三日月の夜にはミルクティーを

三日月の夜にはミルクティーを

2011.04.10
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カテゴリ: わたしの日記
先日のこと。

お買い物の袋を抱えて帰ってくると。
郵便受けに、不在配達のお知らせが。

しかも。
運の悪いことに。

「宅配ボックスに入れておきましたぁ」

と、書いてある。

うーん。
荷物は多いけど。


また戻ってくるのは、面倒くさいし。

で。

腕に荷物を提げたうえに。
両手で段ボールの箱を持っていくことに。

「何ぞや?」

見ると。
箱には『お花の宅配便』と書いてある。

「お花?」

と言われて、思いつくことはただひとつ。

部屋に入って箱を開けてみたらば。
綺麗なブリザーブドフラワーのアレンジメントと、1枚のカードが。



で。
早速送り主に、お礼の電話を。

「綺麗なお花を、ありがとう。」
「へ?」

えっ。


あのぉ。
お花を…貰った……ような?

しばしの沈黙の後。

「あ、今日だったね。おめでとう。」

ふーん。

これって、もしかしたら。

一応送ってはみたけれど。
送ったことをすっかり忘れてた…っていうやつ?

いいのよ、いいんですのよ。

私の誕生日なんて。

忘れていただいても。
全然構わないのよ。

私、強くなったし。
泣かなかったし。

ああ、夕陽が眩しい。





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Last updated  2011.04.10 18:26:30
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