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レコード・ストア・デイにリリースされたShed Sevenの「THE COVERS」。残念ながら手に入れられませんでしたが、ストリーミング解禁となって有頂天でいるところです。I Will Follow (U2)Cemetry Gates (The Smiths)You Can't Do That (The Beatles)Queen Bitch (David Bowie)The One I Love (REM)Dead Flowers (Rolling Stones)A New England (Billy Bragg) - Live From Leeds Millennium SquarePlanet Earth (Duran Duran) - Live From BBC Piano Room何が聴きたかったかって、やはりスミスのカヴァー!Shed Sevenがやったらどうなるの?!と思っていましたが…Shed Seven色でした。笑マーのキラキラギターの再現が素晴らしいところに、RickのRickなヴォーカルが乗っかってくるので、一瞬、混乱します。でもこれはこれで良い!どうせならもっとやって。あと意外に良かったのがR.E.M.のカヴァー。こういうどこか哀愁漂うメロディはShed Sevenにもはまる。ストーンズも良かった。7と8はストリーミングになっていないようです。この曲目はAssai Recordsのサイトから拾ってきました。つまりは、ちゃんとShed Sevenっぽさを出しながらも、とても聴きやすく仕上がった良いカヴァーアルバムです。もっといろんなカヴァーが聴いてみたいと思いました。それにしてもRickのヴォーカルが衰え知らずなのが恐ろしいほど。あのヴァイタリティ、すごいと思う。
2025.04.30
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「異端者の家」を観てきました。あのラブコメの帝王ヒュー・グラントが気持ち悪いおじさんを演じるということで、半ば怖いもの見たさではありますが。笑モルモン教の若き宣教師であるシスター・バーンズとシスター・パクストンは、その日最後の訪問相手であるリードという男の家を訪れます。迎え入れてくれた彼はとても気さくな雰囲気でしたが、言葉を交わしているうちに、彼がただならぬ薄気味悪さをまとっていることを彼女たちは悟るのですが…。リードを演じるヒュー様がとにかく気色悪くて最高です。どんどんさらけ出されていく静かなエキセントリックぶりが、背筋をざわざわさせて本当に気持ち悪い(ほめています、激賞です)。モルモン教という少々異質な信仰に対し、彼が次々と投げかけてくる疑問と、それを宗教全体にまで膨らませて講釈を垂れる長台詞はとても面白い。そんな中、私はヒュー様の皺をじっくり眺めて「シワ増えたけどそれがまた味があるのよね…」なんて思っていました。笑欲を言えば、なぜヒュー様(じゃなくてリード)がそんな風に考えるに至ったのかという背景を知りたくもありましたけれどね。少々ネタバレにはなりますが、あんだけ首をぶっ刺されてどうして地下から地上のお部屋まで梯子まで使って登ってこられるのかしら?そして、あんなに腹グサッとやられてるのに、窓から飛び降りることができるのかしら?最後は内心でそうツッコミながら観てました。ヒュー様の講釈の途中でRadioheadの「Creep」が話題になります。ちょっと嬉しいのですが、あの気持ち悪さマックス状態のヒュー様に「気持ち悪いだろ」って言われると、なんだか奇妙な居心地の悪さを覚えたのでした。そりゃあ、I’m a creep, I'm a weirdo.ってストレートに読んだらキモいですけど。私はRadioheadと言ったらこの曲だし、これに没入してたころってそれこそ私もクリープな感じでしたから。ええ、キモい奴万歳ということで。話が逸れました。
2025.04.29
