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米津玄師さよーならまたいつか!* 種田山頭火「しぐるるやしぐるる山へ歩み入る」* ユーチューブ・コメント@user-mp1bi9yt8c100年先って虎子から見て今の時代なんだよねその時代の女性たちが頑張ってきたことが100年後歴史に残って覚えられているかどうか分からないけど、頑張ってるよ!さよーならまたいつか!っていう爽やかなセリフがほんとに虎子っぽくて好き
2024.04.15
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俵万智訳神にさえ止められぬのはこの心 ただただ恋しい君にあいたい『NHK短歌』14日放送。伊勢物語「ちはやぶる神の斎垣いがきも越えぬべし恋しき人のみまくほしさに」の、半ば創作的な現代語訳。
2024.04.15
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Kenta DedachiGoldfishGoldfish ライヴ
2024.04.14
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Kenta DedachiSHUNRAN
2024.04.14
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KentaDedachiFly Awayfeat. Kan Sano
2024.04.14
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坂本野原ゆくりかに俵万智さまNHK短歌に出いでましたまえる朝何色というのか知らず薄黄なるジャケットの色上品あてやかなりき人格の一部なのだと喝破せり昔の和歌も今の短歌もたいていはひとりのひとに贈りたる和歌がみんなに残れる奇跡恋愛も歌が詠めねばだめなりし高きハードル平安貴族贈答は古くは歌を贈りしを物にてするは後世のこと返事さえあればまずまず脈はあり返事がないっていうの最悪ろくなもの食べてなかった平安の世は早死にで生き急いでた玄人かしろうとなのか読み手にもよるが短歌の語彙の塩梅明晰な歌の分析さやかなる俵先生けっこう理系歌人うたびとに成れずじまいのわが一生ひとよ「短歌愛好者」にて満ち足る俵万智さまのごとくに教師への道を歩めりわがまな娘*『NHK短歌』14日朝放送(出演:俵万智、財前直見、ヒコロヒー)よりインスパイアド。
2024.04.14
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aiko えりあし
2024.04.14
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YUI CHE.R.RY
2024.04.13
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米津玄師 春雷
2024.04.12
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YOASOBI ハルカHarukaEnglish Version一見、恋の歌っぽい韜晦をかけてるが、歌詞をよく読めばこりゃ親子、とりわけ父と娘の歌じゃないのか?・・・と勝手に睨んで涙こぼるる。俵万智『サラダ記念日』も、けっこうそんな感じだった。一青窈『ハナミズキ』も、実はそうらしい。こんなにも平明な言葉で心揺さぶられたんじゃ小難しい短歌なんかどうやって詠んだらいいのかますます分からなくなっちゃうよ
2024.04.12
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クリープハイプ 栞
2024.04.12
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あいみょん桜が降る夜は
2024.04.11
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坂本野原三十度左に頭傾けて何に見えるか春の三日月天あまつ海みに光る小舟は客まろうどのぼくらを乗せて西へと渡るヴェネツィアのゴンドラに乗り暑き日と君の笑顔を我に入れたり血糖値スパイクなくてほろ酔いでふわふわと見る春宵の月今昔の禽獣虫魚待ちわびて恋焦がれたる季ときは来にけり春という時に色香を感ずるは天然自然宇宙の摂理衣きぬ一枚一枚ほどのあたたかさ薄着になってゆくおみなたち豪快な素顔を見せてヴァラエティの川口春奈こんな人なのうめえなあこんちくしょうとぐい飲みを両手に持って川口春奈大女優あるあるなれど二十杯ジョッキのビール飲み干す酒豪ポンコツな生活らしい春奈氏のカウチポテトとカップラーメン焼酎の茉莉花ジャスミン割りのCMはどうも一番地に近きらむ男前な川口春奈姐さんがますます好きになってしまった秀ちゃんがいればよかった未明なる飯島直子ひとりDAISUKI
