合)そのものだ。民度の高い日本国民から、直ちに見透かされてしまうだろう。党員党友票の投函=投票はもう終わったのでいかんともしがたいが、国会議員票と各都道府県連の票はまだ間に合う。というより、今夜(26日)から明日(27日)の午前中こそが最後の天王山というべきであろう。今こそ、自民党衆参両院議員と都道府県連の諸兄は、小さなわだかまりや恩讐を超えて国家百年の計の中長期的な視座で、大所高所から冷静な判断をしていただきたいと、心から切望する。その選択に、日本国の未来がかかっている。
2024年09月26日
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【この記事を9月2日に掲載したところ、そこそこの反響がありました。この愚考の持論は、今も全く変わっていません。総裁選が告示され選挙戦が正式にスタートした今、少々くどいようですがもう一度強調しておきたいと思い、多少字句を修正の上、ほぼそのまま再掲します。】事実上、次の総理大臣を選ぶ自由民主党総裁選挙がやっと正式に告示されたが、すでに水面下では事実上の中盤~終盤戦であると言えるだろう。ここへ来て、小泉進次郎氏が大本命であるという見方が急速に固まりつつある。きわめてやばい状況であり、自民党支持者の端くれの私としても、非常に苦々しく思っているところだ。少し前の記事で、私なりの憂慮の念を書いたが、その意見は全く変わっていない。日本国と、自民党と、本人のためを思って書く。私も、小泉氏は保守政界のホープであると思っているし、将来には大いに期待している。「シンジロウ」って名前の響きも、何気なくスター性があるよね。「新時代(シンジダイ)」にも通じるし、石原慎太郎・裕次郎兄弟みたいだ。あるいは森山直太朗とか、人気者の名前だ。さすがセンス抜群の親父さんの名づけだね。だが、とにかくまだ若すぎる。政治経験が浅すぎる。言動にも若気の未熟さと危うさが漂っている。「進次郎構文」「ポエム」とか言われているらしい、言語明瞭・意味不明の発言もときおり散見される。・・・まあ、これはご愛嬌で済まされる範囲内かも知れないが(笑)父・純一郎元首相と賢妻クリステルも難色を示していると伝えられる。地元・横須賀の支持者も時期尚早として反対しているといわれる。「選挙の顔として利用されて捨てられる、潰されるのがオチだ」というわけだ。閣僚経験も、環境大臣だけというのはかなり心もとない。もちろん環境問題も非常に大事だとは思うが、やはり国を実質的に動かす主要閣僚ポスト(官房長官や財務、外務、経済産業、国土交通、農林水産大臣あたり)のどれかぐらいは経験してほしい。わが国特有ともいわれる、国会・予算委員会などでの長ったらしく執拗で底意地の悪い野党との質疑・答弁にも不安が拭いきれない。言葉尻の揚げ足を取られて、すぐに紛糾しそうだ。党務の方でも、自民党四役(幹事長、総務会長、 政策調査会長 、選挙対策委員長)の一角ぐらいは務めなければ、いざという時に党内の抑えが利かないのではないか。43歳。これからそういったキャリアを積んだとしても、たぶんまだ50代。全然遅すぎないどころか、まだ十分に若い。観点を変えて見ると、私がそこそこ詳しい精神分析学(深層心理)的な知見では、ルックスがあまりにも二枚目でいい男すぎる。これは、来たるべき衆議院総選挙では男の潜在意識的な反感を買う恐れが十分にある。すでに森永卓郎氏が敵意丸出しでラジオで喋ってる通りだ(笑)ゴシップ的なマスコミの好餌ともいえる。もう少し苦労して年輪を重ねてくたびれて、チオビタドリンクでも飲んでる感じの方が、日本の首相はいいのだと思う。「総理大臣なんて誰がなっても同じ」という言説は、明らかに間違いだ。多少落ち目とはいえまだまだ世界的大国の日本の首相といえば、アメリカ次期大統領のカマラ・ハリスかドナルド・トランプと、また習近平、プーチン、金正恩など大物権威主義独裁者とも対等に渡り合わなければならない。時にはケンカもしなければならない。なめられてはいけないのだ。世界には悪意と敵意・怨嗟が溢れている。場面によっては、力を背にしたある種の貫禄も必要だ。今の小泉氏に、それは到底望むべくもないであろう。百戦錬磨の世界のリーダーたちから見れば、ただの「ボンボン」扱いされるだけだという優れた中国人論客・石平氏の指摘に同感であり、危機感を覚える。ご存じの通り、自民党政権に対する世論は現在きわめて厳しい。歴史好きとして、どうしても頭の片隅に連想してしまうのは『平家物語』である。「平家にあらずんば人にあらず」とまで豪語し、日本古代の古い枠組みのまま増長慢を極めた平氏政権は、平清盛一代で脆くも滅ぼされ、のちに「驕る平家は久しからず」の名文句で揶揄されたのである。現在放送されているNHK大河ドラマの、ほんの少し後の平安時代末期の出来事である。平家を滅ぼし、のちに「鎌倉時代」と呼ばれることになる新時代を拓いた源頼朝・義経兄弟や、それを支えた元祖・草莽崛起の北条家と坂東武者たちの顛末も、一昨年の大河ドラマで見たばかりである。国民の広汎な支持を失った政権は、一歩踏み間違えれば、このような末路を迎えてしまうのである。時代は変わっても変わることがない、これは政治の公理である。小泉進次郎というイケメンの人気者を表紙にして当面の糊塗をしても、意地の悪いマスコミや外国と内通した敵対勢力などから、すぐに弱点を見透かされてずたぼろにされてしまうであろう。日本人の「民度」は、世界的に見てけっこう高い。欧米以外で一番なのは間違いないだろう。その国民の、聡明な理性と繊細な感覚も甘く見てはならない。確かに、民主主義政体においては「代議士は選挙に落ちればただの人」であり、自分の選挙に自信がない若手などを中心に、藁をも掴もうと小泉氏を待望する気分が強いのは理解できるが、ここはいったん深呼吸して落ち着いて、自制心を持ってもらいたい。自民党のベテラン国会議員レベルでは、小泉氏を次世代のリーダーとして大切に育もうという雰囲気があるように見えるが、若手議員や党員党友票で小泉氏が圧勝するようでは、その雅量や配慮もおじゃんである。いいブレインを付ければいいという意見もある。確かに内政プロパーではそれはなんとか通用するかもしれないが、外交の場ではそうは問屋が卸さない。中曽根康弘大勲位とレーガン氏、父・純一郎氏とブッシュ氏、安倍晋三氏とトランプ氏の親密な関係など、今なお記憶に新しい。トップ同士の信頼関係と友情が国家間の関係を左右することは明らかだ。自民党総裁選の「有権者」は、しろうとの一般国民ではない。政治のプロフェッショナルや、それに準ずるセミプロたちである。もはや手遅れかも知れないが、自民党の国会議員をはじめ党員党友諸兄は、国家百年の計を胸に、どうかここは頭を冷やして冷静な判断をしてもらいたいと切に願うのである。高市早苗氏、茂木敏充氏、林芳正氏、河野太郎氏がいるではないか。高市氏は、首相に就任すれば女性初となる雄姿を見てみたい。人格識見・政治経験も申し分ない。茂木氏は、政界随一といわれる頭脳で、経済をはじめとする諸政策に精通し、外交面でも実績を残してきた。いずれも安定感のあるベテランであり、高市氏には新味・刷新感もある。強力な小泉氏推しに邁進していると伝えられる党内実力者の菅義偉前総理におかれましても、ここは時宜を俟っていただきたいとお願いしたい。権力闘争の中の人間関係は詳しくは知らないが、かつての菅氏と安倍氏・安倍派との浅からぬ関係を思えば、その正統な後継者・高市氏を推す選択肢もあるのではないか。無責任なマスメディアの「あおり運転」に乗せられないよう、ご用心。自由民主党総裁選挙投票用紙(党員党友用、平成21年9月時)*この画像をプリントアウトして投票しても無効です。念のため
