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2024.06.12
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テーマ: 洋楽(3408)
カテゴリ: 音楽




というのが第一感想です。
ホントに、聞いてないですよ。
Shed Sevenの新譜がここまでいいなんて、聞いてない!

facebookの関連投稿に出てきたので、Shed Seven再結成してから頑張ってるんだなーと思ってたら、今年の頭に出た新譜「a matter of time」が、良すぎます。しかも、バンド初の英国チャート1位。イギリスってなんなの。羨ましい。結成30年経っても1位になるって。日本じゃ考えられない。プロデューサーはKilling JokeのYouth。それだけでなんか期待しちゃいますが、本当に、それ以上の出来だと思います。

聴いた途端に頭をぶっ飛ばされるような興奮に包まれる、「Let's Go」の破壊力に勝る曲を、今年はまだ聴いたことがありません。



このPV。オーディエンスもバンドも、なんでみんなこんなに楽しそうなの。羨ましすぎるよ。

しかもこのアルバム、Let’s Goだけじゃありません。どう控えめに言っても、全部がキラーチューン。爽快感で突っ走るロックナンバーがたまらない。50過ぎでなんでこんなに青臭いメロディを何の衒いもなく繰り出せるのでしょうか。しかもそれがそこいらの若者よりもカッコいいのですから、始末に負えない。
その上、聞かせるミディアムスローなナンバー、なんだかぐっときて涙ぐんでしまうバラードの数々。


で、ピートが一緒に歌っているThrowawaysが、噛めば噛むほど味が出てくる、心に染み入るバラードなんです。「使い捨てになんかされない、絶対に消されない、雨の中に放り出されたって、俺たちはやり方を変えない」って。「勢いに乗っていたって、捨てられてしまうだろうけど。それは時間の問題なんだろう。でも、自分たちのやり方を変えるつもりなんかない」って。
30年のキャリアの中で、アップダウンもあって、どん底からの復活を果たした彼らだから言える決意表明じゃないですか。これで泣くなという方が無理です。というふうに私は解釈しました。

個人的に唯一残念なのはジャケです。
ガラの悪さこの上ない感じですが、妙にギラついた感が、だんだん見ているとハマる(笑)。





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Last updated  2024.06.12 20:22:58
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