南風一の世界

南風一の世界

2025/10/18
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カテゴリ:
  私が私であるために    南風一


さて、限られた場所に本を残すとして
どうしても手放せない本はどれかな?と
考えた

学生時代に高田馬場や神田の古書街で買いそろえた経済学書
(ケインズ、ヒックス、ハロッド、チェンバレン、アダム・スミス、
 フォンノイマン、モルゲンシュティンなどの英語本)
トインビーの歴史書
さて、これらの英語本は手放すには惜しい気がする

死ぬまでに読み返すか?と問われれば、「きっと、必ず読む」とは言えないけれど
これらの本を捨ててしまえば
「俺は大学生時代に何を知ろうとしていたのか?」
「何を学ぼうとしていたのか?」が
分からなくなってしまう
(そんな一抹の不安に襲われる)

そういうことで
ほとんどの本が古本屋へ直行する中で
これらの本だけは「私が私であるために」
(いや「私が私であった」ことを証明するために)
物証として

「きっと明日こそは昔の私に戻る」ことを手助けして貰うために
残って置いて貰わねば困る

そういうわけで
数冊の経済学書と歴史書は今も我が家で「早く読んでくれ」と
厚い視線を投げて寄こす


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Last updated  2025/10/18 03:46:00 PM
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