2024年09月14日
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□ 森永卓郎氏 この人が総理大臣になるかどうかで「日本の未来が決まる」と予想する政治家は・・・【スポーツニッポン 9日】〔以下、記事全文引用〕 経済アナリストの森永卓郎氏(67)が9日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー」(月~木曜前8・00)に生出演。自民党総裁選(27日投開票)について、持論を述べた。 番組では高市早苗経済安全保障担当相がこの日、出馬会見を開く予定と紹介。高市氏は保守層からの厚い支持をもとに、国防強化や積極財政の経済政策などを掲げるとみられている。 森永氏は「実はですね、高市さんがどうなるかっていうので日本の未来が決まると私は思っている」ときっぱり。続けて「おそらくですね、決選投票の前に残るのは石破、小泉、高市の3人」と7、8人が自民党総裁選に出馬する中、過半数は誰も取れないことから決選投票になると見込み、残るのはこの3人ではないかと予想した。 そして「自民党の総裁選候補者の中で金融緩和、財政緩和するって言ってるのは唯一、高市さんだけ。あとは全員、財務省の配下というか緊縮財政派なので、だから高市さんが総理大臣になるかならないかっていうので、日本の未来が決まるわけですよ」と経済アナリストらしい持論を語った。 その上で「ところがですね、石破、小泉、この2人の決選投票になるんじゃないかって大手メディアは言うところが多い」とし「でも高橋さんが“高市ワンチャンあるぞ”って」と番組で共演する数量政策学者の高橋洋一氏の意見を紹介した。 後を引き取った高橋氏も「“高市ワンチャンあるぞ”ってすっごい前から言ってる」と認め、「安倍(晋三)さんが2回目の自民党総裁選で2位から逆転したでしょ?」と2012年の総裁選で1回目の投票では石破氏が1位、安倍氏が2位だったが、決選投票で安倍氏が逆転勝利したことに触れ「不利だったのに、安倍さんは実はね、麻生さんにすごい頼んだんですよ」と逆転勝利の背景には麻生太郎氏の存在があったと指摘した。 そして「今の状況にあてはめると、実は小泉、石破っていうのは実は菅さんなのね」と小泉、石破両氏のバックには菅義偉氏がいるとし「(総裁選は)菅さんと麻生さんの争いになるはずなんで、そうすると小泉、石破になると、麻生さんはノーチャンスなるから、麻生さんは“政治生命、終わりになりますよ”みたいな感じになっちゃう」と小泉、石破両氏の決選投票なら麻生氏にとって大きな痛手になるのではと予想した。 だからこそ、麻生さんが高市氏を支持すると「麻生さんにとっても割って入るインセンティブある」とし「さらに麻生さんは石破さんが大嫌い。麻生さんは自分の政権時に石破さんが“辞めろ”って言いに来たから。これは政治家は絶対覚えてる」とも語った。 もちろん、麻生氏と高市氏が特別、仲が良いわけではないとし「石破、高市どっちがいいかって言ったら消去法だから、そりゃ絶対、高市さん。麻生さんは動かないと菅さんに完敗するから」と高橋氏も持論を述べた。 森永氏は高橋氏の意見に同調し「麻生さんは石破さん大嫌いだし、小泉さんも嫌い。この2人の決選投票は避けたいわけですよ」と続き「やっぱり高市さんは安倍政権の政策を受け継いでいるので、基本的に嫌いだけど、嫌いな奴でも小泉、石破つぶすためなら嫌いなやつに50人突っ込むぞと」と予想した。 両者の持論を聞いたパーソナリティーの垣花正は「嫌なのか、すごい嫌なのか、絶対に嫌なのかってことですね」と嫌いの中にも順番があるとまとめた。【スポニチアネックス 9日配信】〔引用終わり〕
2024年09月10日
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事実上、次の総理大臣を選ぶ自民党総裁選挙は、まだ告示さえされていないけれども、すでに水面下では事実上の中盤戦であると言えるだろう。ここへ来て、小泉進次郎氏が大本命であるという見方が急速に固まりつつある。きわめてやばい状況であり、自民党支持者の端くれの私としても、非常に苦々しく思っているところだ。少し前の記事で、私なりの憂慮の念を書いたが、その意見は全く変わっていない。本人と、自民党と、日本国のためを思って書く。私も、小泉氏は保守政界のホープであると思っているし、将来には大いに期待している。が、とにかくまだ若すぎる。政治経験が浅すぎる。言動にも若気の未熟さと危うさが残っている。「進次郎構文」「ポエム」とか言われているらしい、言語明瞭・意味不明の発言もときおり散見される。・・・まあ、これはご愛嬌で済まされる範囲内かも知れないが(笑)父・純一郎元首相と賢妻クリステルも難色を示していると伝えられる。地元・横須賀の支持者も時期尚早として反対しているといわれる。「選挙の顔として利用されて捨てられる、潰されるのがオチだ」というわけだ。閣僚経験も、環境大臣だけというのはかなり心もとない。もちろん環境問題も非常に大事だとは思うが、やはり国を実質的に動かす主要閣僚ポスト(官房長官や財務、外務、経済産業、国土交通、農林水産大臣あたり)のどれかぐらいは経験してほしい。わが国特有ともいわれる、国会・予算委員会などでの長ったらしく執拗で底意地の悪い野党との質疑・答弁にも不安が拭いきれない。言葉尻の揚げ足を取られて、すぐに紛糾しそうだ。党務の方でも、自民党四役(幹事長、総務会長、 政策調査会長 、選挙対策委員長)の一角ぐらいは務めなければ、いざという時に党内の抑えが利かないのではないか。まだ43歳。これからこういったキャリアを積んだとしても、たぶんまだ50代。全然遅すぎないどころか、まだ十分に若い。観点を変えて言うと、私がそこそこ詳しい精神分析学(深層心理)的な見地では、ルックスがあまりにも二枚目でいい男すぎる。これは、来たるべき衆議院総選挙では男の潜在意識的な反感を買う恐れが十分にある。すでに森永卓郎氏が敵意丸出しでラジオで喋ってる通りだ(笑)ゴシップ的なマスコミの好餌ともいえる。もう少し苦労して年輪を重ねてくたびれて、チオビタドリンクでも飲んでる感じの方が、日本の首相はいいのだと思う。「総理大臣なんて誰がなっても同じ」という言説は、明らかに間違いだ。多少落ち目とはいえまだまだ世界的大国の日本の首相といえば、アメリカ次期大統領のカマラ・ハリスかドナルド・トランプと、また習近平、プーチン、金正恩など大物権威主義独裁者とも対等に渡り合わなければならない。時にはケンカもしなければならない。なめられてはいけないのだ。世界には悪意と敵意・怨恨が溢れている。場面によっては、力を背にしたある種の貫禄も必要だ。今の小泉氏に、それは到底望むべくもないであろう。百戦錬磨の世界のリーダーたちから見れば、ただの「ボンボン」扱いされるだけだという優れた中国人論客・石平氏の指摘に同感であり、危機感を覚える。ご存じの通り、自民党政権に対する世論は現在きわめて厳しい。歴史好きとして、どうしても頭の片隅に連想してしまうのは「平家物語」である。