2024.04.11
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細川ガラシャ玉 辞世散りぬべき時知りてこそ 世の中の花も花なれ人も人なれ先立つはけふを限りの命とも まさりて惜しき別れとぞ知れ慶長五年(1600)旧暦七月(新暦8月)散ってしまうであろう時を知ってこそこの世の中の花は花なのだ 人も人なのだ。あの世へ先立つくやしさは今日を限りに果てる命ということよりもあなたとの今生のお別れなのだと知ったのです。註細川ガラシャ玉(または珠):戦国武将・明智光秀の娘で細川忠興の妻。ガラシャ(Gracia、グラシア、グラーシャ)はキリスト教の洗礼名(クリスチャン・ネーム)。英語グレイス Grace。ラテン語(古代ローマ公用語)で(神の)恩寵・賜物の意味。本名「たま」に掛けて名づけられたとも言われる。辞世:この世を辞するにあたり短歌を詠む伝統的風習。また、その歌。「こそ・・・なれ」は、強調の係り結び。「なれ」は連体形(命令形ではない)。「ぞ・・・知れ」も同様。
2024.04.11
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いろは歌色は匂へど散りぬるを 我が世誰たれぞ常ならむ 有為うゐの奥山けふ越えて 浅き夢見じ ゑひもせず花の色は照り映えているけれどもやがて散ってしまうのを見ればわれらが現世はいったい誰が常磐であろうか。有為転変の奥山を今日も越えて来て浅き夢などもう見るまい、酔いもするまい。註長く敬愛されてきた不朽の名歌。作者は不詳だが、知識階級であった僧侶の誰かであることに間違いはないだろう。有為:仏教概念で、因縁によって生じるすべての現象と変化。4行目は、「浅き夢見しゑひもせず」であるとする古来の解釈もある。この場合は、「浅き夢見し(ことに)ゑひもせず」の省略形となる。「見し」の「し」は過去の助動詞「き」の連体形で、「連体形の準体言用法」となる。この場合の訳は、「浅い夢を見たことに酔いもしなかった」となり、これはこれで十分に意味は通じるし、捨てがたい解釈である。当時、濁点表記がなかったために生ずる異見である。また、2行目の「常ならむ」は、もともと可能の「え常ならむ(恒常的でいられるだろうか)」だったとする説もある。「越えて」の「え」はヤ行の「え」、こちらはア行の「え」で、上代では区別したので、一理あるといえる。
2024.04.11
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紀友則(きのとものり)ひさかたの光のどけき春の日に しづ心なく花の散るらむ古今和歌集 84 / 小倉百人一首 33大空の光ものんびりのどかな春の日になぜ落ち着きもなく桜の花は散るのだろう。註千年の時を超えて、本当にそうだよなあと思わせる名歌。ひさかたの:もと「天(あめ、あま)、空」にかかる枕詞(まくらことば)で、転じて「日、月、雨、雲、光、星、夜」など天象に関わる語に冠し、さらに「都、鏡」などにかかる。語源は「久堅」(永久に堅固に存在するもの)などとされる。下二句は、「など、などてか」(なぜ、どうして)、などの疑問語が省略された形と解され、文脈からこれを補って読むのが定説。しづ心:穏やかな心。静謐な、落ち着いた心。「しづ心なく」は、おそらく「ひさかた」と対比されている。
2024.04.11
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Michel PolnareffTout,Tout Pour Ma Chérie原題:すべて、すべて、ぼくのシェリーのために
2024.04.10