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最近のBernad Butlerは非常に精力的に活動してます。3月にリリースされた、「Butler, Blake & Grant」は、Teenage FanclubのNorman BlakeとLove and Money (そしてFriends Again)のJames Grantと組んで作ったアルバムです。なんで元SuedeとTeenage Fanclubが結びついちゃうのか。そして私はLove and Money全然知らなかったんですが、Friends Againと言われてびっくらこきました(言い回しが古いがまさにこんな感じで驚いた)。グラントさんてFriends Againだったんですね。ていうかLove and MoneyばっかりじゃなくてFriends Againにもちゃんと言及して。びっくりしちゃうから。それにしても、ケルティックコネクションなところにバニが入っちゃって大丈夫なのかしら?と思いましたが、当然ながらそれは杞憂でした。このお三方、すごくいい雰囲気でライヴしてますし、今回ようやくアルバムがリリースされたわけですが、これもまた三人のソングライティングが絶妙に噛み合っていて、味のあるフォークアルバムになっています。たぶん自分で作った歌は自分でメインヴォーカルを歌う感じなのかな?一番最初に発表されたBring And Endはノーマンです。これが実にじんわりと来る佳曲。なんかね、Teenage聴きたくなる。そういう路線じゃないんだけど、なんだかいろんなものを懐かしく思わせてくれる感じがするんです。私がいちばん気に入っているのは、実はバニ曲ではなく、グラントさんのOne And One Is Twoです。一発目の音からして「これ好き!」と直感しました。そして、グラントさんの声が非常に良い…!低めだけど朗々と響くこの声、すごく刺さりまくります。いちばんあったかい声でとてもストレートなラヴソングを歌ってくださるのですから、惚れるしかないです。さて、聴いた瞬間に「あ、これバニだ」と思って、やはりバニ作だったThe 90sも好きな曲。昨年出た彼のソロ「Good Grief」にも通じる渋いフォークの中で、彼は90年代への愛を歌っています。何だよ、バニ90年代大好きなのかよ!じゃあSuedeも大好きなんだな?!だな?!というわけでやっぱりバニ節全開な曲です(だと私が勝手に思っている)。うっすらとした記憶なので事実かどうかも曖昧なのですが、バニがノーマンやグラントさんたちのグラスゴー野郎どもの集まりにぶっ込まれて、みんなの言葉があまりにも恐ろしくて(グラスゴー訛りでしょうかね)びびったという話があったような。それはそれで笑える。
2025.04.27
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寝ても覚めてもStrangeloveもしくはPatrick Duffにしか興味が沸かない(Suedeは別格なので例外)今日この頃ですが、1日に2回は聴いてるのがこないだDLしたPatrick Duffのソロ3作目「Visions Of The Underworld」です。冥界の幻想?そんなタイトルをつけてる時点で実にPatrickらしい。最近彼の自伝を読み進めているのですが、余計にそう思うようになりました(彼、人に見えないものとか聞こえないものとかを感じ取っちゃうらしいですよ)。このアルバムはイギリス南西部、デヴォン州ダートムーアのコテージに籠って作られたらしく、ときおり聞こえてくる鳥の声もそのまんま入れたらしいとどこかの記事で読みました。余計なものをすべて削ぎ落とし、シンプルなサウンドだからこそ彼の歌声がストレートにしみわたります。本当に、ソロ2作目以降の彼は憑きものが落ちたかのような包容力ある温かい歌声を響かせるようになりました。残念ながら歌詞は一部しか見つからないので(Henry JamesとFlowers on My Graveだけは載ってるサイトがあります)、聴き取れる範囲での推測になりますが、これはアルバムタイトル通り、冥界すなわち死に深く結びついた曲が多いような。Julie of the Roseの詞も「凍った眼差し」とか「凍ったキス」とか出てくるし、The Man Downstairsには「あなたがぼくの腕の中で死んでいくのを見ていよう」なんてフレーズがあった?ような?Henry Jamesがこのアルバムの中ではいちばんキャッチーで耳に残る一曲だと思うのですが、この歌詞もちょっと残酷なフェアリーテイルのような雰囲気です。金鉱で金を採掘し、裕福になったHenry James。ところがある日、その金鉱がある山がまるごと誰かに売られてしまいます。絶望した彼は、金鉱にダイナマイトを詰め込み、火をつけて山ごと(おそらく自分も)吹き飛ばしてしまうのでした。その後、彼の亡霊は焼け野原になった場所を彷徨い、たまに出会う野心ある人に、かつて自分が富を得たあの金鉱の話を囁くのだとか…私はこの曲で朗々と響く彼の声に引き込まれてしまって、「oh」の部分を延々と聞いていてもいいくらい好きなんです。