「平家にあらずんば人にあらず」とまで豪語し、日本古代の古い枠組みのまま増長慢を極めた平氏政権は、平清盛一代で脆くも滅ぼされ、のちに「驕る平家は久しからず」の名文句で揶揄されたのである。現在放送されているNHK大河ドラマの、ほんの少し後の平安時代末期の出来事である。平家を滅ぼし、のちに「鎌倉時代」と呼ばれることになる新時代を拓いた源頼朝・義経兄弟の顛末も、一昨年の大河ドラマで見たばかりである。国民の広汎な支持を失った政権は、一歩踏み間違えれば、このような末路を迎えてしまうのである。これは政治の公理である。小泉進次郎というイケメンの人気者を表紙にして当面の糊塗をしても、意地の悪いマスコミや外国と内通した敵対勢力などから、すぐに弱点を見透かされてずたぼろにされてしまうであろう。日本人の「民度」は、世界的に見てけっこう高い。欧米以外で一番なのは間違いないだろう。その国民の、聡明な理性と繊細な感覚も甘く見てはならない。確かに、民主主義政体においては「代議士は選挙に落ちればただの人」であり、自分の選挙に自信がない若手などを中心に、藁をも掴もうと小泉氏を待望する気分が強いのは理解できるが、ここはいったん深呼吸して落ち着いて、自制心を持ってもらいたい。自民党のベテラン国会議員レベルでは、小泉氏を次世代のリーダーとして大切に育もうという雰囲気があるように見えるが、若手議員や党員党友票で小泉氏が圧勝するようでは、その雅量や配慮もおじゃんである。いいブレインを付ければいいという意見もある。確かに内政プロパーではそれはなんとか通用するかもしれないが、外交の場ではそうは問屋が卸さない。中曽根康弘大勲位とレーガン氏、父・純一郎氏とブッシュ氏、安倍晋三氏とトランプ氏の親密な関係など、今なお記憶に新しい。トップ同士の信頼関係と友情が国家間の関係を左右することは明らかだ。もう手遅れなのかも知れないが、自民党の国会議員をはじめ党員党友諸兄の「有権者」は、国家百年の計を胸に、ここは頭を冷やして冷静な判断をしてもらいたいと切に願うのである。高市早苗氏、茂木敏充氏、林芳正氏、河野太郎氏がいるではないか。高市氏は、首相に就任すれば女性初となる雄姿を見てみたい。人格識見・政治経験も申し分ない。茂木氏は、政界随一といわれる頭脳で、経済をはじめとする諸政策に精通し、外交面でも実績を残してきた。いずれも安定感のあるベテランであり、高市氏には新味・刷新感もある。無責任なマスメディアの「あおり運転」に乗せられないよう、ご用心。自由民主党総裁選挙投票用紙(党員党友用、平成21年9月時)*この画像をプリントアウトして投票しても無効です。念のため
2024年09月02日
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岸田文雄首相の9月の自民党総裁選への不出馬表明(事実上の辞意表明)で、政界に激震が走った。首相は、新総裁の首相就任を以て退陣する。真面目で誠実な実務・調整型の宰相として、内政、外交、安全保障・防衛など多岐にわたる課題で、これまでやるべきことはけっこう着実にやってきた印象が強いのだが、地味で朴訥な人柄もあって、いかんせん国民へのアピール力にはやや乏しかったかも知れない。また、自らの実質的な責任はほとんどない(天候や国際情勢・戦争、円高などによる)値上げラッシュや、政治とカネの問題などで結果責任を問われたのは、時宜を得ず悲運であり、気の毒だった。私はこういう感じの人物が決して嫌いではない。むしろ信頼感・親近感すらずっと持ち続けている。男は(女も)黙って努力する。自らの持てる力の中で精一杯、一生懸命頑張っていることはテレビの画面を通じても見て取れた。しかし、ちょっと力及ばずだった。ただ、党内外、マスメディアや国民の批判がこれ以上高まって追い込まれた形で辞めるのではなく、辛うじて一歩先んじ、お盆期間中に電撃的に辞意表明したのは、政界に影響力を残す意図と効果があると思われ、この辺の挙措動作は、さすがに熟達した政治家だなと感服した。徳川慶喜の大政奉還の阿吽である。本当にお疲れ様でした。さてこうなると当然、政局はポスト岸田の後継争いに焦点が移ったわけだが、実に混沌としている模様である。これは自民党の岩盤コア支持層とはいえ悲しいかなしろうとの私が的確に解説し得る状況ではない。田崎史郎氏と東国原英夫氏に任せます。希望的観測だが、自民党内のマグマ渦巻く鬱勃たるエネルギーが、いい意味で爆発するいい機会になるのではないかと、ワクワク期待している。そして、新しい顔の「大将」による、年内(10月?)の大いくさ(衆議院解散総選挙)が、一気に既定の日程となったともいわれている。プリンス小泉進次郎氏は僕も大好きだし、将来のわが国をしょって立つ器だと思うが、狼煙を挙げるのはさすがにどう見てもまだ早すぎるだろう。父・純一郎元首相や賢妻クリステルも難色を示していると仄聞する。ここは素直に従って自重した方がいいと、衷心から申し上げたい。本人のためにも、あと最低7、8年は苦労して経験とスキルを積んだ方がいいと、誰しも思う。森、菅両元首相が強力に推しているという情報もあるが、これでは長老政治の将棋の駒になってしまう。長い目で、もうしばらくは彼を大事に育てるという雅量を望みたい。小林鷹之氏は、今回はとりあえず顔見世興行であろう。もちろん、出る意義はあるし、立候補の記者会見は非常に良かった。遠くない将来に期待する。小泉氏と切磋琢磨のいいライバルになるだろう。後継総理は、栃木の誇る天才・茂木敏充氏(現・自民党幹事長)でいいのではないか。本人は「明智光秀」になってしまうことを危惧していたが、岸田氏が身を退く決意を表明した今では、きちんと東洋政治思想の王道である「禅譲」になる。この人の頭脳は半端じゃない。まさに金メダル級である。そして、この機会に、一挙に史上初の女性首相を誕生させる王手飛車取りもありだと思う。国家の女性トップは世界の潮流であり、今や決して奇手ではない。そうなると、高市早苗氏か。人格識見、政治経験も十分であり、自民党が一丸となって支え(て足を引っ張るようなことをしなけ)れば十分イケる。今後の選挙などでの女性票を考えれば、美人すぎない、あの愛嬌あるルックスも好感が持てる(失礼)。・・・案外、長期政権になったりして。十分あり得る想定だと思う。割とものが分かっているように見えるキングメーカー・麻生太郎氏の大所高所からの判断とサポートにも期待したい
2024年08月15日