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本居宣長 六十一歳自画像 寛政二年(1790)旧暦八月賛文「これは宣長六十一寛政の二とせといふ年の秋八月に手づからうつしたるおのがかたなり筆のついでに しき嶋のやまとごころをひととはば朝日ににほふ山ざくら花」(筆者註:適宜濁点を加えた。)本居宣長(もとおり・のりなが)敷島しきしまのやまとごころを人問はば 朝日ににほふ山桜花自画自賛(自分の肖像画に銘として書いた詩歌)「この国の、われわれ日本人の心とは何なのでしょうか」と人々が私に問うならば、(その答えは)朝日に照り映える山桜花。註明治維新を思想的に準備した、江戸期の国学の大成者の、ほぼ辞世(遺言)ともいえる名歌。優渥な表現でありつつ、内容は「道歌」(哲学・思想的観念を表現した歌)とも言える。敷島の:「やまと(大和)」に掛かる枕詞の一つ。* 交配でソメイヨシノが作り出されたのは幕末で、普及したのは明治時代とされるので、当時は桜といえば野性味のある山桜のイメージが強かった。 本居宣長 / オオヤマザクラウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン * 画像クリックで拡大。
2024.04.09
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西行(さいぎょう)ねがはくは花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月もちづきのころ山家集願うのは桜の花のもとで春死のう。その如月の満月の頃。註(花の)下:読み方は、「もと」と「した」の両説があり、確定し難い。如月の望月:旧暦二月十五日の満月のこと。新暦では例年3月末~4月初め頃の桜の季節に当たる。ねがわくは・・・死なむ:「願うことは・・・死ぬであろうこと」の構文なので、この「む」は終止形でなく連体形で、「こと」などが省略されている「連体形の準体言(見なし体言)用法」。西行:本名、佐藤義清(のりきよ)。「歌聖」といわれ、後世の詩歌にもたらした影響は絶大。「俳聖」松尾芭蕉の傾倒ぶりは有名。若い頃は、鳥羽上皇院政下の北面の武士(御所の南大門を守った天皇家の近衛兵)で、武勇を以って聞こえた。あの平清盛とも同い年の同僚で、親友だった。この友情は晩年まで続き、伊豆の流人だった挙兵前の源頼朝や、奥州平泉の藤原秀衡を尋ねたりしている。あるいは、政治的な含みがあったとも考えられる。1140年、23歳の時、卒爾として地位も妻子も捨てて出家し真言宗の僧侶となり、現世(げんぜ)への執着に苦しみながらも、各地を漂泊して数々の名歌を詠んだ。伺候した一条天皇の崩御で世を儚(はかな)んだとも言われるが、詳細は不明。ほとんどの歌は家集『山家集』に収められ、新古今和歌集にも多数入集している。仏教の目的である、輪廻転生の煩悩から解脱して西方浄土へ行くという悲願を示す「西行」という出家名がすごい。経歴から見ても、決してなよなよとした青白きインテリではなく、むしろマッチョな男っぽい男だったと思われる。マッチョ系の作家、アーネスト・ヘミングウェイとか三島由紀夫とか石原慎太郎みたいな感じだろうか。この歌に詠んだ(予告した?)通り、西行は健久元年(1190)の旧暦2月16日に入寂した。奇しくもこれは、釈迦(ゴータマ・シッダールタ、紀元前566頃-前485頃)の涅槃(ニルヴァーナ)と同じ日であった。当時としてはかなりの長命といえる72歳の天寿を全うした。現在では、2月15日が西行忌とされているという。* 画像クリックで拡大ポップアップ。
2024.04.08
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紀貫之(きのつらゆき)一目見し君もや来ると桜花 けふは待ちみて散らば散らなむ古今和歌集 78花をひと目見て帰ったあなたがまた来てくれるかなと桜の花は今日は待ってみて(もし来てくれないと)散るならば散ってしまうよ。(・・・だから、散らないうちにまた来てね。)註和歌としては珍しく、笑いの要素がある一首だが、やや理屈っぽい生真面目な諧謔・ユーモアが、いかにも作者らしいと思われる佳品。写真:栃木県宇都宮市・八幡山公園にて筆者撮影。
2024.04.08
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紀貫之(きのつらゆき)やどりして春の山べに寝たる夜は 夢のうちにも花ぞ散りける古今和歌集 117(田舎の寺院に)泊って春の山べに寝た夜は夢の中にも桜吹雪が散っていたんだよなあ。
2024.04.08
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小野小町(おののこまち)花の色はうつりにけりな いたづらにわが身世にふるながめせし間に古今和歌集 113 / 小倉百人一首 9うるわしかった桜の花の色は衰えてしまったのね。虚しく徒いたずらにわが身が世の中に古びてゆく。降る長雨を眺めながらもの思いに沈んでいた間に。註ネガティブな内容ではあるが、その寂寞に徹した侘び寂びと卓越した技巧によって和歌史上不朽の名歌。うつる:うつろう。衰える。な:詠嘆や念を押すニュアンスの終助詞。~のね。のだなあ。ふる:古語動詞「古ふる、経ふる」(現代語「経へる」の語源)と、(長雨が)「降る」が掛けてある。ながめ:動詞「ながむ(眺める、物思いに耽る)」の連用形と、名詞「長雨(当時は「ながめ」と読んだ)」の掛詞かけことば。写真:栃木県宇都宮市・八幡山公園にて筆者撮影。