ソロになってからの彼の歌声は、こういう伸びやかな部分がとても強調されるようになっていて、本当に上手いなと思うんですね。クロージングナンバーのFlowers on My Graveが本当に好きでたまりません。最初、タイトルさえよく確認しないまま美しいメロディにうっとりしていたところ、ふと詞の内容に気づいた瞬間に絶句しました。「Thank you for the pennies on my eyes」というフレーズに、え!?と驚き、じっくり聴いていって、最後に「I thank you for the flowers on my grave」で締めるわけですが、つまりは亡くなった「私」の視点から描かれた世界。自分の墓に花を手向けてくれた「あなた」に、「私」はこれまでしたひどいことを謝罪し、与えてもらった愛に感謝し、太陽、雨、鳥の囀りにまで感謝している。あまりにも切なく、とんでもなく美しい曲です。しかし、こんな歌をPatrickが作るようになるとは、Strangeloveから順に聴いていったら思いもしませんでした。ただやはり彼の自伝を読むとここに至るまでの境地が少しは理解できるような気がしています。このアルバムのリリースあたりの動画をちょこちょこ見ていますが、Patrickは相変わらず風変わりなお帽子が多い(笑)。すごい毛皮とか。可愛いからいいんですが、首から下は普通にシャツと細身のトラウザーなのに頭だけすごいボリュームなのが、なんだか微笑ましいです。
2025.04.26
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私は今年の運を使い果たしました。先日のレコード・ストア・デイで発売された、Suedeの新しいB-Sides「sci-fil lullabies vol.2」。当日は仕事で買いに行くことも叶いませんでしたが、運良くオンライン販売開始の際に手に入れることができました。あの、つながらないで有名?なディスクユニオンがほぼ販売開始時刻につながったのです…!そこからまったくエラーも出ず。すごい。これ買えなかったら相当落ち込んでたと思うので、本当に良かったです。ブレ兄さんが選んだというこのB‐Sidesですが、古いものだとhead music期の、1999年あたりの曲も入っています。確か当時ヨーロッパ限定でリリースしたlet goとか、通販でわざわざ取り寄せた記憶が。好きな曲なのでセレクトされたのが嬉しいです。head musicの国内盤ボートラで聴けますが、leavingも大好きな曲。since you went awayの歌詞のダメ男っぷりも好き。今じゃここまでの歌詞を兄さんは書かないだろうなあ。new morning期からsimonが入るのは当然だろうと思っていましたが、cheapもheroinも選ばれていてニヤリ。兄さんちゃんとこの頃だって気に入っている曲あるじゃん。全部ため息が出るほど美しい曲です。what violet saysのプロデュースがニールだということを今さら知ったけれど、produced by neil codlingという字面にさらにニヤけました。いい響きだ…プロデュースト・バイ・ニール・コドリング…いつかそんな風に活躍していくのかな、なんて勝手に未来を想像しています。blue hourのデラックスBOXにしか入っていなかったmanipulationも初収録。BOX買った身としてはちょいと悔しいような気もしますが、すごくカッコイイ曲なのでもっと聴かれて欲しいので善しとします。笑今回の目玉は、これまで未発表曲だったblindedですね。これぞsuede節の超超超美麗なバラード。なんでこれを隠し持ってたのか、B-Sidesに取っておいたんじゃないかって勘繰りたくなります。じんわりと味わいながら何度も聴いて、「やっぱり、兄さん…素敵…」と呟いてしまう一曲です。こうやってすべて聴いてみると、SuedeのB-Sidesのクオリティには驚くばかり。確かに音的にはシングルではないのですが、こうしたB-Sidesにこそ、彼らの良さと本質が詰め込まれているように思います。ちなみに、今回のジャケットですが、イギリスの「デンジの音響ミラー(サウンドミラー)」という場所で、20世紀初頭に敵の戦闘機を検知するためのシステムとして開発されたようです。今は戦争遺構となっているようですね。それにしてもよくこんなところ探してきますよね。そしてここでバンドのフォトシューティングもしてたらしいです。その写真はまだ未公開ですが、とても楽しみ!ニールがぞろ長いコート着てたっていう話なので、気になりすぎて時々寝られません。
