恋しさ 南風一
当たり前に会えているときは
会えていることに何の疑問も持たない
きみと話したり
近くで一緒に活動することは
嬉しいには違いないけれど
特にそれを感謝することもない
だけど
当然に会えると思っていたのに
スケジュール違いで会えなかったり
行き違ったりすることがあると
当たり前が幸運だったり希少だったりすることに
初めて気づく
そして何気なく会っていた時間をもっと大切にしておけば良かったと
恋しくきみを想い出している
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