三日月の夜にはミルクティーを

三日月の夜にはミルクティーを

2011.05.17
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カテゴリ: わたしの日記
先日のこと。

ピアノのコンサートを聴きに。
久し振りに、母校のコンサートホールへ。

在籍していた頃より。
少し古くなったかな。

…当たり前か。

以前と変わらず。

1階は学生席。
2階は一般席。



学生にはいい席を…というのが。
この学校の方針。

でもね。
ここの2階席。

傾斜が急で。
とっても怖いのよ。

まあ、その分。
ステージがよく見えるから、いいんですけど。

で。

転がりそうになりながら。
1段ずつ階段を下りて。



あっ。

ブルーのシートに。
白い毛糸が、ブチブチと。

いつもなら。
そんなこと、気にならないのですが。



黒いワンピースを着ていた私は。

ギャー。
くっついたら、目立つじゃないの。

ここって。
学生がお掃除するのよね。

ちょっと手抜きなんじゃない?

…なあんて。

私ったら、嫌な先輩だわ。
などと思いながら、毛糸を取り除いて。

心行くまで、コンサートを楽しんでまいりました。

で。

満足しきって帰りの電車に。

…ん?
これは、何ぞや。

さっきとは違う。
今度は黒い糸が、私の膝辺りに。

あら、嫌ぁね。
どこで付けたのかしら。

つまもうとしたけれど。
一向に取れやしない。

はら、まあ。
ストッキングの中に入ってるし。

…ということは。

私ってば。

家を出る時から。
ここに糸を付けていたのだわよ。

他人のことは。
とても言えないのでありました。





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Last updated  2011.05.17 17:58:47
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