2025.04.19
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ここまでドはまりするとは思っていなかったStrangelove(プラスPatrick Duffもろもろ)ですが、今度はレコードに手を出しました。CDはUK盤と国内盤、そしてこのレコード。同じタイトル3つ持ってる(でも同じタイトル5つ持ってるEmbraceっていう例もあるので大したことない)。内袋の写真はネットでもよく見かけるものですが、レコードの大きさで見るとやはり嬉しいものです。そして今さら気づきましたが、Strangeloveはけっこうイケメン揃いなんですね。でも、異様に柄シャツ率が高いのはなぜなのでしょう。アレックスはペイズリー大好きで、Joeはたいていこの小紋柄みたいなのが多くて、このアルバムから入ったNickはみんなとかぶらないようにしているのか、一風変わったものを着ています。Patrickも時々柄シャツorチビTのち裸。みたいな感じです。そしてJazzは笑っちゃうほどポップなTシャツしか着てない。顔がクール系のメガネ君なのにギャップがすごい。Johnだけがまともにダーク系のシャツです。レコードとCDの音の違いを、それほど私はうまく説明できません。なんかレコードの方が雰囲気ある、程度のことしか言えないのですが、このアルバムに関しては、レコードの良さをしっかりと感じました。私が大好きな「freak」のギターが、レコードの方が断然、音が鋭い。スライドギターかな?Jazzが弾いてると思しきラインのカッコ良さが、レコードの方が3割増しです。この曲はギターが3人いる(Jazz、Alex、Nick)ので余計にギターラインがゴージャスなんですが、本当にこれはレコードで聴くべし。です。加えて、ドラムスのタイトな感じやパシッと決まるところも実に気持ちいい。でもこのレコード、途中から収録トラックがずれていくんです。2LPなんですが、2枚目に入っているはずのthe greatest show on earthが1枚目のラストに入ってる。これはこういう仕様なのでしょうか?最後のトラックがほぼ隠しトラックみたいなものなので、そのせいでずれたのかな。いいですけど。そして相変わらずthe runaway brothersでにやけながら感動する私です。
2025.04.18
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最近の私はめっきりStrangeloveとPatrick DuffとEyecandyな日々なのですが、それはすべてPatrickの自伝「THE SINGER」を購入してしまったからです。非常に分厚く、どでかいハードカバーで、ちょっとした鈍器にもなりそうなほど(母曰く「人を殴ったら○せそうね!」とのこと)そしてこれとひたすらにらめっこしています。ただ、ありがたいことに、わりとわかりやすい英語なので読みやすい。ブレ兄さんの自伝とは大違い(苦笑ちゃんとした感想はすべて読み終えてからUPしようと思っているのですが、もう、ひたすらPatrickがひどい。本当にひどい。これは廃人です。こんな人近くにいたら嫌です…苦笑でも、よくこんなんで生き延びてこられたね、良かったね、生きててくれてありがとうと感謝するしかないです。神様、彼を生かしてくれてありがとう。本当に。とはいえ、バンド結成のプロセスやシングル曲のエピソードとかはとても興味深く、楽しく読めています。メンバーそれぞれの描写が面白いし、関わりのあったバンド(SuedeやRadiohead、ちょこっとOasisとか)との話もあって、思わず身を乗り出して読み込んでしまいますね。しかもご親切なことに、登場人物が何ページに出てくるか巻末にちゃんとリストアップしてあるんです。だから「Anderson, Brett」とか「Lee, Alex」とか先に読んじゃう。笑それにしても、なんでJulianはJazzなの?Jazz Butcherのバンドにいたから?いまのところいちばん萌え死んだエピソードは、みんながお薬決めてる一方でJazzがホットチョコレートにマシュマロのっけて飲んでるという描写です。彼はお酒もドラッグもやらないんですって。まともじゃん!後はやたらAlexの登場回数が多くて悶えています。でも、なんで彼はあんな状態のPatrickから離れて行かなかったのかそれが最大の疑問です…やっぱり才能に惚れてたんですかね?