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■ 池上彰氏のテレ朝番組内容に異論「テレビで放送すべきではありません」三省堂国語辞典編纂者・飯間浩明氏が指摘【日刊スポーツ 20日】〔記事引用〕国語辞典編纂(へんさん)者の飯間浩明氏が21日までに自身のX(旧ツイッター)を更新し、ジャーナリスト池上彰氏が時事問題などを解説するテレビ朝日系番組「池上彰のニュースそうだったのか!!」の内容について、意見を表明した。飯間氏は「三省堂国語辞典」編集委員で、日本語の専門家として多数の著書出版や番組出演をしていることで知られる。飯間氏は投稿で「7月20日のテレビ朝日『池上彰のニュースそうだったのか!!』で、『日本』の読みが『ニッポン』から『ニホン』になったのは〈せっかちな江戸っ子が早口で話し〉たためと解説」との番組内容を紹介すると「これはきわめて明白な俗説中の俗説で、『※諸説あり』と断ったとしても、テレビで放送すべきではありません」と指摘した。続く投稿でも「『諸説あり』という表現は、専門家が真実を追究して、それでもなおいくつかの説に分かれる、という場合にこそ使うべきです。専門家なら『それは事実に反する』とあっさり否定できるような説を『諸説』の中に加えるべきではありません。『諸説あり』がフェイクを拡散させる免罪符になってはいけません」と記した。自身の見解については「あと、『ニッポン』と『ニホン』の発音はどちらが正しいか、という話は、私はしていません。それは番組の言うとおり『どちらも正しい』と考えて差し支えありません。このことは『日本語はこわくない』(PHP研究所)に書きました」と言及。「江戸時代の前の時代からすでにnifonの発音があったので、江戸時代にもnifonまたはnihonがあったことは疑いありません。私が指摘するのは、『ニッポン』が江戸時代にせっかちな江戸っ子の早口によって『ニホン』になったわけではないよ、ということです」と強調した。さらに「もとの『nippon』系から『nifon(nihon)』系が生まれた理由のひとつはp→fという子音弱化ですが、もうひとつ、『持ちて行く→持って行く→持て行く』のような促音の脱落も理由でしょう。(『持て行く』と書いても発音上は「っ」を入れたとも言われますが、発音しない場合もあったと考えられます)」などと変化の背景について、持論を展開した。池上氏の番組では「ニッポン」「ニホン」について、政府が09年に「統一する必要はない」と見解を表明したことを紹介。その上で、池上氏は「諸説あるんですけど、ニッポンと言っていた時代、江戸時代、せっかちな江戸っ子が早口で話しているうちに『ニホン』となって広がっていった、とも言われています」と伝えていた。〔引用終わり〕なんか気難しそうな人だと思っていたが、やっぱり小難しかった。・・・まあ、学者らしいと言えば言えるか。言ってることは分からないではないが、「『にほん』江戸っ子起源説」が「明白な俗説中の俗説」とまで言うのは言い過ぎじゃないだろうか。専門家、必ずしも万能ならず。言葉ヲタクである私は、飯間氏の言っているような内容はつとにおおむね知っていたが、根拠(エヴィデンス)が盤石でないように見え、子音弱化と促音(小さい「っ」)脱落の時期についてなどは、歴史的史料からは断言できず推論の部分も少なくなく、「最終的に(ダメ押し的に)、気が短くて早口な江戸っ子が『にほん』にした」という言説もあながち間違いとは言い切れないと思う。私は飯間氏にやや批判的である。今も東京(江戸)では「にほんばし」、大阪では「にっぽんばし」と読む事実は、一つの有力な傍証である。なお、この問題は事実上、ナショナリスティック(民族主義的)な感覚にも絡んでくるので、なかなか厄介ではあるが、本来はそういったこととは無関係であり、純粋に歴史的事実の問題である。ただ、いずれにしても、もともとは「にっぽん」であり、それが室町・戦国時代あたりから安土桃山・江戸期にかけて徐々に簡略化・音便化されてゆき、「にっぽん」→「にっふぉん」→「にふぉん」→「にほん」という読みも生じたという歴史的な流れの大筋は間違いないだろう。もちろん現在では、麻生太郎首相(当時)の国会答弁*もあり、「にほん」「にっぽん」どちらでもいいことは言うまでもないが、あえてどちらが正統的なのかと問うならば、「にっぽん」に軍配が上がるのは事実だろう。少なくとも、公式的な国号の呼称としては、そうであろう。・・・まあ僕もふだんは、気軽に発音しやすくて言葉の響きもやさしい「にほん」と言ってるけどね。*平成21年(2009)9月30日、民主党(当時)岩國哲人衆議院議員の「日本国号に関する質問」に対する麻生太郎内閣総理大臣(当時)の国会答弁(日本政府としての公式見解、現在も有権・有効)「『にっぽん』又は『にほん』という読み方については、いずれも広く通用しており、どちらか一方に統一する必要はないと考えている。」
2024年07月21日
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若き日に巨人・田中角栄の薫陶を受け、自民党幹事長などとして「豪腕」と謳われた大物政治家も、寄る年波で今では野党・立憲民主党のせいぜいご意見番ぐらいのポジションに甘んじているが、やはりさすがに腐っても鯛だった。久しぶりに気炎を上げていると『夕刊フジ』が伝えている。その内容に共感したので、全文引用する。・・・全体主義独裁国家に金は要らない。民主主義には金がかかる。自明の理であると私も思う。いわゆる「民主主義のコスト(費用)」である。国民各位は「政治とカネ」の問題に対して、一時の感情に走らず、長い目で見て冷静に受け止めてもらいたいと、切に思っている。〔以下、リンク・引用〕□「頭がおかしいのではないか」小沢一郎議員の "正論"岡田幹事長ら立民幹部を批判「法案を出した時点でパーティーの開催はなしだ」【岩田温氏「日本の選択」 夕刊フジ 6月4日配信】久々に野党議員から正論を聞いた。文字通りの「正論」である。まず、確認しておこう。立憲民主党は政治資金パーティーを全面禁止するための法案を国会に提出した。それにも関わらず、岡田克也幹事長や大串博志選対委員長ら一部の幹部が、政治資金パーティーの開催を予定していたことが発覚した。意味不明な選択である。国民が怒りの声をあげると、突如、自分たちのパーティーの自粛を決め込んだ。「朝令暮改」とは、このことを言う。筋違いで、場あたり的行動を繰り返す党のあり方に異を唱えたのが、立憲民主党の小沢一郎衆院議員である。彼の発言こそが正論であった。小沢氏は政治資金パーティーの存在を否定しない。政治には金がかかることを彼は熟知しているからである。地元に事務所を構え、私設秘書を置く。選挙のためでもあるが、有権者の声を聞くためでもある。地域の人々の声を聞かずして、何のための政治家なのか。不正で不透明な金のあり方には異を唱えるが、「政治と金」の問題をすべて問題視はしない。金のかからない政治を求めるならば、民主主義は不要だからだ。考えてみれば、全体主義に金はかからない。地域の人々の声など無視すればよいからだ。陳情も訴えもすべて不要。住民の意向など一顧だにしない。それが全体主義だ。為政者は権力を行使し、人々はそれに従うだけでよい。民主主義社会では、誰もが過ちを犯し、正す必要がある。誤りのない人など存在しない。その「可謬性(かびゅうせい)の哲学」こそが保守主義だ。小沢氏が否定するのは、意味不明な理屈に終始する政治家たちである。彼は言う。「信じられない。頭がおかしいのではないか。法案を出したのだから、その時点で(立憲民主党の政治資金パーティーの開催は)なしなのだ」誰がどう聞いてみても正論である。さらに、小沢氏は続ける。「世間から見れば、『パーティー禁止の法案を出したのに、党執行部が先頭に立って(パーティーを)開催するとは、どういうことか』となり、信じられない。法案が成立するまでパーティーをやるということは、『警察が来るまで、盗人をやれ』みたいな話ではないか」信なくば立たず。国民から、疑われるような行為は厳に慎むべきであろう。盗人猛々(たけだけ)しいような政治の世界を、一般国民は蛇蝎(だかつ)の如く嫌悪している。政治家は信用できない。噓しかつかないからだ。しかし、これでは馬鹿げている。国が亡びる。私が本当に愛するのは現実だ。現実を跳び越えた野望に意味はない。政治家は国民の信用を取り戻すべく尽力せよ。
2024年06月05日
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□ 川勝知事反対で2027年開業断念のリニア、後継者次第で開通時期にめども【読売新聞 2日配信 ヤフーニュース転載・読者コメント付き】少し前までは、きわめて知的で気骨と一家言のある学者・政治家と思っていたが、近年は、言っては悪いが自尊心ばかり強くて人の意見を全然聴かない偏屈な頑固じじいとしか見えていなかった。ひと言でいえば「老害」であり、「潮時」だった。せめて退き際を識っていたことは、まずまず諒とすべきか。今夏にも行われることになった静岡県知事選挙においては、県民の良識に強く期待したい。ちなみに、当地・栃木でもかなりそうだし、沖縄などは典型的だが、地元紙(県域新聞)の論調が県民にもたらす影響力は非常に大きい。大都市圏の皆さんは知らないだろうが。この問題は静岡新聞と読売新聞の言論戦でもあり、とりあえず読売が先制の場外ホームランをかっ飛ばしたところである。が、戦いは、まだこれからである。
2024年04月02日
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■ ロシアは既に「敗北」、国力も「衰退の過程に」西側当局者 【米CNN - ヤフー 9日】私も素人なりに、かねてより同じことを考えていた。事実、この通りなのではないか。溺るる者は藁をも掴む。ロシアの、北朝鮮との関係改善の動きが伝えられているが、到底、大した援軍になるとも思えない。秋は来ぬおろしや国に明日はなし
2023年09月10日
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■ 中国経済「終わりの始まり」か「恒大」破産申請 日本も影響不可避【産経新聞 19日付】
2023年08月19日
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■ 欧米、来春反攻を検討 ウクライナ支援の長期化予期米紙ウォールストリート・ジャーナル報道【産経新聞 15日付】■ ロシアの戦争疲弊経済、成長もう限界【米紙ウォールストリート・ジャーナル 18日】* 世界的に著名な経済紙だけあって、文章のハードルがやや高いが、よく勘どころ(ツボ)を押さえた好論説であると思う。日本語訳も上等。内容面では、確かにこの通りなのだろう。
2023年08月19日
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菅内閣支持率最低更新は予想通りで 大丈夫です菅義偉首相が、日夜真面目に精一杯、誠心誠意頑張っていることは十分伝わるし認めるが、その力量・人気から見て、残念ながらこんなもんだろうなーとは目に見えていた。完全に想定内であり、そういう意味では大丈夫である。このこと自体はやむを得ないが、遠からずやって来る衆議院総選挙という大いくさを控え、暗雲が垂れ込めているのは否めないと言わざるを得ない。ただ、自民党内の、いくさがメシより好きな軍師たちの実力をなめてもいけない。ご先祖様はリアル武将の末裔も少なくない、孫氏の兵法などはイロハのイであろう。オリンピックはよしんば負けてもいいが、いくさは負ければ死ぬのである。いのち(政治生命・社会的生命)をかけた、真剣勝負のゲームである。さて、近代オリンピックが、もともと古代ギリシャのオリュンポス山麓で行われていた一民族が神々にささげる祝祭の形を換骨奪胎して、人類のひとつの理想を見事な発想で具現化した、この上なく素晴らしい祭典であることは言うを俟たない、万人の知るところである。始まってみると本当に素晴らしく、毎日最高の夢を見ているごとく楽しい。ただ、そうしたソクラテス・プラトン風の「哲人・賢人」的なノリもあって、今回このオリンピックの準備段階で、西洋思想・哲学の神髄である「イデア(理想)」論的な反駁しづらい正論の外圧が強烈にかかったという印象を持ったのは私だけではないだろう。そんな風に思っている、知的で穏健な、成熟した保守層の日本国民(筆者も含ませてもらう)は少なくないと思う。それらの普遍的なイシュー、マター(特に、完全なる平等、ありとあらゆる差別の撤廃など)が論理として正しいことは自明であり、真摯に反省し過ちは改めていかねばならないのは疑いないが、その一方で、それらの課題がなかなかそうそう一足飛びに実現(現実化)できない高い理念であることも我々は知っている。なるほど、欧米社会は男尊女卑の撲滅/男女平等についてはかなり実現しつつあるようにも見える(この点は敬服する)が、身分・階級制度は今なお健在であり、激しい貧富の差を淵源とする治安の悪さ・暴力の横行跋扈があり、キリスト教教義に基づいて同性愛には今なお不寛容である。黒人差別や外国人移民排斥は日々新たに目にすることろである。あなたがたはそんなに進歩しているんですか、五十歩百歩ではないですかと、マジのツッコミを入れたくなる。平たく言えば、オリンピック開催という国家国民的名誉を人質に取られ、反論しにくい足元を見られて、言いたい放題文句を言われた、責められた・攻められた、何人もの才能ある関係者・有力者の首も取られたみたいな被害者感覚もわれわれにはなきにしもあらずだ。日本人なんて、客観的にはどう考えてもアジアでは優等生の部類だろう。基本的には心優しき「善意」の国民である。子どものころからそういう教育を受けて、骨の髄まで沁みついている。例えば、卑劣な犯罪者だがオレオレ詐欺師どもを見よ。奴らもバカではない、それどころかむしろ鋭敏で悪賢い。その頭の良さを普通の仕事に使えばいいのにと、常套的に誰もが考える通りである。彼らはまさに日本人のそういった美点に真っ向訴えて、無慈悲に攻め込んでくる。人を笑わせ楽しませようと、サービス精神で調子に乗ってちょっと口が滑っちゃったとか、若気の至りで海外の事情に無知だったとか、今回の事態も含め、そんなことは枚挙にいとまがない。そういった、日本人なら即座に直感的に分かって作動する惻隠の情(武士の情け)も教育的配慮もヘチマもなかった。冷たい、攻撃的で対立的な国際関係の現実をまざまざと見せつけられただけだった。そこに雷同してくる獅子身中の虫のような日本国内勢力もあった。今後、日本社会や日本人(特に男性、しかし女性も)は、自らの認識や社会システムの至らない点について、考えを改めるべきは改め、改善すべき点は改善していくべきことは当然である。努力すべきである。ボーっと生きてんじゃねえよ、とチコちゃんの言う通りである。日本人の国民性は、謙虚であると思う。自らを無にして異なる意見に耳を傾け、反省することが得意である。批判された諸問題については追い追い虚心・真剣に考えて、可及的速やかに実効性のある措置を講じていくことになるだろう。しかし、例えばすでに「女性は子供を産む性であり、(それだけではないが)それゆえに男は女を深く尊重し敬愛している」というような古今東西万古不易の自明の理も、最近は言えなくなりつつある。生物学的にも当たり前の事実であるにも関わらずだ。人間は、生物ではない何者か(神のようなもの? 超人?)にならねばならないのか? そんなことは可能なのか? 