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2007.12.13
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カテゴリ: ■□物語□■
グランパがピアノを作らなくなってから、初めての冬がやってきました。


ある日、彼は買い物に出掛ける途中にアトリエの前を通りました。

そして、そこに小さな女の子が立っていることに気がつきました。
アトリエの大きなガラス窓を、じっと覗き込んでいます。


グランパは彼女に話しかけました。
「どうしたんだい?迷子かな?」


女の子は、かわいらしい赤い靴を履いていました。ですが、それは彼女の足には大きすぎるようで、そしてもう何年もはいているかのようにぼろぼろでした。


びっくりしたように振り向いた女の子は、周りを見回し、また彼の顔を見ました。



グランパは女の子に微笑みかけました。


女の子は口を開きかけましたが、悲しそうにうつむき、そのまま広場の方へかけていってしまいました。


「おやおや...。」
グランパは何がなんだかわからないままどこかへいってしまった女の子のことを、その日中気にしていました。


ですが、三日もすると頭の片隅の箪笥の中にしまわれてしまいました。





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Last updated  2007.12.13 19:55:32
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