ファゴット吹きの日記

　日本センチュリー交響楽団　第２９４回定期演奏会

　２０２５．１１．２８　ザ・シンフォニーホール

　曲目　ペルト　カントゥス　ー　ベンジャミン・ブリテンの思い出に
　　　　ブリテン　ヴァイオリン協奏曲ニ短調　作品１５
　　　　ベートーヴェン　交響曲第７番イ長調　作品９２
　指揮　アルフォー・ヴォルマー
　独奏　金川真弓（ヴァイオリン）

　エストニア出身のアルフォー・ヴォルマーさんの指揮でまずは母国の作曲家、ペルトの作品が演奏されました。弦楽合奏とチャイムだけの曲でしたが、美しい曲想で楽しむことができました。
　そして、この日の楽しみは最近大活躍されているソリスト、金川真弓さんのコンチェルトです。ブリテンのコンチェルトは生で聴くのは初めてですし、なかなか演奏されない曲ですが、抑制された曲想が続く中、さすがの演奏を披露して下さりました。もっと超絶技巧な曲も見事に演奏される金川真弓さんですが、こういう渋い曲も見事なもので、これからのさらなる活躍も期待、そんな感じでした。
　休憩の後、メインのベト７だったのですが、その話題は改めまして。