尊敬し著書を愛読する生物学者・池田清彦氏の意見が聞きたい。それですらセクハラだと声高に言われかねない異様な言論状況は、これでいいのだろうか。バカボンのパパじゃないので、「これでいいのだ」とは、私は到底言えない。が、この台風のような日本攻撃は、主としてオリンピック・パラリンピックによってもたらされたものであって、その終了後にはとりあえず終わりを告げるのではないか。むしろ、開催した日本への感謝、あわよくば賞賛の声が国際的にも国内的にも高まりそうな気配すら感じられる。保守派政党・勢力はオリ・パラ終了後、全力で衆議院総選挙の準備に没頭することが可能となるだろう。黙ってサンドバッグよろしく重いパンチを打たれ続けた堪えがたい鬱憤も溜まっている。この大いくさに勝つためなら、もう何でもありだという空気になることも十分あり得ると思われる。菅首相の首のすげ替えという選択肢は、割と有力なものとなりつつあるといえるだろう。・・・私のような雑魚のボンクラな頭でも、これぐらいの筋道は読める。ましてや、もっと遥かに頭のいい畏敬する論客の皆さんは、健全な論調の大新聞紙上や、『正論』やその他保守系雑誌などで精緻で説得力のある論文を発表して、国民(とりわけ知的指導層)を正しくリードしていただきたいと切望している。なお、このブログサイトは(アクセス解析ツールをかけてみると)私自身がビビるほどの巨大マスメディア・一流大学、ひいては政府機関などの閲覧を日常的に受ける光栄に浴している。深謝するとともに、そうした組織に所属する皆さんは、筆者の拙い文章の意をお酌みとりいただき、日本の状況・立場・真意に寛容な思索・報道・言動をお願いしたい。次期総理、高市早苗でいいんじゃね? なにげに初の女性宰相
2021年07月25日
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北朝鮮への攻撃で韓国も焦土に?トランプが動けない深刻な理由【まぐまぐニュース 15日】 ゲルニカウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン
2017年04月15日
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石破茂氏 「邦人救出へ態勢強化を」「ソウルは火の海になるかもしれない」北朝鮮有事を想定【共同通信(日刊スポーツ) 9日】自民党元幹事長、韓半島有事を想定した対策強化を要求【韓国・中央日報 11日】 石破茂ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン
2017年04月11日
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NHK世論調査安倍内閣支持 53% 不支持 27%【NHK 10日】 直近のNHK世論調査が10日のニュースで伝えられた。今回から携帯電話も対象に加えたという。携帯・モバイルしか持っていない人も増えている中、今後各社ともこの方向に向かうのは当然の趨勢と思われる。 調査対象の範囲が変わるため単純な比較はできないものの、結果として安倍内閣支持率は微増となり、今回の対象の拡大および森友学園問題などが全く影響していないことが如実となった。・・・安倍政権・自民党の高笑いが止まらんわ
2017年04月10日
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米海軍 航空母艦 カール・ヴィンソンアメリカ、金正恩氏殺害も選択肢?ソウル南方に核再配備も検討特殊部隊を北朝鮮に潜入も NBC報道【産経ニュース 9日】韓国へ核再配備も選択肢米NSC、トランプ大統領に提示――米報道 【時事通信 9日】米国の対北朝鮮3大軍事オプション韓国へ核兵器配備、金正恩除去、秘密作戦【韓国・中央日報 9日】米空母打撃群、朝鮮半島へ 米軍が確認空母カール・ビンソンなど【仏AFP 9日】金正恩氏が影武者を抱えて米軍の斬首作戦に脅えるワケ「死の白鳥」が舞う時、死が訪れる【産経ニュース 野口裕之氏 3月27日】在韓米軍、沖縄へ家族脱出の避難訓練北朝鮮の侵攻に備え【米CNN 1月4日】・・・う~む~、これで平昌五輪の中止も現実味か~□ 関連2ちゃんねるスレッド カール・ヴィンソンウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン
2017年04月09日
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シリア攻撃を命じたトランプ米大統領の声明全文【ロイター 7日】 ドナルド・トランプ / 巡航ミサイル・トマホークウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン
2017年04月07日
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トランプ氏、習氏に北攻撃で最後通告「中国が解決しなければオレがやる」【産経zakzak(夕刊フジ) 4日】 核開発と運搬手段の大陸間弾道ミサイル(ICBM)の実用化など、北朝鮮の今後の出方にもよるが、トランプ氏はかなり本気なのではないかと見る駐韓大使帰任の真相迫る半島有事、邦人保護目的か【産経zakzak(夕刊フジ) 5日】日本大使が韓国に復帰した本当の理由韓半島に潜む3大難題 韓国匿名知識人【みずきの女子知韓宣言 4日】北、弾道ミサイル発射で「宣戦布告」“錯乱” 正恩氏に残された道は「斬首作戦」「限定空爆」での自滅か、「亡命」のみ【産経zakzak(夕刊フジ) 6日】米韓軍、北朝鮮の最終殲滅計画開始の兆候金正恩を捕獲か殺害、平壌制圧【ビジネスジャーナル 7日】米中会談、習氏が土下座で「命乞い」中国権力闘争も熾烈に臨戦態勢【産経zakzak(夕刊フジ) 7日】
2017年04月07日
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安倍昭恵夫人と籠池諄子氏のメール抜粋【タクティカル・メディア 24日】 いろいろな見方はあるだろうが、昭恵夫人の潔白を裏付けるもののように私には読める。どうだろうか【以下、産経新聞 24日】安倍昭恵夫人と籠池氏妻のメールやりとり詳報 (1)安倍昭恵夫人と籠池氏妻のメールやりとり詳報 (2)安倍昭恵夫人と籠池氏妻のメールやりとり詳報 (3)安倍昭恵夫人と籠池氏妻のメールやりとり詳報 (4)籠池妻と安倍昭恵のメールの全容が判明これはマジでヤバイ【2ちゃんねる VIPワイドガイド 24日】
2017年03月24日