2024.04.08
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いきものがかりSAKURA
2024.04.08
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小倉百人一首 五十三右大将道綱母(うだいしょう・みちつなのはは)なげきつつひとり寝ぬる夜の明くる間まは いかに久しきものとかは知る蜉蝣かげろう日記拾遺しゅうい和歌集 912(ひたすらあなたを待って)嘆きながらひとり寝る夜の明けるまでの間がどれほど長いものかとあなたはご存じなのでしょうか(いいえ、ご存じではないのでしょうね)。註7日夜のNHK大河ドラマ『光る君へ』、藤原道長の父・兼家(段田安則)の臨終シーンで、いまはのきわの兼家が作者・道綱母(財前直見)に万感の思いを込めて語りかける台詞として、この歌が登場した。余韻嫋々たる名場面だった。その愛息・藤原道綱役の上地雄輔も好演。若き日に、この歌を作者から贈られた(送りつけられた?)相手が兼家。歌自体の文意は割と分かりやすいし、調べも美しく情感溢れるいい歌だと思うが、いかんせん背景の事情がなかなか重たい。寝ぬる:動詞「寝ぬ」の連体形。「寝ぬ」は、上古語「寝いぬ」が変化したもの。かは(知る):「かは」は反語の係助詞。動詞の連体形と係り結びで、「~だろうか(いや、~ではない)」の意味を表わす。藤原道綱の母:本名不詳(大河ドラマでは寧子とされている)。最高権力者・藤原兼家の妾(しょう、側室、夫人の一人)だった。『蜉蝣かげろう日記』の作者。本朝三美人の一人とされるほどの美貌の才女であったが、貴族社会では一夫多妻が普通だった当時としては珍しいほど悋気・嫉妬(ジェラシー)、独占欲が強い性格だったといわれる。今でいう、プライドが高くてヒステリックな「重い」女性だったのだろうか・・・と言ってしまうと身も蓋もないけれども。その一方で、作用と反作用か、兼家も、貴顕の身分でありながら、内親王(皇女)から京の「町の小路の女」まで手当たり次第に手をつける、現代の「二股男」なんぞは裸足で逃げ出す艶福家というか浮気者であり、どっちもどっちとしか言いようがないか。私には無縁の御仁である拾遺集の詞書(ことばがき)に「入道摂政まかりたるけるに門かどを遅くあけければ立ちわずらひぬといひ入れて侍りければ」すなわち、「(多くの愛人をはべらせている)夫・兼家が朝帰りでやっとご帰還したのだが、作者が門をなかなか開けなかったので『立ち疲れて病気になってしまったよ』と(冗談を)言いながら入ってきたので」(真顔で返した)とあり、これはかなりドロドロである。この歌は作者の著書『蜉蝣日記』に登場し、それによるとこの歌を詠んだ経緯は、作者が道綱を生んで間もない20歳頃、夫・兼家が27歳の頃、「小路の女」(町娘? 遊女?)という愛人を作り、その女の元から明け方に帰って門を叩いた兼家を、作者は頑なに拒んで家に入れず、「うつろひたる菊」(しぼんだ菊の花)を添えてこの歌を贈ったのだという。なかなか凄まじい話であるが、おそらくこちらが事実であり、拾遺集の詞書はやや小ぎれいに脚色してあると見るのが、ほぼ定説。上代の万葉集にはまずない、人心の爛熟と頽廃の気配がほの見える。
2024.04.08
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坂本野原 俳句のまねごと花びらや心の中に舞ひにけり花散らす雨うらめしや春の朝土器を嗅ぐ遠き昔の夕餉ゆふげかな風光る雀はけふも元気なり鳩が鳴く烏はどこへ行つたやら白鷺はわがベランダを越えゆきぬ鶯のいまだ下手なるほーほけきよわがやどの鸚哥いんこはあはれ懐つこし必ずしも春が好きではないおいら蒸し暑くなつてくるのは好きぢやない春雨を夫婦茶碗めをとぢやわんでうけとめつうまかりし冷し中華のサプライズ甘くない小豆を煮たの妻十八番おはこ七七がないのもいいねシンプルで* せめてちょっとカッコつけて旧仮名づかい(笑)(短歌では必要ない)季語をよく知らないので、結果的に、半ば無知による「無季」だと思う。
2024.04.08