2025.04.13
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StrangeloveのB-Sidesの2枚目、1997-1998の方です。こちらは3rdの「Strangelove」期の曲がほとんどです。このアルバム自体がいちばんポップな(とはいってもStrangelove比ですが)ものなので、B-Sidesもわりと聴きやすいナンバーが並んでいるように思えます。やはり、Nickの加入って大きかったんだなとこのB-Sidesを聴いていて改めて思わされました。というのも、ピアノをフィーチャーしたナンバーが多い。しかもすごくいいところでピアノが入ってくる。「Strangelove」の国内盤ボートラの「Crofters」もまさにそれです。美しいピアノが印象的なバラードで、Patrickの歌い方も優しく、現在のソロに通じるような包容力を感じます。「The Devil You Know」も、まるでスムースジャズが始まるんですか?くらいの瀟洒な雰囲気で、踊るようなピアノの音色に聴き惚れてしまう。後に舞台音楽などを多く手掛けるようになる彼ですが、すでにもうその素地はあったんだなあと思いました。あと、インストナンバーの「Ascension Day」も私のお気に入り。ドラマティックな展開と、まるでチェンバロのようなシンセ(たぶん?)が、タイトルにもぴったりはまっています。歌がないのにここまで引き込まれるとは思わなかった。2nd「Love and Other Demons」からの「Living with Human Machines」はミックスが違うヴァージョンなのかな?聴きやすいので、正直、こっちの方が好き(笑)でも、最初にこの曲を聴いたとき本気で「失敗した」と思っちゃったんですが、今では彼らの曲の中でもトップクラスでカッコいいと思うようになりました。それもすべてあのクールなギター二人のおかげです。ライヴのJulian、見惚れますから!そしてここにもカヴァーが入っています。しかも、プレスリーの「If I Can Dream」!これ、Patrickがちょっと別人です。プレスリー入ってます。ソウルフルで朗々と歌い上げるところ、全然Strangeloveじゃないんだけどすごくいい。聴いてください。最後の締めのピアノがカッコ良すぎる。やっぱりNickが弾いてるのかな?
2025.04.05
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まだまだ続くStrangelove沼ですが、最近彼らのB-Sidesが配信から消えていっています。いま確認できたのはSpotifyとレコチョク、youtube。Amazonはダメでした。なので焦ってレコチョクから全曲購入しました。youtubeでさんざん聴いていますが、やはりどうしても「自分の」が欲しいんですよね。彼らのB-Sidesは解散後ずいぶん経った2008年に配信でリリースされました。1994年から1996年のものと、1997年から1998年のものと2枚分になります。今回は1994-1996を。私がこのアルバムを購入した最大の理由は、1994-1996の方に収録されている「Hysteria Unknown」のためです。これは彼らの1stリリース前に出ていたEPからの曲なんですが、これが素晴らしい。ストレートなロックチューンで、やはり彼ららしくダークでひずんだ世界はこれそStrangelove。個人的に大好きなのが、2ndの国内盤ボートラにも入っていた「Killing Time」。イントロのJoeのベースがカッコ良すぎて、ベースラインだけずっと追って聴いてても飽きない。というかずっと聴いていたい。Patrick自伝でも最初に言及されてた「Zoo’d Out」は、初代ドラマーのDaveに「お前はポップスターになるべきだ」って拾われた直後に彼に披露した曲みたいです。爪弾かれるギターにふんわりと絡みつくような彼の歌声は、やはり彼が天性のシンガーなんだなと思わされるほど引き込まれます。それと、聴いていちばんびっくりしたのが「Moon River」のカヴァー。これ最高です。最高以外の言葉が見つかりません。Patrickの浮遊感のあるソフトな声がこのクラシック・ナンバーにぴたりとはまってる。本当に、美しすぎるカヴァーです。私の部屋から聞こえてくるStrangeloveの音を「おどろおどろしい曲ね!」と一刀両断する母が、「これはいいわね、同じ人が歌ってるとは思えない」と何度もリピートを要求してくるくらいには響くらしい。そしてこれに続く「Nowhere Days」と「Hold On」も美しいナンバーです。酒とドラッグでいっちゃってる人が歌ってるとは思えないくらいに優しくて、泣けるメロディ。たいていは狂ってるのに、はたと正気に戻ったように美しいメロを繰り出してくるから、私は余計に彼らが好きなのかもしれません。さて、1997-1998はまた次の機会に。
2025.04.02
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