謎作家・船沢荘一「鵡鷺愚《ぶろぐ》」1.0

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2006.06.17
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「テポ●ン娘」  テポドン娘
〔「ワンサカ娘」(レナウンCMソング)のふしで〕

♪米朝間に冬が来りゃ
 イェイェイェイェイイェイ イェイェイェイェイ

 将軍様のひと声で
 イェイェイェイェイイェイ 「万歳(マンセー)!」

 テーポ●ーン テ●ドン ●ポドン テポド●娘だ
 おしゃれでシックなテポ●ン娘だ
 ワンサカ ワンサカ ワンサカ ワンサカ 
 イェイイェイ イェイェイ~♪



命を狙われる かもしれません。

船沢です。 m(_ _)m


それにしても、いつも思うのですが、
「文章を書く」というのは、なかなかに大変なものです。

テーマ(ネタ)しだいでは、
ほとんど 脊髄反射 で書ける場合もあれば、
十分に調べ物をしたり、構成や表現を吟味しないと
公表することさえはばかられる ときもあります。
まあごくたまに、
そんなのどうでもよくなってる 場合もありますがね。

中でも厄介なのが、
「ターゲットの裾野がやみくもに広がってしまったとき」 です。

よく「万人に受ける」ことを目指す
商品やコンテンツ作品を作る方が多くいますが、
そんなことは実質的に不可能です。
仮にできたとしても、水や空気のように無味乾燥で、
とても多くのファンを獲得できるとは思えません。

ドキュメント(文書)というのは、
「誰に向けて、何を書くのか」 が重要なのです。

そうすると、必然的に、
考え方の合わない人や、
知識不足で置いてけぼりを食う人が出てきます。

何事においても「個性」というのは、図形パズルのようなもので、
角やへこみの形
が合うものもあれば、
逆にぶつかったり、スカスカだったりして合わないものもあるものです。

マーケティングやセールスプロセスでもそうですが、
その“はじかれた人々”を、
意識して切り捨てるか、多少無理してでも拾うかによって、
コンテンツやブランドの“質”は大きく変わってきます。


たとえばこのサイトも、本来のターゲットは
団塊ジュニア世代の「ビジネスマン」と「おたく」 なのですが、
予想外に 読者の裾野が広がってしまった (自業自得)ため、
今度はいかにして 「“カタギの衆”を巻き込むか」 にも腐心しています。

普通なら、「このネタについて来られない人はお断り」というように、
“一般人”に対して排他的な姿勢をとる ものです。
「この“道”を分かっている人だけにサービスしますぜ」みたいな。
おたくだけでなく、ビジネス(特に技術系)や学術の世界でもそうです。

すると、こういう人たちを中心にして、
閉鎖的なコミュニティがつくられます。
でも、そういう場では“シャバ(外界)”の空気を吸わないため、
往々にして新しい発想が生まれにくいのが難点です。

しかし当サイトでは、
比喩表現や注釈などをフルに使って、
逆に “一般人”を「啓蒙」する というスタイルを選んでいます。
先の例で言えば「拾う」方をとったわけです。
しかもただ拾うのでなく、
徐々にビジネスマインドやおたくマインドを植えつけ、
“即戦力” (←何のだ?)へと仕立て上げるというおまけつきです。

「普通の主婦が、亭主や子どもの使っている言葉を理解できたら、
なんだか楽しい」ということもありますが、
むしろ単純に「話の分かる同志(眷族)が増えるとうれしい」という
きわめて私的な理由もあります。

お店にたとえるなら、
「素人さんお断り」の看板を出して追い返すのではなく、
知らずに入ってきたお客にも、自分の店の流儀や作法、歴史や知識などを教え、
しっかりと学んで帰っていただく。
最初は別に何も買ってくれなくてもよろしい。

もしお客がその店に惚れたら、必ず次も話を聴きに来ます。
そうやって何度も教わっているうちに、
「おやっさん、これちょうだい」 となる。
そうしたらそのお客はもう、そのお店の“弟子”ですよ。

まあこのプロセスは、
小阪裕司 先生の「ワクワク系」ではすでにおなじみのものです。

といっても、最初から狙ってやっていたわけではなく、
「どう考えてもおたくじゃなさそう」な読者が意図せず増えてしまい、
追い返すわけにもいかなかったので、 いちいち説明をつけるようになった のが
そもそもの流れ(というか、運のつき)です。
まったく、お人よしにもほどがあります。

で、せっかくなので、そんな“想定外”のかたがたにも、
イフリートと 「ミリオンアート研究会」 (仮称)のノウハウや研究事例、
マインドセット(考え方)を学んでいただこう、
という羽目になってしまいました(すでにそうなってます)。

いわば 「一億総実業人化計画」 であり、
「一億総おたく化計画」 ともいえます。

なぜそんなことを考えているのかというと、
この日本は、今までどおりやっていたら、
10年もしないうちに グダグダになってしまう からです。
(※その衝撃の詳細は、 神田昌典 先生や 大竹愼一 氏の著書をご覧ください)

私見ですが、自給できる資源に乏しいわが国では、
産官学農、あらゆる業種業態が
このマインドを取り入れ、活用しない限りは、
将来の発展に至る道はない、とまで考えています。

わが国はおたくメディアを製作・販売・輸出して
内需を広げ、消費を喚起し、外貨まで獲得する
「コンテンツ立国」となるだけでなく、
閉塞感のある旧来の「ものつくり立国」もまた、
おたくやビジネスエリートの最先端ツールやマインドセットを導入して
“進化”していく必要があるのです。

つまり、
「製造業も農業も、観光業界ですら低迷している日本には、
もはや“おたくネタ”しか残されていないのだから、
もうそれで行こうよ」ってことです。

  

そのうち、町工場や農家を舞台にしたマンガやアニメが登場して、
将来、その道を目指す若者が増えたりなんかするかもしれません。
それはそれでまたラッキーな話です。

たとえば町工場マンガで、
「おおお、このフライスさばき……まさに神業だ!!!」
「ボール盤の動きが見えない! いったいいつ穴を開けたんだ?!」
「なんだこのアクリル什器は?! 今まで見たことのないデザインだ!」
とか。

農業マンガなら、
「いいか。
大根てのはなぁ……、こうやってつくるんだよッ!!
「この土…………哭いている!」
「おまえには聞こえないのか? この野菜たちの悲鳴がッ!!


……う~ん、ちょっと見てみたいかも。

いかがですか、 週刊少年誌編集部 の皆さん?
特に、その方面に実績のある 『少年マガジン』 あたりがやりそうな気が(笑)。

  

閑話休題。

とにかくまあ、このようにして皆様を、
“おたくの道”、略して 「ヲの道」 へと引きずり込んでいくわけです。

「尾道」といえば、 大林宣彦 監督ですが、
「ヲの道」なら、 船沢荘一 ということで。


「書くのが大変」とかぬかすわりには、
3時間でできてしまいましたが(しかも強引に話をつなげる力技込み)。
別にそこはマネしなくてもいいです。

っつーか、何だこの 「ヲの道」 って(笑)。

どうやら「おこさま向けコンテンツ」は、まだまだ先のようです。
それではまた。m(_ _)m






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最終更新日  2006.06.18 00:05:51
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