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与謝野晶子(よさの・あきこ)清水きよみづへ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢ふ人みなうつくしき第一歌集『みだれ髪』(明治34年・1901)註与謝野鉄幹(寛)との、当時としては珍しかった熱烈な恋愛のさなかに詠まれた作者の代表作のひとつ。この至福感たるや、天上のごときである。三句目は、のちに作者自身が「花月夜」と改稿した(現在の岩波文庫版の自選による「与謝野晶子歌集」もそうなっている)が、引用した『みだれ髪』初版本の「桜月夜」の方が、字余りであっても私個人は好みである。
2024.04.08
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小野老(おののおゆ)あをによし奈良の京みやこは 咲く花のにほふがごとく今さかりなり万葉集 328青と赤の彩りも美しい奈良の平城京は咲いた桜の花が照り映えるように今盛りだ(ということだ)。註上司・大伴旅人とともに九州・大宰府に左遷された部下である作者の哀切な望郷の歌、という背景事情を知っても知らでも馥郁たる名歌である。あをによし:「奈良」に掛かる枕詞。「青丹よし」(青緑色と朱色が美しい)の意味という。ちなみに、「にきび」の語源は「丹黍」(赤いキビの実)といわれる。にほふ:一語で簡明に対応する現代語はない。しいて言えば「映える、輝く」などか。主として、華やかであふれこぼれるような美しい情景や色合い(視覚)について言うが、妙なる芳香(嗅覚)や余韻(一種の詩情、脳内感覚)なども含意する。これらの意味の一部(嗅覚)だけが現代語「匂い、臭い」に残った。具体的には、花や紅葉、女性の美しさなどについて用いることが多い。 奈良公園ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン * 画像クリックで拡大
2024.04.07
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大伴池主(おおとものいけぬし)桜花さくらばな今そ盛りと人はいへど われはさぶしも君としあらねば万葉集 4074桜の花は今が盛りだと人はいうけれどもわたしは寂しくてたまらないのです。ここにあなたがいないのだから。註(君)とし:「と」も「し」も上古語の強調の助辞(副助詞)で、特定の意味はない。cf.)「生きとし生ける」。
2024.04.07
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紀貫之(きのつらゆき)桜花さくらばな散りぬる風のなごりには 水なき空に波ぞ立ちける古今和歌集 89桜の花が散ってしまう風のなごりには水のない空に波が立っているのだなあ。註繰り返し打ち寄せる花吹雪を波に見立てたか、それとも、それを見ている作者の目にあふれた涙の海に立つ波か。
2024.04.06
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スターダストレビュー木蘭の涙木蘭の涙 ライヴモクレン(栃木県宇都宮市・千波児童公園にて筆者撮影)
2024.04.06
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『プレバト』(大阪MBS制作、TBS系全国ネット)4日放送。このところちょっと見たり見なかったりなのだが、今回は充実していた。兼題は「スニーカー」。梅沢富美男花衣はなごろも運転席のスニーカー「花衣」は花見に着ていく晴れ着。この一語で作者(作中主体)が和服姿であることが分かる、巧みな季語の遣い方。草履で運転するのは危ないので、履き替え用のスニーカーが置いてある。いわゆる「あるある」系の軽やかな俳諧味。Kis-My-Ft2 横尾渉風光るピボットの軸は逞たくまし「ピボット pivot」は「軸、枢軸、回転軸、(昔の牛車・馬車の)轂こしき」などを言うが、ここではバスケットボールの「ボールを持った状態で片足を軸足として固定し、もう片方の足を動かすステップ」で、軸足を中心に回転するように見える動作。映像で見れば、ああ、あれかとすぐ分かる。私を含め、知らなかった人が多いだろうが、時には一般読者の知識水準を一歩超える専門用語を用いるのも、詩的技術の一つだろう。これはスポーツを詠んだ句であると同時に、青春の句でもある。春の季語「風光る」が爽やかで清冽な画竜点睛となっている秀句。破調は気にならず、むしろ躍動感をもたらしている。ペナルティ・ヒデ春落葉片方だけのスニーカー「春落葉」は、檜などの常緑樹が、新芽の出る春に落とす古い葉。作者は番組初出演だそうだが、とてもそうとは思えない秀句だ(ビギナーズ・ラックかも知れないが)。そこはかとなき侘び寂びさえ漂わせてしまっている。村山輝星きらりわれ反抗期春夕焼の波見つむ作者の原作「われ反抗期春夕焼の海岸へ」を、評者で俳人の夏井いつき氏が添削。一句目の字余り破調は、内容とマッチしていてOKである。金子恵実入社式一人は白きコンバース原作「入社式一人馴染まぬコンバース」を添削。ぐっと鮮烈になった。ニュースを見ていたら、近頃は入社式にジーパンで出る猛者もいるらしいが、まだまだ例外的な少数派であろう。そのへんのおかしみ。