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森友学園問題で、籠池理事長に対する衆参両院の証人喚問がいよいよ23日(木)に迫った。 各種報道を総合すれば、籠池氏とその周辺人物らの一方的な主張に信憑性は薄く、海千山千で二枚舌&はったり屋の詐欺師的な手口がますます露わになるばかりであり、安倍首相は結局無傷で逃げ切るだろうというのが大方の見方と思われる。 万が一、何らかのいわゆる「籠池爆弾」なるものが炸裂するとしても、それは哀れな自爆に終わるのではないか。 ・・・ただ、あの精神医学的なパーソナリティ障害すら疑われる奇矯な言動を弄する籠池氏に、なお何を言い出すか分からない一抹の不気味さが漂っているのは否めない事実ではある。 不肖小生、安倍首相の大ファンたる一国民としてかなり心配しており、夜も熟睡できないプチ鬱な日々が続いてるのだが、23日の国会は、むしろ晴れて首相の清廉潔白さが証明される場になることを蔭ながら切望している今日この頃である。籠池氏、証人喚問でなに語る?8億円値引き、政治家関与野党が真偽確証なく二の足踏む理由【産経zakzak(夕刊フジ) 21日】籠池氏、証人喚問でもうウソつけない10年以下の懲役にもなる偽証罪金詰まり…本音は「公的資金」欲しさ【産経zakzak(夕刊フジ) 19日】森友問題で野党が警戒する「第2の偽メール」籠池氏の「爆弾発言」取り扱い次第で野党への “致命的ブーメラン”にも【産経zakzak(夕刊フジ) 21日】安倍政権が「爆弾発言」に反撃籠池氏、カネ狙い自滅か保守のはずが共産、民進と連携【産経イザ(zakzak) 19日】籠池氏の証人喚問、和田政宗氏が焦点を指摘「政治家関与を追及しても意味がない」【夕刊フジ 21日】
2017年03月21日
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誇大妄想 森友学園問題の籠池泰典氏は、偏執病(パラノイア)などの傾向がある危険な人物ではないかと見られる。 〇 妄想性(パラノイド)パーソナリティ障害 〇 妄想性障害(パラノイア)とはどういう病気なのか 〇 自己愛性(ナルシシスティック)パーソナリティ障害 〇 好訴妄想 〇 虚言癖 〇 認知バイアス 一連の騒動は、政治の問題というよりも、心理学や精神医学の領域の問題なのではないか。〇 籠池泰典氏の嘘つきは癖、病気なの?真相は分からないが世間の反応は冷たい【ブログ『イエローカード』 16日】 誇大妄想ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン
2017年03月17日
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中国外相 「日本は心の病を治せ」発言に見るブレない外交戦略日本はいったいどうすべきか?【マグ2ニュース 14日】
2017年03月14日
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金正男氏暗殺しかなかった北朝鮮のジレンマ「粛清」で自壊する北朝鮮金正男暗殺で得た唯一の政治的利益とは経済制裁本格化で体制崩壊の確率が40%上昇粛清と対外緊張しか手段がない北朝鮮【田中秀臣氏 イロンナ】□ 田中秀臣氏ツイッター
2017年02月24日
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週刊現代が3年前に金正男氏暗殺を正確に予測していた。史上最悪の「兄弟ゲンカ」金正恩は、兄・金正男も「処刑」する気だ【週刊現代 2014年1月18日号】“正男ロス”に、ネットでは「ショックで眠れない」の声も【夕刊フジ 20日】正男氏毒殺 中国「政変」引き金カード失った習主席激怒【夕刊フジ 20日】正恩氏致命傷中国が北朝鮮産の石炭輸入停止、兵糧攻め【夕刊フジ 21日】
2017年02月21日
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金正男氏殺害関連まとめ【産経ニュース】金正男氏 神経性毒ガスで殺害かVXの可能性も 【NHK 16日】北朝鮮の金正男暗殺中国が北朝鮮侵攻&関係断絶で戦争の懸念中国の逆鱗に触れる【ビジネスジャーナル 16日】
2017年02月16日
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安倍・トランプ会談大成功安保・経済・戦略から読み解く・・・とはいえ、油断は禁物勝って兜の緒を締めよ【ダイヤモンドオンライン 13日】安倍トランプ会談を批判する人に「本当の成果」を教えよう日米同盟・経済はこれからこう動く【現代ビジネス 髙橋洋一氏 13日】「安倍氏は例外」 「戦略的に最も大きな野心を抱いた日本のリーダー」 米各紙報道【産経新聞 11日】アジア政策は「日本が軸の決意」と元NSC上級部長日米ウィン・ウィンの“秘策”は兵器開発【産経新聞 12日】安倍首相を通じて国際社会を学ぶトランプ大統領【産経新聞 12日】中国は反発、韓国は評価と焦燥感 日米首脳会談【朝日新聞 13日】President Trump and Prime Minister Shinzō Abe File : President Trump and Prime Minister Shinzō Abeウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン
2017年02月13日
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中国外貨準備3兆ドル割れ、約6年ぶり資本流出歯止めかからず【産経新聞 7日】中国の外貨準備高 3兆ドルの大台を割り込む【NHK 8日】“人民元流出” 苦悩する中国【NHK 1月25日】中国の外貨準備 二つの現実【三橋貴明氏ブログ『新世紀のビッグブラザーへ』 9日】中国 止まらぬ資金流出、人民元の下落習政権の慢心が自滅招く【夕刊フジ 2016年12月24日】値下がりする中国人民元 資金流出が止まらない【NHK 1月10日】
2017年02月08日
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韓国「赤化」の危機 次期大統領選「反日」「従北」の文在寅氏が支持率トップ【産経ニュース 6日】【新・悪韓論】「上から目線の歴史学」妄信のナゼ日本人より「道徳的に優位」のウラに反日教と捏造史観【夕刊フジ 9日】韓国、慰安婦像狂乱で自滅一直線左翼政党の日韓関係悪化扇動に喝采「反日教」国家、国民全体が “情弱集団”【夕刊フジ 1月26日】
2017年02月07日
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韓国新大統領が日本を「捨てる」日【文春オンライン 3日】駐韓日本大使の空白が長期化3週過ぎても帰任時期まだ未定【韓国・中央日報 2日】・・・「韓国が日本に捨てられる」の間違いじゃないかと思うがまあどっちでもいいか。日本はちっとも困らない
2017年02月04日
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日韓 冷え込み長期化 「少女像黙認」 「竹島上陸」韓国の挑発やまず いらだち募る日本側【読売新聞 28日付朝刊】安倍首相、駐韓大使の「無期限待機」を決断「こちらから動く必要はない」【夕刊フジ 25日付】 慰安婦ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン *画像クリックで拡大。
2017年01月30日
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対馬盗難仏像判決韓国は法治国家の常識を守れ【読売新聞 28日付社説】
