ミモザ日和

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2008.04.19

海上の森のごみ拾い/マムシグサ、ギフチョウ

(5)

テーマ：日々自然観察(9998)

カテゴリ：子どもとお出かけ（愛知県・岐阜県周辺）

入り口駐車場から里山サテライトまで、往復１時間かけて歩く人は、皆が海上の森を愛しているだろうし、ごみを捨てるどころか、落ちていたら拾う人ばかりだと思う。

今日は海上の森のごみ拾い。
道からは見えない、草陰の溝に、あまりにたくさんのごみが捨てられていたので唖然としました。

空き缶、ガラスをはじめ、業者が車で運んだと思われる鉄パイプや木の端材、テレビやタイヤ、そしてなんと軽自動車まで。

（自動車以外のものは）３時間かけてロープで引き上げ、分別しました。

守っていきたい大切な森に、不法投棄する人は許せません。

いつも気持ちよく歩いている森、出会う人々と必ず会話が生まれる素敵な場所であること、
希少な植物や動物が見られること、
その人たちに知ってほしいです。

ヨウもごみ拾いに参加して、「テレビもタイヤも車も落ちていた」ことが衝撃的だったようで、帰りの車の中でずっと言っていました。
ヨウは空き缶拾いの係。
これからもごみは所定の場所にきちんと捨てることはもちろん、落ちているごみを拾うこともしていけたらと思います。

ごみ拾いの合間にも、森を歩いていると発見がたくさんありました。

マムシグサ　　

茎を見てください。マムシみたいな模様でしょ。
その年の育ち方によって、雄雌が変わるそうです。

この辺りでしか見られないモンゴリナラ（詳しい日記はこちら）
葉がもう大きくなっていました。

こちらでは柏餅を作る際、モンゴリナラの葉を使います。
前の日記にも書いた５月５日の端午の節句でも、モンゴリナラの葉を使った柏餅を作るようです。
（お菓子もたくさんもらえるそうですよ！）

こちらはコナラの花

どんぐりの生る時期にはよく観察しますが、この時期にじっくり見たことはありませんでした。
これから海上の森へ行く度に観察しようと思います。

うまく写真に撮れませんでしたが、初めてギフチョウも見ることができました。
アゲハチョウの一種で名前の由来は岐阜県。今は希少だそうです。

テントウムシ、トカゲを見つけたり、カマキリの卵を持ち帰ったり！（ウッドデッキで孵化するのを見届けるそうです。。）

海上の森、いつ行ってもやっぱり好きです。

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