2024.04.05
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湖池屋ランチパイ新商品CM新木優子しばらく誰だか分からなかったのは、僕だけじゃあるまい。美しくて、どことなくレトロ感があって懐かしく、商品とのミスマッチが意表を突いていて面白い。CMメイキングCMディレクター(監督)が誰なのか調べたが、今のところ不明。やってくれたね。監督も女優も視聴者も「三方一両得」で楽しい。
2024.04.04
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大嶋信頼無意識さんの力でぐっすり眠れる本価格:1,540円(税込、送料無料)(2024/4/4時点) 楽天で購入 〔寸評〕日本人に多いといわれる神経質性格(≒ 今でいうハイパー・センシティブ・パーソン、HSPとおおむね近似の概念)の皆さん、必読の書です。私自身、10代ではこんな性格で悩みましたが、当時はかなり難しかった心理学、精神医学や(いわゆる「潜在意識」を扱う)精神分析学、自律訓練法などの書籍を読み込むことで、20代で自ら克服しました。抑鬱状態(鬱病の一歩手前)になっていました。思い出したくもありません。その主因は、当時から分かっていました。非常に自己中心的で、支配的・抑圧的な父親が無意識の超自我(スーパーエゴ)の「幻」となって私をさいなんでいたのです。世間ではよくある事例です。克服後は、自己肯定感と基本的な世界肯定感が高まり、正当な自己主張も出来るようになり、暗黒時代だった思春期・青春期の自分に別れを告げました。ただ、当時の過敏・繊細で自虐的だった感覚は、例えば私の短歌作品の中にいい意味で保存され、決して無駄に消え去ったわけではないのかも知れません。今では、そんな難しかった諸学問の成果がこんなに分かりやすくまとめられた易しくて優しい本が手軽に読める時代になり、隔世の感があります。私の周辺にもこうした人はけっこういます。退職したり病気になった元同僚も複数いました。その苦しみは、本人はもちろん、周りにも伝わります。特に、何かの拍子で職場の上司になると、部下はきついでしょう。些細なことでくよくよ、ぴりぴり、いらいらしがちで、思考がネガティブで愚痴っぽく、もやもやして眠りたくても眠れないあなたに、プラクティカル(実践的)な「オアシス」の書。薬とかに頼る前に、まずはこの一冊。・・・同じ著者の、こちらもどうぞ。「空気読みすぎ」さんの心のモヤモヤが晴れる本大嶋信頼価格:1,320円(税込、送料無料)(2024/4/4時点) 楽天で購入
2024.04.04
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岡本かの子桜ばないのち一ぱいに咲くからに生命いのちをかけてわが眺めたり狂人のわれが見にける十年まへの真赤きさくら真黒きさくらおのづからなる生命のいろに花さけりわが咲く色をわれは知らぬに美しき亡命客のさみえるに薄茶たてつつ外とは春の雨あはれあはれ寒けき世かな寒き世になど生みけむと吾子あこ見つつおもふ歌集『浴身』(大正14年・1925)* 吾子あこ:岡本太郎。
2024.04.04
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■ 裁判官罷免に慎重意見識者「萎縮効果与える」岡口判事弾劾裁判判決【時事通信 3日配信】私には本当に分からないニュースだ。疑問満載だ。現役裁判官を表現行為(SNS投稿)で弾劾・罷免するのは史上初めてだという。刑事事件など(犯罪)を起こしたわけではない。私は上記リンクの記事の論調に賛成だ。だいたい、この殺人事件被害者女子高生の遺族が、何でこんなに怒髪天を衝くごとく怒ってるのかが、まず全然理解できない。一番問題にされたらしいのは、当該判事がSNSに書いた、憎むべき犯人の性癖などについて「首を絞められ苦しむ姿に性的興奮を覚える男」に「無残にも殺されてしまった女性」という一文である。あられもない表現ではあるが、それはまあ、その通りなのではないか。事実を言ってはいけないのか。この表現のどこが問題なのか、私がバカなのかどうか分からないが、分からない。そのほかにも、公開されていない文面があるのだろうか。この判事のその他の表現行為に関しても、ネット上の言説を読み慣れた我々には、多少刺激的ではあるが、それほど大したこともないように思える。