2017年01月27日
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高い近代化のハードルを乗り越えた日本とそもそも近代化する気がない周辺国【古田博司氏 産経新聞19日付『正論』】
2017年01月25日
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世界にうずまく「恨」の不気味さ「アメリカの韓国化」どう克服【西尾幹二氏 産経新聞 12月19日付『正論』】
2017年01月25日
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トランプ大統領始動 「日本第一」主義でいこう【産経新聞 22日付朝刊 編集局長・乾(いぬい)正人】 2017年 ドナルド・トランプ大統領就任式ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン *画像クリックで拡大。
2017年01月23日
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2017年 ドナルド・トランプ大統領就任式ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン *画像クリックで拡大。
2017年01月22日
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「亡国」への道を歩き始めた韓国から学ぶべき教訓プライドだけで国家は生きていけない【長谷川幸洋氏 現代ビジネス 20日】
2017年01月20日
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〔少女像問題〕10億円返せば解決?居直りの韓国が陥る 「国際的な孤立」【デイリーニュースオンライン 14日】韓国外相 「公館前の少女像、望ましくない」【韓国・中央日報 14日】
2017年01月14日
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韓国で高まる「安倍首相に学ぼう」の声ネットも共感 「駄目なところが1つもない」「安倍首相を輸入しなければ!」(笑)【中国・レコードチャイナ 12日】
2017年01月13日
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日本の「鉄槌」に韓国半狂乱状態「従中・親北派」が台頭―東アジアの危機【産経zakzak 12日】韓国メディア、国際的に孤立したことにようやく気付く
2017年01月13日
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麻生副総理 「韓国に金を貸せば返ってこないかも」【韓国・中央日報 11日付】韓日通貨スワップは政治だ「日本は一度も韓国が望む時に助けてくれたことがない」【韓国・中央日報 12日付】韓国が厄介な隣国と生きていく姿勢【韓国・中央日報 11日付】 ・・・いや~、実にもうなんともはや驚くべき夜郎自大な、呆れてものが言えない論調だな~。こんな記事を真に受けてますます憤激する「自己中」被害妄想の国民と、われわれはまともに付き合っていけるのだろうか?〇 韓非子 集中講義 亡徴篇 小国であるのに謙虚でなく、兵力が弱いのに強国を恐れず、無礼な振る舞いで近隣の大国を侮り、強欲で外交下手なのは、亡びる。
2017年01月12日
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2019年元日 新天皇即位元号 半年前までに公表政府検討 国民生活に配慮【読売新聞 11日付朝刊1面トップ】
2017年01月11日
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天皇陛下のご譲位新元号は平成31年元日から皇室会議を経て閣議決定へ法案提出は今年5月連休明け【産経新聞 10日付朝刊1面トップ】
2017年01月10日
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民主化30年、通貨危機20年「節目の年」に悪夢のシナリオどうなる韓国2017【産経ニュース 2日】韓国識者 「消費、投資、輸出の同時崩壊韓国経済に『パーフェクト・ストーム』襲来」【韓国・朝鮮日報 10日】*「消費、投資、(純)輸出」は国内総生産(GDP)の3要素。『パーフェクト・ストーム』は、2000年公開の米ディザスター(災害)映画のタイトルらしい。 まあ、いろいろと外的要因もあるのだろうが、おのれを省みることなく、勝手な主張を喚きたてるばかりのあの国民性に最大の問題があるのじゃないかね。 ああいう国民がすぐ隣にいることに多くの日本人はうんざりしているが、他山の石というか反面教師として受け止めるしかないのだろう。やれやれだね
2017年01月09日
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駐韓日本大使が一時帰国少女像設置への対抗措置で【NHK 9日】「慰安婦像」を「少女像」と呼ぶ愚【古森義久氏 ブロゴス 8日】慰安婦像設置への対抗措置、その背景は【日本テレビ 6日】韓国人 「日本は朴槿恵政府が10億円食い逃げしたと批判している」【世界の憂鬱 9日】 ・・・もうこうなったら断固、断交の断行、かな?
2017年01月09日
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韓国ソウル・日本大使館前に設置された慰安婦像〔釜山・慰安婦像設置〕 安倍晋三首相「韓国に誠意示してもらわねばならない」日韓合意履行、早期撤去を求める【産経ニュース 8日】日本政府「反日無罪」許さず日韓合意の道徳的優位で韓国の不履行を世界に発信【産経ニュース 7日】少女像撤去の見通し立たず日韓関係悪化は不可避【NHK 7日】自民・二階俊博幹事長「エキセントリックになるのが韓国」「10億円受け取った後にこういうことではおかしい」【産経ニュース 7日】釜山少女像、韓日外交問題化日本側が強硬対応措置【韓国・中央日報 6日】日韓和解は幻想だ「強すぎる日本」を構築せよ【武貞秀士氏 イロンナ】 慰安婦像ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン *画像クリックで拡大。
2017年01月08日
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「経済成長は例外」と脱成長を説く朝日新聞・原真人氏論文への批判【トゥゲッター 4日】経済成長は永遠なのか「この200年、むしろ例外」【朝日新聞 4日付1面 原真人編集委員】(この記事の全文を読むには無料会員登録が必要です)朝日新聞編集委員 原真人氏へ【三橋貴明公式ブログ 新世紀のビッグブラザーへ 12月20日】宮崎哲弥氏も原真人氏を名指し批判「バカと言ってやればいいんです」
2017年01月05日
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