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2012.01.15
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カテゴリ: 共通テスト解説
ではいってみるよ。

1a 単一の元素記号で表すことができるかを考えればOK。
 黄銅はCuとZnの合金なので答えは(1)

1b パッとやると危ないのかね?
(1) H-O-O-H (2)H-S-H (3)CH3-CO-CH3 (ケトン基にC=Oの二重結合あり)
(4) CH3-CH=CH2 (5)H-CHO (アルデヒド基にC=Oの二重結合あり)
というわけで、(6)のO=C=Oが正解。

2 同位体の定義は「陽子数が同じ(原子番号が同じ)で質量数が違う」
 すなわち、違うのは中性子数。他の選択肢だと別な元素の原子になる。(3)


 1.62-1.3=0.32より、0.32÷16=0.02mol
 ここで、酸化の式を(必要最小限抜き出して考えると)M→MO
 よって、「左辺M:右辺についたO」はどうみても1:1 つまり、左辺Mも0.02mol
 さらに、当初の質量1.3gこれが0.02molということだから、1.3÷0.02=65 (5)

4 【やや難】自分でイメージできないときつかったかも。やれば簡単。
 問題文より、「どんな量のドライアイスでもこの問題が成り立たなければ出題できない」
 ってことが見え見えだから、勝手に、「1gのドライアイス」とおいてみよう。
 1gのドライアイスは気体になれば当然1gの二酸化炭素(気)になる。
 その体積が何倍かを考えればいいね。
 1gのドラの体積(密度を使う) 0.001L÷1.6g
 1gの二酸化(気)(標準状態を使う) 22.4L÷44g


5 やはりイオン化エネルギーと半径は来たね。
 (1)(2)言わずもがな
 (3)同周期の陰イオンだからね。電子もらって希ガス型に。
 (4)イオン化エネ→陽イオンになるために「必要な」エネルギー
    ネオンは「なりたくない」→エネルギーたくさん必要→×

 というわけで(4)が正解

6 身の回りも例年通り。セッケンは久しぶり。
 (1)冷凍庫使ったことないのかね?どんな固体も熱運動している限り常に
   「昇華圧」が存在し、ごくわずかずつ昇華している。
 (2)気→液 は凝縮だね。
 (3)活性炭は表面積がでかいのです。さすがに「消◎力」は出せません(何)
 (4)漂白作用は「酸化還元反応」によるもの。色素を酸化還元反応によって
    分解するのね。だから、塩素系or酸素系漂白剤を混ぜてはいけない。
    酸化還元反応で塩素単体が発生するからね。
 (5)油脂をセッケンで加水分解はできない。これは「乳化」
 というわけで(5)が正解。


基本法則は今年も出ず。いったいいつまで出ないのか、ずっと出ないのかなw





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最終更新日  2012.01.15 17:51:25
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