当該判事は、東大卒のきわめて有能な裁判官であるという。その裁判実務に関する著書は、若い法曹たちの必読の名著であるともいう。裁判官がSNS投稿してはいけないという規矩はないという。しかし今回の判決は、事実上それをきわめて制約するものとなっている。裁判官は、公判以外では黙っているか、せいぜいキレイごとしか言ってはならないということか。言論・表現の自由はものすごく大事だと、私は思っている。このブログだって、(前エントリーの「ブラマヨ小杉連作」などは、まあお遊びとしても)たまには身の程知らずな硬派の政治・社会的なテーマについて書いたりしている。違う意見に対しても、出来る限り寛容でありたいと思っている。それをいちいち恣意的に咎められたり、強権的に罰せられたりしてはたまらないと思う。やや大げさに敷衍すれば、表現の自由がない国へのはじめの一歩ではないのか。折しも、NHKでは日本女性初の弁護士・裁判官となった偉人のヒロインの生涯を描く連続テレビ小説(朝ドラ)『虎に翼』が始まったところである。かわいい演技派人気女優・伊藤紗莉がはまり役で、喜劇仕立ての脚本と彼女が得意とするコミカルな演技がマッチして、今後ますます楽しみである。法律・司法とは何か。改めて考えるきっかけになるのではないか。・・・ちなみに、私の娘の一人は、現在法学部の大学生である。普段の振る舞いは、世間知らずでコミカルである。
2024.04.03
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坂本野原ライザップ次のCMキャラクター ブラマヨ小杉と交渉すべしノーギャラでいいぐらいだねその代わり結果にコミットしてもらおうよ半年後あのきららかなジングルと相方吉田、小杉を讃たたう睡眠時体内酸素飽和度が70パーセント台まで落ちて睡眠時無呼吸症候群というかつては謎のナルコレプシー糖尿病、心筋梗塞、脳卒中。字づらだけでもあ~いやだもう毛根の酸素欠乏状態がハゲももたらす自明の理にてこのままでは早期に死ぬと太鼓腹見つつ捺されし太鼓判かなあまりにもツボにはまった被検者サンプルに梶本医師の立て板に水雛壇の的確なガヤ、ツッコミは天下一品なのであるから不健康自慢でもらう共感とどっちを取るか自己責任ね死にそうな半病人の笑いなど視聴者として望んでいない健康が資本だと言うまでもなくさんま師匠を見習いなさい食いすぎて早死にしたる同僚の葬儀に行ってきたばかり我*『超ホンマでっか!?TV 名医が教える! ぐっすり快眠法スペシャル』(フジテレビ系全国ネット・3日放送)より。紅麴コレステヘルプ事変なりサプリメントの愛用者には
2024.04.03
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小池光(こいけ・ひかる)フィレンツェの衰弱とともにこの地上去りし光を春といはむか歌集『廃駅』(昭和57年・1982)註いはむか:現代語「言おうか」に相当する古語的な言い回し。 サンドロ・ボッティチェッリ 春(プリマヴェーラ) 1482年頃イタリア・フィレンツェ ウフィツィ美術館蔵* 画像クリックで拡大ポップアップ。
2024.04.03
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□ 川勝知事反対で2027年開業断念のリニア、後継者次第で開通時期にめども【読売新聞 2日配信 ヤフーニュース転載・読者コメント付き】少し前までは、きわめて知的で気骨と一家言のある学者・政治家と思っていたが、近年は、言っては悪いが自尊心ばかり強くて人の意見を全然聴かない偏屈な頑固じじいとしか見えていなかった。ひと言でいえば「老害」であり、「潮時」だった。せめて退き際を識っていたことは、まずまず諒とすべきか。今夏にも行われることになった静岡県知事選挙においては、県民の良識に強く期待したい。ちなみに、当地・栃木でもかなりそうだし、沖縄などは典型的だが、地元紙(県域新聞)の論調が県民にもたらす影響力は非常に大きい。大都市圏の皆さんは知らないだろうが。この問題は静岡新聞と読売新聞の言論戦でもあり、とりあえず読売が先制の場外ホームランをかっ飛ばしたところである。が、戦いは、まだこれからである。
2024.04.02
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Anna Takeuchi最幸のふたり
2024.04.02
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Anna TakeuchiWILD & FREE
2024.04.02
