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2021年09月03日
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カテゴリ: 読書感想文
PIXAR-世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話-


「会社というものは生物によく似ている。それぞれ、個性や感情、習慣がある。トップなら好きにできると思うかもしれないが、たいがいは、トップも、変えがたい会社の文化に縛られている。」


この本で好きな一節である。


僕の読む前のこの本の印象は、ステーブジョブスというワンマンに振り回されながらも成功した物語かなと思っていた。

だけど、それはこの本の一面に過ぎないもので、この本では、それ以外にも、著者ローレンスを中心にさまざまな人物が登場する。そして、その人物はピクサーの成功に必要不可欠のものとなっているのだ。ローレンスを含めて。

上の引用文から、会社を生物と例えるならば、ジョブスやピクサー社員は身体の一つで例えることができるだろう。オーナーであるジョブスは脳、アニメーション技術担当者は筋肉、ローレンスは神経といったところであるかなと思った。

脳だけあってもやりたいことはできないし、優れた筋肉があっても目的のために動かさなけば意味がないし、脳と筋肉がうまく連動しなければ前には進まない。

そして会社という生命体は、それぞれの生命体の集合でできているため、一体として動くというのはなかなか難しい。個々の感情、慣習などが行動を制限させるのである。

また、問題は生命体の体内だけではない、ディズニーとの契約や、出資銀行の詮索など、外部からの問題も山積みなのである。






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最終更新日  2021年09月03日 17時06分05秒
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