「まずは強い事、それが極真です」
確かもう10年近く前だと思いますけど、自分が入門した当時、一番感動した言葉です。
当時は
すげ~~~かっこえええ~~~
としか思っていませんでしたが、ここ最近、黒帯を取って昇段してからは、その言葉の重みをヒシヒシと感じます。
まずは強い事。
これほど、プレッシャーのかかる言葉ないと思います。
口でどれだけ上手い事を言っても、見た目をソツなくことなしたとしても、
強いか弱いかは拳を交えれば数十秒で分ります。
キャリアを積んだ人間であれば、言葉ではなく、拳がすべてを語ってくれます。
つまり。
常に強さを求めて日々鍛錬し、日々求道していなければ、その拳にすべてが現れるっていう事なんですよね...(汗)
じゃー型をやってる人間は弱いかっていうと、そうではありません。
組み手をやってると、型や基本、移動稽古にすごく興味が出てきます(おいおい、それでいいのか)。
型には、先人が残した組み手をいかに強くするか、というメッセージがいっぱい込められていて、それを読み解きながら型をすると、本当に面白いです。
だから、型を突き詰める事もまた、強さを求道する姿の一つ。
型マスターと外国人の先生たちに言われている岡崎師範が組み手でもハンパないのは、型から読み解くメッセージがいかに凄いかを物語っています。
強い事。
強さを求め、日々研鑽する姿が「まずは強い事」に繋がるのであり、強さを求める生き方こそ極真なんだと思います。
強さは生ものです。
生鮮食品と一緒で、ほっとくとすぐ腐るし、傷みます。
口八丁手八丁ではごまかせない強さを維持し、求めていく姿が
極真という名を冠した空手道なんだと思います。
廬山館長や、廣重副館長、岡崎師範の姿を見て胸を打つのは、あの歳にして、その強さを求める意志に微塵の陰りもないところなんですよね。
自分も死ぬまでそうありたいと思っています。
ありがとうございます☆ 2011年02月02日
正月とランニングとあたり前田のクラッカ… 2011年01月06日 コメント(4)
運命に抗ってはいけませんね(極真会館時… 2011年01月03日 コメント(6)
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