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平兼盛(たいらのかねもり)世の中にうれしきものは 思ふどち花見てすぐす心なりけり拾遺和歌集 1047この世の中で何よりもうれしいのは思い合う者同士が同じ花を見て過ごしているその心だなあ。
2024.04.02
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前登志夫(まえ・としお)さくら咲くゆふべとなれりやまなみにをみなのあはれながくたなびくさくら咲くゆふべの空のみづいろのくらくなるまで人をおもへりふるくにのゆふべを匂ふ山桜わが殺あやめたるもののしづけさ歌集『青童子』(平成9年・2007)
2024.04.01
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式子内親王(のりこ、しきしないしんのう)いま桜咲きぬと見えて うすぐもり春に霞める世のけしきかな新古今和歌集 83今桜が咲いたと見えて薄曇の春に霞んでいる馥郁たる世の景色だなあ。
2024.04.01
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松尾芭蕉(まつお・ばしょう)探丸子の君、別墅べっしょの花見もよほさせ給ひけるに昔のあともさながらにしてさまざまの事おもひ出す桜かな真蹟(自筆)懐紙 / 笈おいの小文こぶみかつてお仕えした藤堂良忠公のご子息・良長公が私の故郷、伊賀上野の下屋敷で花見の宴を催して下さったが昔の思い出もさながらにさまざまなことが思い出されて涙ぐんでしまう満開の桜だなあ。註貞享5年(1688)の旧暦二月(新暦のほぼ3月)、伊賀上野に滞在中の作。芭蕉45歳。すでに俳諧の巨匠として厚く遇されていた。探丸子の君:伊賀の小大名・藤堂良長。芭蕉はかつてその父・藤堂良忠に近侍した。別墅:別所。別邸。下屋敷。
2024.04.01
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スピッツ チェリーいちおうチェリーというタイトルになってるがCメロでちょこっとほのめかす程度で「桜」とはほとんど関係ないみたいだね。まあいいよね。
2024.03.31
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坂本野原われかつて桜を歌に詠みしこと一度もなきと思う こわくておそろしき花にあらずやひとびとの脳髄なずきに刻む散るうつくしさ塊かたまりとなりて咲きたるそのさまは夜に見つれば霊魂のごと悲壮感あふるる歌の多かりしその花の木に小便垂れる滅びの美あらわしやまずにっぽんの二大名物ゴジラとサクラ桜には魔性があると古くから言われつづけてきたりき 誰にスピッツのチェリーぐらいかかなしみを感じさせないさくらの歌はしっかりとした女性なり寅さんの妹さくら&安藤
2024.03.30
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森山直太朗さくら(独唱)さくら(二〇一九)
2024.03.30
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ケツメイシ さくらJ-POPが今ほど小難しくなかった時代の傑作。ミュージックビデオ(MV)も伝説的名作。今は建設会社に勤めているらしい元映画青年だった夢破れし中年男がひとひらの桜の花びらから青春時代を回顧する。・・・そこには「君」がいた。MV出演:萩原聖人、鈴木えみ、ケツメイシMV脚本:岡田惠和
2024.03.30
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ケツメイシトモダチいつの間にか公式にアップロードされていて、うれしい。いまや大御所の彼らがブレイクした名曲。MVは3人とも若くて痩せていて、ちょっと笑ってしまう。個人的には、J-POPの中で五指に入るほど好きな歌。随所に、言葉のアクロバットといえるほどの韻を踏んだラップのライム(詞)が見事。英語などと違い、構造上押韻が困難な日本語で、これは本当にすごいと思う。MVも、売り出し中の芸能人特有の、金はないけれども乏しい予算の中でやれることは全部やりました的な懸命な真摯さが画面に溢れており、胸を打つ。
2024.03.30
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野田洋次郎EVERGREENfeat.kZm
2024.03.29
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