三日月の夜にはミルクティーを

三日月の夜にはミルクティーを

2011.01.28
XML
カテゴリ: わたしの日記
TAR教室で。

「プチポアン」という刺繍を教わっているのですが。

この刺繍。
とっても細かい刺繍で。

1列刺しても。
たった1mmしか進まない。

まるでペルシャ絨毯を織っているような、刺繍なのです。

が。
先日、新しく「スウェーデン刺繍」というものを教わった。



プチポアンとは違って。
1列刺せば、数cmも進んでいく。

幾何学模様が、何重にも重なっているので。

たった3色の糸でも。
もっとたくさんの糸を使ったように見える、不思議な刺繍なのです。

で。

私の知り合いが、おっしゃった。

「あのフィンランド刺繍ね…。」

フィンランド刺繍?
…いやいや。

「スウェーデン刺繍でしょ。」


しばらくして。

「フィンランド刺繍なんだけど…。」

もう!
いい加減、覚えてよ。

結局その日は、何度も何度も『フィンランド刺繍』とおっしゃる。



と、思っていたら。

「ねえねえ。何刺繍だっけ。」

えっ。
だからね…。

「フィンランド刺繍だって。」

ん?
フィンランド?

…そうだっけ。
???

はっ。

フィンランドじゃないじゃん。
スウェーデンじゃん。

何故か、かたわらで爆笑するお方。

何なのいったい。

「人は10回間違った答えを聞くと、それが答えのように思えてくるって…本当なんだ。」

本当なんだ…って、あなた。
まさか、実験してたの?

失礼ね。

って。

それからというもの。

スウェーデンだったか、フィンランドだったか。
一瞬、考えてしまうんですけど…。

どうしてくれるのよ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011.01.28 20:52:34
コメント(2) | コメントを書く
[わたしの日記] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: